JP2008257841A - 光情報記録媒体とその情報破壊方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録されている情報を容易な処理条件で破壊できる光情報記録媒体とその情報破壊方法の提供。
【解決手段】(1)案内溝を有する基板上に、少なくとも下部保護層、記録層、上部保護層、反射層が順次形成されており、青色レーザ光の照射により記録層に変化を生じて情報の記録が行われる光情報記録媒体であって、反射層上にオーバーコート層を有しない光情報記録媒体。
(2)光情報記録媒体を水浴させることにより、該光情報記録媒体に記録されている情報を破壊する情報破壊方法。
(3)光情報記録媒体を80℃、85%RH環境下に保管することにより、該光情報記録媒体に記録されている情報を破壊する情報破壊方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録されている情報を容易な処理条件で破壊できる構成の光情報記録媒体とその情報破壊方法に関する。
近年、光情報記録媒体は、その情報記憶容量の大きさや可搬性、耐久性、保存性などの点から需要が高まっている。光情報記録媒体は、CD(Compact Disc:以下、単にCDという)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc:以下、単にDVDという)−ROM、HD(High Density) DVD−ROM、BD(Blu−ray Disc:以下、単にBDという)−ROM等の再生専用の光情報記録媒体、CD−R、DVD±R、HD DVD−R、BD−R等の一回記録(追記)型の光情報記録媒体、CD−RW、DVD±RW、DVD−RAM、HD DVD−RW、BD−RE等の相変化型記録層を有する書換え型の光情報記録媒体、MO(Magneto Optical)ディスク、MD(Mini Disc)等の光磁気記録層を有する書換え型の光情報記録媒体に大別される。
現行の光情報記録媒体は何れも支持体となる基板を備えており、この基板は、データ記録又はデータ再生用のレーザビームが透過可能な材料、例えばポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリオレフィン系樹脂、エポキシ樹脂、ガラス等から形成されている。
再生専用の光情報記録媒体の場合は、この支持基板の表面に、例えば凹凸パターンを形成して情報を持たせる。追記型、書換え型のような記録型の光情報記録媒体の場合は、支持基板上に情報を記録するための層を形成する。更にその上に金属材料による反射層を形成し、更には記録層、反射層等の機能層が外気に曝されて劣化することを防ぐための保護層としてオーバーコート層を形成する。このオーバーコート層には、通常、有機樹脂のコーティング材料が用いられている。
例えば、再生専用光情報記録媒体の1つであるCD−ROMは、基板の表面に凹凸パターンによる情報を有しており、その上に金属材料からなる反射層、有機樹脂からなるオーバーコート層を順に積層して構成されている。また、追記型光情報記録媒体の1つであるCD−Rは、基板上に有機色素材料からなる記録層を形成し、その上に反射層、オーバーコート層を順に積層して構成されている。また、書換え型光情報記録媒体の1つであるCD−RWは、基板上に無機材料からなる保護層、相変化材料からなる記録層、無機材料からなる保護層を順に形成し、その上に、反射層、オーバーコート層を順に積層して構成されている。また、光磁気情報記録媒体であるMOディスクは、通常、基板上に無機材料からなる保護層、垂直磁化膜からなる記録層、無機材料からなる保護層を順に形成し、その上に、反射層、オーバーコート層を順に積層して構成されている。
そして、各種CDが厚さ1.2mmの1枚の円盤からなるのに対し、HD DVDを含む各種DVDは、0.6mmの円盤を2枚重ねた構造を持ち、片面ディスク、片面2層ディスク、両面ディスク、両面2層ディスクの構造を有するものが流通している。
なお、これらの各種DVDのディスクでは、2枚の円盤を重ね合わせる際に、有機樹脂材料からなる接着剤を用いることが多く、該接着剤が前記オーバーコート層としての役割を兼ねていることも少なくない。
