JP2008281186A - ドレン水の排出方法および浮力式ドレントラップ - Google Patents
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Abstract
【課題】 先ず、弁を開放する弁座の開閉が、フロートの自重とフロート本体による浮力を中心として成される為に、継続的に流れている場合に、開いたと思うと閉じ、閉じたと思うと開くというように、常に半開きの状態になることが多く、更に、流量が少ない場合、浮力によるフロート本体が上昇せず、当然排水にも勢いが無く、溜ったドレン水の水と油が分離し、浮上した油が排出し難いという問題が有り、加えて、弁の内径が小さい場合流速がない為、油や垢等が内壁に付着し易くなり、詰まりの原因となって、清掃の間隔を短くする必要があった。
【解決手段】 弁18を瞬時に完全に開放することが確実に成されるように、ケース10、20内に溜まるドレン水101が瞬時に急激に増加するようにした。
【選択図】図1
【解決手段】 弁18を瞬時に完全に開放することが確実に成されるように、ケース10、20内に溜まるドレン水101が瞬時に急激に増加するようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、ドレン水の排出方法および浮力式ドレントラップに関する技術であって、更に詳細に述べると、浮力を利用して弁を開放するのに際し、特に浮力の効果を顕著に引き出すことで、瞬時に完全に開放することが確実に成されるように、ドレントラップ内に溜まるドレン水が瞬時に急激に増加するようにした技術に関して述べたものである。
従来、ドレン水の排出方法および浮力式ドレントラップに関する技術としては、ケースの内部にフロートを収納したものがある(例えば、特許文献1)。
この場合、特許文献1の図5には、従来の浮力式ドレントラップの流出口を開放している図として、ケース100Bとフロート200Bから構成されているドレントラップが示されている。 そして、ケース100Bは、ケース本体50とフロートブラケット7と弁座9とOリングを構成した手動弁4により一体に構成されている。 また、ケース本体50は、第一ケース1と第二ケース2とガスケット3により一体に構成され、ケース本体50に形成されている流入口50aと流出口50bを除いてドレン水が洩れないように完全に密閉されている。
一方、フロート200Bは、フロート本体5とアーム6とゴム弁座8により一体に構成されている。 この場合、アーム6は略L字状のものであって、一端にはケース100Bに形成されている流入口50aより内部に流入したドレン水が溜まって来ると浮力を生じさせるフロート本体5を、他端にはケース100Bに形成されている流出口50bに位置している弁座9を開閉するゴム弁座8を構成し、曲がり部にはケース100Bの内部に構成しているフロートブラケット7と繋合して保持されたフロート200A全体を回動可能にする回転軸6aを形成している。
従って、ケース100B内にドレン水があまり流入していない場合には、フロート本体5に浮力も働かずフロート200Bの自重によってゴム弁座8が弁座9に密着して閉鎖の状態にしている。 それに対し、ケース100B内にドレン水が沢山流入して一定の位置以上になった場合には、フロート本体5に浮力が働きその浮力によってゴム弁座8が弁座9を離れ開放の状態になる。 但し、ケース100B内に流入している圧縮空気の圧力が弁座9に作用する力と、ゴム弁座8の弾性力も弁9の開閉に影響を与えていることも事実である。
また、特許文献1の図1には、本発明の浮力式ドレントラップの流出口を閉鎖している図として、ケース100Aとフロート200Aから構成されているドレントラップが示されている。 この場合、ケース100Aとフロート200Aとの間に磁石13を介することで吸引力を発生させ、浮力Fと吸引力とそれらの力の発生する位置X、Yとの関係によってケース100Aを形成している流出口50bを閉鎖したり開放し、ドレン水の保持や排出を可能にしている技術が示されている。
特開2005−180677
しかしながら、このような従来の、ドレン水の排出方法および浮上式ドレントラップに関しては、以下に示すような課題があった。
即ち、特許文献1の図5に示されている従来の技術では、弁を開放する弁座の開閉が、フロートの自重とフロート本体による浮力を中心として成される為に、継続的に流れている場合に、開いたと思うと閉じ、閉じたと思うと開くというように、常に半開きの状態になることが多かった。
更に、特許文献1の図5に示されている従来の技術では、流量が少ない場合、浮力によるフロート本体が上昇せず、当然排水にも勢いが無い。 このため、溜ったドレン水の水と油が分離し、浮上した油が排出し難いという問題があった。
加えて、特許文献1の図5に示されている従来の技術では、弁の内径が小さい場合流速がない為、油や垢等が内壁に付着し易くなり、詰まりの原因となって、清掃の間隔を短くする必要があった。
