JP2008267642A - Heating cooker - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は加熱調理器、特に、電気加熱源や電磁誘導加熱源により調理を行う加熱調理器に関するものである。 The present invention relates to a cooking device, and more particularly to a cooking device that performs cooking using an electric heating source or an electromagnetic induction heating source.
加熱調理器として、1つの本体(筐体)の上面部に載置された食品を、複数の電磁誘導加熱源で加熱する電磁加熱調理器や、電磁誘導加熱源に加えて電気ヒータ等の輻射型加熱源でも加熱できる電磁加熱調理器(いわゆる複合型加熱調理器)がある。
そして、複数の加熱源を制御するための操作部と、運転状態あるいは設定状態を表示する表示部とを有し、該表示部をトッププレートの前面寄りで上方に一段突出すると共に前面が傾斜した表示カバーで覆った加熱調理器が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
As a heating cooker, an electromagnetic heating cooker that heats food placed on the upper surface of one main body (housing) with a plurality of electromagnetic induction heating sources, or radiation from an electric heater in addition to the electromagnetic induction heating source There is an electromagnetic heating cooker (so-called composite heating cooker) that can be heated by a mold heating source.
And it has an operation part for controlling a plurality of heating sources, and a display part which displays an operation state or a set state, and the display part protrudes one step near the front surface of the top plate and the front surface is inclined. A cooking device covered with a display cover is disclosed (for example, see Patent Document 1).
しかしながら、前記特許文献1に開示された発明のように、従来の加熱調理器は、加熱手段(加熱源に同じ)が2個、多いものでは例えば5個もあるため、それらを個々に制御するにあたり、各加熱手段の入力スイッチや火力調節つまみ等の複数の操作部を調整する必要があった。また、かかる調整の結果が液晶やランプ、文字等によって複数の表示部に個々に表示されるので、それらの状態を別々に確認する必要があった。
そして、加熱源毎に設けた小さい面積の液晶画面等に、その都度、火力や加熱温度、時間などが数字やランプ表示等の表示手段によって表示されるため、複数の加熱源を同時に使用した場合には、特に、各加熱源の設定条件等の確認を簡単にすることが困難という問題点があった。
However, as in the invention disclosed in
And each time a heat source, such as a heating power, heating temperature, time, etc. are displayed on a liquid crystal screen with a small area by a display means such as numbers or lamp display, etc. In particular, there is a problem that it is difficult to easily check the setting conditions of each heating source.
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、複数の加熱源それぞれの設定条件等を簡単に確認することができる加熱調理器を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a cooking device capable of easily confirming setting conditions and the like of each of a plurality of heating sources.
本発明に係る加熱調理器は、
被加熱物が置かれる上板を備えた本体と、
該本体の上板の下方に設置され、上板を介して電磁エネルギー又は熱エネルギーを供給する複数の加熱手段と、
該複数の加熱手段の調理条件を制御する制御手段と、
該制御手段に前記調理条件を入力する入力手段と、
該入力手段に入力された前記調理条件を表示する表示手段と
を備え、
前記表示手段の一部が前記加熱手段のうちの何れか一対の加熱手段の間に侵入し、前記本体の上方から視認自在であることを特徴とする。
The heating cooker according to the present invention is
A main body with an upper plate on which an object to be heated is placed;
A plurality of heating means installed below the upper plate of the main body and supplying electromagnetic energy or heat energy via the upper plate;
Control means for controlling cooking conditions of the plurality of heating means;
Input means for inputting the cooking conditions to the control means;
Display means for displaying the cooking conditions input to the input means,
A part of the display means enters between any pair of heating means and is visible from above the main body.
本発明は以上の構成であるから、多種類の調理に対応できる加熱調理器において、各種の調理条件の設定状況が共通の表示画面を見てその都度確認することができるとともに、その表示画面が、加熱手段に挟まれるように加熱手段同士の間に位置しているから、限られた面積の上板(トッププレートに同じ)の中に、各加熱源に共通した大きな表示画面を用意することができる。したがって、大きな表示画面に多くの情報を表示できるから、使用者が操作する際の視認性が向上する。 Since the present invention is configured as described above, in the cooking device that can handle various types of cooking, the setting status of various cooking conditions can be checked each time by looking at a common display screen, and the display screen is Because it is located between the heating means so as to be sandwiched between the heating means, prepare a large display screen common to each heating source in the upper plate of the limited area (same as the top plate) Can do. Therefore, since a lot of information can be displayed on a large display screen, the visibility when the user operates is improved.
[実施の態様1]
図1〜図11は、本発明の実施の態様1に係る加熱調理器を示すものであって、図1は加熱調理器の設置状態における全体斜視図であり、図2は全体の平面図、図3は全体の横断面図、図4は図3の横断面の位置から更に下方位置のおける横断面図、図5は本体前方の上部縦断面図、図6は全体の電気回路図、図7は本体の上面操作部と中央表示・入力部周辺を示す要部平面図、図8は中央表示・入力部の画面を示す説明図、図9は上面操作部と中央表示・入力部を示す平面図、図10は上面操作部と中央表示・入力部を示す平面図、図11は上面操作部と中央表示・入力部を示す平面図である。なお、各図において同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
[Embodiment 1]
FIGS. 1-11 shows the heating cooker which concerns on
(加熱調理器本体)
図1において、加熱調理器本体(以下、「本体」と称す)1は平面形状が長方形であって、金属板から形成された箱形状の本体ケース2と、本体ケース2の上面開口を塞ぐ金属製板から形成された額縁状の天板3と、から構成されている。
本体1の内部には、天板3に載置された被加熱物を加熱するための電磁エネルギー又は熱エネルギーを発生する後記する加熱手段6L、6R、7と、該加熱手段の調理条件を制御する後記する制御手段200と、該制御手段に前記調理条件を入力する後記する入力手段20〜23と、該入力手段に入力された前記調理条件を表示する表示手段(本発明の特徴)80とを備えている。以下、それぞれについて詳細に説明する。
(Heat cooker body)
In FIG. 1, a heating cooker main body (hereinafter referred to as “main body”) 1 has a rectangular planar shape, a box-shaped
Inside the
(天板)
天板3の上面は、非磁性ステンレス板又はアルミ板などから形成された額縁形状の枠体4によって縁取られ、その中央に設けられた大きな開口部は、耐熱強化ガラスや結晶化ガラス等の赤外線を透過させる材料からなる長方形状のトッププレート(上板に同じ)5によって密閉状態に覆われている。したがって、トッププレート5の上面から水滴などが枠体4を通じて本体1の内部に侵入しないようにしてある。
なお、トッププレート5の上面には、後記する加熱源6L、6R、7の位置を示す案内マーク6LM、6RM、7Mが、それぞれ表示されている。
(Top board)
The top surface of the
On the upper surface of the
(右加熱源)
本体1の内部であって、トッププレート5の右側位置の下面側に、右側電磁加熱コイル(以下、「右加熱源」と称す)6Rが配置されている。右加熱源6Rの上端部がトッププレート5に近接しており、電磁誘導加熱源となる。例えば、最大消費電力(最大火力)3KWの能力を備えたものが使用される。右加熱源6Rは誘導加熱コイル(以下、「右加熱コイル」と称す)220Rを渦巻状に1本又は複数本巻き、外形形状が円形になるように円盤形に成形されている。右加熱コイル220Rの直径(最大外径寸法)は約180mmである。
なお、トッププレート5に右加熱源6Rの上方に対応する位置に表示された円(図1において破線、図2において実線)である案内マーク6RMは、右加熱源6Rの外形位置を示すものではなく、適正な誘導加熱領域を示すものであって、印刷などによって形成されている。
(Right heating source)
A right electromagnetic heating coil (hereinafter referred to as “right heating source”) 6 </ b> R is disposed inside the
A guide mark 6RM, which is a circle (a broken line in FIG. 1 and a solid line in FIG. 2) displayed on the
(左加熱源)
本体1の内部であって、トッププレート5の左側位置の下面側に、左側電磁加熱コイル(以下、「左加熱源」と称す)6Lが配置されている。左加熱源6Lの上端部がトッププレート5に近接しており、電磁誘導加熱源となる。例えば、最大消費電力(最大火力)2.5KWの能力を備えたものが使用される。左加熱源6Lは誘導加熱コイル(以下、「左加熱コイル」と称す)220Lを渦巻状に1本又は複数本巻き、外形形状が円形になるように円盤形に成形されている。左加熱コイル220Lの直径(最大外径寸法)は約180mmであるが、右加熱コイル220Rの最大火力より小さいため、170mm程度に形成することができる。
なお、トッププレート5に左加熱源6Lの上方に対応する位置に表示された円(図1において破線、図2において実線)である案内マーク6LMは、右加熱源6RLの外形位置を示すものではなく、適正な誘導加熱領域を示すものであって、印刷などによって形成されている。
(Left heating source)
A left electromagnetic heating coil (hereinafter referred to as “left heating source”) 6 </ b> L is disposed inside the
A guide mark 6LM which is a circle (a broken line in FIG. 1 and a solid line in FIG. 2) displayed on the
左加熱源6Lと右加熱源6Rとは、それぞれ独立して通電とその電力量が制御され、火力も別個に設定できるように後記する通電制御回路200に電気的に接続されている。
図3、図5および図6に示すように、左加熱源6Lおよび右加熱源6Rの何れも、通電時に渦電流を発生するように渦状に巻かれた左加熱コイル220Lおよび右加熱コイル220Rと、左加熱コイル220Lおよび右加熱コイル220Rを収容した左保持枠335Lおよび右保持枠335Rと、左保持枠335Lおよび右保持枠335Rの下面の全体やその一部を覆うフェライト製板の左磁束漏れ防止板331Lおよび右磁束漏れ防止板331R等によって構成されている。
なお、以下の説明において、左右に配置された部材について共有する内容については、名称における「左、右」および符号における「L、R」の記載を省略する場合がある。
The
As shown in FIGS. 3, 5, and 6, the left heating source 6 </ b> L and the right heating source 6 </ b> R are both a
In the following description, the description of “left, right” in the name and “L, R” in the reference may be omitted for the contents shared for the members arranged on the left and right.
そして、保持枠335は、円形で上面が開口した金属製の容器状であって、周囲壁面には、多数の通風孔330Pが設けられて、冷却風が通過するようになっている。保持枠335は、上面開口の縁が断熱材332を介してトッププレート5の下面に接触するように設置され、加熱コイル220の上面はトッププレート5の下面に対し一定の微小空隙を設けて対向するように設置されている。
The
(中央加熱源)
本体1の内部であって、トッププレート5の左右中心線(図2および図3において一点鎖線CLにて示す)上で、かつ、トッププレート5の後部寄りの位置に、中央加熱源7が配置されている。中央加熱源7は、輻射によって加熱するタイプの電気ヒータ231(例えばニクロム線やハロゲンヒータ、ラジエントヒータ)が使用され、トッププレート5を通してその上方に置かれた鍋等の加熱調理器具(図示せず)を加熱するものである。そして、例えば、最大消費電力(最大火力)1.2KWの能力を備えたものが使用されている。
(Central heating source)
A central heating source 7 is arranged inside the
電気ヒータ231は断熱性の断熱カバー7Aの内部に収納されている。断熱カバー7Aは上面全体が開口した円形の容器形状を有している。断熱カバー7Aは、直径(最大外径寸法)が約180mmで、板厚が5mmになっている。
なお、トッププレート5に中央加熱源7の上方に対応する位置に表示された円(図1において破線、図2において実線)である案内マーク7Mは、中央加熱源7の外形位置を示すものではなく、適正な誘導加熱領域を示すものであって、印刷などによって形成されている。
The
A
(前面操作部)
本体ケース2の右側前面に前面操作部10が設けられている。前面操作部10には、左加熱源6L、右加熱源6R、中央加熱源7及びオーブン調理やグリル調理用の電気ヒータ(図5参照、以下、「グリルヒータ」と称す)110Aの全ての電源を一斉に投入・遮断する主電源スイッチ201(図6参照)の操作ボタン11と、右加熱源6Rの通電とその通電量(火力)を制御する制御スイッチ(図示せず)の電気接点を開閉する右操作ダイアル12Rと、同じく左加熱源6Lの通電とその通電量(火力)を制御する左制御スイッチ12(図示せず)の左操作ダイアル12Lと、中央加熱源7の通電とその通電量(火力)を制御する制御スイッチ(図示せず)の中央操作ダイアル13と、が設けられている。
そして、前面操作部10には、左操作ダイアル12Lによって左加熱源6Lに通電が行われている状態でのみ点灯する左表示灯15と、右操作ダイアル12Rによって右加熱源6Rに通電が行われている状態でのみ点灯する右表示灯14とが設けられている。
(Front operation unit)
A
The
なお、左操作ダイアル12L、右操作ダイアル12R、および中央操作ダイアル13は、使用しない状態では、図1に示されるように、前面操作部10の表面から突出しないように内側へ押し込まれており、使用する場合には、使用者が指で一度押すと前方にバネ力によって突出し、回せる状態になるものである。そして、この段階で左加熱源6Lおよび右加熱源6R及び中央加熱源7にはそれぞれ通電が開始される。
そこで、突出している左操作ダイアル12L、右操作ダイアル12R、または中央操作ダイアル13の何れかを左右に回せば、その回動の量に応じて当該加熱源の通電量が決まり、火力設定が行えるようになっている。
In addition, the
Therefore, if any of the protruding left
さらに、前面操作部の下部分には、タイマーダイアル16、17、18が設けられている。タイマーダイアル16、17、18は、それぞれ左加熱源6L、右加熱源6R、中央加熱源7を通電開始から所望の時間だけ通電し、該所望の時間を経過した後は自動的に電源を切るタイマースイッチ(図示せず)を操作するためのものである。
Further, timer dials 16, 17, and 18 are provided in the lower part of the front operation unit. The timer dials 16, 17, and 18 energize the
(グリル室)
本体1の内部の下半分には、区画形成されたグリル室(以下、「加熱室」と称す)19が設けられている。加熱室19は、金属板により左右、上下及び背面側の壁面が形成され、上部天井付近および底部付近に設置された電気ヒータ(図示せず)を同時又は個別に通電してロースト調理(例えば焼き魚)、グリル調理(例えばピザやグラタン)や加熱室19内の雰囲気温度を設定して調理するオーブン調理(例えば、ケーキや焼き野菜)が行えるようになっている。例えば、上部天井付近には最大消費電力(最大火力)1200Wのグリルヒータ110A(図5参照)と、底部付近には最大消費電力800Wの電気ヒータ(図示せず)がそれぞれ設けられる。
(Grill room)
In the lower half of the inside of the
