JP2008276424A - 通信システム、送信端末、受信端末および通信方法 - Google Patents

通信システム、送信端末、受信端末および通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 通話開始前に送信側の意図を円滑かつ的確に送信し受信側が送信側の意図を受信してから通話を開始することが可能となる。
【解決手段】 本発明の通信方法500は、送信携帯電話200と、当該送信携帯電話200と基地局110,112を介して通話可能な受信携帯電話400とを含み通信する通信方法であって、送信携帯電話200が、送信携帯電話ユーザ210の意図を示した情緒情報290を送信する情緒情報送信ステップと、受信携帯電話400が、着呼したことを通知する着呼通知ステップと、情緒情報290を受信する情緒情報受信ステップと、受信した情緒情報290を着呼の通知とともに報知する情緒情報報知ステップとを含むことを特徴としている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、通信システム、送信端末、受信端末および通信方法に関する。
例えば、携帯電話は、場所や時間を問わず情報交換ができる通信機器として広く利用されている。しかし、電車の中や病院、映画館等といった公共の場での携帯電話の電話マナーなどが問題となっている。これは、受信側のユーザ(以下、「受信者」という。)が上記のような受信困難な状況にあっても、送信側のユーザ(以下、「送信者」という。)は受信者の状況が分からないことにも起因する。このため、受信者は、携帯電話の電源を切ったり、マナーモードを設定したりすることで通話を開始しないという対処をしていた。従って、送信者の伝えたい事項が伝わらないといった状況が生じていた。
そこで、近年の電子メール送受信機能つき携帯電話では、電子メール(以下、「メール」という。)で通話することの予告を行った後、通話要求するなど、受信者の状況を確認してから通話を開始する方法がある。
しかし、メールを伴う上記の方法では、通話前に、煩雑なメール入力作業が必要であった。また、受信者がそのメールを見たかどうかを確認できないため、送信者の意図を確実に伝えることができなかった。
ところで、受信側の着呼時に、送信側の、数値等の羅列に意味を有していない電話番号や電子メールアドレスに基づいて予め決められたメッセージや画像を表示することで、受信時の画面に変化をもたらせる技術も開示されている(例えば、特許文献1)。
また、発信時に文字入力手段により数文字のメッセージを入力(もしくは規定文字列を選択)してから発信することで、受信者の端末の着呼時にそのメッセージが表示されるというのもある(例えば、非特許文献1)。
特開2001−308985号公報 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 「着もじ」 <インターネットURL http://www.nttdocomo.co.jp/service/chaku_moji/>
上述した特許文献1に記載された技術のように、送信側番号のみに基づいて、受信側が送信側の意図とは無関係のメッセージや画像を表示するものは、受信側の画面に変化を持たせ興趣を向上させることにはなる。しかし、そのメッセージを利用して何らかの意図を伝達することはできなかった。
また非特許文献1に記載された技術のように、送信時に文字入力手段によりメッセージを入力してから送信することで、受信者の端末の着呼時にそのメッセージが表示されるというのは、あくまでも数文字の文字列のみの伝送である。このため、送信者の意図をある程度伝えることは可能であったが、受信者が通話困難な場合もしくは通話を拒否している場合においても、送信者の意図を受信者に十分に伝達することができなかった。また、かかる技術を利用するときには伝えたいメッセージの全文を必ず入力しなければならず大変面倒であった。
本発明は従来の通話方法に関する上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、受信者が通話困難な場合もしくは通話を拒否している場合であっても、送信者の意図が確実に伝達され、受信者が送信者の意図を把握することができ、受信者はその意図に応じて通話開始するかどうかを決めることが可能な、通信システム、送信端末、受信端末および通信方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、送信端末と、当該送信端末と基地局を介して通話可能な受信端末とからなる通信システムであって、送信端末は、送信端末のユーザの意図を示した情緒情報を送信する情緒情報送信部を備え、受信端末は、着呼したことを通知する着呼通知部と、情緒情報を受信する情緒情報受信部と、受信された情緒情報を着呼の通知とともに報知する情緒情報報知部とを備えることを特徴とする通信システムが提供される。
かかる構成により、送信端末のユーザ(送信者)は、通話を開始していない着呼の段階で当該着呼における送信者の意図を、情緒情報を通じて受信端末のユーザ(受信者)に報知させることが可能となる。従って、送信者は「これだけは伝えたい。」という重要度の高いメッセージを通話開始前に受信者に報知させることができる。
一方受信端末は送信者が送信した情緒情報を情緒情報受信部で受信し、その後、着呼通知部が受信者に着呼音等により着呼を通知するとともに、情緒情報を情緒情報報知部によって報知することができる。これにより、受信者は、通話を開始していない着呼の段階で当該着呼における送信者の意図を、情緒情報を通じて把握することができる。従って、受信者は、送信者の「これだけは伝えたい。」という重要度の高いメッセージを把握することができ、通話困難な状態であっても緊急の情報を取得できたり、通話拒否をしていても、その通話拒否をしている理由が勘違いであることを把握できたりし、送信者の意図が伝わらないことによる様々な弊害を回避することが可能となる。
また上記の通信システムは、通信網を通じてリアルタイムに文字ベースの会話を行うチャットを含んでもよい。かかる構成により、送信者は、チャットにおいても、自己の意図をチャット開始前に受信端末に送信することができる。またチャットの着呼とともに送信者の意図を受信者に報知可能となるため、チャット開始前に受信者に送信者の意図を確実に伝えることが可能となる。
上記課題を解決するために、本発明の他の観点によれば、表示部と、ユーザからの入力を受けつけるユーザ入力部と、ユーザ入力部を通じてユーザに情緒情報を作成させる情緒情報作成部と、基地局を介して受信端末に情緒情報を送信する情緒情報送信部とを備えることを特徴とする送信端末が提供される。
かかる構成により、送信者が受信者に伝達したい意図を明確に表すことが可能な詳細な情緒情報を作成することができる。
