JP2008259293A - 二次電池の充電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストダウンを図りながら、二次電池の種類を検出することができるようにする。
【解決手段】バッテリー13側のサーミスタ15に接続された状態でバッテリー13の温度を検出する温度検出部(制御部23内)を備える。バッテリー識別用の抵抗に接続された状態でバッテリー13の種類を識別する識別部(制御部23内)とを備える。前記バッテリー識別用の抵抗は、前記サーミスタ15の内部抵抗によって構成される。前記識別部は、前記サーミスタ15と前記温度検出部31とを接続する電池種類・温度信号ライン26に接続されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、二次電池の種類を識別することができる二次電池の充電装置に関するものである。
従来のこの種の二次電池の充電装置としては、たとえば特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に開示された充電装置は、二次電池が収納された電池パックが着脱されるように構成されている。前記電池パックには、二次電池の容量毎に異なる抵抗を有する識別用回路と、二次電池の温度を検出するサーミスタを有する温度検出用回路とが設けられている。この電池パックには、二次電池の陽極に接続された陽極端子と、二次電池の陰極に接続された陰極端子と、前記識別用回路に接続された識別用端子と、前記温度検出用回路に接続された温度検出用端子とが設けられている。
前記識別用回路は、前記抵抗の一端部に前記識別用端子を接続するとともに、この抵抗の他端部に前記陰極端子を接続する線路によって形成されている。
前記温度検出用回路は、前記サーミスタの一端部に前記温度検出用を接続するとともに、このサーミスタの他端部に前記陰極端子を接続する線路によって形成されている。
この従来の充電装置は、前記電池パックの前記4個の端子にそれぞれ接続される4個の端子と、これらの端子に接続された充電回路と、この充電回路を収納する本体などによって構成されている。前記充電回路は、前記陽極端子と陰極端子とを介して前記二次電池に充電電力を供給する。
また、充電回路は、前記端子を介して二次電池が接続されている状態で前記識別用回路を用いて二次電池の種類を識別する識別部を備えている。充電回路は、この識別部によって識別された二次電池の種類に対応させて充電電流を制御する。二次電池の種類を識別するためには、前記抵抗の抵抗値に対応して変化する電圧を検出することによって行われている。
すなわち、抵抗値は、電池パックの種類毎に決められているから、前記電圧に基づいて抵抗値を求めることによって、電池パックの種類を識別することができるからである。
さらに、前記充電回路は、前記温度検出用回路を用いて二次電池の温度を検出する温度検出部を有し、この温度検出部によって検出された温度が予め定められた過充電時の温度に達することがないように充電電流を制御する必要がある。
実開平5−11745号公報
特許文献1に記載されている従来の二次電池の充電装置では、二次電池の種類を識別するために専用の端子(識別用端子)を有する識別用回路が必要になる。このため、従来の二次電池の充電装置では、前記識別用端子、識別用回路がある分だけ部品数が多くなり、コストアップになるという問題があった。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、コストダウンを図りながら、二次電池の種類を検出することができる二次電池の充電装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る二次電池の充電装置は、二次電池側のサーミスタに接続された状態で二次電池の温度を検出する温度検出部と、二次電池識別用の抵抗に接続された状態で二次電池の種類を識別する識別部とを備えた二次電池の充電装置において、前記二次電池識別用の抵抗は、前記サーミスタの内部抵抗によって構成され、前記識別部は、前記サーミスタと前記温度検出部とを接続する線路に接続されているものである。
請求項2に記載した発明に係る二次電池の充電装置は、請求項1に記載した二次電池の充電装置において、前記サーミスタと前記温度検出部とを接続する前記線路を用いて二次電池が接続されているか否かを判定するための接続確認手段と、前記二次電池の電圧を検出するための電圧検出装置と、前記二次電池を流れる電流を検出するための電流検出装置と、充電電圧と充電電流とを制御するための充電制御装置とをさらに備え、前記充電制御装置は、充電電流を予め定めた一定値とし、前記電圧検出装置によって検出された電圧が予め定めた設定電圧に達するまで定電流充電を行う定電流充電部と、充電電圧を前記設定電圧からなる一定値とし、前記定電流充電に続けて定電圧充電を行う定電圧充電部と、前記定電圧充電中に前記電流検出装置によって検出された電流が予め定めた充電電流確認値より低下したときに充電を停止させる充電停止部と、前記充電停止部が前記定電圧充電を停止させた後、前記電圧検出装置によって検出された電圧が予め定めた正常電圧範囲の範囲外であり、かつ前記接続確認手段によって二次電池が接続されていると判定されている場合、異常処理を行う異常処理部とを備えているものである。
