JP2008259768A - シェーズロングタイプソファ - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来のシェーズロングソファは、長尺座が固定されて備えられているため、部屋の模様替えや引越しの際に長尺座が邪魔になり、使い勝手が悪かった。
【解決手段】 本発明のソファは、ソファ本体の左右の袖間に二以上の座が設置され、二以上の座の一つ又は二以上は前後長が標準長である標準座であり、他の一つの座は前後長が標準座の前後長よりも長く且つ座の背凭れ側に着座して前方に延ばした脚を支持可能な長さの長尺座であるシェーズロングソファにおいて、台輪に二以上の座を設置可能な座設置部があり、それら座設置部への前記標準座と長尺座の配置を入れ替え可能としてある。前記ソファの標準座・長尺座を個別に前後スライド可能とし、標準座・長尺座と台輪に互いに係止可能な係止機構を設けて、座を所望のスライド位置に固定可能とすることができる。また、長尺座のスライド長を標準座のスライド長よりも長くすることもできる。
【選択図】図1
【解決手段】 本発明のソファは、ソファ本体の左右の袖間に二以上の座が設置され、二以上の座の一つ又は二以上は前後長が標準長である標準座であり、他の一つの座は前後長が標準座の前後長よりも長く且つ座の背凭れ側に着座して前方に延ばした脚を支持可能な長さの長尺座であるシェーズロングソファにおいて、台輪に二以上の座を設置可能な座設置部があり、それら座設置部への前記標準座と長尺座の配置を入れ替え可能としてある。前記ソファの標準座・長尺座を個別に前後スライド可能とし、標準座・長尺座と台輪に互いに係止可能な係止機構を設けて、座を所望のスライド位置に固定可能とすることができる。また、長尺座のスライド長を標準座のスライド長よりも長くすることもできる。
【選択図】図1
Description
本発明は座の前後長が標準長である標準座と、それよりも長い前後長の長尺座を備えたシェーズロングタイプソファに関する。
シェーズロングタイプのソファは古くからあったが、一時的に市場であまり見掛けなかった。最近になって人気が復活している。従来のシェーズロングタイプソファは、長尺座がソファの左右の袖のいずれか一方側に固定されているため、新規購入時には使用する住宅の間取りに合わせて左側固定のものか右側固定のものを選択していた。
しかし、長尺座が固定であるため、ソファを配置替えすると長尺座の先端側がベランダへの出入りの邪魔になるとか歩行の邪魔になるといったことがある。また、引越しをして間取りが変わると、長尺座が邪魔になって所望通りに家具を配置できず、室内の使い勝手が悪くなることがある。これらの理由から、シェーズロングタイプソファの購入が見送られることもある。
本発明は長尺座をソファ本体の左右いずれかの袖側に入れ替えることができるシェーズロングタイプのソファを提供するものである。必要であれば中央の座とも入れ替え可能とすることででき、ソファ本体に設置した座を前後にスライドすることもできるシェーズロングタイプのソファを提供するものでもある。
本件出願のシェーズロングタイプソファは、請求項1記載のように、ソファ本体の左右の袖間に二以上の座が設置され、二以上の座の一つ又は二以上は前後長が標準長である標準座であり、他の一つの座は前後長が標準座の前後長よりも長く且つソファ本体前面よりも前方まで突出する長さの長尺座であるシェーズロングタイプソファにおいて、ソファ本体の台輪に二以上の座設置部があり、それら座設置部に長尺座の後半部と標準座が設置され、標準座又は/及び長尺座は座設置部の上を前後スライドでき、標準座又は/及び長尺座とソファ本体の座設置部に互いに係止できる係止機構を備え、長尺座のソファ本体前面よりも前方まで突出する前半部はソファの設置面に支持される支持部を備え、標準座と長尺座は入れ替えできるようにソファ本体の座設置部から取り外しできるようにしたものである。この場合、請求項2記載のように、前記シェーズロングタイプソファにおいて、長尺座のスライド長を標準座のスライド長よりも長くすることもできる。
本件出願のシェーズロングタイプソファは次のような効果がある。
(1)ソファ本体への標準座と長尺座の配置を入れ替え可能であるため、間取りに合わせて標準座と長尺座を入れ替えることができ、室内の歩行やベランダへの出入り等に支障のない配置が可能となる。
