JP2008268444A - ホログラム露光装置およびホログラム露光方法 - Google Patents

ホログラム露光装置およびホログラム露光方法 Download PDF

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Abstract

【課題】多面付けホログラムブランクに、均一な回折効率からなる要素ホログラムを精度良く形成することができる。
【解決手段】本発明のホログラム露光装置は、多面付けホログラムブランク10に、物体光LBおよび参照光LBを照射することによって、多面付けホログラム10aを生成する。ホログラム露光装置は、枠体3と、枠体3によって支持され、屈折率整合液5を介して多面付けホログラムブランク10の基材12を保持する支持部材4と、支持部材4によって保持された多面付けホログラムブランク10を、水平方向のうち少なくとも一方向に移動させる水平方向移動機構30と、を備えている。支持部材4は、枠体3で支持された際に、ホログラム記録材料層11に歪みが生じない程度の剛性を有するブロック体からなっている。
【選択図】図6

Description

本発明は、多面付けホログラムを製造するためのホログラム露光装置およびホログラム露光方法に係り、とりわけ大型の多面付けホログラムを精度良く製造することができるホログラム露光装置およびホログラム露光方法に関する。
従来から、ホログラムシートを連続的に製造するために、多面付けホログラムが用いられている。このような多面付けホログラムは、透明基材と、透明基材の一面に設けられるとともに、多面付けされた複数の要素ホログラムを含むホログラム記録材料層とからなっている。
このような多面付けホログラムを生成する場合、まず、透明基材と、透明基材の一面に設けられたホログラム記録材料層とからなる多面付けホログラムブランクを準備して、水平方向に配置する。次に、多面付けホログラムブランクに対向して配置された、予め要素ホログラムが形成されたホログラム原版に対してレーザ光を照射して物体光として多面付けホログラムブランクに入射させる。このとき、多面付けホログラムブランクに参照光を入射させる。
このように多面付けホログラムブランクに物体光と参照光を入射させて露光することにより、多面付けホログラムブランクのホログラム記録材料層に要素ホログラムを形成することができる。
このような作業を順次くり返すことによって、透明基材に設けられたホログラム記録材料層に、要素ホログラムを多面付けすることができ、多面付けホログラムを生成することができる。
上述のような多面付けホログラムブランクは一般に形状が大きくなっており、透明基材がガラス板からなる場合、多面付けホログラムブランク自体の重量が重くなる。
このため、多面付けホログラムブランクの自重によりたわみが生じてしまい、露光箇所によっては回折効率の異なる要素ホログラムが形成されることがある。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、多面付けホログラムブランクに、均一な回折効率からなる要素ホログラムを精度良く形成することができるホログラム露光装置およびホログラム露光方法を提供することを目的とする。
本発明は、基材と、この基材に設けられたホログラム記録材料層とを有する多面付けホログラムブランクに、物体光および参照光を照射することによって、基材と、この基材に設けられるとともに、多面付けされた複数の要素ホログラムを含むホログラム記録材料層とを有する多面付けホログラムを生成するためのホログラム露光装置において、
枠体と、
枠体によって支持され、屈折率整合液を介して多面付けホログラムブランクの基材を保持する支持部材と、
支持部材によって保持された多面付けホログラムブランクを、水平方向のうち少なくとも一方向に移動させる水平方向移動機構と、を備え、
支持部材が、枠体で支持された際に、ホログラム記録材料層に歪みが生じない程度の剛性を有するブロック体からなることを特徴とするホログラム露光装置である。
このような構成により、枠体で支持された際にホログラム記録材料層に歪みが生じない程度の剛性を有するブロック体からなる支持部材によって、多面付けホログラムブランクを保持することができるので、多面付けホログラムブランクに均一な回折効率からなる要素ホログラムを精度良く形成することができる。
本発明は、支持部材が、物体光および参照光を透過する材料からなることを特徴とするホログラム露光装置である。
このような構成により、反射型の要素ホログラムを有する多面付けホログラムと、透過型の要素ホログラムを有する多面付けホログラムの両方を生成することができる
本発明は、支持部材が物体光および参照光を透過する材料からなるホログラム露光装置において、
支持部材が、ホログラム記録材料層の屈折率と略同一の屈折率を有することを特徴とするホログラム露光装置である。