また送信端末は、さらに、複数の作成された情緒情報および/または予め準備された情緒情報をリスト化して格納する情緒情報格納部と、情緒情報格納部に格納されているリストを表示部に表示し、ユーザ入力部を通じてユーザに選択させる情緒情報選択部とを備えてもよい。
かかる構成により、送信者は受信者へ伝達したい意図と同一、もしくは伝達したい意図に近い情緒情報を、情緒情報格納部から簡便かつ迅速に選択することが可能となる。これにより、送信者は、面倒なメッセージ入力をせずとも、情緒情報格納部のリストから情緒情報を選択するだけで、受信者に情緒情報を送信することが可能となる。従って、送信者は簡便、迅速かつ明確に受信者に送信者の意図を伝達することができる。
また送信端末は、さらに、情緒情報送信部が送信した情緒情報を受信した受信端末が、当該情緒情報を報知したことの報知結果を返信した場合に、当該報知結果を受信する報知結果受信部と、報知結果受信部で受信した報知結果に基づいて、受信端末での情緒情報の報知が完了したことを報知する報知結果報知部とを備えてもよい。
かかる構成により、送信者は受信者に情緒情報が伝わったか否かを確認でき、受信者が通話接続しなかったとしても、少なくとも送信者の意図が受信者に伝わっていると推測することができる。
また、送信端末は、さらに、送信履歴として、少なくとも送信先と、送信日時と、情緒情報とを含む識別フラグを情緒情報格納部に格納してもよい。かかる構成により、送信者が既に送信している情緒情報を識別フラグによって類別することができ、特定の受信者への情緒情報を検索したり、情緒情報を整理または並べ替えしたりするときに便利である。
また、送信端末は、さらに、識別フラグに基づいて抽出および並べ替えした情緒情報を連続して再生する情緒情報再生部を備えてもよい。かかる構成により、送信者は、過去に送信した情緒情報の経緯をスライドショーのように時系列で確認することが可能となる。
また情緒情報選択部は、ユーザに選択させる情緒情報を送信時刻に応じて変更してもよい。かかる構成により、送信者は、新たに情緒情報を作成しなくても、送信時刻に合った適切な情緒情報を選択することができ、飽きのこない情緒情報を受信者に送信することが可能となる。
また、情緒情報選択部は、ユーザに選択させる情緒情報を送信端末に格納された送信先情報に応じて変更してもよい。かかる構成により、送信者は、毎回新たな情緒情報を作成しなくても、送信先の受信者に合わせた所望する情緒情報を選択することが可能となる。従って、受信者の地位や送信者と受信者との関係、また、受信者の性格等を踏まえた適切な情緒情報を生成でき、送信者の意図をより明確に伝達することができる。
また、情緒情報は、静止画像や動画像等の画像、音声や楽曲等の音、情緒情報の種類を示す識別子のいずれか、または選択された複数を含んでいてもよい。かかる画像は、文字を含む静止画像および動画像であり、アバター(自分の分身となるキャラクター)や人の生写真等を含んでいる。かかる構成により、単に文字を伝達した場合に比べて送信者の意図を汲みやすく、誠意ある動作を表現でき、受信者の注意を引きつけることが可能となる。
かかる音は、音声や楽曲を含んでいる。かかる構成により、送信者が受信者に伝達したい意図を、音を通じて明確に表すことが可能となる。また、受信者が視覚に障害を有する場合であっても、送信者の意図を確実に伝達することができる。
また上記識別子は、情緒情報を導き出すための間接的な表現(数字や文字のコードまたはコマンドやURL等)を言う。例えば、感情の種類を示す「ごめんなさい」、「ありがとう」、「うれしい」等をコード化したものや、意志の種類を示す「緊急!」、「今電話してもいい?」等をコード化したものであってもよい。従って、受信端末に識別子を解読できるアプリケーションが備わっている場合、送信者は感情や意志の種類としてその識別子のみを送信することができ、受信者は、自己の受信端末において、識別子に対応した画像や音等に変換した送信者の感情や意志を確認できる。かかる構成により、受信端末に予め設けられている画像や音等や、既に一度受信されている画像や音等のデータ容量が大きい場合であっても、識別子のみで送信者の感情や意志を利用することができ、通信時間の短縮化や通信コストの低減化を図ることができる。
上記課題を解決するために、本発明のさらに他の観点によれば、基地局を介した送信端末からの着呼を通知する着呼通知部と、送信端末から送信された情緒情報を受信する情緒情報受信部と、受信された情緒情報を着呼の通知とともに報知する情緒情報報知部とを備えることを特徴とする受信端末が提供される。
かかる構成により、受信端末は送信者が送信した情緒情報を情緒情報受信部で受信し、その後、着呼通知部が受信者に着呼音等により着呼を通知するとともに、情緒情報を情緒情報報知部によって報知することができる。これにより、受信者は、通話を開始していない着呼の段階で当該着呼における送信者の意図を、情緒情報を通じて把握することができる。従って、受信者は、送信者の「これだけは伝えたい。」という重要度の高いメッセージを把握することができ、通話困難な状態であっても緊急の情報を取得できたり、通話拒否をしていても、その通話拒否をしている理由が勘違いであることを把握できたりし、送信者の意図が伝わらないことによる様々な弊害を回避することが可能となる。
また、情緒情報は、静止画像や動画像等の画像、音声や楽曲等の音、送信者の感情や意志の種類を示す識別子のいずれか、または選択された複数を含んでいてもよい。かかる画像は、文字を含む静止画像および動画像であり、アバター(自分の分身となるキャラクター)や人の生写真等を含んでいる。かかる構成により、単に文字を伝達した場合に比べて送信者の意図を汲みやすく、誠意ある動作を表現でき、受信者は注意を引きつけられやすくなる。
かかる音は、音声や楽曲を含んでいる。かかる構成により、受信者が送信者から伝達された意図を、音を通じて的確に表すことが可能となる。また、受信者が視覚に障害を有する場合であっても、送信者の意図を確実に伝達することができる。
また上記識別子は、上述したように、情緒情報を導き出すための間接的な表現(数字や文字のコードまたはコマンドやURL等)を言う。
また受信端末は、予め、複数の識別子と、複数の画像および音のいずれかもしくは両方、とをテーブルとして対応付け、格納する情緒情報格納部と、情緒情報受信部が受信した情緒情報がその識別子であった場合、その識別子に対応付けられた画像および音のいずれかもしくは両方を情緒情報格納部から取得する情緒情報取得部と、情緒情報報知部は、情緒情報取得部によって取得された画像および音のいずれかもしくは両方を報知し、情緒情報表示部に表示させてもよい。
かかる構成により、送信者は感情や意志の種類としてその識別子のみを送信することができ、受信者は、自己の受信端末において、上記情緒情報取得部および情緒情報報知部を通して識別子に対応した画像や音等に変換した送信者の感情や意志を確認できる。かかる構成により、受信端末に予め設けられている画像や音等や、既に一度受信されている画像や音等のデータ容量が大きい場合であっても、識別子のみで送信者の感情や意志を利用することができ、通信時間の短縮化や通信コストの低減化を図ることができる。