また、MOディスクの場合は、厚さ1.2mmの単板、又は、2枚を重ねた両面ディスクとなっている。
ところで、上述のような光情報記録媒体は、需要の増加に伴い、その廃棄処分が問題となっている。廃棄扱いとなる光情報記録媒体には、製造途中で傷を生じたものや、製造後の最終的な検査過程で不良扱いとなったもの、余剰在庫品などだけではなく、ユーザがデータを記録しているものも含まれる。ユーザがデータを記録した光情報記録媒体としては、企業ユーザがデータ保管用に使用した各種光情報記録媒体や、一般ユーザ(個人ユーザ)がコンテンツの保管用に使用した各種光情報記録媒体など、様々なものが挙げられる。
廃棄扱いとなる光情報記録媒体のうち、特に企業ユーザや一般ユーザが保管用のデータを記録して後に不要となった光情報記録媒体に関しては、ユーザによるデータの消去だけでは判読性の点から不十分な場合があり、情報漏洩を確実に防ぐためには、光情報記録媒体に記録されていたデータを確実に破棄することが必要となる。
データ破棄が可能な光情報記録媒体の典型的な廃棄処理方法としては、廃棄する光情報記録媒体を、各地方自治体の廃棄物回収や、回収処理業者に送付又は引き渡しして処理を依頼し、廃棄光情報記録媒体を粉砕して埋め立てる方法や廃棄光情報記録媒体を焼却する方法が挙げられる。しかしながら、これらの方法では、破棄の対象となる光情報記録媒体に秘密情報等が記憶されているような場合は、悪意のある第三者が持っていき、秘密情報を漏洩するという問題が発生する可能性がある。そのため、ユーザ本人が、自らの責任で確実に秘密情報の破棄を遂行する必要がある。
単にデータの読み取りを不能とする方法としては、専用装置で記録面を凸凹状にエンボス加工したりクラック加工したりする等、光情報記録媒体の少なくとも一方の面に粗面処理を施すことによって読み出し不可にする方法(例えば、特許文献1参照)や、光情報記録媒体に対して加熱してポリカーボネート基板を溶融させる処理を行なうことでデータを破壊する方法(特許文献2参照)、ガムテープ等の粘着テープを保護層表面に接着し、このテープを引き剥して構成層を分離して記録情報を破壊消去する方法(特許文献3参照)、紙のシュレッダと同様に物理的に裁断する方法などが開示され、実際に使用されている。
しかしながら、光情報記録媒体を物理的に裁断する方法以外は、加工を施しただけで後の処理を行なわないと、専用の読み取り装置の開発により一部のデータを読み取られる可能性があるという問題点があった。
物理的又は化学的な破壊を伴う方法の他にも、特許文献4〜6などに幾つかの方法が開示されているが、何れも経時的に構成材料の機能が劣化することを利用しており、ユーザ自身の選択によって、データの保持と破壊を使い分けることは困難である。
また、上記特許文献などに様々な光情報記録媒体の処理方法が開示されているが、何れも光情報記録媒体に対して、粉砕や研磨などの機械的処理、酸性溶液、アルカリ性溶液、有機溶媒などによる薬品処理、加熱処理や超音波処理などの複雑な装置/手順を要し、激しい処理条件を必要とするという問題点があった。
そのため、ユーザ自身がデータの保持と破壊を選択することができ、かつ、記録されている情報を容易な処理条件で破壊できる光情報記録媒体とその情報破壊方法の提供が望まれている。
特開昭60−239930号公報 特開2002−316321号公報 特許第3098599号公報 特開2002−184031号公報 特開2002−367221号公報 特開2003−22535号公報
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザ本人が光情報記録媒体を破壊し情報の漏洩を防ぐことができるようにするため、記録されている情報を容易な処理条件で破壊できる光情報記録媒体とその情報破壊方法の提供を目的とする。
上記課題は、次の1)〜4)の発明によって解決される。
1) 案内溝を有する基板上に、少なくとも下部保護層、記録層、上部保護層、反射層が順次形成されており、青色レーザ光の照射により記録層に変化を生じて情報の記録が行なわれる光情報記録媒体であって、反射層上にオーバーコート層を有しないことを特徴とする光情報記録媒体。
2) 記録層が、レーザ光の照射により非可逆的な変化を起こす、Bi及びO(酸素)を含む無機材料で形成されていることを特徴とする1)記載の光情報記録媒体。