このような構成により、均一な回折効率からなる要素ホログラムをさらに精度良く形成することができる。
本発明は、支持部材が物体光および参照光を透過する材料からなるホログラム露光装置において、
支持部材の多面付けホログラムブランク側と反対側の表面に、反射防止膜を設けたことを特徴とするホログラム露光装置である。
このような構成により、ホログラム記録材料層を透過した物体光や参照光が、支持部材の多面付けホログラムブランク側と反対側の表面で反射することを防止することができ、当該反射によってホログラム記録材料層に干渉縞が形成されることを防ぐことができる。
本発明は、支持部材が、物体光および参照光を吸収する材料からなることを特徴とする多面付けホログラム露光装置である。
このような構成により、ホログラム記録材料層を透過した物体光および参照光が、支持部材で反射されることによって、ホログラム記録材料層に干渉縞が形成されることを防ぐことができる。
本発明は、屈折率整合液が、ホログラム記録材料層の屈折率と略同一の屈折率を有することを特徴とするホログラム露光装置である。
このような構成により、均一な回折効率からなる要素ホログラムをさらに精度良く形成することができる。
本発明は、支持部材が、多面付けホログラムブランクに対して下方に配置され、
多面付けホログラムブランクの基材が、ホログラム記録材料層の下方に位置し、
当該基材が、屈折率整合液を介して支持基材によって保持されることを特徴とする多面付けホログラム露光装置である。
本発明は、支持部材が、多面付けホログラムブランクに対して上方に配置され、
多面付けホログラムブランクの基材が、ホログラム記録材料層の上方に位置し、
当該基材が、屈折率整合液を介して支持基材によって保持されることを特徴とする多面付けホログラム露光装置である。
本発明は、水平方向移動機構が、支持部材によって保持された多面付けホログラムブランクを、水平方向のうち直交する二方向に移動させることを特徴とする多面付けホログラム露光装置である。
このような構成により、ホログラム記録材料層に二次元状に複数の要素ホログラムを形成することができ、例えば、マトリックス状に多面付けされた複数の要素ホログラムを有する多面付けホログラムを生成することができる。
本発明は、多面付けホログラムブランクを位置決めするための位置検知装置をさらに備えたことを特徴とする多面付けホログラム露光装置である。
このような構成により、多面付けホログラムブランクを正確な位置に位置決めすることができる。
本発明は、基材と、この基材上に設けられたホログラム記録材料層とを有する多面付けホログラムブランクを準備する準備工程と、
支持部材によって、屈折率整合液を介して、多面付けホログラムブランクの基材を保持する配置工程と、
多面付けホログラムブランクのホログラム記録材料層に物体光および参照光を照射することによって、当該ホログラム記録材料層の少なくとも一部に要素ホログラムを形成する照射工程と、
水平方向移動機構によって、支持部材により保持された多面付けホログラムブランクを、水平方向のうち少なくとも一方向に移動させる水平方向移動工程と、を備え、
支持部材は、枠体で支持された際に、ホログラム記録材料層に歪みが生じない程度の剛性を有するブロック体からなることを特徴とするホログラム露光方法である。
このような構成により、枠体で支持された際にホログラム記録材料層に歪みが生じない程度の剛性を有するブロック体からなる支持部材を用いて多面付けホログラムブランクを保持しつつ、当該多面付けホログラムブランクに物体光および参照光を照射することができるので、多面付けホログラムブランクに均一な回折効率からなる要素ホログラムを精度良く形成することができる。
以上のように、本発明によれば、枠体で支持された際にホログラム記録材料層に歪みが生じない程度の剛性を有するブロック体からなる支持部材を用いて多面付けホログラムブランクを保持することができるので、多面付けホログラムブランクに均一な回折効率からなる要素ホログラムを精度良く形成することができる。
第1の実施の形態
以下、本発明に係るホログラム露光装置およびホログラム露光方法の第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1(a)(b)乃至図8は本発明の第1の実施の形態を示す図である。
本発明のホログラム露光装置は、図1(a)(b)に示すように、多面付けホログラムブランク10に、物体光LBおよび参照光LBを照射することによって(図5(a)(b)参照)、多面付けホログラム10aを生成する際に用いられる。なお、本実施の形態では、図1(a)に示すように、ホログラム記録材料層11が直線状に多面付けされた多面付けホログラムブランク10を用いて説明する。
最初に、多面付けホログラムブランク10および多面付けホログラム10aについて、図1(a)(b)および図6を用いて説明する。