(2)室内空間に余裕がある場合は気分転換のために標準座と長尺座の配置を入れ替えることもできる。
(3)標準座と長尺座をソファ本体の座設置部から取り外してそのまま他の座設置部に入れ替えできるため入れ替え操作が容易である。
(4)係止機構によって着座する人の体格や身長に合わせて標準座及び長尺座を前後にスライドさせて位置調節できるため使い勝手が良い。
(5)長尺座のスライド長を標準座のスライド長より長くしてあるため、長尺座を引き出せば長尺座の上で胡坐をかいたり寝そべったりすることもでき、より快適な使用が可能となる。長尺座を押し戻せば歩行の邪魔にならない。
(1)ソファ本体への標準座と長尺座の配置を入れ替え可能であるため、間取りに合わせて標準座と長尺座を入れ替えることができ、室内の歩行やベランダへの出入り等に支障のない配置が可能となる。
(2)室内空間に余裕がある場合は気分転換のために標準座と長尺座の配置を入れ替えることもできる。
(3)標準座と長尺座をソファ本体の座設置部から取り外してそのまま他の座設置部に入れ替えできるため入れ替え操作が容易である。
(4)係止機構によって着座する人の体格や身長に合わせて標準座及び長尺座を前後にスライドさせて位置調節できるため使い勝手が良い。
(5)長尺座のスライド長を標準座のスライド長より長くしてあるため、長尺座を引き出せば長尺座の上で胡坐をかいたり寝そべったりすることもでき、より快適な使用が可能となる。長尺座を押し戻せば歩行の邪魔にならない。
(実施形態1)
本発明のシェーズロングタイプソファの実施形態の一例を図1〜図6に基づいて説明する。この実施形態のシェーズロングタイプソファは三人掛け用であり、台輪1(図2)と左右の袖2(図1)と背凭れ3(図1)と腰当て部4(図1)を備えたソファ本体5に三つの座を設置してあり、座は前後長が標準長である標準座6が二つ(二席分)と、前後長が標準座6の前後長よりも長い長尺座7が一つ(一席分)設けられている。
本発明のシェーズロングタイプソファの実施形態の一例を図1〜図6に基づいて説明する。この実施形態のシェーズロングタイプソファは三人掛け用であり、台輪1(図2)と左右の袖2(図1)と背凭れ3(図1)と腰当て部4(図1)を備えたソファ本体5に三つの座を設置してあり、座は前後長が標準長である標準座6が二つ(二席分)と、前後長が標準座6の前後長よりも長い長尺座7が一つ(一席分)設けられている。
台輪1(図2)は既存のソファの台輪と同様に左右の妻板8、背板9、笠木10、前板11、後板12を備えている。二枚の妻板8は後方の縦板8aの下から前方に横板8bが突設されてL字状になっている。二枚の仕切り板13も妻板8と同じく略L字状に形成され、後方の縦板13aの下から前方に横板13bが突設されている。二枚の妻板8とその間の二枚の仕切り板13は前端側が細長の前板11によって横に、後端部間が細長の後板12によって横に夫々連結されている。二枚の妻板8の後部上面と二枚の仕切り板13の後部上面が笠木10で横に連結され、妻板8の横板8bと仕切り板13の横板13bの前面が二本の細長板14で横に連結されている。
図2に示すように二枚の妻板8の内面と仕切り板13の左右両側面に座を支持できる細長の金属製の座設置部(ガイドレール)15が前後方向に取付けられている。このガイドレール15の上面幅は、図4に示すように標準座6及び長尺座7の側面下端寄り位置に取付けられた回転ローラー16が転がるのに十分な横幅にしてある。ガイドレール15の長手方向三箇所に所定間隔でV字状或いはU字状の凹陥部(係止部)17が形成されており、ガイドレール15の上を回転する回転ローラー16がその係止部17に係止できるようにしてある。係止部17の形状、傾斜角度、深さ、数、間隔等は回転ローラー16の直径に合わせて選択することができる。
図1、図3の袖2は妻板8の外側に配置して妻板8に固定されている。この袖2は妻板8の外側に配置された枠体(図示しない)の外側にクッション材を設け、その外側を表材でカバーして形成されている。背凭れ3及び腰当て部4は笠木10、妻板8の縦板8a及び横板8b、仕切り板13の縦板13a及び横板13bの外周に肉厚のクッション材を被せ、その外側を表材でカバーして形成されている。左右の妻板8の夫々とその内側の仕切り板13の間、両仕切り板13の間には長尺座7の後半部7a及び標準座6の後半部6aを設置可能な設置空間20(図2、図3a)が形成されている。設置空間20の広さ、奥行き等の寸法は標準座6、長尺座7の寸法に合わせて選択されている。設置空間20の後方空間部20a(図2、図3a)は背凭れ3及び腰当て部4の下方に形成されており、設置空間20にセットされた長尺座7の後端部7b及び標準座6の後端部6bが前記後方空間部20a内にセットされるようにしてある(図3a、b)。
