JP2008281380A - 三次元センサのデータ補正装置及び方法 - Google Patents

三次元センサのデータ補正装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】陸上に三次元センサを設置し、海面上の物体を検知・計測する場合に、基準平面を自動で補正でき、三次元センサをそれぞれ別の位置に設置し、複数の三次元センサを併用する場合に、各センサの座標系を共通のグローバル座標系に自動で調整できる三次元センサのデータ補正装置及び方法を提供する。
【解決手段】緯度・経度取得手段22、日時取得手段24、潮位計算手段26、および三次元座標補正手段28を備え、潮位計算手段26で算出した潮位を用いて三次元センサ10の座標データを補正する。また方位取得手段32、および三次元座標基準設定手段34を備え、緯度・経度、方位、水準面からの高さ、水準面からの傾き量(ピッチ、ロール)が把握できるため、グローバル座標系自身の三次元座標の基準を、グローバル座標系に合うよう自動設定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、レーザレーダ装置、ミリ波レーダ、ステレオカメラ等の三次元センサによる三次元座標データを補正する三次元センサのデータ補正装置及び方法に関する。
レーザレーダ装置、ミリ波レーダ、ステレオカメラ等の三次元センサは、離れた位置から対象物の三次元座標(位置や形状)を計測することができる。
このうち、レーザレーダ装置は、計測対象物にレーザ光を投光して反射光を受光し、投光と受光の時間差から対象物までの距離や対象物の形状等を検出する装置であり、遠距離から計測対象物の三次元計測が可能である。
かかる三次元センサを用いて海上の船舶等を監視する手段として、例えば特許文献1が開示されている。
特許文献1の「監視システム及び監視方法」は、接近してくる船や人や車、飛行機等の海上、陸上、空中の監視を目的とする。
そのため、この発明の監視システムは、図8に示すように、港湾内外を監視する少なくとも1以上の監視用レーザレーダ装置51を有し、昼夜間を問わず、港湾に入港する船舶52の詳細な情報を取得し、船名や識別番号等を確認し、船舶を指定しての通信を可能とし、船舶の出入港の管理を容易にするものである。
特開2005−208011号公報、「監視システム及び監視方法」
一般的に、三次元センサで取得した三次元情報を用いて、物体の検知や位置計測等を行う場合、地面や床面などを基準平面として、そこから一定以上の高さのあるものを検出するといった処理が行なわれる。
しかし、陸上(例えば移動体)に三次元センサを設置し、海面上の物体を検知・計測する場合、潮位の変動によって基準平面である海面が上下してしまうため、同様の処理を行うことができないという問題がある。そのため、海面と海面上の船舶等の識別ため、海面高さをその都度基準平面として入力する必要があった。
一方、三次元センサをそれぞれ別の移動体に設置し、複数の三次元センサを併用する場合は、一般的に各センサの座標系を共通のグローバル座標系に合わせるよう計測時にその都度調整を行う必要がある。
しかし、グローバル座標系の設定項目が位置X,Y,Zと角度θ,φ,ψの6項目あり多いため、設定作業が煩雑であるという問題がある。
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の第1の目的は、陸上(例えば移動体)に三次元センサを設置し、海面上の物体を検知・計測する場合に、基準平面を自動で補正できる三次元センサのデータ補正装置及び方法を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、三次元センサの座標系をグローバル座標系に自動で調整できる三次元センサのデータ補正装置及び方法を提供することにある。
本発明によれば、陸上から海面上の対象物を計測する三次元センサのデータ補正装置であって、
三次元センサが設置されている緯度・経度を取得する緯度・経度取得手段と、
計測時の日時を取得する日時取得手段と、
潮位を計算する潮位計算手段と、
三次元座標補正手段とを備え、
潮位計算手段により、緯度・経度および計測時の日時から計測領域の潮位を算出し、算出した潮位を用いて三次元座標補正手段により三次元センサの座標データを補正する、ことを特徴とする三次元センサのデータ補正装置が提供される。
本発明の好ましい実施形態によれば、前記三次元座標補正手段により、算出した潮位を用いて三次元センサの原点を海面位置に補正する。