加熱室19の前面開口71はドア70によって開閉自在に覆われ、ドア70は前後方向に移動自在になるよう加熱室19に支持機構(図示せず)によって保持されている。また、ドア70の中央開口部は耐熱ガラスによって形成されて窓72が設置され、加熱室19の内部が視認できるようになっている。さらに、ドア70には一体に形成された金属製の受皿73が設けられ、油の多い調理をする場合は通常受皿73の上には金属製の焼き網(図示せず)が置かれる。
The
枠体4の後部中心部上面に右排気口74が設けられ、表面は使用者の指や異物等が入らないようにパンチングメタルや網、細かい格子で覆われている。右排気口74は加熱室19の内部まで排気ダクト76を介して連通しており、加熱室19の内部に発生した高温空気(調理物から発生した油煙を含む)が右排気口74から本体1の外部に排出される。
A
また、枠体4の後部中央上面に左排気口75が設けられ、表面は使用者の指や異物等が入らないようにパンチングメタルや網、細かい格子で覆われている。左排気口75は、本体1の内部空間(後で述べる上方空間275)に連通している。
Further, a
(上面操作部)
天板3の上面、具体的には枠体4の前部に上面操作部20が配置されている。本体1の左右中心線CL(図1および図2参照)を挟んで、左側には左加熱源6Lの左火力設定用操作部22が、中央部には中央加熱源7及び加熱室に設置された電気ヒータ(図示せず)の中央操作部23が、右側には右加熱源6Rの右火力設定用操作部21が、それぞれ配置されている。
(Top operation section)
An upper
(右火力設定用操作部)
図7において、右火力設定用操作部21には、使用者が1度押圧するだけで右加熱源6Rの火力を簡単に設定することができる右ワンタッチキー部24が設けられている。
右ワンタッチキー部24は、弱火力キー25、中火力キー26、および強火力キー27の3つのワンタッチキーを備えている。例えば、弱火力キーは右加熱源6Rの火力を300Wに設定し、中火力キー26は750Wに設定し、強火力キーは2.5KWに設定する。さらに、右ワンタッチキー部24の右端部に強火力キー(以下、「3KWキー」と称す)86が設けられ、右加熱源6Rの火力を強力(例えば、3KW)にしたい場合、これを押圧操作する。
(Right heating power setting operation section)
In FIG. 7, the right heating power
The right one-touch key section 24 includes three one-touch keys, a
(右火力設定用操作部)
なお、左加熱源6Lの火力設定のための左火力設定用操作部22には、右火力設定用操作部21(右ワンタッチキー部24が設置されている)と同様なワンタッチキーが設置されている。したがって、例えば、火力を300W、750W、または2.5KWの何れかに設定できるようになっている。
(Right heating power setting operation section)
The left heating power
(中央操作部)
中央操作部23には、図7に示されるように、ロースト調理、オーブン調理及びグリル調理に用いられるグリルヒータ110A等の通電を開始する操作スイッチ(図示せず)の操作ボタン92と、その通電を停止する操作スイッチ(図示せず)の操作ボタン29が並べて設けられている。
また、中央操作部23には、グリルヒータ110A等によるグリル調理や左加熱源6L、右加熱源6Rによる電磁調理における制御温度を、1度ずつ加算的又は減算的に設定する温度調節スイッチ(図示せず)の操作ボタン300、310が横一列に設けられている。
(Central control unit)
As shown in FIG. 7, the
Further, the
さらに、中央操作部23には便利メニューキー93が設けられている。すなわち、揚げ物調理(左加熱源6L、右加熱源6Rを使用)、揚げ物予熱状態表示(左加熱源6L、右加熱源6Rを使用し、油を所定の予熱温度まで加熱)、タイマー調理(左加熱源6L、右加熱源6R、中央加熱源7、加熱室19の内部に設けた二つのグリルヒータ110A等をタイマーカウンターにて設定した時間中だけ通電して調理)を設定する際に押圧すれば、簡単に中央表示・入力部80に所望の入力画面や状態表示画面を読み出せる。
Furthermore, a convenient menu key 93 is provided in the
また、中央加熱源7の電源の入・切を操作するための制御スイッチ(図示せず)の操作ボタン94が設けられている。
さらに、操作ボタン29の右側には、ハードボタンからなる右IH便利メニューボタン93aが設けられており、これは右加熱源6Rについての各種の設定をするための設定ボタンである。同様な設定ボタンは左加熱源6Lについても設けられている(図示省略)。
Further, an
Further, a right IH
34Rは、タイマーカウンター(図示せず)をスタートさせるスタートスイッチ(以下、「タイマースイッチ」と称す)であり、操作部21の右端部に設けてあり、使用者が1度押圧すると、その時点から時間が計測され、トッププレート5の右前方隅部に設けられた右液晶表示部35R(トッププレート5の下面近傍にあり、トッププレート5を介してその上方)に表示光を透過させて経過時間が「分」と「秒」単位で表示される。
同じく操作部21に右揚げ物選択スイッチ36Rが設けられ、使用者がこれを1度押圧すると、右加熱源6Rによる揚げ物(天ぷら)鍋の油の温度を180℃に初期設定することができ、その後使用者は右加熱源6Rの火力を、右操作ダイアル12Rを操作して揚げ物に適する任意の適温、例えば200℃に設定することができる。
Similarly, a right-fried
左側の左火力設定用操作部22にも、右火力設定用操作部21と同様に、左タイマースイッチ34Lと、左液晶表示部35L(図1参照)と、左揚げ物選択スイッチ36Lと、の3つが設けられている。そして、左タイマースイッチ34Lと右タイマースイッチ34R、左液晶表示部35Lと右液晶表示部35R、左揚げ物選択スイッチ36Lと右揚げ物選択スイッチ36R、とは、それぞれ本体1の左右中心線CLを挟んで左右対象的位置に設けられている。
Similarly to the right heating power
図7において、上記した6つの各種操作ボタン29、92、93、94、300、310、93a等は、表面が水や調理物の油などに耐える材質の薄い樹脂皮膜や金属皮膜で覆われており、使用者が指先で軽く押すことにより動作(内蔵した電気接点が導通し、入力信号発生)するように構成されている。
In FIG. 7, the above-described six
さらに、図7に示すように入力キー群91が設けられている。このキー群は6つの独立して操作可能な入力キー83、95、96、97、98、99を備えており、これらキーは、表面が調理物の油などに絶える材質の薄い樹脂皮膜や金属皮膜で覆われており、使用者が指先で軽く押すことにより動作(内蔵した電気接点が導通し、入力信号発生)するように構成されている。
Further, as shown in FIG. 7, an input
上記のように、中央操作部23の各操作ボタンや入力キーを、接触式の入力キー(例えば特許第2712399号で紹介されている)を使用しなかった理由は、その種の接触式キーは静電容量の変化を検知して入力信号が発生するものであるため、調理中の水や油の飛散、また使用者が濡れた手で操作した場合などの状況を考えると、この種の加熱調理器では誤動作が起こる懸念があるためである。これにより、実施の態様1ではより高い信頼性を確保しているが、本発明は上記接触式のキーを採用しても実現することができ、必ずしも押圧式のキーを使用しなければならない訳ではない。
As described above, the reason why the contact type input keys (for example, introduced in Japanese Patent No. 2712399) are not used as the operation buttons and input keys of the
(火力表示ランプ)
トッププレート5の右前側で、右加熱源6Rと右火力設定用操作部21との間の位置に対応した位置に、右加熱源6Rの火力の大きさを表示する右火力表示ランプ40Rが設けられている。右火力表示ランプ40Rはトッププレート5を介して(透過させて)その下面から表示光を上面側に放つようにトッププレート5の下面近傍に設けられている。
同様に、左加熱源6Lの火力の大きさを表示する左火力表示ランプ40Lが、トッププレート5の左前側で、左加熱源6Lと左火力設定用操作部22との間の位置に対応した位置に設けられ、トッププレート5を介して(透過させて)その下面から表示光を上面側に放つようにトッププレート5の下面近傍に設けられている。
(Thermal power indicator lamp)
A right heating
Similarly, the left heating
なお、右加熱源6R用の右火力表示ランプ40Rは、火力120Wから最大火力3KWまでの間を12段階で表示できるようになっている。そして、これら12段階の火力を発光で示すために、右火力表示ランプ40Rは、図6に示す回路図の通り12個の発光ダイオード246〜257(発光素子)を直線的に配置してある。例えば、火力1である場合は、発光ダイオード1の246のみが点灯し、その赤い光を使用者はトッププレート5の表面上から容易に目視することができる。
同様に、左加熱源6L用の左火力表示ランプ40Lは、図示していないが、火力120Wから最大火力2.5KWまでの間を11段階で表示できるようになっている。
The right heating
Similarly, although the left heating
(主電源スイッチ)
主電源スイッチ201(図6参照)の操作ボタン11と、右加熱源6Rの通電とその通電量(火力)を制御する制御スイッチ(図示せず)の電気接点を開閉する右操作ダイアル12Rと、左加熱源6Lの通電とその通電量(火力)を制御する制御スイッチ(図示せず)の電気接点を開閉する左操作ダイアル12Lとにより、中央操作部23、右加熱源6Rの右火力設定用操作部21、左加熱源6Lの左火力設定用操作部22の電源が遮断される構成になっている。したがって、例えば主電源スイッチ201を開成(OFF)すれば、それ以後、右操作ダイアル12Rおよび左右操作ダイアル12Rの操作は一斉に無効となる。
(Main power switch)
An operation button 11 of the main power switch 201 (see FIG. 6), a
(表示手段)
表示手段(以下、「中央表示・入力部」と称す)80が、トッププレート5の左右方向の中央部で、前後方向の前側に設けられている。中央表示・入力部80は、液晶パネルを主体に構成され、トッププレート5を介して(透過させて)その下面から表示光を上面側に放つようにトッププレート5の下面近傍に設けられている。
中央表示・入力部80は、左加熱源6L、右加熱源6R、中央加熱源7及び加熱室19の内部に設けたグリルヒータ110A等の通電状態(火力や時間等)を入力したり、確認したりすることができるものである。すなわち、(i)加熱源6の機能(調理動作中であるかどうか等)と、(ii)中央加熱源7の機能(調理中であるかどうか等)と、(iii)グリル調理の場合には、加熱室19内部でグリル調理を行う場合の操作手順や機能(例えば、現在ロースタ、グリル、オーブンの調理の何れが行われているかどうか)と、が文字やイラスト、グラフなどによって表示されるものである。具体的な構造と表示動作については以下に説明する。
(Display means)
A display means 80 (hereinafter referred to as “central display / input unit”) 80 is provided at the center in the left-right direction of the
The central display /
図1において、60は本発明の加熱調理器が設置された流し台64の設置空間である台所の壁65に取り付けられた液晶TV又は液晶モニター等の画像表示器であり、これはパソコンの画面として接続して使用されるような周知のものでも良い。61は画像表示器60の電源コード、62は画像表示器60に対して画像信号を送出する接続ケーブルで、後述する通電制御回路200に駆動回路244を介して接続される。
In FIG. 1,
画像表示器60の使用は使用者の任意であり、電気ケーブルを簡単に外せるので、電源接続口63に接続しない状態で加熱調理器を使用しても何ら調理動作には影響がない。画像表示器60の上面、左右側面、下面及び前面の5面全体はカバー66によって覆われ、画像表示器60の前面、すなわち加熱調理器本体1に面する側は透明な材質で構成されているか、または透明な板で覆われた窓を設けており、画像表示器60に着脱自在に取り付けられている。
The use of the
中央表示・入力部80は、周知のドットマトリックス型液晶画面で構成されている。このため高精細(320×240ピクセルの解像度を備えているQVGAや640×480ドット、16色の表示が可能なVGA相当)の画面を実現でき、文字を表示する場合でも多数の文字を表示することができる。
図7はその一例を模式的に表示したものである。図7に記載のように、
情報を表示する画面区域81は合計10個のエリアに割り当ててあり、左加熱源6Lの対応エリアA1、A2と、
中央加熱源7の対応エリアB1、B2と、
右加熱源6Rの対応エリアC1、C2と、
グリルやオーブン調理用のグリルヒータ(加熱源に同じ)110A等の対応エリアDと、
使用者に各種調理における注意や参考情報を表示するガイドエリアEと、
上記入力キー群91の各入力キー83、95〜99に隣接し、そのキーで入力可能な機能を個別に表示する、互いに独立した6つの表示キー84、100、101、102、103、104を(仮想的に)表示するキー表示エリアFと、
Tips表示エリアGと、
をそれぞれ備えている。
The central display /
FIG. 7 schematically shows an example thereof. As shown in FIG.
The
Corresponding areas B1, B2 of the central heating source 7,
Corresponding areas C1, C2 of the
Corresponding area D such as grill heater for grill and oven cooking (same as heating source) 110A,
Guide area E that displays cautions and reference information for various cooking to the user,
Six
Tips display area G,
Each is equipped.
上記の合計10個の各エリア(表示領域)は、中央表示・入力部80の液晶画面の上に実現されたものではあるが、画面自体に物理的に個別に形成され、又は区画されているものではない。すなわち、画面表示のソフトウエア(マイコンのプログラム)により確立されたものであるので、そのソフトウエアによりその都度面積や形、位置を変えることは可能であるが、使用者の使い勝手を考え、左加熱源6L、中央加熱源7、右加熱源6Rなど各加熱源の並び順序に合わせて常に同じ並び順序にしている。つまり、画面上では左側に左加熱源6L、真中に中央加熱源7、右側に右加熱源6Rについての情報が表示される。
Each of the 10 areas (display areas) is realized on the liquid crystal screen of the central display /
左加熱源6Lに対応して、左加熱源6Lのための火力(加熱量)などの「第一条件」設定の正常状態を表示する第一の表示エリアA1と、左加熱源6Lのための調理時間、設定温度など(第一条件よりも多数の種類がある)「第二条件」の設定状態並びに「温度や電流、電圧などの物理量」異常状態を表示する第二の表示エリアA2と、の2つのエリアから構成されている。
Corresponding to the
同様に、中央加熱源7に対応して、中央加熱源7のための火力などの「第一条件」設定の正常状態を表示する第一の表示エリアB1と、中央加熱源7のための調理時間、設定温度など(第一条件よりも多数の種類がある)「第二条件」の設定状態並びに「温度や電流、電圧などの物理量」異常状態を表示する第二の表示エリアB2と、の2つのエリアから構成されている。
Similarly, corresponding to the central heating source 7, a first
また、同様に、右加熱源6Rに対応して、右加熱源6Rのための火力などの「第一条件」設定の正常状態を表示する第一の対応エリアC1と、右加熱源6Rのための調理時間、設定温度など(第一条件より多数の種類がある)「第二条件」設定の正常状態並びに「温度や電流、電圧などの物理量」異常状態を表示する第二の表示エリアC2と、の2つのエリアから構成されている。
Similarly, corresponding to the
図7において、キー表示エリアFと、6つの入力キー83、95〜99との配置関係がしめされている。キー表示エリア部分Fに設けた6つの各キー(以下、表示キー又はソフトキーともいう)84、100〜104は、場面によって機能が変わる液晶画面内での仮想キーであり、実際の操作は各表示キー84、100〜104に対応して近接配置されている入力キー(F1〜F6、ファンクションキーともいう)83、95〜99を操作することにより、各表示キー84、100〜104を操作したことに相当する操作信号が(後述する通電制御回路200)に入力されることになる。
In FIG. 7, the arrangement relationship between the key display area F and the six
入力キーを個別に表示する方法として、キー部分に文字を浮かび上がらせたり、発光ダイオード等により点灯させたり、キー部分の色彩や輝度を強調したり、色々な方法があるが、実施の態様1では、入力できる条件の前提となる各種パラメータ(対象となる加熱源、加熱温度や時間、通電量など)設定に必要な文字と記号(矢印など)を表示キー部分84、100〜104に表示するように構成している。
There are various methods for individually displaying the input keys, such as highlighting characters on the key portions, lighting them with light emitting diodes, etc., and emphasizing the color and brightness of the key portions. Characters and symbols (such as arrows) necessary for setting various parameters (target heating source, heating temperature and time, energization amount, etc.) that are preconditions for input conditions are displayed on the display
入力キー104の右側手前には、ハードキーからなるインフォーメーションキー(Tipsキー)85が設けられている。このキーは、キー104の上方のTips表示エリアGに対応しており、その表示エリアに特定の記号、例えば参考情報(インフォーメーション)を意味する「i」を○で囲んだ記号(以下、「(i)」と称す)が表示された場合、このインフォーメーションキー85を押せば、図14に示すように調理に役立つ詳しい情報などを文字で中央入力・表示部80のガイドエリアEに表示させることができる。具体的には、つぎのような情報をガイドエリアEに表示する。
(1)ユーザーの操作・意図とは関係ない動作に対するお知らせ(切り忘れ防止/脱煙フィルター自動クリーニング等)。
(2)自動調理(揚げ物、自動グリル)を安全に、また上手に使いこなすために行ってもらいたい内容。
(3)調理全般に関して加熱調理器特有の癖(焼きムラ等)のお知らせ。
(4)加熱調理器の安全面のお願いや・警報内容、警報に対する対応方法。
An information key (Tips key) 85 including a hard key is provided on the right side of the
(1) Information on actions not related to user operations / intentions (preventing forgetting to cut / automatic cleaning of smoke filter, etc.).