図6に示すように、多面付けホログラムブランク10は、ガラス板(基材)13と、このガラス板13に多面付けで設けられたホログラム記録材料層11(図1(a)参照)と、このホログラム記録材料層11に設けられたガラス板(追加基材)12と、このガラス板12に設けられた反射防止膜15とからなっている。
他方、多面付けホログラム10aは、ガラス板13と、このガラス板13に設けられるとともに、多面付けされた複数の要素ホログラム14を含むホログラム記録材料層11(図1(b)参照)と、このホログラム記録材料層11に設けられたガラス板(追加基材)12と、このガラス板12に設けられた反射防止膜15とからなっている(図6参照)。
なお、図6において、ガラス板13およびガラス板12は、物体光LBおよび参照光LBを透過する。そして、図1(b)に示したホログラム記録材料層11の要素ホログラム14は、ホログラム記録材料層11に物体光LBおよび参照光LBを照射することによって形成される。
また、多面付けホログラムブランク10のガラス板13には、各ホログラム記録材料層11に対応したアライメントマーク(図示せず)が施されている。
上述のように、本願の多面付けホログラムブランク10とは、多面付けホログラムブランク10のホログラム記録材料層11に要素ホログラム14を設ける前の準備体であり、ホログラム記録材料層11に要素ホログラム14を設けることによって多面付けホログラム10aとなる。
次に、ホログラム露光装置について、図2乃至図5(a)(b)を用いて説明する。ここで、図2は本実施の形態によるホログラム露光装置を示す上方平面図であり、図3は本実施の形態によるホログラム露光装置を示す側方図であり、図4は本実施の形態によるホログラム露光装置を示す正面図であり、図5(a)(b)は本実施の形態による多面付けホログラムブランク10へ、物体光LBおよび参照光LBが照射される様子を示した正面図である。
図2乃至図4に示すように、ホログラム露光装置は、枠体3と、枠体3によって支持され、屈折率整合液5を介して多面付けホログラムブランク10のガラス板13を保持するプリズム(支持部材)4(図6参照)と、プリズム4によって保持された多面付けホログラムブランク10を、Y方向に移動させるステッパー(水平方向移動機構)30と、を備えている。なお、枠体3は、枠体3内で、多面付けホログラムブランク10の各一側を他側に向かって押し付け、多面付けホログラムブランク10を二側方から保持している。
このうち、プリズム4は、枠体3で支持された際に、ホログラム記録材料層11に歪みが生じない程度の剛性を有している。ここで、「ホログラム記録材料層11に歪みが生じない程度の剛性」とは、ホログラム記録材料層11の中心位置におけるたわみが、参照光LBおよび物体光LBの記録波長以上とならない程度の剛性のことを意味する。
また、図3および図4に示すように、プリズム4はその横断面が略台形形状からなっている。さらに、プリズム4の上部表面、傾斜表面および側部表面には、反射防止膜4aが蒸着されている。なお、プリズム4は、ガラスなどの物体光LBおよび参照光LBを透過する材料からなっている。
ところで、図5(a)に示すように、透過型の要素ホログラム14を有する多面付けホログラム10aを生成する場合には、この反射防止膜4aによって、多面付けホログラムブランク10のホログラム記録材料層11を透過し、ホログラムブランク10と外部との界面(ホログラムブランク10の下面)で反射した物体光LBと参照光LBの反射光が、プリズム4と外部との界面(プリズム4の上部表面、傾斜表面および側部表面)でさらに反射することを防止することができ、ホログラム記録材料層11に干渉縞が形成されることを防止することができる。しかしながら、反射防止膜4aに入射するホログラムブランク10の下面からの反射光は非常に弱いため、この反射防止膜4aは設けなくてもよい。
また、図4に示すように、ステッパー30はY方向に移動可能なY方向移動部30aを有している。また、ステッパー30はベース(図示せず)上に配置されている。
また、図4に示すように、Y方向に移動可能なステッパー30上には、多面付けホログラムブランク10を、ガラス板12に施されたアライメントマークを用いて位置決めするためのカメラ(位置検知装置)23が配置されている。
また、図5(a)に示すように、ホログラム露光装置は、多面付けホログラムブランク10に物体光LBおよび参照光LBを照射するレーザ光照射装置40を有している。
このレーザ光照射装置40は、図5(a)に示すように、レーザ光LBを出射するレーザ光出射部41と、適宜レーザ光LBを遮蔽することのできるシャッタ機構42と、レーザ光LBを2方向に分岐させるビームスプリッタ43と、レーザ光LBを反射させて多面付けホログラムブランク10に照射するミラー44a,44b,45とを有している。