図4、図5に示すように長尺座7はその前後長(奥行き)が、標準的な長さの標準座6の前後長(奥行き)よりも長く形成されている。図4、図5に示すように長尺座7の座枠25の上面横幅方向にベルト27が張られ、その上にS字状に蛇行するスプリング28が座枠25の前後方向(ベルト27と交差する方向)に張られ、スプリング28の上にクッション材29〜32が設けられ、その上面、周囲、底面の全周が表材でカバーされて座シート33が形成されている。表材の外周部は座枠25に固定されている。前記ベルト27には例えばエラスベルト、ウェービングテープ(いずれも商品名)を初めとして各種材質の物を用いることができる。例えば、弾力性(スプリング性)を有するものとして、着座した人の重さでスプリング28が下方に撓むとそれに追随してベルト27が上方に復帰してスプリング28の上方への復帰を助ける(助勢する)ことができるものとすることもできる。クッション材の一例としては図5に示すように下から順に再生ウレタン29、硬質ウレタン30、軟質ウレタン31、綿32をスプリング28の上に積層したものとすることができる。ベルト27の幅や本数、スプリング28の本数、間隔等は任意に決めることが出来る。座枠25、座シート33の幅、形状、寸法、材質等は任意に選択することができる。
長尺座7の方形の座枠25の前方部底面の左右両側寄り位置には支持部(キャスター)26が取り付けられ、そのキャスター26が使用時に図6に示すようにソファ本体1の設置面(床面)に設置されて、長尺座7の前半部7cを支持できるようにしてある。支持部26はキャスター以外のものであってもよい。長尺座7の方形の座枠25の後方部両側面には板状のブラケット35が取付けられ、そのブラケット35に回転ローラー16が回転自在に取付けられている。回転ローラー16は図3(a、b)、図6(a)に示すようにソファ本体5のガイドレール15の上に乗ってその上を回転し、長尺座7を前後にスムーズにスライドするものである。回転ローラー16のサイズは任意に選択することができる。回転ローラー16の取付け位置も、座枠25の側面には限られず座枠25の底面とか他の任意位置とすることができる。この実施形態では回転ローラー16と前記ガイドレール15の係止部17とにより座を所定位置に係止できる係止機構が構成される。
図6(a、b)に示すように、ブラケット35の回転ローラー16の下方にはストッパー36が設けられている。ストッパー36にはパイプや丸棒等が用いられている。ストッパー36は前方に引き出された長尺座7の前半部7cに荷重が掛かって後半部7aが跳ね上がるとガイドレール15の下面に当たって長尺座7の後半部7aがそれ以上は浮き上がらない(跳ね上がらない)ようにするためのものであり、このストッパー36とガイドレール15とにより長尺座7の後半部7aの浮き上がりを防止する浮上防止機構を構成する。
標準座6の構造は長尺座7の前記構造とほぼ同様であり、異なるのはその前後長(奥行き)が長尺座7よりも短い標準長(メーカーや機種によって多少の差異はある)に形成されていることである。標準座6も前後にスライドできるようにガイドレール15の上にセットされるが、ガイドレール15の数箇所の係止部17の間隔を短くすることにより、一回での前後スライド長を長尺座7の一回での前後スライド長より短くしてあり、又、ガイドレール15の全長を長尺座7のガイドレール15の全長よりも短くして、スライド全長を長尺座7のスライド全長よりも短くしてある。この場合、標準座6の座枠25にスライド長を制限するストッパー(スライド長規制機構:図示しない)を設ける等し、標準座6を前方にスライドさせるとそのストッパーがガイドレール15又は台輪1の係止受部(図示してない)に係止して、それ以上は前方スライドできない(前方へのスライド延長が規制される)ようにするなどして、最大前方スライド長を制限し、標準座6の前後引き出し長が長尺座7の前後引き出し長よりも短くなるようにすることもできる。
