JP2008279371A - 液体混合装置および液体混合方法 - Google Patents

液体混合装置および液体混合方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008279371A
JP2008279371A JP2007126237A JP2007126237A JP2008279371A JP 2008279371 A JP2008279371 A JP 2008279371A JP 2007126237 A JP2007126237 A JP 2007126237A JP 2007126237 A JP2007126237 A JP 2007126237A JP 2008279371 A JP2008279371 A JP 2008279371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
piping
measuring chamber
rotating
piping system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007126237A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4922821B2 (ja
Inventor
Toshio Kuroki
敏夫 黒木
Toshio Kasai
俊夫 笠井
Tokushichi Sai
徳七 蔡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saraya Co Ltd
Original Assignee
Saraya Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saraya Co Ltd filed Critical Saraya Co Ltd
Priority to JP2007126237A priority Critical patent/JP4922821B2/ja
Publication of JP2008279371A publication Critical patent/JP2008279371A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4922821B2 publication Critical patent/JP4922821B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessories For Mixers (AREA)

Abstract

【課題】2種類以上の液体を高精度で計量して混合するに際して、比較的簡単な構成で正確かつ容易に各液体を計量して簡便な操作で混合できるようにする。
【解決手段】A液,B液の各配管系10,30の途中部に前後の配管12及び13,32及び33に対し回動可能に設けられ、それぞれ所定容積の計量室29,49を内部に備えた回動配管部28,48と、何れの回動配管部よりも下流側に配置され、各回動配管部の計量室から供給される各液体を受容する混合液タンクとを備え、各配管系について、前記回動配管部の計量室と前後の配管とが連通した状態で、計量室内に各々所定の液体が充満していることを確認し、前記回動配管部を回動させて計量室と前後の配管とを遮断した上で、各配管系の前記回動配管部の計量室と混合液タンクとを連通させることにより、各計量室から供給される各液体を前記混合液タンクで受容させる、ことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

この発明は、各々所定の液体を供給する少なくとも2系統の配管系を備え、各配管系により供給される少なくとも2種類の液体を混合する液体混合装置、及びかかる装置を用いた液体混合方法に関する。
2種類以上の液体を高精度で計量して混合する場合、各液の配合量が多ければ例えば定量ポンプ等の自動制御可能な機械装置を用いることにより、かなり高精度の計量・混合を自動で行うことが可能である。しかし、各液の配合量が少ない場合には、定量ポンプ等の機械装置を適用することも難しく、ピペット等の一般に手動で操作される計量器具が用いられることになる。
例えば、2種類以上の液体を含有する試薬を作成する場合には、試薬全体として例えば20ミリリットル程度であっても、希釈液で希釈される薬液の量は例えば0.2〜0.5ミリリットル程度の微量となることも珍しくはなく、かかる場合にはピペットを用いざるを得ない。
尚、特許文献1,2には、試薬を取り扱う自動分析装置が開示されているが、かかる装置は、構造が複雑で取り扱いも難しく、また非常に高価であるので、設置対象は一部の研究施設などに限られるのが実情である。
特開2002−340905号公報 特開2002−350450号公報
上述のような微量の液体を高精度で計量する比較的簡便な装置を実現することが一般に難しい要因としては、各液体を計量する計量部やこの計量部から混合部へ至るチューブや配管内に、前回の混合工程での液体が液滴として残留することや、計量部に繋がれたチューブや配管と計量部との接続部分で、液体供給後に表面張力によって液滴が形成され、この液滴が計量部内に取り込まれてしまう現象などが挙げられる。