(2) Contents that you would like us to go to use automatic cooking (fried food, automatic grill) safely and well.
(3) Notice of rice cake (baking unevenness, etc.) peculiar to heating cookers regarding cooking in general.
(4) Requests for safety of cooking devices, alarm contents, and response methods for alarms.
(動作説明)
図7および図9は、表示キー84、100〜104と入力キー(ファンクションキー)83、95〜99の表示例を示している。6つの表示キー84、100〜104はそれぞれその下方に個別にLEDがそれぞれ配置されており、操作場面毎に有効な入力用表示キーを点灯する。例えば、図9に示す表示キー100〜104は有効(アクティブ状態)になっている。図中、「AM」はアクティブ状況にあることを模式的に示したアクティブマークである。実際はこのような特定形状の点灯を行うだけではなく、表示キー84、100〜104の全域や輪郭だけを明るくし、又は色を変える等の方法で、アクティブ状況にあることを示しても良い。
(Description of operation)
7 and 9 show display examples of the
表示キー84、100〜104の内、操作しても無効なキーについては、グレイアウト(コントラスト及び文字内容を薄く表示する)や非表示(キー外形形状のみを薄く表示する)により区別をするようにしている。図9では、1つの表示84だけが、グレイアウトや非表示になっている(実際には「初期画面」という文字さえ表示されない)。
Among the
また、ファンクションキー83、95〜99についても、その下方に個別に設けたLEDの点灯有無により、有効なファンクションキーが目視で区別できるようにしている。
図9において、表示キー84に対応するファンクションキー83は、LEDが点灯しておらず、このLEDが点灯していないファンクションキー83を押しても、後述する通電制御回路200の中には有効な操作信号が上面操作部20より取り込まれない(通電制御回路200の動作を定める制御プログラムに対し、有効な操作指令信号にならない)。
Further, the
In FIG. 9, the
つまり、実施の態様1では、使用者が中央表示・入力部80を見た場合、所望の表示キーを少しでも早く、簡単に認識・理解できるよう不要な表示キーにはこのように何も選択する機能名や加熱源の名称を表示しないようにプログラムしてある。また、入力が有効な表示キーは文字や発光、色などで判別できるようにしている。さらに、その有効な表示キーに対応するファンクションキー83、95〜99も、それが有効な(アクティブ)状態であることを色や光等で表示している。
That is, in the first embodiment, when the user looks at the central display /
以上の通り、6つの表示キー84、100〜104のアクティブ状態と、6つのファンクションキー83、95〜99のアクティブ状態とは、入力の場面毎に変化するが、常に両者は対応している。例えば、図9において、表示キー100が有効である(アクティブマークAMが点灯してアクティブ状態であることが示されている)場面では、ファンクションキー95も有効(アクティブ状態)になっている。
As described above, the active state of the six
図9では、中央表示・入力部80の画面区域81が初期状態を表示しているため、表示キー84に対応するファンクションキー83は非アクティブになっており、このキー83を押圧しても、これに対応する表示キー84では入力操作できないことを示している。
表示キー84には「初期画面」との説明文字が表示されているが、既に初期画面になっているので、表示キー84を操作する必要性がないからである(この初期画面という表示自体を表示キー84に表示させないこともできるが、実施の態様1の説明上、図9では表示させている)。
In FIG. 9, since the
This is because there is no need to operate the
図7で、「戻る」という表示キー100は、調理条件の入力などを行っていく過程で一つ前の入力画面や表示画面に戻したい場合に押すものである。「初期画面」の表示キー84は、どのような段階でも一挙に初期画面に戻したい場合に操作する。
In FIG. 7, a
図10は、図9の状態から使用者が3KWキー86(図6参照)を押した場合の中央表示・入力部80と入力キー(ファンクションキー)83、95〜99の表示例を示した説明図である。3KWキー86が押されると、3KWキー86の入力信号で通電制御回路200にメニュー選択の指令が入力され、その制御回路はこの中央表示・入力部80に対し、図9の画面を表示するよう指令を出す。
FIG. 10 shows an example of display of the central display /
中央表示・入力部80における、右加熱源6RのエリアC2は自動的に面積が数倍に拡大され、表示エリアC1に表示された文字で、その火力のレベルが12段階中の12(最大値)である3KWに設定されることが分かる。この火力については下げることはできないので、火力を下げるための表示キー102は非アクティブであり、これに対応したファンクションキー97は非アクティブになる。
In the central display /
通電時間は初期設定では2分、5分、10分の内から、2分が表示されるので、この2分を5分に変えたい場合は、3KWキーを再度押すか、又は時間や温度を増加させる「→」の記号が表示された表示キー103を操作するため、ファンクションキー98を押せば良い。この場合、時間を(5分や10分に)長くするためのファンクションキー98はアクティブ表示になっており、逆に時間を短くするための表示キー102に対応するファンクションキー97はグレイアウトになっている(2分以下に下げることはできないため)。しかし、もし5分に設定したあと、2分に戻す場合は、このファンクションキー97はアクティブになっているので、ファンクションキー97を押せば良い。
The energization time is 2 minutes from the initial setting of 2 minutes, 5 minutes, and 10 minutes. If you want to change this 2 minutes to 5 minutes, press the 3KW key again, or change the time and temperature. In order to operate the
図10に示す通り、中央表示・入力部80のガイドエリアEには調理時間が2分、5分、10分の内から選べること。またその選ぶ方法は3KWキーを押すか、又は「→」、「←」の記号が表示された表示キー102、103をファンクションキー97、98で操作すれば良いことが使用者は容易に認識できる。
As shown in FIG. 10, the guide area E of the central display /
以上のように、ガイドエリアEには、例えば50文字までの文字表示ができるようにしてあり、その主な表示内容は、各種キーの操作機能の説明や操作手順の補助等、また重要な警報(異常運転状態の報知を含む)である。 As described above, in the guide area E, for example, up to 50 characters can be displayed, and the main display contents include explanations of operation functions of various keys, assistance of operation procedures, and important alarms. (Including notification of abnormal operating conditions).
図11に、図9の状態から使用者が右IH便利メニューキー(図7参照、以下「キー」と称す)93aを押した場合の中央表示・入力部80とファンクションキー83、95〜99の表示例が示されている。すなわち、キー93aが押されると、中央表示・入力部80における、右加熱源6RのエリアC2は自動的に面積が拡大され、左側には各種の調理メニュー(例えば、揚げ物、煮込み等)が表示され、煮込みに適する火力として火力レベルが12段階中の5である625W(弱火力)に初期設定されることが分かる。
この火力は初期設定値以外に使用者が希望する火力に変更することができるので、火力を1段階落として563W以下にしたい場合は、表示キー102を操作すべく、ファンクションキー97を1回押せば、1段階さがり、2回押せば2段階(500W)に下げることができる。逆に火力を上げる場合は、ファンクションキー98を押せば良い。
FIG. 11 shows the central display /
Since this thermal power can be changed to a thermal power desired by the user other than the initial setting value, if the thermal power is to be reduced by one step and reduced to 563 W or less, the
また、通電時間は上下方向の矢印が示された表示キー101を操作すれば、入力される条件が「通電時間」になる。つまり、図11において「時間:0分」という部分の時間設定が可能になる。そこで調理時間を2分に設定したい場合、ファンクションキー98を2回押す。
図10は、このように時間を設定する段階にあるため、時間(0分)を下げる(短くする)ことはないから、表示キー102が対応するファンクションキー97は非アクティブ状態である(ファンクションキー97を押しても何も入力できない)。
In addition, when the
Since FIG. 10 is in the stage of setting the time in this way, the time (0 minutes) is not lowered (shortened), so the
時間設定を行わずに、また火力設定をやり直したい場合、図11の状態から表示キー101に対応したファンクションキー96を押せば、表示キー101の矢印表示の通り、入力対象を、「時間」からその上方位置に表示されている「火力」に移動させることができ、時間の欄から火力の欄に入力対象を変えることができる。
When it is desired to reset the heating power without setting the time, if the
また、調理メニューの機能設定の段階で、「煮込み」から「切タイマー」に変更したい場合は、ファンクションキー96を押せば、煮込み→保温→揚げ物→切タイマーのように巡回するから、切タイマーのところに合わせれば良い。
In addition, if you want to change from “Boiled” to “Cut Timer” at the function setting stage of the cooking menu,
切タイマーとは加熱源6の火力をレベル1(120W)、2(300W)、3(563W)〜8(1KW)の内から選び、1時間30分(90分)以内の連続調理をタイマーにより行うことができるようにした機能であり、例えば、火力「8」で29分間だけ右加熱源6Rを通電して調理を行なうという使用ができる。なお、切タイマー運転の場合の加熱源は、中央加熱源7でも使用可能である。
With the timer, the heating power of the heating source 6 is selected from levels 1 (120W), 2 (300W), 3 (563W) to 8 (1KW), and continuous cooking within 1 hour 30 minutes (90 minutes) is performed by the timer. This is a function that can be performed. For example, the
図7において、右加熱源6Rが通電され加熱中であることを点灯や点滅で示す通電マーク50が設けられている。通電マーク50は図7に示すように、各加熱源の名称を表示した右位置に現れる。
In FIG. 7, an
(制御回路)
図6は、この調理装置の制御回路の全体を示す図であり、該制御回路は、1つ又は複数のマイクロコンピュータを内蔵して構成されている通電制御回路200によって形成されている。通電制御回路200は、入力部と、出力部と、記憶部と、演算制御部と、の4つの部分から構成され、定電圧回路232を介して直流電源が供給されて、全ての加熱源(加熱手段)と中央表示・入力部80(表示手段)を制御する中心的な制御手段の役目を果たすものである。
(Control circuit)
FIG. 6 is a diagram showing the entire control circuit of the cooking apparatus, and the control circuit is formed by an
図6において、主回路の母線202A、202Bに200V電圧の電力を供給する商用電源202が接続され、主回路の一方の母線202Aに主電源スイッチ201が設けられている。そして、商用電源202に対し、互いに並列に接続された右加熱源6R用の右加熱源回路206Rと、右加熱源回路206Rと同様に構成された左加熱源6L用の左加熱源回路206Lと、中央加熱源7用の中央回路207と、グリル・オーブン用加熱源用のグリル回路208と、が設けられている。
In FIG. 6, a
右加熱源回路206Rは、誘導加熱コイル220と、母線202A、202Bに入力側が接続された整流ブリッジ回路221と、この直流側出力端子に接続されたコイル222及び平滑化コンデンサ223からなる直流回路と、コイル222とコンデンサ223の接続点に1端が接続された加熱コイル220及び共振コンデンサ224の並列回路からなる共振回路と、この共振回路の他端にコレクタ側が接続されたスイッチング手段となるIGBT225と、を備えている。
The right
IGBT225のエミッタは、平滑化コンデンサ223と整流ブリッジ回路221の共通接続点に接続されている。フライホイールダイオード226のアノードがエミッタ側になるようIGBT225のエミッタとコレクタ間に接続されている。
The emitter of the
図6において、電流検出センサー227が、加熱コイル220と共振コンデンサ224の並列回路からなる共振回路225に流れる電流を検出する。電流検出センサー227の検出出力は通電制御回路200の入力部に供給され、誘導加熱に不適当な鍋などが用いられた場合や、何らかの事故などによって正規の電流値に比較して所定値以上の差の過少電流や過大電流が検出された場合は、通電制御回路200により駆動回路228を介してIGBT225が制御され、瞬時に誘導加熱コイル220の通電を停止するようになっている。
In FIG. 6, a
右加熱源回路206Rは、誘導加熱コイル220と、コイル222及び平滑化コンデンサ223からなる直流回路と、駆動回路228と、この駆動回路によりスイッチング制御される上記IGBT225と、共振回路220と、フライホイールダイオード226と、整流ブリッジ回路221と、から構成されている。
The right
左加熱源回路206Lは、右加熱源回路206Rと同等の回路構成であるので説明は省略する。なお、左加熱源6Lの最大火力は、例えば、上記したように2.5KWであり、右加熱源6Rの最大火力設定3.0KWよりも小さく設計されている。また、左加熱源回路206Lおよび右加熱源回路206Rは、所謂フル・ブリッジ回路で構成しても良い。
The left
電流検出センサー227は、図示していないが、左加熱源回路206Lやグリル回路208、中央回路207にもそれぞれ同様に設けられている。
Although not shown, the
中央回路207は、電磁リレー230と電気ヒータ231との直列回路を有し、この回路の両端が上記母線202A、202Bにそれぞれ接続されている。
The
通電制御回路200から出力される駆動信号に基づき、赤外線の光信号を発生させる赤外線駆動回路233は、その駆動出力側に複数個(図6では3個のみ描かれている)の赤外線LED234、235、236の直列接続回路が接続されている。この直列接続回路の他端には抵抗237を介してトランジスタ238のコレクタが接続され、トランジスタ238のベースは赤外線駆動回路233に接続されている。なお、トランジスタ238のエミッタはアース接続されている。
The
(換気装置)
本発明になる加熱調理器の構成の一部ではなく、本発明の加熱調理器に必須の装置や部品でもない換気装置239が、例えば、設置空間の上方となる台所の側壁上部などに設置されている。換気装置239は、換気用の排気ファンを駆動するファンモータ243と、制御部に内蔵された赤外線受光素子となるフォトダイオード240と、受信回路241と、制御回路242と、を有している。すなわち、フォトダイオード240が赤外線LED234〜236の直列回路から赤外線信号を受けると受信回路241を通じて制御回路242に信号が伝達され、その信号によりファンモータ243が回転駆動される。
(Ventilation device)
A
(表示手段の制御)
中央表示・入力部80の液晶画面を駆動する駆動回路244は、表示専用のマイクロコンピュータを内蔵して構成されており、通電制御回路200の出力部から駆動信号が入力される。また、画像表示器60にも画像信号を供給するように電気ケーブル62により接続されている。
(Control of display means)
The
右加熱源6Rの右火力表示ランプ40Rを点灯させる駆動回路245には、通電制御回路200から駆動信号が入力される。
右火力表示ランプ40Rは、図6に示すように、合計12個の発光ダイオード246〜257が互いに並列に接続されている回路を備えている。この並列回路の一端が駆動回路245に接続され、他端はそれぞれ抵抗258a〜258lを介して接地側接続点259に接続されている。また、左加熱源6L用の左火力表示ランプ40Lも同様に構成されているが、発光ダイオードの数は11個である。
A drive signal is input from the
As shown in FIG. 6, the right heating power display lamp 40 </ b> R includes a circuit in which a total of 12 light emitting diodes 246 to 257 are connected in parallel to each other. One end of this parallel circuit is connected to the
右加熱源6R用の右火力表示ランプ40Rは、上記したように、火力120Wから最大火力3KWまでの間を12個の発光ダイオードにより12段階に表示できるようになっている。
As described above, the right heating
左加熱源6L用の左火力表示ランプ40Lは、図示していないが、上記したように火力120Wから最大火力2.5KWまでの間を11個の発光ダイオードで11段階に表示できるようになっている。
The left heating
(温度センサー)
図6において、本体1の内部空間を一定の温度範囲に保つための冷却用ファン駆動回路260が設けられている。温度検出回路311には、後述する合計12個の温度センサーS1〜S7Lの温度データが入力される。
(Temperature sensor)
In FIG. 6, a cooling
各種温度センサーは次の通り各部分に配置されている。
S1は中央加熱源7用の中央回路207の電気ヒータ231近傍に設けた温度センサーである。
S2Aは右加熱源用回路206Rの誘導加熱コイル220Rの保持枠335底部外側に設けた温度センサーである。
S2Bは右加熱源用回路206Rの誘導加熱コイル220Rの内側中央空間部に設けた温度センサーで、主に鍋などの被加熱物Nからの輻射熱温度を検知する。
Various temperature sensors are arranged in each part as follows.
