JP2008275261A - 空気調和機の遠隔操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】除湿運転時の湿度の設定及び運転停止の設定を、操作ボタン数を増すことなく受け付けて、空気調和機本体に設定させる。
【解決手段】冷房若しくは暖房運転中又は運転停止中に除湿%ボタンの押下を受け付けた場合、運転状態を除湿に切り替え、湿度の初期値を「50%」とする。除湿運転中に除湿%ボタンの押下を受け付けた場合、該ボタンの長押しが1秒未満のときは、除湿運転を停止させる。前記ボタンが1秒以上長押しされたときは、RAMに記憶している設定すべき湿度を5%ずつ減算して更新し、更新した湿度を空気調和機本体に設定させると共に表示部に表示する。この場合、更新した湿度が35%となったときは、設定すべき湿度を60%に変更する。従って、設定すべき湿度は5%刻みで循環的に更新される。
【選択図】図3

Description

本発明は、空気調和機の遠隔操作装置に関し、空気調和機本体より離れた位置から操作信号を送信して、空気調和機本体を操作する遠隔操作装置に関する。
従来より、空気調和機本体の設定湿度を遠隔操作装置から変更することが行われている。図8は、従来の遠隔操作装置の一例を模式的に示す正面図であり、図9は従来の遠隔操作装置の一例において設定湿度が更新される様子を示す説明図である。また、図10は、従来の遠隔操作装置の他の一例を模式的に示す正面図であり、図11は従来の遠隔操作装置の他の一例において設定湿度が更新される様子を示す説明図である。
従来の遠隔操作装置においては、例えば図8に示すように、設定湿度を上下させるための上昇・下降ボタンからなる湿度ボタンを専用に設け、夫々のボタンの押下を受け付けた都度、図9の「↓」又は「↑」に示す順序で、予め決められた湿度に段階的に設定変更させる方法、及び図10に示すように、湿度ボタンを一つ設け、図11の「↑」に示す順序で、予め決められた湿度に循環的に設定変更させる方法が用いられる。
また、特許文献1には、除湿ボタンが押下された場合、除湿運転を行い、除湿ボタンが押下される都度、4つの「除湿モード」(標準、衣類乾燥、おでかけ、及び結露抑制)を循環的に切り替える空気調和機が開示されている。更に特許文献2には、運転モード設定ボタンにより「ドライ」に設定された場合、湿度設定ボタンが押下される都度、3段階(低め、標準及び高め)の設定湿度を循環的に切り替える空気調和機が開示されている。
特許第3877316号公報 特許第3124385号公報
しかしながら、特許文献1に開示された空気調和機では、4つの「除湿モード」は切り替えられるが、使用者の所望する湿度に設定変更することはできない。また、特許文献2に開示された空気調和機では、使用者が「運転モード」を「ドライ」に設定してから、他のボタンを押下して湿度の設定変更を行うため、ボタンの選択を誤ることがあった。
一方、湿度の設定変更は、除湿運転の場合にのみ必要な操作であって、操作される頻度は低いと言える。また、設定される湿度はその性質上概略的な数値(例えば、40%、45%、50%、55%、60%の最大5段階)であれば充分に使用者の要望を満たす。湿度の設定変更のための専用のボタンを設けた場合、遠隔操作装置のボタン数が増すことにより、使用者はより多くのボタンの中から目的に合致したボタンを探さねばならず、個々のボタンの大きさも制約されるため、遠隔操作装置としての利便性を低下させることになる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、除湿運転中に除湿運転に係る設定を受け付けた場合、除湿運転の湿度を設定させるように構成することにより、従来から備えている受付手段を利用して、湿度の設定を受け付け、記憶した湿度を空気調和機本体に設定させることができる空気調和機の遠隔操作装置を提供することにある。
本発明に係る空気調和機の遠隔操作装置は、除湿運転に係る設定を受け付けるための受付手段と、湿度の設定が可能な除湿運転を行う空気調和機本体に対して操作信号を送信する手段と、空気調和機本体が除湿運転中であるか否かを記憶する記憶手段とを備える空気調和機の遠隔操作装置において、設定すべき湿度を記憶する手段と、前記記憶手段の記憶内容が除湿運転中である場合、前記受付手段が除湿運転に係る設定を受け付けたときに、湿度の設定に係る操作信号を送信して、除湿運転の湿度を記憶した湿度に設定させる湿度設定手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、除湿運転中に除湿運転に係る設定を受け付けた場合、空気調和機本体へ湿度の設定に係る操作信号を送信して、除湿運転の湿度を記憶した湿度に設定させる。これにより、受付手段を増すことなく湿度の設定が受け付けられ、記憶した湿度が空気調和機本体に設定される。