また、受信端末は、さらに、ユーザからの入力を受けつけるユーザ入力部と、ユーザ入力部を通じてユーザに情緒情報を作成させる情緒情報作成部とを備え、情緒情報作成部において作成された情緒情報は、情緒情報格納部に格納されてもよい。かかる構成により、受信者の所望する詳細な情緒情報を作成することができる。
また、受信端末は、さらに、情緒情報報知部によって情緒情報が報知されたか否かを送信端末に返信する報知結果送信部とを備えてもよい。かかる構成により、受信者が、送信者が送信した情緒情報を受信し、かつ受信した情緒情報を報知したか否かを送信者に返信することが可能となる。
また、受信端末は、さらに、受信履歴として、少なくとも送信元と、受信日時と、情緒情報とを含む識別フラグを情緒情報格納部に格納してもよい。かかる構成により、受信者が既に受信している情緒情報を識別フラグによって分類ないし抽出することができ、特定の送信者からの情緒情報を抽出したり、情緒情報を整理または並べ替えしたりするときに便利である。
また、受信端末は、さらに、識別フラグに基づいて抽出および並べ替えした情緒情報を連続して再生する情緒情報再生部を備えてもよい。かかる構成により、受信者は、過去に受信した情緒情報の経緯をスライドショーのように時系列で確認することが可能となる。
また情緒情報取得部は、識別子に基づいて取得する画像および音のいずれかもしくは両方を受信時刻に応じて変更してもよい。かかる構成により、受信者は、受信時刻に合った適切な情緒情報を取得することができ、飽きのこない情緒情報を送信者から受信することが可能となる。
また情緒情報取得部は、識別子に基づいて取得する画像および音のいずれかもしくは両方を受信端末に格納された送信元情報に基づいて変更してもよい。かかる構成により、受信者は、送信元の送信者に合わせた所望する情緒情報を取得することが可能となる。従って、送信者の地位や受信者と送信者との関係、また、送信者の性格等を踏まえた適切な情緒情報が表示され、送信者の意図をより的確に汲むことが可能となる。
上記課題を解決するために、本発明のさらに他の観点によれば、送信端末と、当該送信端末と基地局を介して通話可能な受信端末とを含み通信する通信方法であって、送信端末が、送信端末のユーザの意図を示した情緒情報を送信する情緒情報送信ステップと、情緒情報を受信する情緒情報受信ステップと、受信端末が、着呼したことを通知する着呼通知ステップと、受信した情緒情報を着呼の通知とともに報知する情緒情報報知ステップと、を含むことを特徴とする通信方法が提供される。
上述した通信システム、送信端末および受信端末の技術的思想に基づく構成要素やその説明は、当該通信方法にも適用可能である。
以上説明したように本発明では、受信者が通話困難な場合もしくは通話を拒否している場合であっても、送信者の意図を確実に伝達し、受信者が送信者の意図を把握することができ、受信者はその意図に応じて通話開始するかどうかを決めることが可能となる。
以下に図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第一の実施形態)
今までは、受信者が通話困難な場合もしくは通話を拒否している場合には、緊急に伝達したい事項や、誤解を解きたい場合であっても受信者にその意図を伝達することができなかった。
本実施形態では、受信者が通話困難な場合もしくは通話を拒否している場合であっても、送信者の意図を確実に伝達され、受信者が送信者の意図を把握することができ、受信者はその意図に応じて通話開始するかどうかを決めることが可能な、通信システム、送信端末、受信端末および通信方法を提供する。ここでは、理解を容易にするため送信端末および受信端末としてそれぞれ携帯電話を用いているが、送信端末および受信端末としては、携帯性を有することに限定されず、少なくとも通信機能を備えていれば足り、様々な通信機器で構成することができる。
(通信システム100)
図1は、通信システム100を説明するためのシステムブロック図である。かかる通信システム100は、送信端末としての送信携帯電話200と、受信端末としての受信携帯電話400と、基地局110、112と、ISDN(Integrated Services Digital Network)やインターネット等の通信網120と、中継サーバ130とを含んで構成される。
上記通信システム100では、送信携帯電話ユーザ210が送信携帯電話200を利用して受信携帯電話400に電話しようと試みた場合、送信携帯電話ユーザ210の送信携帯電話200の操作に応じて、通信可能領域にある基地局110との通信が確立され、基地局110は、通信網120を介して中継サーバ130に受信携帯電話400との通信接続を要求する。
そして、中継サーバ130は、受信携帯電話400の通信可能領域にある基地局112を選定して、受信携帯電話ユーザ410の有する受信携帯電話400との音声通話を設定する。
そして、音声通話に必要な基地局112の設定が完了すると、基地局110および基地局112が中継サーバ130を介して接続され、送信携帯電話ユーザ210と受信携帯電話ユーザ410との音声通信が可能となる。
以下、通信システム100における送信携帯電話200、受信携帯電話400の構成を個々に説明する。ここでは、送信携帯電話200と受信携帯電話400とが基地局112や中継サーバ130を経由して通信する形態を説明しているが、かかる場合に限られず、当然他の無線手段や有線通信等による様々な通信機器同士の通信に適用可能である。
(送信携帯電話200)
図2は送信携帯電話200の概略的な機能を示した機能ブロック図である。かかる送信携帯電話200は、送信端末制御部220と、表示部222と、送信ユーザ入力部224と、送信端末メモリ240と、送信端末無線通信部230と、送信端末音声入力部226と、送信端末音声出力部228とを含んで構成される。
上記送信端末制御部220は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により送信携帯電話200全体を管理および制御する。送信端末制御部220は、送信端末メモリ240のプログラムを用いて、送信携帯電話200を利用した通話機能やメール配信機能を遂行する。
また、送信端末制御部220は、後述する報知結果報知部236や送信情緒情報作成部250や情緒情報選択部244および送信情緒情報再生部260としても機能する。
上記表示部222は、カラーまたは単色のディスプレイで構成され、送信端末メモリ240に記憶された、または通信網を介してアプリケーションサーバ(図示せず)から提供される、WebブラウザやアプリケーションのGUI(Graphical User Interface)を表示することができる。
上記送信ユーザ入力部224は、キーボード、十字キー、ジョイスティック等のスイッチから構成されユーザの操作入力を受けつける。送信ユーザ入力部224はユーザ入力部としても用いられる。