3) 1)又は2)記載の光情報記録媒体を水浴させることにより、該光情報記録媒体に記録されている情報を破壊することを特徴とする情報破壊方法。
4) 1)又は2)記載の光情報記録媒体を80℃、85%RH環境下に保管することにより、該光情報記録媒体に記録されている情報を破壊することを特徴とする情報破壊方法。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明するが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。また、前述したように、各種DVDのディスクでは、2枚の円盤を重ね合わせる際に、有機樹脂材料からなる接着剤を用いることが多く、該接着剤がオーバーコート層としての役割を兼ねていることも少なくないが、本願発明でいうオーバーコート層には、このような接着層も含むものとする。
図1は、本発明に係る光情報記録媒体の層構成の一例を示す図である。
この光情報記録媒体の基本的な構成は、案内溝(図示せず)を有する基板1、下部保護層2、記録層3、上部保護層4、反射層6であり、Ag系反射層を用いる場合には、反射層と上部保護層の間に硫化防止層又は酸化防止層としての中間層(バリア層)5を設けても良い。また、基板の鏡面側(案内溝が形成されている面の反対側)にハードコート層7を設けても良く、更に、下部保護層2と上部保護層4の一方を省略してもよい。
図1からも分るように、本発明の光情報記録媒体は、現在流通している通常の光情報記録媒体のように、有機樹脂材料などを用いたオーバーコート層を有しない。
そのため、ある程度以上の環境負荷を掛けることにより、構成層(記録層、反射層)が変質を起こし、データの読み取りが不可能になる。但し、この構成であっても、通常の使用環境やそれに準じた環境下であれば、簡単に劣化したり、データの読み取りができなくなったりすることはない。
本発明の光情報記録媒体は、いわゆる青色レーザ光の照射により、記録及び再生が行なわれる。ここで、青色レーザ光とは、波長400nm付近の青色(青紫色)光のレーザ光のことを言い、光情報記録媒体に利用される青色レーザには、通常、波長390〜420nmの範囲内の半導体レーザが用いられる。例えば、次世代DVDとして知られる青色レーザを使用するBD、HD DVDでは、波長405±5nm(400〜410nm)のレーザ光が用いられている。
青色レーザ光に比べて波長の長い、いわゆる赤色レーザ光(記録波長650nm付近)で記録・再生を行なっている従来のDVDや、赤外レーザ光(記録波長780nm付近)を用いるCD等の光情報記録媒体の場合には、記録層は、長波長、即ち低エネルギーの光を吸収し変化をする必要があるため、活性の高い記録層材料を用いる必要があった。また記録の際に加熱範囲が広がってしまうため、記録時の熱伝導の制御や、加熱された層の変形、剥離の抑制なども必要であった。
そのため、記録層の上下に無機材料からなる保護層を設けたり、反射層の上層に、有機樹脂材料などを用いた保護層(オーバーコート層)を設けたりして、活性の高い記録層材料を保護したり、記録時の熱伝導の制御や記録層の変形、剥離の抑制を行なっていた。
これに対し、青色レーザ光による記録の場合には、例えば、酸化物系の材料のように、600nm以上の波長では透明である(吸収を持たない)が、400nm付近の波長には吸収を持っている材料が数多くあるので、このような材料を記録材料として用いることができる。そのため、酸化物などの酸化による劣化を起こし難い材料、即ち、通常の環境下では自然酸化による劣化を起こさない材料を記録層に用いることができ、反射層材料の劣化にさえ気を付ければ、オーバーコート層を設けなくても、通常の環境下では、特性の劣化を起こさないような光情報記録媒体を得ることができる。
また、光の波長が短くなることにより、照射された光が記録層近傍に集光される際のスポット径が小さくなるため、記録時に加熱される範囲も、赤色レーザ光で記録を行なう光情報記録媒体に比べて狭くなっており、記録材料の加熱による影響も、赤色レーザ光の場合に比べてより近傍の構成層に留まっている。そのため、上部保護層や反射層に適切なものを選択することにより、オーバーコート層が無くても、良好な特性での記録を行なうことが可能になる。
