JP2008279371A - 液体混合装置および液体混合方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】A液,B液の各配管系10,30の途中部に前後の配管12及び13,32及び33に対し回動可能に設けられ、それぞれ所定容積の計量室29,49を内部に備えた回動配管部28,48と、何れの回動配管部よりも下流側に配置され、各回動配管部の計量室から供給される各液体を受容する混合液タンクとを備え、各配管系について、前記回動配管部の計量室と前後の配管とが連通した状態で、計量室内に各々所定の液体が充満していることを確認し、前記回動配管部を回動させて計量室と前後の配管とを遮断した上で、各配管系の前記回動配管部の計量室と混合液タンクとを連通させることにより、各計量室から供給される各液体を前記混合液タンクで受容させる、ことを特徴とする。
【選択図】図4
Description
各配管系の途中部に前後の配管に対し回動可能に設けられ、それぞれ所定容積の計量室を内部に備えた回動配管部と、
各配管系に設けられ、前記回動配管部の計量室内に所定の液体が充満しているか否かを確認する確認手段と、
各回動配管部に設けられ、当該回動配管部を回動させて計量室と前後の配管との連通および遮断を選択的に切り換える第1切換手段と、
何れの回動配管部よりも下流側に配置され、各回動配管部の計量室から供給される各液体を受容する液体受容部と、
各配管系に設けられ、前記計量室と前記液体受容部との連通および遮断を選択的に切り換える第2切換手段と、を備え、
各配管系について、前記回動配管部の計量室と前後の配管とが連通した状態で、前記計量室内に各々所定の液体が充満していることを前記確認手段で確認し、前記第1切換手段により前記回動配管部を回動させて計量室と前後の配管とを遮断した上で、前記第2切換手段により各配管系の前記回動配管部の計量室と前記液体受容部とを連通させることにより、各計量室から供給される各液体を前記液体受容部で受容させる、
ことを特徴としたものである。
各配管系の途中部に設けられ前後の配管に対し回動可能な回動配管部の計量室と前後の配管とを連通させて、所定容積の前記計量室内に所定の液体を供給する供給ステップと、
前記回動配管部の計量室内に所定の液体が充満しているか否かを確認する確認ステップと、
各回動配管部を回動させて当該回動配管部の計量室と前後の配管とを遮断した上で、前記計量室と前記液体受容部とを連通させる切換ステップと、
各配管系の前記計量室と前記液体受容部とを連通させることにより、各計量室から供給される各液体を前記液体受容部で受容させる混合ステップと、を備えた、
ことを特徴としたものである。
図1は本実施形態に係る液体混合装置の全体構成を概略的に示す斜視図、図2は前記液体混合装置の要部を示す正面図、図3は前記液体混合装置の要部を示す縦断面図、図4は図3の要部を拡大して示す縦断面図である。
装置1の基台2は、底面板3とその上に立設された正面板4とを備え、該正面板4上には、A液を貯えるA液タンク11とB液を貯えるB液タンク31とを備えている。後述するように、B液はA液よりも配合量が少なく設定されている関係上、B液タンク31はA液タンク11よりも下方に配置されている。
A液,B液の各回動配管部28,48は、その内部に所定容積のA液,B液の各計量室29,49(図3及び図4参照)をそれぞれ備えると共に、その正面側には、各回動配管部28,48を回動操作するためのダイヤルノブ27,47がそれぞれ一体的に設けられている。
A液回動配管部28を保持するA液ホルダ20の正面部には、ダイヤルノブ27の回動角度(従って回動配管部28の回動角度)を規制するストッパ26k,26sが、例えばボルト締結により一体的に固定されており、ダイヤルノブ27を回動操作する際にはダイヤルノブ27がストッパ26k又は26sに当接することにより、その回動角度が所定角度に規制される。
尚、A液ホルダ20に接続される各配管要素12,13,15,52,53の接続端末部分は、例えばゴム等の弾性に富む材料で成るリング状のシール部材R1,R2,R3,R4,R5により、それぞれ気密および/または液密に封止されている。