上記送信情緒情報作成部250は、送信ユーザ入力部224や送信端末音声入力部226等のユーザ入力部を通じて送信携帯電話ユーザ210に情緒情報を作成させる。これにより、送信携帯電話ユーザ210が受信携帯電話ユーザ410に伝達したい意図を明確に表すことが可能な詳細な情緒情報を作成することができる。
また、他のサーバからアクセスし、サーバで準備されたアプリケーションを用いて、情緒情報を作成することもできる。例えばアバターの顔の各部を送信携帯電話200にダウンロードし、送信携帯電話200にて編集し、情緒情報とする。さらに、送信携帯電話200を通じて、他のサーバ上で同様に情緒情報を作成することもできる。また送信情緒情報作成部250にて作成した情緒情報は、後述する送信情緒情報格納部242に格納することができ、繰り返し選択することも可能となる。また、送信携帯電話ユーザ210が、情緒情報を作成した際、予め送信携帯電話ユーザ210が指定した受信携帯電話ユーザ410に、送信携帯電話ユーザ210が作成した情緒情報を自動的にダウンロードさせることもできる。
これにより、送信携帯電話ユーザ210が独自に作成した情緒情報を、受信携帯電話ユーザ410に予めダウンロードさせる(配布する)ことができる。したがって、送信携帯電話ユーザ210が新たに情緒情報を作成して、受信携帯電話ユーザ410に送信しても、受信携帯電話400にも既に送信携帯電話ユーザ210が新たに作成した情緒情報が格納されているため、受信携帯電話ユーザ410は、スムーズに情緒情報を受信することができる。
上記送信端末メモリ240は、ROM、RAM、EPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、送信端末制御部220で処理されるプログラム等を記憶する。上記送信端末メモリ240はさらに、送信情緒情報格納部242としても機能し、また、送信端末電話帳246も含んでいる。
上記送信情緒情報格納部242は予め複数の情緒情報をリスト化して格納している。情緒情報は、送信携帯電話200に予めインストールされていてもよく、上記送信情緒情報作成部250によって過去に作成されたものを保存しておいてもよい。さらには後述する送信端末無線通信部230によりダウンロードしてもよい。
上記情緒情報は、送信携帯電話ユーザ210の意図を表現したものである。例えば「ごめんなさい」、「ありがとう」、「うれしい」等の送信携帯電話ユーザ210の感情を含む情報であってもよいし、例えば、「緊急!」、「今電話してもいい?」等の送信携帯電話ユーザ210の意志を含む情報であってもよい。
また情緒情報は、送信携帯電話ユーザ210の意図そのものの情報に加えて、送信携帯電話ユーザ210の意図の種類を示す識別子も含んでいる。従って、後述する受信携帯電話400に、識別子を解読できるアプリケーションが備わっている場合、送信携帯電話ユーザ210は情緒情報としてその識別子のみを送信することができる。従って情緒情報のデータ容量が大きい場合であっても、識別子のみでその情緒情報を利用することができ、通信時間の短縮化や通信コストの低減化を図ることができる。
また本実施形態にかかる情緒情報は、静止画像および動画像であり、アバターや人の生写真等を含んでいる。これにより、単に文字を伝達した場合に比べて、受信携帯電話ユーザ410が送信携帯電話ユーザ210の意図を汲みやすく、誠意ある動作を表現でき、受信携帯電話ユーザ410の注意を引きつけることが可能となる。また情緒情報は、文字を含む静止画像および動画像いずれかもしくは両方であってもよい。
さらに情緒情報は、音を含んでもよい。かかる音は、送信携帯電話200を通じて伝達される音であって、音声や楽曲等の音を含む。情緒情報に音を含むことによって、送信携帯電話ユーザ210が受信携帯電話ユーザ410に伝達したい意図を、音を通じて明確に表すことが可能となる。また、受信携帯電話ユーザ410が視覚に障害を有する場合であっても、送信携帯電話ユーザ210の意図を確実に伝達することができる。
また、上記送信情緒情報格納部242には、送信履歴として、少なくとも送信先と、送信日時と、情緒情報とを含む識別フラグを格納してもよい。これにより、送信携帯電話ユーザ210が既に送信している情緒情報を識別フラグによって類別することができ、特定の受信携帯電話ユーザ410の情緒情報を検索したり、情緒情報を整理または並べ替えしたりするときに便利である。
また、上記送信情緒情報再生部260は、表示部222に表示させたり、送信端末音声出力部228にて音声を出力したりして、識別フラグに基づいて抽出および並べ替えした情緒情報を連続して再生してもよい。これにより、送信携帯電話ユーザ210は、過去に送信した情緒情報の経緯をスライドショーのように時系列で確認することが可能となる。
上記送信端末電話帳246には、送信携帯電話ユーザ210が利用する電話番号や電子メールアドレス等の送信先情報が格納されている。上記電話帳情報は、予めインストールされていてもよく、さらには後述する送信端末無線通信部230によりダウンロードされてもよい。
上記情緒情報選択部244は、上記送信端末メモリ240に記憶された送信情緒情報格納部242に予め格納されている情緒情報を選択する。情緒情報選択部244は、送信携帯電話ユーザ210が送信ユーザ入力部224を操作し入力することによって送信携帯電話ユーザ210の所望する情緒情報を選択する。
これにより、送信携帯電話ユーザ210は受信携帯電話400へ伝達したい意図と同一、もしくは伝達したい意図に近い情緒情報を、送信情緒情報格納部242から簡便かつ迅速に選択することが可能となる。従って、面倒なメッセージ入力をせずとも、送信情緒情報格納部242のリストから情緒情報を選択するだけで、受信携帯電話ユーザ410に情緒情報を送信することが可能となる。ゆえに、送信携帯電話ユーザ210は簡便、迅速かつ明確に受信携帯電話ユーザ410に送信携帯電話ユーザ210の意図を伝達することができる。
また情緒情報選択部244が送信携帯電話ユーザ210に選択させる情緒情報は、情緒情報送信部232から受信携帯電話400に情緒情報を送信する時刻に応じて変更する。これにより、送信携帯電話ユーザ210は、新たに情緒情報を作成しなくても、送信時刻に合った適切な情緒情報を選択することができ、飽きのこない情緒情報を受信携帯電話ユーザ410に送信することが可能となる。
また、情緒情報選択部244が送信携帯電話ユーザ210に選択させる情緒情報は、送信端末電話帳246に格納された送信先情報に応じて変更する。これにより、送信携帯電話ユーザ210は、毎回新たな情緒情報を作成しなくても、送信先の受信携帯電話ユーザ410に合わせた所望する情緒情報を選択することが可能となる。従って、受信携帯電話ユーザ410の地位や送信携帯電話ユーザ210と受信携帯電話ユーザ410との関係、また、受信携帯電話ユーザ410の性格等を踏まえた適切な情緒情報を生成でき、送信携帯電話ユーザ210の意図をより明確に伝達することができる。