記録層の材料には、無機材料からなる追記型光情報記録媒体に使用する記録材料が使用される。
無機材料を記録層の材料とした追記型光情報記録媒体としては、特開2003−145934号公報に述べられているように、レーザ光照射により媒体にピット(穴)をあけて情報を記録する方法、或いは相変化や合金化等による構造変化を生じさせ反射率を変化させて情報を記録する方法が提案されている。しかしながら、ピット方式の場合は、記録密度の向上に伴って均一なピットを得る事が困難となり、これにより信号特性と記録感度が劣化するため、あまり望ましくない。また相変化方式の場合は、結晶と非晶の間の相転移を利用するものにおいて、場合により記録マークが消去される危険性があり、合金化方式の場合は、レーザ照射による反射率の変動、即ち、記録マークの再生信号のコントラストが小さいという問題を有するが、記録マークの大きさを制御するためには、構造変化を利用するこれらの方式が望ましい。
本発明は、HD DVDやBDで用いられるような青色レーザ波長領域(およそ390〜420nm)のレーザ光を使用する光情報記録媒体を対象とするが、その記録層材料としては、例えば、特開2006−116948号公報に開示されているような、Bi及びO(酸素)に加えて、Mg、Al、Cr、Mn、Co、Fe、Cu、Zn、Li、Si、Ge、Zr、Ti、Hf、Sn、Mo、V、Nb、Y、Taのうちの少なくとも一つの元素を含有し、情報が記録された記録マーク部が、記録層に含有される元素の結晶、及び/又は、該元素の酸化物の結晶を含む記録材料を利用することができる。また、この他に、Bi及びOに一つ以上の元素を加えた記録材料については、添加する元素として、Te、Sb、In、Ga、Ni、Bを用いることもできる。
記録層の厚さは、使用される光情報記録媒体の条件によって最適値が異なるが、およそ10〜25nmの範囲にあることが望ましく、更に好適には、12〜20nmの範囲にあることが望ましい。膜厚が10nmより薄くなると、記録マークの変調度が小さくなるために、また、25nmを超えると記録時における記録マークの形成精度が下がるために、何れも記録信号の特性が良好でなくなるので望ましくない。
上部保護層及び/又は下部保護層には、通常、無機材料を用いる。
具体例としては、SiO、SiO、ZnO、SnO、Al、TiO、In、MgO、ZrO、Ta、Nbなどの酸化物;Si、AlN、TiN、BN、ZrNなどの窒化物;ZnS、TaSなどの硫化物;SiC、TaC、BC、WC、TiC、ZrCなどの炭化物;ダイヤモンド状カーボン、あるいはそれらの混合物が挙げられる。
上部及び下部保護層の膜厚は、記録感度、反射率等の記録・再生信号が良好となる範囲で設定すれば良いが、記録層を保護する機能が要求される場合には、4nm以上、好ましくは10nm以上の膜厚が必要とされる。また、下部保護層については、下側に接しているのが樹脂材料による基板となる場合には、更に膜厚を厚くし、25nm以上とするのが好適である。
反射層の材料は、レーザ光波長に対する反射率の高い物質が好ましく、例えば、Au、Ag、Cu、Al、Ti、V、Cr、Ni、Nd、Mg、Pd、Zr、Pt、Ta、W、Si、Zn、In、Bi、Rhの少なくとも1種の金属及び半金属を挙げることができるが、中でも、Au、Ag、Cu、Alの何れかを主成分とし、Au、Ag、Cu、Al、Ti、V、Cr、Ni、Nd、Mg、Pd、Zr、Pt、Ta、W、Si、Zn、In、Bi、Rhから選ばれた少なくとも1種の金属又は半金属を0.1〜10重量%程度添加した合金が好ましい。(合金であるから、当然ながらAuとAu、AgとAg、CuとCu、AlとAlの組合せは除く)。上記金属又は半金属を0.1重量%以上添加することにより、結晶粒が微細化し耐蝕性に優れた薄膜が得られる。しかし、10重量%を超えて添加すると反射率が低下するため好ましくない。このため、この合金材料においては、母材となる金属(主成分として用いられる金属)が、90重量%程度以上含まれるようにする。
母材の中でも、成膜速度を速くすることが出来るAgは好ましい材料であり、添加物としては、良好な記録特性の光情報記録媒体を得るためには、屈折率nが小さく吸収係数kが大きいAu、Cu、Mg、Inが特に好ましい。