また、前記三次元座標補正手段により、算出した潮位を用いて三次元センサの原点と海面高さの差により検出閾値を補正する。
また本発明によれば、陸上から海面上の対象物を計測する三次元センサのデータ補正方法であって、
三次元センサが設置されている緯度・経度を取得し、
計測時の日時を取得し、
緯度・経度および計測時の日時から計測領域の潮位を算出し、算出した潮位を用いて三次元センサの座標データを補正する、ことを特徴とする三次元センサのデータ補正方法が提供される。
また本発明によれば、陸上から海面上の対象物を計測する三次元センサのデータ補正装置であって、
三次元センサが設置されている緯度・経度を取得する緯度・経度取得手段と、
計測時の日時を取得する日時取得手段と、
方位を取得する方位取得手段と、
潮位を計算する潮位計算手段と、
三次元座標基準設定手段とを備え、
潮位計算手段により、緯度・経度および計測時の日時から計測領域の潮位を算出し、
三次元座標基準設定手段により、緯度・経度からグローバル座標系の水平位置X,Yを設定し、方位からグローバル座標系の方位角ψを設定し、
計測された計測海面の傾きから、グローバル座標系のピッチ角θとロール角φを設定し、
設定したピッチ角θとロール角φを用いて計測海面を水平に補正し、補正した補正海面と前記算出潮位との海面高さの差からグローバル座標系の高さ位置Zを設定する、ことを特徴とする三次元センサのデータ補正装置が提供される。
また本発明によれば、陸上から海面上の対象物を計測する三次元センサのデータ補正方法であって、
三次元センサが設置されている緯度・経度を取得してこれからグローバル座標系の水平位置X,Yを設定し、
方位を取得してこれからグローバル座標系の方位角ψを設定し、
計測時の日時を取得して、前記緯度・経度および計測時の日時から計測領域の潮位を算出し、
計測された計測海面の傾きから、グローバル座標系のピッチ角θとロール角φを設定し、
計測時の日時を取得して、前記緯度・経度および計測時の日時から計測領域の潮位を算出し、設定したピッチ角θとロール角φを用いて計測海面を水平に補正し、
補正した補正海面と前記算出潮位との海面高さの差からグローバル座標系の高さ位置Zを設定する、ことを特徴とする三次元センサのデータ補正方法が提供される。
上記本発明の第1の装置及び方法によれば、陸上(例えば移動体)に三次元センサを設置し、海面上の物体を検知・計測する場合であっても、緯度・経度および計測時の日時から計測領域の潮位を算出し、算出した潮位を用いて三次元センサの座標データを補正するので、海面を基準平面として、基準平面を自動で補正できる。
また、上記本発明の第2の装置及び方法によれば、三次元センサをそれぞれ別の位置(例えば移動体)に設置し、複数の三次元センサを併用する場合であっても、緯度・経度からグローバル座標系の水平位置X,Yを設定し、方位からグローバル座標系の方位角ψを設定することができる。
さらに、計測された計測海面と潮位から算出された算出海面とから、グローバル座標系のピッチ角θとロール角φと、補正した補正海面と前記算出海面との海面高さの差からグローバル座標系の高さ位置Zを設定することができる。従って、各センサの座標系を共通のグローバル座標系に自動で調整できる。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお各図において、共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
本発明を適用する三次元センサは、陸上から海面上の対象物を計測するものであり、レーザレーダ装置に限定されず、ミリ波レーダ、ステレオカメラ、その他の三次元センサであってもよい。
図1は、本発明のデータ補正装置を内蔵した三次元センサの全体構成例である。この例において三次元センサ10は、レーザレーダ装置であり、レーザ発振器12、投光器14、受光器16、距離演算器18及び制御器19を備える。
レーザ発振器12は、レーザ光1を所定の周期で発振又は変調する。レーザ光1はパルスレーザ光であるのが好ましいが、変調された変調レーザ光であってもよい。このレーザ発振器12は、制御器19からの制御信号5aにより、パルスレーザ光の発振タイミングとパルス周期、又は連続レーザ光の変調周期と位相を自由に制御できるようになっている。
投光器14は、レーザ発振器12からのレーザ光1を所定の計測領域に向けて空間的に走査しながら投光する。以下、投光されるレーザ光を「投光レーザ光」と呼ぶ。
この例において、投光器14は、レーザ光1を反射して、投光レーザ光2を所定の計測領域に向けて1次元的または2次元的にスキャン可能な光学スキャナ装置である。光学スキャナ装置としては、微細なMEMSミラーやポリゴンスキャナ、ガルバノスキャナなどを用いることができる。
