JP2008282338A - 画像処理装置、画像処理プログラム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高速且つ高精度で複数画像の重ね合わせを行って高解像度の画像を得ることができる画像処理装置、画像処理プログラム及び方法を提供する。
【解決手段】第1の解像度を有する前記複数の画像それぞれについて2次元フーリエ変換を行なう変換手段102と、前記変換手段102により変換されて得られた周波数領域において、各画像の相対的回転角度を演算する回転量演算手段103と、前記変換手段102により変換されて得られた周波数領域において、前記回転角度演算手段103により演算された各画像の相対的回転角度を用いて各画像を回転させて、各画像の相対的位置変位量を演算する変位量演算手段103と、前記回転量演算手段103により得られた各画像の相対的回転角度、及び前記変位量演算手段103により得られた各画像の相対的位置変位量とを用いて前記複数の画像を重ね合わせて第2の解像度を有する画像を得る重ね合わせ手段105とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、高速且つ高精度で複数画像の重ね合わせを行って高解像度の画像を得ることができる画像処理装置、画像処理プログラム及び方法に関するものである。
例えばCCDカメラで撮像して得られる一つの画像においては、画素の大きさよりも小さな分解能を得ることはできない。しかし、このような画像でも、画素の端数を含む変位を有して撮像された複数の画像を用いれば、これら画像の位置合わせを行うことにより、元の画像よりも高解像度である鮮明な画像を生成することができるという画像処理の技術が知られている。
また、画像の空間領域によって複数の画像の位置合わせを行い、元画像よりも高解像度である画像を生成する際に欠けている画素の濃度値をBICUBICで補間する技術が知られている(例えば下記非特許文献1参照)。
D.Keren,S.Peleg & R.Brada.(1988).Image sequence enhancement using sub−pixel displacements.CVPR,88,742−746.
しかし、高解像度化する画像中に幾何学的な直線がある場合、画像の空間領域によって複数の画像の位置合わせをするよりも、画像の周波数領域によって複数の画像の位置合わせをする方が、容易に高精度の重ね合わせを行うことができ、例えば幾何学的な直線に対し自然な画像が得られやすい。また、BICUBICによる画素の補間処理は、多大の処理時間を要する割に高解像度が得にくい。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、高速且つ高精度で複数画像の重ね合わせを行って高解像度の画像を得ることができる画像処理装置、画像処理プログラム及び方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る画像処理装置は、第1の解像度を有する複数の画像を重ね合わせて、第1の解像度よりも高い解像度を有する第2の解像度を有する画像を生成する画像処理装置であって、第1の解像度を有する前記複数の画像それぞれについて2次元フーリエ変換を行なう変換手段と、前記変換手段により変換されて得られた周波数領域において、各画像の相対的回転角度を演算する回転量演算手段と、前記変換手段により変換されて得られた周波数領域において、前記回転角度演算手段により演算された各画像の相対的回転角度を用いて各画像を回転させて、各画像の相対的位置変位量を演算する変位量演算手段と、前記回転量演算手段により得られた各画像の相対的回転角度、及び前記変位量演算手段により得られた各画像の相対的位置変位量とを用いて前記複数の画像を重ね合わせて第2の解像度を有する画像を得る重ね合わせ手段とを備える。
また、上述の画像処理装置において、前記相対的回転角度は複数画像から選択される位置及び角度の基準である第1画像と第1画像以外の画像である第2画像の回転角度の差であって、前記回転量演算手段は、前記第1の画像と前記第2の画像の前記周波数領域を構成する実数部分の2乗と虚数部分の2乗の平方根をスペクトル値として表した2次元配列の中央部分を中心とした中心角が所定の角度である扇形を中心を軸として、前記所定の角度未満である回転移動角度ずつずらして得られる第1画像と第2画像との相関係数に基づいて回転量を算出することを特徴とする。
また、上述の画像処理装置において、前記重ね合わせ手段は重なり合った前記複数画像の前記第2の解像度上の同画素位置にある画素値の合計を重なり合った画素の数で除算することで前記画素位置の画素値を算出することを特徴とする。
また、上述の画像処理装置において、前記変位量演算手段は前記第1画像の2次元フーリエ変換値と前記第2画像の2次元フーリエ変換値の商に基づいて、変位量を算出することを特徴とする。
