JP2008263878A - 接木接合クリップ - Google Patents

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Yoshinari Yamamoto
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Abstract

【課題】 従来の接木クリップは、接木接合部の径ごとに違う接木クリップを使用しなければならず、挟着保持作業に手間がかかる上コスト高になるという課題がある。
【解決手段】 本発明の接木接合クリップは、二枚のつまみ片がV字状に樹脂で一体成型され、そのV字状の外側角部に挟着片が対向して設けられ、その挟着片間に挟持溝が上下に貫通して縦向きに形成され、前記挟持溝は、その奥側から先端側に向けて次第に狭く形成されており、二枚のつまみ片を互いに接近させると挟持溝が広がってその内側に接木接合部をセットでき、二枚のつまみ片の接近を解放すると挟持溝が元に戻って挟持溝内の接木接合部が挟着保持され、二枚のつまみ片の一方又は双方に支持体を上から差込可能な支持体差込孔が形成されたものである。また、つまみ片間に連結部を樹脂で一体成型することもできる。挟持溝の内面にすべり防止溝を多数本形成することもできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、接木する台木と穂木との接合部(接木接合部)を挟着保持する接木接合クリップに関するものである。
従来、接木接合部を保持する接合クリップには各種のものがある。例えば、特許文献1記載のようにクリップ状であって先端側に円形の接木接合部保持孔が形成されたものや、特許文献2記載のようにクリップ状であって、接木接合部挟持部の先端が鉤状のものがある。
特開2003−164227号公報 特開平9−84460号公報
特許文献1記載の接合クリップは、接木接合部保持孔の内径サイズが一定であるため、接木接合部の径(台木、穂木の太さ)ごとに前記内径サイズの異なる接合クリップを使用しなければならず、製造用金型の用意、製造後の在庫管理等が大変であり、コスト高の一因となる。特許文献2記載の接合クリップも接木接合部挟持部の広さが一定であるため、特許文献1記載の接合クリップと同様の課題があるとともに、接木接合部挟持部の先端が鉤状であるため接合クリップの着脱に手間がかかるという課題もある。
本発明は、台木及び穂木の径が異なる各種サイズの接木接合部を一つで挟着保持でき、クリップを土壌に支持してクリップの転倒を防止してクリップで挟着保持された接木の倒れを防止する支持材を差し込み可能な接木接合クリップを提供するものである。
本件出願の接木接合クリップは台木と穂木の接木接合部を挟着保持する接木接合クリップであり、請求項1記載のように、二枚のつまみ片が開閉可能なV字状に樹脂で一体成型され、V字状の外側角部に接木接合部を挟着保持可能な挟着片が対向して形成され、両挟着片の間に接木接合部を挟持可能な挟持溝が縦向きに貫通して形成され、挟持溝は奥側から先端側に向けて次第に狭く形成されて先端部が開口し、挟持溝と反対側の二枚のつまみ片を互いに接近させると両挟着片が外側に開いて挟持溝が広がって挟持溝の内側に接木接合部を収容でき、二枚のつまみ片の接近を解放すると両挟着片が閉じて挟持溝内の接木接合部が挟着保持され、二枚のつまみ片の一方又は双方に支持体を上方から差し込み可能な支持体差込孔が形成されたものである。この場合、支持体差込孔は請求項2記載のように、二枚のつまみ片間に両つまみ片を連結する連結部を樹脂で両つまみ片と一体成型して、二枚のつまみ片と連結部との間に形成することのできる支持体差込空間にすることもできる。また、一つのクリップに前記支持体差込孔と支持体差込空間の双方を形成することもできる。更に、請求項4記載のように、挟持片の内面に接木接合部の位置ずれを防止するすべり防止溝を縦向きに形成することもできる。
本件出願の接木接合クリップは次の効果がある。
(1)挟持溝がその奥側から先端側に向けて狭くなるように形成されているため、小径の接木接合部は挟持溝の幅の狭い先端側(開口部側)で挟着保持し、大径の接木接合部は挟持溝の奥側で挟着保持することができるため一つの接木接合クリップで外径の異なる接木接合部を確実に挟着保持できる。このためクリップのサイズを少なくすることができ、製造用金型の用意や管理、製造したクリップの保管や搬送の管理等が容易になってコスト低減に資する。
(2)支持体差込孔や支持体差込空間に爪楊枝等の支持体を差し込んで支持体を台木が植えられている地中まで差し込めば接木の傾斜や転倒を防止できる。二枚のつまみ片の双方に支持体差込孔を設ければ夫々に支持体を差し込むことができるのでクリップがより一層傾斜し難くなり、接木の傾斜や転倒を確実に防止できる。
(3)クリップに支持体差込孔と支持体差込空間の双方を設ければ、接木の転倒防止が更に確実になる。
(4)挟持溝の内面にすべり防止溝が形成されているので、接木した台木と穂木が位置ずれしにくくなり、接木接合部が活着し易くなる。
(実施形態1)
本発明の接木接合クリップの実施形態の一例を図1、図2に基づいて説明する。この接木接合クリップは図1、図2に示すように台木1と穂木2の接木接合部3を挟着保持する接木接合クリップであって二枚のつまみ片4が平面形状ほぼV字状に樹脂で一体成型され、そのV字状の外側先端角部に接木接合部を挟着保持可能な挟着片4aが対向して形成され、両挟着片4aの間に接木接合部3を挟持可能な挟持溝5が縦向きに貫通して形成されている。