制御器19からの速度指令6により、光学スキャナ装置のスキャン速度をリアルタイムに変更できるようになっている。また、光学スキャナ装置の角度情報7は、制御器19に通知される。
受光器16は、計測領域で反射されたレーザ光(以下、「受光レーザ光」と呼ぶ)を受光する。受光レーザ光3の受光タイミング8は、距離演算器18に通知される。
距離演算器18は、制御器19からの制御信号5bと受光タイミング8から、投光し受光したレーザ光(投光レーザ光2と受光レーザ光3)の時間差を求め、これから距離データ9を算出する。算出された距離データ9は、制御器19に通知される。
なお、光学スキャナの動作速度を変更する場合には、パルスレーザによる測距方式だけでなく、変調レーザによる位相差方式による測距も可能である。
制御器19は、レーザ発振器12、投光器14、および距離演算器18を制御し、距離演算器18で得られた距離データ9に基づき、計測領域に向けて走査するレーザ光(投光レーザ光2)の走査ピッチを変更し、制御信号5a、5b及び速度指令6として出力する。
また、制御器19は、光学スキャナのスキャン角度7と、距離演算器18から受信した距離データ9とから、角度距離情報を生成し、計測データ11(二次元データまたは三次元データ)として図示しない出力装置(表示装置、記憶装置、制御装置等)に出力する。
図1の制御器19は、本発明による三次元センサのデータ補正装置20を備える。図2は、本発明のデータ補正装置の第1実施形態図である。この図において、本発明のデータ補正装置20は、緯度・経度取得手段22、日時取得手段24、潮位計算手段26、および三次元座標補正手段28を備える。
緯度・経度取得手段22は、例えばGPS(全地球測位システム)であり、三次元センサ10が設置されている緯度・経度を取得する。センサの設置箇所が移動しない場合は、予め緯度と経度を固定値として設定しておくことでも良い。
日時取得手段24は、例えば電波時計であり、計測時の日時を取得する。内蔵の時計などにより現在の日時値を取得しても、内部に時計を持たず、外部の基準時計を参照して日時値を取得しても良い。
潮位計算手段26は、太陽と月の運動から潮位を計算する周知の計算プログラムを有し、緯度・経度および計測時の日時から計測領域、又はセンサが設置されている位置近傍の潮位を算出する。
三次元座標補正手段28は、例えばコンピュータであり、潮位計算手段26で算出した潮位を用いて三次元センサ10の座標データを補正するようになっている。
図3は、三次元座標補正手段28による補正を模式的に示す図である。
図3Aに示すように、グローバル座標系の3次元座標軸X,Y,Zにおいて、海面を基準平面とし、海面をZ=0のX−Y平面(水平面)に設定して、そこから一定以上の高さのあるもの(検知・計測対象物)を検出する処理を行う場合を想定する。
図3Bに示すように、例えば潮位が上昇すると、海面がZ=0を満たさなくなり、Z=0の基準面から一定以上の高さのあるものとして、検知・計測対象物以外に海面及び波等も検出してしまい、検知・計測対象物を検出する処理が困難となる。
この場合、図3Cに示すように、三次元座標補正手段28により、算出した潮位を用いて三次元センサの原点を海面位置に補正することにより、図3Aの状態となり、海面をZ=0のX−Y平面(水平面)に設定して、そこから一定以上の高さのあるもの(検知・計測対象物)を検出する処理を行うことができる。
図4は、三次元座標補正手段28による補正を模式的に示す別の図である。
図4Aに示すように、グローバル座標系の3次元座標軸X,Y,Zにおいて、海面を基準平面とし、海面をZ=0のX−Y平面(水平面)に設定する。
図4Bに示すように、Z=Z0の閾値平面を設定して、閾値平面以上の高さのあるもの(検知・計測対象物)を検出する処理を行う場合を想定する。
図4Cに示すように、例えば潮位が上昇すると、海面が閾値平面以上の高さとなり、閾値平面以上の高さのあるものとして、検知・計測対象物以外に海面及び波等も検出してしまい、検知・計測対象物を検出する処理が困難となる。
この場合、図4Dに示すように、三次元座標補正手段28により、算出した潮位を用いて三次元センサの原点と海面高さの差により閾値を補正することにより、図4Aの状態となり、海面をZ=0のX−Y平面(水平面)に設定して、そこから一定以上の高さのあるもの(検知・計測対象物)を検出する処理を行うことができる。