本発明に係る空気調和機の遠隔操作装置は、前記受付手段が除湿運転に係る設定を受け付けた場合、該設定の受け付けが継続する時間を計測する計測手段と、該計測手段の計測結果が所定時間以上であるか否かを判定する時間判定手段とを備え、前記湿度設定手段は、前記時間判定手段の判定結果が所定時間以上であると判定したときに、湿度の設定に係る操作信号を送信して記憶した湿度に設定させるように構成してあることが好ましい。
このような構成にすれば、除湿運転中に除湿運転に係る設定を受け付けた場合、該設定の受付継続時間が所定時間以上であると判定したときは、空気調和機本体へ湿度の設定に係る操作信号を送信して、記憶した湿度に設定させる。これにより、除湿運転の湿度の設定と他の設定とが弁別して受け付けられる。
本発明に係る空気調和機の遠隔操作装置は、前記記憶手段の記憶内容が除湿運転中である場合、前記時間判定手段が所定時間に満たないと判定したときに、運転の停止に係る操作信号を送信して除湿運転を停止させるように構成してあることが好ましい。
このような構成にすれば、除湿運転中に除湿運転に係る設定を受け付けた場合、該設定の受付継続時間が所定時間未満であると判定したときは、空気調和機本体へ運転の停止に係る操作信号を送信して除湿運転を停止させる。これにより、除湿運転の停止の設定と湿度の設定とが弁別して受け付けられる。
本発明に係る空気調和機の遠隔操作装置は、運転の停止の設定を受け付けるための停止受付手段を備え、前記記憶手段の記憶内容が除湿運転中である場合、前記停止受付手段が停止の設定を受け付けたときに、運転の停止に係る操作信号を送信して除湿運転を停止させるように構成してあることが好ましい。
このような構成にすれば、除湿運転中に運転の停止の設定を受け付けた場合、空気調和機本体へ運転の停止に係る操作信号を送信して除湿運転を停止させる。これにより、他の設定の受け付けに係わらず、除湿運転を停止させる。
本発明に係る空気調和機の遠隔操作装置は、湿度の設定に係る操作信号を送信する都度、記憶した湿度を段階的に上昇又は下降させて更新するように構成してあることが好ましい。
このような構成にすれば、空気調和機本体へ湿度の設定に係る操作信号を送信する都度、記憶した湿度を段階的に上昇又は下降させて更新する。これにより、使用者が同一操作を繰り返した場合に、記憶した湿度が更新され続ける。
本発明に係る空気調和機の遠隔操作装置は、前記湿度設定手段は、記憶した湿度を更新する場合、更新した湿度が上限値を超えるときは下限値に戻し、更新した湿度が下限値を下回るときは上限値に戻すように構成してあることが好ましい。
このような構成にすれば、記憶した湿度を更新する場合、更新した湿度が上限値を超えるときは下限値に戻し、更新した湿度が下限値を下回るときは上限値に戻す。これにより、使用者が同一操作を繰り返した場合に、記憶した湿度が循環的に変更される。
本発明に係る空気調和機の遠隔操作装置は、前記湿度設定手段は、記憶した湿度を更新する場合、初期値を50%とし、5%刻みで上昇又は下降させて更新するように構成してあることが好ましい。
このような構成にすれば、空気調和機本体へ操作信号を送信して除湿運転の湿度を設定させる場合、設定湿度の初期値を50%とし、湿度を設定させる都度、設定湿度を5%刻みで上昇又は下降させて更新する。これにより、使用者の体感を考慮した湿度に設定させる。
本発明によれば、除湿運転中に除湿運転に係る設定を受け付けた場合、湿度の設定として受け付けられ、記憶した湿度が空気調和機本体に設定される。従って、従来から備えている受付手段を利用して、湿度の設定を受け付け、記憶した湿度を空気調和機本体に設定させることができる。また、従来の受付手段を利用しない場合と比較して、受付手段の数が減ることにより、受付手段の選択を誤る機会を減少させることができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の遠隔操作装置の構成を示すブロック図である。図において11は制御部であり、制御部11はCPU、バスインタフェース及び入出力インタフェースで構成されている。制御部11は、バスインタフェースを介して、プログラム等の情報を記憶するROM13及び一時的に発生した情報を記憶するRAM14と接続されており、ROM13に予め格納されている制御プログラムに従って入出力制御及び演算を実行する。
制御部11はまた、入出力インタフェースを介して、操作部15、表示部16及び送信部17と接続されており、前記各部に対する入出力制御を行う。
操作部15は、使用者が各種設定等の操作を行うための各種ボタンを備え、該ボタンの操作は制御部11によって受け付けられる。