但し、本発明の光情報記録媒体は、反射層上のオーバーコート層を形成しない構成であるため、反射層材料の特性として耐腐食性が特に重要視される。そのため、Agへの添加物としては、特開2000−57627号公報に開示されているBiや、特開2002−15464号公報に開示されているNdなどが、良好な記録特性を保ちつつ耐久性を向上させるためには、特に好ましい。
また、Alを母材とする金属材料も、耐腐食性の良好な好ましい材料である。反射層材料としてAl合金を用いる場合、上記の材料の中でも、特開2002−46356号公報に開示されている、Ta、Ti、Cr、Siとの合金材料が特に優れており、好ましい。
反射層の膜厚は、30〜200nm、好ましくは35〜160nmとする。膜厚が30nmより薄くなると反射率の確保が困難となるし、200nmより厚くすると、製膜時間がかかりすぎてしまうため、製膜時の基板への応力による変形が起こる。また、製造効率も低くなる。
また、反射層を多層化することも可能であるが、その場合でも、多層化膜の合計膜厚を一層のときと同様の範囲とするのが良い。
記録層、上部及び下部保護層、反射層の作製方法としては、スパッタリング、プラズマCVD、プラズマ処理、イオンプレーティング、光CVDなどが利用できるが、光情報記録媒体の製造で汎用されているスパッタリングが好ましい。その代表的作製条件は、圧力10−2〜10−4hPa、スパッタリング電力0.1〜5.0kW/200mmφ、成膜速度0.1〜50nm/sである。
基板の材料は、通常ガラス、セラミックス又は樹脂であり、成形性、コストの点で樹脂基板が好適である。樹脂の例としては、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、ABS樹脂、ウレタン樹脂などが挙げられるが、成形性、光学特性、コストの点で優れるポリカーボネート樹脂、アクリル系樹脂が好ましい。
本発明のような、青色レーザ波長領域のレーザ光を使用し、記録層材料には無機材料を用いる光情報記録媒体の場合には、基板の案内溝の形状は、溝深さ20〜40nm程度、溝幅(底幅)0.15〜0.35μmの範囲が好ましい。この範囲であれば反射率やトラッキングサーボ特性が良好となる。
ハードコート層は、一般的に紫外線硬化型樹脂を用いてスピンコート法で作製する。
ハードコート層の厚さは、2〜6μmの範囲が適当である。2μmより薄くすると充分な耐擦傷性が得られない。また、6μmより厚くすると、内部応力が大きくなってしまいディスクの機械特性に大きく影響してしまう。
ハードコート層の硬度は、布で擦っても大きな傷が付かない鉛筆硬度H以上とする必要がある。ハードコート層には必要に応じて導電性の材料を混入させ、帯電防止を図って埃等の付着を防止することも効果的である。
本発明の光情報記録媒体のデータ破壊方法として確実な方法は、廃棄する媒体を高温高湿環境下に放置することである。例えば、80℃、85%RHの環境下に一定時間以上放置すると、記録層及び反射層が酸化されて機能を果たさなくなり、データを読み出すことが不可能になる。
しかしながら、本発明の光情報記録媒体が、通常の使用環境下や、輸送環境下でも劣化してしまうのであれば、データを保持することが難しくなり、ユーザ自身の選択でデータの保持と廃棄をすることが困難となる。そのため、JIS C 0027;環境試験方法(電気・電子)温湿度サイクル(12+12時間サイクル)試験方法に準拠した、25℃、95%RHと40℃、95%RHの12時間毎のサイクル試験を実施し、この環境試験下では、記録層及び反射層は変質せずに、データの読み出しが可能であることを確認する必要がある。
また、本発明の光情報記録媒体の廃棄を、簡易な手法で実施する場合は、廃棄する媒体を水浴させれば良い。その際、浸す水の温度を高くした方が、より早く媒体の機能を破壊することができる。
本発明を、各種DVDのように、略0.6mm厚の基板に挟まれた中間に記録層を有する構造の光情報記録媒体に応用する場合には、例えば図2に示すように、0.6mm厚の基板を用いて本発明の光情報記録媒体を形成し、その上に脱着可能に備えたダミー基板を設けて、1.2mm厚の光情報記録媒体として使用する。また、ディスク内周部のクランプエリアにのみ、0.6mm厚の基板を貼合せて1.2mm厚とし、それ以外の部分はそのままとして使用してもよい。