一方、特許文献1の図1に示されている磁石を設置した技術でも、ドレン水が少量でも流れ続ける間は緩やかに排水されることで、磁石の機能を発揮する機会が極端に少なかった。 従って、鉄屑や錆が磁石に付着し、清掃の間隔を短くする必要があった。
本発明は、ケース10、20内にフロート50を収納し、前記ケース10、20内に溜まるドレン水101によって前記フロート50に浮力を発生させ、前記フロート50を構成して一体となっている弁座52を浮力によって回動させることで前記ケース10、20を構成して一体となっている弁17に形成された流出口11t、21tを開閉するようにしたドレン水の排出方法に於いて、前記弁18を瞬時に完全に開放することが確実に成されるように、前記ケース10、20内に溜まる前記ドレン水101が瞬時に急激に増加するようにしたことを特徴とし、更には、前記ケース10、20内に溜まる前記ドレン水101が瞬時に急激に増加することが可能なように、流入するドレン水103を一旦貯留させることを特徴とし、更には、前記ドレン水103を一旦貯留させることで、その量が一定量を超えた際に、または一定時間を経過した際に、瞬時に急激に放出するようにしたことを特徴とし、更には、前記ドレン水103を一旦貯留させる手段として、前記ケース10、20内部の上部に位置し軸32、42によって保持しているドレン水貯留槽30、40に前記ドレン水103を一旦貯留させ、前記ドレン水貯留槽30、40の重心の位置が空の状態から満杯になるに従って移動するものであり、前記ドレン水貯留槽30、40が空の状態では、流入する前記ドレン水103を一旦貯留させることが可能なように開口部を水平面にさせていることを特徴とし、更には、前記ドレン水貯留槽30、40が満杯の状態に近付いた際には、前記ドレン水103を一旦貯留させた状態から全量を瞬時に急激に放出する為に、前記ドレン水貯留槽30、40が前記軸32、42を中心に回動可能にしたことを特徴とすることによって、上記課題を解決したのである。
また、本発明は、アーム51bを中心にして一方の端部に水で浮くことが出来るフロート本体51aを位置させ他方の端部の近傍に回転軸51cを形成したフロート組立51と他方の端部に弁座52を一体に構成したフロート50を、ドレン水101が流出する流出口11t、21tを形成した弁18と前記回転軸51cを保持することで前記フロート50を回動させるフロートブラケット17とを一体に構成したケース10、20内に収納し、前記ケース10、20の一定の位置まで前記ドレン水101が溜まっていない場合には、前記フロート50の自重によって前記弁座52が前記弁18を閉鎖し、前記ケース10、20の一定の位置以上まで前記ドレン水101が溜まった場合には、前記フロート本体11、21の浮力によって前記弁座52が前記弁18を開放するようにした浮力式ドレントラップに於いて、前記フロート本体51aの浮力によって前記弁座52が前記弁18を瞬時に完全に開放することが確実に成されるように、前記ケース10、20内に流入するドレン水103を一旦貯留させるドレン水貯留槽30、40を設け、前記ドレン水103を一旦貯留させた状態から瞬時に急激に放出することを可能にしたことを特徴とし、更には、前記ドレン水貯留槽30、40は、軸32、42によって回動可能に保持したものであり、前記ドレン水103を一旦貯留させた状態から全量を開口部先端31k、41kより瞬時に急激に放出することを可能にしたことを特徴とし、更には、前記ドレン水貯留槽30、40が空の場合には、前記ドレン水貯留槽30、40の開口部が前記開口部先端31k、41kと共に水平面となるようにし、回動することもなく流入する前記ドレン水103を一端貯留させることを可能とし、前記ドレン水貯留槽30、40が満杯になってきた場合には、前記ドレン水貯留槽30、40の重心を前記開口部先端31k、41kの側に移動していくことで前記ドレン水貯留槽30、40が前記軸32、42を中心に回動可能とし、それによって前記ドレン水貯留槽30、40の前記ドレン水103を一旦貯留させた状態のものを前記開口部先端31k、41kから前記ケース10、20内に瞬時に急激に放出することを可能にしたことを特徴とし、更には、前記ドレン水貯留槽30、40が空の場合には、前記ドレン水貯留槽30、40の開口部が前記開口部先端31k、41kと共に水平面となるように、ストッパー29で拘束することを特徴とし、更には、前記ドレン水貯留槽30、40を構成している貯留槽本体31、41の何れかの位置に錘を付加することで、前記ドレン水貯留槽30、40の重心を調整可能にしたことを特徴とすることによって、上記課題を解決したのである。
以上の説明から明らかなように、本発明によって、以下に示すような効果をあげることが出来る。
即ち、弁を瞬時に完全に開放することが確実に成されるように、ケース内に溜まるドレン水が瞬時に急激に増加するようにしたことで、その為に流入するドレン水を一旦貯留させたことで、半開きの状態になることを防止することが出来、浮力によるフロート本体の上昇も容易となり、流速も十分に確保され、油や垢等が内壁に付着することも無く、清掃の間隔も長期で良くなった。