一方、高精度で液体を計量するためにピペットを用いた場合には、各液をそれぞれ個別に手動操作で正確に計量した後、計量した全種類の液を混合する必要があり、これらの操作は専ら手動で行わなければならい。しかも、一括した操作で計量および混合を行うことができず、操作が非常に煩わしく手間が掛かるという難点があった。
この発明は、以上の技術課題に鑑みてなされたもので、2種類以上の液体を高精度で計量して混合するに際して、比較的簡単な構成で正確かつ容易に各液体を計量し、この計量した各液体を簡便な操作で混合することができる液体混合装置および液体混合方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本願発明に係る液体混合装置は、各々所定の液体を供給する少なくとも2系統の配管系を備え、各配管系により供給される少なくとも2種類の液体を混合する液体混合装置であって、
各配管系の途中部に前後の配管に対し回動可能に設けられ、それぞれ所定容積の計量室を内部に備えた回動配管部と、
各配管系に設けられ、前記回動配管部の計量室内に所定の液体が充満しているか否かを確認する確認手段と、
各回動配管部に設けられ、当該回動配管部を回動させて計量室と前後の配管との連通および遮断を選択的に切り換える第1切換手段と、
何れの回動配管部よりも下流側に配置され、各回動配管部の計量室から供給される各液体を受容する液体受容部と、
各配管系に設けられ、前記計量室と前記液体受容部との連通および遮断を選択的に切り換える第2切換手段と、を備え、
各配管系について、前記回動配管部の計量室と前後の配管とが連通した状態で、前記計量室内に各々所定の液体が充満していることを前記確認手段で確認し、前記第1切換手段により前記回動配管部を回動させて計量室と前後の配管とを遮断した上で、前記第2切換手段により各配管系の前記回動配管部の計量室と前記液体受容部とを連通させることにより、各計量室から供給される各液体を前記液体受容部で受容させる、
ことを特徴としたものである。
この場合において、前記回動配管部の回動する周縁部の形状は円形であり、当該回動配管部の回動時には、前記円形の周縁部が前後の配管の接続部に対して摺動することが好ましい。
また、前記各配管系の内部を清浄化する清浄用流体を供給する流体供給手段を更に備え、前記各配管系からの各液体を前記液体受容部に受容させる混合工程終了後に、前記流体供給手段から前記各配管系の内部に前記清浄用流体を供給することがより好ましい。
更に、前記各配管系の回動配管部の配置順序としては、当該配管系の液体の配合量が少ないほど下流側に設定されることが好ましい。
また更に、前記各配管系からの各液体を前記液体受容部に受容させる際には、最上流側に位置する回動配管部内の液体により、それよりも下流側に位置する回動配管部内の液体を流し出すことがより好ましい。
また更に、前記回動配管部は、その計量室内の気体を放出するガス抜き機構を備えていることがより好ましい。
また、本願発明に係る液体混合方法は、各々所定の液体を供給する少なくとも2系統の配管系から液体受容部に前記所定の液体をそれぞれ供給して、少なくとも2種類の液体を混合する液体混合方法であって、
各配管系の途中部に設けられ前後の配管に対し回動可能な回動配管部の計量室と前後の配管とを連通させて、所定容積の前記計量室内に所定の液体を供給する供給ステップと、
前記回動配管部の計量室内に所定の液体が充満しているか否かを確認する確認ステップと、
各回動配管部を回動させて当該回動配管部の計量室と前後の配管とを遮断した上で、前記計量室と前記液体受容部とを連通させる切換ステップと、
各配管系の前記計量室と前記液体受容部とを連通させることにより、各計量室から供給される各液体を前記液体受容部で受容させる混合ステップと、を備えた、
ことを特徴としたものである。
この場合において、前記各配管系からの各液体を前記液体受容部に受容させる混合工程終了後に、前記各配管系の内部に清浄用流体を供給することが好ましい。
本願発明に係る液体計量装置によれは、各配管系について、回動配管部の計量室と前後の配管とが連通した状態で所定容積の計量室内に各々所定の液体が充満していることを確認手段で確認し、第1切換手段により回動配管部を回動させて計量室と前後の配管とを遮断することにより、正確に計量された所定量の液体を各計量室内に貯えることができる。つまり、各配管系によってそれぞれ供給される液体を、回動配管部の回転動作のみによる比較的簡単な構成で正確かつ容易に計量することができる。そして、第2切換手段により各配管系の前記回動配管部の計量室と液体受容部とを連通させることで、各計量室内に計量された各液体を比較的簡便な操作で混合することができる。
この場合において、好ましくは、前記回動配管部の回動する周縁部の形状は円形であり、当該回動配管部の回動時には、前記円形の周縁部が前後の配管の接続部に対して摺動することで、前記第1切換手段により回動配管部を回動させて計量室と前後の配管とを遮断する際には、回動配管部の計量室に繋がれたチューブや配管と計量室との接続部分で、液体供給後に表面張力によって形成された液滴は、前記円形の周縁部が前後の配管の接続部に対して摺動動作を行うことで擦り切られ、かかる液滴が計量室内に取り込まれることはなく、より精度の高い計量を行うことができる。