ダミー基板を用いた場合、データ破棄の際にはダミー基板を外して破壊処理を行なう。
本発明によれば、記録されている情報を容易な処理条件で破壊できる光情報記録媒体とその情報破壊方法を提供できる。
以下、実施例及び比較例を示して本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
実施例1
深さ約25nm、溝幅約0.20μm、トラックピッチ0.40μmの案内溝を有する直径120mm、厚さ0.6mmのポリカーボネート基板上に、スパッタリング法により、下部保護層として厚さ約60nmのZnS−SiO(80:20モル%)、記録層として厚さ15nmのBi−Fe(70:30モル%)、上部保護層として厚さ約20nmのZnS−SiO(80:20モル%)、反射層として厚さ約40nmのAl−Ti合金(99:1重量%)を順次積層して、光情報記録媒体を得た。
上記光情報記録媒体の反射層上に、脱着可能な粘着シートを介して0.6mm厚のダミー基板を貼合せてから、HD DVD対応の光情報記録再生装置(株式会社東芝製RD−A1)により、HD DVDの1倍速相当(6.61m/s)の線速度で、コンテンツデータの記録を行なった。
この記録部について、HD DVD記録再生評価装置(パルステック工業株式会社製:ODU−1000/ピックアップレーザ光波長405nm、NA0.65)により再生エラー評価を行なった。
結果は、表1に示すように、PIエラー=74(連続した4ECCブロック毎)であり、HD DVDの規格値であるPIエラー≦280を充分に満たしており、良好な特性で記録されていることが確認できた。また、この光情報記録媒体について、HD DVD再生装置(株式会社東芝製RD−A1)により、記録したコンテンツデータの読み取りを行なったところ、読み取りエラーを起こすことなく、データの読み取りを行なうことに成功した。
上記光情報記録媒体に対して、0.6mm厚のダミー基板を外してから、JIS C 0027;環境試験方法(電気・電子)温湿度サイクル(12+12時間サイクル)試験方法に準拠した25℃、95%RH、12時間と、40℃、95%RH、12時間の温湿度サイクルを6サイクル実施した環境試験を行ない、その後、粘着シートを介して0.6mm厚のダミー基板を貼合せてから、記録部の再生エラー評価を行なった。
結果は、表1に示すように、PIエラー=68であり、HD DVD再生装置による、記録したコンテンツデータの読み取りについても、読み取りエラーを起こすことなく、データの読み取りを行なうことに成功した。
次いで、上記の光情報記録媒体に対して、0.6mm厚のダミー基板を外してから、80℃、85%RHの環境下に50時間保管する環境試験を行ない、その後、粘着シートを介して0.6mm厚のダミー基板を貼合せてから、記録部の再生エラー評価を行なったところ、評価不可となり、測定結果が得られなかった。HD DVD再生装置による記録したコンテンツデータの読み取りについては、再生装置がこの光情報記録媒体を認識することができず、再生不可であった。
比較例1
実施例1と同様にして反射層までを形成し、その上に紫外線硬化型の有機樹脂材料(三菱レイヨン株式会社製ダイヤビームMH−7617N)をスピンコートして、平均膜厚6μmのオーバーコート層を形成し、光情報記録媒体を得た。
上記光情報記録媒体のオーバーコート層上に、脱着可能な粘着シートを介して0.6mm厚のダミー基板を貼合せてから、HD DVD対応の光情報記録再生装置(株式会社東芝製RD−A1)により、HD DVDの1倍速相当(6.61m/s)の線速度で、コンテンツデータの記録を行なった。
この記録部について、HD DVD記録再生評価装置(パルステック工業株式会社製ODU−1000/ピックアップレーザ光波長405nm、NA0.65)により再生エラー評価を行なった。
結果は、表1に示すように、PIエラー=40(連続した4ECCブロック毎)であり、HD DVDの規格値であるPIエラー≦280を充分に満たしており、良好な特性で記録されていることが確認できた。また、この光情報記録媒体について、HD DVD再生装置(株式会社東芝製RD−A1)により、記録したコンテンツデータの読み取りを行なったところ、読み取りエラーを起こすことなく、データの読み取りを行なうことに成功した。