また、ドレン水貯留槽を構成している貯留槽本体の何れかの位置に錘を付加することで、ドレン水貯留槽の重心を調整可能にしたことにより、ドレン水貯留槽の空と満杯での必要とする位置を確保する為の調整が容易となった。
更に、ドレン水貯留槽が空の場合には、ドレン水貯留槽の開口部が開口部先端と共に水平面となるように、ストッパーで拘束することで、ドレン水貯留槽の空での必要とする位置を確保することが容易となった。
以下、本発明の実施の形態を図面と共に詳細に説明する。
ここで、図1は、本願発明に於ける浮力式ドレントラップの平面図であり、図2は、本願発明に於ける浮力式ドレントラップのA−A断面図であり、図3は、本願発明に於ける浮力式ドレントラップのB−B断面図であり、図4は、本願発明に於ける浮力式ドレントラップのC−C断面図であり、図5は、本願発明に於ける別の浮力式ドレントラップの平面図であり、図6は、本願発明に於ける別の浮力式ドレントラップのD−D断面図であり、図7は、本願発明に於ける別の浮力式ドレントラップのE−E断面図であり、図8は、本願発明に於ける別の浮力式ドレントラップのD−D断面図のドレン水貯留槽が回転した図であり、図9は、本願発明に於ける別の浮力式ドレントラップのD−D断面図のストッパーを設けた図であり、図10は、本願発明に於けるフロートの斜視図である。
ここで、図1は、本願発明に於ける浮力式ドレントラップの平面図であり、図2は、本願発明に於ける浮力式ドレントラップのA−A断面図であり、図3は、本願発明に於ける浮力式ドレントラップのB−B断面図であり、図4は、本願発明に於ける浮力式ドレントラップのC−C断面図であり、図5は、本願発明に於ける別の浮力式ドレントラップの平面図であり、図6は、本願発明に於ける別の浮力式ドレントラップのD−D断面図であり、図7は、本願発明に於ける別の浮力式ドレントラップのE−E断面図であり、図8は、本願発明に於ける別の浮力式ドレントラップのD−D断面図のドレン水貯留槽が回転した図であり、図9は、本願発明に於ける別の浮力式ドレントラップのD−D断面図のストッパーを設けた図であり、図10は、本願発明に於けるフロートの斜視図である。
(第一の実施例)
図1と図2と図3と図4と図10に見られる浮力式ドレントラップは、ケース10と、ケース10内部に位置しているフロート50と、ケース10内部の上部に位置しているドレン水貯留槽30から構成されている。
図1と図2と図3と図4と図10に見られる浮力式ドレントラップは、ケース10と、ケース10内部に位置しているフロート50と、ケース10内部の上部に位置しているドレン水貯留槽30から構成されている。
この場合、ケース10は、円筒で中空のケース本体11と、ケース本体11の上部と螺合によって接続している上フランジ12と、ケース本体11の下部と螺合によって接続している下フランジ13と、上フランジ12と螺合によって接続しているドレン入口継手14と、下フランジ13と螺合によって接続しているドレン継手15と、ケース本体11の側面と螺合によって接続している排水継手16と、フロート50を繋合し保持するフロートブラケット17と、フロートブラケット17を挟んで排水継手16と螺合によって接続している弁18により一体に構成されている。
尚、ケース10は中空の形状をしていて、ドレン入口継手14に形成されている流入口11sと弁18に形成されている流出口11tを除いては、ドレン水101が洩れないように密閉された状態になっている。
そして、ケース本体11の側面には、ドレン水貯留槽30を保持する為に、ケース本体11の上端部から同じ高さに位置していて内部まで貫通している二箇所の穴11kを形成し、ケース本体11の内側に於いて形成されている二箇所の穴11kの周囲を囲んで二箇所の座11aを位置させてケース本体11内側との間と溶接によって固定し、二箇所の穴11kと二箇所の座11aとの間でドレン水貯留槽30を回動可能に保持することが可能なように、二箇所の穴11kと二箇所の座11aの中心が一直線になるように位置させている。 尚、座11aに関しては、ケース本体11と溶接によって一体に固定させなくとも、分離させた状態にしても構わない。
ところで、図2に示すように、一端に鍔を他端に雄ネジを一端の鍔の中心と他端の雄ネジの中心の間を貫通させている流出口11tを形成した弁18は、その弁18の鍔の側をケース本体11の内側に位置させて、鍔と排水継手16との間にフロートブラケット17を挟んで螺合によって接続している。 従って、弁18の役割としては、ケース本体11の内側から外側に弁18に形成された流出口11tを通ってドレン水101が流出するようになっているのである。 また、ケース本体11の側面と螺合によって接続している排水継手16と、排水継手16と螺合によって接続している弁18およびフロートブラケット17を構成することによって、ケース本体11と排水継手16とフロートブラケット17と弁18等は一体になっているのである。
一方、フロート50は、アーム51bを中心にして一方の端部に水で浮くことが出来るフロート本体51aを位置させ他方の端部の側である曲がり部51xの近傍に回転軸51cを形成したフロート組立51と、他方の端部に弁座52を一体に構成している。