請求項3に記載した発明に係る二次電池の充電装置は、請求項2に記載した二次電池の充電装置において、前記充電制御装置は、前記充電停止部が定電圧充電を停止させた後、前記電圧検出装置によって検出された電圧が予め定めた正常電圧範囲にある場合、二次電池を再び充電する最終充電部をさらに備え、この最終充電部が充電するときの充電電流は、前記定電流充電時の電流値より小さい最終充電電流を越えることがないように設定され、この最終充電部が充電するときの充電電圧は、前記定電圧充電時の電圧値より小さい最終充電電圧を越えることがないように設定されているものである。
請求項4に記載した発明に係る二次電池の充電装置は、請求項3に記載した二次電池の充電装置において、前記充電制御装置の前記充電停止部は、前記最終充電部による充電中に前記接続確認手段によって二次電池が接続されていないと判定された場合にも充電を停止させ、前記充電制御装置の前記異常処理部は、前記最終充電部による充電が前記充電停止部によって停止させられた後、前記電圧検出装置によって二次電池の電圧が検出された場合にも異常処理を行うものである。
本発明によれば、二次電池の種類毎にサーミスタの特性(常温環境下において抵抗値の変化する範囲)を決めておくことにより、識別部によって二次電池の種類を識別することができる。このため、二次電池側には専ら二次電池を識別するための端子や回路は不要になる。しかも、サーミスタは、二次電池の温度を検出するために既に設けられているものであるから、部品数が増えることはない。
したがって、本発明によれば、コストダウンを図りながら、二次電池の種類を検出することができる二次電池の充電装置を提供することができる。
本発明に係る充電装置においては、上述したように二次電池の種類を識別することができることから、二次電池のセル構成が異なるような当該充電装置に適合しない二次電池には充電しないようにすることができる。
請求項2記載の発明によれば、充電終了後の二次電池の電圧が正常電圧範囲に入っていない場合は異常処理が行われる。したがって、充電終了後に充電が正しく行われたか否かを判定することができ、二次電池を使用する者に二次電池が不良品であることを知らせることが可能な二次電池の充電装置を提供することができる。ここでいう不良品とは、劣化が進んだ二次電池の他に、セル構成が異なるように当該充電装置に適合しない二次電池をも含む。
すなわち、本発明によれば、予め決められた二次電池とは異なる種類の二次電池に誤って充電したときに過度の充電により劣化が進行したり、二次電池が破損するようなことを防ぐことができる。
請求項3記載の発明によれば、満充電状態に近い状態の二次電池に低電流、低電圧でさらに充電するから、二次電池をより一層満充電に近くなるように充電することができる。この2回目の充電を行うに当たっては、二次電池の電圧が正常電圧範囲に入っていることが確認された後であり、劣化が進んだ二次電池や、不適切な二次電池に無理に充電するようなことはないから、二次電池の劣化を早めることがないように適正な充電を行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、二次電池が充電装置から取外されたことを検出して充電を停止し、充電停止後に二次電池の電圧を検出した場合に異常処理が行われるから、充電装置と二次電池との接続部分の異常、充電回路の異常などをも検出することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係る二次電池の充電装置の一実施の形態を図1〜図6によって詳細に説明する。
図1は本発明に係る二次電池の充電装置を示す図で、同図(A)は平面図、同図(B)は側面図、同図(C)は電源入力用プラグの正面図、同図(D)は充電用プラグの正面図である。図2は本発明に係る二次電池の充電装置の構成を示すブロック図、図3は制御部の構成を示すブロック図、図4および図5は本発明に係る二次電池の充電装置の動作を説明するためのフローチャートである。図6は充電時の電流と電圧の変化を示すグラフである。
これらの図において、符号1で示すものは、本発明に係る二次電池用充電装置を示す。この充電装置1は、図1に示すように、アッパーケース2およびロアケース3からなる充電装置ケース4と、このケース4の中に収納された電子回路からなる充電装置本体5(図2参照)と、この充電装置本体5に接続された電源入力用プラグ6および充電用ソケット7などによって構成されている。
これらのプラグ6・ソケット7は、いずれも3極となるように形成されている。電源入力用プラグ6は、図示していない商用電源のコンセントに挿入するものである。充電用ソケット7は、図2に示すように、電池パック11に突設された3本の雄型端子11a〜11cが挿抜可能に挿入される構造のものである。
