JP2008267322A - 流体フィルタのドレン構造 - Google Patents

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Yoshihiko Sugiura
佳彦 杉浦
Toshihiro Takahara
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Abstract

【課題】流体を排出するために必要なスペースを小さくし、専用の工具を使用することなく排出し、流体フィルタの互換性を備え、エレメント交換時のシール部材の装着忘れを防止する流体フィルタのドレン構造を提供することを課題とする。
【解決手段】本流体フィルタのドレン構造は、オイルフィルタに流出入する流体の流入路及び流出路を有するブラケット11と、前記ブラケット11の流入路12aから分岐して設けられた、前記オイルフィルタ内の流体を排出するためのドレン口21と、前記流入路12aから前記ドレン口21に分岐する分岐路14に取付けられ、流路を切り替えて前記流体フィルタから前記ドレン口への通流を可能とするドレンコック31とを備えることを特徴とする。このような流体フィルタのドレン構造は、流路切替部材を操作するだけでドレン口から流体フィルタ内のオイルを排出することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両その他の内燃機関を潤滑するオイル等の流体を排出する流体フィルタのドレン構造に関するものである。
従来より、車両等の内燃機関のエンジン内を潤滑するためにエンジンオイルが使用されている。エンジンオイルはオイルパンに貯留され、オイルポンプを使用してエンジンに送られ、その内部を潤滑した後オイルパンに戻される。この種のオイルは使用中に異物、摩耗粉、カーボン等の不純物が混入するため、オイルフィルタに送られて不純物の濾過が行なわれている。
その一方、長期間の使用によりオイル内には徐々に不純物が蓄積し、オイルの劣化も生じてくるので、定期的に又は一定の走行距離毎にオイル交換が行なわれている。また、オイルフィルタについても長期間の使用によりろ材が目詰まりしてくるので、定期的に又は一定の走行距離毎に内部のオイルエレメントを交換することが行なわれている。
ここで、オイル交換やオイルフィルタのエレメント交換のためにオイルを排出するドレン構造について各種技術が開示されており、例えば、オイルパンの底部に取り付けられ、車両に普遍的に適用でき、プラグの取り外しの必要がない常閉弁内蔵型プラグが記載されている(特許文献1を参照。)。また、特表2003−509201公報には、オイルフィルタの内部でオイルを排出できる機構が記載されている(特許文献2を参照。)。
特開平11−294135号公報 特表2003−509201号公報
しかし、特許文献2等のオイルパンにドレン構造を設けたものは、ドレンプラグがオイルパンから外部に突出するため、この部分に大きなスペースを確保することが必要となる。また、車両の下面に飛び出すため、路面上の障害物との接触の問題がある。更に、オイル抜きの際には常閉弁内蔵型プラグに専用の治具を用いる必要がある。
これに対して、特許文献1に記載のオイルフィルタは、内部にドレン機構が設けられているため、上述した不具合を生じない。しかし、このオイルフィルタは内部にドレン機構を備えた専用の構造となっているため、従来品との互換性がない。また、ドレン機構が内部にあるため、エレメント交換時にここに取着されるシール部材の装着忘れが生じてもそれを外部から確認できないことから、その状態で使用される恐れがあり、その場合は、オイルのシール不良が発生し、走行中の油量不足、油圧不足を招くことになる。
そこで、本発明は、流体を排出するために必要なスペースを小さくすることができ、専用の工具を使用することなく排出でき、流体フィルタの互換性を備え、エレメント交換時のシール部材の装着忘れを生ずることのない流体フィルタのドレン構造の提供を課題とするものである。
本発明は、以下の通りである。
1.キャップ及び該キャップ内に挿着されるフィルタエレメントを備え、且つ流体の流入口及び流出口を具備する流体フィルタと、該流入口及び該流出口に各々接続される流入路及び流出路、該流入路に設けられる分岐路、並びに該分岐路に接続される分岐流路に設けられるドレン口を具備する流体フィルタ装着部材と、前記分岐路に取付けられ、且つ流路を切り替えて前記流体フィルタから該ドレン口への流通の開閉を可能とする前記流路切替部材と、を備えることを特徴とする流体フィルタのドレン構造。
