JP2008272643A - 果実及び野菜の階級選別装置 - Google Patents

果実及び野菜の階級選別装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008272643A
JP2008272643A JP2007117871A JP2007117871A JP2008272643A JP 2008272643 A JP2008272643 A JP 2008272643A JP 2007117871 A JP2007117871 A JP 2007117871A JP 2007117871 A JP2007117871 A JP 2007117871A JP 2008272643 A JP2008272643 A JP 2008272643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
sorting
closing degree
adjusting means
strips
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007117871A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsuhiro Yamaga
睦広 山我
Hajime Kato
元 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Izumi Seisakusho KK
Original Assignee
Izumi Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Izumi Seisakusho KK filed Critical Izumi Seisakusho KK
Priority to JP2007117871A priority Critical patent/JP2008272643A/ja
Publication of JP2008272643A publication Critical patent/JP2008272643A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Chain Conveyers (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)

Abstract

【課題】果実や野菜の階級選別を効率的に実施することができる選別装置を提供する。
【解決手段】被選別物を搬送するためのチェーンコンベアと、所定間隔隔ててチェーンコンベアに連結され、被選別物が収容される多数の選別本体とを備え、各選別本体が、正多角形又は円形の開口部が中央に設けられた矩形板と、開口部から下方に延びた角錐台又は円錐台の面を形成するように、上端が開口部の周囲に回転可能に取り付けられた複数の帯状片とを有し、各選別本体が、閉鎖状態では隣接する帯状片の縁部が接触し又は重複し、開放状態では帯状片の縁部が離間して各帯状片の先端によって形成される中央の開口が大きくなるように構成され、帯状片によって形成される開口が所定の大きさになるように設定することによって、被選別物を選別するようになっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は一般に、選別装置に関する。より詳細には、本発明は、果実や野菜の階級を選別するための装置に関する。
柑橘類等の果実や、ジャガイモ、ブロッコリー、アボガド等の野菜は、収穫された後、その大きさや形等に応じて、所定の階級(例えば、L,M,S)に選別してから出荷されるのが通常である。従来、このような果実や野菜の選別は、手作業の他、ドラム方式、ベルト方式、カメラ方式、重量方式等の種々の機械的な装置を用いて行われている。
しかしながら、手作業による選別には、手間と時間がかかるうえ、コスト高になるという弊害がある。また、従来の機械的な装置を利用した選別では、被選別品をその姿勢を維持しつつ移送し、選別するのが容易ではない、という課題がある。特に、登録商標「デコポン」として知られる柑橘類は、果梗部にデコ(突起)が現れるという形態的特徴を有しており、そのため突起に傷がつき易いため、機械的に選別するのは極めて困難である。
本発明は、このような状況に鑑みて開発されたものであって、果実や野菜の階級選別を効率的に実施することができる階級選別装置を提供することを目的としている。