また、より好ましくは、各配管系の内部を清浄化する清浄用流体を供給する流体供給手段を更に備え、混合工程終了後に流体供給手段から各配管系の内部に清浄用流体を供給することで、各液体を計量する計量室やこの計量室から液体受容部へ至るチューブや配管内に前回の混合工程での液体が液滴として残留することを有効に防止でき、より混合精度の高い混合液を得ることが可能になる。しかも、混合工程が終了した後に流体供給手段を作動させるだけで、次回の混合工程を繰り返して行うことができ、多数の混合液を作製する際の生産性を高めることができる。
更に、より好ましくは、各配管系の回動配管部の配置順序は、当該配管系の液体の配合量が少ないほど下流側に設定されることで、配合量の少ない液体が回動配管部内に残存することを有効に防止でき、混合精度をより高めることができる。
また更に、より好ましくは、各配管系からの各液体を液体受容部で受容させる際には、最上流側に位置する回動配管部内の液体により、それよりも下流側に位置する回動配管部内の液体を流し出すことで、下流側に位置する回動配管部内の配合量が少ない液体は当該回動配管部内に残存することなく全て混合されるので、混合精度をより一層高めることができる。
また更に、より好ましくは、回動配管部は、その計量室内の気体を放出するガス抜き機構を備えていることで、各液体の計量時に計量室内に気体が残存して当該液体の計量精度に悪影響を及ぼすことを有効に防止できる。
また、本願発明に係る液体計量方法によれば、各配管系について、回動配管部の計量室と前後の配管とが連通した状態で所定容積の計量室内に各々所定の液体が充満していることを確認し、回動配管部を回動させて計量室と前後の配管とを遮断することにより、正確に計量された所定量の液体を各計量室内に貯えることができる。つまり、各配管系によってそれぞれ供給される液体を、回動配管部の回転動作のみによる比較的簡単な構成で正確かつ容易に計量することができる。そして、各配管系の前記回動配管部の計量室と液体受容部とを連通させることで、各計量室内に計量された各液体を比較的簡便な操作で混合することができる。
この場合において、好ましくは、混合工程終了後に各配管系の内部に清浄用流体を供給することで、各液体を計量する計量室やこの計量室から液体受容部へ至るチューブや配管内に前回の混合工程での液体が液滴として残留することを有効に防止でき、より混合精度の高い混合液を得ることが可能になる。しかも、混合工程が終了した後に流体供給手段を作動させるだけで、次回の混合工程を繰り返して行うことができ、多数の混合液を作製する際の生産性を高めることができる。
以下、本発明の実施形態について、2種類の液体を混合する場合を例にとって、添付図面を参照しながら説明する。
図1は本実施形態に係る液体混合装置の全体構成を概略的に示す斜視図、図2は前記液体混合装置の要部を示す正面図、図3は前記液体混合装置の要部を示す縦断面図、図4は図3の要部を拡大して示す縦断面図である。
図1から良く分かるように、本実施形態に係る液体混合装置1(以下、適宜、単に「装置」と略称する)は、A液およびB液の2種類の液体を混合するもので、A液を供給するA液配管系10とB液を供給するB液配管系30の2系統の配管系10,30を備えている。
装置1の基台2は、底面板3とその上に立設された正面板4とを備え、該正面板4上には、A液を貯えるA液タンク11とB液を貯えるB液タンク31とを備えている。後述するように、B液はA液よりも配合量が少なく設定されている関係上、B液タンク31はA液タンク11よりも下方に配置されている。
B液配管系30よりも下方(つまり下流側)で前記基台2の底面板3上には、A液,B液の各配管系10,30により供給される液体を受容する混合液タンク61が配置されている。すなわち、この混合液タンク61は、A液,B液の何れの配管系10,30よりも下流側に位置することになる。一方、A液タンク11よりも更に斜め上方には、A液,B液の各配管系10,30の内部を清浄化する清浄用流体を貯える清浄流体タンク51が配設されている。
図2にも示すように、A液,B液の各配管系10,30の途中部には、その前後の配管12及び13,32及び33に対し回動可能とされたA液,B液の各回動配管部28,48がそれぞれ介設されている。各回動配管部28,48は、その周縁部の形状が正面視で円形に設定された所定厚さの柱状に形成さており、その中心軸Ja,Jb(図2参照)の回りにそれぞれ回動する。
A液,B液の各回動配管部28,48は、その内部に所定容積のA液,B液の各計量室29,49(図3及び図4参照)をそれぞれ備えると共に、その正面側には、各回動配管部28,48を回動操作するためのダイヤルノブ27,47がそれぞれ一体的に設けられている。
A液,B液の各回動配管部28,48及びダイヤルノブ27,47は、円筒状のA液,B液の各ホルダ20,40によってそれぞれ回動可能に保持されており、各ホルダ20,40は、複数の例えば六角穴付きボルトSa,Sbにより基台2の正面板4にそれぞれ固定されている。
A液回動配管部28を保持するA液ホルダ20の正面部には、ダイヤルノブ27の回動角度(従って回動配管部28の回動角度)を規制するストッパ26k,26sが、例えばボルト締結により一体的に固定されており、ダイヤルノブ27を回動操作する際にはダイヤルノブ27がストッパ26k又は26sに当接することにより、その回動角度が所定角度に規制される。