B液ホルダ40の左右部分には、前記入口配管32の他端(下流端)側が接続される入口孔41h及び前記出口配管33の他端(上流端)側が接続される出口孔42hが、B液回動配管部48の上流側および下流側にそれぞれ設けられている。従って、B液回動配管部48の回動時には、円形の周縁部が入口および出口の配管32及び33の接続部である入口孔41h及び出口孔42hに対して摺動することになる。
尚、B液ホルダ40に接続される各配管要素32,33,53,54の接続端末部分は、例えばゴム等の弾性に富む材料で成るリング状のシール部材R6,R7,R8,R9により、それぞれ気密および/または液密に封止されている。
尚、A液配管系10とB液配管系30とを、上述のように直列ではなく並列に設けた場合などについては、前記第1切換手段とは別途に第2切換手段を設けるようにすることも考えられる。
前回混合工程終了後にA液,B液の配管系10,30の清浄工程を終え、混合液タンク61の排出口(不図示)を閉じた状態(以下、この状態を初期状態という)では、A液回動配管部28は、ダイヤルノブ27がストッパ26kに当接し略縦向きとなる回動位置にあり、A液計量室29は、前後の配管12,13とは遮断され、第1及び第2清浄配管52,53と連通している。また、B液回動配管部48は、ダイヤルノブ47がストッパ46kに当接して略縦向きとなる回動位置にあり、B液計量室49は、前後の配管32,33とは遮断され、第2及び第3清浄配管53,54と連通している。従って、清浄流体タンク51から混合液タンク61に至る上下方向の配管系が一続きのものとして連通している。
この確認を行った後、ダイヤル47を例えば約45度回動させる。これにより、B液計量室49は、第2及び第3清浄配管53,54並びに前後の配管32,33の何れとも遮断された状態となり、所定量(0.5ミリリットル)のB液がB液計量室49内に貯えられる。
尚、本実施形態では、好ましくは、B液計量室49の直径寸法が入口配管32及び出口配管33の内径寸法と同じか又は小さく設定されており、B液計量室49内の気泡はB液の流れによって押し出され、B液計量室49内に残存することがないようになっている。従って、A液計量室29に接続したエアベント管15のようなエアベント機構を設ける必要は無い。
この確認を行った後、ダイヤルノブ27を例えば約45度回動させる。これにより、A液計量室29は、第1及び第2清浄配管52,53並びに前後の配管12,13の何れとも遮断された状態となり、所定量(20ミリリットル)のA液がA液計量室29内に貯えられる。
その後、上側に位置するA液回動配管部28のダイヤル27を、ダイヤルノブ27nが略縦向きとなる回動位置まで回動操作する。これにより、A液計量室29は第1及び第2清浄配管52,53と連通し、A液計量室29内の計量されたA液は、第2清浄配管53,B液計量室49,第3清浄配管54を順次介して混合液タンク61内に排出される。
この場合、A液とB液とは十分に混合されていない状態でそれぞれ混合液タンク61内に排出されて来るが、混合液タンク61の排出口(不図示)を閉じておくことにより、混合液タンク61内では、後から排出されて来るA液の液流による攪拌が行われ、両液が十分に混ざり合う。
特に、各配管系10,30からの各液体を混合液タンク61で受容させる際には、上流側に位置するA液回動配管部28内のA液により、それよりも下流側に位置するB液回動配管部48内のB液を流し出すことで、下流側に位置するB液回動配管部48内の配合量が少ないB液は当該回動配管部48内に残存することなく全て混合されるので、混合精度がより一層高められる。
また、以上の説明は液体混合装置1を主として手動で操作する場合についてのものであったが、従来公知の駆動機構や駆動源さらには制御機構などを用いることで、同様の作用をなす液体混合装置を自動で作動するように構成することも可能である。
このように、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、変更や改良を行い得ることは言うまでもない。
10 A液配管系
11 A液タンク
12 入口配管
13 出口配管
15 エアベント管
20 A液ホルダ
21 入口キャビティ部
22 出口キャビティ部
27 ダイヤルノブ
28 A液回動配管部
29 A液計量室
30 B液配管系
31 B液タンク
32 入口配管
33 出口配管
40 B液ホルダ
41h 入口孔
42h 出口孔
47 ダイヤルノブ
48 B液回動配管部
49 B液計量室
51 清浄流体タンク
52 第1清浄配管
53 第2清浄配管
54 第3清浄配管