2.前記流路切替部材は、三方に分岐するいずれか1の流路内に嵌入された円管部と、分岐する他の二方の流路に対応して前記円管部の周壁に貫設され、該二方の流路のいずれか一方又は双方に連通する1又は複数の連通孔と、外部から前記円管部をその管軸を中心に回動操作可能な操作部と、を具備する上記1.記載の流体フィルタのドレン構造。
3.前記流路の内壁と前記流路切替部材の円管部の周壁との間に、流体の洩れを防止するシール部材が設けられる上記2.記載の流体フィルタのドレン構造。
4.前記流路切替部材の円管部を所定の回動位置で保持する回動位置保持部を更に備える上記2.又は上記3.に記載の流体フィルタのドレン構造。
5.前記回動位置保持部は、流体フィルタ装着部材及び流路切替部材のいずれか一方に、回動と直交する方向に係合突起が突設され、
前記流体フィルタ装着部材及び流路切替部材のいずれか他方に、前記係合突起と解除可能に係合する係合凹部が設けられてなる上記4.記載の流体フィルタのドレン構造。
6.前記流路切替部材は、その円管部の先端部に付勢部材が配設され、前記付勢部材の付勢力に抗して前記円管部の管軸方向に往復動自在に流体フィルタ装着部材に取付けられており、
前記係合突起と係合凹部とは、前記流路切替部材の往復動によって係合又は解除する上記5.記載の流体フィルタのドレン構造。
7.前記流体フィルタ装着部材は、該流路切替部材の一定以上の回動を阻止するストッパが設けられている上記2.乃至上記6.のいずれかに記載の流体フィルタのドレン構造。
8.前記流路切替部材は、流体フィルタ装着部材に着脱自在に取付けられる上記1.乃至上記7.のいずれかに記載の流体フィルタのドレン構造。
9.前記流体フィルタ装着部材は、流路切替部材の取付部が円管状に形成されているとともに、前記円管状の取付部の外周壁に沿って外方に突出する被係合突起が設けられ、
前記流路切替部材は、その操作部に、前記流体フィルタ装着部材の被係合突起と係合して該流体フィルタ装着部材からの抜脱を防止する抜脱防止突部が設けられる上記1.乃至上記8.のいずれかに記載の流体フィルタのドレン構造。
10.前記流路切替部材は、その操作部を回動して抜脱防止突部を流体フィルタ装着部材の被係合突起が設けられていない位置に移動することにより該流体フィルタ装着部材から設けられる上記9.記載の流体フィルタのドレン構造。
本発明の流体フィルタのドレン構造によれば、流体フィルタ内の流体を排出するためのドレン口が、流体フィルタに流出入する流体の流入路及び流出路を有する流体フィルタ装着部材に設けられており、そのドレン口は前記流体フィルタ装着部材の流入路から分岐して設けられるとともに、分岐路に流路を切り替える流路切替部材を設けて流体フィルタから前記ドレン口への通流を可能としているから、専用の工具、治具を用いることなく流路切替部材を手で操作するだけでドレン口から流体フィルタ内のオイルを排出することができる。更に、ドレン構造は流体フィルタ内ではなく流体フィルタ装着部材に設けているので、流体フィルタの互換性を有する。そして、流体フィルタ内のエレメント交換時にシール部材の装着を忘れたとしても、それによる流路切替部材等からの流体の洩れを外部から視認できるので、シール部材の装着忘れによるシール不良の発生や走行中の油量不足、油圧不足を招くことがない。
また、前記流路が、断面円形状に形成され、前記流路切替部材が、円管部の周壁に、流路に連通する連通孔を備え、前記円管部の管軸を中心に回動操作可能な操作部を備える場合は、簡易な構成で安価かつ確実に流路の切り替えを行なうことができる。
更に、前記流路の内壁と前記流路切替部材の円管部の周壁との間に、シール部材が取り付けられた場合は、流体の洩れを防いで流体量、流体圧が不足するのを未然に防止できる。
また、前記流路切替部材の円管部を所定の回動位置で保持する回動位置保持部を備える場合は、車両の走行中等において、振動などによって流路切替部材の回動位置が移動し、流路が狭くなって流体の流れが阻害されたり、流路が変更されたりしてしまうのを防止することができる。
更に、前記回動位置保持部が、流体フィルタ装着部材及び流路切替部材のいずれか一方に係合突起を、いずれか他方に前記係合突起と解除可能に係合する係合凹部が設けられてなる場合は、簡易な構成で安価に流路切替部材を所定の回動位置に保持できる。
また、前記流路切替部材が付勢部材を介して流体フィルタ装着部材に往復動自在に取付けられており、前記係合突起と係合凹部とは、前記流路切替部材の往復動によって係合又は解除するものである場合は、単に流路切替部材を操作部において押し上げるのみで係合突起と係合凹部との係合を解除でき、押し上げを停止すれば係合可能となるので、簡単な操作で流路切替部材による流路の切り替えを行なうことができる。
更に、前記流体フィルタ装着部材に流路切替部材の一定以上の回動を阻止するストッパが設けられた場合は、流路切替部材を確実に所定範囲内で回動させることができる。