前記二枚のつまみ片4は、図1、図2に示すように可撓性のある樹脂材で一体成型された板状である。二枚のつまみ片4は同図に示すようにV字状の終端部6に向かって少し肉厚に成型してある。二枚のつまみ片4双方の終端部6付近には支持体差込孔7が縦向きに開口されている。この支持体差込孔7は爪楊枝やピン等の支持体8を上から差し込み可能な径であり、その上方から差し込んで下方に突出させた支持体8の下端を台木が植えられている地面(土壌)に差込むことで、クリップの傾斜や倒れを防止して接木の傾斜や倒れも防止することができるようにしてある。支持体差込孔7は二枚のつまみ片4の一方にのみ開口することもでき、また、一つのつまみ片4に二以上開口することもできる。
前記二枚の挟着片4aはつまみ片4の延長上先端側であってV字部分の先端部外側に対向して形成されている。両挟着片4aの間に形成される縦向き貫通の挟持溝5は、その奥側10がほぼ円形に形成され、先端側11に向けて先細りに形成されて、先端部が開口されている。この形状及び構造とすることにより、外側広がりに対向する二枚のつまみ片4の終端部6を互いに接近させると両挟着片4aの先端側が外側に開いて挟持溝5が広がり、その挟持溝5の内側に接木接合部3を収容できるようになり、二枚のつまみ片4の接近を解放すると二枚の挟着片4aが閉じて挟持溝5内の接木接合部3が両挟着片4aの内面間に挟着保持されるようにしてある。また、挟持溝5の奥側がほぼ円形で先端側が先細りであるため、細い接木接合部3は先端側11で、太い接木接合部3は奥側10で夫々挟着保持することができるようにしてある。
前記挟着片4aの内面には図1、図2に示すように縦向きのすべり防止溝12が多数本形成されて、挟着保持した接木接合部3の台木1と穂木2が位置ずれしないようにしてある。すべり防止溝12は、挟着片4aの内面に縦向きに数本の凸条を平行に形成するか数本の凹陥溝を平行に設けることにより形成することができる。
本発明の接木接合クリップを形成する樹脂材は、透明又は半透明のものであることが、挟着した接木接合部3を外部から観察したり、光を十分に与えて接木接合部3の活着を促進したりする上で望ましい。また、樹脂材としては任意の樹脂を使用することができるが、定型性及び可撓性を有する軟樹脂製のものとすることが望ましい。
図1、図2の接木接合クリップを用いて接木接合部3を挟着保持するためには次のようにする。
(1)二枚のつまみ片4の終端部6を指で摘まむ等して互いに接近させて二枚の挟着片4aを外側に開いて挟持溝5を広げ、その内側に接木接合部3をセットする。
(2)前記セット後に、二枚のつまみ片4の終端部6の接近を解除して二枚の挟着片4aを内側に閉じて挟持溝5を元に戻し、挟持溝5内の接木接合部3を二枚の挟着片4a間に挟着する。
(3)挟持溝5内に接木接合部3を挟着したら、二枚のつまみ片4の一方又は双方の支持体差込孔7に支持体8を上から挿し込んで貫通させ、貫通した支持体8の下端を地中に差込んで接木を倒れないように支持する。
(実施形態2)
本発明の接木接合クリップは、図3、図4に示すように、平面V字状の二枚のつまみ片4間に連結部13が樹脂で一体成型されたものとすることもできる。連結部13は、図3に示すような帯状とすることも、他の任意の形状とすることもできる。前記二枚のつまみ片4と連結部13との間には、支持体8を上から挿通可能な支持体差込空間14が形成されている。支持体差込空間14内には、任意の径の支持体8を任意の数だけ挿通させることができ、接木を確実に支持することができる。なお、図3、図4のつまみ片4の終端部6付近には、前記実施形態1記載のような支持体差込孔7は開口されていない。
(実施形態3)
本発明の接木接合クリップは、図5、図6に示すように、平面V字状の二枚のつまみ片4間の連結部13を樹脂で一体成型し、更に二枚のつまみ片4の終端部6付近に縦向きに支持体差込孔7を開口したものとすることもできる。連結部13は、図5に示すような帯状とすることも、他の任意の形状とすることもできる。前記二枚のつまみ片4と連結部13との間には、支持体8を上から挿通可能な支持体差込空間14が形成されている。支持体差込孔7及び支持体差込空間14には、夫々支持体8を挿通させることができ、接木を確実に支持することができるようにしてある。
(その他の実施形態)
前記各実施形態記載の接木接合クリップは、図1〜図6に示すようにいずれも挟持溝5の内側には縦向きのすべり防止溝12が多数形成されているが、縦向きのすべり防止溝12に限らず、台木1と穂木2を位置ずれさせずに保持可能であれば、任意の向きにすべり防止溝を形成することもできる。また、すべり防止溝12は省略することもできる。
本発明の接木接合クリップは、接木接合部の挟着保持用には限られず、接着剤による棒状部材の端部同士の接着等に用いる各種保持クリップ等としても応用することができる。
本発明の接木接合クリップの実施形態の一例を示す斜視図。 図1の接木接合クリップを示す平面図。 本発明の接木接合クリップの実施形態の他の一例を示す斜視図。 図3の接木接合クリップを示す平面図。 本発明の接木接合クリップの実施形態の他の一例を示す斜視図。 図5の接木接合クリップを示す平面図。
符号の説明
1 台木
2 穂木
3 接木接合部
4 つまみ片
4a 挟着片
5 挟持溝
6 終端部
7 支持体差込孔
8 支持体
10 奥側
11 先端側
12 すべり防止溝
13 連結部
14 支持体差込空間

