JP2008256720A - 腕時計の裏側錆発生防止プロテクター - Google Patents

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Abstract

【課題】
腕時計を腕に着用・装着すると、汗をかいた時・水を使った時や濡れた時・雨に合った時等に、腕時計の裏側に汗や水が付着・固着する。それを放置すると錆や腐食が発生する原因となる。この錆や腐食の発生を防止する特徴を持つ手軽で簡単な、腕時計の裏側錆発生防止プロテクターであり、これを提供することを目的とする。
【解決手段】
腕時計を装着すると、汗・水・雨等が腕時計の裏側に付着し錆や腐食の原因となる。これを防止するために、従来あるリストバンド等の手首への装着は嵩張るのと、装着することが面倒くさく、暑苦しいものである。この代替えの代表選手として本発明は、画期的で手軽で簡単な腕時計の裏側錆発生を防止するプロテクターである。
【選択図】図1

Description

本発明は、腕時計を腕に着用・装着すると、汗をかいた時・水を使った時・雨に合った時等、腕時計の裏側に汗や水が付着し、それを放置すると錆の発生や腐食する原因となる、腕時計の裏側は普段見ない見えない場所であるため見落とし易い、錆発生や腐食も気がつかない、その裏側本体の錆発生や腐食の見苦しさや、腕時計の値打ちの低下、又、その後起こるであろう機能の低下を防止するためのプロテクター(保護物・防具)に関するものである。
従来あるリストバンドや腕バンド・腕ベルト等を、腕の手首にする方法もあるが、嵩張(かさば)ったり、装着することが面倒であり、又、暑苦しいし、これによる汗の発生があり、不快である。これ等を使用しない方法として、本発明は手軽で簡単なプロテクターである。
IPDL特許電子図書館から特許・実用新案検索の公報テキスト検索より、公報種別5項目に全て四角にチェックを入れる「要約+請求の範囲」に「腕時計・時計と錆・腐食・腐蝕」を入力して検索すると135件のヒットがあった。その中で「日本」が74件「米」が61件有り全てを開示し関連を調査した。が、もっと深く調査をするため、本発明のタイトルの中にある「腕時計・時計と錆・腐食」と付くタイトルに重点を置き37件を抽出、全てを開示し納得いくまで検閲した結果、技術が公知となっている従来の公報と、本発明との類似点の有る公報は、ズバリの物は全く無しに終わった。検閲した結果、37件有る中で「特許請求の範囲」を詳細にチェックし6件をピックアップして説明する。下記6件の全ての要点と本発明を比較して、より詳しく説明する。
先ず1件目である、公開のみで終わっている、御庁では「査定種別(査定無し) 最終処分(未審査請求によるみなし取下) 最終処分日(平14.3.26)」となっている「金属アレルギー及、錆び、汗、磨耗、カビ、防止シール」なるものが公知で有る(例えば特許文献1)。内容としては、発明本体に複数の突起を設けた裏面に粘着テープを設け、保護シールを金属、皮革製品の直接皮膚が触れる部分に装着させる方法で、金属アレルギー及、錆び、皮革製品の汗による変色、磨耗、カビを防止出来るシールを、提供するものである。と有るが、この発明は、「シールを貼ることによって防止」するものだが、しかし、このシールを腕時計裏面(裏面は金属である)に貼ることによって密閉され金属に変化・劣化を与える。又、汗・水・雨による腕との温もりで、シール加工している接着材・粘着材そのものが、錆・腐食・変色・カビの発生に繋がり逆効果となる。この発明は、本発明の「腕時計の裏側錆発生防止」には何等関係が無いと断言する。そして、本発明当事者が、既に色々なシールで体験・体感した結果、とても不愉快な目に合ったことは事実である。貼り付け無い・装着しない、即ち使用しない方が利口と言える。
次に、「時計ケースの構造」なるものが公知である(例えば特許文献2)。これは、査定種別(査定無し) 最終処分(未審査請求によるみなし取下) 最終処分日(平16.11.30)の結果である。内容としては、腕時計の風防やリューズ等操作部材を外部衝撃から保護し、時刻表示面内部の曇り、汚れ、錆等を防止することができる時計ケースの構造を提供するものである。と有るが、この発明は、「時計ケースの構造」が主で、「時刻表示面内部の曇り・汚れ・錆等を防止する」と有る通り、本発明の「腕時計の裏側錆発生防止」には何等関係が無いと断言する。
次に、「時計バンド」なるものが公知である(例えば特許文献3)。これは、査定種別(査定無し) 最終処分(未審査請求によるみなし取下) 最終処分日(平16.9.28)の結果である。内容としては、嵌着状態の相互の接触面に汗などの影響で腐食が発生し、嵌着締め代が減少し嵌着状態が破損する問題点を解決することを目的とする。と有る通り、この発明は、「一組のバンド駒が汗などの影響で嵌着状態に腐食が発生し破損する問題を解決する時計バンドの構造」と有る通り、本発明の「腕時計の裏側錆発生防止」には何等関係が無いと断言する。
