JP2008282226A - 携帯電話機、及び、携帯電話機プログラム - Google Patents

携帯電話機、及び、携帯電話機プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2008282226A
JP2008282226A JP2007126090A JP2007126090A JP2008282226A JP 2008282226 A JP2008282226 A JP 2008282226A JP 2007126090 A JP2007126090 A JP 2007126090A JP 2007126090 A JP2007126090 A JP 2007126090A JP 2008282226 A JP2008282226 A JP 2008282226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile phone
input
character
conversion
state quantity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007126090A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ono
毅 大野
Hiroshi Umeno
寛 梅野
Shinichiro Mori
慎一郎 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2007126090A priority Critical patent/JP2008282226A/ja
Publication of JP2008282226A publication Critical patent/JP2008282226A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】使用者の意図する内容に近い変換候補を抽出することができる携帯電話機及び携帯電話機プログラムを提供する。
【解決手段】携帯電話機(10)は、文字又は記号を入力する入力手段(14)と、入力手段(14)で入力された入力内容を入力内容に基づいて、他の文字、記号又はそれらの組み合わせに変換する変換手段(16)と、外部から入力した文書を記憶する記憶手段(15)とを備え、変換手段(16)は、入力内容の変換候補を、記憶手段(15)に記憶された文書に基づいて変換する。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力内容を変換する携帯電話機、及び、携帯電話機プログラムに関するものである。
携帯電話機における電子メールなどの文書の作成は、そのほとんどが、携帯電話機に設けられたテンキーで入力されている。そのテンキーによる入力作業は、パーソナルコンピュータ(PC)などに備えられたキーボードよりもキーの数が少ないので、PCのキーボードよりも入力時間が多くかかってしまう問題があった。そのために、昨今の携帯電話などに設けられた文書変換機能は、入力した文字に対して、過去の変換頻度の高い文字や、語句などを変換候補として抽出することで、使用者の入力作業の負荷を軽減している(例えば、特許文献1)。
特許文献1の文字情報入力装置は、携帯電話機に設けられた時刻の情報や、GPS(Global Positioning System)による位置の情報、電子財布の決済情報などから変換候補を抽出することによって、テンキーで入力した文字などを変換している。
しかし、特許文献1の文字情報入力装置は、時刻や、位置、残高などに関連した入力がない限り有効に作用しないので、必ずしも効率よく文書作成の入力時間を短縮することができなかった。
特開2006−127002号公報
本発明の課題は、使用者の意図する内容に近い変換候補を抽出することができる携帯電話機及び携帯電話機プログラムを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を括弧内に付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、文字又は記号を入力する入力手段(14)と、前記入力手段(14)で入力された入力内容を前記入力内容に基づいて、他の文字、記号又はそれらの組み合わせに変換する変換手段(16)と、外部から入力した文書を記憶する記憶手段(15)とを備え、前記変換手段(16)は、前記入力内容の変換候補を、前記記憶手段(15)に記憶された前記文書に基づいて変換すること、を特徴とする携帯電話機(10)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の携帯電話機(10)において、前記変換手段(16)は、文字の種類に応じた文字コードを有し、前記記憶部(15)に記憶された前記文書内の文字の前記文字コードを判別し、判別結果に基づいて変換候補を前記文書から抽出すること、を特徴とする携帯電話機(10)である。
請求項3の発明は、請求項2に記載の携帯電話機(10)において、前記文字コードは、文字の種類に応じた識別情報を含んでおり、前記変換手段(16)は、同一の前記識別情報を有した文字コードが、前記文書内で特定数以上連続したときに、その文字コードに対応した連続した文字を変換候補として前記文書から抽出すること、を特徴とする携帯電話機(10)である。
請求項4の発明は、文字又は記号を入力する入力手段(14)と、前記入力手段(14
)で入力された入力内容を前記入力内容に基づいて、他の文字、記号又はそれらの組み合わせに変換する変換手段(16)と、当該携帯電話機(10)の周囲環境の状態量及び/又は当該携帯電話機(10)の使用者の状態量を検出する状態量検出手段(12、17〜19)とを備え、前記変換手段(16)は、前記入力内容の変換候補を、前記状態量検出手段(12、17〜19)で検出された前記状態量の情報に基づいて変換すること、を特徴とする携帯電話機(10)である。
請求項5の発明は、請求項4に記載の携帯電話機(10)において、前記状態量検出手段は、前記周囲環境の温度を検出する温度センサ(17)であること、を特徴とする携帯電話機(10)である。