上記送信端末無線通信部230は、携帯電話網における基地局110と無線通信を行う。かかる無線通信としては、基地局110内でフレームを時分割した複数のタイムスロットをそれぞれ送信携帯電話200のチャネルに割り当てて通信を行う時分割多重方式等がある。
上記送信端末無線通信部230にはさらに、情緒情報送信部232と報知結果受信部234とを備えている。上記情緒情報送信部232は、情緒情報を受信携帯電話400に送信する。上記報知結果受信部234は、情緒情報送信部232が送信した情緒情報を受信した受信携帯電話400が、情緒情報を報知したことの報知結果を返信した場合に、報知結果を受信する。上記報知結果報知部236は、報知結果受信部234で受信した報知結果に基づいて、受信携帯電話400での情緒情報の報知が完了したことを報知する。報知結果報知部236は、送信携帯電話ユーザ210に報知結果を報知するためのものである。従って、報知結果報知部236の報知は、表示部222での表示や、後述する送信端末音声出力部228からの音声出力や、他の振動動作、LEDの点灯もしくは点滅等、を好適に用いることで報知することができる。
これにより、送信携帯電話ユーザ210は受信携帯電話ユーザ410に情緒情報が伝わったか否かを確認でき、受信携帯電話ユーザ410が通話接続しなかったとしても、少なくとも送信携帯電話ユーザ210の意図が受信携帯電話ユーザ410に伝わっていると推測することができる。
上記送信端末音声入力部226は、マイク等により通話時に入力された送信携帯電話ユーザ210の音声を音声信号に変換する。送信端末音声入力部226はユーザ入力部としても用いられる。
上記送信端末音声出力部228は、スピーカ等により、受信携帯電話400からの音声信号を音声に変換して出力する。また送信端末音声出力部228は、着信音や送信ユーザ入力部224による操作音、アラーム音等も出力できる。
(受信携帯電話400)
図3は受信携帯電話400の概略的な機能を示した機能ブロック図である。かかる受信携帯電話400は、受信端末制御部420と、受信端末無線通信部430と、受信端末メモリ440と、情緒情報表示部422と、受信ユーザ入力部424と、受信端末音声入力部426と、受信端末音声出力部428とを含んで構成される。
上記受信端末制御部420は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により受信携帯電話400全体を管理および制御する。受信端末制御部420は、受信端末メモリ440のプログラムを用いて、受信携帯電話400を利用した通話機能やメール配信機能を遂行する。
また上記受信端末制御部420は、後述する情緒情報報知部436、着呼通知部438や、情緒情報取得部444や、受信情緒情報作成部450および受信情緒情報再生部460としても機能する。
上記受信端末無線通信部430は、携帯電話網における基地局112と無線通信を行う。かかる無線通信としては、基地局112内でフレームを時分割した複数のタイムスロットをそれぞれ受信携帯電話400のチャネルに割り当てて通信を行う時分割多重方式等がある。
上記受信端末無線通信部430にはさらに、情緒情報受信部434と報知結果送信部432とを含んでいる。上記情緒情報受信部434は、送信携帯電話200の情緒情報送信部232によって送信された情緒情報を受信する。上記報知結果送信部432は、後述する情緒情報報知部436の報知結果を送信携帯電話200に返信する。これにより、受信携帯電話ユーザ410が、送信携帯電話ユーザ210が送信した情緒情報を受信し、かつ受信した情緒情報を報知したか否かを送信携帯電話ユーザ200に返信することが可能となる。
上記着呼通知部438は、受信携帯電話ユーザ410に着呼を通知する。着呼通知部438は、後述する受信端末音声出力部428からの音声出力や、他の振動動作、LEDの点灯もしくは点滅等、を好適に用いて着呼を通知することがことができる。
上記情緒情報報知部436は、着呼通知部438による着呼とともに、情緒情報受信部434にて受信された情緒情報を報知する。また情緒情報報知部436は、後述する情緒情報表示部422における表示や、受信端末音声出力部428からの音声出力や、他の振動、LEDの点灯もしくは点滅等、を好適に用いて報知することもできる。
上記情緒情報は、静止画像や動画像等の画像、音声や楽曲等の音、情緒情報の種類を示す識別子のいずれか、または選択された複数を含んでいる。
かかる画像は、静止画像および動画像であり、アバターや人の生写真等を含んでいる。
かかる音は、人の声を含む音声や、楽曲等の音である。
かかる識別子は、感情や意志の種類を示している。上記感情や意志の種類とは、例えば「ごめんなさい」、「ありがとう」、「うれしい」等の送信者の感情の種類であってもよいし、例えば、「緊急!」、「今電話してもいい?」等の送信者の意志の種類であってもよい。
情緒情報が画像である場合、情緒情報は情緒情報表示部422を通して報知される。かかる構成により、単に文字を報知された場合に比べて送信者の意図を汲みやすく、受信者は注意を引きつけられやすくなる。
上記情緒情報が音声および楽曲等の音を含んでいる場合、後述する受信端末音声出力部428を通して報知される。かかる構成により、送信者が受信者に伝達したい意図を音を通じて明確に表すことが可能となる。また、受信者が視覚に障害を有する場合であっても、送信者の意図を確実に伝達することができる。
また情緒情報が識別子である場合、上記識別子に基づいて、後述する受信情緒情報格納部442から、予め、受信情緒情報格納部442に格納された画像および音のいずれかもしくは両方を後述する情緒情報取得部444を通して取得し、取得した画像および音のいずれかもしくは両方を情緒情報表示部422および受信端末音声出力部428のいずれかもしくは両方を通して報知してもよい。
これにより、送信携帯電話ユーザ210は感情や意志の種類としてその識別子のみを送信することができ、受信携帯電話ユーザ410は、受信携帯電話400において、情緒情報取得部444を通して識別子に対応した画像や音等に変換した送信携帯電話ユーザ210の感情や意志を確認できる。かかる構成により、受信携帯電話400に予め設けられている画像や音等や、既に一度受信されている画像や音等のデータ容量が大きい場合であっても、識別子のみで送信携帯電話ユーザ210の感情や意志を利用することができ、通信時間の短縮化や通信コストの低減化を図ることができる。
これにより、受信携帯電話400は送信携帯電話ユーザ210が送信した情緒情報を情緒情報受信部434で受信し、その後、着呼通知部438が受信携帯電話ユーザ410に着呼音等により着呼を通知するとともに、情緒情報を情緒情報表示部422によって表示することができる。