また、本発明の画像処理プログラムは、第1の解像度を有する複数の画像を重ね合わせて、第1の解像度よりも高い解像度を有する第2の解像度を有する画像をコンピュータに生成させる画像処理プログラムであって、第1の解像度を有する前記複数の画像それぞれについて2次元フーリエ変換を行なう変換ステップと、前記変換手段により変換されて得られた周波数領域において、各画像の相対的回転角度を演算する回転量演算ステップと、前記変換手段により変換されて得られた周波数領域において、前記回転角度演算手段により演算された各画像の相対的回転角度を用いて各画像を回転させて、各画像の相対的位置変位量を演算する変位量演算ステップと、前記回転量演算手段により得られた各画像の相対的回転角度、及び前記変位量演算手段により得られた各画像の相対的位置変位量とを用いて前記複数の画像を重ね合わせて第2の解像度を有する画像を得る重ね合わせステップとをコンピュータに実行させる。
また、上述の画像処理プログラムにおいて、前記相対的回転角度は複数画像から選択される位置及び角度の基準である第1画像と第1画像以外の画像である第2画像の回転角度の差であって、前記回転量演算ステップは、前記第1の画像と前記第2の画像の前記周波数領域を構成する実数部分の2乗と虚数部分の2乗の平方根をスペクトル値として表した2次元配列の中央部分を中心とした中心角が所定の角度である扇形を中心を軸として、前記所定の角度未満である回転移動角度ずつずらして得られる第1画像と第2画像との相関係数に基づく回転量の算出をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、上述の画像処理プログラムにおいて、前記重ね合わせステップは重なり合った前記複数画像の前記第2の解像度上の同画素位置にある画素値の合計を重なり合った画素の数で除算することで前記画素位置の画素値の算出をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、上述の画像処理プログラムにおいて、前記変位量演算ステップは前記第1画像の2次元フーリエ変換値と前記第2画像の2次元フーリエ変換値の商に基づいた変位量の算出をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明の画像処理方法は、第1の解像度を有する複数の画像を重ね合わせて、第1の解像度よりも高い解像度を有する第2の解像度を有する画像を生成する画像処理方法であって、第1の解像度を有する前記複数の画像それぞれについて2次元フーリエ変換を行なう変換ステップと、前記変換手段により変換されて得られた周波数領域において、各画像の相対的回転角度を演算する回転量演算ステップと、前記変換手段により変換されて得られた周波数領域において、前記回転角度演算手段により演算された各画像の相対的回転角度を用いて各画像を回転させて、各画像の相対的位置変位量を演算する変位量演算ステップと、前記回転量演算手段により得られた各画像の相対的回転角度、及び前記変位量演算手段により得られた各画像の相対的位置変位量とを用いて前記複数の画像を重ね合わせて第2の解像度を有する画像を得る重ね合わせステップとを備える。
また、上述の画像処理方法において、前記相対的回転角度は複数画像から選択される位置及び角度の基準である第1画像と第1画像以外の画像である第2画像の回転角度の差であって、前記回転量演算ステップは、前記第1の画像と前記第2の画像の前記周波数領域を構成する実数部分の2乗と虚数部分の2乗の平方根をスペクトル値として表した2次元配列の中央部分を中心とした中心角が所定の角度である扇形を中心を軸として、前記所定の角度未満である回転移動角度ずつずらして得られる第1画像と第2画像との相関係数に基づいて回転量を算出することを特徴とする。
また、上述の画像処理方法において、前記重ね合わせステップは重なり合った前記複数画像の前記第2の解像度上の同画素位置にある画素値の合計を重なり合った画素の数で除算することで前記画素位置の画素値を算出することを特徴とする。
また、上述の画像処理方法において、前記変位量演算ステップは前記第1画像の2次元フーリエ変換値と前記第2画像の2次元フーリエ変換値の商に基づいて、変位量を算出することを特徴とする。
以上に詳述したように本発明によれば、高速且つ高精度で複数画像の重ね合わせを行って高解像度の画像を得ることができる画像処理装置、画像処理プログラム及び方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施の形態による画像処理装置の機能を示す機能ブロック図である。
画像処理装置10は入力部101、画像変換部102(変換手段)、画像解析部103(回転量演算手段、変位量演算手段)、画像補正部104、画像生成部105(重ね合わせ手段)を備える。
入力部101は複数の入力画像(位置基準となる基準画像と基準画像に合わせて補正される対象画像であって、画素の端数を含む変位を有して撮像された複数の画像)を入力し、画像変換部102は入力画像の2次元高速フーリエ変換値の算出と2次元高速フーリエ変換値に基づいた1次元配列の算出とを実行する。画像解析部103は算出された1次元配列と相関係数によって、基準画像に対する対象画像の角度の相違算出及び2次元座標における位置の相違算出を実行する。画像補正部104は算出された対象画像の角度の相違補正及び2次元座標における位置の相違補正を実行する。画像生成部105は基準画像と基準画像に合わせて補正された対象画像から入力画像よりも高解像度である超解像度画像を出力する。