表示部16は、液晶ディスプレイからなり、操作部15より設定された内容が、制御部11の出力制御によって表示される。表示部16はまた、空気調和機本体に設定させた除湿、冷房又は暖房等の運転状態、及び湿度等の設定値を表示する。
送信部17は、赤外線発光部を備え、制御部11に受け付けられた操作部15による設定内容は、赤外線発光部より赤外線信号として、図示しない空気調和機本体の受光部へ送信される。
図2は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の遠隔操作装置を模式的に示す正面図である。遠隔操作装置の正面上部には表示部16を備え、表示部16には、設定された湿度又は温度、及び「除湿」等の運転状態が表示される。
遠隔操作装置の正面中央部には操作部15を備え、操作部15は、除湿運転に係る設定を行うための除湿%ボタン15a、冷房ボタン、暖房ボタン、及び冷房又は暖房運転中の温度を設定するための上昇・下降ボタンからなる温度ボタンを有している。
図3は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の遠隔操作装置において設定湿度が更新される様子を示す説明図である。例えば冷房運転中の場合、表示部16には「冷房」及び設定された温度が表示されている。
冷房若しくは暖房運転中又は運転停止中に除湿%ボタン15aの押下が受け付けられた場合、運転状態は除湿に切り替えられ、表示部16に「除湿」が表示される。また、表示部16には、設定された湿度の初期値である「50%」が表示される。
その後除湿運転中に除湿%ボタン15aの押下が受け付けられる都度、RAM14に記憶されている設定すべき湿度が5%ずつ減算して更新され、更新された湿度が空気調和機本体に設定されると共に表示部16に表示される。この場合、更新された湿度が35%となったときは、設定すべき湿度が60%に変更される。このようにして設定すべき湿度は5%刻みで循環的に更新される。
図4は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の遠隔操作装置において除湿%ボタン15aの押下を受け付けた場合に係る制御部11の処理手順を示すメインルーチンのフローチャートである。
制御部11は、RAM14に記憶されている除湿運転中フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS11)。尚、除湿運転中フラグは、空気調和機の遠隔操作装置の初期設定時に、制御部11によってクリアされている。
除湿運転中フラグがセットされていない場合(ステップS11:NO)、制御部11は、RAM14に記憶されている設定すべき湿度(以下、設定湿度という)の初期値を50%とし(ステップS12)、表示部16に設定湿度を表示する(ステップS13)。その後制御部11は、除湿運転の開始(冷房又は暖房運転時は、除湿運転への変更)処理として、除湿運転の開始に係る操作信号を、送信部17から空気調和機本体に送信する(ステップS14)。そして制御部11は、除湿%ボタン15aの押下が更に継続して受け付けられているか否かを判定するステップS15に処理を移す。
除湿運転中フラグがセットされている場合(ステップS11:YES)、制御部11は、除湿%ボタン15aの押下が継続して受け付けられているか否かを判定する(ステップS15)。
除湿%ボタン15aの押下が継続して受け付けられていると判定した場合(ステップS15:YES)、制御部11は、除湿%ボタン15aの押下の受け付け開始から1秒を経過したか否かを判定する(ステップS16)。
受け付け開始から1秒を経過していないと判定した場合(ステップS16:NO)、制御部11は処理をステップS15に戻し、除湿%ボタン15aの押下を継続して受け付けつつ1秒が経過するまで待機する。
除湿%ボタン15aの押下の受け付け開始から1秒を経過していると判定した場合(ステップS16:YES)、制御部11は、湿度の設定処理に係るサブルーチンを呼び出し、実行する(ステップS17)。
S17の処理完了後、制御部11は、処理をステップS15に戻し、除湿%ボタン15aの押下を継続して受け付けつつ1秒が経過するまで、再び待機する。
除湿%ボタン15aの押下が継続して受け付けられていないと判定した場合(ステップS15:NO)、制御部11は、除湿運転中フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS18)。
除湿運転中フラグがセットされている場合(ステップS18:YES)、制御部11は、除湿運転の停止処理として、除湿運転の停止に係る操作信号を、送信部17から空気調和機本体に送信する(ステップS19)。そして制御部11は、除湿運転中フラグをクリアし(ステップS20)、処理を終了する。