ここで、レーザ光出射部41から出射されるレーザ光LBは、図5(a)に示すように、シャッタ機構42を通ってビームスプリッタ43において2つの光に分岐し、一方のレーザ光LBはミラー45により反射され、ホログラム原版9を通って物体光LBとなり、プリズム4を通って多面付けホログラムブランク10の上面から入射する。
他方、ビームスプリッタ43において分岐された他方のレーザ光LBは、ミラー44a,44bにより反射され参照光LBとしてプリズム4を通って多面付けホログラムブランク10の上面から入射する。
このように、物体光LBと参照光LBを多面付けホログラムブランク10に対し同一の上面から入射することにより、透過型の要素ホログラム14を有する多面付けホログラム10aを生成することができる(図1(b)参照)。
なお、図5(b)に示すように、多面付けホログラムブランク10の上面から参照光LBを照射し、多面付けホログラムブランク10の下面からホログラム原版9を通した物体光LBを照射させてもよい。このように、物体光LBと参照光LBを多面付けホログラムブランク10に対し逆側から入射することにより、反射型の要素ホログラム14を有する多面付けホログラム10aを生成することができる(図1(b)参照)。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について述べる。
まず、ガラス板13と、このガラス板13に多面付けで設けられたホログラム記録材料層11と、このホログラム記録材料層11に設けられたガラス板12と、このガラス板12に設けられた反射防止膜15とからなる多面付けホログラムブランク10を準備する(準備工程81)(図6および図7参照)。
次に、プリズム4に塗布された屈折率整合液5を介して、プリズム4により多面付けホログラムブランク10のガラス板13を保持する(配置工程82)(図6および図7参照)。
このとき、ステッパー30上に配置されたカメラ23を用いて、各ホログラム記録材料層11に対応してガラス板13に施されたアライメントマークを観察し、多面付けホログラムブランク10を位置決めする(図3および図4参照)。このため、各ホログラム記録材料層11を正確な位置に位置決めすることができる。
次に、多面付けホログラムブランク10のホログラム記録材料層11に対して、物体光LBおよび参照光LBを照射することによって、ホログラム記録材料層11の一部に要素ホログラム14を形成する(照射工程83)(図5(a)および図7参照)。
具体的には、まず、図5(a)において、レーザ光出射部41からレーザ光LBが出射される。次に、このレーザ光LBが、シャッタ機構42を通ってビームスプリッタ43において2つの光に分岐される。
そして、一方のレーザ光LBはミラー45により反射され、ホログラム原版9を通って物体光LBとなり、プリズム4を通って多面付けホログラムブランク10の上面から入射する(図5(a)参照)。
他方のレーザ光LBは、ミラー44a,44bにより反射され参照光LBとしてプリズム4を通って多面付けホログラムブランク10の上面から入射する(図5(a)参照)。
ここで、プリズム4は、枠体3で支持された際に、ホログラム記録材料層11に歪みが生じない程度の剛性を有している。このため、プリズム4により保持された多面付けホログラムブランク10のホログラム記録材料層11に歪みが生じることはない。
すなわち、プリズム4が十分な剛性を有さない場合、枠体3で支持されたプリズム4に曲げ応力による歪みが生じ、プリズム4に保持された多面付けホログラムブランク10のホログラム記録材料層11に歪みが生じることが考えられる。これに対して、本発明によれば、プリズム4が、枠体3で支持された際に、ホログラム記録材料層11に歪みが生じない程度の剛性を有している。このため、枠体3で支持されたプリズム4が歪み、プリズム4に保持された多面付けホログラムブランク10のホログラム記録材料層11に歪みが生じることはない。
この結果、ホログラム記録材料層11に精度良く物体光LBおよび参照光LBを照射することができ、ホログラム記録材料層11に、均一な回折効率からなる要素ホログラム14を精度良く形成することができる。
また、図6に示すように、ガラス板12の下面に反射防止膜15が設けられている。このため、ホログラム記録材料層11を透過した物体光LBや参照光LBが、ガラス板12と外部との界面(図6ではガラス板12の下面であり、図5(a)ではホログラムブランク10の下面)で反射することを防止することができ、この反射によってホログラム記録材料層11に干渉縞が形成されることを防ぐことができる。
上述のように、物体光LBと参照光LBを多面付けホログラムブランク10に対し同一の上面から入射することにより、透過型の要素ホログラム14を形成することができる(図5(a)参照)。
なお、ガラス板13およびガラス板12が、ホログラム記録材料層11の屈折率と略同一の屈折率からなっている場合には、均一な回折効率からなる要素ホログラム14をさらに精度良く形成することができるので好ましい。なお、本願で「略同一の屈折率」とは、屈折率の差が0.05以下の範囲にあることを言う。