61 混合液タンク
Claims (8)
- 各々所定の液体を供給する少なくとも2系統の配管系を備え、各配管系により供給される少なくとも2種類の液体を混合する液体混合装置であって、
各配管系の途中部に前後の配管に対し回動可能に設けられ、それぞれ所定容積の計量室を内部に備えた回動配管部と、
各配管系に設けられ、前記回動配管部の計量室内に所定の液体が充満しているか否かを確認する確認手段と、
各回動配管部に設けられ、当該回動配管部を回動させて計量室と前後の配管との連通および遮断を選択的に切り換える第1切換手段と、
何れの回動配管部よりも下流側に配置され、各回動配管部の計量室から供給される各液体を受容する液体受容部と、
各配管系に設けられ、前記計量室と前記液体受容部との連通および遮断を選択的に切り換える第2切換手段と、を備え、
各配管系について、前記回動配管部の計量室と前後の配管とが連通した状態で、前記計量室内に各々所定の液体が充満していることを前記確認手段で確認し、前記第1切換手段により前記回動配管部を回動させて計量室と前後の配管とを遮断した上で、前記第2切換手段により各配管系の前記回動配管部の計量室と前記液体受容部とを連通させることにより、各計量室から供給される各液体を前記液体受容部で受容させる、
ことを特徴とする液体混合装置。 - 前記回動配管部の回動する周縁部の形状は円形であり、当該回動配管部の回動時には、前記円形の周縁部が前後の配管の接続部に対して摺動する、ことを特徴とする請求項1に記載の液体混合装置。
- 前記各配管系の内部を清浄化する清浄用流体を供給する流体供給手段を更に備え、前記各配管系からの各液体を前記液体受容部に受容させる混合工程終了後に、前記流体供給手段から前記各配管系の内部に前記清浄用流体を供給する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体混合装置。
- 前記各配管系の回動配管部の配置順序は、当該配管系の液体の配合量が少ないほど下流側に設定されている、ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の液体混合装置。
- 前記各配管系からの各液体を前記液体受容部に受容させる際には、最上流側に位置する回動配管部内の液体により、それよりも下流側に位置する回動配管部内の液体を流し出す、請求項4に記載の液体混合装置。
- 前記回動配管部は、その計量室内の気体を放出するガス抜き機構を備えている、ことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の液体混合装置。
- 各々所定の液体を供給する少なくとも2系統の配管系から液体受容部に前記所定の液体をそれぞれ供給して、少なくとも2種類の液体を混合する液体混合方法であって、
各配管系の途中部に設けられ前後の配管に対し回動可能な回動配管部の計量室と前後の配管とを連通させて、所定容積の前記計量室内に所定の液体を供給する供給ステップと、
前記回動配管部の計量室内に所定の液体が充満しているか否かを確認する確認ステップと、
各回動配管部を回動させて当該回動配管部の計量室と前後の配管とを遮断した上で、前記計量室と前記液体受容部とを連通させる切換ステップと、
各配管系の前記計量室と前記液体受容部とを連通させることにより、各計量室から供給される各液体を前記液体受容部で受容させる混合ステップと、を備えた、
ことを特徴とする液体混合方法。 - 前記各配管系からの各液体を前記液体受容部に受容させる混合工程終了後に、前記各配管系の内部に清浄用流体を供給する、ことを特徴とする請求項7に記載の液体混合方法。
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JPS54137771A (en) * | 1978-04-19 | 1979-10-25 | Kubota Ltd | Two-liquid supplier |
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JP2007003268A (ja) * | 2005-06-22 | 2007-01-11 | Aisin Seiki Co Ltd | 標的物質検出装置 |
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