電池パック11は、図示していない電動二輪車の電源として使用するものである。この実施の形態による電池パック11は、図2に示すように、4個の鉛蓄電池セル12を直列に接続し、これらの電池セル12を図示していないケースに収納した構造が採られている。各電池セル12は、電圧が12Vのものである。以下においては、4個の電池セル12の組立体からなる二次電池を単にバッテリー13という。この実施の形態においては、前記バッテリー13によって本発明でいう二次電池が構成されている。
前記バッテリー13の陽極には、前記3本の雄型端子11a〜11cのうち陽極用雄型端子11aが接続されている。前記バッテリー13の陰極には、前記3本の雄型端子11a〜11cのうち陰極用雄型端子11bが接続されている。この陰極用雄型端子11bとバッテリー13とを接続する線路14には、バッテリー13の種類や温度、接続の有無などを検出するために用いる検出用雄型端子11cがサーミスタ15を介して接続されている。
前記陽極用雄型端子11aは、前記充電ソケット7の雌型端子7aに接続され、陰極用雄型端子11bは、充電ソケット7の雌型端子7bに接続される。また、前記検出用雄型端子11cは、充電ソケット7の雌型端子7cに接続される。
前記サーミスタ15は、温度が上昇することにより抵抗値が減少する構成のもので、電池パック11内における電池セル12によって囲まれるような中央部に設けられている。なお、サーミスタ15は、4個の電池セル12毎に設けることができる。この場合、各サーミスタ15をそれぞれ電池セル12に接触させ、全てのサーミスタ15を直列に接続する。
前記サーミスタ15は、その特性(常温環境下において抵抗値が変化する範囲)が予め決められている。また、このサーミスタ15は、同一のバッテリー13を使用して複数の電池パック11が形成される場合、同じ特性のものが各電池パック11に設けられる。
充電装置本体5は、図2に示すように、前記電源入力用プラグ6が接続された電源部21と、この電源部21に接続された出力スイッチ22、制御部23および電流検知部24と、前記制御部23に接続された電圧検知部25、電池種類・温度信号ライン26および表示部27などを備えている。
前記電源部21は、AC−DCコンバータ(図示せず)によって構成されており、後述する制御部23に給電するとともに、バッテリー13に充電電力を供給する。充電時の充電電流と充電電圧とは、後述する制御部23によって制御される。
前記出力スイッチ22は、電源部21と前記充電ソケット7の雌型端子7aとを接続する電源供給ライン28に設けられており、制御部23によってON・OFFの切り換えが行われるように構成されている。
前記制御部23は、前記出力スイッチ22のON・OFFの切り換えと、充電電圧、充電電流の制御などを行うもので、CPU(図示せず)を有する電子回路によって構成されている。この実施の形態による制御部23は、図3に示すように、後述する温度検出部31、識別部32、接続確認部33、定電流充電部34、定電圧充電部35、充電停止部36、異常処理部37、最終充電部38、メモリ39およびタイマー40などを備えている。この制御部23によって、本発明でいう充電制御装置が構成されている。
前記電流検知部24は、前記バッテリー13を流れる電流を検出するためのものである。この電流検知部24によって、本発明でいう電流検出装置が構成されている。
前記電圧検知部25は、前記バッテリー13の電圧を検出するためのものである。この電圧検知部25は、図2に示すように、前記電源供給ライン28における出力スイッチ22と前記雌型端子7aとの間と、接地ライン41との間に設けられている。この電圧検知部25によって、本発明でいう電圧検出装置が構成されている。なお、前記電流検知部24と前記電圧検知部25とは、図2に示す回路図上では単なる抵抗として描いてあるが、実際には電圧検知用回路、電流検知用回路によって構成されている。
前記電池種類・温度信号ライン26は、バッテリー13の種類や温度、充電装置1への電池パック11の接続の有無などを検出するためのもので、制御部23と充電ソケット7の雌型端子7cとを接続しており、抵抗42を介して制御電圧が印加されている。この電池種類・温度信号ライン26から制御部23に加えられる電圧は、雌型端子7cに電池パック11の雄型端子11cが接続されていない状態と、雌型端子7cに前記雄型端子11cが接続された状態とでは異なる。制御部23は、この電圧の変化を検出することによってバッテリー13の接続の有無を判定する。この電池種類・温度信号ライン26と前記抵抗42を有する制御電圧印加用の回路とによって、本発明でいう接続確認手段が構成されている。