また、同様に、プリズム4が、ホログラム記録材料層11の屈折率と略同一の屈折率を有する場合には、均一な回折効率からなる要素ホログラム14をさらに精度良く形成することができるので好ましい。
さらに、同様に、屈折率整合液5が、ホログラム記録材料層11の屈折率と略同一の屈折率を有する場合には、均一な回折効率からなる要素ホログラム14をさらに精度良く形成することができるので好ましい。
上述のように、ホログラム記録材料層11の一部に要素ホログラム14を形成した後、ステッパー30によって、多面付けホログラムブランク10を、多面付けホログラムブランク10の長手方向(Y方向)に移動させる(水平方向移動工程84)(図2、図3および図7参照)。
その後は、照射工程83から順に上記工程を繰り返して行う(図7参照)。
なお、上記では、図5(a)に示すように、物体光LBと参照光LBを多面付けホログラムブランク10に対し同一の上面から入射する態様を用いて説明したが、これに限ることはない。
すなわち、例えば、図5(b)に示すように、参照光LBを多面付けホログラムブランク10の上面から入射させ、物体光LBを多面付けホログラムブランク10の下面から入射させて、物体光LBと参照光LBとを多面付けホログラムブランク10のホログラム記録材料層11に対し異なる面から入射させてもよい。
このように、物体光LBと参照光LBを多面付けホログラムブランク10に対し異なる面から入射させることにより、反射型の要素ホログラム14を形成することができる。
ここで、図5(b)に示すように、プリズム4の上部表面に反射防止膜4aを蒸着させることによって、多面付けホログラムブランク10のホログラム記録材料層11を透過した物体光LBが、プリズム4と外部との界面(プリズム4の上部表面)でさらに反射してホログラム記録材料層11に干渉縞を形成することを防止することができる。
また、プリズム4の傾斜表面および側部表面に蒸着された反射防止膜4aによっても、プリズム4に入射し、拡散された物体光LBや参照光LBがプリズム4と外部との界面(プリズム4の傾斜表面と上部表面)で反射することを防止することができる。但し、プリズム4の傾斜表面と上部表面に入射する光は非常に弱いため、プリズム4の傾斜表面および側部表面には反射防止膜4aを設けなくてもよい。
また、上記では、支持部材として横断面が台形形状からなるプリズム4を用いて説明したが、これに限らず、支持部材として横断面が四角形状からなるブロックガラスを用いてもよい。
なお、支持部材として横断面が四角形状からなるブロックガラスを用いた場合には、ブロックガラスの表面から入射させることができる参照光LB(または物体光LB)の角度には臨界角による制限があるが、支持部材として横断面が台形形状からなるプリズム4を用いた場合には、台形形状の側辺の底辺に対する角度を適宜調整することにより、臨界角による制限を受けることなく、プリズム4の表面から参照光LB(または物体光LB)を入射させることができる。
また、上記では、プリズム4が、多面付けホログラムブランク10に対して、上方に位置する態様を用いて説明したが、これに限らず、図8に示すように、多面付けホログラムブランク10の下方にプリズム4を配置してもよい。
この場合には、図8に示すように、多面付けホログラムブランク10のガラス板13は、ホログラム記録材料層11の下方に位置するように配置され、屈折率整合液5を介してプリズム4によって保持され、このため、多面付けホログラムブランク10の層構成は、上述した場合とは上下が逆になる。
また、上記では、多面付けで設けられたホログラム記録材料層11を用いて説明したが、これはあくまでも例示であり、ホログラム記録材料層11は必ずしも多面付けされている必要はない。
変形例
次に、図9(a)−(e)および図10(a)(b)により、本発明の第1の実施の形態の変形例について説明する。図9(a)−(e)および図10(a)(b)に示す第1の実施の形態の変形例は、多面付けホログラムブランク10の形態およびプリズム4の形態を変えたものであり、その他の構成は図1(a)(b)乃至図8に示す第1の実施の形態と略同一である。
図9(a)−(e)および図10(a)(b)に示す第1の実施の形態の変形例において、図1(a)(b)乃至図8に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図9(a)に示すように、多面付けホログラムブランク10は、ガラス板13と、このガラス板13に設けられたホログラム記録材料層11と、このホログラム記録材料層11に設けられたPET基材(追加基材)12’と、このPET基材12’に設けられた反射防止膜15とからなってもよい。