また、B液回動配管部48を保持するB液ホルダ40の正面部にも、ダイヤルノブ47の回動角度(従って回動配管部48の回動角度)を規制するストッパ46kが一体的に突設されており、ダイヤルノブ47を回動操作する際にはダイヤルノブ47がストッパ46kに当接することにより、その回動角度が所定角度に規制されるようになっている。
A液ホルダ20のA液配管系10における上流側には、一端(上流端)がA液タンク11に接続された入口配管12の他端(下流端)側が接続され、また、A液ホルダ20のA液配管系10における下流側には、一端(下流端)が大気に開放された出口配管13の他端(上流端)側が接続されている。この出口配管13の途中部には、流量調整弁14が介設されている。更に、A液ホルダ20には、A液計量室29内の気体を放出するガス抜き機構として、端末側が大気に開放されたエアベント管15が接続されている。
図3及び図4に示すように、A液ホルダ20の左右部分には、前記入口配管12の他端(下流端)側が入口孔21hを介して接続される入口キャビティ部21及び前記出口配管13の他端(上流端)側が出口孔22hを介して接続される出口キャビティ部22が、A液回動配管部28の上流側および下流側にそれぞれ設けられている。従って、A液回動配管部28の回動時には、円形の周縁部が入口および出口の配管12及び13の接続部である入口および出口のキャビティ部21及び22に対して摺動することになる。尚、前記エアベント管15は、入口キャビティ部21の最上部に接続されている。
入口キャビティ部21は、出口キャビティ部22に対して水平方向よりも若干上方に位置しており、入口キャビティ部21と出口キャビティ部22とがA液計量室29を介して連通した状態(図4参照)では、A液計量室29内に気体が残存している場合には、残存した気体は、入口キャビティ部21の上部に溜まり易くなる。従って、前記エアベント管15を入口キャビティ部21の最上部に接続したことにより、残存した気体を確実に外部に放出することができる。
また、A液ホルダ20の上部には、一端(上流端)が清浄流体タンク51に接続された第1清浄配管52の他端(下流端)側が入口孔23hを介して接続される上部キャビティ部23が設けられている。一方、A液ホルダ20の下部には、一端(下流端)がB液ホルダ40に接続された第2清浄配管53の他端(上流端)側が出口孔24hを介して接続される下部キャビティ部24が設けられている。
尚、A液ホルダ20に接続される各配管要素12,13,15,52,53の接続端末部分は、例えばゴム等の弾性に富む材料で成るリング状のシール部材R1,R2,R3,R4,R5により、それぞれ気密および/または液密に封止されている。
一方、B液ホルダ40のB液配管系30における上流側には、一端(上流端)がB液タンク31に接続された入口配管32の他端(下流端)側が接続され、また、B液ホルダ40のA液配管系30における下流側には、一端(下流端)が大気に開放された出口配管33の他端(上流端)側が接続されている。
B液ホルダ40の左右部分には、前記入口配管32の他端(下流端)側が接続される入口孔41h及び前記出口配管33の他端(上流端)側が接続される出口孔42hが、B液回動配管部48の上流側および下流側にそれぞれ設けられている。従って、B液回動配管部48の回動時には、円形の周縁部が入口および出口の配管32及び33の接続部である入口孔41h及び出口孔42hに対して摺動することになる。
また、B液ホルダ40の上部には、前記第2清浄配管53の下流端側が接続される入口孔43hが設けられている。一方、B液ホルダ40の下部には、一端(下流端)が混合液タンク61を指向する第3清浄配管54の他端(上流端)側が接続される出口孔44hが設けられている。
尚、B液ホルダ40に接続される各配管要素32,33,53,54の接続端末部分は、例えばゴム等の弾性に富む材料で成るリング状のシール部材R6,R7,R8,R9により、それぞれ気密および/または液密に封止されている。
A液回動配管部28について、前記ダイヤルノブ27を回動操作して、ダイヤルノブ27がストッパ26sに当接し略横向きとなる回動位置にA液回動配管部28を回動させることにより、図4において実線で示すように、A液計量室29と前後の配管12,13とが連通する。このとき、A液計量室29は、第1及び第2清浄配管52,53とは遮断されており、従って、混合液タンク61と遮断されている。一方、ダイヤルノブ27がストッパ26kに当接し略縦向きとなる回動位置にA液回動配管部28を回動させた場合には、図4において2点鎖線で示すように、A液計量室29と前後の配管12,13とは遮断される。このとき、A液計量室29は、第1及び第2清浄配管52,53と連通しており、B液回動配管部48の回動位置により第2清浄配管53と第3清浄配管54とが連通していれば、混合液タンク61と連通することになる。
また、B液回動配管部48については、前記ダイヤルノブ47を回動操作して、ダイヤルノブ47がストッパ46kに当接する位置に直交し略横向きとなる回動位置にB液回動配管部48を回動させることにより、図4において実線で示すように、B液計量室49と前後の配管32,33とが連通する。このとき、B液計量室49は、第2及び第3清浄配管53,54とは遮断されており、従って、混合液タンク61と遮断されている。一方、ダイヤルノブ47がストッパ46kに当接して略縦向きとなる回動位置にB液回動配管部48を回動させた場合には、図4において2点鎖線で示すように、B液計量室49と前後の配管32,33とは遮断される。このとき、B液計量室49は、第2及び第3清浄配管53,54と連通しており、混合液タンク61と連通することになる。