次に、「制御ボタンを密封し、動きを伝達する腕時計及び他の装置用のフレキシブルシステム」なるものが公知である(例えば特許文献4)。これは、査定種別(査定無し) 最終処分(未審査請求によるみなし取下) 最終処分日(平17.4.26)
の結果である。内容としては、「水及び塵が腕時計の中に全く入り込まないように腕時計の本体ケースの内側にゴムプレートで接合される。この接合プロセスによって接合されるゴムプレートにより構成された密封素子を有することを特徴とする制御部を密封するフレキシブルシステム」と有る通り、本発明の「腕時計の裏側錆発生防止」には何等関係が無いと断言する。
その次に、「プラスチックメッキ時計ケ―スへのプラスチック風防の溶着固定の方法」なるものが公知である(例えば特許文献5)。これは、本権利消滅日(平15.11.7) の結果である。内容としては、「プラスチック風防に有機防錆剤を介してメッキ除去部に溶着固定したことを特徴とするプラスチックメッキ時計 ケースへのプラスチック風防の溶着固定の方法である」と有る通り、この発明も本発明の「腕時計の裏側錆発生防止」には何等関係が無いと断言する。
最後に、「時計用サドル」なるものが米国に出願された特許である(例えば特許文献6)。これは、アメリカ特許であるが、内容としては、「この発明は、手首と時計の間に通気と隙間を備えた腕時計のサドルに関する」であって、日本語の抄録を作成したもので「腕時計の裏蓋への通気孔と隙間を備えたサドルのデイスクをセットして身に付けることにより、手首に時計直接接触させたために生じた裏蓋と手首の間の蓄熱、汗、それに起因する異臭の発散、埃の時計へ侵入、加えて湿気による裏蓋の錆の誘発、等の従来の欠陥を改善することを特徴とする。」と有る通り、この発明は、サドルのデイスクに設けられた小さい貫通した多数の通気孔が邪魔をして、腕に出る汗・かかった水・雨水が、これ等貫通した多数の通気孔を通じて腕時計の裏面に到達し、錆の誘発・腐食に繋がるのは必然的で、防止の役に立たないのが事実である。この発明も、本発明の「腕時計の裏側錆発生防止」には何等関係が無いと断言する。そして、本発明当事者が実験・体感済みであり、汗をかいた時・水を使った時・雨に合った時や濡れた時は、貫通した多数の通気孔から、これ等が侵入して、とても不愉快な目に合ったことは事実である。装着しない、即ち使用しない方が利口と言える。
上記の6件の結果は、本発明の「腕時計の裏側錆発生防止」とは比較にならない公報であることが良く判った。従って、特許の要素である三条件、即ち「新規性・進歩性・有用性」は、本発明が多様に持っていることを実感・痛感し確信と自信を深めた。
特開平8−188765号公報 特開平11−064543号公報 特開平11−000210号公報 特表2001−508873号公報 特許2578894号公報 米抄005638342号公報
上述した、従来あるリストバンドや腕バンドや腕ベルト等を、腕時計を装着する時に腕の手首への装着は、嵩張るのと、装着することが面倒くさく、又、暑苦しいものである。これ等を解消する目的のためのものであり、腕時計と腕の間に、汗の発生が起こる元であることから、腕時計の裏側に直接に装着する方法として考案した、手軽で簡単な腕時計の裏側錆発生防止プロテクターと言えるのである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。腕時計を腕に着用・装着すると、汗をかいた時・水を使った時や濡れた時・雨に合った時等に、腕時計の裏側に汗や水が付着・固着する。それを放置すると錆や腐食の発生する原因となる、この裏側の錆や腐食の発生を防止するものであり、その後起こるであろう腕時計そのものの機能の低下を防止するための特徴を持つ手軽で簡単なプロテクターである。
本発明によって、普段見ない見えない場所である腕時計の裏側は錆や腐食の発生が見落とし易い、そして気がつかない場所である、その裏側本体に発生した錆や腐食の見苦しさや、腕時計の値打ちの低下、又、その後起こるであろう腕時計そのものの機能の低下を防止するための画期的な発明であり、これからは無くてはならない必需品となること間違いなしの商品・用品としての腕時計の護身役的なプロテクターである。
次に、発明の実施の形態を説明する。
実施例としては、新発明のため実際には現存しない商品・用品であり、実際に手作りをした、プロテクターを腕時計に装着したものを図1に示す様に、閃きからきたアイデア商品であり、経験から体験した、腕時計の裏側に発生する錆・腐蝕・腐食類、金属アレルリギー、汗による変色・カビの発生の防止には最適で嵩張らないものであり、取り扱いが簡単で容易である斬新な代物と言える。新時代の画期的な商品・用品と言える腕時計の裏側に発生する錆等の防止に大きく役立つプロテクターである。
腕時計を腕に着用・装着すると、汗をかいた時・水を使った時・雨に合った時や濡れた時は、腕時計の裏側に汗や水が付着・固着し、放置すると錆・腐蝕・腐食類が発生する原因となる、これに加え金属アレルリギー、汗による変色・カビの発生等、これら腕時計の裏側に発生する諸々の劣化物を防止する画期的なプロテクターである。