Claims (4)

  1. 台木と穂木の接木接合部を挟着保持する接木接合クリップであって、二枚のつまみ片が開閉可能なV字状に樹脂で一体成型され、V字状の外側角部に接木接合部を挟着保持可能な挟着片が対向して形成され、両挟着片の間に接木接合部を挟持可能な挟持溝が縦向きに貫通して形成され、挟持溝は奥側から先端側に向けて次第に狭く形成されて先端部が開口し、挟持溝と反対側の二枚のつまみ片を互いに接近させると両挟着片が外側に開いて挟持溝が広がって挟持溝の内側に接木接合部を収容でき、二枚のつまみ片の接近を解放すると両挟着片が閉じて挟持溝内の接木接合部が挟着保持され、二枚のつまみ片の一方又は双方に支持体を上方から差し込み可能な支持体差込孔が形成されたことを特徴とする接木接合クリップ。
  2. 台木と穂木の接木接合部を挟着保持する接木接合クリップであって、二枚のつまみ片が開閉可能なV字状に樹脂で一体成型され、V字状の外側角部に接木接合部を挟着保持可能な挟着片が対向して形成され、両挟着片の間に接木接合部を挟持可能な挟持溝が縦向きに貫通して形成され、挟持溝は奥側から先端側に向けて次第に狭く形成されて先端部が開口し、挟持溝と反対側の二枚のつまみ片を互いに接近させると両挟着片が外側に開いて挟持溝が広がって挟持溝の内側に接木接合部を収容でき、二枚のつまみ片の接近を解放すると両挟着片が閉じて挟持溝内の接木接合部が挟着保持され、二枚のつまみ片間に両つまみ片を連結する連結部が樹脂で両つまみ片と一体成型され、二枚のつまみ片と連結部との間に支持体を上方から差し込み可能な支持体差込空間が形成されたことを特徴とする接木接合クリップ。
  3. 請求項2記載の接木接合クリップにおいて、二枚のつまみ片の一方又は双方に支持体を上方から差し込み可能な支持体差込孔が形成されたことを特徴とする接木接合クリップ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の接木接合クリップにおいて、挟持片の内面に接木接合部の位置ずれを防止するすべり防止溝が縦向きに形成されたことを特徴とする接木接合クリップ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102100155A (zh) * 2010-12-03 2011-06-22 浙江理工大学 瓜类嫁接苗子叶定向取苗装置
WO2012101134A1 (en) 2011-01-24 2012-08-02 Iso Groep Machinebouw B.V. Graft element, system and method for joining plant stem sections using such graft element, and system and method for preparing such graft element
JP2012249542A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Ryo Onoe 接ぎ木用把持具
CN108651040A (zh) * 2018-03-29 2018-10-16 顾刚 一种大树换优嫁接工具及其使用方法

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