JP2008264751A - Mms式有害物及びpcb廃棄物密封用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】PCBあるいは環境汚染物質類及び環境ホルモン等健康に悪影響をおよぼす恐れのある有害廃棄物の揮発あるいは蒸発による二次災害及び健康被害を防止する保管及び収集・運搬方法の提供。
【解決手段】酸素透過度を押さえたナイロン系あるいはビニール系の袋3及び4、又は両方を熱着させた袋を二重にし、収納物1からのPCB他等有害廃棄物の揮発及び蒸発を防止し、保管及び収集・運搬を安全、確実に行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、廃化学物質類及びPCB廃棄物等有害廃棄物からのPCB他等の有害物質の揮発及び蒸発を防止する技術にかんするものである。
平成13年6月に成立したPCB特別措置法によりPCB廃棄物の保管について規制等が行われているが、PCB廃棄物からのPCB揮発、蒸発防止対策としてはドラム管等の容器に入れ密閉する方法しかない、PCB廃棄物をドラム管等の容器に入れ密閉するのでは容器内で発生する漏洩、漏出、揮発、蒸発等による容器、及び容器内の汚染は防止出来ない。
廃化学物質類及びPCB廃棄物等有害廃棄物の保管、収集・運搬において最も考慮すべき点は、廃化学物質類及びPCB廃棄物等有害廃棄物からの化学物質、PCB及び、有害物質類等の漏洩、漏出、揮発、蒸発の防止である。
だが現在、国の法律である廃掃法及び、PCB特措法においては明確な規準がなくドラム管等の容器に収納し保管する事が望ましいとの規定しかない、このような規定ではPCB廃棄物からのPCBの揮発及び蒸発は防止出来ないのでより安全性を高める為の方法は考慮すべき余地がある。
廃化学物質類及びPCB廃棄物等有害廃棄物質類からのPCB他等有害物質類の漏洩、漏出及び揮発、蒸発防止を保管及び収集・運搬においていかに安全、確実に行える事ができるのかという事にある。
例えば、廃化学物質類及びPCB廃棄物等有害物質類は国際条約等の批准が行われているPOPs条約指定物質類であり、特に環境汚染物質及び環境ホルモン他等が健康に害を及ぼす大きな問題があり、一般社会の関心度も非常に高くなっている現在、早急に安全性を追求した保管及び収集・運搬方法が求められている。
例えば、廃化学物質類及びPCB廃棄物等有害廃棄物の保管及び、収集・運搬を行う場合は漏洩、漏出、揮発、蒸発等の二次災害が起こらない方法を取らなければならない、又、経済的な制約も大きく事業者負担が原則であるため梱包方法もコスト面での制約を受けざるを得ない。
また、技術的な側面からいうと、保管及び収集・運搬において製品やビン及びカン類他等に使用されている保護膜や緩衝材をもうけるのみでは、万が一の場合に廃化学物質類及びPCB廃棄物等有害物質からPCB他等の漏洩、漏出あるいは揮発及び蒸発を防止出来ない。
しかし、廃化学物質類及びPCB廃棄物等有害廃棄物の保管及び収集・運搬において環境汚染物質類及び環境ホルモン類他等の問題が一般社会の意識として浸透してきている現在において、一定のコスト制約の中でいかに廃化学物質類及びPCB廃棄物質等有害廃棄物質類を効率よく梱包しPCB他等の漏洩及び漏出あるいは揮発及び蒸発の防止を安全、確実に行い保管及び収集・運搬をするのかが求められている。
そこで本発明の目的は、廃化学物質類及びPCB廃棄物等有害廃棄物類からのPCB他等の揮発及び蒸発をあるいは漏洩、漏出を防止し保管、収集・運搬に関していかに安全性及び確実性を高め二次災害防止をするかを現実的なコスト制約の中で実現可能とする点にある。
前記目的を達成して課題を解決するための本発明においては、1廃化学物質類あるいはPCB廃棄物等有害廃棄物質類からのPCB他等の揮発、蒸発あるいは漏洩及び漏出を梱包方法において防止することにある。