また、充電装置1に電池パック11が接続されている状態では、前記電池種類・温度信号ライン26は、端子7c,11c、前記サーミスタ15、前記線路14、端子11b,7bなどを介して接地ライン41に接続される。このため、この状態では、電池種類・温度信号ライン26と接地ライン41との間の電圧(以下、単に電池種類・温度信号ライン26の電圧という)は、抵抗42の抵抗値とサーミスタ15の抵抗値との分圧比によって決まる。制御部23は、この電圧に基づいてバッテリー13の種類や温度、充電装置1への電池パック11の接続の有無を検出する。
前記表示部27は、充電異常などが発生していることを使用者に知らせるためのもので、図1(B)に示すように、前記ケース4の一側部に露出するように取付けられたLEDによって構成されている。
前記制御部23の温度検出部31は、前記サーミスタ15を使用してバッテリー13の温度を求める。詳述すると、温度検出部31は、前記電池種類・温度信号ライン26の電圧を検出し、この電圧に基づいて、たとえばマップ(図示せず)を使用してバッテリー13の温度を求める。
前記制御部23の識別部32は、充電装置1に充電対象ではないバッテリーが取付けられたときに充電してしまうことがないように、バッテリー13の種類を識別する。このバッテリー13の種類の識別は、後述するように、電池パック11に内蔵されているサーミスタ15を用いて行う。
常温環境下では、サーミスタ15の抵抗値は、予め決められた上限と下限との間で変化し、電池種類・温度信号ライン26の電圧は、前記抵抗値が変化する範囲に対応した電圧範囲の中で変化する。
このため、常温環境下において、電池種類・温度信号ライン26の電圧が前記電圧範囲の外にある場合、そのときに充電装置1に接続されている電池パック11は充電対象のものではないことが分かる。
前記識別部32は、前記温度検出部31とともに前記電池種類・温度信号ライン26に接続されており、この電池種類・温度信号ライン26の電圧を検出し、この電圧が前記電圧範囲内にあるか否かを判定する。識別部32は、前記電圧が前記電池範囲の中にある場合、充電装置11に接続されている電池パックが正規の(充電対象の)電池パック11であることを識別する。
前記制御部23の接続確認部33は、前記電池種類・温度信号ライン26の電圧を検出し、バッテリー13の接続の有無を判定する。すなわち、電池パック11が充電装置1に接続されている場合と接続されていない場合とでは、電池種類・温度信号ライン26の電圧が異なるから、接続確認部33は、前記電圧の大きさに基づいてバッテリー13(電池パック11)の接続の有無を判定する。
前記定電流充電部34は、予め定めた一定電流がバッテリー13を流れるように定電流充電を行う。
この定電流充電部34は、バッテリー13が充電装置1に接続されてこれが正規のものであることが確認された後に出力スイッチ22をON状態に切り換えて定電流充電を開始し、バッテリー13の電圧が予め定めた設定電圧に達したときに定電流充電を停止させる。定電流充電中の充電電流は、前記電流検知部24によって検出し、バッテリー13の電圧は、前記電圧検知部25によって検出する。
この実施の形態による定電流充電部34は、充電電流の上限値を1.7Aとして設定してあり、定電流充電中は前記充電電流上限値を超えることがないように充電電流を制御する。この定電流充電部34が定電流充電を行うときの充電電流は1.7Aに設定されている。また、定電流充電を終了させるときの前記設定電圧は、58Vに設定されている。この電圧は、バッテリー13の定格電圧(55V)より高く設定されている。
この電圧値や前記電流値を示す数値データは、制御部23内のメモリ39に記憶されている。
前記定電圧充電部35は、上述した定電流充電によりバッテリー13の電圧が前記設定電圧に達したとき(定電流充電が終了したとき)に定電圧充電を開始する。この定電圧充電は、後述する充電停止部36によって停止させられる。
この定電圧充電は、一定の電圧がバッテリー13に印加されるように行う。この実施の形態において、定電圧充電部35が定電圧充電を行うときの充電電圧は、前記定電流充電の停止時の電圧、すなわち58Vに設定されている。
この実施の形態による定電圧充電部35は、充電電圧の上限値を58Vとして設定してあり、定電圧充電中は、前記充電電圧上限値を超えることがないように充電電圧を制御する。定電圧充電中のバッテリー13の電圧も前記電圧検知部25によって検出する。
前記充電停止部36は、上述した定電圧充電中にバッテリー13を流れる電流が予め定めた充電電流確認値より低下したときに定電圧充電部35による定電圧充電を停止させ、これとともに前記出力スイッチ22をON状態からOFF状態に切り換える。この実施の形態における前記充電電流確認値は、360mAに設定されている。この電流も前記電流検知部24によって検出する。また、充電電流確認値を示す数値データもメモリ39に記憶されている。
前記充電停止部36は、このように定電圧充電を充電電流に基づいて停止させる他に、充電装置1から電池パック11が取外されたときにも、そのときに行っている充電を停止させて出力スイッチ22をOFF状態に切り換えるように構成されている。バッテリー13が充電装置1から取外されたか否かは、前記接続確認部33が判定する。