除湿運転中フラグがセットされていない場合(ステップS18:NO)、即ち、除湿運転を開始した直後に除湿%ボタン15aの押下を継続して受け付けなくなった場合、制御部11は、除湿運転中フラグをセットし(ステップS21)、処理を終了する。
図5は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の遠隔操作装置において湿度の設定処理に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
制御部11は、設定湿度から5(%)を減算し、設定湿度を更新する(ステップS31)。そして制御部11は、設定湿度が35(%)であるか否かを判定する(ステップS32)。
設定湿度が35(%)である場合(ステップS32:YES)、制御部11は、設定湿度を60(%)に変更する(ステップS33)。
設定湿度が35(%)でない場合(ステップS32:NO)、制御部11は、設定湿度を変更せず、処理をステップS34に移す。
次いで、制御部11は、表示部16に設定湿度を表示する(ステップS34)。そして制御部11は、湿度の設定に係る操作信号を、送信部17から空気調和機本体に送信する(ステップS35)。この場合、前記操作信号には設定湿度が付加されており、空気調和機本体では、該設定湿度に基づいて湿度が設定される。そして制御部11は、湿度の設定処理に係るサブルーチンの処理を終えて、メインルーチン(図4のステップS17)にリターンする。
このように構成された実施の形態1に係る空気調和機の遠隔操作装置にあっては、除湿運転中に除湿%ボタンの押下を受け付けた場合、湿度の設定として受け付け、記憶した湿度を空気調和機本体に設定する。従って、従来から備えている除湿ボタンの名称表示を変更して利用することにより、湿度の設定を受け付けて、記憶した湿度を空気調和機本体に設定させることができる。また、除湿ボタンを利用しない場合と比較して、ボタン数が減ることにより、受付手段の選択を誤る機会を減少させることができる。
更に、除湿運転中に除湿運転に係る設定を受け付けた場合、該設定の受付継続時間が所定時間以上であると判定したときに、除湿運転の湿度を記憶した湿度に設定させる。従って、従来から備えている受付手段を利用しつつ、除湿運転の湿度の設定と他の設定とが弁別して受け付けられる。これにより、例えば除湿運転の開始の設定に係る操作信号が、外乱等の影響を受けて空気調和機本体側で受け付けられなかった場合、その後も除湿運転の開始の設定と湿度の設定とは弁別して受け付けられるため、湿度が誤って設定されることを防止することができる。
本実施の形態1では、除湿運転中に除湿%ボタンの押下を受け付けた場合、ボタンの押下受け付け継続(長押し)時間が所定時間以上であると判定したときは、除湿運転の湿度を記憶した湿度に設定させる。従って、従来から備えている除湿ボタンの名称表示を変更して利用することにより、除湿運転の開始の設定及び湿度の設定を弁別して受け付け、除湿運転中に、空気調和機本体に湿度を設定させることができる。
つまり、従来から備えている受付手段を利用しつつ、除湿運転の湿度の設定と他の設定とを弁別して受け付けることができる空気調和機の遠隔操作装置を提供するという目的を達することもできる。
更にまた、除湿運転中に除湿運転に係る設定を受け付けた場合、該設定の受付継続時間が所定時間未満であると判定したときに、除湿運転を停止させる。従って、従来から備えている受付手段を利用しつつ、除湿運転の停止の設定と湿度の設定とが弁別して受け付けられ、空気調和機本体に除湿運転を停止させることができる。
本実施の形態1では、除湿運転中に除湿%ボタンの押下を受け付けた場合、ボタンの押下受け付け継続(長押し)時間が所定時間未満であると判定したときは、除湿運転を停止させる。従って、従来から備えている除湿ボタンの名称表示を変更して利用することにより、除湿運転の開始の設定及び停止の設定を弁別して受け付け、空気調和機本体に除湿運転を停止させることができる。
つまり、従来から備えている受付手段を利用しつつ、除湿運転の停止の設定を、湿度の設定と弁別して受け付け、空気調和機本体に除湿運転を停止させることができる空気調和機の遠隔操作装置を提供するという目的を達することもできる。
更にまた、湿度の設定に係る操作信号を送信する都度、記憶した湿度が段階的に上昇又は下降して更新される。従って、使用者が同一操作を繰り返した場合、空気調和機本体に設定させる湿度を段階的に上昇又は下降させ続けることができる。
本実施の形態1では、除湿運転の設定湿度の初期値を体にやさしい50%とし、湿度を設定させる都度、設定湿度を使用者の体感が考慮された5%刻みで下降させる。
つまり、使用者が同一操作を繰り返した場合、空気調和機本体に設定させる湿度を段階的に上昇又は下降させ続けることができる空気調和機の遠隔操作装置を提供するという目的を達することもできる。