繰り返して詳細に述べると、フロート50はフロート組立51と弁座52より構成されていて、このフロート組立51を形成しているアーム51bは略コ字状のものであって、一方の端部にはケース10内にドレン水101が溜まって来ると浮力を生じさせるフロート本体51aを、更に他方の端部の側である曲がり部51xの近傍に回転軸51cを形成している。 そして、他方の端部には、ケース10を構成しケース本体11と螺合によって接続している排水継手16に更にケース10を構成し排水継手16と螺合によって接続している弁18に形成されている流出口11tを流れる流体の流れを開閉する、弁座52を一体に構成している。
また、図10に見られるように、このフロート組立51を形成しているアーム51bの曲がり部51xには、ケース10の内部に位置してケース10を構成しているフロートブラケット17に形成されている軸受穴17aと繋合して保持されていて、更にフロート50全体が回動することを可能にしている、回転軸51cを形成している。
この場合、ケース10の一定の位置までドレン水101が溜まっていない場合には、フロート50の自重によって弁座52が弁18を閉鎖し、ケース10の一定の位置以上までドレン水101が溜まった場合には、フロート本体11の浮力によって弁座52が弁18を開放するようにしている。 従って、ケース10内に溜まるドレン水101が瞬時に急激に増加するようにしたことで、弁18を瞬時に完全に開放することが確実に成されることが可能になったのである。
但し、アーム51bの形状に関しては、略コ字状に限定する必要は無く、略L字状やその他の形状のものも考えられる。 更に、アーム51bの曲がり部の角度に関しては、90度以上でも90度以下でも構わない。 加えて、アーム51bに関しては、弁座52が弁18を閉鎖している際には、水面に対して平行に位置することは考えられるが、平行でなくても構わない。 また、アーム51bが曲がり部51xを形成しない略L字状のものにして、弁座52と弁18を同軸に位置させることはせずに、直角方向に位置させることも考えられる。
次に、ケース10内部の上部に位置しているドレン水貯留槽30に関して述べると、ケース10を構成しているケース本体11に形成されている二箇所の座11aと穴11kに保持させることが出来るように、ボルト状の軸32とナット33と共に回動可能に貯留槽本体31と一体に構成している。 その場合、一つの例としては軸32の頭部を貯留槽本体31の内部に位置させ、更に軸32を貯留槽本体31とケース本体11を貫通させた状態でネジ部をケース本体11の外側に突出させナット33で固定しているのである。 そして、流入したドレン水103を一旦貯留させた状態から全量を開口部先端31kより瞬時に急激に放出することを可能にしている。
尚、貯留槽本体31と軸32の間は、一体であることが必要であり、軸32にボルトを使用して貯留槽本体31と軸32の間を螺合によって接続したり接着剤を使用することが考えられるが、隙間を持たせることも考えられる。 また、軸32は、ケース本体11から突出した状態でナット33で固定している。 但し、ナット33は無くても全く構わない。 更に、軸32の位置に関しては、頭部をケース本体11の外側に位置させて、貯留槽本体31の内側をナット33で固定することも考えられる。 ここで、回動部は、穴11kと座11aの一方又は両方ということになるが、多少の漏れを良しとすると貯留槽本体31の場合も有り得る。
ところで、ドレン水貯留槽30にドレン水103が空の場合には、ドレン水貯留槽30の開口部が開口部先端31kと共に水平面となるようにし、回動することもなく流入するドレン水103を一旦貯留させることを可能とし、ドレン水貯留槽30が満杯になってきた場合には、ドレン水貯留槽30の重心を軸32に対して開口部先端31kと同じ側に移動していくことで最終的にはドレン水貯留槽30が軸32を中心に回動可能とし、それによってドレン水貯留槽30のドレン水103を一旦貯留させた状態のものを開口部先端31kからケース10内に瞬時に急激に放出することを可能にしている。 尚、ドレン水貯留槽30が空の場合には、ドレン水貯留槽30が空の状態での重心を軸32に対して開口部先端31kと反対の側に位置させるのが効果的である。
一方、ドレン水貯留槽30の形状に関しては、図2に於いては、断面から見た場合半円と接線の延長した半円と直線から形成された形状であり、接線の延長上に開口部先端31kが位置していて、半円の接線の延長上と半円の接線と反対側の一端と開口部先端31kとで開口部である水平面を形成している。 そして、このドレン水貯留槽30が軸32を中心に回動するとドレン水103を一旦貯留させた状態から全量を瞬時に急激に放出することを可能にしている。 従って、全量放出することが可能であれば、空の状態から満杯の状態に至る重心の移動と合わせて、断面が三角形でも台形でも開口部先端31kが10〜50度程度であればその他の形状のものでも構わない。
本発明による、ドレン水の排出方法および浮力式ドレントラップは前述したように構成されており、以下にその動作について説明する。