(使用例)
本発明のソファは図1、図3(a、b)に示すように長尺座7の後半部7a、標準座6の後半部6aが設置空間20内に配置され(セットされ)、その長尺座7の後端部7b及び標準座6の後端部6bが設置空間20の後方空間部20aに差し込まれている。また、図6(a)に示すように回転ローラー16がガイドレール15の上にセットされてその上を回転走行でき、キャスター26が床面に接触して床面の上を前後にスライドでき、ストッパー36(図4、5)がガイドレール15の下に配置されて(図3、4)、長尺座7の後半部7a及び標準座6の後半部6aの浮き上がりが防止され、長尺座7の前半部7c(図3a)がソファ本体5の前方に突出している。この状態で通常のシェーズロングタイプのソファと同様に使用することができる。
本発明のソファは図1、図3(a、b)に示すように長尺座7の後半部7a、標準座6の後半部6aが設置空間20内に配置され(セットされ)、その長尺座7の後端部7b及び標準座6の後端部6bが設置空間20の後方空間部20aに差し込まれている。また、図6(a)に示すように回転ローラー16がガイドレール15の上にセットされてその上を回転走行でき、キャスター26が床面に接触して床面の上を前後にスライドでき、ストッパー36(図4、5)がガイドレール15の下に配置されて(図3、4)、長尺座7の後半部7a及び標準座6の後半部6aの浮き上がりが防止され、長尺座7の前半部7c(図3a)がソファ本体5の前方に突出している。この状態で通常のシェーズロングタイプのソファと同様に使用することができる。
ソファ本体5にセットされた長尺座7、標準座6は、着座したまま前方への力を加えると個別に前方スライドさせることができる。この場合、それまでガイドレール15の係止部17に係止していた回転ローラー16が係止部17から外れてガイドレール15の上を走行し、一つ前方の係止部17に嵌入して自動的に停止する。この前方スライドにより、それまで設置空間部20の後方空間部20a内に収容されていた長尺座7の後端部7b、標準座6の後端部6bが後方空間部20aから前方に引き出されて長尺座7、標準座6の前方への突出長が長くなる。このとき、後方空間部20aに差し込まれていた長尺座7は、同様に後方空間部20aに差し込まれていた標準座6よりも長く前方スライドさせて突出させることができる。標準座6、長尺座7を前方スライドさせた場合、図3(a)に示すように長尺座7、短尺座6の座シート33の後端と背板9との間に張設してある連結シート40が伸びて、長尺座7、標準座6の後方の後方空間部20aが露呈しないようにその後方空間部20aが閉塞される。
引き出した長尺座7、標準座6を元に戻したいときは、着座したまま長尺座7、標準座6の夫々を個別に後方にスライドさせて長尺座7の後端部7b、標準座6の後端部6bを後方空間部20a内に押込む。この場合も、長尺座7、標準座6の回転ローラー16が係止部17から外れてガイドレール15上を後方スライドし、次の係止部17で自動的に停止する。このとき、前記連結シート40が縮んで邪魔にならないようにしてある。長尺座7、標準座6の前方或いは後方へのスライドは長尺座7、標準座6に座ったままで腰を前後に動かすことによって行うことも、座から立ち上がって長尺座7、標準座6の先端を手で掴むなどして前後に動かして行うこともできる。
長尺座7及び標準座6はソファ本体5への配置を入れ替える場合は、入れ替えたい長尺座7と標準座6を前方へ引き出してソファ本体5の設置空間20から引き抜き、空になった夫々の設置空間20に標準座6と長尺座7を入れ替えてセットする。
(実施形態2)
前記実施形態の座設置部はガイドレール15であるが、本発明の座設置部は他の形状、構造とすることもできる。その一例を図7、図8に基づいて説明する。この実施形態では図7に示すように二枚の妻板8の内面と二枚の仕切り板13の左右両面に前後に長い木材製の支持板50を固定し、この支持板の上面51を標準座6及び長尺座7の底面を支持可能な座設置部としてある。上面(座設置部)51の上に設置された標準座6及び長尺座7はその上を前後スライドできるようにしてある。支持板50は木製に限られず金属製、樹脂製等、任意の素材製とすることもできる。