また、図9(a)に示した多面付けホログラムブランク10において、PET基材(追加基材)12’と、このPET基材12’に設けられた反射防止膜15は無くてもよく、図9(c)に示すように、多面付けホログラムブランク10は、ガラス板13と、このガラス板13に設けられたホログラム記録材料層11とからなってもよい。
また、図9(b)に示すように、多面付けホログラムブランク10は、PET基材(基材)13’と、このPET基材13’に設けられたホログラム記録材料層11と、このホログラム記録材料層11に設けられたガラス板12と、このガラス板12に設けられた反射防止膜15とからなってもよい。
また、図9(b)に示した多面付けホログラムブランク10において、ガラス板12と、このガラス板12に設けられた反射防止膜15は無くてもよく、図9(d)に示すように、多面付けホログラムブランク10は、PET基材13’と、このPET基材13’に設けられたホログラム記録材料層11とからなってもよい。
また、図9(e)に示すように、多面付けホログラムブランク10は、PET基材(基材)13’と、このPET基材13’に設けられたホログラム記録材料層11と、このホログラム記録材料層11に設けられたPET基材(追加基材)12’と、このPET基材12’に設けられた反射防止膜15とからなってもよい。
また、図10(a)に示すように、支持部材は、物体光LBおよび参照光LBを吸収する材料からなってもよい。図10(a)において、支持部材は黒ガラスを材料としたブロックガラス4sからなっている。なお、図10(a)に示すように、支持部材が物体光LBおよび参照光LBを吸収する材料からなる場合には、支持部材(ブロックガラス4s)と外部との界面(図10(a)ではブロックガラス4sの上部表面)に反射防止膜を設ける必要はない。
このように、支持部材が物体光LBおよび参照光LBを吸収する材料からなる場合には、支持部材が物体光LBおよび参照光LBを吸収する。このため、ホログラム記録材料層11を透過した物体光LBおよび参照光LBが、支持部材(ブロックガラス4s)で反射することによって、ホログラム記録材料層11に干渉縞が形成されることを防ぐことができる(図10(a)参照)。
なお、図10(a)に示すように、支持部材が物体光LBおよび参照光LBを吸収する材料からなる場合には、物体光LBおよび参照光LBは、支持部材(ブロックガラス)4s側と反対側からホログラム記録材料層11に入射される。
また、図10(a)において、反射防止膜15により、多面付けホログラムブランク10のホログラム記録材料層11を透過し、少ないながら支持部材4sで反射した物体光LBと参照光LBの反射光が、多面付けホログラムブランク10と外部との界面(多面付けホログラムブランク10の下部表面)でさらに反射することを防止することができ、ホログラム記録材料層11に干渉縞が形成されることを防止することができる。しかしならが、反射防止膜15に入射する支持部材4sからの反射光は非常に弱いため、この反射防止膜15は設けなくてもよい。
また、図10(b)に示すように、多面付けホログラムブランク10は、ガラス板13と、このガラス板13に設けられたホログラム記録材料層11と、このホログラム記録材料層11に設けられ、物体光LBおよび参照光LBを吸収する黒ガラスからなる黒ガラス板(追加基材)12sとからなってもよい。
図10(b)において、黒ガラス板12sは、ホログラム記録材料層11を透過した物体光LBおよび参照光LBを吸収する。このため、ホログラム記録材料層11を透過した物体光LBおよび参照光LBが、黒ガラス板12sで反射することによって、ホログラム記録材料層11に干渉縞が形成されることを防ぐことができる。
なお、図10(b)において、物体光LBおよび参照光LBは、黒ガラス板12s側と反対側からホログラム記録材料層11に入射される。また、図10(b)に示すように、黒ガラス板12sと外部との界面(図10(b)では黒ガラス板12sの下面)に反射防止膜を設ける必要はない。
また、上記では、物体光LBおよび参照光LBを吸収する材料として黒ガラスを例として用いて説明したが、これに限らず、記録波長の光(物体光LBおよび参照光LB)を吸収するものであれば、どのようなものでもよい。
第2の実施の形態
次に図11乃至図15により本発明の第2の実施の形態について説明する。図11乃至図15に示す第2の実施の形態は、水平方向移動機構として、Y方向に移動可能なステッパー30を用いる代わりに、X方向に移動可能なX方向移動機構30xと、Y方向に移動可能なY方向移動機構30yとからなるステッパー30tを用いたものである。また、支持部材として、物体光LBおよび参照光LBを透過する材料からなるプリズム4を用いる代わりに、物体光LBおよび参照光LBを透過する材料からなるブロックガラス4tを用いたものである。また、プリズム4を支持するとともに、多面付けホログラムブランク10を一側方から保持する枠体3の代わりに、ブロックガラス4tを支持するとともに、多面付けホログラムブランク10を直交する二側方から保持する保持枠体3’を用いたものである。その他の構成は、図1(a)(b)乃至図8に示す第1の実施の形態と略同一である。