なお、本実施例における複数の入力画像は人の手により同じ位置から撮影された同じ対象物であるが、手振れ等により撮影角度及び位置は一定でないものとする。
次に、本発明の実施の形態による画像処理装置の動作について図面を参照しつつ説明する。図2は本実施の形態による画像処理装置の全体動作を示すフローチャートである。また、図3〜図11は図2のフローチャートにおける各動作を示す図である。なお、本実施の形態において、出力される画像は入力画像の1画素を縦横4分割した入力画像の解像度の16倍の解像度を持つ画像とする。
まず、基準画像が入力部101によって入力され、画像変換部102は基準画像の2次元高速フーリエ変換値(以下2次元FFT値)を算出する(S101、変換ステップ)。
さらに画像変換部102は算出した基準画像の2次元FFT値を構成する実数部分の2乗と虚数部分の2乗の合計の平方根を図3に示すようにスペクトル値として2次元配列で表し、低周波成分が中央に、低周波成分が4隅になるようにスペクトルの配置を並び替え、図4に示すように2次元配列の中央部分を中心として中心角が2°の扇形部分を0.1°ずつずらして各扇形に含まれる2次元FFT値の合計を算出し、それを1次元配列で表す(S102)また、画像変換部102は扇形の2次元FFT値の合計を算出する際、完全に扇形に含まれない配列要素はその含まれる割合に応じて2次元FFT値を加算する。
扇形を回転させ2次元FFT値を調べることで複数画像の相対的な角度の相違量を算出することができる。
次に対象画像が入力部101によって入力され、画像変換部102は対象画像の2次元FFT値を算出する(S103、変換ステップ)。
さらに画像変換部102は算出した対象画像の2次元FFT値を構成する実数部分の2乗と虚数部分の2乗の合計の平方根を図5に示すようにスペクトル値として2次元配列で表し、低周波成分が中央に、低周波成分が4隅になるようにスペクトルの配置を並び替え、図6に示すように2次元配列の中央部分を中心として中心角が2°の扇形部分を0.1°ずつ回転させて各扇形に含まれる2次元FFT値の合計を算出し、それを1次元配列で表す(S104)また、画像変換部102は扇形の2次元FFT値の合計を算出する際、完全に扇形に含まれない配列要素はその含まれる割合に応じて2次元FFT値を加算する。
そして、画像解析部103は、対象配列の開始要素を1個(0.1°分)ずらして(S105)、図7に示すようなステップS102で得られた基準画像の1次元配列(基準配列)とステップS104で得られた対象画像の1次元配列(対象配列)との間の相関係数を算出し、図8に示すように基準配列と対象配列間の相関係数を算出し(S106)、画像解析部103は対象配列の開始要素を全てずらしたかどうかを判断する(S107)。なお、ステップS108の判断においては、対象配列の開始要素が359.9°ずれるまで3599回ずらされた時点で画像解析部103は対象配列の開始要素を全てずらしたと判断する。
ステップS107の判断において、対象配列の開始要素が全てずらされた場合(S107,YES)、画像解析部103は図8に示すようにステップS106の処理での相関係数が最大となる角度の相違値を取得し(S108、回転量演算ステップ)、画像補正部104は取得した角度の相違値に基づいた角度θ(修正角度)により対象画像の角度を修正する(S109)。
そして、画像解析部103は修正された対象画像(修正対象画像)の2次元FFT値を算出し(S110)、図9の式に示すような基準画像の2次元FFT値Fbと修正対象画像の2次元FFT値Ftとの商によってΔvを算出し(S111)、Δvの値から基準画像に対する修正対象画像の横軸の変位量Δx及び縦軸の変位量Δyを算出する(S112、変位量演算ステップ)。
算出されたΔx及びΔyに基づいて、画像補正部104は修正前の対象画像の各画素に対して、図10に示すように各々4倍されたΔx、Δy、座標上の中心から画素位置aまでの距離rと修正角度θを適用し、その画素位置a’に画素の濃度値を保存し(S113)、画像補正部104は全ての対象画像の処理が終わったかどうかを判断する(S114)。
ステップS114の判断において、全ての対象画像の処理が終わったと判断された場合(S114,YES)、画像生成部105はステップS113の処理によって同画素位置に対象画像の画素が複数保存されている場合、図11に示すように同位置の画素値の合計を保存されている画素数で割った画素の平均値をその画素位置の画素値とし、画素位置にひとつの画素しかない場合はその画素の値をそのまま適用し(S115、重ね合わせステップ)、入力画像よりも高解像度であり、鮮明な画像を生成する(S116)。
同画素位置の複数の画素の平均を算出することによりBICUBICよりも高速で重ね合わせ処理を実行することができる。