更にまた、設定湿度を更新する場合、設定湿度の上限値(又は下限値)を超える(又は下回る)ときは、下限値(又は上限値)に戻す。従って、使用者が同一操作を繰り返した場合、記憶した湿度が循環的に変更される間に、希望する湿度に設定させることができる。
本実施の形態1では、設定湿度を下降させて、下限値である40%を下回るときは、上限値である60%に戻す。
つまり、使用者が同一操作を繰り返した場合、希望する湿度に設定させることができる空気調和機の遠隔操作装置を提供するという目的を達することもできる。
更にまた、除湿運転の設定湿度の初期値を体にやさしい50%とし、湿度を設定させる都度、設定湿度を使用者の体感が考慮された5%刻みで上昇又は下降させる。従って、使用者の体感に由来する要望に合致した操作性を得ることができる。
つまり、使用者の体感に由来する要望に合致した操作性を有する空気調和機の遠隔操作装置を提供するという目的を達することもできる。
尚、実施の形態1にあっては、制御部11は、除湿運転中に除湿%ボタン15aの押下を所定時間以上(又は所定時間未満)受け付けた場合、除湿運転の湿度を設定させる(又は除湿運転を停止させる)処理を行っているが、除湿運転中に除湿%ボタン15aの押下を所定時間以上(又は所定時間未満)受け付けた場合、除湿運転を停止させる(又は除湿運転の湿度を設定させる)処理を行ってもよい。
また、除湿%ボタン15aの押下を受け付けた場合に、設定湿度を5%ずつ段階的に下降させて更新し、更新した設定湿度が下限値である40%を下回ったときは、上限値である60%に戻しているが、例えば設定湿度を5%ずつ段階的に上昇させて更新し、更新した設定湿度が上限値である60%を超えたときは、下限値である40%に戻して更新するようにしてもよい。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2に係る空気調和機の遠隔操作装置を模式的に示す正面図である。実施の形態2に係る空気調和機の遠隔操作装置は、操作部15に停止ボタン15bを備え、制御部11による処理内容の一部が異なる他は、実施の形態1に係る空気調和機の遠隔操作装置と同一である。
停止ボタン15bによる設定は、運転状態が除湿、冷房又は暖房の何れの場合であっても受け付けられ、設定が受け付けられたとき、運転状態は停止となる。
図7は、本発明の実施の形態2に係る空気調和機の遠隔操作装置において、除湿、冷房又は暖房運転中に、停止ボタン15bを受け付けた場合に係る制御部11の処理手順を示すフローチャートである。
制御部11は、RAM14に記憶されている除湿運転中フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS41)。
尚、除湿運転中フラグ、冷房運転中フラグ及び暖房運転中フラグは、空気調和機の遠隔操作装置の初期設定時に、制御部11によってクリアされ、夫々除湿運転、冷房運転及び暖房運転の開始時に、制御部11によってセットされる。
除湿運転中フラグがセットされている場合(ステップS41:YES)、制御部11は、除湿運転中フラグをクリアし(ステップS42)、更に、除湿運転の停止に係る操作信号を、送信部17から空気調和機本体に送信して(ステップS43)処理を終了する。
除湿運転中フラグがセットされていない場合(ステップS41:NO)、制御部11は、RAM14に記憶されている冷房運転中フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS44)。
冷房運転中フラグがセットされている場合(ステップS44:YES)、制御部11は、冷房運転中フラグをクリアし(ステップS45)、更に、冷房運転の停止に係る操作信号を、送信部17から空気調和機本体に送信して(ステップS46)処理を終了する。
冷房運転中フラグがセットされていない場合(ステップS44:NO)、制御部11は、RAM14に記憶されている暖房運転中フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS47)。
暖房運転中フラグがセットされている場合(ステップS47:YES)、制御部11は、暖房運転中フラグをクリアし(ステップS48)、更に、暖房運転の停止に係る操作信号を、送信部17から空気調和機本体に送信して(ステップS49)処理を終了する。
暖房運転中フラグがセットされていない場合(ステップS47:NO)、制御部11は、処理を終了する。
実施の形態2に係る空気調和機の遠隔操作装置にあっては、除湿運転中に運転の停止の設定を受け付けた場合、空気調和機本体へ除湿運転の停止に係る操作信号を送信して除湿運転を停止させる。従って、他の設定の受け付けに拘わらず、除湿運転を確実に停止させることができる。