図11乃至図15に示す第2の実施の形態において、図1(a)(b)乃至図8に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
最初に、図11乃至図13を用いて、X方向とY方向(水平方向のうち直交する二方向)に移動可能なステッパー30tについて説明する。
図11乃至図13に示すように、ベース1には、Y方向に延在したY方向ガイド34が取付けられている。そして、このY方向ガイド34上には、Y方向ガイドに沿って移動自在になるよう移動板35が取り付けられている。
具体的には、図11乃至図13に示すように、ベース1には、ボールネジ1bがY方向に延びて配置され、このボールネジ1bは端部に設けられた駆動モータ39により駆動される。また、移動板35の内部には、当該ボールネジ1bと嵌合する嵌合部35aが設けられている。このため、ボールネジ1bを駆動モータ39によって回転させることによって、移動板35をY方向ガイド34に沿ってY方向に移動することができる。
このうち、ボールネジ1bと駆動モータ39とによって、Y方向移動機構30yが構成されている。
また、図11乃至図13に示すように、移動板35には、そのY方向の両端部に、X方向に延びる2本のX方向ガイド36が設けられており、保持枠体3’はこのX方向ガイド36に沿って水平方向に移動することができる。
具体的には、図11乃至図13に示すように、移動板35には、ボールネジ35bがX方向に延びて配置され、このボールネジ35bは端部に設けられた駆動モータ31により駆動される。また、保持枠体3’の内部には、当該ボールネジと嵌合する嵌合部3’aが設けられている。このため、ボールネジ35bを駆動モータによって回転させることによって、保持枠体3’をX方向ガイド36に沿ってX方向に移動することができる。
このうち、ボールネジ35bと駆動モータ31とによって、X方向移動機構30xが構成されている。
このように、X方向移動機構30xとY方向移動機構30yとによって、保持枠体3’をXY方向に自在に移動することができるので、多面付けホログラムブランク10をXY方向に自在に移動することができる。このため、図14に示すように、多面付けホログラムブランク10に、物体光LBおよび参照光LBを照射することによって(図5(a)(b)参照)、マトリックス状に多面付けされた複数の要素ホログラム14を有する多面付けホログラム10aを生成することができる。
次に、図15を用いて、保持枠体3’について説明する。
保持枠体3’は、矩形状からなる多面付けホログラムブランク10に対応して矩形状をなし、保持枠体3’のうち多面付けホログラムブランク10の隣り合う2辺、例えば左辺と底辺に対応する部分にピン53が設けられている。この場合、保持枠体3’には、多面付けホログラムブランク10の左辺に対応して1本のピン(係止部材)53が設けられ、多面付けホログラムブランク10の底辺に対応して2本のピン53が設けられている。
さらに保持枠体3’のうち多面付けホログラムブランク10の上辺に対応する部分に2個の押圧部材54が設けられ、右辺に対応する部分に1個の押圧部材54が設けられている。
そして、これら押圧部材54によって多面付けホログラムブランク10を左辺および底辺のピン53に押付けることにより、保持枠体3’上において多面付けホログラムブランク10を精度良く位置決めすることができる。
なお、各押圧部材54には、スプリング(図示せず)が内蔵され、このスプリングの力によって多面付けホログラムブランク10を押圧することができる。
本発明による多面付けホログラムブランクと多面付けホログラムとの関係を示す平面図。 本発明の第1の実施の形態によるホログラム露光装置を示す上方平面図。 本発明の第1の実施の形態によるホログラム露光装置を示す側方図。 本発明の第1の実施の形態によるホログラム露光装置を示す正面図。 本発明の第1の実施の形態による多面付けホログラムブランクへ、物体光および参照光が照射される様子を示した正面図。 本発明の第1の実施の形態による多面付けホログラムブランクおよび支持部材の層構成を示す断面図。 本発明の第1の実施の形態によるホログラム露光方法を示すフロー図。 本発明の第1の実施の形態による別の態様の多面付けホログラムブランクおよび支持部材の層構成を示す断面図。 本発明の第1の実施の形態の変形例による多面付けホログラムブランクおよび支持部材の層構成を示す断面図。 本発明の第1の実施の形態の変形例による別の態様の多面付けホログラムブランクおよび支持部材の層構成を示す断面図。 本発明の第2の実施の形態によるホログラム露光装置を示す上方平面図。 本発明の第2の実施の形態によるホログラム露光装置を示す側方図。 本発明の第2の実施の形態によるホログラム露光装置を示す正面図。 本発明の第2の実施の形態による多面付けホログラムブランクを示す平面図。 本発明の第2の実施の形態によるホログラム露光装置の保持枠体を示す正面図。