上記光情報記録媒体に対して、0.6mm厚のダミー基板を外してから、JIS C 0027;環境試験方法(電気・電子)温湿度サイクル(12+12時間サイクル)試験方法に準拠した、25℃、95%RH、12時間と40℃、95%RH、12時間の温湿度サイクルを6サイクル実施した環境試験を行ない、その後、粘着シートを介して0.6mm厚のダミー基板を貼合せてから、記録部の再生エラー評価を行なった。
結果は、表1に示すように、PIエラー=44であり、HD DVD再生装置による、記録したコンテンツデータの読み取りについても、読み取りエラーを起こすことなく、データの読み取りを行なうことに成功した。
次いで、上記光情報記録媒体に対して、0.6mm厚のダミー基板を外してから、80℃、85%RHの環境下に50時間保管する環境試験を行ない、その後、粘着シートを介して0.6mm厚のダミー基板を貼合せてから、記録部の再生エラー評価を行なった。
結果は、表1に示すように、PIエラー=48であり、HD DVD再生装置による記録したコンテンツデータの読み取りについては、読み取りエラーを起こすことなく、データの読み取りを行なうことに成功した。
また、同様に作製した光情報記録媒体に対して、45℃まで温めた水中に湯浴し、特に加熱することなくそのまま2日間放置する試験を行なった。水中から取り出し乾かした後、粘着シートを介して0.6mm厚のダミー基板を貼合せて、記録部の再生エラー評価を行なった。
結果は、表1に示すように、試験前にPIエラー=43であった記録部に対して、試験後の測定結果は、PIエラー=76であった。HD DVD再生装置による記録したコンテンツデータの読み取りについては、この場合においても、読み取りエラーを起こすことなく、データの読み取りを行なうことに成功した。
実施例2
深さ約30nm、溝幅約0.22μm、トラックピッチ0.40μmの案内溝を有する直径120mm、厚さ0.6mmのポリカーボネート基板上に、スパッタリング法により、下部保護層として厚さ約55nmのZnS−SiO(80:20モル%)、記録層として厚さ13nmのBi−B(70:30モル%)、上部保護層として厚さ約15nmのZnS−SiO(80:20モル%)、中間層として厚さ約5nmのIn−SnO(80:20モル%)、反射層として厚さ約70nmのAg−Nd−Bi合金(96.5:3.0:0.5モル%)を順次積層して、光情報記録媒体を得た。
上記光情報記録媒体の反射層上に、脱着可能な粘着シートを介して0.6mm厚のダミー基板を貼合せてから、HD DVD対応の光情報記録再生装置(株式会社東芝製RD−A1)により、HD DVDの1倍速相当(6.61m/s)の線速度で、コンテンツデータの記録を行なった。
この記録部について、HD DVD記録再生評価装置(パルステック工業株式会社製:ODU−1000/ピックアップレーザ光波長405nm、NA0.65)により再生エラー評価を行なった。
結果は、表1に示すように、PIエラー=84(連続した4ECCブロック毎)であり、HD DVDの規格値であるPIエラー≦280を充分に満たしており、良好な特性で記録されていることが確認できた。また、この光情報記録媒体について、HD DVD再生装置(株式会社東芝製RD−A1)により、記録したコンテンツデータの読み取りを行なったところ、読み取りエラーを起こすことなく、データの読み取りを行なうことに成功した。
上記光情報記録媒体に対して、0.6mm厚のダミー基板を外してから、JIS C 0027;環境試験方法(電気・電子)温湿度サイクル(12+12時間サイクル)試験方法に準拠した、25℃、95%RH、12時間と、40℃、95%RH、12時間の温湿度サイクルを6サイクル実施した環境試験を行ない、その後、粘着シートを介して0.6mm厚のダミー基板を貼合せてから、記録部の再生エラー評価を行なった。
結果は、表1に示すように、PIエラー=98であり、HD DVD再生装置による、記録したコンテンツデータの読み取りについても、読み取りエラーを起こすことなく、データの読み取りを行なうことに成功した。
