JP2008264226A - 交感神経の活性(興奮度)を計測する装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】人体のストレス計測および抵抗力(免疫力)を評価できる装置を提供する。
【解決手段】人体のストレスを計測する装置において、2個から6個の電極センサーを人体の1〜7箇所の部位に接触させ、各電極間から矩形波電流を入力し微弱電流による刺激を加えることで、各部位ごとの計測した時点のストレスを評価する。さらに、連続して2回目の刺激を与え、1回目と2回目の計測値の変化量から免疫力を評価する。計測結果は数値または色により表示され、コメントが印刷される。
【選択図】 図1
【解決手段】人体のストレスを計測する装置において、2個から6個の電極センサーを人体の1〜7箇所の部位に接触させ、各電極間から矩形波電流を入力し微弱電流による刺激を加えることで、各部位ごとの計測した時点のストレスを評価する。さらに、連続して2回目の刺激を与え、1回目と2回目の計測値の変化量から免疫力を評価する。計測結果は数値または色により表示され、コメントが印刷される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、交感神経の活性(興奮度)を計測する装置に関するものである。
従来のインピーダンスを利用してストレスを計測する方法では、矩形波電流による刺激が1回であったため、計測したその時点でのストレス度合いだけの評価であった。
人体のストレスの評価方法には、心拍変化、唾液や血液の採取による評価があるが、どれも計測してから結果が得られるまでに時間がかかるといったことや、分析に専門的な技術が必要であった。
特開2005−21414公報
特開2003−19122公報
ストレス(精神的・肉体的刺激によって生じる心身のひずみ、またはそういう刺激)を感じる事無く日常を過ごすことはできない。しかし、身体のどの部位にどれだけのひずみが生じているか自分自身で確かめることができなかったため、心身に溜まったストレスをどの部位がどれくらい感じているか数値で解析する検査機器が必要である。
従来のインピーダンスを利用した計測装置では、計測をした時点でのストレス度合いだけの情報しか得ることができなかった。
矩形波電流の入力による刺激を、従来の1回の刺激から連続して2回刺激を与えることで、2回の計測結果の変化量から抵抗力(免疫力)の評価をする。
抵抗力(免疫力)を計測することができるようになることで、従来のストレス度の評価よりも身体の状態をより知ることができ、健康状態の指標として役立てることができる。
本発明の装置の計測手順について説明する。自律神経作用は交感神経と副交感神経のバランスにより調整される。本発明の装置ではあらかじめ外部刺激として加え、その刺激に呼応して神経幹から発生する活動電位(あるいは反射電位)を計測している。図1は計測された反射電位の特性を示したものである。人工的にせよ、一旦外部刺激を受けた神経幹は暫くの間活動状態となる。言い換えれば脳中枢神経はこの人工外部刺激をストレスと認識し防護指令として自律神経に指示を出している状態である。この活動状態の時間内に再度全く同じ電気信号を加える(図1中線2カーブ)。防護刺激を受けた神経幹は前回よりも外部刺激に対し抵抗の反射電位を発生する。すなわちこの反射電位の差(1回目の電位と2回目の電位差)がその計測部位毎の抵抗力(免疫力)として評価できる。
本発明の装置の計測プログラムについて説明する。2〜6個の電極センサーを人体の1〜7箇所の部位に接触させ、該電極センサーを通して人体に矩形波電流を入力して刺激する。刺激に対する反応を該電極間のインピーダンス(電気特性曲線)として変換させ、次いで変換した電気特性曲線から交感神経の活性(興奮度)を演算させ、続けてさらに1回矩形波電力の入力により刺激を与える。1回目(図1中線1カーブ)と2回目(図2中線2カーブ)の刺激により得られるそれぞれの演算結果の変化量から人体の抵抗力(免疫力)を評価する。演算により得られた結果は数値または色により表示する。さらには、結果に対応したコメント等をプリンターにより印字させる。
本発明の装置のストレス度合い及び抵抗力(免疫力)の演算について説明する。ストレス度合いの計算式は出力値(v−sec)÷基準値(v−sec)×100=基準値に対する比(%)で演算される。
出力値が0v−secの場合(最小値)は基準に対する比0%、出力値が基準値と等しい場合(最適値)は基準値に対する比100%、出力値が基準値の2倍の場合(最大値)は基準値に対する比200%となる。
抵抗力(免疫力)は1回目と2回目の差から評価する。
