JP2008264544A - ヘアカールデバイス - Google Patents

Abstract

【課題】先行技術の欠陥の少なくともいくつかを克服する、あるいは少なくとも実質的に改善するヘアローラーを提供する。
【解決手段】使用者の髪をカールするためのヘアローラー１００であって、ヘアローラー１００は、中心軸線の周りに延び、髪にカールを与えるための外面を有するボディ部材１１０を含む。ヘアローラー１００は、また、ボディ部材１１０の周りに巻かれた髪を固定するための、ボディ部材１１０の外面に向って移動できる第１の固定部材１６０を有する。第１の固定部材１６０は、ボディ部材１１０の回転時、髪を巻くことができるように、ボディ部材１１０の中心軸線を中心にボディ部材１１０に対して回転できる。
【選択図】図１Ａ

Description

本発明は、ヘアローラーに関し、より詳細にはヘアローラーを固定することに関する。

ヘアカールデバイスは、ある長さの髪あるいは房をカールするために用いられる。典型的なヘアカールデバイスは、カール表面を有する円筒形のローラーボディを用いる。カールさせるべきある長さの髪あるいは房は、カール面にきつく巻きつけられる。張力下に保持された巻かれた房に熱を伝えるカール面に熱を加えることによって、房に、ローラーボディからの解放時、カール面の湾曲をとらせるようになる。

ヘアカールデバイスの１つのタイプでは、ローラーボディは、髪の房がローラーボディに巻きつけられる前に、加熱される。ヘアカールデバイスの他のタイプでは、ローラーボディは、房がローラーボディに巻きつけられた後、加熱される。この場合、熱は、加熱ロッドをローラーボディに形成された軸線方向アパチャの中に挿入することによって供給されるのがよい。髪をカールデバイスに巻くとき、デバイスは、典型的には、ほどけるのを防止するために、デバイスにピンを挿入することによって固定される。

本発明の目的は、先行技術の欠陥の少なくともいくつかを克服する、あるいは少なくとも実質的に改善するヘアローラーを提供することにある。

本発明の広い側面では、使用者の髪をカールするためのヘアローラーを提供し、
ヘアローラーは、
中心軸線の周りに延び、髪にカールを与えるための外面を有するボディ部材と、
ボディ部材の周りに巻かれた髪を固定するための、ボディ部材の外面に向って移動できる第１の固定部材と、を有し、
前記第１の固定部材は、ボディ部材の回転時、髪を巻くことができるように、ボディ部材の中心軸線を中心に、ボディ部材に対して回転できる。

有利には、前記第１の固定部材は、ボディ部材に対して半径方向内方に移動できる。

好ましくは、外面は、向い合った第１の端部分と第２の端部分との間に長手方向に延びる。有利には、前記第１の固定部材は、第１の端部分からの方向から第２の端部分に向う方向に延びる。

選択的に、第１の固定部材は、第１の端部分から第２の端部分まで延びる。

好ましくは、第１の固定部材は、第２の端部分と係合できる。有利には、第１の固定部材の遠位端は、ボディの第２の端部分と係合できる端領域を含む。

選択的に、第１の固定部材の遠位端領域は、ボディの第２の端部分との係合のために、弾性的に撓む。

好ましくは、第１の固定部材の遠位端領域は、第２の端部分に形成された円周方向に延びるリブと係合できる。有利には、第１の固定部材は、第１の端部分の周りに回転できる環から延びる。

選択的に、第１の固定部材は、ボディ部材の周りに巻かれた髪を固定するために、ボディ部材の外面に向って移動できるように、ボディにヒンジで取付けられる。有利には、第１の固定部材は、ボディ部材の周りに巻かれた髪を固定するために、ボディ部材の外面に向って移動できるように、環にヒンジで取付けられる。

好ましくは、ボディ部材は、熱伝導材料で形成される。

有利には、ローラーボディの外面は、横方向に湾曲する。

好ましくは、ローラーは、ボディ部材の周りに巻かれた髪を固定するための、第２の端部分から第１の端部分に向う方向に延びる第２の固定部材を含む。有利には、第２の固定部材は、ボディの回転が第２の固定部材の同じ回転を引き起こすように、ボディと固定的に係合する。選択的に、第２の固定部材は、第２の固定部材をボディに向って弾性的に付勢するための付勢手段を含む。