このように、本実施形態では、A液回動配管部28のダイヤルノブ27及びB液回動配管部48のダイヤルノブ47は、回動配管部28,48を回動させて計量室29,49と前後の配管12及び13,32及び33との連通および遮断を選択的に切り換える第1切換手段と、計量室29,49と混合液タンク61との連通および遮断を選択的に切り換える第2切換手段の両方を兼用した作用を果たすことができるものである。
尚、A液配管系10とB液配管系30とを、上述のように直列ではなく並列に設けた場合などについては、前記第1切換手段とは別途に第2切換手段を設けるようにすることも考えられる。
本実施形態では、例えば、A液をヨウ化カリウム水溶液、B液を酢酸水溶液とし、0.5ミリリットル(mL)のB液と20ミリリットルのA液とを混合させるものとした。つまり、A液計量室29の容積は20ミリリットルに、B液計量室49の容積は0.5ミリリットルに、それぞれ設定されている。また、清浄用流体としては、例えば清浄水を用いた。この代わりに、或いはこれに加えて、圧縮エアを清浄用流体として用いてもよい。尚、各配管系の配管要素に用いる材料としては、例えば四フッ化エチレン樹脂を用いた。
次に、以上の構成を備えた液体混合装置1を用いて所要の混合液を作製する手順について説明する。
前回混合工程終了後にA液,B液の配管系10,30の清浄工程を終え、混合液タンク61の排出口(不図示)を閉じた状態(以下、この状態を初期状態という)では、A液回動配管部28は、ダイヤルノブ27がストッパ26kに当接し略縦向きとなる回動位置にあり、A液計量室29は、前後の配管12,13とは遮断され、第1及び第2清浄配管52,53と連通している。また、B液回動配管部48は、ダイヤルノブ47がストッパ46kに当接して略縦向きとなる回動位置にあり、B液計量室49は、前後の配管32,33とは遮断され、第2及び第3清浄配管53,54と連通している。従って、清浄流体タンク51から混合液タンク61に至る上下方向の配管系が一続きのものとして連通している。
この初期状態から、まず、B液回動配管部48のダイヤルノブ47を、ダイヤルノブ47が略横向きとなる回動位置まで回動操作する。これにより、B液計量室49は、第2及び第3清浄配管53,54とは遮断され、前後の配管32,33と連通する(図4参照)。そして、B液タンク31から入口配管32を経てB液計量室49内にB液が流入する。B液がB液計量室49内に充満すると、余剰のB液はB液計量室49から出口配管33を経て外部に溢れ出る。つまり、所定容積(0.5ミリリットル)のB液計量室49内にB液が充満したことを目視にて確認できる。
この確認を行った後、ダイヤル47を例えば約45度回動させる。これにより、B液計量室49は、第2及び第3清浄配管53,54並びに前後の配管32,33の何れとも遮断された状態となり、所定量(0.5ミリリットル)のB液がB液計量室49内に貯えられる。
尚、本実施形態では、好ましくは、B液計量室49の直径寸法が入口配管32及び出口配管33の内径寸法と同じか又は小さく設定されており、B液計量室49内の気泡はB液の流れによって押し出され、B液計量室49内に残存することがないようになっている。従って、A液計量室29に接続したエアベント管15のようなエアベント機構を設ける必要は無い。
次に、A液回動配管部28のダイヤルノブ27を、ダイヤルノブ27が略横向きとなる回動位置まで回動操作する。これにより、A液計量室29は、第1及び第2清浄配管52,53とは遮断され、前後の配管12,13と連通する(図4参照)。そして、A液タンク11から入口配管12を経てA液計量室29内にA液が流入する。A液がA液計量室29内に充満すると、余剰のA液はA液計量室29から出口配管13を経て外部に溢れ出る。つまり、所定容積(20ミリリットル)のA液計量室29内にA液が充満したことを目視にて確認できる。
この確認を行った後、ダイヤルノブ27を例えば約45度回動させる。これにより、A液計量室29は、第1及び第2清浄配管52,53並びに前後の配管12,13の何れとも遮断された状態となり、所定量(20ミリリットル)のA液がA液計量室29内に貯えられる。
尚、前述のように、A液ホルダ20には、A液計量室29内の気体を放出するガス抜き機構として、端末側が大気に開放されたエアベント管15が接続されており、A液計量時に計量室29内に気体が残存してA液の計量精度に悪影響を及ぼすことを防止するようにしている。また、A液ホルダ20の入口キャビティ部21を出口キャビティ部22に対して若干上方に位置設定し、前記エアベント管15を入口キャビティ部21の最上部に接続することで、残存した気体を確実に外部に放出できるのは、前述の通りである。このようなガス抜き機構としてのエアベント管を、B液ホルダ40にも設けるようにしてもよい。B液計量室49の容量が大きい場合には、かかるエアベント管をB液ホルダ40にも設けることが特に有効である。
また、A液ホルダ20に接続された出口配管13には、前述のように流量調整弁14が介設されており、A液計量室29内に流入し出口配管13から流出するA液の流量を調整できるようになっている。余剰のA液がA液計量室29から出口配管13を経て外部に溢れ出たことを確認した後、前記流量調整弁14を閉じ、更にその後、エアベント管15から余剰のA液が溢れ出ることを確認するようにすれば、A液計量室29内にA液が充満したことを更に確実に確かめることができる。