一方、ステップS114の判断において、全ての対象画像の処理が終わっていないと判断された場合(S114,NO)、画像変換部102は他の対象画像に対して2次元FFT値算出を実行する(S103)。
また、ステップS107の判断において、対象配列の開始要素が全角度(359.9°)にわたってずらされていないと判断された場合(S107,NO)、画像解析部は再び対象配列の開始要素を0.1°ずらす(S105)。
なお、本実施の形態における処理は入力画像の1画素を縦横を其々4分割した入力画像の16倍の解像度上でなされていることを想定しているが、例えば各処理が入力画像の4倍の解像度でなされていても構わない。但しその場合は、4倍の解像度は1画素を縦横を其々2分割したものであるため、ステップS114の処理において、各々2倍されたx、y及びrを適用する必要がある。
以上説明したように図12に示す所定の解像度で撮影された画像を画像処理装置10に複数枚入力し、上述した処理がなされると図13のような図12に示す画像の16倍の解像度をもつ画像を出力することができる。本実施の形態によれば、画像の空間領域により入力画像の位置合わせを行い、画素の補間をBICUBICよりも処理時間の短い方法で行なうことにより入力画像よりも高解像度である画像をより短時間で生成する画像処理装置、画像処理プログラム及び方法を提供することができる。
本実施の形態では装置内部に発明を実施する機能が予め記録されている場合で説明をしたが、これに限らず同様の機能をネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と共働してその機能を実現させるものであってもよい。
本実施の形態による画像処理装置の機能を示す機能ブロック図である。 本実施の形態による画像処理装置の全体動作を示すフローチャートである。 本実施の形態における基準画像と2次元フーリエ変換された基準画像を示す図である。 本実施の形態における基準画像の回転量算出方法を示す図である。 本実施の形態における対象画像と2次元フーリエ変換された基準画像を示す図である。 本実施の形態における対象画像の回転量算出方法を示す図である。 本実施の形態における基準画像及び対象画像の1次元配列を示す図である。 本実施の形態における基準画像及び対象画像の1次元配列間の相関係数を示す図である。 本実施の形態における基準画像と対象画像の位置の相違値を算出する式である。 本実施の形態における修正前の画素位置と修正後の画素位置を示す図である。 本実施の形態における画像重ね合わせ後の画素値の算出方法を示す図である。 本実施の形態における所定の解像度をもつ入力画像を示す図である。 本実施の形態における入力画像より高解像度である出力画像を示す図である。
符号の説明
10 画像処理装置、101 入力部、102 画像変換部、103 画像解析部、104 画像補正部、105 画像生成部。

Claims (12)

  1. 第1の解像度を有する複数の画像を重ね合わせて、第1の解像度よりも高い解像度を有する第2の解像度を有する画像を生成する画像処理装置であって、
    第1の解像度を有する前記複数の画像それぞれについて2次元フーリエ変換を行なう変換手段と、
    前記変換手段により変換されて得られた周波数領域において、各画像の相対的回転角度を演算する回転量演算手段と、
    前記変換手段により変換されて得られた周波数領域において、前記回転角度演算手段により演算された各画像の相対的回転角度を用いて各画像を回転させて、各画像の相対的位置変位量を演算する変位量演算手段と、
    前記回転量演算手段により得られた各画像の相対的回転角度、及び前記変位量演算手段により得られた各画像の相対的位置変位量とを用いて前記複数の画像を重ね合わせて第2の解像度を有する画像を得る重ね合わせ手段と
    を備えてなる画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記相対的回転角度は複数画像から選択される位置及び角度の基準である第1画像と第1画像以外の画像である第2画像の回転角度の差であって、
    前記回転量演算手段は、前記第1の画像と前記第2の画像の前記周波数領域を構成する実数部分の2乗と虚数部分の2乗の平方根をスペクトル値として表した2次元配列の中央部分を中心とした中心角が所定の角度である扇形を中心を軸として、前記所定の角度未満である回転移動角度ずつずらして得られる第1画像と第2画像との相関係数に基づいて回転量を算出することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記重ね合わせ手段は重なり合った前記複数画像の前記第2の解像度上の同画素位置にある画素値の合計を重なり合った画素の数で除算することで前記画素位置の画素値を算出することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像処理装置において、
    前記変位量演算手段は前記第1画像の2次元フーリエ変換値と前記第2画像の2次元フーリエ変換値の商に基づいて、変位量を算出することを特徴とする画像処理装置。