先ず、ケース10内に、ドレン水103が流入口11sより流入する。 この場合、流入口11sの下部には、ドレン水貯留槽30を構成している貯留槽本体31の開口部が開口部先端31kと共に上向きに水平面となって位置し、流入するドレン水103を一旦貯留することが出来るようになっている。
ここで、ドレン水貯留槽30の開口部が開口部先端31kと共に上向きに水平面となるように位置するという意味は、ドレン水貯留槽30が空の状態でのドレン水貯留槽30の重心の位置を軸32に対して開口部先端31kと反対の側に位置させることでその位置を確保しているが、軸32の周囲に於ける回動部の摩擦損出ということを考慮すると、軸32の近傍であれば開口部先端31kの側ということも考えられる。
更に、ドレン水貯留槽30が満たされるに従ってドレン水貯留槽30の重心の位置が開口部先端31kの側に移動し、満杯の状態近傍でドレン水貯留槽30の重心が軸32の右側に位置することで、ドレン水貯留槽30が軸32を中心に回動し、貯留槽本体31はドレン水貯留槽回転仮想図30zに位置することでドレン水貯留槽30からドレン水103を一旦貯留させた状態から全量を開口部先端31kより瞬時に急激に放出することを可能にしている。
そこで、ドレン水貯留槽30から瞬時に急激に放出されたドレン水103は、ケース10内に溜まることになる。 この場合、ケース10内に溜まるドレン水101の量は、ドレン水貯留槽30からドレン水103を一旦貯留させた状態から全量を開口部先端31kより瞬時に急激に放出される為に、ドレン水101がケース10内に溜まることによる液面の上昇も急激であり、従って液面の上昇によりフロート50を構成しているフロート本体51aの上昇も急激なものとなる。 その結果、フロート50を構成している便座52も、弁18から一瞬にして大きく移動し開放することになり、ケース10内に溜まっているドレン水101を確実に排出することが可能となるのである。
そして、ケース10内に溜まったドレン水101が弁18に形成している流出口11tから排出されて、ケース内部11zの液面の高さが流出口11t近傍の高さになると、フロート50を構成している便座52がケース10を構成している弁18を確実に閉ざすことになる。 尚、弁18を閉じた状態でのフロート50の位置関係としては、フロート50の重量によってフロート50を構成している便座52がケース10を構成している弁18を確実に閉ざすことが望ましいし、また確実に閉ざすためにフロート50とケース10の間を磁力で拘束することは非常に効果的な方法である。
一方、ドレン水貯留槽30に貯留されたドレン水103が放出されてから便座52が弁18を閉じる間にも、ドレン水貯留槽30にはドレン水103が貯留されることになる。そして、再びドレン水貯留槽30にドレン水103が満杯になると、再びドレン水貯留槽30が軸32を中心に回動し貯留しているドレン水103を全部放出することを繰り返すのである。
(第二の実施例)
図5と図6と図7と図8と図9と図10に見られる浮力式ドレントラップは、ケース20と、ケース20内部に位置しているフロート50と、ケース10内部の上部に位置しているドレン水貯留槽40から構成されている。
図5と図6と図7と図8と図9と図10に見られる浮力式ドレントラップは、ケース20と、ケース20内部に位置しているフロート50と、ケース10内部の上部に位置しているドレン水貯留槽40から構成されている。
この場合、ケース20は、背板21aと上部容器21bと下部容器21cとが溶接によって溶接部21hを介して一体に形成されているケース本体21と、ケース本体21と共に中空体を成す為の前面板22と、ケース本体21と前面板22との間の密閉状態を保つためのパッキン26と、ケース本体21に前面板22を取り付ける複数本のボルト27と、ケース本体21を形成している上部容器21bの上部と螺合によって接続しているドレン入口継手23と、ケース本体21を形成している上部容器21bと下部容器21cを連通させる目的で螺合によって接続している連結継手24と、ケース本体21を形成している下部容器21cの下部と螺合によって接続しているドレン継手25と、ケース本体21を形成している下部容器21cの側面と螺合によって接続している排水継手16と、フロート50を繋合し保持するフロートブラケット17と、フロートブラケット17を挟んで排水継手16と螺合によって接続している弁18により一体に構成されている。
尚、ケース20は中空の形状をしていて、ドレン入口継手23に形成されている流入口21sと弁18に形成されている流出口21tを除いては、ドレン水101や浮上油102が洩れないように密閉された状態になっている。 この場合、図6や図7や図9に於いては、ドレン水101と浮上油102が分離した状態で示しているが、第一の実施例に見られるように、ドレン水101という形で混合されている状態も考えられる。 従って、第一の実施例に於いては、逆にドレン水101と浮上油102が分離した状態ということも考えられる。