好ましくは、付勢手段は、バネタイプのデバイスである。

本発明の更なる態様では、使用者の髪をカールするためのヘアローラーを提供し、
ヘアローラーは、
中心軸線の周りに延び、髪にカールを与えるための外面を有するボディ部材と、
ボディ部材の周りに巻かれた髪を固定するためのボディ部材の外面に向って移動できる第１の固定部材と、を有し、
前記第１の固定部材は、巻かれた髪を巻かれた配置に維持するように、巻かれた髪をボディ部材の外面に押しつけるように、半径方向内方に移動でき、
前記第１の固定部材は、巻きを行うようにボディ部材の独立回転を可能にしながら、使用者が第１の固定部材を、ボディ部材の周りに巻かれている髪の房に影響を与えないような位置に維持することができるように、ボディ部材の中心軸線を中心に、ボディ部材に対して回転できる。

本発明の更なる他の態様では、使用者の髪をカールするためのヘアローラーを提供し、
ヘアローラーは、
中心軸線の周りに延び、髪にカールを与えるための外面を有するボディ部材と、
ボディ部材の周りに巻かれた髪を固定するための、ボディ部材の外面に向って移動できる第１の固定部材と、
巻く前に、髪をボディ部材の外面に最初に固定するための、ボディ部材の外面に向って移動できる第２の固定部材と、を有し、
前記第１の固定部材は、巻かれた髪を巻かれた配置に維持するように、巻かれた髪をボディ部材の外面に押しつけるように、半径方向内方に移動でき、
前記第１の固定部材は、巻きを行うようにボディ部材の独立回転を可能にしながら、使用者が第１の固定部材を、ボディ部材の周りに巻かれた髪の房に影響を与えないような位置に維持するように、ボディ部材の中心軸線を中心に、ボディ部材に対して回転できる。

本発明の好ましい実施形態を、例示としてのみ、および添付図面を参照して、以下で更に詳細に説明する。

図１Ａ乃至４Ｃに示すように、本発明によるヘアローラー１００の実施形態は、ボディ部材１１０と、第１の固定部材１６０と、を有する。図３Ａ乃至４Ｃに示すヘアローラー１００の実施形態は、第２の固定部材２８０を更に含む。

図１Ａ−１Ｄを参照すると、ヘアローラー１００のボディ部材１１０は、カールシリンダ１３０とシャフト１４０にそれぞれ固定される、第１の端部分１１２と第２の端部分１１４を有する。

図示する第１の端部分１１２は、端キャップ１１８を含む。端キャップ１１８は、シャフト１４０の端に配置されたタブ１４２を受け入れるように寸法決めされ且つ配置された、凹部１１９を含む。端キャップ１１８は、また、円周リブ１２０および係止タブ１２２を有する。第２の端部分１１４は、端キャップ１２４を含む。端キャップ１２４は、シャフト１４０と一体的に形成されてもよいし、あるいは変形例では、第１の端部分と同じ方法で形成され、取付けられてもよい。端キャップ１２４、１１８は、プラスチック、あるいは他の非熱伝導材料で製造されるのがよい。

カールシリンダ１３０は、使用者の髪が巻かれる外面１３１を有する。図示する実施形態では、カールシリンダ１３０は、外面１３１を支持するように長手方向に延びる３つの半径方向のリブ１３２を含む。カールシリンダのリブ１３２は、ボディ部材の組立時にシャフト１４０のリブ１４４に当接するように構成される。図示する実施形態では、リブは、互いに１２０度に向けられる。カールシリンダとシャフトの上述の構成により、カールシリンダをシャフト１４０に固定し、シャフト１４０に対するカールシリンダ１３０の回転を防止する。勿論、シャフトは、シャフトと、カールシリンダと、端部分とが、ボディ部材１１０として一体的な方法で一緒に回転するように、他の方法でカールシリンダに固定されてもよい。回転を提供する他の、あるいは代替方法が、本発明の範囲の中に含まれると、当業者によって理解されるであろう。

有利には、カールシリンダ１３０の外面１３１は、熱伝導材料で形成される。これは、鋼、銅アルミニウム、あるいは他の合金のような金属であるのがよい。変形例として、伝導面を、必要とされる熱を使用者の髪に伝えるのに適した他の熱伝導材料で形成してもよい。当業者は、また、ヘアカールの形成に適した更なる外側層、例えば発泡体のような材料を設けてもよいことを理解するであろう。

図示した固定部材１６０は、ボディ部材１１０の軸線１０５を中心に回転できる環１６２によって形成される。環１６２は、ボディ部材１１０と摺動回転係合状態に保持される位置決めリム１６４を含む。位置決めリム１６４は、端キャップ１１８の円周リブ１２０と係止タブ１２２との間に捕われて保持される。この配置により、第１の固定部材が、ボディ部材の周りに回転することができるが、回転中、ボディの長手方向軸線に沿って移動しない。