プロテクターの材料・材質は、ビニール・ナイロン・塩ビ・皮・プラスチック・セルロイド・ポリプロピレン・布類・紙類を使用し形成し作製するものとする。
プロテクターの形状は、図1・図2の3、図3の4の様に、腕時計本体のサイズよりやや大きめの形状とし、厚みは薄く0.3〜0.5ミリ位で、透明の素材が好まれる、腕時計の世界では殆どが丸型・角型が代表的で、中には三角型・六角形・八角形・多角形・変形も有るが、大きいものや小さいものも種々有るため、図2の3・図3の4の如く腕時計本体の裏側よりやや大きめの融通の効くサイズとする。
プロテクターを腕時計のバンド(又は、ベルト)に装着する方法は下記の4通りの方法がある。
一通り目は、図7の6の様に図9の6小さいバンドかベルトを使用して止める方法である。念のため3プロテクターと6小さいバンドかベルトを瞬間接着剤で止めるとなお良い。プロテクターを腕時計に装着した後、腕時計のバンドの婉曲に沿わすため9一点鎖線を目安に外側へ折るか曲げると装着がしっくりする。
二通り目は、図8の7の様に図10の7インシュロックかタイラップを使用して止める方法がある。念のため3プロテクターと7インシュロックかタイラップを瞬間接着剤で止めるとなお良い。プロテクターを腕時計に装着した後、腕時計のバンドの婉曲に沿わすため9一点鎖線を目安に外側へ折るか曲げると装着がしっくりする。
三通り目は、図2、図3の8の様に別作の8平止板図11を使用し、図11の11長方形の斜線部分に瞬間接着剤を塗布して、図4の3(又は、図5の4)プロテクターに示す11長方形に瞬間接着剤で止め、8平止板図11の10の点線部分を内側に折り曲げ(曲げるだけでも良い)、腕時計の表側バンドの上で8平止板図11に図4の3、もしくは図5の4の11長方形に中央部を重ねて瞬間接着剤で止める方法がある。プロテクターを腕時計に装着した後、腕時計のバンドの婉曲に沿わすため9一点鎖線を目安に外側へ折るか曲げると装着がしっくりする。
上記三方法はこまごましたことが多いが、最後の四通り目は、図11の8平止板と図4の3(又は、図5の4)プロテクターを一体化した図6の5別作プロテクター(図6の8-2と同じ)である。この別作プロテクターを腕時計の裏側にあてがい10点線に従って内側に折り曲げ(曲げるだけでも良い)腕時計の表側バンドの上で重ねて合った11の長方形に瞬間接着剤で止める方法がある。プロテクターを腕時計に装着した後、腕時計のバンドの婉曲に沿わすため9一点鎖線を目安に外側へ折るか曲げると装着がしっくりする。上記の三通りよりも、この別作プロテクターを推奨する。何故なら、手間が掛からず、手軽で簡単である。
この別作プロテクターの製作方法を述べておく。その方法としては、図6の5(又は、8-2と同じ)を型の通りにトムソンで抜く方法。と、材料そのものに図6の5を印刷してハサミもしくはカッターで切る方法。と、図6の5の印刷した型紙を材料にあてがい切る方法がある。しかし、この発明のプロテクターを装着・愛用したとしても、時々は腕時計とプロテクターの間は、拭き・清潔にしておくことが肝心であると言える。
この発明によって、自分の分身でもあり一つのアクセサリーとして重宝している腕時計は、その価値観を低下させる原因・要因となる悪質な錆・腐蝕・腐食類から起こる色々な弊害や美観を損なう、そして値打ちの低下、又、その後起こるであろう機能の低下を防止するための必需品として、これからの腕時計には無くてならない存在は必然的となること間違いなしの商品・用品である。一日も早く陽の目を見せたい腕時計の裏側錆発生防止プロテクターである。
本発明の丸型腕時計に丸型プロテクターを装着した斜視図。 丸型腕時計に丸型プロテクターを平止板で止めて装着した正面図。 角型腕時計に角型プロテクターを平止板で止めて装着した正面図。 丸型のプロテクター平面図。 角型のプロテクター平面図。 丸型プロテクターに平止板を一体化した平面図(同じく角型も有り)。 腕時計にプロテクターをベルト、又は、バンドで止めて装着した正面図。 腕時計にプロテクターをインシュロック、又は、タイラップで止めて装着した正面図。 ベルト、又は、バンドの平面図。 インシュロック、又は、タイラップの平面図。 平止板の平面図。
符号の説明
1.丸型腕時計
2.角型腕時計
3.丸型のプロテクター (点線は内側への折り目)
4.角型のプロテクター (点線は内側への折り目)
5.丸型のプロテクター平止板一体型(同じく角型も有り)→8-2.と同じ
6.ベルト、又は、バンド
7.インシュロック、又は、タイラップ
8.平止板(プロテクターと同材質が良い。長方形の斜線部に瞬間接着剤をアバ
ウトに塗布し、プロテクターの長方形の斜線部に貼り付ける)。
8-2.平止板とプロテクターの一体化した別作プロテクター →5.と同じ(3+8の一体化 又は、 4+8の一体化)。
9. 一点鎖線、外側への折り目線。
10. 点線、内側への折り目線。
11. 長方形に斜線、瞬間接着剤の塗布する場所(アバウトで良い)。