請求項6の発明は、請求項4又は請求項5に記載の携帯電話機(10)において、前記状態量検出手段は、前記使用者の血圧を検出する血圧センサ(18)であること、を特徴とする携帯電話機(10)である。
請求項7の発明は、請求項4から請求項6までのいずれか1項に記載の携帯電話機(10)において、前記状態量検出手段は、前記周囲環境の気圧を検出する気圧センサ(19)であること、を特徴とする携帯電話機(10)である。
請求項8の発明は、請求項4から請求項7までのいずれか1項に記載の携帯電話機(10)において、前記状態量検出手段は、前記周囲環境の基地局から電波を受信するアンテナ(12)であること、を特徴とする携帯電話機(10)である。
請求項9の発明は、コンピュータ(11)を、文字又は記号を入力させる入力手段と、
前記入力手段で入力された入力内容を前記入力内容に基づいて、他の文字、記号又はそれらの組み合わせに変換させる変換手段と、外部から入力した文書を記憶させる記憶手段として機能させ、前記変換手段は、前記入力内容の変換候補を、前記記憶手段に記憶された前記文書に基づいて変換すること、を特徴とする携帯電話機プログラムである。
請求項10の発明は、請求項9に記載の携帯電話機プログラムにおいて、前記変換手段は、文字の種類に応じた文字コードを有し、前記記憶部に記憶された前記文書内の文字の前記文字コードを判別し、判別結果に基づいて変換候補を前記文書から抽出すること、を特徴とする携帯電話機プログラムである。
請求項11の発明は、請求項10に記載の携帯電話機プログラムにおいて、 前記文字コードは、文字の種類に応じた識別情報を含んでおり、前記変換手段は、同一の前記識別情報を有した文字コードが、前記文書内で特定数以上連続したときに、その文字コードに対応した連続した文字を変換候補として前記文書から抽出すること、を特徴とする携帯電話機プログラムである。
請求項12の発明は、コンピュータ(11)を、文字又は記号を入力させる入力手段と、前記入力手段で入力された入力内容を前記入力内容に基づいて、他の文字、記号又はそれらの組み合わせに変換する変換手段と、前記コンピュータの周囲環境の状態量及び/又は当該携帯電話機の使用者の状態量を確認させる状態量検出手段として機能させ、前記変換手段は、前記入力内容の変換候補を、前記状態量検出手段で確認された前記状態量の情報に基づいて変換すること、を特徴とする携帯電話機プログラムである。
請求項13の発明は、請求項12に記載の携帯電話機プログラムにおいて、前記状態量検出手段は、前記周囲環境の温度の情報を検出させること、を特徴とする携帯電話機プログラムである。
請求項14の発明は、請求項12又は請求項13に記載の携帯電話機プログラムにおいて、前記状態量検出手段は、前記使用者の血圧の情報を検出させること、を特徴とする携帯電話機プログラムである。
請求項15の発明は、請求項12から請求項14までのいずれか1項に記載の携帯電話機プログラムにおいて、前記状態量検出手段は、前記周囲環境の気圧の情報を検出させること、を特徴とする携帯電話機プログラムである。
請求項16の発明は、請求項12から請求項15までのいずれか1項に記載の携帯電話
機プログラムにおいて、前記状態量検出手段は、前記周囲環境の基地局から電波を受信させること、を特徴とする携帯電話機プログラムである。
本発明によれば、以下のような効果がある。
(1)入力された入力内容の変換候補を、記憶手段によって記憶された文書に基づいて抽出するので、外部から入力した入力文書に対する返信文書の作成時に、入力内容に基づいて入力文書に対応した変換候補を選択することができ、返信文書を効率よく迅速に作成することができる。
(2)文書内の文字の文字コードを判別し、判別結果に基づいて変換候補を文書から抽出するので、文書内で使用されている文字や語句を高速に抽出することができ、返信文書などの文字入力を効率よく、迅速にすることができる。
(3)変換手段は、同一の前記識別情報を有した文字コードが、文書内で特定数以上連続したときに、その文字コードに対応した連続した文字を変換候補として抽出するので、変換手段の変換候補の抽出作業の負担を軽減し、変換候補の抽出をさらに高速にすることができ、使用者による文字入力の変換を効率よくすることができる。
(4)入力された入力内容の変換候補を、状態量検出手段で検出した状態量の情報に基づいて抽出するので、状態量に関連した内容の文書の作成時における入力内容の変換を、効率よく迅速に実施することができる。
(5)状態量検出手段によって、周囲環境の温度の情報を検出しているので、文書作成における入力内容の変換を、検出した温度の情報に基づいて効率よく迅速に行うことができる。
(6)状態量検出手段によって、使用者の血圧の情報を検出しているので、文書作成における入力内容の変換を、検出した使用者の血圧の情報に基づいて効率よく迅速に行うことができる。
(7)状態量検出手段によって、周囲環境の気圧の情報を検出しているので、その気圧の情報から天気を予測することができ、文書作成における入力内容の変換を、その気圧の情報や電気の予測情報に基づいて、効率よく迅速に実施することができる。
(8)状態量検出手段によって、周囲環境の基地局から電波を受信しているので、受信電波に基づいて位置の情報を得ることができ、文書作成における入力内容の変換を、効率よく迅速に行うことができる。
本発明は、使用者の意図する内容に近い変換候補を抽出することができる携帯電話機及び携帯電話機プログラムを提供するという目的を、記憶部に記憶された文書に使用された文字、記号、語句などに基づいて変換候補を抽出することにより実現する。
以下、図面等を参照して、本発明の実施例をあげて、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明による携帯電話機の実施例1の概略を示す図である。図2は、文字コードの一例を示す図である。図3は、携帯電話機で受信した電子メールの一例を示す図である。
携帯電話機10は、図1に示すように、CPU11、通信部12、表示部13、操作部(入力手段)14、記憶部(記憶手段)15及び変換部(変換手段)16を有し、電話機能と文書を自在に送受信可能な電子メール機能とを備えた携帯可能な電話機である。
CPU11は、携帯電話機10の各部を統括制御する制御回路部(コンピュータ)であり、後述の記憶部15に記憶された制御プログラムを起動することによって、携帯電話機