環１６２は、一対の向い合ったフランジ１６６を含み、第１の固定部材１６０のアーム１６８の第１の端がフランジ１６６に取付けられる。第１の固定部材１６０の全てあるいは一部は、プラスチックあるいは金属のような材料で形成されるのがよい。第１の固定部材は、デバイスの組み立てあるいは製造を容易にするように、弾性的に撓みやすいのがよい。

アーム１６８の第１の端１６７は、環１６２にヒンジで取付けられる。ピボットピン１７０が、フランジ１６６の間に、そしてアーム１６８の第１の端１６７に形成された孔を通して延びる。アーム１６８は、ピボットピンから第２の端１６９に向って延び、遠位端領域１７２で終わる。

アーム１６８の遠位端領域１７２は、固定部材１６０の半径方向内向き方向の移動時、および、ボディ部材に対する本実施形態のヒンジ運動時、第２の端部分１１４に形成されたリップ１７４と係合できる。遠位端領域１７２は、係合を容易にするために、フック状部分の形態に形づくられる。端領域１７２に形成されたタブ１７６は、使用者によるリップ１７４上での固定部材の位置決めを助ける。

変形例として、図示しないが、アーム１６８は、第２の端部分の方向に延び、リップ１７４に当接する手前で止まってもよい。また、本図には図示しないが、アームは、鈍い端で終わってもよい。

当業者は、本実施形態が、第１の固定部材にヘアローラーの軸線を中心とする回転自由を与えるための好ましい方法を提供することを理解するであろう。ローラーの回転に無関係で、軸線を中心とするそのような回転を可能にする他のあるいは代替的な方法は、等しく適用されることが理解され、且つ、特許請求の範囲に記載した発明の範囲から逸脱することがない。

図２Ａ−２Ｃを参照すると、本発明のヘアローラー１００の例示的実施形態を使用状態で示す。図２Ａおよび２Ｂでは、第１の固定部材が、ボディ部材１１０からはずされて示される。これにより、使用者は、矢印Ａによって示す方向にボディ部材１１０を回転させることによって、ボディ部材１１０を回転させて、髪の房を巻きつける。使用者は、端部分で、あるいは表面１３１を回転させることによって、回転をボディ部材１１０に加えるのがよい。

ヘアローラー１００を回転させると、髪の房は外面１３１に巻きつけられる。図示する配置では、髪がボディ部材に巻かれている間、環１６２は、ボディ部材１１０の周りに自由に回転できる。これにより、使用者の髪巻きに影響を与えないように、あるいは使用者の髪巻きを妨げないように、巻き操作中あるいはその頃、第１の固定部材を使用者の頭に対して同じ位置にとどまらせる。

有利には、使用者によって選択された向きは、巻き操作中、第１の固定部材が使用者の頭に影響を与えないように、示した向きと同様である。図示した実施形態の第１の固定部材は、環にヒンジで取付けられているので、第１の固定部材を、１８０度まで開くことができ、これは、髪の巻きつけ中、および使用者の髪からのデバイスの解放中、有利であることが理解されるであろう。

図２Ｃに示すように、房の所望長さがボディ部材の周りに巻かれるとき、第１の固定部材１６０は、矢印Ｂによって示す方向に力を加えることによって、ボディ部材の外面に向って移動される。図示した実施形態では、遠位端領域は、第１の固定部材をリップに固定するように、リップ１７４に位置決めできるフック状部分を含む。固定部材の遠位端がボディ部材に近付くとき、ボディ部材の周りに巻かれた髪は、外面１３１に押しつけられ、ローラー１００は、使用者の髪に固定される。

引き続いて、例えば１つ以上の加熱ロッドをヘアローラーに形成された軸線方向アパチャの中に挿入することによって、熱をローラーに加えてもよい。変形例として、髪をローラーに巻く前にローラーを加熱してもよい。次いで、カールが形成された後、ローラーを髪から取り外すために、固定部材を、リップから外し、ボディの外面から遠ざかる方向に移動させる。他のあるいは変形実施形態では、当業者によって理解されるように、特許請求の範囲に記載の発明の範囲から逸脱することなしに、一体的に設けられる加熱要素あるいは部材がローラーと一緒に形成されてもよい。