前記異常処理部37は、バッテリー13の異常や充電装置1の内部回路の異常などを検出し、異常を検出したときに異常処理を行う。この異常処理とは、充電中であれば充電動作を停止させ、使用者に異常を知らせるために前記表示部27を点滅させることをいう。
この異常処理部37は、1回の充電が終了するまでの過程において、以下に説明する第1〜第5の検出点において異常を検出する。
第1の異常検出点は、電池パック11を充電装置1に接続した後であって、定電流充電が開始される以前である。
この第1の異常検出点において、異常処理部37は、バッテリー13の電圧を検出し、この電圧が予め定めた範囲内にあるか否かを判定する。この電圧範囲は、41.2V〜60Vに設定されている。異常処理部37は、バッテリー13の電圧が前記範囲外である場合に前記異常処理を行う。前記電圧範囲を示す数値データは、メモリ39に記憶されている。
また、この第1の異常検出点において、異常処理部37は、前記温度検出部31によって検出されたバッテリー13の温度が予め定めた正常範囲の外にある場合と、前記識別部32によってバッテリー13が充電対象のものではないと識別された場合との少なくとも一方の場合にも前記異常処理を行う。前記温度の正常範囲は、たとえば−10℃〜60℃に設定されている。前記識別は、上述したように、抵抗42の抵抗値とサーミスタ15の抵抗値との分圧比に基づいて行い、電池種類・温度信号ライン26の電圧が予め定めた電圧範囲の中にあるか否かを判定することによって行う。
第2の異常検出点は、定電流充電・定電圧充電が行われているときである。この第2の異常検出点において、異常処理部37は、先ず、制御部23のタイマー40によって充電開始からの経過時間を計り、定電流充電・定電圧充電が予め定めた時間を超えたときに異常処理を行う。この予め定めた時間は、10時間〜15時間の間の何れかの時間に設定されている。
また、異常処理部37は、第2の異常検出点において、充電電流と充電電圧とを検出し、充電電流が1.95Aを超えたとき、または充電電圧が41.2〜60Vの範囲の外にあるときに異常処理を行う。さらに、異常処理部37は、第2の異常検出点において、前記温度検出部31によって検出されたバッテリー13の温度が前記正常範囲の外にある場合にも異常処理を行う。
第3の異常検出点は、定電圧充電が終了した直後である。この第3の異常検出点において、異常処理部37は、バッテリー13の電圧が予め定めた正常電圧範囲の範囲外であり、かつ前記温度検出部31に電池温度信号が入力されている場合に異常処理を行う。ここでいう電池温度信号とは、電池種類・温度信号ライン26の電圧の大きさに基づくものであり、異常処理部37は、電池種類・温度信号ライン26の電圧が電池パック接続状態での電圧である場合、電池温度信号有りと判定する。前記正常電圧範囲は、48V〜58Vの範囲に設定されている。この正常電圧範囲を示す数値データもメモリ39に記憶されている。
また、異常処理部37は、前記第3の異常検出点において、バッテリー13の電圧が予め定めた正常電圧範囲の範囲内であったとしても、バッテリー13の温度が前記正常範囲の外にある場合には異常処理を行う。
第4の異常検出点は、後述する最終充電部38による充電が行われているときである。この第4の異常検出点において、異常処理部37は、前記温度検出部31によって検出されたバッテリー13の温度が前記正常範囲の外にあり、かつ温度検出部31に電池温度信号が入力されている場合に異常処理を行う。
第5の異常検出点は、後述する最終充電部38による充電が終了した直後である。この第4の異常検出点において、異常処理部37は、前記電圧検知部25によってバッテリー13の電圧が検出された場合に異常処理を行う。
前記最終充電部38は、前記充電停止部36が定電圧充電を停止させた後にバッテリー13の電圧が前記正常電圧範囲にある場合であって、かつ温度検出部31によって検出されたバッテリー13の温度が前記正常範囲内にある場合にバッテリー13を再び定電圧充電によって充電する。
この最終充電部38による定電圧充電は、電池パック11が充電装置1から取外されるまで継続して行われる。
この最終充電部38が定電圧充電を行うときの充電電圧は、定電圧充電部35によって行われる定電圧充電の電圧値(58V)より小さな値として予め設定された最終充電電圧を越えることがないように設定されている。この実施の形態では、このときの充電電圧は、バッテリー13の定格上限電圧(55V)に設定されている。
この最終充電部38が前記定電圧充電を行うときの充電電流は、前記定電流充電時の一定の電流値(1.7A)より小さな値として予め設定された最終充電電流を越えることがないように設定されている。
次に、前記制御部23の動作を図4および図5に示すフローチャートと図6に示すグラフとを用いて説明する。