このように、回動配管部28,48の計量室29,49と前後の配管12及び13,32及び33とが連通した状態で所定容積の計量室29,49内に各々所定の液体(A液,B液)が充満していることを確認し、回動配管部28,48を回動させて計量室29,49と前後の配管12及び13,32及び33とを遮断することにより、正確に計量された所定量の液体を各計量室29,49内に貯えることができる。つまり、各配管系10,30によってそれぞれ供給される液体を、回動配管部28,48の回転動作のみによる比較的簡単な操作で正確かつ容易に計量することができる。
この場合において、回動配管部28,48の回動する周縁部の形状は正面視で円形であり、当該回動配管部28,48の回動時には、円形の周縁部が前後の配管12及び13,32及び33の接続部に対して摺動する。従って、回動配管部28,48を回動させて計量室29,49と前後の配管12及び13,32及び33とを遮断する際には、計量室29,49と前後の配管12及び13,32及び33との接続部分で、液体供給後に表面張力によって形成された液滴は、前記円形の周縁部が前後の配管12及び13,32及び33の接続部分に対して摺動動作を行うことで擦り切られ、かかる液滴が計量室29,49内に取り込まれることはなく、より精度の高い計量を行うことができるのである。
以上のようにA液及びB液の計量を行った後、まず、下側に位置するB液回動配管部48のダイヤル47を、ダイヤルノブ47nが略縦向きとなる回動位置まで回動操作する。これにより、B液計量室49は第2及び第3清浄配管53,54と連通し、B液計量室49内の計量されたB液は、第3清浄配管54を介して混合液タンク61内に排出される。
その後、上側に位置するA液回動配管部28のダイヤル27を、ダイヤルノブ27nが略縦向きとなる回動位置まで回動操作する。これにより、A液計量室29は第1及び第2清浄配管52,53と連通し、A液計量室29内の計量されたA液は、第2清浄配管53,B液計量室49,第3清浄配管54を順次介して混合液タンク61内に排出される。
このように、ダイヤル47,27を回動操作して各配管系30,10の回動配管部48,28の計量室49,29と混合液タンク61とを連通させることで、各計量室49,29内に計量された各液体を比較的簡便な操作で混合することができるのである。
この場合、A液とB液とは十分に混合されていない状態でそれぞれ混合液タンク61内に排出されて来るが、混合液タンク61の排出口(不図示)を閉じておくことにより、混合液タンク61内では、後から排出されて来るA液の液流による攪拌が行われ、両液が十分に混ざり合う。
前述のように、A液,B液の配管系10,30の回動配管部28,48の配置順序は、当該配管系の液体の配合量が少ないB液回動配管部48を下流側に設定したので、配合量の少ないB液がB液回動配管部48内に残存することを有効に防止でき、混合精度をより高めることができる。
特に、各配管系10,30からの各液体を混合液タンク61で受容させる際には、上流側に位置するA液回動配管部28内のA液により、それよりも下流側に位置するB液回動配管部48内のB液を流し出すことで、下流側に位置するB液回動配管部48内の配合量が少ないB液は当該回動配管部48内に残存することなく全て混合されるので、混合精度がより一層高められる。
以上のようにして混合工程を終えた後、混合液タンク61の排出口(不図示)を開いて所定濃度で所定量の混合液を取り出す。その後、清浄流体タンク51内に所定量の清浄用流体を供給することで、この清浄用流体は、第1清浄配管52,A液計量室29,第2清浄配管53,B液計量室49,第3清浄配管54を順次介して混合液タンク61内に流れこみ、清浄流体タンク51から混合液タンク61に至る上下方向の一続きの配管系が清浄される。
これにより、この上下方向の一続きの配管系内、特に、各計量室29,49やこの計量室29,49から混合液タンク61へ至る配管内に、混合工程での液体が液滴として残留することを有効に防止でき、より混合精度の高い混合液を得ることが可能になる。しかも、混合工程が終了した後に清浄用流体を供給するだけで、次回の混合工程を繰り返して行うことができ、多数の混合液を作製する際の生産性を高めることができる。
以上の説明は2種類の液体を混合する場合についてのものであったが、本発明は、かかる場合に限定されるものではなく、3種類以上の多種類の液体を混合する場合にも有効に適用できるものである。
また、以上の説明は液体混合装置1を主として手動で操作する場合についてのものであったが、従来公知の駆動機構や駆動源さらには制御機構などを用いることで、同様の作用をなす液体混合装置を自動で作動するように構成することも可能である。
このように、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、変更や改良を行い得ることは言うまでもない。
本発明の実施形態に係る液体混合装置の全体構成を概略的に示す斜視図である。 前記液体混合装置の要部を示す正面図である。 前記液体混合装置の要部を示す縦断面図である。 図3の要部を拡大して示す縦断面図である。
符号の説明
1 液体混合装置
10 A液配管系
11 A液タンク
12 入口配管
13 出口配管
15 エアベント管