Claims (4)

  1. 腕時計を腕に着用・装着すると、汗をかいた時・水を使った時・雨に合った時や濡れた時等は、腕時計の裏側に汗や水が付着・固着し、放置すると錆の発生や腐食する原因となる、これに加え金属アレルリギー、汗による変色・カビの発生等、これ等腕時計の裏側に発生する諸々の錆・腐蝕・腐食等の劣化物の付着・固着を防止する腕時計の裏側錆発生防止プロテクター。
  2. 請求項1に記載したプロテクターの材料・材質は、ビニール・ナイロン・塩ビ・プラスチック・セルロイド・ポリプロピレン・皮・布類・紙類を使用し形成し作製した腕時計の裏側錆発生防止プロテクター。
  3. 請求項1、請求項2に記載した、腕時計の裏側錆発生防止のプロテクターの形状は、腕時計本体の裏側のサイズより、やや大きめの形状、厚みは薄く0.3〜0.5ミリ位で、透明の素材が好まれ主となるだろう、腕時計の世界では殆どが丸型・角型が代表的で、中には三角型・六角形・八角形・多角形・変形も有るが、大きいものや小さいものも種々有り、腕時計本体の裏側のサイズより、やや大きめの融通のきくサイズとする腕時計の裏側錆発生防止プロテクター。
  4. プロテクターを腕時計のバンド又はベルトに装着する方法は、小さいバンド又はベルトを使用して装着する方法、インシュロック又はタイラップを使用して装着する方法、別作の平止板に瞬間接着剤でプロテクターに止め腕時計裏側にあてがい腕時計表側バンドを平止板で折り曲げ重ねて装着する方法、プロテクターと平止板を一体化した別作プロテクターを腕時計裏側にあてがい腕時計表側バンドで平止板を折り曲げ重ねて瞬間接着剤で止めて装着する方法、これらの装着方法がある腕時計の裏側錆発生防止プロテクター。

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017140105A1 (zh) * 2016-02-15 2017-08-24 中兴通讯股份有限公司 手表
JP2018057849A (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド 抗アレルゲン性のパッチ

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