S1 is a temperature sensor provided in the vicinity of the
S2A is a temperature sensor provided outside the bottom of the holding
S2B is a temperature sensor provided in the center space inside the
S3Aは中央表示・入力部80の液晶基板の前部上面に設けた温度センサーである。
S3Bは同じく中央表示・入力部80の液晶基板の後部上面に設けた温度センサーである。
S4Aは左加熱源用回路206Lの誘導加熱コイル220Lの保持枠335底部に設けた温度センサーである。
S4Bは左加熱源用回路206Lの誘導加熱コイル220Lの内側中央空間部に設けた温度センサーで、主に鍋などの被加熱物Nからの輻射熱温度を検知する。
S3A is a temperature sensor provided on the front upper surface of the liquid crystal substrate of the central display /
S3B is a temperature sensor provided on the rear upper surface of the liquid crystal substrate of the central display /
S4A is a temperature sensor provided at the bottom of the holding
S4B is a temperature sensor provided in the central space inside the
S5は加熱室19の天井部に設けた温度センサーである。
S6Rは本体1内部の右空間部370Rに設けた複数の高電圧電気部品371Rを取り付けた冷却フィン372Rに固定した温度センサー(図4参照)である。
S6Lは本体1内部の左空間部370Lに設けた複数の高電圧電気部品371Rを取り付けた冷却フィン372Lに固定した温度センサーである。
S <b> 5 is a temperature sensor provided on the ceiling of the
S6R is a temperature sensor (see FIG. 4) fixed to a
S6L is a temperature sensor fixed to the
温度センサーS2と温度センサーS4とは、それぞれ1対の温度センサーから構成されている。すなわち、右加熱源6Rでは、金属製の容器状の右保持枠335R下面の覆うフェライト製板(磁束漏れ防止板)331Rの略中央部(円板形に巻いた誘導加熱コイル220Rの略中心直下)に一つの温度センサーS2Aを取り付け、保持枠330R内部で、かつ加熱コイル220Rの中央空間部にもう一方の温度センサーS2Bを配置している。
The temperature sensor S2 and the temperature sensor S4 are each composed of a pair of temperature sensors. That is, in the
同様に、左加熱源6Lでは、本体1の左右中心線CLを挟んで右加熱源6Rの温度センサーS2A及びS2Bと対照的な位置に、温度センサーS4Aおよび温度センサーS4Bをそれぞれ備えている。
なお、このように左加熱源6Lと右加熱源6Rに、それぞれ温度センサーを2個設けた目的は、保持枠335Lおよび保持枠335Rの内部と外部とで後記する冷却用ファン265および冷却用ファン266の冷却効果を検知させることにより、より正確に温度制御を実現しようとするものである。
1対の温度センサーS2A、S2B、および1対の温度センサーS4A、S4Bの個々の温度検出状態は異なり、異常温度と判定する基準温度も異なるが、左加熱源6Lおよび右加熱源6Rは主要な加熱源であり、かつ高温度になるので、温度センサーをそれぞれ一対設け、二重に監視することとしている。
Similarly, the
The purpose of providing two temperature sensors in each of the
The temperature detection states of the pair of temperature sensors S2A and S2B and the pair of temperature sensors S4A and S4B are different, and the reference temperature for determining the abnormal temperature is also different, but the
S7Rは図3に示すように、パワーモジュール321Rが取り付けられたヒートシンクにそれぞれ取り付けられた温度センサーである。
S7Lは図3に示すように、パワーモジュール321Lが取り付けられたヒートシンクにそれぞれ取り付けられた温度センサーである。
温度センサーS7Lおよび温度センサーS7Rによる検出温度情報は温度検出回路311に入力される。
As shown in FIG. 3, S7R is a temperature sensor attached to each heat sink to which the
S7L is a temperature sensor attached to each heat sink to which the
Temperature information detected by the temperature sensor S7L and the temperature sensor S7R is input to the
図6において、冷却用電動送風機(以下冷却用ファンと称する)261、262、263、264、265、266、267の運転開始、停止及び回転速度(送風能力)は、それぞれ冷却用ファン駆動回路260により制御される。
なお、冷却用ファン263の送風能力は、冷却用ファン264の送風能力より大きいものが選ばれている。この理由は、右側の右加熱コイル220Rの方が、最大火力が大きく、それだけ発生する熱量が大きくなるためである。
In FIG. 6, the operation start, stop, and rotation speed (air blowing capacity) of the cooling electric blower (hereinafter referred to as cooling fan) 261, 262, 263, 264, 265, 266, 267 are respectively the cooling
The cooling
前記のように、12個の温度センサーS1、S2A、S2B、S3A、S3B、S4A、S4B、S5、S6R、S6L、S7R、S7Lからの温度データは、それぞれ温度検出回路311を介して全て通電制御回路200に入力する構成になっている。
As described above, all the temperature data from the twelve temperature sensors S1, S2A, S2B, S3A, S3B, S4A, S4B, S5, S6R, S6L, S7R, and S7L are energized and controlled through the
冷却用ファン駆動回路260は、温度検出回路311からの温度測定状況に応じ、それぞれの温度測定部分が所定温度以上高温にならないように常に冷却用ファン261、262、263、264、265、266を運転して、風で冷却されている。
なお、前記風冷によっても所定の温度以上に上昇した場合は、通電制御回路200に温度検出回路311から異常温度信号が入力され、左加熱源6Lまたは右加熱源6Rや電気ヒータ231等の加熱源の電源が遮断されたり、制限されたり、安全動作のための保護信号が通電制御回路200から各加熱源に向けて出力されたりする。
つまり異常検出手段はこの通電制御回路200と温度検出回路311と電流検出センサー227等と、から構成されている。
The cooling
When the temperature rises to a predetermined temperature or more due to the air cooling, an abnormal temperature signal is input from the
In other words, the abnormality detection means includes the
図6において、商用電源202から主電源スイッチ201により通電制御回路200を切り離す場合、その商用電源に代わり電源を供給する予備電源400が設けられている。例えば、充電池から構成されており、商用電源202から通電制御回路200の間で電気的に異常電流等の不具合が発生し、そのままでは危険な場合に通電制御回路200自身が主電源スイッチ201を開放する時に接続されて使用される。
In FIG. 6, when the
通電制御回路200の内部には、図示していないが不揮発性半導体記憶メモリーが内蔵されており、加熱調理器に異常が発生してから商用電源が切れるまでの情報を記憶している。これは次に再度加熱調理器が起動した際に、通電制御回路200が前回の故障や不具合を判断し、不用意に通電しないようにするためである。また、加熱調理器の修理業者やメーカが上記メモリーの故障履歴を読み出し、修理に役立てるようにすることもできる。
また、通電制御回路200は、下記場合に限り、上面操作部20の各種キーの入力を制限する構成になっている。
The
The
場合1:上面操作部20の操作を検知し、最後に使用された加熱源(例えば右加熱源6Rなど)の通電が停止してから所定時間(例えば2分)経過した場合。
場合2:何れの加熱源も通電されていない状態で、かつ上面操作部20における各種入力キー(6つのファンクションキー83、95〜99や、3KWキー86、6つの各種操作ボタン29、92、93、94、300、310、93a等)が操作されてから所定時間(例えば5分)経過した場合。
これにより使用者が加熱調理器の前から離れている間に、何らかの原因で加熱調理の入力指令がされ、加熱が不用意に開始されてしまうことを防止している。この機能は、左加熱源6L、右加熱源6R及び中央加熱源7を、通電開始から所望の時間だけ通電し、以後自動的に電源を切るタイマースイッチ(図示せず)のタイマーダイアル16、17、18とは別のものである。
Case 1: When the operation of the upper
Case 2: None of the heating sources is energized, and various input keys (six
As a result, while the user is away from the front of the cooking device, an input command for cooking is given for some reason, and heating is prevented from being inadvertently started. In this function, the
一方、制限された状態から復帰させるには、以下の2つの方法に限られる。
方法1:本体ケース2の右側前面に設けられた前面操作部10にある左操作ダイアル12Lと、右操作ダイアル12Rと、中央操作ダイアル13などのいずれか一つを回動したり、前方に突出させたりする等の操作をする。
方法2:6つのファンクションキー83、95〜99の中で、通常の調理では使用することが有り得ない特殊な押し方(例えば6つの中の特定な2つを5秒間だけ押し続けること)をする。
On the other hand, to recover from the restricted state, the following two methods are limited.
Method 1: Rotate any one of the
Method 2: Of the six
(本体内部の構造)
本体1の内部は、図5の縦断面図に示すように、加熱室19を左右両側から挟むように、本体1の底面から天井面に至るような寸法を有する左仕切板290Lと右仕切板290Rとが設けられ、これら左仕切板290L、290Rと本体ケース2の左右側壁との間で左空間部370Lと右空間部370Rとが区画形成されている。
(Internal structure)
As shown in the longitudinal sectional view of FIG. 5, the inside of the
右空間部370Rに設けられた冷却フィン372Rはアルミ等熱伝導性の良い素材で形成されており、その後部側には前記冷却用ファン261がモータFMに支持されている。そしてこのモータFMの駆動時には、本体ケース2の背面右側位置に多数形成した吸気孔(図示せず)から外気が右空間部370Rに吸引されるようになっている。
The cooling
同様に、左空間部370Lにも冷却用ファン263とモータFMが設置されており、そのモータFMの駆動時には、本体ケース2の背面左側位置に多数形成した吸気孔(図示せず)から外気が左空間部370L内に吸引される。
Similarly, a cooling
右空間部370Rの前方の天井面近くには、下面に吸い込み口265Aを有し、かつ一端に吹出口265Bを有するケーシングを持った冷却用ファン265が水平に配置されている。冷却用ファン265は、冷却用ファン261で吸い込まれ上昇してくる空気を吸い込み口265Aで吸い込み、これを加熱室19の上方において本体1の内部を上下に区画する金属製仕切板270(図5参照)の上方へ吹き出す。
Near the ceiling surface in front of the
仕切板270は、本体1の内部を加熱室19の上方において上下に区画する板であるため、仕切板270によって区画された上方空間275の右前方角部分から中央入力・表示部80の方向へ、冷却用ファン265からの冷却風が導入される(図3の矢印F1Rにて示す)。
Since the
同様に、左空間部370Lの前方の天井面近くには、下面に吸い込み口266Aを有し、かつ一端に吹出口266Bを有するケーシングを持った冷却用ファン266が水平に配置されている。冷却用ファン266は、冷却用ファン262で吸い込まれ上昇してくる空気を吸い込み口266Aで吸い込み、これを加熱室19の上方において本体1の内部を上下に区画する金属製仕切板270の上方空間275へ吹き出す(図3の矢印F1Lにて示す)。
Similarly, a cooling
仕切板270の左右前方部には、冷却用ファン266の吸い込み口266Aの直下位置と、冷却用ファン265の吸い込み口265Aの直下位置と、にそれぞれ連通口が開口し、それぞれ、左空間部370Lの内部の空気が冷却用ファン266により吸引される導入口と、右空間部370Rの内部の空気が冷却用ファン265により吸引される導入口と、になっている。
In the left and right front portions of the
加熱室19の天井壁面273は、全体が断熱材272で覆われている。また、加熱室19は、仕切板270によってその下方に区画形成された下方空間274の中に位置している。
The entire
図5に示す通り、上方空間275の前部には、中央表示・入力部80の液晶画面を構成する正方形の液晶基板280が設けられている。液晶基板280はその底面側が断熱材281で覆われ、上面だけが開口した金属製又はプラスチック製のケース282の内部に格納され、トッププレート5の下面から所定の空隙283を保つようにケース282により仕切板270の上面に固定されている(固定部材は図示していない)。なお、ケース282の上端には外側に広がったフランジ部282Aが形成されている。
As shown in FIG. 5, a square liquid crystal substrate 280 constituting the liquid crystal screen of the central display /
ケース282の全周亘り計4個の連通孔271が形成されている。液晶基板280の上方に冷却用ファン265、266からの風の一部が通過することにより、液晶基板が高温度にならないようにしている。ケース282の底面には風の流れる方向(図2に破線で示している方向)に、数列の放熱フィン284が一体に形成され、ケース282の空冷性能が高まるようにしてある。
A total of four
図5に示すように、天ぷらなどの揚げ物を調理した大型(大口径)の鍋Nがトッププレート5の上に長時間置かれた場合(一点鎖線にて示す)、特に、鍋Nの位置が正規の位置より中央入力・表示部80に接近し過ぎて置かれた場合、鍋Nからの熱が中央入力・表示部80に伝わりやすくなり、温度が異常に上がる原因になることが考えられるので、連通孔271を設けて冷却風の流れを良くしている。
As shown in FIG. 5, when a large (large caliber) pan N cooked deep-fried food such as tempura has been placed on the
同じく、図5において、赤外線LED234(図6参照)が、液晶基板280の後端と断熱材281の間に設けた溝状空間291に配置されている。また、図示していないが他の赤外線LED235、236(図6参照)も直ぐ横に一列に置かれ、トッププレート5を透過して換気装置239の方角へ赤外線駆動信号を放射するようになっている。
なお、枠体4の上壁面や上面操作部20を構成する外表面の一部に開口を設け、その開口を赤外線透過材で覆い、この透過材の下方に上記赤外線LED234〜236の一部又は全部を設けても良い。
Similarly, in FIG. 5, the infrared LED 234 (see FIG. 6) is disposed in a groove-
In addition, an opening is provided in a part of the outer surface constituting the upper wall surface of the
本体1の上面操作部20の下方全体に亘って電気絶縁性取付基板(以下、「制御基板」と称す)292が水平に設けられている。制御基板292には、上面操作部20の各種入力スイッチ類、例えば操作ボタン92により操作される操作スイッチやファンクションキー97で操作される複数個のスイッチなど上面操作部20に関係のある電気部品群293が搭載されている。なお、これら電気部品群は比較的低圧・小電流が供給されるものに制限されている。
An electrically insulating mounting board (hereinafter referred to as “control board”) 292 is horizontally provided over the entire lower portion of the upper
制御基板292の下方に一定の空隙295を置いて制御基板292と略平行に、電気絶縁性取付基板(以下、「制御基板」と称す)294が設置されている。制御基板294の一部は中央表示・入力部80の液晶基板280の下方にまで至る大きさを有し、中央表示・入力部80やその駆動回路244を構成する表示用のマイクロコンピュータ等の電気部品類298が搭載されている。
一定の間隔で複数個設けた取付脚296A、296Bが、制御基板292、294を本体1の内部に固定している。また、取付脚296A、296Bの一部は仕切板270に載置固定されている。
An electrically insulative mounting board (hereinafter referred to as “control board”) 294 is installed substantially parallel to the