20 A液ホルダ
21 入口キャビティ部
22 出口キャビティ部
27 ダイヤルノブ
28 A液回動配管部
29 A液計量室
30 B液配管系
31 B液タンク
32 入口配管
33 出口配管
40 B液ホルダ
41h 入口孔
42h 出口孔
47 ダイヤルノブ
48 B液回動配管部
49 B液計量室
51 清浄流体タンク
52 第1清浄配管
53 第2清浄配管
54 第3清浄配管
61 混合液タンク

Claims (8)

  1. 各々所定の液体を供給する少なくとも2系統の配管系を備え、各配管系により供給される少なくとも2種類の液体を混合する液体混合装置であって、
    各配管系の途中部に前後の配管に対し回動可能に設けられ、それぞれ所定容積の計量室を内部に備えた回動配管部と、
    各配管系に設けられ、前記回動配管部の計量室内に所定の液体が充満しているか否かを確認する確認手段と、
    各回動配管部に設けられ、当該回動配管部を回動させて計量室と前後の配管との連通および遮断を選択的に切り換える第1切換手段と、
    何れの回動配管部よりも下流側に配置され、各回動配管部の計量室から供給される各液体を受容する液体受容部と、
    各配管系に設けられ、前記計量室と前記液体受容部との連通および遮断を選択的に切り換える第2切換手段と、を備え、
    各配管系について、前記回動配管部の計量室と前後の配管とが連通した状態で、前記計量室内に各々所定の液体が充満していることを前記確認手段で確認し、前記第1切換手段により前記回動配管部を回動させて計量室と前後の配管とを遮断した上で、前記第2切換手段により各配管系の前記回動配管部の計量室と前記液体受容部とを連通させることにより、各計量室から供給される各液体を前記液体受容部で受容させる、
    ことを特徴とする液体混合装置。
  2. 前記回動配管部の回動する周縁部の形状は円形であり、当該回動配管部の回動時には、前記円形の周縁部が前後の配管の接続部に対して摺動する、ことを特徴とする請求項1に記載の液体混合装置。
  3. 前記各配管系の内部を清浄化する清浄用流体を供給する流体供給手段を更に備え、前記各配管系からの各液体を前記液体受容部に受容させる混合工程終了後に、前記流体供給手段から前記各配管系の内部に前記清浄用流体を供給する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体混合装置。
  4. 前記各配管系の回動配管部の配置順序は、当該配管系の液体の配合量が少ないほど下流側に設定されている、ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の液体混合装置。
  5. 前記各配管系からの各液体を前記液体受容部に受容させる際には、最上流側に位置する回動配管部内の液体により、それよりも下流側に位置する回動配管部内の液体を流し出す、請求項4に記載の液体混合装置。
  6. 前記回動配管部は、その計量室内の気体を放出するガス抜き機構を備えている、ことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の液体混合装置。
  7. 各々所定の液体を供給する少なくとも2系統の配管系から液体受容部に前記所定の液体をそれぞれ供給して、少なくとも2種類の液体を混合する液体混合方法であって、
    各配管系の途中部に設けられ前後の配管に対し回動可能な回動配管部の計量室と前後の配管とを連通させて、所定容積の前記計量室内に所定の液体を供給する供給ステップと、
    前記回動配管部の計量室内に所定の液体が充満しているか否かを確認する確認ステップと、
    各回動配管部を回動させて当該回動配管部の計量室と前後の配管とを遮断した上で、前記計量室と前記液体受容部とを連通させる切換ステップと、
    各配管系の前記計量室と前記液体受容部とを連通させることにより、各計量室から供給される各液体を前記液体受容部で受容させる混合ステップと、を備えた、
    ことを特徴とする液体混合方法。
  8. 前記各配管系からの各液体を前記液体受容部に受容させる混合工程終了後に、前記各配管系の内部に清浄用流体を供給する、ことを特徴とする請求項7に記載の液体混合方法。
JP2007126237A 2007-05-11 2007-05-11 液体混合装置および液体混合方法 Expired - Fee Related JP4922821B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007126237A JP4922821B2 (ja) 2007-05-11 2007-05-11 液体混合装置および液体混合方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007126237A JP4922821B2 (ja) 2007-05-11 2007-05-11 液体混合装置および液体混合方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008279371A true JP2008279371A (ja) 2008-11-20
JP4922821B2 JP4922821B2 (ja) 2012-04-25

Family