10の各部を機能させる。
通信部12は、外部の通信機器と携帯電話機10との通信を実行する通信処理回路及びアンテナであり、携帯電話機10の通話内容の送受信や、電子メールの送受信を行う。通信部12は、外部の通信機器から電子メールを受信したときは、その電子メールを記憶部15へ送信して保存させる。
表示部13は、携帯電話機10で受信又は作成した電子メールの内容や、携帯電話機10の通話時の通話相手の情報、携帯電話機10の設定情報などを表示する液晶ディスプレイである。
操作部14は、携帯電話機10の電話機能の使用時における電話番号の入力や、電子メール機能の使用時における文書の入力などに使用されるテンキー及び複数のボタンである。ここで、本実施例では、電子メール機能の使用時における文書の入力は、平仮名で入力される。
記憶部15は、携帯電話機10を統括制御する制御プログラムがインストールされたメモリであり、また、携帯電話機10の通信部12で受信した電子メール(受信メール)や、作成途中の電子メールを保存したり、携帯電話機10の設定を記憶したりすることができる。さらに、記憶部15は、後述の変換部16の特別変換部16bが抽出した特定語句を保存することができる。
変換部16は、辞書変換部16a及び特別変換部16bを有しており、操作部14によって文字や記号などの入力内容が入力されたときに、その入力内容に基づいて、辞書変換部16a及び特別変換部16bで抽出される変換候補を表示部13に表示させる。このとき、携帯電話機10の使用者は、表示された変換候補から適切な変換内容を選択することができる。ここで、変換内容は、文字や記号だけでなく、それらの組み合わせ(語句や文章、絵文字など)も含まれる。
辞書変換部16aは、操作部14によって入力された入力内容に基づいて、入力内容の読みに対して変換候補を探し出す辞書形式の変換部であり、例えば、操作部14で「い」と入力して変換が指示されると、読みが「い」となる漢字又はカタカナ(異、居、胃、イ)と、「い」で始まる漢字(石、意思など)とを変換候補として抽出する。また、辞書変換部16aは、1文字の入力だけでなく、2文字以上の入力の読みに対しても多彩な変換をすることができる。例えば、「いし」と入力したときは、変換候補を「石」や、「意思」、「医師」などを抽出することができる。
特別変換部16bは、外部の通信機器(例えば、他の携帯電話機)などから受信した電子メール(受信メール)に対して返信メールを作成するときに、操作部14によって入力される入力内容の変換候補を、受信メールから抽出することができる。特別変換部16bは、予め文字の種類(カタカナ/漢字/英数・記号)に種別された文字コードを有しており、返信メールを作成するときに、受信メールの文書に対して一文字ずつ文字コードの種類を確認し、電子メールの文書全体から変換候補として使用する特定の語句(特定語句)を抽出する。
ここで、文字に付された文字コードは、図2に示すように、各文字や記号などに対して2バイトの数字及び英文字が付されている。例えば、英文字の「B」の文字コードは、「2342」となり、「q」の文字コードは、「2371」となる。また、カタカナの「ア」の文字コードは「2522」となり、「ヲ」の文字コードは、「2572」となる。
図2に示すように、文字コードの1バイト目は、文字の種類に応じて共通した番号を有しており、例えば、英文字であれば「23」に、カタカナであれば「25」になり、特別変換部16bは、その文字コードの1バイト目の数字を検出して、受信メールの文書にあ
る文字の種類を判別している。以後、説明を明確にするために、文字コードの1バイト目の数字を種類番号(識別番号)と呼ぶ。
本実施例では、特別変換部16bは、受信メールの文書中からカタカナ又は英文字が連続して5文字以上記載されている場合に特定語句として抽出する。
具体的には、受信メールに「、ディスプレイと」という文字が記載されている場合、それぞれの種類番号は、「、」が「21」に、「ディスプレイ」の各文字が「25」に、「と」が「24」となり、また、「ディスプレイ」が6文字の連続したカタカナで記載されているので、特別変換部16bは、「ディスプレイ」を特定語句として抽出し、記憶部15に保存する。
また、「スポーツクラブ」のように「スポ」と「ツクラブ」との間に、カタカナとして認識されない「ー」(文字コード:213C)が記載されている場合、上述の確認方法では「ー」の種類番号は「21」となってしまうため、「スポーツクラブ」を特定語句として認識できない。そのため、特別変換部16bには、連続するカタカナの文字間に、「ー」の文字コード「213C」が存在するときは、「ー」の前に記載されたカタカナと連続したものと認識し、「スポーツクラブ」を特定語句として抽出する。
同様にして、英文文字の場合、例えば、受信メールの文書中に「He_has_a_pen」(「_」はスペースを意味し、以後、同様とする)のような記載があるとき、「He」、「has」、「a」、「pen」を個々の単語として認識することもできるが、本実施例では、まとめて認識できるように、英文字間に「_」(スペース)が存在するときは、「_」の前後に記載された英文字を連続したものとして認識し、「He_has_a_pen」を特定語句として抽出する。
ここで、特別変換部16bは、受信メールの各文字の文字コード及び種類番号を確認することによって抽出された個々の文字を一時的に保存する不図示の揮発性メモリを有している。また、特別変換部16bは、揮発性メモリに保存された文字列が、特定語句と判断されたときに、揮発性メモリから携帯電話機10の記憶部15にその特定語句を保存する。また、記憶部15に保存された特定語句は、全てが記憶部15に継続的に保存されるわけではなく、例えば、5種類の特定語句を保存し、新しい特定語句がさらに保存されるときに、抽出されたのが一番古い特定語句、若しくは一番使用頻度の低い特定語句が記憶部15から消去される。
以上の特定語句の抽出方法によって、図3(a)に示すような受信メール「おはようございます!今日、大丈夫ですか?ちょうど都心に出るので、テニス休んだ振替をしてきちゃおうと思うので3時頃までスポーツクラブでテニスしてます。その後なら何時でもオッケーなので都合のいい時間を教えて下さい♪ベース関係の雑誌を買ったりネットオークションをちらっと見たりしましたが、めっちゃ安いか何十万もするかどっちかですね(>#<)
違いがわからないし・・・でも女性用の楽器を作っているとこのロック用のベースがかわいかったです☆曲は、Jon_BoviのHave_a_nice_Weekendやるんでしたよね?」の返信メールを作成するとき、特別変換部16bは、その文章から特定語句を抽出する。
特定語句を抽出させると、図3(b)の太字下線部に示すように、カタカナとして「スポーツクラブ」、「ネットオークション」を抽出し、英文字として、「Jon_Bovi」、「Have_a_Nice_Weekend」を抽出する。
特別変換部16bは、抽出した特定語句をそれぞれ記憶部15に記憶させ、操作部14から入力された入力内容に基づいて、表示部13に変換候補を辞書変換部16aの変換候補とともに表示する。このとき、特別変換部16bで抽出された変換候補は、辞書変換部16aで抽出された変換候補よりも候補の順位を上位にして表示する。
次に、特別変換部16bの特定語句の抽出方法について説明する。図4は、受信メールからカタカナの特定語句を抽出する流れを示すフローチャートである。
ここで、特別判定部16bは、上述したように、カタカナ又は英文字が5文字以上連続したときに、特定語句として抽出するので、以下の説明では、文字をカウントする文字カウント番号iを用いる。文字カウント番号iは、初期値が0となっており、カタカナ又は英文字を1文字確認するとi=1となり、連続して同種の文字を確認した場合、iが1ずつ加算される。例えば、カタカナが3文字連続して確認された場合、文字カウント番号iは3となる。
携帯電話機50がメールを受信し、そのメールの返信メールを作成するとき、図4に示すように、特別変換部16bは、受信メールの文書内の文字の種類番号の判定を開始し(S101)、受信メールの最初(文頭)の文字を抽出する(S102)。受信メールが図3に示す文書であるとき、特別変換部16bは、まず、「お」を1番目の文字として抽出し、文字コードの種類番号が「25」(カタカナ)であるか否かを確認する(S103)。この場合、「お」は平仮名であるので種類番号は「24」となり該当せず(S103:No)、また、文字カウント番号iは初期値(i=0)の状態であり(S106:No)、さらに、「お」の次に記載された文字が存在しているので、「お」の次の「は」の文字の種類番号の確認を行う(S109:No、S102)。
同じ手順で、図3に示す受信メールの文字の文字コードの種類番号を1文字ずつ確認し、図3(a)に記載された文書の2行目の後半にある「ス」に到達したとき、特別変換部16bは、「ス」の文字の種類番号が「25」であることを確認する(S103:Yes)。「ス」がカタカナであると確認した特別変換部16bは、その内部に設けられた揮発性メモリに「ス」の文字を一時的に保存し(S104)、文字カウント番号i=0に1を加算してi=1とし(S105)、「ス」の次の文字(「ポ」)の確認を行う(S102)。同様に、「ポ」も種類番号が「25」であるので、「ポ」の文字も揮発性メモリに保存し、文字カウント番号iに1を加算してi=2とする。
次に、特別変換部16は、「ポ」の次の文字である「ー」を確認する(S102)。上述したように、「ー」の前にカタカナがある場合はカタカナと連続したものであるとして認識するので(S103:Yes)、特別変換部16bは、揮発性メモリに「ー」を保存し、文字カウント番号iを3にする。
以下同様に、「ー」の次の「ツ」、「ク」、「ラ」、「ブ」を確認すると、いずれも種類番号が「25」(カタカナ)となり、特別変換部16bは、揮発性メモリへそれぞれの文字を保存し、文字カウント番号iに1を加算する。「スポーツクラブ」を確認することによって、文字カウント番号iは7となる。
次に、特別変換部16bは、「ブ」の次に記載された「で」を確認する(S102)。「で」が種類番号「24」の平仮名であるので、特別変換部16bは、「で」が種類番号が「25」と一致しないと判断し(S103:No)、続いて、文字カウント番号iのカウント数を確認する(S106)。上述したように、文字カウント番号iは、「スポーツクラブ」を読み込むことによってi=7(i≧5)となっており、5文字以上の連続したカタカナであることが確認される(S106:Yes)。
5文字以上の連続したカタカナであると判定された「スポーツクラブ」という語句は、特定語句として認識され、特別変換部16bは、揮発性メモリに一時的に記録された「スポーツクラブ」という文字を記憶部15に保存する(S107)。抽出した特定語句である「スポーツクラブ」を記憶部15に保存したら、特別変換部16bは、文字カウント番号iを初期値(i=0)に戻し(S108)、「ブ」以降の文字を上述した手順で、引き
続き確認する(S109:No、S102〜S108)。受信メールの最後の文字まできて、次に確認する文字がなくなったら(S109:Yes)、特別判定部16bは、種類判定を終了する(S110)。
このようにカタカナの種類判定を行うことによって、図3(a)に示す受信メールの文章からは、特定語句として、「スポーツクラブ」、「ネットオークション」が抽出される。
以上の説明では、説明を明確にするために、各文字に設けられた2バイトの文字コードの1バイト目の番号を種類番号として説明したが、携帯電話機10のCPU11における処理では、羅列した各文字の文字コードのバイト数が加算された状態で、文章全体でバイト数を処理しており、そのバイト数の奇数番号を種類番号として読み取っている。
具体的には、文章全体の文字のバイト数をnと定義しており、文章の1番目の文字がn=1、2となり、2番目の文字がn=3、4となる。上述したように各文字コードの1バイト目の番号が種類番号となるので、この場合では、バイト数n=1とn=3に、それぞれ1番目と2番目の文字の種類番号が記録されている。
例えば、図3に示す文章の場合、「おはようございます」で文が始まっており、文章の1番目の文字である「お」の文字が、文章全体のバイト数の1及び2バイト目(n=1、2)となり、次の「は」の文字が3及び4バイト目(n=3、4)となり、さらに、9文字目の「す」の文字が17及び18バイト目(n=17、18)として記録される。このとき、特別変換部16bは、「す」の文字の種類番号を読み取るとき、17バイト目の数字を検出する。
以上、受信メールの文章を確認して5文字以上連続したカタカナを抽出する例で説明したが、英文字の抽出についても同様に実施することができる。図5は、受信メールから英文字の特定語句を抽出する流れを示すフローチャートである。なお、図4で説明した内容と重複する動作の説明については適宜省略する。
特定変換部16bが受信メールの文章の英文字に対する種類判別を開始したら(S201)、特別判定部16bは、上述したカタカナの種類判別と同様の方法で、文章の始めから一文字ずつ種類番号を確認する(S202)。確認する文字が図3(a)に示す文章の9行目にある「J」に到達したとき、特別変換部16bは、「J」の文字の種類番号が「23」であることを確認する(S203:Yes)。「J」が英文字であると確認した特別変換部16bは、その内部に設けられた揮発性メモリに「J」の文字を一時的に保存し(S204)、文字カウント番号i=0に1を加算してi=1とし(S205)、「J」の次の文字である「o」の確認を行う(S202)。
「o」も種類番号が「23」であるので、「o」の文字も揮発性メモリに保存し、文字カウント番号iに1を加算してi=2とする。「o」の次の文字である「n」も英文字であるので、同様にして、揮発性メモリに保存し、文字カウント番号iに1を加算してi=3にする。
次に、特別変換部16は、「n」の次の文字である「_」(スペース)を確認する(S202)。ここで、「_」の文字コードは「2121」(図2参照)であり、種類番号は「21」であるので、特別変換部16bは、英文字の種類番号である「23」に一致しないので(S203:No)、次に、「_」の文字コードが「2121」であるか否かを確認する(S206)。ここでは、前述したように「_」の文字コードが「2121」であるので(S206:Yes)、特別変換部16bは、「_」をスペースとして認識して揮発性メモリに保存し(S207)、文字カウント番号iを加算しないで、i=3の状態で次の文字の確認に移る(S208、S202)。
以下同様にして、「_」(スペース)の次の「B」、「o」、「v」、「i」を確認すると、いずれも種類番号が「23」(英文字)となり、特別変換部16bは、揮発性メモリへそれぞれの文字を保存し、文字カウント番号iに1を加算する。「Jon_Bovi」を確認することによって、文字カウント番号iは7となる。そして、「i」の次に記載される文字が「の」であるので、特別変換部16bは、「Jon_Bovi」を特定語句として記憶部15に保存する。
以上の種類判定を行うことによって、図3(a)に示す受信メールの文章からは、特定語句として、「Jon_Bovi」、「Have_a_Nice_Weekend」が抽出される。
次に、返信メール作成時において、操作部14によって入力内容を入力したときの、入力内容に対する変換候補の抽出について説明する。
携帯電話機10の所有者が受信メールに基づいて、返信メールの作成を開始したときに、変換部16の特別変換部16bは、上述したように、受信メールから特定語句を抽出して記憶部15に保存させる。
所有者が操作部14で入力内容を、例えば、「す」と入力した場合、変換部16の辞書変換部16aは、入力された「す」の読みに対応した変換候補として「酢」や「巣」などを抽出する。同時に、特別変換部16bは、入力した「す」に関連した特定語句「スポーツクラブ」を記憶部15から読み出す。
そして、変換部16は、辞書変換部16a及び特別変換部16bによって抽出された変換候補を、「スポーツクラブ」、「酢」、「巣」の順番で、特別変換部16bによって抽出された「スポーツクラブ」が変換の第1候補になるようにして、表示部13に表示し、使用者に適切な候補を選択させる。
以上より、実施例1の携帯電話機には以下のような効果がある。
(1)入力された入力内容の変換候補を、外部から入力した文書に基づいて抽出するので、外部から受信した電子メールに対する返信メールの作成時に、入力内容に基づいて受信メールに対応した変換候補を選択することができ、返信メールを効率よく迅速に作成することができる。
(2)受信メール内の文字の文字コードを判別し、判別結果に基づいて変換候補を受信メールから抽出するので、受信メール内で使用されている文字や語句を効率よく抽出することができ、返信メールなどの文字入力を迅速にすることができる。
(3)特別変換部16bは、同一の種類番号を有した文字コードが、受信メールの文書内で5文字以上連続したときに、その文字コードに対応した連続した文字を変換候補として抽出するので、特別変換部16bの変換候補の抽出作業の負担を軽減し、変換候補の抽出をさらに高速にすることができ、使用者による文字入力の変換を効率よくすることができる。
(4)特別変換部16bは、受信メールのカタカナ又は英文字から特定語句を抽出しているので、文字の入力用のキーが少ない携帯電話機10で入力した文字の変換を効率よく行うことができる。
(5)特別変換部16bは、カタカナで使用されている「ー」をカタカナとして認識しているので、「スポーツクラブ」のような「ー」を使用した文字を、特定語句として抽出することができ、変換部16の変換候補の抽出の幅を広げることができる。
(6)特別変換部16bは、英文字間で使用されている「_」(スペース)で英文字を区切らないようにしているので、「Jon_Bovi」のような名称や、連続した英文を1つの特定語句として抽出することができる。
図3は、本発明による携帯電話機の実施例2の概略を示す図である。なお、実施例2の
説明では、前述した実施例1と同様な機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に統一した符号を付して、重複する説明や図面を適宜省略する。
実施例2の携帯電話機10−2と実施例1の携帯電話機10との相違点は、実施例2の携帯電話機10−2には、温度センサ17、気圧センサ18及び血圧センサ19が備えられている点と、変換部16に設けられた特別変換部16bが、通信部12の受信情報と、温度センサ17、気圧センサ18及び血圧センサ19の検出情報とに基づいて、入力内容の変換候補を抽出する点で異なる。
温度センサ17は、CPU11に接続され、携帯電話機10の周囲環境の温度を検出する温度計であり、検出した温度情報を表示部13に表示させたり、変換部16に出力したりする。