前記実施形態の座設置部はガイドレール15であるが、本発明の座設置部は他の形状、構造とすることもできる。その一例を図7、図8に基づいて説明する。この実施形態では図7に示すように二枚の妻板8の内面と二枚の仕切り板13の左右両面に前後に長い木材製の支持板50を固定し、この支持板の上面51を標準座6及び長尺座7の底面を支持可能な座設置部としてある。上面(座設置部)51の上に設置された標準座6及び長尺座7はその上を前後スライドできるようにしてある。支持板50は木製に限られず金属製、樹脂製等、任意の素材製とすることもできる。
前記支持板50の内面52の前方寄りには、標準座6及び長尺座7を位置決めするための係止具53(図7)がビス、釘等の固定具によって固定されている。この係止具53には上面開口の嵌合溝54が形成され、この嵌合溝54に、座の底面に設けられた前方ピン55、後方ピン56(図8)を嵌合できるようにしてある。係止具53のうち嵌合溝54の前方部58と後方部59は両端部の夫々から差込孔54に向かって上り傾斜に形成されて、前方ピン55、後方ピン56が合溝54に滑らかに嵌合、離脱できるようにしてある。この実施形態では係止具53と前方ピン55、後方ピン56とにより係止機構が構成され、標準座6及び長尺座7を位置決めできるようにしてある。
前記前方ピン55は図8(a、b)に示すように長尺座7の座枠25の前方寄り底面から下方に突出されており、前記後方ピン56は座枠25の底面で前方ピン55の後方から下方に突出されている。座枠25の底面で後方ピン56の後方にはストッパー57が下方に突設されている。前方ピン55及び後方ピン56は下方への突出長が同じであり、前記係止具53の差込溝54に嵌合して長尺座7を位置決めできる。図8(a)のように長尺座7の後半部7aを設置空間20に収容し、差込溝54に前方ピン55を嵌合すると、長尺座7が設置空間20にセットされた状態で位置決めされ、図8(b)のように、長尺座7を前方へスライドさせて、差込溝54に後方ピン56を嵌合させると、長尺座7が前方へ引き出された状態で位置決めされる。
前記ストッパー57は前方ピン55及び後方ピン56よりも長く下方に突設されており、長尺座7が前方へスライドし過ぎる前に係止具53の背面に突き当たってソファ本体5からの長尺座7の脱落を防止できるようにしてある。長尺座7を位置決めする前方ピン55、後方ピン56の本数は図示した本数よりも多くすることも少なくすることもできる。また、前方ピン55と後方ピン56の間隔を変えて長尺座7の前後スライド長を調節することができる。
実施形態2の標準座6の構造も図8(a、b)に示す長尺座7の前記構造とほぼ同様であり、異なるのは前後長(奥行き)が長尺座7よりも短く形成されていることである。この標準座6の前方ピン55と後方ピン56の間隔は前記長尺座7の前方ピン55と後方ピン56の間隔よりも狭くして、標準座6の前後スライド長が長尺座7の前後スライド長より短くなるようにしてある。
(実施形態3)
座設置部の形状や材質は図2、図3に示したガイドレール15や図7に示した支持板50に限られず、長尺座7、標準座6がその上をスライドできれば他の任意形状、構造、材質とすることができる。例えば、妻板8、仕切り板13を肉厚にし、その肉厚方向に高低差をつけてその下段部上面を座がスライド可能な座設置部とすることもできる。この場合は座設置部の長手方向に一定間隔で穴をあけ、その穴に細長突起が嵌入して位置決めできるようにすることもできる。
座設置部の形状や材質は図2、図3に示したガイドレール15や図7に示した支持板50に限られず、長尺座7、標準座6がその上をスライドできれば他の任意形状、構造、材質とすることができる。例えば、妻板8、仕切り板13を肉厚にし、その肉厚方向に高低差をつけてその下段部上面を座がスライド可能な座設置部とすることもできる。この場合は座設置部の長手方向に一定間隔で穴をあけ、その穴に細長突起が嵌入して位置決めできるようにすることもできる。
(実施形態4)
長尺座7及び標準座6を支持する支持部は前記実施形態1記載のようなキャスター26には限られず、支持脚や車輪といった任意の構造、形状とすることができる。支持脚とした場合は長尺座7及び標準座6の前方を持ち上げて前後のスライドを行う。
長尺座7及び標準座6を支持する支持部は前記実施形態1記載のようなキャスター26には限られず、支持脚や車輪といった任意の構造、形状とすることができる。支持脚とした場合は長尺座7及び標準座6の前方を持ち上げて前後のスライドを行う。