本願請求項1に記載の階級選別装置は、被選別物を搬送するためのチェーンコンベアと、所定間隔隔てて前記チェーンコンベアに連結され、被選別物が収容される多数の選別本体とを備え、前記選別本体の各々が、正多角形又は円形の開口部が中央に設けられた矩形板と、前記開口部から下方に延びた角錐台又は円錐台の面を形成するように、上端が前記開口部の周囲に回転可能に取り付けられた複数の帯状片とを有し、前記選別本体の各々が、閉鎖状態では隣接する前記帯状片の縁部が接触し又は重複し、開放状態では前記帯状片の縁部が離間して、各帯状片の先端によって形成される中央の開口が大きくなるように構成されており、前記帯状片によって形成される前記開口が所定の大きさになるように設定することによって、前記選別本体の各々に収容される被選別物を選別するようになっていることを特徴とするものである。
本願請求項2に記載の階級選別装置は、前記請求項1の装置において、前記選別本体の開閉度を調整するための開閉度調整手段を更に備え、前記開閉度調整手段が、各矩形板の下方に配置され、前記選別本体の前記帯状片によって形成される角錐台又は円錐台の部分が嵌まり込むようになった開口が中央に設けられたスライド板を有し、前記スライド板の上下方向位置を調節することによって前記開閉度を調整するように構成されていることを特徴とするものである。
本願請求項3に記載の階級選別装置は、前記請求項1の装置において、前記選別本体の開閉度を調整するための開閉度調整手段を更に備え、前記開閉度調整手段が、所定の間隔で前記帯状片の外面に接触するように、前記チェーンコンベアの搬送方向に沿って配置された一対の部材を有していることを特徴とするものである。
本願請求項4に記載の階級選別装置は、前記請求項3の装置において、前記開閉度調整手段の前記一対の部材の前記間隔を所望のように変更することができるように構成されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、デコポンのような突起がある被選別物であっても、傷つけることなく、効率的に選別作業を実施することができる。本発明の装置は、構造が比較的簡単であるので、製造コストが安価であるとともに、故障しにくく、メンテナンスコストを低廉に保持することができる。また、選別本体の開閉度を調整することができるようにすることによって、種々の被選別物に対処することが可能となる。
次に図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態に係る果実及び野菜の階級選別装置について詳細に説明する。図1は、本発明の好ましい実施の形態に係る果実及び野菜の階級選別装置を概略的に示した全体図である。図1において全体として参照符号10で示される階級選別装置は、選別しようとする果実及び野菜(以下「被選別物」という)を搬送するためのチェーンコンベア12を備えており、チェーンコンベア12は、駆動源(図示せず)により図1において矢印で示すように時計回りに移動するようになっている。なお、チェーンコンベア12自体は、通常の型式のものを用いてよい。
階級選別装置10は又、所定間隔隔ててチェーンコンベア12に連結される多数の選別本体14を備えている。図3は、多数の選別本体がチェーンコンベア12に連結されている状態を示した平面図、図4は、選別本体14のひとつを示した斜視図、図5(a)は、閉鎖している選別本体14のひとつを示した平面図、図5(b)は、図5(a)の選別本体14の正面図、図5(c)は、開放している選別本体14のひとつを示した平面図、図5(d)は、図5(c)の選別本体14の正面図である。
各々の選別本体14は、図4に最も良く示されるように、八角形の開口部16aが中央に設けられた矩形板16と、複数(図4では8個)の帯状片18とを有している。各帯状片18は、矩形板16の開口部16aから下方に延びた角錐台の面を形成するように(図5(b)参照)、上端が開口部16aの周囲に蝶番18aによって取り付けられている。換言すると、各帯状片18は、上端のところで矩形板16に回転可能に取付けられている。
各選別本体14は、閉鎖状態において、隣接する帯状片18の縁部が接触し、各帯状片18の先端によって中央に開口20(直径DCLOSE )が形成され(図5(a)参照)、開放状態において、隣接する帯状片18の縁部が離間し、各帯状片18の先端によって形成される開口20(DOPEN)が大きくなるように(図5(c)参照)、構成されている。各帯状片18によって形作られるカップ状の空間には、被選別物が収容されるようになっている。
階級選別装置10は更に、各選別本体14の開閉度を調整するための開閉度調整手段22を備えている。図6は、開閉度調整手段22を示した模式図である(図面の明瞭化のため、選別本体14が破線で示されている)。開閉度調整手段22は、各矩形板16の下方に配置され、中央に所定の直径D(DCLOSE <D<DOPEN)の開口22a1が設けられた矩形のスライド板22aを有しており、選別本体14の帯状片18によって形成される角錐台の部分が開口22a1に嵌まり込むようになっている。スライド板22aの四隅には孔22a2が設けられ、選別本体14の矩形板16の四隅に下方に延びるように取付けられたガイド部材22bが孔22a2に通されている。スライド板22aのチェーンコンベア12の搬送方向と直交する方向に位置する辺には、外方に延びた突起22a2が設けられており、突起22a2の下方に一対のガイド板22cが配置されている。そして、突起22a2が接触するガイド板22cの上辺22c1は、予め定められた寸法に従って階段状に形作られている。これにより、チェーンコンベア12の移動につれて、ガイド板22cが所定の高さに位置するように(従って、選別本体14が所望の開閉度を有するように)なっている。