従って、受信携帯電話ユーザ410は、通話を開始していない着呼の段階で当該着呼における送信携帯電話ユーザ210の意図を、情緒情報を通じて把握することができる。換言すれば、受信携帯電話ユーザ410は、送信携帯電話ユーザ210の「これだけは伝えたい。」という重要度の高いメッセージを把握することができ、通話困難な状態であっても緊急の情報を取得できたり、通話拒否をしていても、その通話拒否をしている理由が勘違いであることを把握できたりし、送信携帯電話ユーザ210の意図が伝わらないことによる様々な弊害を回避することが可能となる。
上記受信端末メモリ440は、ROM、RAM、EPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、受信端末制御部420で処理されるプログラム等を記憶する。上記受信端末メモリ440にはさらに、受信情緒情報格納部442としても機能し、また受信端末電話帳446も含んでいる。
上記受信情緒情報格納部442は、予め、複数の識別子と、複数の画像および音のいずれかもしくは両方、とをテーブルとして対応付け、格納している。複数の識別子と、複数の画像および音のいずれかもしくは両方とをテーブルとして対応付けたものは、受信携帯電話400に予めインストールされていてもよく、後述する受信情緒情報作成部450によって過去に作成されたものを保存しておいてもよい。さらには後述する受信端末無線通信部430によりダウンロードしてもよい。
また、上記受信情緒情報格納部442には、受信履歴として、少なくとも送信元と、受信日時と、情緒情報とを含む識別フラグを格納してもよい。これにより、受信携帯電話ユーザ410が既に受信している情緒情報を識別フラグによって類別することができ、特定の送信携帯電話ユーザ210の情緒情報を検索したり、情緒情報を整理または並べ替えしたりするときに便利である。
また、上記受信情緒情報再生部460は、情緒情報表示部422で表示させたり、受信端末音声出力部428にて音声を出力したりして、識別フラグに基づいて抽出および並べ替えした情緒情報を連続して再生してもよい。これにより、受信携帯電話ユーザ410は、過去に受信した情緒情報の経緯をスライドショーのように時系列で確認することが可能となる。
上記受信端末電話帳446には、受信携帯電話ユーザ410が利用する電話番号や電子メールアドレス等の送信元情報が格納されている。上記電話帳情報は、予めインストールされていてもよく、さらには上記受信端末無線通信部430によりダウンロードされてもよい。
上記情緒情報取得部444は、受信情緒情報格納部442に格納されている情緒情報を取得する。情緒情報取得部444は、送信携帯電話200からの情緒情報が有する識別子と等しい識別子を有する情緒情報を取得する。従って、送信携帯電話ユーザ210は情緒情報としてその識別子のみを送信することができ、受信携帯電話ユーザ410は、受信携帯電話400において、識別子に対応した画像等に変換した情緒情報を確認できる。かかる構成により、受信携帯電話400に予め設けられている情緒情報や既に一度受信されている情緒情報等のデータ容量が大きい場合であっても、識別子のみでその情緒情報を利用することができ、通信時間の短縮化や通信コストの低減化を図ることができる。
また本実施形態において、受信情緒情報格納部442に同じ識別子を有する情緒情報が格納されていないときは、対応不可の旨を、情緒情報表示部422や受信端末音声出力部428を通して、情緒情報報知部436が報知する。
また情緒情報取得部444が情緒情報を取得する場合、受信端末電話帳446に格納された送信元情報に基づいて取得する。これにより、受信携帯電話ユーザ410は、送信元の送信携帯電話ユーザ210に合わせた所望する情緒情報を取得することが可能となる。従って、送信携帯電話ユーザ210の地位や受信携帯電話ユーザ410と送信携帯電話ユーザ210との関係、また、送信携帯電話ユーザ210の性格等を踏まえた適切な情緒情報が報知され、送信携帯電話ユーザ210の意図をより的確に汲むことが可能となる。
また、情緒情報取得部444は、識別子に基づいて取得する情緒情報を受信時刻に応じて変更する。これにより、受信携帯電話ユーザ410は、受信時刻に合った適切な情緒情報を取得することができ、飽きのこない情緒情報を送信携帯電話ユーザ210から受信することが可能となる。
上記情緒情報表示部422は、カラーまたは単色のディスプレイで構成され、受信端末メモリ440に記憶された、または通信網を介してアプリケーションサーバ(図示せず)から提供される、WebブラウザやアプリケーションのGUI(Graphical User Interface)を表示することができる。
上記受信ユーザ入力部424は、キーボード、十字キー、ジョイスティック等のスイッチから構成されユーザの操作入力を受けつける。受信ユーザ入力部424はユーザ入力部としても用いられる。
上記受信端末音声入力部426は、マイク等により通話時に入力された受信携帯電話ユーザ410の音声を音声信号に変換する。また受信端末音声入力部426はユーザ入力部としても用いられる。
上記受信端末音声出力部428は、スピーカ等により、音声信号を音声に変換して出力する。また受信端末音声出力部428は、着信音や受信端末音声入力部426による操作音、アラーム音等も出力できる。
上記受信情緒情報作成部450は、受信ユーザ入力部424や受信端末音声入力部426等のユーザ入力部を通じて受信携帯電話ユーザ410に予め情緒情報を作成させる。これにより受信携帯電話ユーザ410の所望する詳細な情緒情報を作成することができ、興趣が極めて向上する。また受信情緒情報作成部450にて作成した情緒情報は、上記受信情緒情報格納部442に格納することができ、繰り返し選択することも可能となる。
また、他のサーバからアクセスし、サーバで準備されたアプリケーションを用いて、情緒情報を作成することもできる。例えばアバターの顔の各部を受信携帯電話400にダウンロードし、受信携帯電話400にて編集し、情緒情報とすることもできる。さらに、受信携帯電話400を通じて、他のサーバ上で同様に情緒情報を作成する。また受信情緒情報作成部450にて作成した情緒情報は、受信情緒情報格納部442に格納することができ、繰り返し選択することも可能となる。また、受信携帯電話ユーザ410が、情緒情報を作成した際、予め受信携帯電話ユーザ410が指定した送信携帯電話ユーザ210に、受信携帯電話ユーザ410が作成した情緒情報を自動的にダウンロードさせることもできる。
これにより、受信携帯電話ユーザ410が独自に作成した情緒情報を、送信携帯電話ユーザ210に予めダウンロードさせる(配布する)ことができる。したがって、送信携帯電話200にも既に受信携帯電話ユーザ410が新たに作成した情緒情報が格納されているため、送信携帯電話ユーザ210は、受信携帯電話ユーザ410の所望する情緒情報を簡単に送信することができる。
(通信方法500)
続いて、上述した送信携帯電話200と、送信携帯電話200と基地局110、基地局112を介して通話可能な受信携帯電話400とを含んで通信する通信方法を説明する。