また、前記流路切替部材が、流体フィルタ装着部材に着脱自在に取り付けられた場合は、流体フィルタ装着部材から流路切替部材を取り外してこれに取り付けられているシール部材等を交換することができる。
更に、前記流体フィルタ装着部材の取付部に、外方に突出する被係合突起が設けられ、前記流路切替部材の操作部に、前記流体フィルタ装着部材の被係合突起と係合する抜脱防止突部が設けられた場合は、流路切替部材が流体フィルタ装着部材から抜脱するのを防止できる。
また、前記流路切替部材の操作部を回動して抜脱防止突部を流体フィルタ装着部材の被係合突起が設けられていない位置に移動することにより該流体フィルタ装着部材から取り外される場合は、流路切替部材の回動操作によって流体フィルタ装着部材からの取り外しが可能となるから、不用意に流路切替部材が抜脱するのを防止できる。
本発明の実施形態に係る流体フィルタのドレン構造は、流体を排出する構造に係るものであり、流体フィルタ装着部材の流路に設けられ、流体フィルタ、流体フィルタ装着部材及び流路切替部材を備えている。ここで、前記「流体」は、車両のエンジン内を潤滑するオイルなど各種装置に使用される液体を挙げることができる。
上記「流体フィルタ装着部材」は、流体フィルタを装着し、この流体フィルタに接続される流路を備え、車両のエンジンルームその他の所定箇所に取着されるものである限り、その形状、大きさ、材質等は特に問わない。流体フィルタ装着部材としては、例えば、車両のエンジンルームのオイル循環経路に取着され、オイルフィルタが装着されたブラケット等を挙げることができる。
ここで、上記「流体フィルタ」は、流体中に混入する異物、摩耗粉、カーボン等の不純物を濾過して除去するものであり、例えば、オイルフィルタを挙げることができる。また、流体フィルタを構成するキャップ及び挿着されるフィルタエレメントの形状等は特に問わない。
上記「ドレン口」は、流体フィルタ装着部材に設けられ、流体フィルタ内の流体、流路内の流体を排出するものであり、流体フィルタ装着部材への流入路に設けられている。流入路に設けたのは、流体フィルタ内の流体フィルタを排出する際、流入側から流体が流体フィルタに流入するのを防止するためである。ドレン口は、その形状、大きさ、材質等は問わないが、排出のためのホース、管を接続できるのが望ましい。更に、ドレン口の設置形態は、流入路の延長側に設ける形態、流入路に直交して開口が下方に臨む形態、流入路に直交して開口が側方に臨む形態等、各種任意の形態を取り得ることができる。
上記「流路切替部材」は、流入路からドレン口に分岐する分岐路に取り付けられ、流路を切り替えて流体フィルタからドレン口への通流を可能とするものである限り、その形状、大きさ、材質、構造は問わないが、工具、治具を使用せず、コックを手で回すなどして簡単に操作できるものが望ましく、例えば、ドレンコック、その他の切替弁体などを用いることができる。但し、工具、治具等を使用して切り替えるものであってもよい。流路の切替えは、一般には、三方に分岐する流路のうち任意に選択していずれか2つの流路間を連通するように行われるが、同時に三方全てに連通する状態を加えてそれらからいずれかの連通状態を選択するものとしてもよい。
尚、上記「流路」は、断面円形状、四角形状、楕円形状等任意に選択し得るが、一般には円形状とするのが望ましい。
更に、前記「流路切替部材」は、いずれか1の流路内に嵌入された円管部と、その円管部の周壁に貫設された連通孔と、外部から前記円管部の回動を操作できる操作部とを備えたものとすることができる。前記連通孔の個数は問わないが、一般には1個又は2個設けられる。また、連通孔の形状は円形、半円形、四角形等任意に形成できる。前記操作部は円形状、三角形状等の摘み、コック等で形成することができ、手で把持して操作できるのが望ましい。
前記流路の内壁と前記ドレンコックの円管部の周壁との間には、流体の洩れを防止するシール部材を取り付けるのが望ましい。前記「シール部材」は流体の洩れを防止するものである限り、その形状、大きさ、材質等は問わず、例えば、Oリング及びシールテープ等を用いることができる。
前記「流路切替部材」は、円管部を所定の回動位置で保持する回動位置保持部を備えているのが望ましい。前記「回動位置保持部」は、円管部を所定の回動位置で保持するものである限り、その形状、大きさ、材質等は問わない。前記回動位置保持部は、例えば、流体フィルタ装着部材及び流路切替部材のいずれか一方に係合突起を設け、いずれか他方に前記係合突起と解除可能に係合する係合凹部を設けたものとすることができる。