以上のように構成された階級選別装置10を用いて被選別物を選別する方法について説明する。選別作業に先立って、選別本体14の開口20が選別基準に適合する寸法になるように形作られたガイド板22cを設置する。次いで、被選別物(例えば、デコポン)を各選別本体14に載せ、チェーンコンベア12を作動させる。すると、選別基準より大きいデコポンは、選別本体14に載せられたまま搬送されるが、選別基準より小さいデコポンは、選別本体14の開口20から落下する。このようにして、デコポンを傷つけることなく選別が効率的に行われる。
図7は、選別本体の変形形態を示した斜視図である。図7に示される第2の選別本体14′は、矩形板16′の開口部16′aが円形に形作られ、帯状片18′が湾曲した板で形成され、閉鎖状態において隣接する帯状片18′の縁部が重複している点を除いて、選別本体14と実質的に同じ構成を有している。
図8は、第2の選別本体14′に対して用いるのに適した開閉度調整手段22′を示した図である。開閉度調整手段22′は、所定の間隔Wで帯状片18′の外面に接触するように、チェーンコンベア12の搬送方向に沿って配置された一対の部材22′aを有している。
好ましくは、開閉度調整手段22′は、帯状片18′の外面に接触する一対の部材22′aの間隔を変更することができるように構成されている。図8を参照して詳細に説明すると、開閉度調整手段22′は、選別本体14′の下方に配置された回転シャフト22′bを有しており、回転シャフト22′bの左半部に右ネジ22′b1が形成され、右半部に左ネジ22′b2が形成されている。回転シャフト22′bの右ネジ22′b1には、対応する雌ネジが形成された連結部22′c1が螺合され、左ネジ22′b2には、対応する雌ネジが形成された連結部22′c2が螺合されており、連結部22′c1、22′c2には、部材22′aがそれぞれ固定されている。
図8に示される開閉度調整手段22′では、回転シャフト22′bの端部のハンドル22′b3を一方向に回すと一対の部材22′aが接近し(図9(a)参照)、ハンドル22′bを他方向に回すと一対の部材22′aが離間する(図9(b)参照)ようになっている。これにより、部材22′aの間隔Wを所望のように変更することができる。
図8に示される開閉度調整手段22′が設置されている場合には、選別作業に先立って、選別基準に合致するように部材22aの間隔を設定する。次いで、被選別物(例えば、デコポン)を各選別本体14に載せ、チェーンコンベア12を作動させて、被選別物の選別を行う。
本発明は、以上の発明の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
たとえば、前記実施の形態において示した選別本体14、14′の帯状片18、18′の個数や形状は単なる例示的なものにすぎず、図示した個数や形状に限定されるものではない。
また、前記実施の形態では、選別本体14を用いる型式に開閉度調整手段22が適用され、選別本体14′を用いる型式に開閉度調整手段22′が適用されているが、選別本体14を用いる型式に開閉度調整手段22′を適用してもよいし、選別本体14′を用いる型式に開閉度調整手段22を適用してもよい。さらに、いずれの選別本体14、14′を用いる型式においても、他の適当な開閉度調整手段を用いてもよい。
本発明の好ましい実施の形態に係る階級選別装置を概略的に示した全体図である。 図1の線2−2に沿って見た図である。 多数の選別本体がチェーンコンベアに連結されている状態を示した平面図である。 選別本体のひとつを示した斜視図である。 図5(a)は閉鎖している選別本体のひとつを示した平面図、図5(b)は図5(a)の選別本体の正面図、図5(c)は開放している選別本体のひとつを示した平面図、図5(d)は図5(c)の選別本体の正面図である。 図4の選別本体に用いられる開閉度調整手段を模式的に示した斜視図である。 選別本体の変形形態を示した斜視図である。 図7の選別本体に用いられる開閉度調整手段を模式的に示した図である。 図8に示した開閉度調整手段を用いて間隔を変更している状態を示した図である。
符号の説明
10 階級選別装置
12 チェーンコンベア
14、14′ 選別本体
16、16′ 矩形板
18、18′ 帯状片
20、20′ 開口
22、22′ 開閉度調整手段