本発明における梱包方法は、酸素透過度を押さえたナイロン系あるいはビニール系又は両方を熱着させた袋、例えばクリロン化成のラミナエース他等を、4酸素透過度を押さえたビニール製他等の内袋、3酸素透過度を押さえたビニール製他等の外袋を両面テープあるいは接着剤等により二重にし、4酸素透過度を押さえたビニール製他等の内袋の内側面低部に強化プラスチック板、木板他等の2低板を両面テープあるいは接着剤等により接着し、3酸素透過度を押さえたビニール製他等の外袋外面に5移動用台座を両面テープあるいは接着剤により密着させ、1廃化学物質類あるいはPCB廃棄物等有害廃棄物類を2低板上に収納し4酸素透過度を押えたビニール製他の内袋と3酸素透過度を押えたビニール製他の外袋内の空気を排出させて密封用テープあるいは熱着用機器により密封し外気との遮断をおこなう、尚、5移動用台座に取り付けた6平ロープ他等により金属製他9保管用容器他等に収納、取り出しをする。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
[図1]は、本発明の1実施例の正面断面図であり、本発明による梱包方法を用いた梱包である、1PCB油入り廃機器類等有害廃棄物類を4酸素透過度を押さえたビニール製他等の内袋の内側に両面テープあるいは接着材等で密着した2低板にのせて収納し4酸素透過度を押えた内袋及び3酸素透過度を押さえたビニール製他等の外袋の袋開口部から袋内の空気を抜き密封テープあるいは熱着他等により密封する。
[図2]は、側面図であり密封作業を行った後は5移動用台座に取り付けた6平ロープ他等により金属製他9保管用容器他等に収納、取り出しをする。
[図3]は、図2の上部拡大図であり、このように梱包したものを金属製他の9保管容器他等に収納し7ビニール袋等保護用材によりビニール製袋の保護を行い8固定用材において9保管容器に両面テープあるいは接着材により密着させ9保管容器内においての収納物の傾き及びずれ等を防止する。
[図4]は、平面図であり7ビニール袋等保護用材及び8固定用材の使用方法である。
[図5]は、正面固定部拡大図であり7ビニール袋等保護用材及び8固定用材の使用方法である。
[図6]は、市販されいる製品等にて行われている包装方法として、16製品をビニール他等14破損防止フィルムで覆い破損防止を行い、13発泡粒他で保護し15梱包箱に入れている方法である。
[図7]は、市販されている電気製品等で良く見かける梱包である、16製品の各コーナ部分に発泡材、ポリエチレン製型材等で製品の保護をし15梱包箱に入れ販売している方法である。
[図8]は従来の10廃化学物質類あるいは有害廃棄物質類等の保管、収集及び運搬に一般的に行われていドラム管他等を使用するる手法である。
[図9]は、従来の10廃化学物質類あるいは有害廃棄物質類等を12ビニール製他等の袋に収納後11ドラム管他等に収納し保管、収集及び運搬を行う。
は正面図である。 は側面図である。 は側面上部拡大図である。 は平面図である。 は正面上部拡大図である。
Figure 2008264751
符号の説明
1. PCB油入り廃機器類
2. 低板
3. 酸素透過度を押さえたビニール製他等の外袋
4. 酸素透過度を押さえたビニール製他等の内袋
5. 移動用台座
6. 平ロープ他等
7. ビニール袋等保護用材
8. 固定用材
9. 保管容器
10. 廃化学物質類あるいは有害物質
11. ドラム管他等
12. ビニール製他等の袋
13. 発泡粒他
14. 破損防止フィルム
15. 梱包箱
16. 製品
17. 発泡材ポリエチレン製型材等

Claims (1)

  1. 廃化学物質類及びPCB廃棄物等有害廃棄物類の保管、収集及び運搬において廃化学物質類及びPCB廃棄物等有害廃棄物類からの有害物質類の揮発及び蒸発を防止するために酸素透過度を押さえた、ナイロン系あるいはビニール系又は両方を熱着させた袋を二重にし内袋の内面低部に強化プラスチック板又はFRP板あるいは木製板等の低板を接着材他等により密着させ内袋と外袋を両面テープあるいは接着材等により接着させ外袋外面に移動用台座を両面テープあるいは接着材により密着させ移動用板台座に移動用の平ロープ又はワイヤ他等を取り付け保管用容器等への収納及び取り出しを容易にする。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010234212A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 廃棄物処理方法及び廃棄物処理装置

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