A plurality of mounting legs 296 </ b> A and 296 </ b> B provided at regular intervals fix the
また、制御基板294の下方にも一定の空隙297が形成され、冷却用ファン265、266からの風が流通して雰囲気温度を下げるようになっている。これにより、トッププレート5自体やその上方から伝達される鍋N等の熱によって制御基板292、294上の電気部品類293、298が高温にならないようにしている。
A
図3に示す通り、液晶基板280周辺のケース282やその周辺のトッププレート5は、冷却用ファン265、266から送られて来る冷却風の流れF1R、F1Lに晒されるため、それらにより冷却される。また同時に電気部品類293、298も冷却される。
As shown in FIG. 3, the
中央操作部23の操作スイッチ類と電気部品類293とは配線299によって連結され、同じくファンクションキー83、95〜99には配線299Bが連結されている。
The operation switches and the
また、6つのファンクションキー83、95〜99等と枠体4との間には密封用シールパッキン材333が設置されている。
A sealing
(表示手段の配置)
中央表示・入力部80の液晶画面を構成する正方形の液晶基板280は、図2に示す縦寸法Hと横寸法Wがそれぞれ80mm程度であり、ケース282も正方形である。
ケース282は、左加熱源6Lと右加熱源6Rとの距離が略等しくなるように配置されている。すなわち、左加熱源6Lの加熱コイル220Lの最外周縁との距離(以下、「左右対向間隔」と称す)CBと、加熱コイル220Rの最外周縁との距離(以下、「左右対向間隔」と称す)SAと、は略同じに設定されている。
(Arrangement of display means)
The square liquid crystal substrate 280 constituting the liquid crystal screen of the central display /
The
左右対向間隔SBおよび左右対向間隔SAは、左加熱源6Lおよび右加熱源6Rの上方に置かれる鍋Nからの距離、輻射熱の強さ等を考慮し、一定の限度以上になっている。なお、鍋Nが置かれる位置は使用の都度一定ではなく、ばらつきが出るので、色々な可能性を考慮して左右対向間隔SBおよび左右対向間隔SAを決めている。
なお、図7以降の図面において、中央表示・入力部80の液晶画面が各種表示機能の説明上、横長の長方形に描いてあるが、上記したように正方形であってもよい。
The left-right facing distance SB and the left-right facing distance SA are greater than a certain limit in consideration of the distance from the pan N placed above the
In FIG. 7 and subsequent drawings, the liquid crystal screen of the central display /
図3において、右加熱源6Rの加熱コイル220Rを収容した保持枠335Rの外周縁の最前の位置に接する直線を横方向直線RLとし、左加熱源6Lの加熱コイル220Lを収容した保持枠335L外周縁の最前の位置に接する直線を横方向直線LLとしている。このとき、横方向直線RLと横方向直線LLとが横方向の一直線上に一致している。
右加熱源6Rの右保持枠335Rの最後部と、左加熱源6Lの左保持枠335Lの最後部とを結ぶ直線を横方向直線BLにて示している(図2参照)。
In FIG. 3, a straight line that contacts the forefront position of the outer peripheral edge of the holding frame 335R that houses the
A straight line connecting the last part of the right holding frame 335R of the
そうすると、前後方向を横方向直線RL(横方向直線LLに同じ)と横方向直線BLとによって挟まれ、左右方向を左加熱源6Lと右加熱源6Rとによって挟まれた範囲が、かかる加熱源が対向する空間(以下「対向空間」と称する)SSに相当している。
そして、中央表示・入力部80は、その最後部が対向空間SSの内部に入るように対向空間SS前方から対向空間SSの内側にまで設置されている。例えば、中央表示・入力部80は、液晶基板280の縦寸法(H)の三分の一以上の長さが対向空間SSに入っている。
Then, the range in which the front-rear direction is sandwiched between the lateral straight line RL (same as the lateral straight line LL) and the lateral straight line BL and the lateral direction is sandwiched between the
The central display /
さらに、中央加熱源7の断熱性断熱カバー7Aの外周縁とケース282の胴部の最後端面との距離(以下、「前後対向間隔」と称す)SCは、左右対向間隔SAおよび左右対向間隔SBと同等か、若しくはそれよりも大きく設定されている。
特に、実施の態様1では中央加熱源7が熱輻射形の電気ヒータであるから、輻射熱の影響を極力減らすためには、誘導加熱タイプの左加熱源6LR、右加熱源6Rの左右対向間隔SB、SAよりも、一定以上大きな前後対向間隔SCを確保している。
なお、ケース282の胴部とはフランジ部282Aを除いた部分をいい、図3では直線XLが、ケース282の胴部の最後部を示す位置である。この実施の形態において、SAは20mm、SBは20mm、SCは100mmである。
Further, the distance SC (hereinafter referred to as “front-rear facing distance”) SC between the outer peripheral edge of the heat insulating
In particular, in the first embodiment, the central heating source 7 is a heat radiation type electric heater. Therefore, in order to reduce the influence of radiant heat as much as possible, the left-right facing interval SB between the induction heating type left heating source 6LR and the
In addition, the trunk | drum of
図3において、仕切板270の後端部に吸気口320R、320Lがそれぞれ形成され、吸気口320R、320Lは左空間部370L、右空間部370Rにそれぞれダクト(図示せず)によって連結されている。なお、本体ケース2の背壁面に直接空気取り入れ口を開口させ、そこから外部の空気を取り入れるようにしても良い。
In FIG. 3,
仕切板270の上方空間275の左右後部に、1対の電気絶縁性素材から成形された保護カバー324R、324Lが設置されている。保護カバー324R、324Lは、平面形状は左右対称的になっており、背面側324Aと前面側が開口した逆U字断面形状を有している。
Protective covers 324R and 324L formed from a pair of electrically insulating materials are installed on the left and right rear portions of the
放熱用フィンを有するヒートシンクに取り付けられたパワーモジュール321Rと、共振用コンデンサ224やコイル222等からなる高電圧・大電流が流れる電気回路部品群325Rと、によって高周波電力変換回路が構成されている。この高周波電力変換回路は保護カバー324Rで覆われた電気絶縁性の制御基板(図示せず)上に設置されている。
A
中央加熱源7側の保護カバー324の壁面には傾斜させた案内面324Bが設けられている。左側の保護カバー324Lの下側にも、同様にパワーモジュール321Lや共振用コンデンサ224などを備えた高電圧・大電流の電気回路部品群325Lが収容されている。
An
冷却用ファン263を囲むような形状を有したファンケース323は、背面側開口を吸込口323Aにし、前方には吹出口323Bを有している。なお、ファンケース323の内部には風を案内するガイド部材など風路の一部を構成する部材が設けてあるが、図示省略してある。また、冷却用ファン263はモータの回転軸263Aを具備している。
The
ファンケース323は保護カバー324Rの前方端面に吸込口323Aを接続し、冷却用ファン263の運転時には、矢印FRに示すように吸気口320Rから空気を導入し、右加熱源6Rの加熱コイル220Rへ向かうような、矢印F2Rに示す冷却風が吹き出される。
また、中央加熱源7側のファンケース323の壁面には傾斜させた案内面323Cが設けられている。
The
An
冷却用ファン264を囲むような形状を有したファンケース325は、背面側開口を吸込口325Aにし、前方には吹出口325Bを有している。なお、このファンケース325の形状は、左右中心線CLを挟んでファンケース323と左右対称形になっている。また、冷却用ファン264はモータの回転軸264Aを具備している。
The
ファンケース325は、ファンケース323と同様に、その吸込口325Aを保護カバー324Lの前方端面に接続し、冷却用ファン264の運転時には、矢印FLに示すように吸気口320Lから空気を導入し、左加熱源6Lの加熱コイル220Lへ向かうような、矢印F2Lに示す冷却風が吹き出される。
The
図3に示すように、左加熱源6Lおよび右加熱源6Rを冷却した冷却風の風路は、中央表示・入力部80の液晶画面から後方の左排気口75に至る間で、次第にその風路の幅が狭くなる。
つまり、仕切板270の上方には、ファンケース323、325の案内面323C、325C同士、保護カバー324R、324Lの左右の案内面324B同士で、風路が区画形成されているが、その風路は幅を順次狭くしながら左排気口75の真下に至っているためである。すなわち、図3に示したように中央加熱源7の横幅W1と、二つの右排気口74および左排気口75の幅の合計(以下。「横幅寸法W2」と称す)と、保護カバー324R、324L同士の間隔(以下、「対向壁面間寸法W3」と称す)と、の関係は、「W3>W2>W1」となっている。
As shown in FIG. 3, the air path of the cooling air that has cooled the
That is, above the
これにより図3に矢印F4で示したように、右排気口74に至る排気の風路の圧力損失を小さくしてスムーズに冷却風を本体1の外部へ放出することができる。なお、図3において326L、326Rは保護カバー324L、324Rの背面側324Aと本体ケース2背面との間を塞いだ板であり、これにより吸気口320L、320Rと左排気口75とが連通しないようにしている。
As a result, as indicated by an arrow F4 in FIG. 3, the pressure loss of the exhaust air path reaching the
一方、加熱室19から右排気口74に至るまでは排気ダクト76により区画され、途中で上方空間275と交わることが無い。したがって、上方空間275を流れる冷却風は加熱室19から排気ダクト76を経由して排出される排気に干渉されず、本体1の外部に排出される。
On the other hand, from the
仕切板270の下方空間で加熱室19の上方の雰囲気も、グリル調理時などグリルヒータ110Aの熱で温度が上昇する可能性がある。このため、図5に矢印F5で示すように強制的に対流を起こしたり、対流を促進したりする等の改良が適宜考えられる。なお、下方空間274の空気を最後はダクトで左排気口75の隣接位置(後方や横)に案内して、本体1の外部に排気するようにしても良い。
The atmosphere above the
(加熱調理器の動作)
次に、上記の構成からなる加熱調理器の動作の概要を説明する。電源投入から調理準備開始までの基本動作プログラムが、通電制御回路200の内部にあるマイコンに格納されている。
(通常ステップ1)電源プラグを200Vの商用電源に接続し、主電源スイッチ201を押す。
(通常ステップ2)すると定電圧回路232を介して所定の低い電源電圧が通電制御回路200に供給される。
(Operation of the heating cooker)
Next, the outline | summary of operation | movement of the heating cooker which consists of said structure is demonstrated. A basic operation program from turning on the power to starting cooking preparation is stored in a microcomputer in the
(Normal Step 1) Connect the power plug to a 200V commercial power source and press the
When (normal step 2), a predetermined low power supply voltage is supplied to the
(通常ステップ3)通電制御回路200が起動され、自身の制御プログラムを自己診断、チェックし、異常がない場合には冷却用ファンの駆動回路260、左加熱源6Lおよび右加熱源6Rの駆動回路228、中央入力・表示部80の液晶表示部の駆動回路244、をそれぞれ起動する。
(通常ステップ4)さらに、駆動回路228は左加熱源6Lおよび右加熱源6Rに小電力を流し、その電流の状態から回路構成に異常がないことをチェックする。
(Normal Step 3) The
(Normal Step 4) Further, the
(通常ステップ5)さらに、冷却用ファン駆動回路260は冷却用ファン261、262、263、264、265、266、267を所定の定格電流で運転開始する。温度検出回路311は合計12個所に設けた各温度センサーS1、S2A、S2B、S3A、S3B、S4A、S4B、S5、S6R、S6L、S7R、S7Lからの温度データを読み込み、そのデータを通電制御回路200に送る。
(Normal Step 5) Further, the cooling
以上のようにして通電制御回路200には、主要な構成部分の回路電流や電圧、温度などのデータが集まるので、調理前の異常監視制御として、異常加熱判定を行なう。例えば、中央表示・入力部80の温度がその液晶表示部の耐熱温度(例えば70℃)よりも21℃以下低い(49℃以下)場合は、異常高温ではないと判定する。逆に言えば50℃以上になると異常高温と判定される。
As described above, in the
(通常ステップ6)次に、電流検出センサー227は、加熱コイル220と共振コンデンサ224の並列回路からなる共振回路225に流れる電流を検出し、この検出出力は通電制御回路200の入力部に供給され、何らかの事故や導通不良などによって正規の電流値に比較して過少電流や過大電流が検出された場合は、通電制御回路200は異常と判定する。
(Normal Step 6) Next, the
以上の自己診断ステップによって異常判定が無かった場合は「調理開始準備完了」となる。しかし異常判定が行なわれた場合は、「異常時処理」が行なわれる。 When there is no abnormality determination by the above self-diagnosis steps, “cooking start preparation is completed”. However, if an abnormality determination is made, “abnormality processing” is performed.
(調理前の異常時処理)
(異常処理ステップ1)調理前の異常時処理では、まず異常の内容からその異常状態を加熱調理器自身で是正できるかどうか判定する。
(異常処理ステップ2)例えば、中央表示・入力部80の温度がその液晶表示部の耐熱温度(例えば70℃)よりも21℃以上低くはなく、15℃低い(つまり55℃である)場合は、その液晶表示部を冷却用ファン262でより強力に冷却するか、または中央表示・入力部80の液晶表示部上方近傍のトッププレート5上に、高温の加熱調理器具(例えば天ぷらを行なった直後の鍋)が置かれている場合も考えられるので、その鍋を使用者に注意喚起して移動させてもらえば良い。
(異常処理ステップ3)しかし、異常状態を加熱調理器自体で直接是正できないものと判断される異常データを受けた場合(上記のように、使用者に鍋の移動を促すことも含まれる)は、直ちに異常表示の動作に入る。
(Treatment for abnormalities before cooking)
(Abnormal processing step 1) In the abnormal process before cooking, it is first determined from the contents of the abnormality whether the abnormal state can be corrected by the heating cooker itself.
(Abnormal processing step 2) For example, when the temperature of the central display /
(Abnormality processing step 3) However, when abnormal data is judged that the abnormal condition cannot be directly corrected by the heating cooker itself (including urging the user to move the pan as described above) Immediately, the abnormal display operation starts.
(異常処理ステップ4)是正処理が可能であると判断された異常情報については「異常の是正処理」が実行される。
(異常処理ステップ5)例えば、上記したように、中央表示・入力部80の温度がその液晶表示部の耐熱温度(例えば70℃)よりも20℃以上低くはなく、15℃低い(つまり55℃である)場合は、その液晶表示部を冷却用ファン265、266でより強力に冷却するため、冷却用ファン265と266の双方の供給電力を平常時よりも5%増加させて運転継続する。同時に冷却用ファン263、264による送風量も増加させる。
(Abnormality processing step 4) “Abnormality correction processing” is executed for the abnormality information determined to be correctable.