前記「流路切替部材」は、その円管部の先端部に付勢部材が配設され、前記係合突起と係合凹部とは、前記付勢部材の付勢力に抗して前記流路切替部材が往復動することによって係合又は解除する構成としてもよい。ここで、前記「付勢部材」は、その付勢力に抗して前記流路切替部材が往復動するものである限り、その形状、大きさ及び材質等は問わず、例えば、コイルスプリング、板ばね等を用いることができる。
また、前記「流体フィルタ装着部材」は、流路切替部材が一定以上回動するのを阻止するストッパが設けられているのが望ましい。
そして、前記「流体フィルタ装着部材」は、被係合突起を備え、前記「流路切替部材」は、前記被係合突起と係合して該ブラケットからの抜脱を防止する抜脱防止突部が設けられているのが望ましい。前記「被係合突起」は、任意に形成し得るが、例えば、流路切替部材に円管状の取付部を形成し、この外周壁に沿って外方に突出させて形成することができる。
加えて、前記「流路切替部材」は、その操作部を回動して前記抜脱防止突部を流体フィルタ装着部材の被係合突起が設けられていない位置に移動することにより該流体フィルタ装着部材から取外しできることが望ましい。不用意に流路切替部材が抜脱するのを防止できる一方、前記流路切替部材を取り外してシール部材の交換等を行なうことができるからである。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。尚、本実施例では、流体としてオイルを、流体フィルタとしてオイルフィルタを、流体フィルタ装着部材としてブラケットを、流路切替部材としてドレンコックを用いたものを示す。
(実施例1)
図1及び図2において、流体フィルタとしてのドレン構造1は、エンジンルームの所定箇所に配設され、オイルフィルタ2と、流体フィルタ装着部材としてのブラケット11と、前記オイルフィルタ2内のオイルを排出するためのドレン口21と、前記ブラケット11に着脱自在に取付けられた流路切替部材としてのドレンコック31とを備えている。前記オイルフィルタ2は、図2に示すように、略円筒状のブラケット11の上部にキャップ4が着脱自在に取付けられており、内部にオイル中の異物等の不純物を除去するフィルタエレメント5が着脱自在に収納されている。図示しないオイルポンプによって送られてきたオイルはブラケット11に設けられた流入路を通ってオイルフィルタ2内に流入し、外周側を上昇しつつフィルタエレメント5を通過する間に不純物が除去された後、中央の筒体の内部を下降し、ブラケット11に設けられた流出路に送り込まれるようになっている。
オイルフィルタ2を備えた前記ブラケット11はエンジンルームの所定箇所に取付けるための取着部が設けられているとともに、オイルポンプを介して図示しないオイルパンから送られてきたオイルをオイルフィルタ2に導く流入路12、及びオイルフィルタ2から流出したオイルをオイルパンに還流するための流出路13が設けられている。なお、本実施例において、流入路12と流出路13とは平行に配置されているが、これに限定されるものではない。図1において、オイルは右方向から流入路12内に送られてきた後、オイルフィルタ2に向けて上昇し、オイルフィルタ2内を通過してから下降し、流出路13内を右方向に流れ、オイルパン側に送出される。ブラケット11はこのような構造であるから、一般に鋳造によって製造される。
また、図3に示すようにブラケット11は流入路12において、オイルが略水平方向からオイルフィルタ2に向けて上昇に転じる部分にドレン口21が設けられており、この部分は略水平方向の流入路12aと垂直方向の流入路12bとドレン口21との3方向に分岐する分岐路14を形成している。本実施例では、ドレン構造1は流入路12側の分岐路14に形成されたものを示す。ここで、流入路12及び流出路13は断面が円形状に形成されている。
前記ドレンコック31は、図3及び図6に示すように、流入路12からドレン口21側に分岐する分岐路14に着脱自在に取付けられ、垂直方向の流入路12b内に嵌入された円管部32と、外部から円管部32をその管軸を中心に回動操作可能な操作部33とを一体に備えている。更に、円管部32の周壁32aにおいて略水平方向の流入路12a及びドレン口21に対応する位置には1個の貫通する円形状の連通孔34が設けられており、ドレンコック31の操作部33を操作して流路を切り替えることにより前記略水平方向の流入路12a及びドレン口21のいずれにも対応して選択的にオイルを通流させることができるようになっている。即ち、操作部33を操作して円管部32を管軸を中心に回動することにより、略水平方向の流入路12aと垂直方向の流入路12bとが連通する状態と、前記流入路12bとドレン口21とが連通する状態とに流路を切り替えられるようになっており、ドレンコック31は流路を切り替える弁体として機能する。