上述した装置を用い、本発明のデータ補正方法は、三次元センサ10が設置されている緯度・経度を取得し、計測時の日時を取得し、緯度・経度および計測時の日時から計測領域の潮位を算出し、算出した潮位を用いて三次元センサ10の座標データを補正する。
上述した本発明の第1実施形態の装置及び方法によれば、陸上(例えば移動体)に三次元センサ10を設置し、海面上の物体を検知・計測する場合であっても、緯度・経度および計測時の日時から計測領域の潮位を算出し、算出した潮位を用いて三次元センサの座標データを補正するので、海面を基準平面として、基準平面を自動で補正できる。
図5は、本発明のデータ補正装置の第2実施形態図である。この図において、本発明のデータ補正装置30は、緯度・経度取得手段22、日時取得手段24、潮位計算手段26、方位取得手段32、および三次元座標基準設定手段34を備える。
緯度・経度取得手段22は、例えばGPS(全地球測位システム)であり、三次元センサ10が設置されている緯度・経度を取得する。センサの設置箇所が移動しない場合は、予め緯度と経度を固定値として設定しておくことでも良い。
日時取得手段24は、例えば電波時計であり、計測時の日時を取得する。内蔵の時計などにより現在の日時値を取得しても、内部に時計を持たず、外部の基準時計を参照して日時値を取得しても良い。
潮位計算手段26は、太陽と月の運動から潮位を計算する周知の計算プログラムを有し、緯度・経度および計測時の日時から計測領域、又はセンサが設置されている位置近傍の潮位を算出する。
方位取得手段32は、例えば、ジャイロ・コンパスであり、方位を取得する。
三次元座標基準設定手段34は、例えばコンピュータであり、緯度・経度からグローバル座標系の水平位置X,Yを設定する。また、方位からグローバル座標系の方位角ψを設定する。
また、三次元座標基準設定手段34は、計測された計測海面と潮位から算出された算出海面との相対角度から、グローバル座標系のピッチ角θとロール角φを設定する。
さらに、三次元座標基準設定手段34は、設定したピッチ角θとロール角φを用いて計測海面を水平に補正し、補正した補正海面と前記算出海面との海面高さの差からグローバル座標系の高さ位置Zを設定するようになっている。
この三次元座標基準設定手段34により、海面を計測した三次元情報から近似平面を算出する。その平面の傾き量から、自身の傾き量(ピッチとロール)を把握する。またその平面から鉛直方向への自身の距離を算出し、その時点での潮位をオフセットとして加算する。加算結果を自身の高さ情報とすることにより潮位0cmを基準とした絶対高さを把握することができる。
上述した装置を用い、本発明のデータ補正方法は、以下の各ステップからなる。図6は、本発明の方法のステップS4の模式図であり、図7は本発明の方法のステップS5,S6の模式図である。
(S1)三次元センサ10が設置されている緯度・経度を取得してこれからグローバル座標系の水平位置X,Yを設定する。
(S2)方位を取得してこれからグローバル座標系の方位角ψを設定し、計測時の日時を取得する。
(S3)前記緯度・経度および計測時の日時から計測領域の潮位を算出する。
(S4)計測された計測海面と潮位から算出された算出海面との相対角度から、グローバル座標系のピッチ角θとロール角φを設定する。
(S5)設定したピッチ角θとロール角φを用いて計測海面を水平に補正する。
(S6)補正した補正海面と前記算出海面との海面高さの差からグローバル座標系の高さ位置Zを設定する。
以上により緯度・経度、方位、水準面からの高さ、水準面からの傾き量(ピッチ、ロール)が把握できるため、グローバル座標系自身の三次元座標の基準を、グローバル座標系に合うよう自動設定する。
上述した本発明の第2実施形態の装置及び方法によれば、三次元センサ10をそれぞれ別の位置(例えば移動体)に設置し、複数の三次元センサを併用する場合であっても、緯度・経度からグローバル座標系の水平位置X,Yを設定し、方位からグローバル座標系の方位角ψを設定することができる。
さらに、計測された計測海面と潮位から算出された算出海面とから、グローバル座標系のピッチ角θとロール角φと、補正した補正海面と前記算出海面との海面高さの差からグローバル座標系の高さ位置Zを設定することができる。従って、各センサの座標系を共通のグローバル座標系に自動で調整できる。
なお、この自動調整方法は、複数のセンサに限ったものでない。例えばセンサ1台を固定設置した場合でも、ロール、ピッチの自動調整は水平面出しをするのに有効となる。他の座標情報についても、グローバル座標系と合わせてあると、直感的に操作者が分かりやすくなる効果がある。例えば実世界での北方向が、センサの値でも北と示される。また、1台のセンサを移動させながら、各所でグローバル座標系に合わせてから計測するといった使い方にも適する。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することができることは勿論である。