図4は、通信方法500の流れを示したフローチャートである。図5は、通信方法500にかかる送信携帯電話200の使用形態図である。図6は、通信方法500にかかる受信携帯電話400の使用形態図である。通信方法500では、一例として受信携帯電話ユーザ410が送信携帯電話ユーザ210由来で激怒しており、送信携帯電話ユーザ210は謝りの意図を伝えたく受信携帯電話ユーザ410に電話をかけようとしている場合について説明する。
図5(a)に示すように、まず送信携帯電話ユーザ210は、送信情緒情報格納部242から送信ユーザ入力部224を操作して情緒情報選択部244によって謝りの意図を示す識別子を含む情緒情報290「ごめんなさい」を選択する(S502:情緒情報選択ステップ)。本実施形態では、送信情緒情報格納部242には情緒情報290「ごめんなさい」のほかに「ありがとう」、「うれしい」、「ぷんぷん」等の情緒情報290が格納されている。
次に図5(b)に示すように、S502にて選択した情緒情報290「ごめんなさい」を、情緒情報送信部232にて受信携帯電話400に送信しつつ通話接続を基地局110を通して中継サーバ130に依頼する(S504:情緒情報送信ステップ)。
送信携帯電話200の通話依頼に伴って送信された情緒情報290「ごめんなさい」は、情緒情報受信部434にて受信される(S506:情緒情報受信ステップ)。
情緒情報受信部434が送信携帯電話200からの情緒情報290「ごめんなさい」を受信した後、受信携帯電話400では受信情緒情報格納部442から情緒情報290「ごめんなさい」の識別子と等しい識別子を有する受信携帯電話400の情緒情報490「ごめんなさい」を取得する(情緒情報取得ステップ:S508)。本実施形態では、情緒情報490「ごめんなさい」のほかに「サンキュー」、「ハッピー」、「怒」等の情緒情報490が格納されている。識別子は意図のカテゴリに応じて構成されているため、例えば「ありがとう」と「サンキュー」には同じ識別子が、「ぷんぷん」と「怒」には同じ識別子が付されている。
仮に、受信情緒情報格納部442に送信携帯電話200からの情緒情報290の識別子と一致する識別子を有する情緒情報490が存在しない場合、何も取得しない。
図6(a)に示すように、取得された情緒情報490「ごめんなさい」は、情緒情報表示部422にて表示(報知)される(情緒情報報知ステップ:S510)。本実施形態の情緒情報490は、動画像を含むため、着呼と共に図6(a)の矢印方向に変化する。
図6(b)に示すように、仮に、受信情緒情報格納部442に送信携帯電話200からの情緒情報290の識別子と一致する識別子を有する情緒情報490が存在せず何も取得しない場合、非表示となる。
送信携帯電話200からの情緒情報290と等しい識別子を有する情緒情報490が報知された場合、その旨の報知結果(たとえばOK等)を、情緒情報290と等しい識別子が受信情緒情報格納部442に存在しなかった場合にはその旨の報知結果(たとえばNG等)を、報知結果送信部432から送信携帯電話200に返信する(報知結果返信ステップ:S512)。
報知結果送信部432から返信された報知結果は、送信携帯電話200の報知結果受信部234にて受信する(報知結果受信ステップ:S514)。受信した報知結果は報知結果報知部236によって送信携帯電話ユーザ210に報知される(報知結果報知ステップ:S516)。
中継サーバ130は、送信携帯電話200からの通話依頼を基地局112を介して受信携帯電話400に接続し、受信携帯電話400を着呼させる。着呼した受信携帯電話400は着呼通知部438によって着呼が通知される(S518:着呼通知ステップ)。
情緒情報報知ステップS512にて、情緒情報490「ごめんなさい」を報知された受信携帯電話ユーザ410は、通話を開始していない着呼の段階で当該着呼における送信携帯電話ユーザ210の意図を、情緒情報を通じて把握することができる。仮に、受信携帯電話ユーザ410が送信携帯電話ユーザ210からの電話にはもう出たくないと感じるほど激怒していたとしても、送信携帯電話ユーザ210の意図を通話前に認知することができ、電話にくらいは出てやるかという気になる可能性が向上する。また、受信携帯電話ユーザ410が通話拒否をしていても、その通話拒否をしている理由が勘違いであることを把握できたりし、送信携帯電話ユーザ210の意図が伝わらないことによる様々な弊害を回避することが可能となる。
本実施形態の通信方法において、情緒情報に識別子が含まれ上記情緒情報は呼制御情報に含まれている方法について説明した。しかし、情緒情報が呼制御情報に添付されていてもよい。かかる場合は、呼制御情報に添付されている情緒情報は、受信端末に受信され、情緒情報がそのまま(何の変換もなく)受信端末に表示されることとなる。また、呼制御情報に、情緒情報が存在している他のサーバからのダウンロードを指示する指示識別子が含まれていてもよい。
また本実施形態では、通話開始前について説明したが、チャット開始前についても好適に適応することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、本明細書の通信方法における各工程は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むとしてもよい。
本発明は、通信システム、送信端末、受信端末および通信方法に利用することができる。
通信システムを説明するためのシステムブロック図である。 送信携帯電話の概略的な機能を示した機能ブロック図である。 受信携帯電話の概略的な機能を示した機能ブロック図である。 通信方法の流れを示したフローチャートである。 通信方法にかかる送信携帯電話の使用形態図である。 通信方法にかかる送信携帯電話の使用形態図である。
符号の説明
100 …通信システム、110、112 …基地局、120 …通信網、130 …中継サーバ、200 …送信携帯電話(送信端末)、210 …送信携帯電話ユーザ(送信端末のユーザ、送信者)、220 …送信端末制御部、222 …表示部、224 …送信ユーザ入力部、226 …送信端末音声入力部、228 …送信端末音声出力部、230 …送信端末無線通信部、232 …情緒情報送信部、234 …報知結果受信部、236 …報知結果報知部、240 …送信端末メモリ、242 …送信情緒情報格納部、244 …情緒情報選択部、246 …送信端末電話帳(送信先情報)、250 …送信情緒情報作成部、260 …送信情緒情報再生部、290 …情緒情報、400 …受信携帯電話(受信端末)、410 …受信携帯電話ユーザ(受信端末のユーザ、受信者)、420 …受信端末制御部、422 …情緒情報表示部、424 …受信ユーザ入力部、426 …受信端末音声入力部、428 …受信端末音声出力部、430 …受信端末無線通信部、432 …報知結果送信部、434 …情緒情報受信部、436 …情緒情報報知部、438 …着呼通知部、440 …受信端末メモリ、442 …受信情緒情報格納部、444 …情緒情報取得部、446 …受信端末電話帳(送信元情報)、450 …受信情緒情報作成部、460 …受信情緒情報再生部、490 …情緒情報、500 …通信方法