気圧センサ18は、CPU11に接続され、携帯電話機10の周囲環境の気圧を検出する気圧計であり、検出した気圧情報に基づいて天気を予測する予測機能を有している。また、気圧センサ18は、検出した気圧情報や、天気の予測情報を、表示部13に表示させたり、変換部16に出力したりする。
血圧センサ19は、CPU11に接続され、携帯電話機10の使用者などの血圧を検出する血圧計であり、検出した血圧情報を表示部13に表示させたり、変換部16に出力したりする。
変換部16に設けられた特別変換部16bは、温度センサ17、気圧センサ18及び血圧センサ19の検出情報に基づいて、操作部14で入力した入力内容の変換候補を抽出する。また、特別変換部16bは、携帯電話機10が周囲環境にある複数の基地局の電波を通信部12によって受信し、その受信した情報に基づいて携帯電話機10の所在位置の情報を有しているときに、その位置情報を入力内容の変換候補として抽出することができる。
例えば、特別変換部16bは、温度センサ17が31℃と周囲環境温度を検出した場合、入力内容が「あ」と入力されれば、変換の第1候補を「暑い」にしたり、「おんど」と入力されれば、変換の第1候補を「31℃」にしたりする。また、気圧センサ18が、使用者の血圧の最大血圧(収縮期血圧)/最小血圧(拡張期血圧)を117/65と検出した場合に、入力内容が「けつあつ」と入力されたときは、特別変換部16bは、変換の第1候補を「117/65」にすることができる。
さらに、気圧センサ18が960hPa(ヘクトパスカル)と周囲環境の気圧を検出し、天気を雨と予測した場合、特別変換部16bは、入力内容が「てんき」と入力されれば、変換の第1候補を「雨」にしたり、「きあつ」と入力されれば、変換の第1候補を「960hPa」にしたりすることができる。
また、上述したように、通信部12が複数の基地局から電波を受信し、携帯電話機10の所在位置情報を有している場合に、入力内容が「げんざいち」と入力されたときは、特別変換部16bは、例えば、所在地情報が東京都新宿区であれば、「東京都新宿区」を変換の第1候補に、「新宿」を第2候補にすることができる。
以上より、実施例2の携帯電話機には以下のような効果がある。
(1)温度センサ17によって、携帯電話機10の周囲環境の温度を検出しているので、文書作成における入力内容の変換を、検出した温度の情報に基づいて効率よく迅速に行うことができる。
(2)血圧センサ19によって、携帯電話機10の使用者の血圧を検出しているので、文書作成における入力内容の変換を、検出した使用者の血圧の情報に基づいて効率よく迅速に行うことができる。
(3)気圧センサ18によって、携帯電話機10の周囲環境の気圧を検出しているので、その気圧の情報から天気を予測することができ、文書作成における入力内容の変換を、その気圧の情報や天気の予測情報に基づいて、効率よく迅速に行うことができる。
(4)通信部12によって、複数の基地局から電波を受信しているので、その受信した電波に基づいて携帯電話機10の所在位置の情報を得ることができ、文書作成における入力内容の変換を、その所在位置の情報に基づいて効率よく迅速に行うことができる。
(変形例)
以上、説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)各実施例では、入力内容に応じた変換候補の抽出を変換部16が行ったが、記憶部15に携帯電話機プログラムをインストールし、CPU11によって起動させてもよい。(2)実施例1の携帯電話機10に、実施例2の温度センサ17、気圧センサ18及び血圧センサ19を備えてもよい。また、通信部12による携帯電話機10の所在位置情報を取得させることも可能である。
(3)各実施例は、変換手段を携帯電話機10(10−2)に設けたが、例えば、電子手帳やPDA(Personal Digital Assistant)などの小型の通信端末機に用いることも可能である。
(4)実施例1では、特別変換部16bは、カタカナと英文字に関連した特定語句を抽出したが、漢字や絵文字などの記号を特定語句として抽出してもよい。
(5)実施例1では、特別変換部16bは、カタカナや英文字の間に記号「ー」や「_」(スペース)があるときに、その記号等の前後の文字を区切ることなく特定文字として抽出する規定を設けたが、それ以外の記号、例えば、「・」や、[/]などに対して、そのような規定を設けてもよい。
(6)実施例1では、特別変換部16bは、返信メールを作成するときに受信メールから特定語句を抽出したが、外部からメールを受信したときに特定語句を抽出してもよい。その場合、返信メールを作成する確率の高い相手の受信メールに対してのみ特定語句を抽出し、宣伝メールなどの返信する確率の低いメールから特定語句を抽出させないようにすることも可能である。例えば、返信メールの作成する確率の高い相手の電子メールアドレスを使用者によって又は自動的に携帯電話機10に登録しておくことによって、その登録された電子メールアドレス以外の受信メールは特定語句が抽出されないので、携帯電話機10のCPU11にかかる負荷を最小限にすることができる。
本発明による携帯電話機の実施例1の概略を示す図である。 文字コードの一例を示す図である。 携帯電話機で受信した電子メールの一例を示す図である。 受信メールからカタカナの特定語句を抽出する流れを示すフローチャートである。 受信メールから英文字の特定語句を抽出する流れを示すフローチャートである。 本発明による携帯電話機の実施例2の概略を示す図である。
符号の説明
10、10−2 携帯電話機
11 CPU
12 通信部
13 表示部
14 操作部
15 記憶部
16 変換部
17 温度センサ
18 気圧センサ
19 血圧センサ

Claims (16)

  1. 文字又は記号を入力する入力手段と、
    前記入力手段で入力された入力内容を前記入力内容に基づいて、他の文字、記号又はそれらの組み合わせに変換する変換手段と、
    外部から入力した文書を記憶する記憶手段とを備え、
    前記変換手段は、前記入力内容の変換候補を、前記記憶手段に記憶された前記文書に基づいて抽出すること、
    を特徴とする携帯電話機。
  2. 請求項1に記載の携帯電話機において、
    前記変換手段は、文字の種類に応じた文字コードを有し、前記記憶部に記憶された前記文書内の文字の前記文字コードを判別し、判別結果に基づいて変換候補を前記文書から抽出すること、