先ず、充電装置1の電源入力用プラグ6を商用電源のコンセントに挿入し、制御部23が給電されるようにする。この状態では、図4に示すフローチャートのステップP1に示すように、接続確認部33が電池パック11(バッテリー13)の接続の有無を判定する。
電池パック11が充電装置1に取付けられると、ステップP1からステップP2に進み、異常処理部37によってバッテリー13の電圧が所定の範囲(41.2V〜60V)内にあるか否かが判定される。このときバッテリー13の電圧が前記範囲の外である場合、ステップP3に進み、異常処理部37が異常処理を行う。
バッテリー13の電圧が前記範囲内にある場合、ステップP4において、前記温度検出部31によってバッテリー13の温度が検出されるとともに、前記識別部32によってバッテリー13の種類が識別される。このとき、バッテリー13の温度が前記正常範囲の外にある場合は異常処理部37が異常処理を行う。また、バッテリー13の温度が正常範囲内にある場合であっても、バッテリー13が正規のものではない場合には異常処理部37が異常処理を行う。
ステップP4においてバッテリー13の温度が正常範囲内にあり、かつバッテリー13が正規のものである場合、ステップP5に進み、定電流充電部34が出力スイッチ22をON状態に切り換えて定電流充電を開始する。定電流充電が開始されると、バッテリー13の電圧は、図6に示すように、時間の経過とともに上昇する。
この実施の形態では、バッテリー13の電圧が58Vに達した時点T1(図6参照)で定電流充電から定電圧充電に切り換わって充電が継続される。
この定電流充電と定電圧充電とが行われているときは、ステップP6,P7に示すように、常に異常処理部37による異常判定が行われる。ステップP6においては、充電開始後の経過時間が閾値(10時間〜15時間の何れかの時間)より少ないか否かを検出し、経過時間が前記閾値に対したときにステップP3に進んで異常処理が行われる。
ステップP7においては、充電電流が1.95Aより小さいか否かと、充電電圧が41.2V〜60Vの範囲内にあるか否かと、バッテリー13の温度が−10℃〜60℃の正常範囲内にあるか否かとを判定する。充電電流が1.95Aを超えている場合は異常であり、充電電圧が41.2V〜60Vの範囲外にある場合は異常であり、バッテリー13の温度が−10℃〜60℃の範囲に入っていない場合は異常である。これらの充電電流、充電電圧およびバッテリー温度のうち少なくとも一つが異常である場合は、ステップP3に進んで異常処理が行われる。
このような異常判定の条件を満たすことなく充電が進み、充電電流が充電電流確認値(360mA)まで低下した場合、ステップP8からステップP9に進み、充電停止部36が定電圧充電を停止させるとともに、出力スイッチ22をON状態からOFF状態に切り換える。定電圧充電が終了する時期、言い換えれば図6中に過電圧制御領域として示した第1回目の充電が終了する時期を図6において符号T2で示す。
このように定電圧充電が終了した後、図5に示すフローチャートのステップP10に進み、異常処理部37がバッテリー13の電圧を検出し、このときの電圧が正常電圧範囲(48V〜58V)の範囲外であるか否かを判定する。バッテリー13の電圧が正常電圧範囲外である場合、ステップP11に進み、電池温度信号の有無を判定する。
ステップP11において、電池温度信号有り(電池パック11が接続されている)と判定された場合、バッテリー13の電圧が異常であるため、ステップP12に進んで異常処理が行われる。
ステップP11において、電池温度信号無し(電池パック11が接続されていない)と判定された場合は、ステップP13に進み、接続待機状態に移行する。
前記ステップP10において、バッテリー13の電圧が前記正常電圧範囲にあると判定された場合、ステップP14に進み、バッテリー13の温度が前記正常範囲内にあるか否かを判定する。バッテリー13の温度が正常範囲の外にある場合、ステップP12に進んで異常処理部37による異常処理が行われる。一方、バッテリー13の温度が正常範囲内にある場合、ステップP15に進み、最終充電部38が出力スイッチ22をON状態に切り換えて定電圧充電を再び行う。この充電時の充電電圧は、バッテリー13の定格上限電圧である55Vに設定され、充電電流は、0.5A以下に設定される。
この最終充電部38による定電圧充電中は、ステップP16において、異常処理部37によって充電電圧の異常の有無とバッテリー温度の異常の有無が判定される。定電圧充電中に充電電圧が41.2V〜60Vの範囲外であったり、バッテリー13の温度が−10℃〜60℃の範囲外である場合、ステップP17に進み、電池温度信号の有無が判定される。
ステップP17において電池温度信号有り(ステップP17においてはNO)と判定された場合、バッテリー13に何らかの異常が発生しているため、ステップP18に進んで異常処理部37による異常処理が行われる。