Claims (20)

  1. 送信端末と、該送信端末と基地局を介して通話可能な受信端末とからなる通信システムであって、
    前記送信端末は、
    前記送信端末のユーザの意図を示した情緒情報を送信する情緒情報送信部を備え、
    前記受信端末は、
    着呼したことを通知する着呼通知部と、
    前記情緒情報を受信する情緒情報受信部と、
    受信された前記情緒情報を着呼の通知とともに報知する情緒情報報知部と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
  2. 前記通信システムは、通信網を通じてリアルタイムに文字ベースの会話を行うチャットも含むことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 表示部と、
    ユーザからの入力を受けつけるユーザ入力部と、
    前記ユーザ入力部を通じてユーザに情緒情報を作成させる情緒情報作成部と、
    基地局を介して受信端末に前記情緒情報を送信する情緒情報送信部と、
    を備えることを特徴とする送信端末。
  4. 前記送信端末は、さらに、
    複数の前記作成された情緒情報および/または予め準備された情緒情報をリスト化して格納する情緒情報格納部と、
    前記情緒情報格納部に格納されているリストを前記表示部に表示し、前記ユーザ入力部を通じてユーザに選択させる情緒情報選択部と、
    を備えることを特徴とする請求項3記載の送信端末。
  5. 前記送信端末は、さらに、
    前記情緒情報送信部が送信した前記情緒情報を受信した受信端末が、該情緒情報を報知したことの報知結果を返信した場合に、該報知結果を受信する報知結果受信部と、
    前記報知結果受信部で受信した前記報知結果に基づいて、前記受信端末での情緒情報の報知が完了したことを報知する報知結果報知部と、
    を備えることを特徴とする請求項3もしくは4のいずれかに記載の送信端末。
  6. 前記送信端末は、さらに、
    送信履歴として、少なくとも送信先と、送信日時と、前記情緒情報とを含む識別フラグを前記情緒情報格納部に格納することを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の送信端末。
  7. 前記送信端末は、さらに、
    前記識別フラグに基づいて抽出および並べ替えした前記情緒情報を連続して再生する情緒情報再生部を備えることを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の送信端末。
  8. 前記情緒情報選択部は、ユーザに選択させる前記情緒情報を送信時刻に応じて変更することを特徴とする請求項3から7のいずれか記載の送信端末。
  9. 前記情緒情報選択部は、ユーザに選択させる前記情緒情報を前記送信端末に格納された送信先情報に応じて変更することを特徴とする請求項3から8のいずれかに記載の送信端末。
  10. 前記情緒情報は、静止画像や動画像等の画像、音声や楽曲等の音、前記情緒情報の種類を示す識別子のいずれか、または選択された複数を含んでいることを特徴とする請求項3から9のいずれかに記載の送信端末。
  11. 基地局を介した送信端末からの着呼を通知する着呼通知部と、
    前記送信端末から送信された情緒情報を受信する情緒情報受信部と、
    受信された前記情緒情報を着呼の通知とともに報知する情緒情報報知部と、
    を備えることを特徴とする受信端末。
  12. 前記情緒情報は、静止画像や動画像等の画像、音声や楽曲等の音、前記情緒情報の種類を示す識別子のいずれか、または選択された複数を含んでいることを特徴とする請求11に記載の受信端末。
  13. 前記受信端末は、さらに、
    予め、複数の前記識別子と、複数の前記画像および前記音のいずれかもしくは両方、とをテーブルとして対応付け、格納する情緒情報格納部と、
    前記情緒情報受信部が受信した情緒情報がその識別子であった場合、その識別子に対応付けられた前記前記画像および前記音のいずれかもしくは両方を前記情緒情報格納部から取得する情緒情報取得部と、を備え、
    前記情緒情報報知部は、前記情緒情報取得部によって取得された前記画像および前記音のいずれかもしくは両方を報知し、情緒情報表示部に表示させることを特徴とする請求項11もしくは12のいずれかに記載の受信端末。
  14. 前記受信端末は、さらに、
    ユーザからの入力を受けつけるユーザ入力部と、
    前記ユーザ入力部を通じてユーザに情緒情報を作成させる情緒情報作成部とを備え、
    前記情緒情報作成部において作成された前記情緒情報は、前記情緒情報格納部に格納されることを特徴とする請求項11もしくは13のいずれかに記載の受信端末。
  15. 前記受信端末は、さらに、
    前記情緒情報報知部によって前記情緒情報が報知されたか否かを前記送信端末に返信する報知結果送信部を備えることを特徴とする請求項11から14のいずれかに記載の受信端末。
  16. 前記受信端末は、さらに、
    受信履歴として、少なくとも送信元と、受信日時と、前記情緒情報とを含む識別フラグを前記情緒情報格納部に格納することを特徴とする請求項11から15のいずれかに記載の受信端末。
  17. 前記受信端末は、さらに、
    前記識別フラグに基づいて抽出および並べ替えした前記情緒情報を連続して再生する情緒情報再生部を備えることを特徴とする請求項11から16のいずれかに記載の受信端末。
  18. 前記情緒情報取得部は、前記識別子に基づいて取得する前記画像および前記音のいずれかもしくは両方を受信時刻に応じて変更することを特徴とする請求項11から17のいずれかに記載の受信端末。
  19. 前記情緒情報取得部は、前記識別子に基づいて取得する前記画像および前記音のいずれかもしくは両方を受信端末に格納された送信元情報に基づいて変更することを特徴とする請求項11から18いずれかに記載の受信端末。
  20. 送信端末と、該送信端末と基地局を介して通話可能な受信端末とを含み通信する通信方法であって、
    前記送信端末が、前記送信端末のユーザの意図を示した情緒情報を送信する情緒情報送信ステップと、
    前記情緒情報を受信する情緒情報受信ステップと、
    前記受信端末が、着呼したことを通知する着呼通知ステップと、
    受信した前記情緒情報を着呼の通知とともに報知する情緒情報報知ステップと、
    を含むことを特徴とする通信方法。
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