(Abnormal processing step 5) For example, as described above, the temperature of the central display /
(異常処理ステップ6)そして、冷却用ファン265、266が強運転を開始した後、30秒間間隔で監視し、所定時間経過後(例えば3分後)に、再度中央表示・入力部80の温度を温度センサーS3A、S3Bにより測定した検出温度が、その液晶表示部の耐熱温度(例えば70℃)よりも15℃低い(つまり55℃である)状態よりも悪化し、60℃を超えている場合は、「危険状態」であると判断する。
(Abnormal processing step 6) Then, after the cooling
(異常処理ステップ7)そして、中央表示・入力部80が異常高温になっているとの警報メッセージをその液晶表示部にて表示する。具体的には表示エリアEに文字で異常の内容を表示する。
(異常処理ステップ8)そして、この異常高温が例えば1分以内に解消されない場合には、通電制御回路200は49℃以下に低下するまで(但し、最長でも例えば5分間)冷却用ファン263、264、265、266を運転した後、予備電源400に接続を切り換え、主電源スイッチ201を強制的に開放し、商用電源202から切り離す。
これにより中央表示・入力部80の液晶表示部が高温で変形したり焼損したりする事故を未然に防止することができる。
(Abnormal Processing Step 7) Then, an alarm message indicating that the central display /
(Abnormal Processing Step 8) If this abnormal high temperature is not resolved within 1 minute, for example, the cooling
Thereby, it is possible to prevent an accident in which the liquid crystal display unit of the central display /
(異常処理ステップ9)そして中央表示・入力部80に異常表示した時点から所定時間(例えば10分間)経過後、駆動回路244を介して中央表示・入力部80の通電を遮断する。
(異常処理ステップ10)そして、通電制御回路200の不揮発性メモリー(図示せず)に、異常発生後、通電遮断までの上記経緯、異常な温度データ等を記憶させる。以上で異常処理が終了する。
(Abnormality processing step 9) Then, after a predetermined time (for example, 10 minutes) has elapsed since the abnormality display on the central display /
(Abnormality processing step 10) Then, the above-mentioned background until the interruption of energization, abnormal temperature data, etc. are stored in the nonvolatile memory (not shown) of the
(調理モード)
次に、調理前異常監視処理を終えたあとに調理モードに移行した場合について、右加熱源6Rを使用した場合を例にして説明する。
(調理ステップ1)まず、前面操作部10の右操作ダイアル12Rを右か左へ回す(回した量に応じて火力が設定される)。
(Cooking mode)
Next, the case where the
(Cooking step 1) First, the
(調理ステップ2)前面操作部10からの操作信号が通電制御回路200に入力され、また上面操作部20からの各種入力キー(95など)操作信号が通電制御回路200に入力され、火力レベルや加熱時間などの調理条件が設定される。
(Cooking step 2) An operation signal from the
(調理ステップ3)通電制御回路200が駆動回路228を駆動し、右加熱源回路206Rを駆動する。また中央表示・入力部80が駆動回路244に駆動されるので、その表示エリアC1、C2には火力や調理時間などの調理条件が表示される。
(Cooking step 3) The
(調理ステップ4)駆動回路228はIGBT225のゲートに駆動電圧を印加するので、加熱コイル220に高周波電流が流れる。これにより加熱コイル220からの高周波磁束により鍋が高温になる。これ以後は電磁誘導過熱調理動作(調理モード)に入る。
(Cooking Step 4) Since the
(調理中の異常監視)
この加熱調理器における調理中の異常監視制御は、異常加熱監視処理、異常電圧監視処理、異常電流監視処理の3つの監視段階を有している。
(Abnormal monitoring during cooking)
The abnormality monitoring control during cooking in this heating cooker has three monitoring stages of abnormal heating monitoring processing, abnormal voltage monitoring processing, and abnormal current monitoring processing.
調理中の異常加熱監視処理は、上記した調理前の異常監視制御における異常高温ではないかどうかの判定処理と同様であるが、加熱調理を開始した後であるから、過熱の原因としては左加熱源6Lおよび右加熱源6R、中央加熱源7などが加わる。
また、調理中の異常電流監視処理は、上記したように誘導加熱に不適当な鍋などが用いられた場合や何らかの事故などによって正規の電流値に比較して過少電流や過大電流が検出された場合を監視するものであり、この異常の対処方法のひとつは、通電制御回路200により駆動回路228を介してIGBT225を制御し、瞬時に誘導加熱コイル220の通電を停止することである。
The abnormal heating monitoring process during cooking is the same as the above-described determination process for determining whether the temperature is abnormally high in the abnormal monitoring control before cooking, but since the cooking is started, left heating is the cause of overheating. A
In addition, the abnormal current monitoring process during cooking detected an undercurrent or an overcurrent as compared to the normal current value when a pan or the like inappropriate for induction heating was used as described above or due to some accident. One of the countermeasures for this abnormality is to control the
調理中の異常監視制御は、各種加熱源の調理中における異常監視制御の段階と、加熱調理器本体1の異常監視制御の2段階から構成されている。
調理中の加熱源異常監視は、右加熱源6Rの異常監視、左加熱源6Lの異常監視、中央加熱源7の異常監視、グリル調理等を行なう加熱室19の異常監視からなる。
The abnormality monitoring control during cooking is composed of two stages of abnormality monitoring control during cooking of various heating sources and abnormality monitoring control of the
The heating source abnormality monitoring during cooking consists of abnormality monitoring of the
調理中における加熱調理器本体1の異常監視制御の内、異常な温度の監視制御としては、本体1の左空間部370Lと右空間部370Rとの電気部品の異常温度監視、保護カバー324R、324L内部の高周波電力変換回路の異常温度監視、左加熱源6Lおよび右加熱源6Rの異常温度監視、中央表示・入力部80の温度異常監視から成る。
Among abnormal monitoring control of the heating cooker
実際の調理過程において、温度センサーS3Aの検出温度が、中央表示・入力部80の液晶表示部の耐熱温度(例えば70℃)よりも21℃以下低い(49℃以下)を超えて50℃になった場合は、異常高温と判定される。
In the actual cooking process, the detected temperature of the temperature sensor S3A exceeds 21 ° C. (49 ° C. or less) lower than the heat resistance temperature (eg, 70 ° C.) of the liquid crystal display portion of the central display /
異常が是正可能なものであると判断され、しかも例えば右加熱源6Rが異常発生元であると判定判断された場合は、中央表示・入力部80において当該異常な加熱源6Rの表示エリアが拡大処理される。そして、表示エリアC2が拡大された状態を使用者が十分認識できる時間維持した後(例えば数分後)に、自動的に元のエリア面積の画面表示に戻るが、異常が発生している右加熱源6Rの名称の下に「高温異常」という警告表示が赤い文字などで表示される。
なお、通常画面に自動的に復帰せず、使用者が十分異常内容を確認し、確認のキー操作を行なった場合にのみ画面が元の状態に戻るようにしても良い。
When it is determined that the abnormality can be corrected and, for example, it is determined that the
Note that the screen may return to the original state only when the user sufficiently confirms the content of the abnormality and performs a confirmation key operation without automatically returning to the normal screen.
このような異常状態警告表示を行い、使用者に異常状態を是正するための注意喚起や協力、確認を求めるメッセージを表示エリアEで行なうことができる。 Such an abnormal state warning display is performed, and a message for calling attention, cooperation, and confirmation for correcting the abnormal state to the user can be performed in the display area E.
次に、異常是正可能と判断された異常に対しては、異常是正処理が実行される。例えば右加熱源6Rが異常高温になっていると判定された場合は、次の順序で通電制御回路が是正指令を発する。
(是正指令1)右加熱源6Rの右加熱コイル220Rを空冷している冷却用ファン263と、その上流側にある冷却用ファン261の回転数を増加させるため、その通電量を平常運転時に比較して(例えば5%)増大させ、冷却風量を増加させる。この状態を1分間継続しても改善の効果が現れない場合は、次に
(是正指令2)右加熱源の火力(電力)を(使用者が設定したものから)下げる。例えば、1段階下の火力、300W下の火力、又は10%の火力、の3者の内で、最大の火力までダウンさせる(3KW火力で使用していた場合は、2.7KWに下げる)。この場合表示エリアC2では火力を自動的に下げることを予告表示する。
Next, an abnormality correction process is executed for an abnormality that is determined to be correctable. For example, when it is determined that the
(Correction command 1) Compare the amount of energization during normal operation to increase the rotational speed of the cooling
右加熱源6Rで異常が発生し、表示エリアC2が拡大された時点から所定の短時間(例えば1分〜3分)以内に高温異常状態が解消したかどうかを確認するため、通電制御回路200は異常の有無を再度判定する。
In order to check whether or not the high temperature abnormal state has been resolved within a predetermined short time (for example, 1 to 3 minutes) from the time when the abnormality occurs in the
温度検出自体が数秒おきに行なわれており、通電制御回路200はその都度異常の有無を再判定しているので、1分以内でも、右加熱源6Rの温度センサーS2の検出温度が所定温度(例えば、300℃に)、あるいは液晶表示部の温度センサーの検出温度が所定温度(例えば70℃)になった場合、通電制御回路200はその異常の有無の再判定処理で、「危険状態」と判定する。
The temperature detection itself is performed every few seconds, and the
異常状態の判定がされた場合は、右加熱源6Rの通電を停止する。そのため使用者が液晶画面表示を見れば、温度異常上昇で自動停止したことが容易に理解できる状態になる。
When the abnormal state is determined, the energization of the
上記再判定処理で、異常と判定された判定基準値以下(例えば右加熱源6Rの温度が280度未満に、また中央表示・入力部80の温度が49℃以下)に戻っていない限り、正常な加熱調理動作(正常調理モード)には復帰させず、再判定処理のステップに処理を戻すことを繰り返す。このように加熱源異常監視と本体1の異常監視が調理中に反復・継続して行なわれる。
As long as it does not return to the reference value determined to be abnormal or less (for example, the temperature of the
なお、右加熱源6Rの通電停止指令を出し、右加熱源6Rの通電は停止されるが、その加熱源の加熱コイル220Rを冷却している冷却用ファン263は、前記通電停止後も2分間〜5分間運転継続する。
但し、冷却用ファン263からの異常電流が検出される等、冷却用ファン自体の故障であることが判明した場合は、その冷却用ファンへの通電も同時に停止する。また、この運転継続時間は、通電停止までの温度上昇の様子や室内気温、加熱源の運転火力大小等の条件に対応して通電制御回路200が予め決められた算式や数値テーブルから決定する。
これにより、冷却用ファン262からの送風停止直後から右加熱源6Rの温度が急激に上昇するというオーバーシュート問題も未然に防ぐことができる。また、中央表示・入力部80の温度が高くなるという弊害も防ぐことができる。
The
However, if it is found that the cooling fan itself is out of order, such as when an abnormal current from the cooling
Thereby, it is possible to prevent an overshoot problem that the temperature of the
冷却用ファン263が運転されている間は、冷却用ファン261は運転される。冷却用ファン261は冷却用ファン265に対する冷気供給の役目もあるので、右加熱源6Rの異常で冷却用ファン263が停止しても、冷却用ファン261は運転継続される。
While the cooling
一方、右加熱源6Rの使用中に、中央加熱源7も使用されていた場合、冷却用ファン263の運転と同時に冷却用ファン264も運転されているので、この場合は右加熱源6Rの通電を停止しても、冷却用ファン263は運転を継続させる。
何故ならば、中央加熱源7はラジアントヒータ等が使用され通電開始後短時間で高温になることが特長であるので、その加熱源7の周囲の空気を冷却していないと、上方空間275の後部やトッププレート5が高温になるからである。
On the other hand, when the central heating source 7 is also used while the
This is because a radiant heater or the like is used for the central heating source 7 and it becomes a high temperature in a short time after the start of energization. Therefore, if the air around the heating source 7 is not cooled, the
右加熱源6Rが火力強(例えば3KW)で使用されている状況と異なり、しかも右加熱源6Rは発熱を停止するので、冷却用ファン263、264の運転は弱運転に切り換えて継続される場合もある。また、この冷却用ファン264と同期して運転される冷却用ファン262も右加熱源6Rが通電停止され、その電源部分を構成する電気部品371Rは自己発熱しない状況にあるので、弱運転に自動的に切り換えられる場合もある。
Unlike the situation where the
冷却用ファン263、264の運転能力切り換え制御は、中央加熱源7の温度センサーS1からの温度情報や、右加熱源6Rの加熱コイル220Rの温度センサーS2A、S2B、左加熱源6Lの加熱コイル220Lの温度センサーS4A、S4B、中央表示・入力部80の温度センサーS3A、S3B等の温度情報を見て通電制御回路200が最適値を決めるようになっている。
The operating capacity switching control of the cooling
異常状態で停止した加熱源の表示エリアにはその旨表示が行われ、表示面積が拡大された表示エリアC2に異常高温停止した旨が文字で示され、この状態で所定時間に渡って表示を継続したあと、表示エリアC2の面積は、他の加熱源6Lの表示エリアA2と同等の程度に戻り、他の加熱源の調理進捗状態や設定条件の確認が平常時と同様にできるようになる。
The display area of the heating source stopped in the abnormal state is displayed, and the display area C2 in which the display area is expanded is indicated by characters indicating that the abnormally high temperature stop has occurred. In this state, the display is performed for a predetermined time. After continuing, the area of the display area C2 returns to the same level as the display area A2 of the
中央表示・入力部80の液晶基板280は、左加熱源6L、右加熱源6R、右加熱源6Rの通電時には加熱された鍋Nの底部からの反射熱やトッププレート5からの輻射熱で加熱される。
また、使用した高温のてんぷら鍋がそのままトッププレート5上に置かれている場合もその高温の鍋(200℃近くある)からの熱を受ける。また、中央加熱源7の通電時には、その温度は300℃以上にもなる。断熱カバー7Aがあるものの、真上のトッププレート5が高温度になることやその上に置かれる鍋底からの反射熱を液晶基板280は受ける。
The liquid crystal substrate 280 of the central display /
In addition, when the used hot tempura pan is placed on the
実施の態様1では、中央表示・入力部80の液晶基板280の温度上昇を抑制するため、冷却用ファン263、265により右側から空冷し、また左側からは冷却用ファン264、266で空冷するようにしている。
In the first embodiment, in order to suppress the temperature rise of the liquid crystal substrate 280 of the central display /
中央加熱源7、左加熱源6L、右加熱源6Rの何れかが通電された場合、冷却用ファン263、264、265、266の4つが運転され、中央表示・入力部80の液晶基板280に向けて図3に示す矢印F1R、F1L、F2R、F2Lのように冷却用の空気を送る。このため、その空気の一部は液晶基板の底面側を通り、ケース282の底面と側面外側を冷却する。また、その空気の一部はケース282の全周に亘り計4個形成した連通孔271から液晶基板280の上方空間に入り、液晶基板280の上面温度が異常高温にならないように冷却する。
When any of the central heating source 7, the left heating source 6 </ b> L, and the right heating source 6 </ b> R is energized, four cooling
冷却用ファン265、266から吹き出された風は、制御基板292と制御基板294との上下両面に沿っても流れるため、それら制御基板292、294に搭載された電気部品群293、298の温度上昇も抑制される。
トッププレート5の温度が上昇すると、制御基板292、294や電気部品群293、298も熱的影響を受けることになるが、上記したように冷却用ファン265、266から吹き出された風が流れ、周囲の雰囲気が停滞しないから異常温度上昇が防止される。
Since the air blown from the cooling
When the temperature of the
液晶基板280の周辺を冷却する風の一部は、ケース282の底面に形成された数列の放熱フィン284に沿って後方に案内される。そして、冷却用ファン265、266から吹き出された風は冷却用ファン263、264からの冷却風と合流し、図3に示す矢印F3、F4のように本体1後方へ流れる向きを変え、中央加熱源7の周囲を冷却する。
当然ながらこのような一連の空気の流れにより、トッププレート5はその下面が冷却されるので、トッププレート5の上面(表面)の温度上昇も抑制され、使用者がトッププレート5に触れても火傷などの事故が防止される。
A part of the air that cools the periphery of the liquid crystal substrate 280 is guided rearward along several rows of
As a matter of course, the lower surface of the
なお、既存のテレビや液晶モニター等の画像表示器60を加熱調理器本体1に接続していた場合、中央表示・入力部80の液晶基板280の表示画面に表示されるのと同じ情報が画像表示器60に表示される。従って、使用者は加熱調理器本体1が設置された台所の壁方向に向いて大きな画面で加熱調理器の運転状況を確認できる。
なお、画像表示器60が一般のテレビ放送を受信して放映している場合には、例えば、スーパーインポーズ回路手段を経由して通電制御回路200や駆動回路244からの表示情報を画像表示器60に送れば、テレビ番組を視聴しながら、その画面の一部に加熱調理器の調理条件情報や調理進捗情報、異常警報等を報知することが可能となる。
If an
When the
本発明の実施の態様1は、前記したように液晶基板280が従来のものに比較して遥かに大型(大面積)であり、使用者に対する調理条件や、調理進行状態、異常状態等の各種表示をより的確に、認識し易いように表示することができる。
そして、この実現のため、実施の態様1では、液晶基板を正方形にし(実際に表示画面として機能する部分も正方形になっている)、前後方向の後端の位置が右加熱源6Rの加熱コイル220Rの外周縁の最前位置RLと、左加熱源6Lの加熱コイル220Lの周縁の最前位置LLよりも後ろの直線XLの位置まで、液晶画面の縦寸法Hの3分の1以上が入り込む形にした。
In
In order to achieve this, in
理論的には、液晶画面を棒状の横長形状にしたり、小さい表示面積のものを複数個点在させたりする形態も考えられるが、使用者からみた使い勝手、視認性という観点では問題が多い。
また、左加熱源6Lおよび右加熱源6Rの加熱コイル220R、220Lや中央加熱源7の電気ヒータ231等は、鍋などの加熱調理器器具が殆んど円形であることから、加熱効率の面で円形にならざるを得ない。このように、実際の実用性、加熱効率などの面から加熱コイル220R、220Lや中央加熱源7の電気ヒータ231等は殆んど円形かそれに近似した形状にしなければならない。
Theoretically, a form in which the liquid crystal screen is formed in a rod-like horizontally long shape or a plurality of small display areas are scattered is conceivable, but there are many problems in terms of usability and visibility from the viewpoint of the user.