次いで、上記光情報記録媒体に対して、0.6mm厚のダミー基板を外してから、45℃まで暖めた水中に湯浴し、特に加熱することなくそのまま2日間放置する試験を行なった。水中から取り出し乾かした後、粘着シートを介して0.6mm厚のダミー基板を貼合せて記録部の再生エラー評価を行なったところ、評価不可となり、測定結果は得られなかった。HD DVD再生装置による記録したコンテンツデータの読み取りについては、再生装置がこの光情報記録媒体を認識することができず、再生不可であった。
比較例2
実施例2と同様にして反射層までを形成し、その上に紫外線硬化型の有機樹脂材料(日本化薬株式会社製KAYARAD DVD−750)を用いた接着層(平均膜厚約50μm)を介して、直径120mm、厚さ0.6mmのポリカーボネート基板を貼合せて、光情報記録媒体を得た。上記接着層はオーバーコート層の役割を兼ねるものである。
上記光情報記録媒体に対し、HD DVD対応の光情報記録再生装置(株式会社東芝製RD−A1)により、HD DVDの1倍速相当(6.61m/s)の線速度で、コンテンツデータの記録を行なった。
この記録部について、HD DVD記録再生評価装置(パルステック工業株式会社製ODU−1000/ピックアップレーザ光波長405nm、NA0.65)により再生エラー評価を行なった。
結果は、表1に示すように、PIエラー=52(連続した4ECCブロック毎)であり、HD DVDの規格値であるPIエラー≦280を充分に満たしており、良好な特性で記録されていることが確認できた。また、この光情報記録媒体について、HD DVD再生装置(株式会社東芝製RD−A1)により、記録したコンテンツデータの読み取りを行なったところ、読み取りエラーを起こすことなく、データの読み取りを行なうことに成功した。
上記光情報記録媒体に対して、JIS C 0027;環境試験方法(電気・電子)温湿度サイクル(12+12時間サイクル)試験方法に準拠した、25℃、95%RH、12時間と40℃、95%RH、12時間の温湿度サイクルを6サイクル実施した環境試験を行ない、その後、記録部の再生エラー評価を行なった。
結果は、表1に示すように、PIエラー=55であり、HD DVD再生装置による、記録したコンテンツデータの読み取りについても、読み取りエラーを起こすことなく、データの読み取りを行なうことに成功した。
次いで、上記光情報記録媒体に対して、80℃、85%RHの環境下に50時間保管する環境試験を行ない、その後、記録部の再生エラー評価を行なった。
結果は、表1に示すように、PIエラー=66であり、HD DVD再生装置による記録したコンテンツデータの読み取りについては、読み取りエラーを起こすことなく、データの読み取りを行なうことに成功した。
また、同様に作製した光情報記録媒体に対して、45℃まで温めた水中に湯浴し、特に加熱することなくそのまま2日間放置する試験を行なった。水中から取り出し乾かした後、記録部の再生エラー評価を行なった。
結果は、表1に示すように、試験前にPIエラー=56であった記録部に対して、試験後の測定結果は、PIエラー=88であった。HD DVD再生装置による記録したコンテンツデータの読み取りについては、この場合においても、読み取りエラーを起こすことなく、データの読み取りを行なうことに成功した。
Figure 2008257841
上記表中の「○」は読み取りOK、「×」は読み取りNGを示す。
本発明に係る光情報記録媒体の層構成の一例を示す図。 本発明に係る光情報記録媒体の層構成の他の例を示す図。

Claims (4)

  1. 案内溝を有する基板上に、少なくとも下部保護層、記録層、上部保護層、反射層が順次形成されており、青色レーザ光の照射により記録層に変化を生じて情報の記録が行われる光情報記録媒体であって、反射層上にオーバーコート層を有しないことを特徴とする光情報記録媒体。
  2. 記録層が、レーザ光の照射により非可逆的な変化を起こす、Bi及びO(酸素)を含む無機材料で形成されていることを特徴とする請求項1記載の光情報記録媒体。
  3. 請求項1又は2記載の光情報記録媒体を水浴させることにより、該光情報記録媒体に記録されている情報を破壊することを特徴とする情報破壊方法。
  4. 請求項1又は2記載の光情報記録媒体を80℃、85%RH環境下に保管することにより、該光情報記録媒体に記録されている情報を破壊することを特徴とする情報破壊方法。
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