前記円管部32の外径は垂直方向の流入路12bの内径と略同一に形成され、流入路12b内を周方向に摺動可能なものとなっている。前記操作部33は円柱状に形成されているとともに、底面に円盤状の鍔部35が一体に設けられている。したがって、鍔部35を把持して操作部33を回動操作することにより、円管部32を所定の回動位置に移動することができる。鍔部35の上面の周端部の180度離間する2箇所には略逆L字状の断面を有する鈎状の段部からなる一対の抜脱防止突部36,36が対向して設けられている。この鈎状の段部の内部側には後述するブラケット11の被係合突起16が挿入され、係合することにより、ブラケット11からドレンコック31が抜脱するのを防止している。更に、抜脱防止突部36の水平方向の張出部の下面中央位置には断面形状がコの字状の係合凹部37が形成されている。この係合凹部37には後述するブラケット11の係合突起17が係合し、これにより、ドレンコック31の円管部32はブラケット11の流入路12bに対して所定の回動位置に保持されるようになっている。
ブラケット11の流入路12bの内壁とドレンコック31の円管部32の上端との間には付勢部材としてのコイルスプリング41が配設されている。これにより、ドレンコック31の円管部32をコイルスプリング41の付勢力に抗して流入路12b内で管軸方向即ち図3の垂直方向に往復動させることができる。
また、ドレンコック31の外周壁の上下2箇所にはブラケット11の流路の内壁との間におけるオイル洩れを防止するためのシール部材としてのOリング42が取り付けられている。尚、Oリング42の取付位置は上下2箇所に限られるものではない。
更に、ここでは連通孔34の両側において管軸方向をシールする2本の棒状の軸シール部43が、上下のOリング42を連結するように形成されている。
一方、前記ブラケット11は、図3及び図5に示すように、ドレンコック31が下方から取り付けられる取付部15が円管状に形成されて下方に突出しているとともに、円管状の取付部15の底部の180度離間した2箇所には下方に垂下した後、水平方向に折曲して互いに反対向きに延出する被係合突起16が一体に設けられている。この被係合突起16は、ドレンコック31の操作部33が回動されることにより、ドレンコック31の抜脱防止突部36内に水平方向から挿入される。
ここで、ブラケット11の被係合突起16は矩形板状に形成され、その高さはドレンコック31の鍔部35と抜脱防止突部36との隙間より小さく形成されており、ドレンコック31はブラケット11に対してその高さの差分だけ図3の垂直方向に上下動できるようになっている。ドレンコック31はコイルスプリング41の伸張方向の付勢力によって下方に押圧されているので、通常は、図3に示すように、ドレンコック31の抜脱防止突部36とブラケット11の被係合突起16とは当接状態にある。
更に、図5に示すように、前記ブラケット11の被係合突起16の上面中央には四角柱状の係合突起17が突設されており、この係合突起17は、通常はコイルスプリング41の付勢力によりブラケット11の抜脱防止突部36に形成された係合凹部37と係合状態にある。これにより、ドレンコック31の円管部32は、前述のように、ブラケット11の流入路12bに対して所定の回動位置に保持され、円管部32に設けられた連通孔34は一定向きに維持される。これによって維持された状態を図3、図4及び図7に示す。
このように、これらブラケット11の被係合突起16とドレンコック31の抜脱防止突部36との係合により、ドレンコック31はブラケット11からの抜脱が防止される。尚、ドレンコック31の操作部33を操作して抜脱防止突部36を所定角度周方向に回動すれば、ブラケット11の被係合突起16との係合が解除されるので、ブラケット11からドレンコック31を取り外すことができ、Oリング42及び軸シール部43の交換作業等を行なうことができる。
次に、このように構成されたドレン構造1において、ドレンコック31を回動して分岐路14における流路を切り替える方法を説明する。
走行中においては、ドレンコック31の連通孔34は、図3(a)に示すように、略水平方向の流入路12aと連通する状態に配置されており、流入路12a内に送られてきたオイルは分岐路14において上方向に向きを変え、垂直方向の流入路12bからオイルフィルタ2に向けて流れる。このとき、ドレン口21はドレンコック31の円管部32の周壁32aによって閉塞され、流入路12a内に送られてきたオイルがドレン口21に流入するのが阻止される。