本発明のデータ補正装置を内蔵した三次元センサの全体構成例である。 本発明のデータ補正装置の第1実施形態図である。 三次元座標補正手段28による補正を模式的に示す図である。 三次元座標補正手段28による補正を模式的に示す別の図である。 本発明のデータ補正装置の第2実施形態図である。 本発明の方法のステップS4の模式図である。 本発明の方法のステップS5,S6の模式図である。 特許文献1の「監視システム及び監視方法」の模式図である。
符号の説明
1 レーザ光、2 投光レーザ光、3 受光レーザ光、
5a,5b 制御信号、6 速度指令、7 角度情報、
8 受光タイミング、9 距離データ、
10 レーザレーダ装置、11 計測データ、
12 レーザ発振器、14 投光器、16 受光器、
18 距離演算器、19 制御器、
20 データ補正装置、22 緯度・経度取得手段、
24 日時取得手段、26 潮位計算手段、
28 三次元座標補正手段、
30 データ補正装置、32 方位取得手段、
34 三次元座標基準設定手段

Claims (6)

  1. 陸上から海面上の対象物を計測する三次元センサのデータ補正装置であって、
    三次元センサが設置されている緯度・経度を取得する緯度・経度取得手段と、
    計測時の日時を取得する日時取得手段と、
    潮位を計算する潮位計算手段と、
    三次元座標補正手段とを備え、
    潮位計算手段により、緯度・経度および計測時の日時から計測領域の潮位を算出し、算出した潮位を用いて三次元座標補正手段により三次元センサの座標データを補正する、ことを特徴とする三次元センサのデータ補正装置。
  2. 前記三次元座標補正手段により、算出した潮位を用いて三次元センサの原点を海面位置に補正する、ことを特徴とする請求項1に記載の三次元センサのデータ補正装置。
  3. 前記三次元座標補正手段により、算出した潮位を用いて三次元センサの原点と海面高さの差により検出閾値を補正する、ことを特徴とする請求項1に記載の三次元センサのデータ補正装置。
  4. 陸上から海面上の対象物を計測する三次元センサのデータ補正方法であって、
    三次元センサが設置されている緯度・経度を取得し、
    計測時の日時を取得し、
    緯度・経度および計測時の日時から計測領域の潮位を算出し、算出した潮位を用いて三次元センサの座標データを補正する、ことを特徴とする三次元センサのデータ補正方法。
  5. 陸上から海面上の対象物を計測する三次元センサのデータ補正装置であって、
    三次元センサが設置されている緯度・経度を取得する緯度・経度取得手段と、
    計測時の日時を取得する日時取得手段と、
    方位を取得する方位取得手段と、
    潮位を計算する潮位計算手段と、
    三次元座標基準設定手段とを備え、
    潮位計算手段により、緯度・経度および計測時の日時から計測領域の潮位を算出し、
    三次元座標基準設定手段により、緯度・経度からグローバル座標系の水平位置X,Yを設定し、方位からグローバル座標系の方位角ψを設定し、
    計測された計測海面の傾きから、グローバル座標系のピッチ角θとロール角φを設定し、
    設定したピッチ角θとロール角φを用いて計測海面を水平に補正し、補正した補正海面と前記算出潮位との海面高さの差からグローバル座標系の高さ位置Zを設定する、ことを特徴とする三次元センサのデータ補正装置。
  6. 陸上から海面上の対象物を計測する三次元センサのデータ補正方法であって、
    三次元センサが設置されている緯度・経度を取得してこれからグローバル座標系の水平位置X,Yを設定し、
    方位を取得してこれからグローバル座標系の方位角ψを設定し、
    計測された計測海面の傾きから、グローバル座標系のピッチ角θとロール角φを設定し、
    計測時の日時を取得して、前記緯度・経度および計測時の日時から計測領域の潮位を算出し、設定したピッチ角θとロール角φを用いて計測海面を水平に補正し、
    補正した補正海面と前記算出潮位との海面高さの差からグローバル座標系の高さ位置Zを設定する、ことを特徴とする三次元センサのデータ補正方法。
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