  5. 第1の解像度を有する複数の画像を重ね合わせて、第1の解像度よりも高い解像度を有する第2の解像度を有する画像をコンピュータに生成させる画像処理プログラムであって、
    第1の解像度を有する前記複数の画像それぞれについて2次元フーリエ変換を行なう変換ステップと、
    前記変換手段により変換されて得られた周波数領域において、各画像の相対的回転角度を演算する回転量演算ステップと、
    前記変換手段により変換されて得られた周波数領域において、前記回転角度演算手段により演算された各画像の相対的回転角度を用いて各画像を回転させて、各画像の相対的位置変位量を演算する変位量演算ステップと、
    前記回転量演算手段により得られた各画像の相対的回転角度、及び前記変位量演算手段により得られた各画像の相対的位置変位量とを用いて前記複数の画像を重ね合わせて第2の解像度を有する画像を得る重ね合わせステップと
    をコンピュータに実行させる画像処理プログラム。
  6. 請求項5に記載の画像処理プログラムにおいて、
    前記相対的回転角度は複数画像から選択される位置及び角度の基準である第1画像と第1画像以外の画像である第2画像の回転角度の差であって、
    前記回転量演算ステップは、前記第1の画像と前記第2の画像の前記周波数領域を構成する実数部分の2乗と虚数部分の2乗の平方根をスペクトル値として表した2次元配列の中央部分を中心とした中心角が所定の角度である扇形を中心を軸として、前記所定の角度未満である回転移動角度ずつずらして得られる第1画像と第2画像との相関係数に基づく回転量の算出をコンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
  7. 請求項5または請求項6に記載の画像処理装置において、
    前記重ね合わせステップは重なり合った前記複数画像の前記第2の解像度上の同画素位置にある画素値の合計を重なり合った画素の数で除算することで前記画素位置の画素値の算出をコンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
  8. 請求項5ないし請求項7のいずれかに記載の画像処理プログラムにおいて、
    前記変位量演算ステップは前記第1画像の2次元フーリエ変換値と前記第2画像の2次元フーリエ変換値の商に基づいた変位量の算出をコンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
  9. 第1の解像度を有する複数の画像を重ね合わせて、第1の解像度よりも高い解像度を有する第2の解像度を有する画像を生成する画像処理方法であって、
    第1の解像度を有する前記複数の画像それぞれについて2次元フーリエ変換を行なう変換ステップと、
    前記変換手段により変換されて得られた周波数領域において、各画像の相対的回転角度を演算する回転量演算ステップと、
    前記変換手段により変換されて得られた周波数領域において、前記回転角度演算手段により演算された各画像の相対的回転角度を用いて各画像を回転させて、各画像の相対的位置変位量を演算する変位量演算ステップと、
    前記回転量演算手段により得られた各画像の相対的回転角度、及び前記変位量演算手段により得られた各画像の相対的位置変位量とを用いて前記複数の画像を重ね合わせて第2の解像度を有する画像を得る重ね合わせステップと
    を備えてなる画像処理方法。
  10. 請求項9に記載の画像処理方法において、
    前記相対的回転角度は複数画像から選択される位置及び角度の基準である第1画像と第1画像以外の画像である第2画像の回転角度の差であって、
    前記回転量演算ステップは、前記第1の画像と前記第2の画像の前記周波数領域を構成する実数部分の2乗と虚数部分の2乗の平方根をスペクトル値として表した2次元配列の中央部分を中心とした中心角が所定の角度である扇形を中心を軸として、前記所定の角度未満である回転移動角度ずつずらして得られる第1画像と第2画像との相関係数に基づいて回転量を算出することを特徴とする画像処理方法。
  11. 請求項9または請求項10に記載の画像処理方法において、
    前記重ね合わせステップは重なり合った前記複数画像の前記第2の解像度上の同画素位置にある画素値の合計を重なり合った画素の数で除算することで前記画素位置の画素値を算出することを特徴とする画像処理方法。
  12. 請求項9ないし請求項11のいずれかに記載の画像処理方法において、
    前記変位量演算ステップは前記第1画像の2次元フーリエ変換値と前記第2画像の2次元フーリエ変換値の商に基づいて、変位量を算出することを特徴とする画像処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016514868A (ja) * 2013-03-18 2016-05-23 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 顕微鏡画像の画像品質評価

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