そして、ケース20を構成しているケース本体21を形成している背板21aと、ケース20を構成している前面板22には、ドレン水貯留槽40を回動可能に保持する為に、ケース20の上端部から同じ高さに位置していて内部に貫通していない二箇所のネジ孔21k、22kを形成している。 この場合、ネジ孔21k、22kには、雌ネジを形成している。
ところで、図6に示すように、一端に鍔を他端に雄ネジを一端の鍔の中心と他端の雄ネジの中心の間を貫通させている流出口21tを形成した弁18は、その弁18の鍔の側をケース20の内側に位置させて、鍔と排水継手16との間にフロートブラケット17を挟んで螺合によって接続している。 従って、弁18は、ケース20の内側から外側に弁18に形成された流出口21tを通ってドレン水101や浮上油102が流出するようになっている。 また、ケース20の側面と螺合によって接続している排水継手16と、排水継手16と螺合によって接続している弁18およびフロートブラケット17を構成することによって、ケース本体21と前面板22と排水継手16とフロートブラケット17と弁18等は一体になっているのである。
一方、フロート50に関しては、第一の実施例に記載した内容と同じになるので詳細を述べることは省略する。
次に、ケース20内部の上部に位置しているドレン水貯留槽40に関して述べると、ケース20を構成しているケース本体21を形成している背板21aと前面板22に形成されている二箇所のネジ孔21k、22kに保持させることが出来るように、ボルト状の軸42と平座金43と共に回動可能に貯留槽本体41と一体に構成している。 その場合、軸42の頭部を貯留槽本体41の内部に位置させ、更に軸42を貯留槽本体41を貫通させた状態でネジ部をケース本体21や前面板22の内側に形成されたネジ孔21k、22kで固定しているのである。 そして、流入したドレン水103を一旦貯留させた状態から全量を開口部先端31kより瞬時に急激に放出することを可能にしている。 尚、ドレン水貯留槽30、40に関しては、第一の実施例、第二の実施例に、どちらのものを使用しても構わない。
ところで、ドレン水貯留槽40にドレン水103が空の場合には、ドレン水貯留槽40の開口部が開口部先端41kと共に水平面となるようにし、回動することもなく流入するドレン水103を一旦貯留させることを可能とし、ドレン水貯留槽40が満杯になってきた場合には、ドレン水貯留槽40の重心を軸42に対して開口部先端41kと同じ側に移動していくことで最終的にはドレン水貯留槽40が軸42を中心に回動可能とし、それによってドレン水貯留槽40のドレン水103を一旦貯留させた状態のものを開口部先端41kからケース20内に瞬時に急激に放出することを可能にしている。 尚、ドレン水貯留槽40が空の場合には、ドレン水貯留槽40が空の状態での重心を軸42に対して開口部先端41kと反対の側に位置させるのが効果的である。
一方、ドレン水貯留槽40の形状に関しては、第一の実施例に記載した内容と同じになるので詳細を述べることは省略する。
尚、ドレン水貯留槽40にドレン水103が空の場合に、ドレン水貯留槽40の開口部が開口部先端41kと共に水平面となるように調整する手段として、ドレン水貯留槽40を構成している貯留槽本体41の何れかの位置に錘を付加することで、ドレン水貯留槽40が空の状態での重心の位置を調整可能にすることが出来る。 この場合、開口部先端41kから出来る限り離れた下部で調整することが効果的である。 また、この調整は、ドレン水貯留槽40が満杯になってきた場合に、ドレン水貯留槽40のドレン水が開口部先端41kからケース20内に瞬時に急激に放出を可能とすることにも効果的である。 そして、この手段は、第一の実施例に対しても有効である。
更に、ドレン水貯留槽40にドレン水103が空の場合に、ドレン水貯留槽40の開口部が開口部先端41kと共に水平面となるように調整する手段として、図9に見られるように、ケース本体21内側の上部のしかるべき場所にストッパー29で拘束することによってより容易に達成出来るのである。 そして、この手段も、第一の実施例に対しても有効である。
本発明による、ドレン水の排出方法および浮力式ドレントラップは前述したように構成されており、以下にその動作について説明する。
この場合、動作に関しては第一の実施例に記載した内容と同じになるので詳細を述べることは省略する。
但し、一つの応用例として示すと、ケース2の連通穴21uを形成した連続継手24を利用して、弁18を瞬時に完全に開放することが確実に成されるように、その為ケース20内に溜まるドレン水101が瞬時に急激に増加するように、連続継手24に開閉弁を位置させ、ドレン水貯留槽40は設けず上部容器21bにドレン水を貯留させることで対応することも可能である。 具体的には、一定時間とか、上部容器21bの一定の位置までドレン水が流入したことで開放することが考えられる。
浮力を利用して弁を開放するのに際し、特に浮力の効果を顕著に引き出すことで、瞬時に完全に開放することが確実に成されるように、ドレントラップ内に溜まるドレン水が瞬時に急激に増加するようにした技術に関して述べたものである。
10・・・・・・ケース