In addition, the heating coils 220R and 220L of the
そこで、このような実際の制約から、本発明の実施の態様1では、液晶画面を正方形にし、その後端の位置が右加熱源6Rの加熱コイル220R外周縁の最前位置RLおよび左加熱源6Lの加熱コイル220L周縁の最前位置LLの何れの位置よりも後ろの直線XLの位置にまで入り込む形にした。言い換えると対向空間SSの内側にまで液晶基板280が入り込む配置としている。
このように、液晶基板280は、左加熱源6Lおよび右加熱源6Rの加熱コイル220Lおよび加熱コイル220Rが対向している対向空間SSの奥にまで臨ませたものである。
Therefore, due to such actual restrictions, in
As described above, the liquid crystal substrate 280 faces the back of the facing space SS where the
以上のように実施の態様1では、液晶画面とトッププレート5の下方空間に設置される加熱源6R、6L、7の外周縁との左右対向間隔SA、SA、前後対向間隔SCを考慮し、トッププレート5の下方で、かつその左右中央部に、中央表示・入力部80の液晶画面を配置したものである。
これにより、液晶画面280によって左加熱源6L、右加熱源6R、中央加熱源7の加熱条件の確認や調理進捗状態、異常発生状態等を集中して把握することができる。すなわち、使用者が加熱源毎に個々の設置された画面を確認する負担に比べれば、大幅に負担を軽減することができる。
As described above, in
Thereby, confirmation of the heating conditions of the
以上のように実施の態様1においては、
被加熱物が置かれるトッププレート5を備えた平面形状が長方形の本体1と、
本体1のトッププレート5の下方に設置され、トッププレート5を介して電磁エネルギー又は熱エネルギーを供給する複数の加熱源6L、6R、7と、
加熱源6L、6R、7の加熱量や加熱時間等の調理条件を制御手段200に入力する入力手段と、
該入力手段から入力された前記複数の加熱源6L、6R、7の調理条件を本体1の上方から視認できるよう表示する方形画面の中央表示・入力部80と、
を備え、
加熱源6L、6Rは、本体1の左右方向に所定間隔を置いて配置され、
中央表示・入力部80の一部が、加熱源6L、6Rの対向空間SS内に侵入しているため、
多種類の調理に対応できる加熱調理器において、煩わしい調理条件の確認や調理実行の状況が共通の画面を見ながら実行できる。
As described above, in
A
A plurality of
Input means for inputting cooking conditions such as the heating amount and heating time of the
A central display /
With
The
Since part of the central display /
In a heating cooker that can handle various types of cooking, it is possible to check troublesome cooking conditions and perform cooking while viewing a common screen.
しかも、前記共通の画面に各加熱源と電気部品の異常発生状態も表示されるので、使用者が調理の途中においても異常の発生を迅速、かつ容易に認識することができ、安全性が向上する。
また、加熱調理器が異常加熱等の状況にあることも、前記共通の画面において使用者に報知し、無用な混乱を招かないようにすることができる。
In addition, since the abnormality occurrence status of each heating source and electrical parts is also displayed on the common screen, the user can quickly and easily recognize the occurrence of the abnormality even during cooking, improving safety. To do.
In addition, the fact that the cooking device is in a state of abnormal heating or the like can be notified to the user on the common screen so as not to cause unnecessary confusion.
加熱調理器の上面部(トッププレートの下方含む)に液晶表示面等の表示手段を設けると、使用者が調理の途中でもそれを視認しやすいが、加熱調理器の上面は複数の加熱源による加熱スペース(鍋を置くスペースなど)が必要であり、表示の情報量を増やすために単純に表示手段を大型化し、表示面積を広くするという手法が採用できない。しかし、上記した実施の態様1では、一つの共通な表示手段である中央表示・入力部を複数の加熱源の設置空間スペースを有効に活用しているので、上記のような加熱スペースの制約がある中でも、表示手段としての機能を十分に発揮させることが可能になる。
If a display means such as a liquid crystal display surface is provided on the upper surface of the heating cooker (including under the top plate), it is easy for the user to visually recognize it even during cooking, but the upper surface of the cooking device depends on a plurality of heating sources. A heating space (such as a space for placing a pan) is required, and a method of simply increasing the size of the display means and increasing the display area in order to increase the amount of information displayed cannot be adopted. However, in
また、中央表示・入力部80には、特定の加熱源だけの調理条件を表示させた場合、当該調理の特有の注意事項、又は被加熱物の種類等の参考情報が自動的に表示されるガイドエリア81Eを設け、このガイドエリアに異常時の情報やその対処に関する情報等も異常時に表示させるようにしたので、調理条件の入力操作や調理の手助けをすることができ、利便性が向上するとともに、異常時での対処方法や異常運転しない使用方法等の注意喚起も出来、使用者がより安心して、より安全に使用できる環境を提供できる。
In addition, when the cooking conditions for only a specific heating source are displayed on the central display /
なお、実施の態様1においては、上記した特別な構成により、以下のような効果も同時に期待できる。
(1)トッププレートの下方空間274に左加熱源6LRおよび右加熱源6RLを配し、この間に別の中央加熱源(中央ラジエントヒータ等)7を配置し、下方空間274において左加熱源6Lおよび右加熱源6Rを冷却した冷却風が、中央加熱源7を冷却して本体1後部の右排気口74から排気されるように構成し、中央加熱源7の両側には、ファンケース323、325の案内面323C、325C同士、保護カバー324R、324Lの左右の案内面324B同士で、風路が区画形成されているので、それぞれの加熱源6L、6R、7を冷却した後の排気流をスムーズに左排気口75まで案内することができる。
In the first embodiment, the following effects can be expected at the same time by the special configuration described above.
(1) The left heating source 6LR and the right heating source 6RL are arranged in the
(2)上記風路は、左排気口75に近づくにその間隔が狭くなるように形成しているので、本体1の下方空間274を流れる冷却用空気をスムーズに排出することができる。
(2) Since the air path is formed so that the interval becomes narrower as it approaches the
(3)風路を区画形成する手段として、左右両側に設けた保護カバー324R、324Lや一対のファンケース323、325という構造物を利用しているので、新たな専用部品を設ける必要がなく、部品点数の増加を抑えたまま、排気流をスムーズにすることができる。
(3) As a means for partitioning the air passage, a structure such as
(4)排気口の横幅(W2)は、ダクトの間隔W3と同等か、それより小さい寸法関係になっているので、上流から流れて来た排気流をスムーズに本体1の外部へ出すことができる。
(4) Since the width (W2) of the exhaust port is equal to or smaller than the duct interval W3, the exhaust flow flowing from upstream can be smoothly discharged to the outside of the
(5)中央表示・入力部80の液晶基板280周囲には、左加熱源6Lおよび右加熱源6Rを冷却した冷却用ファン263、264からの冷却風が供給されるので、本体1の下方空間274において液晶基板が異常な高温雰囲気に晒されることを防止することができる。
(5) Since the cooling air from the cooling
(6)中央表示・入力部80の液晶基板280周囲には、冷却用ファン263、264からの冷却風に加え、左加熱源6Lおよび右加熱源6Rを経由していない冷却風も冷却用ファン265、266で供給されるので、液晶基板280が異常高温に晒されることを確実に防止することができる。
(6) Around the liquid crystal substrate 280 of the central display /
(7)冷却用ファン265、266からの冷却風は、トッププレート5の前方下部に供給されるので、上面操作部20やその下方の制御基板292、294周囲の温度上昇が抑制され、各種電気部品群293や298の温度劣化を防止することができると共に、上面操作部20の各入力キー郡91、93、24、枠体4などの温度上昇も抑制することができ、使用者がそれらに触れた場合の火傷等の危険性を無くすことができる。
(7) Since the cooling air from the cooling
以上のように、本発明の実施の態様1においては、多種類の調理に対応できる加熱調理器において、各種の調理条件設定状況が共通の表示画面を見てその都度確認することができると共に、その表示画面が、左右の加熱源の対向空間内にあって、その後端が両加熱源の各前端を結ぶ直線よりも後方位置まで及ぶ大きさに形成されているので、一般的に正方形や長方形という限られた本体上面スペースの中で、より大きな表示画面を設置することができ、多くの情報を表示できる。また左右の加熱源からの悪影響(熱や磁力線等)を受けることが少なくできる。
As described above, in
[実施の態様2]
図12は、本発明の実施の態様2に係る加熱調理器を示すものであって、本体の中央表示・入力部と上面操作部の構造を示す平面図である。実施の態様2に係る加熱調理器では、実施の態様1の中央操作部23に設けていた入力キー群91を省略し、各種調理条件の入力等は中央表示・入力部80に設けた入力キーで行うようにしている。なお、実施の態様1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
FIG. 12 shows a cooking device according to
中央表示・入力部80は、実施の態様1と同様にドットマトリックス型液晶画面で構成されている。図12に記載のように、情報を表示する画面区域81は合計10個のエリアに割り当ててある。具体的には、
加熱源6Lの対応エリアA1、A2と、
中央加熱源7の対応エリアB1、B2と、
右加熱源6Rの対応エリアC1、C2と、
グリルやオーブン調理用の加熱源110A、110Bの対応エリアDと、
使用者に各種調理における注意や参考情報を表示するガイドエリアEと、
各種調理条件等を直接入力可能な機能を有する、互いに独立した6つの表示キー84、100、101、102、103、104を表示するキー表示エリアFと、
Tips表示エリアGと、
をそれぞれ備えている。
The central display /
Corresponding areas A1, A2 of the
Corresponding areas B1, B2 of the central heating source 7,
Corresponding areas C1, C2 of the
Corresponding area D of
Guide area E that displays cautions and reference information for various cooking to the user,
A key display area F for displaying six
Tips display area G,
Each is equipped.
中央表示・入力部80の液晶画面の最も上面を覆う透明なガラス製表面板の上には、上記6つの表示キー84、100、101、102、103、104の位置とそれぞれ対応した位置に、通電制御回路200に指令を与える上面操作部20の6つの入力キー484、500、501、502、503、504がそれぞれ独立して形成されている。
これらの入力キー484、500、501、502、503、504は、使用者が指などを触れることで静電容量が変化する接触式キーを採用しており、使用者がキー表面に軽く触れることで入力信号が発生するものである。
On the transparent glass surface plate that covers the uppermost surface of the liquid crystal screen of the central display /
These
その入力キーの部分(区域)を構成するガラス板上には、キーの入力機能を示す文字や図形、記号(図12のような矢印含む)を印刷や刻印等で何ら表示していないが、これらキーの下方の液晶画面(キー表示エリアF)には、入力キー484、500、501、502、503、504の操作場面毎にキーの入力機能を示す文字や図形、記号(図12のような矢印含む)を表示する構成になっている。
On the glass plate constituting the input key portion (area), characters, figures and symbols (including arrows as shown in FIG. 12) indicating the key input function are not displayed by printing or engraving. On the liquid crystal screen (key display area F) below these keys, characters, figures, and symbols (as shown in FIG. 12) indicating the key input function for each operation scene of the
そして入力キー484、500〜504の表面上方から使用者は、表示キー84、100〜104が表示した所定の入力機能文字(例えば、「初期画面」や「戻る」等の文字や矢印などの記号含む)を視覚で確認できる。
しかも、アクティブ状況(キー操作すれば、通電制御回路200の動作を定める制御プログラムに対し、有効な操作指令信号になること)にあるキーを区別することができる。
From the upper surface of the
In addition, it is possible to distinguish the keys in the active state (if the keys are operated, they become effective operation command signals for the control program that determines the operation of the energization control circuit 200).
また、入力キー484、500〜504の内、操作しても無効なキーについては、図12の入力キー502に対応した表示キー102のように、表示キー84、100〜104自体が入力機能文字を液晶画面上で表示しないようにし、非アクティブ状態にあることを示すため、使用者はタッチ方式で入力可能な入力キー484、500〜504を、その操作の場面毎に容易に特定できるようになっている。
Also, among the
以上のように本発明の実施の態様2においても、各種の調理条件設定状況が共通の表示画面を見てその都度確認することができるとともに、その表示画面は、本体上面スペースの左右に配置された加熱源の間にあって、大きな面積のものにすることができ、多くの情報を表示することができる。また、左右に配置された加熱源からの悪影響(熱や磁力線等)を受けることが少なくできる。
As described above, also in
さらに、実施の態様2では、使用者が中央表示・入力部80を見た場合、所望の入力キーを少しでも早く、簡単に認識・理解することができ、かつ、その中央表示・入力部の表示画面上に用意された入力キーを操作して調理条件等の入力をすることが出来るので、使い勝手の良い加熱調理器を提供することができる。
Furthermore, in the second embodiment, when the user views the central display /
また、使用する鍋が適当でないことも文字や図形などで報知されるので、使用者に正しい使い方を促し、信頼性の高い加熱調理器とすることができる。 In addition, since the fact that the pan to be used is not suitable is informed by letters or figures, the user can be encouraged to use it correctly and a highly reliable cooking device can be obtained.
以上より、本発明の加熱調理器は、複数の加熱源それぞれの設定条件等を簡単に入力することができると共に、使用状況を容易かつ確実に確認することができるから、様々な複数の加熱源を具備する各種加熱調理器に広く利用することができる。 As described above, the cooking device of the present invention can easily input the setting conditions and the like of each of the plurality of heating sources and can easily and reliably check the usage status. Can be widely used in various cooking devices.