ステップP17において、電池温度信号無しと判定された場合、充電停止部36がステップP19において出力スイッチ22をOFF状態に切り換えて最終充電部38による充電を停止させる。この最終充電部38による充電が終了する時期、言い換えれば図6中に電池定格制御領域として示した第2回目の充電が終了する時期を図6において符号T3で示す。なお、上記最終充電部38による定電圧充電中に使用者によって電池パック11が充電装置1から取り外された場合は、ステップP15→P16→P19へと進み、この定電圧充電が停止する。
ステップP19において出力スイッチ22がOFF状態に切り換えられた後、ステップP20において、異常処理部37が電圧検知部25によってバッテリー13の電圧が検出されている否かを判定する。このステップP20において、バッテリー13の電圧が検出されていると判定された場合は、電池パック11が接続されていないにもかかわらずバッテリー13の電圧が加えられている異常な状態であるか、または出力スイッチ22がショートして異常な状態であるため、ステップP18において異常処理が行われる。一方、ステップP20において、バッテリー13の電圧が加えられていないと判定された場合は、ステップP21に進み、接続待機状態に移行する。
上述したように構成された充電装置1によれば、バッテリー13の種類毎にサーミスタ15の特性(常温環境下において抵抗値の変化する範囲)を決めておくことにより、識別部32によってバッテリー13の種類を識別することができる。このため、バッテリー13側には専らバッテリーを識別するための端子や回路は不要になる。しかも、サーミスタ15は、バッテリー13の温度を検出するために従来から既に設けられているものであるから、部品数が増えることはない。
したがって、この実施の形態によれば、コストダウンを図りながら、バッテリー13の種類を検出することができる充電装置を提供することができる。
この実施の形態による充電装置1においては、上述したようにバッテリー13の種類を識別することができることから、セル構成が異なるバッテリー、すなわち当該充電装置1の充電対象ではないバッテリーには充電しないようにすることができる。
この実施の形態による充電装置1によれば、第1回目の充電が終了した後のバッテリー13の電圧が正常電圧範囲に入っていない場合は、前記異常処理が行われる。したがって、この充電装置1を使用することにより、前記第1回目の充電が終了した後に充電が正しく行われたか否かを判定することができ、バッテリー13が不良品である場合は、使用者にその旨を知らせることができる。ここでいう不良品とは、劣化が進んだバッテリーの他に、セル構成が異なるように当該充電装置に適合しないバッテリーをも含む。
この結果、この実施の形態によれば、予め決められたバッテリー13とは異なる種類のバッテリーに誤って充電したときに過度の充電により劣化が進行したり、バッテリーが破損するようなことを防ぐことができる。
この実施の形態による充電装置1は、第1回目の充電が終了した後、満充電状態に近い状態のバッテリー13に低電圧(電池定格上限電圧55V以下)、低電流(0.5A以下)でさらに充電するから、バッテリー13をより一層満充電に近くなるように充電することができる。この2回目の充電を行うに当たっては、バッテリー13の電圧が正常電圧範囲に入っていることが確認された後であり、劣化が進んだバッテリーや、不適切なバッテリーに無理に充電するようなことはないから、バッテリー13の劣化を早めることがないように適正な充電を行うことができる。
この実施の形態による充電装置1は、第2回目の充電中にバッテリー13が取外されたことを検出して第2回目の充電を停止し、充電停止後にバッテリー13の電圧を検出した場合に異常処理が行われる。このため、この充電装置1によれば、充電装置1とバッテリー13との接続部分の異常、充電回路の異常などをも検出することができる。
(第2の実施の形態)
上述した実施の形態ではサーミスタが陰極に接続されている例について説明したが、サーミスタは、図7に示すように陽極に接続することができる。
図7はサーミスタを陽極側に接続した他の実施の形態を示すブロック図である。同図において、前記図1〜図6によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図7に示すサーミスタ15の一端部は、陽極用雄型端子11aとバッテリー13の陽極とを接続する線路51に接続され、他端部は、検出用雄型端子11cに接続されている。また、図7に示す電池種類・温度信号ライン26は、この実施の形態では制御電圧が印加されることはなく、抵抗52を介して接地ライン41に接続されている。
この実施の形態による制御部23が電池種類・温度信号ライン26の電圧を検出するに当たっては、サーミスタ15の抵抗値と前記抵抗52の抵抗値との分圧比によって決まる電圧を検出することによって行う。この実施の形態においては、充電が進むにしたがってバッテリー13の電圧が増大するために、この増大分に対応させて前記電池種類・温度信号ライン26の電圧を補正する。
図7に示す形態を採る場合であっても第1の実施の形態を採るときと同じ効果を奏する。