11・・・・・・ケース本体
11a・・・・・座
11k・・・・・穴
11s・・・・・流入口
11t・・・・・流出口
11z・・・・・ケース内部
12・・・・・・上フランジ
13・・・・・・下フランジ
14・・・・・・ドレン入口継手
15・・・・・・ドレン継手
16・・・・・・排水継手
17・・・・・・フロートブラケット
17a・・・・・軸受穴
18・・・・・・弁
20・・・・・・ケース
21・・・・・・ケース本体
21a・・・・・背板
21b・・・・・上部容器
21c・・・・・下部容器
21h・・・・・溶接部
21k・・・・・ネジ孔
21s・・・・・流入口
21t・・・・・流出口
21u・・・・・連通穴
21x・・・・・上部容器内部
21y・・・・・下部容器内部
22・・・・・・前面板
22k・・・・・ネジ孔
23・・・・・・ドレン入口継手
24・・・・・・連結継手
25・・・・・・ドレン継手
26・・・・・・パッキン
27・・・・・・ボルト
29・・・・・・ストッパー
30・・・・・・ドレン水貯留槽
30z・・・・・ドレン水貯留槽回転仮想図
31・・・・・・貯留槽本体
31k・・・・・開口部先端
32・・・・・・軸
33・・・・・・ナット
40・・・・・・ドレン水貯留槽
40z・・・・・ドレン水貯留槽回転仮想図
41・・・・・・貯留槽本体
41k・・・・・開口部先端
42・・・・・・軸
43・・・・・・平座金
50・・・・・・フロート
51・・・・・・フロート組立
51a・・・・・フロート本体
51b・・・・・アーム
51c・・・・・回転軸
51x・・・・・曲がり部
52・・・・・・弁座
101・・・・・ドレン水
102・・・・・浮上油
11・・・・・・ケース本体
11a・・・・・座
11k・・・・・穴
11s・・・・・流入口
11t・・・・・流出口
11z・・・・・ケース内部
12・・・・・・上フランジ
13・・・・・・下フランジ
14・・・・・・ドレン入口継手
15・・・・・・ドレン継手
16・・・・・・排水継手
17・・・・・・フロートブラケット
17a・・・・・軸受穴
18・・・・・・弁
20・・・・・・ケース
21・・・・・・ケース本体
21a・・・・・背板
21b・・・・・上部容器
21c・・・・・下部容器
21h・・・・・溶接部
21k・・・・・ネジ孔
21s・・・・・流入口
21t・・・・・流出口
21u・・・・・連通穴
21x・・・・・上部容器内部
21y・・・・・下部容器内部
22・・・・・・前面板
22k・・・・・ネジ孔
23・・・・・・ドレン入口継手
24・・・・・・連結継手
25・・・・・・ドレン継手
26・・・・・・パッキン
27・・・・・・ボルト
29・・・・・・ストッパー
30・・・・・・ドレン水貯留槽
30z・・・・・ドレン水貯留槽回転仮想図
31・・・・・・貯留槽本体
31k・・・・・開口部先端
32・・・・・・軸
33・・・・・・ナット
40・・・・・・ドレン水貯留槽
40z・・・・・ドレン水貯留槽回転仮想図
41・・・・・・貯留槽本体
41k・・・・・開口部先端
42・・・・・・軸
43・・・・・・平座金
50・・・・・・フロート
51・・・・・・フロート組立
51a・・・・・フロート本体
51b・・・・・アーム
51c・・・・・回転軸
51x・・・・・曲がり部
52・・・・・・弁座
101・・・・・ドレン水
102・・・・・浮上油
Claims (10)
- ケース(10、20)内にフロート(50)を収納し、前記ケース(10、20)内に溜まるドレン水(101)によって前記フロート(50)に浮力を発生させ、前記フロート(50)を構成して一体となっている弁座(52)を浮力によって回動させることで前記ケース(10、20)を構成して一体となっている弁(17)に形成された流出口(11t、21t)を開閉するようにしたドレン水の排出方法に於いて、前記弁(18)を瞬時に完全に開放することが確実に成されるように、前記ケース(10、20)内に溜まる前記ドレン水(101)が瞬時に急激に増加するようにしたことを特徴とするドレン水の排出方法。
- 前記ケース(10、20)内に溜まる前記ドレン水(101)が瞬時に急激に増加することが可能なように、流入するドレン水(103)を一旦貯留させることを特徴とする請求項1に記載のドレン水の排出方法。
- 前記ドレン水(103)を一旦貯留させることで、その量が一定量を超えた際に、または一定時間を経過した際に、瞬時に急激に放出するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のドレン水の排出方法。
- 前記ドレン水(103)を一旦貯留させる手段として、前記ケース(10、20)内部の上部に位置し軸(32、42)によって保持しているドレン水貯留槽(30、40)に前記ドレン水(103)を一旦貯留させ、前記ドレン水貯留槽(30、40)の重心の位置が空の状態から満杯になるに従って移動するものであり、前記ドレン水貯留槽(30、40)が空の状態では、流入する前記ドレン水(103)を一旦貯留させることが可能なように開口部を水平面にさせていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のドレン水の排出方法。