符号の説明
1 ベース
1b ボールネジ
3 枠体
3’ 保持枠体
3’a 嵌合部
4 プリズム
4a 反射防止膜
4t ブロックガラス
5 屈折率整合液
9 ホログラム原版
10 多面付けホログラムブランク
10a 多面付けホログラム
11 ホログラム記録材料層
12 ガラス板(追加基材)
12’ PET基材(追加基材)
13 ガラス板(基材)
13’ PET基材(基材)
14 要素ホログラム
15 反射防止膜
23 カメラ(位置検知装置)
30 ステッパー(水平方向移動機構)
30a Y方向移動部
30x X方向移動機構
30y Y方向移動機構
35 移動板
36 X方向ガイド
34 Y方向ガイド
40 レーザ光照射装置
41 レーザ光出射部
42 シャッタ機構
43 ビームスプリッタ
44a,44b、45 ミラー
54 押圧部材
53 ピン
81 準備工程
82 配置工程
83 照射工程
84 水平方向移動工程
LB レーザ光
LB 物体光
LB 参照光

Claims (11)

  1. 基材と、この基材に設けられたホログラム記録材料層とを有する多面付けホログラムブランクに、物体光および参照光を照射することによって、基材と、この基材に設けられるとともに、多面付けされた複数の要素ホログラムを含むホログラム記録材料層とを有する多面付けホログラムを生成するためのホログラム露光装置において、
    枠体と、
    枠体によって支持され、屈折率整合液を介して多面付けホログラムブランクの基材を保持する支持部材と、
    支持部材によって保持された多面付けホログラムブランクを、水平方向のうち少なくとも一方向に移動させる水平方向移動機構と、を備え、
    支持部材は、枠体で支持された際に、ホログラム記録材料層に歪みが生じない程度の剛性を有するブロック体からなることを特徴とするホログラム露光装置。
  2. 支持部材は、物体光および参照光を透過する材料からなることを特徴とする請求項1記載のホログラム露光装置。
  3. 支持部材は、ホログラム記録材料層の屈折率と略同一の屈折率を有することを特徴とする請求項2記載のホログラム露光装置。
  4. 支持部材の多面付けホログラムブランク側と反対側の表面に、反射防止膜を設けたことを特徴とする請求項2記載のホログラム露光装置。
  5. 支持部材は、物体光および参照光を吸収する材料からなることを特徴とする請求項1記載の多面付けホログラム露光装置。
  6. 屈折率整合液は、ホログラム記録材料層の屈折率と略同一の屈折率を有することを特徴とする請求項1記載のホログラム露光装置。
  7. 支持部材は、多面付けホログラムブランクに対して下方に配置され、
    多面付けホログラムブランクの基材は、ホログラム記録材料層の下方に位置し、
    当該基材は、屈折率整合液を介して支持基材によって保持されることを特徴とする請求項1記載の多面付けホログラム露光装置。
  8. 支持部材は、多面付けホログラムブランクに対して上方に配置され、
    多面付けホログラムブランクの基材は、ホログラム記録材料層の上方に位置し、
    当該基材は、屈折率整合液を介して支持基材によって保持されることを特徴とする請求項1記載の多面付けホログラム露光装置。
  9. 水平方向移動機構は、支持部材によって保持された多面付けホログラムブランクを、水平方向のうち直交する二方向に移動させることを特徴とする請求項1記載の多面付けホログラム露光装置。
  10. 多面付けホログラムブランクを位置決めするための位置検知装置をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の多面付けホログラム露光装置。
  11. 請求項1記載のホログラム露光装置を用いたホログラム露光方法において、
    基材と、この基材上に設けられたホログラム記録材料層とを有する多面付けホログラムブランクを準備する準備工程と、
    支持部材によって、屈折率整合液を介して、多面付けホログラムブランクの基材を保持する配置工程と、
    多面付けホログラムブランクのホログラム記録材料層に物体光および参照光を照射することによって、当該ホログラム記録材料層の少なくとも一部に要素ホログラムを形成する照射工程と、
    水平方向移動機構によって、支持部材により保持された多面付けホログラムブランクを、水平方向のうち少なくとも一方向に移動させる水平方向移動工程と、を備え、
    支持部材は、枠体で支持された際に、ホログラム記録材料層に歪みが生じない程度の剛性を有するブロック体からなることを特徴とするホログラム露光方法。
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