本発明の交感神経の活性(興奮度)を計測する装置の実施例を図2により説明する。3、4、5はそれぞれ頭、手、足に接触させる電極センサーである。該電極センサーを人体の1〜7箇所に接触させる。該電極センサー間に矩形波電流を入力し、該電極センサー間から刺激に対する反射をインピーダンス(電気特性曲線)として変換させる。該電極センサーから得られる電極信号は電気特性曲線として取り込まれる。この曲線の高さ、傾き及びその違いから被測定者の人体のストレス度合いを演算する。1回目の計測が終わった後に、連続して2回目の矩形波電流入力による刺激を加え、その変化量から抵抗力(免疫力)の評価を行う。計測結果は表示部6に数値または色で表示され、プリンター7によりコメント等が印刷される。
計測の手順を図3により説明する。本発明の装置の電源を投入し起動し、操作ガイドが流れる。電極センサーを取り付け計測の準備をして計測を開始する。計測結果が数値または色で表示部に表示され、続けて2回目の計測が開始される。計測終了後ストレス度合い、抵抗力(免疫力)、コメント等が印字される。
1 1回目の外部刺激に対する反射電位
2 2回目の外部刺激に対する反射電位
3 電極センサー(頭部)
4 電極センサー(手部)
5 電極センサー(足部)
6 表示部
7 プリンター
2 2回目の外部刺激に対する反射電位
3 電極センサー(頭部)
4 電極センサー(手部)
5 電極センサー(足部)
6 表示部
7 プリンター
Claims (3)
- 交感神経の活性(興奮度)を計測する装置であって、2個から6個の電極センサーを人体の1〜7箇所の部位に接触させ、各電極間に矩形波電流を入力することを特徴とする計測装置。
- 交感神経の活性(興奮度)を計測する装置であって、2個から6個の電極センサーを人体の1〜7箇所の部位に接触させる手段、該電極センサーを通して人体に矩形波電流を入力し刺激し、その電極間のインピーダンス(電気特性曲線)として変換し、その変換した電気特性曲線から人体のストレスを演算する評価手段及びソフトウェア。
- 交感神経の活性(興奮度)を計測する装置であって、2個から6個の電極センサーを人体の1〜7箇所の部位に接触させる手段、該電極センサーを通して人体に矩形波電流を入力し刺激し、その電極間のインピーダンス(電気特性曲線)として変換、その変換した電気特性曲線から人体のストレスを演算し、連続して刺激を与え1回目と2回目の演算結果の変化量から人体の抵抗力(免疫力)を評価する手段を特徴とする人体のストレスに対する抵抗力(免疫力)の評価方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007111630A JP2008264226A (ja) | 2007-04-20 | 2007-04-20 | 交感神経の活性(興奮度)を計測する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007111630A JP2008264226A (ja) | 2007-04-20 | 2007-04-20 | 交感神経の活性(興奮度)を計測する装置 |
Publications (1)
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JP2008264226A true JP2008264226A (ja) | 2008-11-06 |
Family
ID=40044580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007111630A Pending JP2008264226A (ja) | 2007-04-20 | 2007-04-20 | 交感神経の活性(興奮度)を計測する装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008264226A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101101118B1 (ko) * | 2010-04-28 | 2012-01-05 | 주식회사 엠아이텍 | 생체와 자극전극 사이의 계면 임피던스 측정 장치 |
CN102499680A (zh) * | 2011-10-17 | 2012-06-20 | 中国人民解放军第四军医大学 | 一种电阻抗成像的数据实时预处理方法 |
CN115137312A (zh) * | 2022-08-31 | 2022-10-04 | 首都医科大学附属北京同仁医院 | 睡眠质量评估方法、装置及穿戴设备 |
-
2007
- 2007-04-20 JP JP2007111630A patent/JP2008264226A/ja active Pending
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