図３Ａ−３Ｄを参照すると、本発明の第２の実施形態を示し、ヘアローラー２００の構造は、第１の実施形態を参照して記載したものと同様であるが、本実施形態では、ヘアローラー２００は、第２の固定部材２８０を更に含む。第２の固定部材２８０は、髪の房をボディ部材２１０の周りに巻く前に、髪をローラー２００に最初に固定するのを助ける。第２の固定部材２８０は、第２の端部分２１４から第１の端部分２１２の方向に延びる。固定部材は、第２の端キャップ２８６から延びるタブ２８４にヒンジで取付けられるアーム２８２を含む。図示した実施形態では、第２の固定部材は、ピボット２９０の周りに固定された圧縮バネ２８８を用いて、閉位置で、ボディ部材２１０の湾曲面２３１に向って付勢される。

第２の固定部材２８０を弾性的に撓む材料で製造することを含む、第２の固定部材の他の構成が可能であることが当業者によって理解されるであろう。変形例として、第２の固定部材２８０は、必ずしも湾曲面２３１に向って付勢されなくてもよい。図示した実施形態では、第２の固定部材は、湾曲面２３１の全長に及んでいないが、変形実施形態では、全長に及んでもよい。

図４Ａに示すように、使用中、使用者は、使用者の髪の最初の房を、湾曲したカール面２３１に向って第２の固定部材の下に捕えて、固定するように、バネによって与えられる付勢に抗して第２の固定部材２８２を開く。一旦、最初の房が図４Ｂに示すように捕えられると、髪をボディ部材２１０の周りに巻くように、ヘアローラーを、矢印Ｃによって示す方向に回転させる。

図４Ｃを参照すると、ボディ部材２１０の回転は、ボディ部材２１０に対して固定される第２の固定部材２８０の頂部に髪を巻くことが分かる。第１の固定部材２６０がヒンジで取付けられている環２６２が、ボディ部材２１０に対して回転できるので、第１の固定部材２６０は、巻き中、同じ向きにとどまる。第２の固定部材２８０を含むことによって、使用者が髪の房をボディ部材２１０の周りに巻き始めるのを助けることが理解されるであろう。

同様に、本発明のヘアローラーの第１の実施形態の使用を示す図２Ｃに示すように、第２の実施形態を参照する図４Ｃは、一旦、所望長さの房がボディ部材２１０の周りに巻かれると、力を矢印Ｄによって示す方向に加えることによって、第１の固定部材２６０をボディ部材２１０の外面２３１に向って移動させることを示す。固定部材の遠位端がボディ部材２１０に近付くと、ボディ部材の周りに巻かれた髪は、外面２３１に向って押しつけられ、ローラー２００は、使用者の髪に固定される。

本発明は、別々のヘアピンを準備する必要を除去する、一体的に形成された１つの固定部材あるいは複数の固定部材により、操作の容易さによる一人での使用の容易さと、髪を巻く効率、且つ、ローラーを使用者に固定中、所望程度の房の長さを維持する効率と、形成および製造の簡単さと、一体的に形成されるデバイスの提供による独立した部品の必要性の除去と、を含む、先行技術に比して利点を提供し、先行技術で示されるような欠点および欠陥を克服する。

本発明を、上述の実施例あるいは好ましい実施形態を参照して説明してきたが、実施例および実施形態は、本発明の理解を助けるために提供され、限定するものではないことを理解すべきである。当業者にとって明らか、あるいはありふれた変形あるいは変更、およびそれらになされた改良は、本発明の均等物と考えるべきである。

本発明によるヘアローラーの第１の実施形態の斜視図を示す。 図１Ａのヘアローラーの側面図を示す。 図１Ａおよび１Ｂのヘアローラーの断面図を示す。 図１Ａ−Ｃのヘアローラーの分解斜視図を示す。 使用者の髪を巻くための最初の位置の、図１Ａのヘアローラーの概略図を示す。 図２Ａに示すヘアローラーの拡大概略図を示す。 固定部材の係止を示す、図１Ａ−１Ｄのヘアローラーの拡大概略図を示す。 本発明のヘアローラーの第２の実施形態の斜視図を示す。 図３Ａのヘアローラーの側面図を示す。 図３Ａおよび３Ｂのヘアローラーの断面図を示す。 図３Ａ−３Ｃのヘアローラーの分解斜視図を示す。 使用者の髪を巻くための最初の位置の図３Ａ−３Ｄのヘアローラーの概略図を示す。 図４Ａに示すヘアローラーの拡大概略図を示す。 固定部材の係止を示す、図４Ａのヘアローラーの拡大概略図を示す。

Claims (20)