    を特徴とする携帯電話機。
  3. 請求項2に記載の携帯電話機において、
    前記文字コードは、文字の種類に応じた識別情報を含んでおり、
    前記変換手段は、同一の前記識別情報を有した文字コードが、前記文書内で特定数以上連続したときに、その文字コードに対応した連続した文字を変換候補として前記文書から抽出すること、
    を特徴とする携帯電話機。
  4. 文字又は記号を入力する入力手段と、
    前記入力手段で入力された入力内容を前記入力内容に基づいて、他の文字、記号又はそれらの組み合わせに変換する変換手段と、
    当該携帯電話機の周囲環境の状態量及び/又は当該携帯電話機の使用者の状態量を検出する状態量検出手段とを備え、
    前記変換手段は、前記入力内容の変換候補を、前記状態量検出手段で検出された前記状態量の情報に基づいて抽出すること、
    を特徴とする携帯電話機。
  5. 請求項4に記載の携帯電話機において、
    前記状態量検出手段は、前記周囲環境の温度を検出する温度センサであること、
    を特徴とする携帯電話機。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の携帯電話機において、
    前記状態量検出手段は、前記使用者の血圧を検出する血圧センサであること、
    を特徴とする携帯電話機。
  7. 請求項4から請求項6までのいずれか1項に記載の携帯電話機において、
    前記状態量検出手段は、前記周囲環境の気圧を検出する気圧センサであること、
    を特徴とする携帯電話機。
  8. 請求項4から請求項7までのいずれか1項に記載の携帯電話機において、
    前記状態量検出手段は、前記周囲環境の基地局から電波を受信するアンテナであること、
    を特徴とする携帯電話機。
  9. コンピュータを、
    文字又は記号を入力させる入力手段と、
    前記入力手段で入力された入力内容を前記入力内容に基づいて、他の文字、記号又はそれらの組み合わせに変換させる変換手段と、
    外部から入力した文書を記憶させる記憶手段として機能させ、
    前記変換手段は、前記入力内容の変換候補を、前記記憶手段に記憶された前記文書に基づいて抽出すること、
    を特徴とする携帯電話機プログラム。
  10. 請求項9に記載の携帯電話機プログラムにおいて、
    前記変換手段は、文字の種類に応じた文字コードを有し、前記記憶部に記憶された前記文書内の文字の前記文字コードを判別し、判別結果に基づいて変換候補を前記文書から抽出すること、
    を特徴とする携帯電話機プログラム。
  11. 請求項10に記載の携帯電話機プログラムにおいて、
    前記文字コードは、文字の種類に応じた識別情報を含んでおり、
    前記変換手段は、同一の前記識別情報を有した文字コードが、前記文書内で特定数以上連続したときに、その文字コードに対応した連続した文字を変換候補として前記文書から抽出すること、
    を特徴とする携帯電話機プログラム。
  12. コンピュータを、
    文字又は記号を入力させる入力手段と、
    前記入力手段で入力された入力内容を前記入力内容に基づいて、他の文字、記号又はそれらの組み合わせに変換する変換手段と、
    前記コンピュータの周囲環境の状態量及び/又は前記コンピュータの使用者の状態量を検出させる状態量検出手段として機能させ、
    前記変換手段は、前記入力内容の変換候補を、前記状態量検出手段で検出された前記状態量の情報に基づいて抽出すること、
    を特徴とする携帯電話機プログラム。
  13. 請求項12に記載の携帯電話機プログラムにおいて、
    前記状態量検出手段は、前記周囲環境の温度の情報を検出させること、
    を特徴とする携帯電話機プログラム。
  14. 請求項12又は請求項13に記載の携帯電話機プログラムにおいて、
    前記状態量検出手段は、前記所有者の血圧の情報を検出させること、
    を特徴とする携帯電話機プログラム。
  15. 請求項12から請求項14までのいずれか1項に記載の携帯電話機プログラムにおいて、
    前記状態量検出手段は、前記周囲環境の気圧の情報を検出させること、
    を特徴とする携帯電話機プログラム。
  16. 請求項12から請求項15までのいずれか1項に記載の携帯電話機プログラムにおいて、
    前記状態量検出手段は、前記周囲環境の基地局から電波を受信させること、
    を特徴とする携帯電話機プログラム。
JP2007126090A 2007-05-10 2007-05-10 携帯電話機、及び、携帯電話機プログラム Pending JP2008282226A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007126090A JP2008282226A (ja) 2007-05-10 2007-05-10 携帯電話機、及び、携帯電話機プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007126090A JP2008282226A (ja) 2007-05-10 2007-05-10 携帯電話機、及び、携帯電話機プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008282226A true JP2008282226A (ja) 2008-11-20

Family

ID=40142985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007126090A Pending JP2008282226A (ja) 2007-05-10 2007-05-10 携帯電話機、及び、携帯電話機プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008282226A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011142238A1 (ja) * 2010-05-10 2011-11-17 シャープ株式会社 通信端末装置、メール作成方法、メール作成プログラム