- 前記ドレン水貯留槽(30、40)が満杯の状態に近付いた際には、前記ドレン水(103)を一旦貯留させた状態から全量を瞬時に急激に放出する為に、前記ドレン水貯留槽(30、40)が前記軸(32、42)を中心に回動可能にしたことを特徴とする請求項4に記載のドレン水の排出方法。
- アーム(51b)を中心にして一方の端部に水で浮くことが出来るフロート本体(51a)を位置させ他方の端部の近傍に回転軸(51c)を形成したフロート組立(51)と他方の端部に弁座(52)を一体に構成したフロート(50)を、ドレン水(101)が流出する流出口(11t、21t)を形成した弁(18)と前記回転軸(51c)を保持することで前記フロート(50)を回動させるフロートブラケット(17)とを一体に構成したケース(10、20)内に収納し、前記ケース(10、20)の一定の位置まで前記ドレン水(101)が溜まっていない場合には、前記フロート(50)の自重によって前記弁座(52)が前記弁(18)を閉鎖し、前記ケース(10、20)の一定の位置以上まで前記ドレン水(101)が溜まった場合には、前記フロート本体(11、21)の浮力によって前記弁座(52)が前記弁(18)を開放するようにした浮力式ドレントラップに於いて、前記フロート本体(51a)の浮力によって前記弁座(52)が前記弁(18)を瞬時に完全に開放することが確実に成されるように、前記ケース(10、20)内に流入するドレン水(103)を一旦貯留させるドレン水貯留槽(30、40)を設け、前記ドレン水(103)を一旦貯留させた状態から瞬時に急激に放出することを可能にしたことを特徴とする浮力式ドレントラップ。
- 前記ドレン水貯留槽(30、40)は、軸(32、42)によって回動可能に保持したものであり、前記ドレン水(103)を一旦貯留させた状態から全量を開口部先端(31k、41k)より瞬時に急激に放出することを可能にしたことを特徴とする請求項6に記載の浮力式ドレントラップ。
- 前記ドレン水貯留槽(30、40)が空の場合には、前記ドレン水貯留槽(30、40)の開口部が前記開口部先端(31k、41k)と共に水平面となるようにし、回動することもなく流入する前記ドレン水(103)を一端貯留させることを可能とし、前記ドレン水貯留槽(30、40)が満杯になってきた場合には、前記ドレン水貯留槽(30、40)の重心を前記開口部先端(31k、41k)の側に移動していくことで前記ドレン水貯留槽(30、40)が前記軸(32、42)を中心に回動可能とし、それによって前記ドレン水貯留槽(30、40)の前記ドレン水(103)を一旦貯留させた状態のものを前記開口部先端(31k、41k)から前記ケース(10、20)内に瞬時に急激に放出することを可能にしたことを特徴とする請求項7に記載の浮力式ドレントラップ。
- 前記ドレン水貯留槽(30、40)が空の場合には、前記ドレン水貯留槽(30、40)の開口部が前記開口部先端(31k、41k)と共に水平面となるように、ストッパー(29)で拘束することを特徴とする請求項8に記載の浮力式ドレントラップ。
- 前記ドレン水貯留槽(30、40)を構成している貯留槽本体(31、41)の何れかの位置に錘を付加することで、前記ドレン水貯留槽(30、40)の重心を調整可能にしたことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の浮力式ドレントラップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007148580A JP2008281186A (ja) | 2007-05-09 | 2007-05-09 | ドレン水の排出方法および浮力式ドレントラップ |
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JP2008281186A true JP2008281186A (ja) | 2008-11-20 |
Family
ID=40142161
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JP2007148580A Pending JP2008281186A (ja) | 2007-05-09 | 2007-05-09 | ドレン水の排出方法および浮力式ドレントラップ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014134095A (ja) * | 2014-02-18 | 2014-07-24 | Bunka Shutter Co Ltd | 引戸装置の無目構造 |
-
2007
- 2007-05-09 JP JP2007148580A patent/JP2008281186A/ja active Pending
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