今、この状態から、オイルフィルタ2内のオイルを排出するため、図3(b)に示すように、ドレン口21側に流れるよう流路を切り替えるには、ドレンコック31の操作部33をコイルスプリング41の付勢力に抗して押し上げつつ円管部32の管軸を中心に回動する。操作部33を押し上げるのはブラケット11の係合突起17とドレンコック31の係合凹部37との係合を解除して、ドレンコック31の回動を可能ならしめるためである。このドレンコック31を180度回動すると、ブラケット11の係合突起17とドレンコック31の係合凹部37とは互いに反対側に位置変更した状態で再度係合可能となるので、ドレンコック31の押し上げを停止し、両者を係合させる。このとき、操作部33を把持する手の感触で両者の係合状態を知ることができる。これにより、ドレンコック31の連通孔34は連通向きが180度反転し、垂直方向の流入路12bとドレン口21とが連通することとなる。その結果、オイルフィルタ2内のオイルをドレン口21から排出することが可能となる。一方、流入路12aと流入路12bとはドレンコック31の周壁32aによって流路を遮断され、流入路12a内のオイルの流れは停止する。
次に、本実施例1のドレン構造1の作用を説明する。
オイルを排出するためのドレン口21はブラケット11に配設された流路にこれから分岐して設けられているので、オイルパンのドレンプラグのように外部に大きく突出しない。このため、ドレン構造の占めるスペースは小さくなる。
また、ブラケット11の流路にドレン構造1を設けているので、オイルフィルタ2には何らドレンのための機構を設ける必要がない。その結果、オイルフィルタの互換性が得られる。
更に、操作部33の鍔部35を手で回動操作することによりドレンコック31による流路の切替えを簡単に行なうことができるので、ドレンプラグ等を外すための専用工具は不要となる。このため、オイル排出のための作業性が向上する。
そして、オイル排出時に、ブラケット11からドレンコック31を取り外すことなく流路を切り替え、ドレン口21からオイルを排出できるので、従来のように、脱着操作中にシール部材を付け忘れることがない。その結果、シール部材の付け忘れによるシール性の低下を未然に防止できる。
加えて、オイル排出時は、ドレンコック31によって水平方向の流入路12a内のオイルが封止されるので、短時間でオイルフィルタ2内のオイルをドレン口21から排出することができる。
(実施例2)
次に、実施例2のドレン構造51を図8乃至図11に基づいて説明する。なお、実施例2において、上記実施例1と同様の構成部位には同じ符号を付して詳説を省略する。
実施例2のドレン構造51は実施例1のドレン構造1と比較して、基本的には、ブラケット11において、外方に突出する被係合突起18が外部に突出する円管状の取付部15の外周壁に沿って略全周に至って設けられているとともにドレンコック31の一定以上の回動を阻止するストッパが形成され、ドレンコック31において、連通孔34は円管部32に2個設けられており、流路の切替えはドレンコック31の操作部33を90度回動して行なう点において相違する。本実施例2においては、これらの相違点を中心に説明する。
ドレン構造51のブラケット11は、図8に示すように、ドレンコック31が下方から取付けられる取付部15が円管状に形成されて下方に突出している。そして、その円管状の取付部15の底面の周縁には中心角が約90度の範囲で外周壁に沿って水平方向に突出する一対の被係合突起18、18が対向して設けられている。この一対の被係合突起18,18は上方から見て中心角が約90度の円弧状をなすとともに、その円弧の両端部には被係合突起18の上面に垂直壁19aを有するストッパ19が立設されている。このストッパ19はドレンコック31の一定以上の回動を阻止するものである。
更に、被係合突起18において左側のストッパ19の近傍には四角柱状の係合突起20が半径方向に突設されており、その突出高さはストッパ19より小さく形成されている。この係合突起20は後述するドレンコック31の係合凹部39内に周方向から挿入されて係合し、ドレンコック31の円管部32を所定の回動位置に保持する。ここで、ドレンコック31の係合凹部39がブラケット11の係合突起20と係合したときは、水平方向の流入路12aと垂直方向の流入路12bとが連通し、走行中のオイル循環状態に維持される。尚、係合突起20は被係合突起18における右側のストッパ19の近傍には設けられていない。これは、ドレンコック31の係合凹部39がこの位置に達したときは、オイルがドレン口21から排出される状態にあるが、オイル排出時には格別一定の回動位置に保持する必要がないからである。尚、右側のストッパ19の近傍にも係合突起20を設けても差し支えない。
尚、本実施例2において流入路12a、流出路13b及びドレン口21の各端部が分岐路14内に臨む開口は、図11に示すように、ドレンコック31の円管部32に設けられた連通孔34の形状に対応して半円形状に形成されている。