その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付して、それらの説明を省略する。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の遠隔操作装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の遠隔操作装置を模式的に示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の遠隔操作装置において設定湿度が更新される様子を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の遠隔操作装置において除湿%ボタンの押下を受け付けた場合に係る制御部の処理手順を示すメインルーチンのフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の遠隔操作装置において湿度の設定処理に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の遠隔操作装置を模式的に示す正面図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の遠隔操作装置において、除湿、冷房又は暖房運転中に、停止ボタン15bを受け付けた場合に係る制御部11の処理手順を示すフローチャートである。 従来の遠隔操作装置の一例を模式的に示す正面図である。 従来の遠隔操作装置の一例において設定湿度が更新される様子を示す説明図である。 従来の遠隔操作装置の他の一例を模式的に示す正面図である。 従来の遠隔操作装置の他の一例において設定湿度が更新される様子を示す説明図である。
符号の説明
11 制御部
13 ROM
14 RAM
15 操作部
15a 除湿%ボタン
15b 停止ボタン
16 表示部
17 送信部

Claims (7)

  1. 除湿運転に係る設定を受け付けるための受付手段と、湿度の設定が可能な除湿運転を行う空気調和機本体に対して操作信号を送信する手段と、空気調和機本体が除湿運転中であるか否かを記憶する記憶手段とを備える空気調和機の遠隔操作装置において、
    設定すべき湿度を記憶する手段と、
    前記記憶手段の記憶内容が除湿運転中である場合、前記受付手段が除湿運転に係る設定を受け付けたときに、湿度の設定に係る操作信号を送信して、除湿運転の湿度を記憶した湿度に設定させる湿度設定手段と
    を備えることを特徴とする空気調和機の遠隔操作装置。
  2. 前記受付手段が除湿運転に係る設定を受け付けた場合、該設定の受け付けが継続する時間を計測する計測手段と、
    該計測手段の計測結果が所定時間以上であるか否かを判定する時間判定手段とを備え、
    前記湿度設定手段は、前記時間判定手段の判定結果が所定時間以上であると判定したときに、湿度の設定に係る操作信号を送信して記憶した湿度に設定させるように構成してあること
    を特徴とする請求項1に記載の空気調和機の遠隔操作装置。
  3. 前記記憶手段の記憶内容が除湿運転中である場合、前記時間判定手段が所定時間に満たないと判定したときに、運転の停止に係る操作信号を送信して除湿運転を停止させるように構成してあることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機の遠隔操作装置。
  4. 運転の停止の設定を受け付けるための停止受付手段を備え、
    前記記憶手段の記憶内容が除湿運転中である場合、前記停止受付手段が停止の設定を受け付けたときに、運転の停止に係る操作信号を送信して除湿運転を停止させるように構成してあることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の空気調和機の遠隔操作装置。
  5. 前記湿度設定手段は、湿度の設定に係る操作信号を送信する都度、記憶した湿度を段階的に上昇又は下降させて更新するように構成してあることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載の空気調和機の遠隔操作装置。
  6. 前記湿度設定手段は、記憶した湿度を更新する場合、更新した湿度が上限値を超えるときは下限値に戻し、更新した湿度が下限値を下回るときは上限値に戻すように構成してあること
    を特徴とする請求項5に記載の空気調和機の遠隔操作装置。
  7. 前記湿度設定手段は、記憶した湿度を更新する場合、初期値を50%とし、5%刻みで上昇又は下降させて更新するように構成してあること
    を特徴とする請求項5又は6に記載の空気調和機の遠隔操作装置。
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