US9462095B2 (en) 2012-12-18 2016-10-04 Kyocera Corporation Touch input electronic device
KR20170098122A (ko) * 2016-02-19 2017-08-29 삼성전자주식회사 전자 장치
CN112949256A (zh) * 2021-02-26 2021-06-11 平安科技(深圳)有限公司 获取用户在多渠道系统中的标识的方法、装置及存储介质

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011142238A1 (ja) * 2010-05-10 2011-11-17 シャープ株式会社 通信端末装置、メール作成方法、メール作成プログラム
JP5492294B2 (ja) * 2010-05-10 2014-05-14 シャープ株式会社 通信端末装置、メール作成方法、メール作成プログラム
US9462095B2 (en) 2012-12-18 2016-10-04 Kyocera Corporation Touch input electronic device
KR20170098122A (ko) * 2016-02-19 2017-08-29 삼성전자주식회사 전자 장치
KR102460423B1 (ko) * 2016-02-19 2022-10-31 삼성전자주식회사 전자 장치
CN112949256A (zh) * 2021-02-26 2021-06-11 平安科技(深圳)有限公司 获取用户在多渠道系统中的标识的方法、装置及存储介质
CN112949256B (zh) * 2021-02-26 2024-03-26 平安科技(深圳)有限公司 获取用户在多渠道系统中的标识的方法、装置及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070076862A1 (en) System and method for abbreviated text messaging
KR100734240B1 (ko) 문자 메시지에 포함되어 있는 단어들을 통해 업데이트될 수 있는 사전을 지니는 통신 장치
US7477165B2 (en) Handheld electronic device and method for learning contextual data during disambiguation of text input
US7149550B2 (en) Communication terminal having a text editor application with a word completion feature
US8943437B2 (en) Disambiguation of USSD codes in text-based applications
US20070240044A1 (en) Handheld electronic device and method for performing spell checking during text entry and for integrating the output from such spell checking into the output from disambiguation
WO2007112540A1 (en) Handheld electronic device and method for performing optimized spell checking during text entry by providing a sequentially ordered series of spell-check algorithms
WO2007112539A1 (en) Handheld electronic device and method for performing spell checking during text entry and for providing a spell-check learning feature
US9613010B2 (en) System and method for linking an address
JP2002333948A (ja) 文字選択方法及び文字選択装置
CN101790711A (zh) 键区文本输入的确词
CN101682662A (zh) 终端、功能启动方法以及终端用程序
JP2008282226A (ja) 携帯電話機、及び、携帯電話機プログラム
US8612210B2 (en) Handheld electronic device and method for employing contextual data for disambiguation of text input
JP4703259B2 (ja) 情報処理装置
JP5471457B2 (ja) 情報処理装置
JP2006268217A (ja) 携帯端末の辞書最適化システム及び辞書最適化方法
KR100689580B1 (ko) 자동 띄어쓰기 기능이 탑재된 이동 단말기 및 그 방법
CA2701458C (en) System and method for linking an address
JP2003296320A (ja) 文字変換装置およびその方法
JP2004133775A (ja) 辞書データ検索装置、辞書データ検索方法、辞書データ検索プログラム、及び辞書データ検索プログラムが記憶された記憶媒体
US20040127236A1 (en) Method and apparatus for text entry for electronic messaging
EP1843240A1 (en) Handheld electronic device and method for learning contextual data during disambiguation of text input
JP2006339965A (ja) 携帯端末装置及び音声合成方法
JP5261133B2 (ja) 辞書検索機能付き文字列変換装置