Claims (4)

  1. 果実及び野菜の階級選別装置であって
    被選別物を搬送するためのチェーンコンベアと、
    所定間隔隔てて前記チェーンコンベアに連結され、被選別物が収容される多数の選別本体とを備え、
    前記選別本体の各々が、正多角形又は円形の開口部が中央に設けられた矩形板と、前記開口部から下方に延びた角錐台又は円錐台の面を形成するように、上端が前記開口部の周囲に回転可能に取り付けられた複数の帯状片とを有し、
    前記選別本体の各々が、閉鎖状態では隣接する前記帯状片の縁部が接触し又は重複し、開放状態では前記帯状片の縁部が離間して、各帯状片の先端によって形成される中央の開口が大きくなるように構成されており、
    前記帯状片によって形成される前記開口が所定の大きさになるように設定することによって、前記選別本体の各々に収容される被選別物を選別するようになっていることを特徴とする装置。
  2. 前記選別本体の開閉度を調整するための開閉度調整手段を更に備え、前記開閉度調整手段が、各矩形板の下方に配置され、前記選別本体の前記帯状片によって形成される角錐台又は円錐台の部分が嵌まり込むようになった開口が中央に設けられたスライド板を有し、前記スライド板の上下方向位置を調節することによって前記開閉度を調整するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記選別本体の開閉度を調整するための開閉度調整手段を更に備え、前記開閉度調整手段が、所定の間隔で前記帯状片の外面に接触するように、前記チェーンコンベアの搬送方向に沿って配置された一対の部材を有していることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 前記開閉度調整手段の前記一対の部材の前記間隔を所望のように変更することができるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の装置。
JP2007117871A 2007-04-27 2007-04-27 果実及び野菜の階級選別装置 Pending JP2008272643A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007117871A JP2008272643A (ja) 2007-04-27 2007-04-27 果実及び野菜の階級選別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007117871A JP2008272643A (ja) 2007-04-27 2007-04-27 果実及び野菜の階級選別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008272643A true JP2008272643A (ja) 2008-11-13

Family

ID=40051310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007117871A Pending JP2008272643A (ja) 2007-04-27 2007-04-27 果実及び野菜の階級選別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008272643A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4961489A (en) Product handling system
EP3347291B1 (en) Roller system for sorting produce
JP7079982B2 (ja) 農産物用の改良された運搬および分類装置
KR101275482B1 (ko) 농산물 선별장치
US20170121122A1 (en) Device for unilateral analysis of products by turning and automatic sorting and conveying device incorporating same
JP2008272643A (ja) 果実及び野菜の階級選別装置
JP5593020B2 (ja) 選別装置
US3847070A (en) Machine to cut the ends off onions or the like
JP2008247511A (ja) スライス食パン分割搬出装置
AT513688B9 (de) Vorrichtung zum Abführen eines in einer Backmaschine ausgebackenen Backguts
CN106387928B (zh) 一种水果预处理设备
JP2016215332A (ja) 食品細割装置
JP4749977B2 (ja) 整列具、整列方法、容器内収容方法および整列装置並びに収容装置
US2742068A (en) Cherry stemmer
KR20220046024A (ko) 선별홀에 끼인 선별대상물을 빼내기 위한 분리수단을 갖는 선별기용 롤러와 이를 이용한 선별기
JP2009120289A (ja) 食品容器供給装置
WO2007017904A3 (en) Orientation unit for a fruit sorting and grading machine
EP0646534B1 (en) The aligning of elongated objects
JP2563059B2 (ja) 搬送供給装置
JP2536249Y2 (ja) 果物選別装置
JPH04243723A (ja) 作物の選別用搬送装置
US7246707B2 (en) Two-slat design for a small piece remover
KR20240095506A (ko) 과일 또는 채소의 끝부분을 제거하는 장치
KR101678901B1 (ko) 과일 선별기의 이송벨트 간격 조절장치
KR20240084669A (ko) 과일 또는 채소의 끝부분을 제거하는 장치