1. 使用者の髪をカールするためのヘアローラーであって、
   ヘアローラーは、
   中心軸線の周りに延び、髪にカールを与えるための外面を有するボディ部材と、
   ボディ部材の周りに巻かれた髪を固定するための、ボディ部材の外面に向って移動できる第１の固定部材と、を有し、
   前記第１の固定部材は、ボディ部材の回転時、髪を巻くことができるように、ボディ部材の中心軸線を中心に、ボディ部材に対して回転できる、
   ことを特徴とするヘアローラー。
2. 前記第１の固定部材は、ボディ部材に対して半径方向内方に移動できる、請求項１に記載のヘアローラー。
3. 外面は、向い合った第１の端部分と第２の端部分との間に長手方向に延びる、請求項１または２に記載のヘアローラー。
4. 前記第１の固定部材は、第１の端部分からの方向から第２の端部分に向う方向に延びる、請求項３に記載のヘアローラー。
5. 第１の固定部材は、第１の端部分から第２の端部分まで延びる、請求項３または４に記載のヘアローラー。
6. 第１の固定部材は、第２の端部分と係合できる、請求項５に記載のヘアローラー。
7. 第１の固定部材の遠位端は、ボディの第２の端部分と係合できる端領域を含む、請求項６に記載のヘアローラー。
8. 第１の固定部材の遠位端領域は、ボディの第２の端部分との係合のために、弾性的に撓む、請求項６に記載のヘアローラー。
9. 第１の固定部材の遠位端領域は、第２の端部分に形成された円周方向に延びるリブと係合できる請求項６乃至８のいずれか１項に記載のヘアローラー。
10. 第１の固定部材は、第１の端部分の周りに回転できる環から延びる、請求項６乃至９のいずれか１項に記載のヘアローラー。
11. 第１の固定部材は、ボディ部材の周りに巻かれた髪を固定するために、ボディ部材の外面に向って移動できるように、ボディにヒンジで取付けられる、請求項１乃至１０のいずれか１項に記載のヘアローラー。
12. 第１の固定部材は、ボディ部材の周りに巻かれた髪を固定するために、ボディ部材の外面に向って移動できるように、環にヒンジで取付けられる、請求項１０に記載のヘアローラー。
13. ボディ部材は、熱伝導材料で形成される、請求項１乃至１２のいずれか１項に記載のヘアローラー。
14. ボディ部材の外面は、横方向に湾曲する、請求項１乃至１３のいずれか１項に記載のヘアローラー。
15. ボディ部材の周りに巻かれた髪を固定するための、第２の端部分から第１の端部分に向う方向に延びる第２の固定部材を更に含む、請求項１乃至１４のいずれか１項に記載のヘアローラー。
16. 第２の固定部材は、ボディの回転が第２の固定部材の同じ回転を引き起こすように、ボディと固定的に係合する、請求項１５に記載のヘアローラー。
17. 第２の固定部材は、第２の固定部材をボディに向って弾性的に付勢するための付勢手段を含む、請求項１５または１６に記載のヘアローラー。
18. 付勢手段は、バネタイプのデバイスである、請求項１７に記載のヘアローラー。
19. 使用者の髪をカールするためのヘアローラーであって、
    ヘアローラーは、
    中心軸線の周りに延び、髪にカールを与えるための外面を有するボディ部材と、
    ボディ部材の周りに巻かれた髪を固定するための、ボディ部材の外面に向って移動できる第１の固定部材と、を有し、
    前記第１の固定部材は、巻かれた髪を巻かれた配置に維持するように、巻かれた髪をボディ部材の外面に押しつけるように、半径方向内方に移動でき、
    前記第１の固定部材は、巻きを行うためにボディ部材の独立回転を可能にしながら、使用者が第１の固定部材を、ボディ部材の周りに巻かれている髪の房に影響を与えない位置に維持するように、ボディ部材の中心軸線を中心に、ボディ部材に対して回転できる、
    ことを特徴とするヘアローラー。
20. 使用者の髪をカールするためのヘアローラーであって、
    ヘアローラーは、
    中心軸線の周りに延び、髪にカールを与えるための外面を有するボディ部材と、
    ボディ部材の周りに巻かれた髪を固定するための、ボディ部材の外面に向って移動できる第１の固定部材と、
    巻く前に、ボディ部材の外面に髪を最初に固定するための、ボディ部材の外面に向って移動できる第２の固定部材と、を有し、
    前記第１の固定部材は、巻かれた髪を巻かれた配置に維持するように、巻かれた髪をボディ部材の外面に押しつけるように、半径方向内方に移動でき、
    前記第１の固定部材は、巻きを行うためにボディ部材の独立回転を可能にしながら、使用者が、第１の固定部材を、ボディ部材の周りに巻かれている髪の房に影響を与えない位置に維持するように、ボディ部材の中心軸線を中心に、ボディ部材に対して回転できる、
    ことを特徴とするヘアローラー。

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