一方、ドレン構造51のドレンコック31は、図9に示すように、鍔部35の上面の周端部の180度離間する2箇所に平板を鈎状に折曲した形状をなす一対の抜脱防止突部38,38が対向して設けられている。前記抜脱防止突部38はより詳細には、鍔部35の周縁部から平板が上方に立設した後、円管部32に向けて水平方向に折曲し、更にその先端部が下方に折曲してフランジ38aが形成された形状となっている。この抜脱防止突部38のフランジ38aの下端面はコイルスプリング41の付勢力によってドレンコック31が下方に押し下げられることによりブラケット11の被係合突起18の上面と当接し、ドレンコック31がそれ以上、下方に移動するのを阻止している。これにより、ドレンコック31の抜脱防止突部38がブラケット11の被係合突起18の両端部のストッパ19間に位置する限り、ドレンコック31がブラケット11から抜脱することはない。
尚、ドレンコック31の操作部33を押し上げつつ回動操作することにより、ドレンコック31の抜脱防止突部38がストッパ19を乗り越え、ブラケット11の被係合突起18との係合が解除されるので、それにより、ブラケット11からドレンコック31を取り外すことができ、Oリング42及び軸シール部43の交換作業等を行なうことができる。
更に、抜脱防止突部38のフランジ38aの下面中央位置には、図9に示すように、断面形状がコの字状の係合凹部39が形成されている。この係合凹部39には、前述のように、ブラケット11の係合突起20が係合し、ドレンコック31の円管部32はブラケット11の流入路12bに対して所定の回動位置に保持される。一方、ドレンコック31の操作部33を押し上げれば、ブラケット11の係合突起20とドレンコック31の係合凹部39との係合が解除され、所定の回動位置の保持が解かれるので、ドレンコックの回動が可能となり、流路の切替えを行なうことができる。
また、ドレンコック31の円管部32の周壁32aには、流入路12a及びドレン口21に対応してこれらと連通する連通孔34a及び連通孔34bが周方向に90度離間した位置に隣接してそれぞれ1個設けられている。尚、連通孔34a及び連通孔34bは隣接する近い位置に設けられているので、連通孔同士が連結しないよう半円形状に形成されている。
加えて、ドレンコック31の円管部32の周壁32aには、上下2箇所にOリング42が取り付けられ、更に連通孔34a及び連通孔34bの両側において管軸方向をシールする2本の棒状の軸シール材部43が上下のOリング42を連結するように形成されている。
このように構成された実施例2のドレン構造51は、ブラケット11の被係合突起18の両端部にストッパ19が設けられているので、ドレンコック31がブラケット11から脱落しにくく、また、ドレンコック31を回動して流路を切り替える際、ストッパ19の垂直壁19aを案内として、ブラケット11の係合突起20とドレンコック31の係合凹部39との係合を円滑に行なうことができる。
また、ドレンコック31の円管部32の周壁32aには2個の連通孔が設けられており、ドレンコック31を90度回動するだけで流路を切り替えることができる。尚、図10は、ドレンコック31の抜脱防止突部38及び係合凹部39はブラケット11の被係合突起18の左側端部に位置した状態を示し、この状態においては、連通孔34aは流入路12aに臨み、連通孔34bは円管部32の周壁32aによって閉塞されるため、流入路12aと流入路12bとが連通し、走行中、オイルが循環されることとなる。一方、図11は、ドレンコック31の抜脱防止突部38及び係合凹部39はブラケット11の被係合突起18の右側端部に位置した状態を示し、この状態においては、連通孔34aは円管部32の周壁32aによって閉塞され、連通孔34bはドレン口21に臨み、流入路12bとドレン口21とが連通し、オイルフィルタ2内のオイルがドレン口21から排出されることとなる。
(その他)
ところで、上記各実施例において、ドレンコック31の操作部33における操作部分は円盤状の鍔部35によって形成されているが、これに限られるものではなく、例えば、三角形状、四角形状の鍔部で形成してもよい。また、ドレンコック31の回動位置を目視で確認し易くするために、操作部33に矢印を表示し、ブラケット11の取付部15側に目盛を付してもよい。
また、ドレンコック31は、流入路12aと流入路12bとの連通状態及び流入路12bとドレン口21との連通状態のいずれかに流路を切り替える2モード切替となっているが、これら2モードに加え、流入路12a、流入路12b及びドレン口21の全てが連通する状態を加えた3モード切替とすることもできる。
更に、ドレン構造は、ブラケット11の流入路12側に設けているが、この箇所に限られるものではなく、流出路13側などに設けることもできる。