上述した各実施の形態においては、二次電池として鉛蓄電池を使用する例を示したが、本発明に係る充電装置1によって充電する二次電池としては、ニッケルカドミウム電池やニッケル水素電池などを使用することができる。
また、上述した各実施の形態においては、発明を理解し易くするために、制御部23を発明の構成要素(温度検出部31、識別部32、接続確認部33、定電流充電部34、定電圧充電部35、充電停止部36、異常処理部37、最終充電部38など)毎に区分けして説明した。しかし、制御部23を電子回路によって実現するに当たっては、このような限定にとらわれることなく、発明の構成要素毎に電子回路を形成する他に、発明の構成要素となる回路の一部が他の構成要素となる回路に含まれる(共有される)ように形成することができる。たとえば、定電流充電部34を構成する電子回路の一部や、定電圧充電部35を構成する電子回路の一部の少なくとも一方を利用して最終充電部38の電子回路の一部を形成することができる。
本発明に係る二次電池の充電装置を示す図である。 本発明に係る二次電池の充電装置の構成を示すブロック図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 本発明に係る二次電池の充電装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る二次電池の充電装置の動作を説明するためのフローチャートである。 充電時の電流と電圧の変化を示すグラフである。 サーミスタを陽極に接続した他の実施の形態を示すブロック図である。
符号の説明
1…充電装置、11…電池パック、13…バッテリー、15…サーミスタ、22…出力スイッチ、23…制御部、24…電流検知部、25…電圧検知部、27…表示部、31…温度検出部、32…識別部、33…接続確認部、34…定電流充電部、35…定電圧充電部、36…充電停止部、37…異常処理部、38…最終充電部。

Claims (4)

  1. 二次電池側のサーミスタに接続された状態で二次電池の温度を検出する温度検出部と、二次電池識別用の抵抗に接続された状態で二次電池の種類を識別する識別部とを備えた二次電池の充電装置において、
    前記二次電池識別用の抵抗は、前記サーミスタの内部抵抗によって構成され、
    前記識別部は、前記サーミスタと前記温度検出部とを接続する線路に接続されていることを特徴とする二次電池の充電装置。
  2. 請求項1記載の二次電池の充電装置において、
    前記サーミスタと前記温度検出部とを接続する前記線路を用いて二次電池が接続されているか否かを判定するための接続確認手段と、
    前記二次電池の電圧を検出するための電圧検出装置と、
    前記二次電池を流れる電流を検出するための電流検出装置と、
    充電電圧と充電電流とを制御するための充電制御装置とをさらに備え、
    前記充電制御装置は、
    充電電流を予め定めた一定値とし、前記電圧検出装置によって検出された電圧が予め定めた設定電圧に達するまで定電流充電を行う定電流充電部と、
    充電電圧を前記設定電圧からなる一定値とし、前記定電流充電に続けて定電圧充電を行う定電圧充電部と、
    前記定電圧充電中に前記電流検出装置によって検出された電流が予め定めた充電電流確認値より低下したときに充電を停止させる充電停止部と、
    前記充電停止部が前記定電圧充電を停止させた後、前記電圧検出装置によって検出された電圧が予め定めた正常電圧範囲の範囲外であり、かつ前記接続確認手段によって二次電池が接続されていると判定されている場合、異常処理を行う異常処理部とを備えていることを特徴とする二次電池の充電装置。
  3. 請求項2記載の二次電池の充電装置において、
    前記充電制御装置は、
    前記充電停止部が定電圧充電を停止させた後、前記電圧検出装置によって検出された電圧が予め定めた正常電圧範囲にある場合、二次電池を再び充電する最終充電部をさらに備え、
    この最終充電部が充電するときの充電電流は、前記定電流充電時の電流値より小さい最終充電電流を越えることがないように設定され、
    この最終充電部が充電するときの充電電圧は、前記定電圧充電時の電圧値より小さい最終充電電圧を越えることがないように設定されていることを特徴とする二次電池の充電装置。
  4. 請求項3記載の二次電池の充電装置において、
    前記充電制御装置の前記充電停止部は、前記最終充電部による充電中に前記接続確認手段によって二次電池が接続されていないと判定された場合にも充電を停止させ、
    前記充電制御装置の前記異常処理部は、前記最終充電部による充電が前記充電停止部によって停止させられた後、前記電圧検出装置によって二次電池の電圧が検出された場合にも異常処理を行うことを特徴とする二次電池の充電装置。
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