1:加熱調理器本体(本体)、2:本体ケース、3:天板、4:枠体、5:トッププレート、6:加熱源、6LM:案内マーク、6R:右加熱源、6L:左加熱源、6RM:案内マーク、6LM:案内マーク、7:中央加熱源、7A:断熱カバー、7M:案内マーク、10:前面操作部、11:操作ボタン、12:左制御スイッチ、12L:左操作ダイアル、12R:右操作ダイアル、13:中央操作ダイアル、14:右表示灯、15:左表示灯、16:タイマーダイアル、19:加熱室、20:上面操作部、21:右火力設定用操作部、22:左火力設定用操作部、23:中央操作部、24:ワンタッチキー部、25:弱火力キー、26:中火力キー、27:強火力キー、29:操作ボタン、34L:左タイマースイッチ、34R:右タイマースイッチ、35L:左液晶表示部、35R:右液晶表示部、36L:左揚げ物選択スイッチ、36R:右揚げ物選択スイッチ、40L:左火力表示ランプ、40R:右火力表示ランプ、50:通電マーク、60:画像表示器、62:電気ケーブル、64:流し台、65:壁、70:ドア、71:前面開口、72:窓、73:受皿、74:右排気口、75:左排気口、76:排気ダクト、80:中央表示・入力部、81:画面区域、81E:ガイドエリア、83:入力キー(ファンクションキー)、84:表示キー、85:インフォーメーションキー、86:強火力キー(3KWキー)、91:入力キー群、92:操作ボタン、93:IH便利メニューボタン、93a:右IH便利メニューボタン(キー)、94:操作ボタン、95〜99:入力キー(ファンクションキー)、100〜104:表示キー、110A:グリルヒータ(加熱源)、200:通電制御回路(制御手段)、201:主電源スイッチ、202:商用電源、202A:母線、206L:左加熱源回路、206R:右加熱源回路、207:中央回路、208:グリル回路、220:共振回路、220L:左加熱コイル(誘導加熱コイル)、220R:右加熱コイル(誘導加熱コイル)、221:整流ブリッジ回路、225:共振回路、226:フライホイールダイオード、227:電流検出センサー、228:駆動回路、230:電磁リレー、231:電気ヒータ、232:定電圧回路、233:赤外線駆動回路、241:受信回路、242:制御回路、243:ファンモータ、244:駆動回路、245:駆動回路、246〜257:発光ダイオード、258a〜258l:抵抗、259:接地側接続点、260:冷却用ファン駆動回路、261〜267:冷却用ファン、263A:回転軸、264A:回転軸、265A:吸い込み口、265B:吹出口、266A:吸い込み口、266B:吹出口、270:仕切板、271:連通孔、272:断熱材、273:天井壁面、274:下方空間、275:上方空間、280:液晶基板、281:断熱材、282:ケース、282A:フランジ部、283:空隙、284:放熱フィン、290L:仕切板、290R:右仕切板、291:溝状空間、292:制御基板(電気絶縁性取付基板)、293:電気部品群、294:制御基板(電気絶縁性取付基板)、298:電気部品類、300:操作ボタン、311:温度検出回路、320L:吸気口、320R:吸気口、321L:パワーモジュール、321R:パワーモジュール、323:ファンケース、323A:吸込口、323B:吹出口、323C:案内面、324A:背面側、324B:案内面、324L:保護カバー、324R:保護カバー、325:ファンケース、325A:吸込口、325B:吹出口、325L:電気回路部品群、325R:電気回路部品群、330P:通風孔、330R:保持枠、331L:左磁束漏れ防止板、331R:右磁束漏れ防止板、332:断熱材、333:密封用シールパッキン材、335L:左保持枠、335R:右保持枠、370L:左空間部、370R:右空間部、371R:高電圧電気部品、372L:冷却フィン、372R:冷却フィン、400:予備電源、484:入力キー、502:入力キー、A1:第一の表示エリア(対応エリア)、A2:第二の表示エリア、AM:アクティブマーク、B1:第一の表示エリア(対応エリア)、B2:第二の表示エリア、C1:第一の表示エリア(対応エリア)、C2:第二の表示エリア(対応エリア)、D:対応エリア、E:ガイドエリア(表示エリア)、F:キー表示エリア、G:表示エリア、N:鍋(被加熱物)、BL:横方向直線、CL:左右中心線、LL:横方向直線(最前位置)、RL:横方向直線(最前位置)、S1〜S7L:温度センサー、SA:左右対向間隔、SB:左右対向間隔、SC:前後対向間隔、SS:対向空間。 1: heating cooker main body (main body), 2: main body case, 3: top plate, 4: frame, 5: top plate, 6: heating source, 6LM: guide mark, 6R: right heating source, 6L: left heating Source, 6RM: guide mark, 6LM: guide mark, 7: central heating source, 7A: heat insulating cover, 7M: guide mark, 10: front operation part, 11: operation button, 12: left control switch, 12L: left operation dial 12R: right operation dial, 13: central operation dial, 14: right indicator lamp, 15: left indicator lamp, 16: timer dial, 19: heating chamber, 20: top operation section, 21: right heating power setting operation section, 22: Left heating power setting operation section, 23: Central operation section, 24: One touch key section, 25: Low heating power key, 26: Medium heating power key, 27: Strong heating power key, 29: Operation button, 34L: Left timer switch, 34R: Right tie -Switch, 35L: left liquid crystal display, 35R: right liquid crystal display, 36L: left fried food selection switch, 36R: right fried food selection switch, 40L: left thermal power display lamp, 40R: right thermal power display lamp, 50: energization mark, 60 : Image display, 62: Electric cable, 64: Sink, 65: Wall, 70: Door, 71: Front opening, 72: Window, 73: Receptacle, 74: Right exhaust, 75: Left exhaust, 76: Exhaust Duct, 80: Central display / input section, 81: Screen area, 81E: Guide area, 83: Input key (function key), 84: Display key, 85: Information key, 86: Strong heat key (3KW key), 91: Input key group, 92: Operation button, 93: IH convenient menu button, 93a: Right IH convenient menu button (key), 94: Operation button, 95-99 Input keys (function keys), 100 to 104: display keys, 110A: grill heater (heating source), 200: energization control circuit (control means), 201: main power switch, 202: commercial power supply, 202A: busbar, 206L: Left heating source circuit, 206R: right heating source circuit, 207: central circuit, 208: grill circuit, 220: resonance circuit, 220L: left heating coil (induction heating coil), 220R: right heating coil (induction heating coil), 221 : Rectifier bridge circuit, 225: resonance circuit, 226: flywheel diode, 227: current detection sensor, 228: drive circuit, 230: electromagnetic relay, 231: electric heater, 232: constant voltage circuit, 233: infrared drive circuit, 241 : Reception circuit, 242: control circuit, 243: fan motor, 244: drive circuit, 245: drive Circuit, 246 to 257: light emitting diode, 258a to 258l: resistor, 259: ground side connection point, 260: cooling fan drive circuit, 261 to 267: cooling fan, 263A: rotating shaft, 264A: rotating shaft, 265A: Suction port 265B: Air outlet 266A: Air inlet 266B: Air outlet 270: Partition plate 271: Communication hole 272: Heat insulating material 273: Ceiling wall surface 274: Lower space 275: Upper space 280: Liquid crystal substrate, 281: heat insulating material, 282: case, 282A: flange portion, 283: gap, 284: heat dissipation fin, 290L: partition plate, 290R: right partition plate, 291: grooved space, 292: control board (electrical insulation) Mounting board), 293: electrical component group, 294: control board (electrically insulating mounting board), 298: electrical components, 300: operation buttons, 11: Temperature detection circuit, 320L: Inlet, 320R: Inlet, 321L: Power module, 321R: Power module, 323: Fan case, 323A: Inlet, 323B: Air outlet, 323C: Guide surface, 324A: Back side 324B: Guide surface, 324L: Protective cover, 324R: Protective cover, 325: Fan case, 325A: Suction port, 325B: Air outlet, 325L: Electric circuit component group, 325R: Electric circuit component group, 330P: Ventilation hole, 330R: holding frame, 331L: left magnetic flux leakage prevention plate, 331R: right magnetic flux leakage prevention plate, 332: heat insulating material, 333: sealing seal packing material, 335L: left holding frame, 335R: right holding frame, 370L: left space Part, 370R: right space part, 371R: high voltage electrical component, 372L: cooling fin, 372R: cooling fin , 400: standby power, 484: input key, 502: input key, A1: first display area (corresponding area), A2: second display area, AM: active mark, B1: first display area (corresponding Area), B2: second display area, C1: first display area (corresponding area), C2: second display area (corresponding area), D: corresponding area, E: guide area (display area), F : Key display area, G: Display area, N: Pan (object to be heated), BL: Horizontal straight line, CL: Horizontal center line, LL: Horizontal straight line (frontmost position), RL: Horizontal straight line (frontmost position) , S1 to S7L: temperature sensor, SA: left-right facing distance, SB: left-right facing distance, SC: front-rear facing distance, SS: facing space.
Claims (12)
該本体の上板の下方に設置され、上板を介して電磁エネルギー又は熱エネルギーを供給する複数の加熱手段と、
該複数の加熱手段の調理条件を制御する制御手段と、
該制御手段に前記調理条件を入力する入力手段と、
該入力手段に入力された前記調理条件を表示する表示手段と
を備え、
前記表示手段の一部が前記加熱手段のうちの何れか一対の加熱手段の間に侵入し、前記本体の上方から視認自在であることを特徴とする加熱調理器。 A main body with an upper plate on which an object to be heated is placed;
A plurality of heating means installed below the upper plate of the main body and supplying electromagnetic energy or heat energy via the upper plate;
Control means for controlling cooking conditions of the plurality of heating means;
Input means for inputting the cooking conditions to the control means;
Display means for displaying the cooking conditions input to the input means,
A part of the display means enters between any pair of heating means and is visible from above the main body.
前記表示手段が、前記加熱手段のうちの前記本体の前面寄りに配置された一対の加熱手段の前面に最も近い位置同士を結ぶ直線を跨いでいることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。 The display means is disposed near the front surface of the main body,
2. The cooking according to claim 1, wherein the display unit straddles a straight line connecting positions closest to the front surfaces of the pair of heating units disposed near the front surface of the main body of the heating units. vessel.
前記表示手段は、平面視において外形形状が正方形または長方形の液晶表示基板を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の加熱調理器。 The pair of heating means arranged near the front surface of the main body is an induction heating source or a radiant electric heat source whose outer shape is circular in plan view,
The cooking device according to claim 1 or 2, wherein the display means includes a liquid crystal display substrate having a square or rectangular outer shape in plan view.
前記表示手段と前記第三の加熱手段とが最も接近している位置同士の距離(SC)が、前記表示手段と前記一対の加熱手段のうちの一方の加熱手段とが最も接近している位置同士の距離(SA)より大きい(SC>SA)か、略同じ(SC≒SA)であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の加熱調理器。 Near the rear surface of the position sandwiched between the pair of heating means, a third heating means is disposed,
The distance (SC) between the positions where the display means and the third heating means are closest to each other is the position where the display means and one heating means of the pair of heating means are closest. The cooking device according to any one of claims 1 to 4, wherein the cooking device is larger than the distance (SA) between the two (SC> SA) or substantially the same (SC≈SA).
前記表示手段を冷却した後の冷却風が、前記加熱手段の周囲を冷却して前記本体の外部へ導かれるための冷却風路と、
が前記本体の内部に連続して形成されていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。 A cooling air passage around the display means for forcibly cooling the display means from the front;
Cooling air after cooling the display means, cooling air passage for cooling the surroundings of the heating means and led to the outside of the main body,
The cooking device according to claim 1, wherein is continuously formed inside the main body.
前記操作スイッチの操作により、前記入力キー部分からの前記制御手段に対する入力指令が禁止または無効にされること、若しくは電源が遮断されることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。 The input means includes an input key portion provided on the upper surface of the main body, and an operation switch installed on a side surface other than the upper surface of the main body.
2. The cooking device according to claim 1, wherein an input command to the control means from the input key portion is prohibited or invalidated by operating the operation switch, or the power is shut off.
該本体の上板の下方に設置され、上板を介して電磁エネルギー又は熱エネルギーを供給する3つの加熱手段と、
該加熱手段の加熱量や加熱時間等の調理条件を制御する制御手段と、
該制御手段に入力する入力手段と、
該入力手段から入力された前記3つの加熱手段の調理条件を前記本体の上方から視認できるように表示する表示手段と、
を備え、
前記3つの加熱手段は、前記本体の左右方向に所定の空間を置いて配置された左加熱源および右加熱源と、該左加熱源と該右加熱源とによって挟まれた範囲で前記本体の後面寄りに設置された中央加熱源とから構成され、
前記表示手段は、前記本体の前面寄りに設置され、前記左加熱源の最も前面に近い位置と前記右加熱源の最も前面に近い位置とを結ぶ直線を跨ぐことを特徴とする加熱調理器。 A main body with an upper plate on which an object to be heated is placed;
Three heating means installed below the upper plate of the main body and supplying electromagnetic energy or heat energy via the upper plate;
Control means for controlling cooking conditions such as the heating amount and heating time of the heating means;
Input means for inputting to the control means;
Display means for displaying the cooking conditions of the three heating means input from the input means so as to be visible from above the main body;
With
The three heating means include a left heating source and a right heating source arranged with a predetermined space in the left-right direction of the main body, and a range sandwiched between the left heating source and the right heating source. Consists of a central heating source installed near the rear,
The cooking device according to claim 1, wherein the display means is installed near the front surface of the main body and straddles a straight line connecting a position closest to the front surface of the left heating source and a position closest to the front surface of the right heating source.
前記表示手段は、平面視において外形形状が正方形または長方形の液晶表示基板を備えていることを特徴とする請求項8記載の加熱調理器。 Each of the three heating means is either an induction heating source or a radiant electric heat source having a circular outer shape,
The cooking device according to claim 8, wherein the display means includes a liquid crystal display substrate having a square or rectangular outer shape in plan view.
前記表示手段と前記中央熱手段とが最も接近している位置同士の距離(SC)よりも、小さい(SA≒SB<SC)か、同等(SA≒SB≒SC)であることを特徴とする請求項8記載の加熱調理器。 The distance (SA) between the positions at which the display means and the right heating means are closest to each other is equal to the distance (SB) between the positions at which the display means and the left heating means are closest to each other. (SA≈SB),
It is characterized in that it is smaller (SA≈SB <SC) or equivalent (SA≈SB≈SC) than the distance (SC) between the positions where the display means and the central heating means are closest to each other. The cooking device according to claim 8.
前記表示手段を冷却した後の冷却風が、前記左右加熱手段および前記右加熱手段の周囲を冷却し、更に前記中央加熱源の周囲を冷却して前記本体の外部へ導かれるための冷却風路と、
が連続して前記本体の内部に形成されていることを特徴とする請求項8記載の加熱調理器。 A cooling air passage around the display means for forcibly cooling the display means from the front;
Cooling air flow for cooling the display means to cool the surroundings of the left and right heating means and the right heating means, and further to cool the surroundings of the central heating source to be guided to the outside of the main body When,
The cooking device according to claim 8, wherein is continuously formed inside the main body.
前記操作スイッチの操作により、前記入力キー部分からの前記制御手段に対する入力指令が禁止または無効にされること、若しくは電源が遮断されることを特徴とする請求項8記載の加熱調理器。 The input means includes an input key portion provided on the upper surface of the main body, and an operation switch installed on a side surface other than the upper surface of the main body.
9. The cooking device according to claim 8, wherein an input command to the control means from the input key portion is prohibited or invalidated by operating the operation switch, or the power is shut off.
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