本発明の実施例1のドレン構造が設けられたブラケットを示す斜視図である。 図1のオイルフィルタ内のオイルの流れを示す説明図である。 図1のドレン構造を示す断面図であり、(a)は略水平方向の流入路から垂直方向の流入路に流れる状態を示し、(b)は垂直方向の流入路からドレン口に流れる状態を示す。 図3(a)のA−A切断線による断面図である。 図3のドレン構造におけるブラケットを示す斜視図である。 図3のドレン構造におけるドレンコックの斜視図である。 図5のブラケットに図6のドレンコックを組み付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施例2のドレン構造におけるブラケットを示す斜視図である。 本発明の実施例2のドレン構造におけるドレンコックを示す斜視図である。 図8のブラケットに図9のドレンコックを組み付けた状態を流入路側から見た斜視図である。 本発明の実施例2において垂直方向からドレン口に流れる流路に切り替えられた状態を示す斜視図である。
符号の説明
1,51;ドレン構造、2;オイルフィルタ、11;ブラケット、12、12a、12b;流入路、14;分岐路、15;取付部、16,18;被係合突起、17,20;係合突起、19;ストッパ、21;ドレン口、31;ドレンコック、32;円管部、32a;周壁、33;操作部、34、34a、34b;連通孔、35;鍔部、36、38;抜脱防止突部、37,39;係合凹部、41;コイルスプリング、42;Oリング、43;シール部材、5;フィルタエレメント。

Claims (10)

  1. キャップ及び該キャップ内に挿着されるフィルタエレメントを備え、且つ流体の流入口及び流出口を具備する流体フィルタと、
    該流入口及び該流出口に各々接続される流入路及び流出路、該流入路に設けられる分岐路、並びに該分岐路に接続される分岐流路に設けられるドレン口を具備する流体フィルタ装着部材と、
    前記分岐路に取付けられ、且つ流路を切り替えて前記流体フィルタから該ドレン口への流通の開閉を可能とする前記流路切替部材と、を備えることを特徴とする流体フィルタのドレン構造。
  2. 前記流路切替部材は、三方に分岐するいずれか1の流路内に嵌入された円管部と、分岐する他の二方の流路に対応して前記円管部の周壁に貫設され、該二方の流路のいずれか一方又は双方に連通する1又は複数の連通孔と、外部から前記円管部をその管軸を中心に回動操作可能な操作部と、を具備する請求項1記載の流体フィルタのドレン構造。
  3. 前記流路の内壁と前記流路切替部材の円管部の周壁との間に、流体の洩れを防止するシール部材が設けられる請求項2記載の流体フィルタのドレン構造。
  4. 前記流路切替部材の円管部を所定の回動位置で保持する回動位置保持部を更に備える請求項2又は3に記載の流体フィルタのドレン構造。
  5. 前記回動位置保持部は、流体フィルタ装着部材及び流路切替部材のいずれか一方に、回動と直交する方向に係合突起が突設され、
    前記流体フィルタ装着部材及び流路切替部材のいずれか他方に、前記係合突起と解除可能に係合する係合凹部が設けられてなる請求項4記載の流体フィルタのドレン構造。
  6. 前記流路切替部材は、その円管部の先端部に付勢部材が配設され、前記付勢部材の付勢力に抗して前記円管部の管軸方向に往復動自在に流体フィルタ装着部材に取付けられており、
    前記係合突起と係合凹部とは、前記流路切替部材の往復動によって係合又は解除する請求項5記載の流体フィルタのドレン構造。
  7. 前記流体フィルタ装着部材は、該流路切替部材の一定以上の回動を阻止するストッパが設けられている請求項2乃至6のいずれか一項に記載の流体フィルタのドレン構造。
  8. 前記流路切替部材は、流体フィルタ装着部材に着脱自在に取付けられる請求項1乃至7のいずれか一項に記載の流体フィルタのドレン構造。
  9. 前記流体フィルタ装着部材は、流路切替部材の取付部が円管状に形成されているとともに、前記円管状の取付部の外周壁に沿って外方に突出する被係合突起が設けられ、
    前記流路切替部材は、その操作部に、前記流体フィルタ装着部材の被係合突起と係合して該流体フィルタ装着部材からの抜脱を防止する抜脱防止突部が設けられる請求項1乃至8のいずれか一項に記載の流体フィルタのドレン構造。
  10. 前記流路切替部材は、その操作部を回動して抜脱防止突部を流体フィルタ装着部材の被係合突起が設けられていない位置に移動することにより該流体フィルタ装着部材から設けられる請求項9記載の流体フィルタのドレン構造。
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