(実施形態5)
本発明のシェーズロングタイプソファは長尺座7を中間の二本の標準座6のいずれとも入れ替え可能であるが、場合によっては中間の二本の標準座6を固定し、左端又は右端の標準座6とのみ入れ替え可能とすることもできる。長尺座7と標準座6を少なくとも一つずつ備える二人掛け、四人掛け以上のソファの場合も本発明の前記入れ替え構造を採用することもできる。
本発明のシェーズロングタイプソファは長尺座7を中間の二本の標準座6のいずれとも入れ替え可能であるが、場合によっては中間の二本の標準座6を固定し、左端又は右端の標準座6とのみ入れ替え可能とすることもできる。長尺座7と標準座6を少なくとも一つずつ備える二人掛け、四人掛け以上のソファの場合も本発明の前記入れ替え構造を採用することもできる。
(実施形態6)
本発明のシェーズロングタイプソファは、必要であれば標準座6と長尺座7の引き出し長を同じにすることも、それとは逆に標準座6の引き出し長を長尺座7の引き出し長より長くすることもできる。長尺座7、標準座6はスライドしない構成とすることもできる。
本発明のシェーズロングタイプソファは、必要であれば標準座6と長尺座7の引き出し長を同じにすることも、それとは逆に標準座6の引き出し長を長尺座7の引き出し長より長くすることもできる。長尺座7、標準座6はスライドしない構成とすることもできる。
(その他の実施形態)
本発明のシェーズロングタイプソファの台輪の構造は図2に示すものには限られず、長尺座7及び標準座6をセット可能な設置空間20があれば他の任意構造とすることができる。
本発明のシェーズロングタイプソファの台輪の構造は図2に示すものには限られず、長尺座7及び標準座6をセット可能な設置空間20があれば他の任意構造とすることができる。
本発明は、前記シェーズロングタイプソファには限られず、各種他のソファや、背凭れと複数の座面を有する各種椅子において、座面の配置の入れ替えや座面のスライドが可能なソファや椅子として応用することもできる。
1 台輪
2 袖
3 背凭れ
4 腰当て部
5 ソファ本体
6 標準座
7 長尺座
8 妻板
9 背板
10 笠木
11 前板
12 後板
13 仕切り板
14 細長板
15 ガイドレール
16 回転ローラー
17 係止部
20 設置空間
50 支持板
53 係止具
54 嵌合溝
55 前方ピン
56 後方ピン
57 ストッパー
2 袖
3 背凭れ
4 腰当て部
5 ソファ本体
6 標準座
7 長尺座
8 妻板
9 背板
10 笠木
11 前板
12 後板
13 仕切り板
14 細長板
15 ガイドレール
16 回転ローラー
17 係止部
20 設置空間
50 支持板
53 係止具
54 嵌合溝
55 前方ピン
56 後方ピン
57 ストッパー
Claims (2)
- ソファ本体の左右の袖間に二以上の座が設置され、二以上の座の一つ又は二以上は前後長が標準長である標準座であり、他の一つの座は前後長が標準座の前後長よりも長く且つソファ本体前面よりも前方まで突出する長さの長尺座であるシェーズロングタイプソファにおいて、ソファ本体の台輪に二以上の座設置部があり、それら座設置部に長尺座の後半部と標準座が設置され、標準座又は/及び長尺座は座設置部の上を前後スライドでき、標準座又は/及び長尺座とソファ本体の座設置部に互いに係止できる係止機構を備え、長尺座のソファ本体前面よりも前方まで突出する前半部はソファの設置面に支持される支持部を備え、標準座と長尺座は入れ替えできるようにソファ本体の座設置部から取り外しできることを特徴とするシェーズロングタイプソファ。
- 請求項1記載のシェーズロングタイプソファにおいて、長尺座のスライド長が標準座のスライド長よりも長いことを特徴とするシェーズロングタイプソファ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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2007
- 2007-04-13 JP JP2007106474A patent/JP2008259768A/ja active Pending
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