ID=40140653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007126237A Expired - Fee Related JP4922821B2 (ja) 2007-05-11 2007-05-11 液体混合装置および液体混合方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4922821B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54137771A (en) * 1978-04-19 1979-10-25 Kubota Ltd Two-liquid supplier
JPS61200472A (ja) * 1985-03-02 1986-09-05 Shimadzu Corp 試薬液の分注方法
JP2002328080A (ja) * 2001-03-15 2002-11-15 F Hoffmann-La Roche Ag 生体液の分析のためのシステム
JP2007003268A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Aisin Seiki Co Ltd 標的物質検出装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54137771A (en) * 1978-04-19 1979-10-25 Kubota Ltd Two-liquid supplier
JPS61200472A (ja) * 1985-03-02 1986-09-05 Shimadzu Corp 試薬液の分注方法
JP2002328080A (ja) * 2001-03-15 2002-11-15 F Hoffmann-La Roche Ag 生体液の分析のためのシステム
JP2007003268A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Aisin Seiki Co Ltd 標的物質検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4922821B2 (ja) 2012-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112697989B (zh) 水质分析仪、用于水质分析仪的取送液方法及水质在线监测系统
CA2497648A1 (en) Method and apparatus for pumping and diluting a sample
US3939688A (en) Volumetric calibration
JP4922821B2 (ja) 液体混合装置および液体混合方法
US9815052B2 (en) Fluid dispensing device including a valve assembly fluidically coupled to a first and second inlet, and to a first and second outlet
CN112892393A (zh) 一种在线配液系统
US6096274A (en) Analysis device
JPH09304248A (ja) 計量装置及び希釈装置
CN1090522A (zh) 显影液的配制装置和方法
JP5348220B2 (ja) 自動分析装置
WO2006079804A1 (en) Apparatus for adding material to a fluid transport system
CN111650390A (zh) 自动分析装置
JP2007263857A (ja) 分析用試料調製装置及び分析装置
JP4436478B2 (ja) 反応セルシステム
JPH11253773A (ja) 薬液調合装置
CN218573313U (zh) 气体混合稀释仪
WO2000000815A1 (en) Method and apparatus for the measurement of surface tension-related characteristics of liquids
JPH06307994A (ja) 高濃度液希釈装置及びそれを用いた高濃度液自動サンプリング装置
KR100187521B1 (ko) 반도체 수질분석설비용 표준용액 제조장치
JP3693324B2 (ja) 擬似移動床式クロマトグラフィー用試料供給装置
RU67260U1 (ru) Комбинированный капиллярный дозатор парогазовых смесей
KR101359944B1 (ko) 크로마토그래피용 용리액 자동제조장치 및 이를 이용한 용리액 자동제조방법
JPH044209Y2 (ja)
CN117491557A (zh) 一种水质碱度在线测量装置及方法
JPH11183483A (ja) サンプル液の分析システム

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090212

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100412

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees