JP2008252749A - 映像監視システム、方法およびそのためのプログラム - Google Patents

映像監視システム、方法およびそのためのプログラム Download PDF

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遵 西中川
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Abstract

【課題】複数の映像データから有効性の高いデータを効率よく低い処理負荷で選択し収集する。
【解決手段】対象領域における撮影対象の挙動イベントを捕らえた映像データを蓄積する複数の映像装置3A、3Bと映像データを収集し記録するセンタ装置である監視センタ1とを備える映像監視システム10は、複数の映像装置に蓄積された映像データのうちデータ取得日時が同一または類似のものを同一撮影対象に対するデータ群として抽出する手段と、データ群のうち予め登録した正常な映像に基づく基準データサイズに最も近いデータサイズを有するデータを選択する手段と、選択したデータを記録対象データとして収集し記録する手段とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は映像監視システム、方法およびそのためのプログラムに関し、特に、遠隔地に多重化されて設置された映像記録装置からの映像データを効率よく有効性の高い方のデータを選択して収集する映像監視システム、方法およびそのためのプログラムに関する。
従来技術による入退出・侵入を監視する映像監視システムは、監視センタと、インターネット等のネットワークを介して監視センタに通信可能に接続された複数の映像記録装置とを有する。遠隔地に存在する複数の事務所などを監視対象として各事務所に複数の映像記録装置が設置される。複数の映像記録装置に対し分配器を介してセンサと固定カメラが接続されている。複数の映像記録装置は、センサによって検知した入退出・侵入イベントの前後の所定時間だけ固定カメラにより撮った映像を圧縮し、その圧縮した映像データを一時蓄積する。監視センタはネットワークが混雑していない夜間に圧縮された映像データを収集し記録して長期間保存する。
このような映像監視システムにおいては、システムの信頼性を上げるため監視対象に対し複数の映像記録装置が設けられている。複数の映像記録装置を設けると、どの映像記録装置の映像データを収集すればよいかが問題となる。一般的に、通常時は主系とみなした映像記録装置から映像データを収集・保存し、主系の故障時に従系の映像記録装置から映像データを収集・保存する方法が用いられる。しかし、この映像データの収集・保存方法では、主系の入力映像信号のみが途切れていたりノイズがのっていたりするなどの異常な状態になっている場合に適切な映像データを収集できないという問題が生じる。
特許文献1に記載の連続映像の記録・再生装置は、監視対象に対し多数のカメラを使用した映像監視で、多くの映像入力がある場合でも、低コストで長期間、映像を永続的に記録することを目的としたものである。特許文献1には、新たに記録する映像が既に記録済みの映像データと重複する部分を持つ場合、重複しない部分のみを新たに記録し、重複する部分を記録済みのデータと共有するように制御することで、映像記録装置を効率よく使用する点が記載されている。
一般的な映像データの蓄積方法では、監視対象に対し複数個所で映像を取得し、それぞれ取得した映像を遠隔地の共通DBに蓄積するようなことが行われている。また、確実に記録することが必要な映像データでは、一般的に、同じ映像データを複数の記憶装置上に格納し、片方のデータが破損してもリカバ可能なようにすることが行われている。
特開2000−23092号公報(明細書の[請求項5]、段落番号[0001]、[0008]〜[0010]、[0020]〜[0024]、[0053]、[0055]、[0057]、[0071]および図面の[図1]、[図9]参照)
しかるに、同じデータを複数の記憶装置上に格納した後に、保存用に遠隔地の共通DBに蓄積する場合、共通DBを効率よく利用するために、複数の記憶装置上に格納したデータのうちいずれを採用するか選択する必要がある。例えば特許文献1では、新たに記録する映像が既に記録済みの映像データと重複する部分を持つ場合、重複しない部分のみを新たに記録し、重複する部分を記録済みのデータと共有することで記憶領域の効率化を図っている。この方法によると、データ内の重複部を検出する処理が必要になり、記憶装置の処理負荷の点で問題が発生することになる。
それゆえ、本発明は複数の映像記憶装置上に格納した映像データのうち有効性の高いデータを効率よく低い処理負荷で選択し収集する映像監視システム、方法およびそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明による映像監視システムは、対象領域における撮影対象の挙動イベントを捕らえた映像データを蓄積する複数の映像装置と該複数の映像装置に通信可能に接続され該映像データを収集し記録するセンタ装置とを備える映像監視システムであって、前記センタ装置は、前記複数の映像装置に蓄積された映像データのうち、データ取得日時が同一または類似のものを同一監視対象に対するデータ群として抽出する手段と、前記データ群のうち、予め登録した正常な映像に基づく基準データサイズに最も近いデータサイズを有するデータを選択する手段と、前記選択したデータを記録対象データとして収集し記録する手段と、を備えたことを特徴とする。
また本発明は、コンピュータによって上記処理が行われる方法、上記処理をコンピュータに行わせるためのプログラムも発明の範囲として含むものである。
映像データでは、映像取得に不具合があると単位データサイズに大小が生じる。例えば、映像を取得できない場合にはデータサイズが小さくなり、ノイズなどが入って映像が乱れた場合にはデータサイズが大きくなる傾向がある。しかし、上記構成により、基準データサイズに近いデータを記録対象とすることで、正常に取得された映像データを記憶することが可能となる。
多重化した映像記録装置からより適切なイベント映像データを収集・保存することができ、システムの有効性が高まる。
イベント映像データが蓄積されるにつれて、収集対象のイベント映像データの選択の精度が高まる。
映像記録装置を多重化しても、イベント映像データを収集するときに使用するネットワークの容量は多重化していない場合とほとんど変わらないので、夜間のみならず昼間でもネットワークの混雑を気にすることなく映像データを収集できる。
図1は本発明の一実施形態に係る映像監視システムのブロック構成図である。図1に示す映像監視システム10は、センタ装置(サーバコンピュータ)である監視センタ1と、インターネット等のネットワーク2を介して監視センタ1に通信可能に接続された2つの映像記録装置3A、3Bとを有する。遠隔地に存在する複数の事務所などを監視対象として各事務所にシステムの信頼性向上のため2つの映像記録装置3A、3Bが設置される。2つの映像記録装置3A、3Bに対し分配器を介してセンサ4と固定カメラ5が接続される。2つの映像記録装置3A、3Bは、センサ4によって検知した、検知対象領域内における入退出・侵入等の対象物(人)の挙動に関するイベントの前後の所定時間だけ固定カメラ5により撮った映像を圧縮し、その圧縮した映像データを一時蓄積する。監視センタ1はネットワーク2が混雑していない夜間に圧縮された映像データを収集し記録して長期間保存する。映像データの収集は、ネットワーク2が混雑している昼間に行ってもよい。以下、2つの映像記録装置3A、3Bを単に装置1、装置2と記す。
図2は図1に示す監視センタ1の処理のフローチャートである。図3はカメラ一覧表1(C)であり、図4はイベント情報一覧表2(E1)であり、図5はイベント情報一覧表3(E2)であり、図6、図6A〜図6Dは一時比較基準一覧表4、4−1〜4−4(E0)であり、図7は収集対象一覧表5(Eg)であり、図8は保存済みイベント情報一覧表6(Es)であり、図9は基準データサイズ表7(F)である。本図以降のフローチャートにおいてSに続く数字はステップ番号を示す。
ステップS1で、図3に示すカメラ一覧表1(C)から全カメラの一覧(表1の左側)を抽出する。次に、各カメラ毎にステップS2〜S6を実行する。
ステップS2で、全カメラの各イベント映像データの収集を終了したか否かを監視センタ1内の内部ビット(不図示)をチェックし、未終了のときはステップS3に進み、終了のときは処理を終了する。
ステップS3で、該当カメラの各装置1、2から図4に示すイベント情報一覧表2(E1)および図5に示すイベント情報一覧表3(E2)を収集する。これらイベント情報一覧表には、イベント発生日時、録画開始日時、録画終了日時およびデータサイズの情報が格納される。
ステップS4で、これらの情報を元に各イベント映像データをどの映像記録装置から収集するかを記載した図7に示す収集対象一覧表5(Eg)を生成する。
ステップS5で、収集対象一覧表5(Eg)を元に、それぞれの装置1、2からイベント映像データを収集・保存し、保存済みイベント情報一覧表6(Es)にその情報を記録する。
ステップS6で、収集・保存した映像データの情報を元に、基準データサイズを再計算して収集対象一覧を生成するときに使用する基準データサイズ表7(F)を更新する。
上記の処理を全カメラに対して行なう。
次に、カメラの映像を記録している映像記録装置からのイベント情報一覧の収集処理を図10を用いて説明する。
図10は図2に示すフローチャートにおけるステップS3の処理の詳細フローチャートである。
ステップS11で、カメラ一覧表1(C)から該当カメラ、例えばカメラHの映像記録装置一覧(表1の右側)における装置1、2を抽出する。
ステップS12で、全映像記録装置(カメラHの場合、装置1、2)のイベント情報一覧表2(E1)とイベント情報一覧表3(E2)の収集が終了したか否かをチェックし、未終了のときはステップS13に進み、終了のときは本処理を終了する。
ステップS13で、映像記録装置からイベント情報一覧表(En)を収集、すなわち装置1からイベント情報一覧表(E1)を、装置2からイベント情報一覧表(E2)を収集する。
このように、主系・従系などの区別無く、全ての(上記例では2個の)映像記録装置からイベント情報一覧表(E1)と(E2)を収集する。
次に、収集した各装置のイベント情報一覧から監視センタ(サーバ)1で収集すべき映像データを記載している収集対象一覧の生成処理について図11を用いて説明する。
図11は図2に示すフローチャートにおけるステップS4の処理の詳細フローチャートである。
ステップS21で、収集したイベント情報一覧En(E1またはE2)から適当なイベント情報一覧(例えばE2)を一時比較基準一覧E0とする。
ステップS22で全てのイベント情報一覧Enを一時比較基準一覧E0との比較を終了したか否かをチェックし、未終了のときはステップS23に進み、終了のときはステップS24に進む。
ステップS23で、一時比較基準一覧E0とイベント情報一覧Enとのイベント情報の比較処理を実行し、新たな一時比較基準一覧E0を生成する。すなわち、イベント情報一覧Enを順次一時比較基準一覧E0と比較し、一時比較基準一覧E0を更新していく(イベント情報比較処理)。このとき、一時比較基準一覧E0は徐々に収集対象のイベント情報を特定していくことになる。全てのイベント情報一覧Enと一時比較基準一覧E0との比較が完了した後に、ステップS24に進む。
ステップS24で、一時比較基準一覧E0と図8に示す保存済みイベント情報一覧Es(E0日時範囲内)とのサーバ保存イベント情報比較処理を実行し、新たな一時比較基準一覧表E0を再度更新する(サーバ保存イベント情報比較処理)。
ステップS25で、一時比較基準一覧E0を収集対象一覧(Eg)とする。
これによって、既に保存されているイベント映像データの収集を防ぐことができる。最終的に生成された一時比較基準一覧E0が収集対象一覧Egとなる。
次に、イベント情報比較処理について説明する。
図12および13はイベント情報比較処理のフローチャートである。対象のイベント情報一覧Enと一時比較基準一覧E0とをイベント発生時刻をキーとして比較を行なう。このとき、各映像記録装置1、2間の時刻のずれを考慮して時刻許容範囲を設定し、イベント発生時刻がこの範囲内のずれであれば、同一イベントとみなす。
イベント情報一覧Enには存在するが、一時比較基準一覧には存在しないイベントがあった場合は、このイベントを一時比較基準一覧に追加する。
例えば、初期状態の一時比較基準一覧E0を表2として装置1(表2)と装置2(表3)を例に取ると、装置2に10:07:11のイベントが存在するが装置1には存在せず、比較後の一時比較基準一覧E0は表4のように10:07:11のイベントが追加される。
イベント情報一覧Enと一時比較基準一覧E0の両方に存在するイベントは、まず、同じ映像を元に映像データが作成されているか否かを判定する。圧縮されている映像データでは元の映像が異なると圧縮率が異なる性質を利用して、それぞれの単位時間あたりのデータサイズを計算し、その差がサイズ差許容範囲内であれば、同一映像を元にしているとみなす。この場合は、より録画時間が長い方、より映像データサイズが大きい方を収集対象とする。
例えば、装置1(表2)と装置2(表3)では、10:00:30のイベントは両方に存在し、装置1の単位時間データサイズは4035[KB]÷20[s]=201.75[KB/s]、装置2の単位時間データサイズは4033[KB]÷20[s]=201.65[KB/s]となる。サイズ差許容範囲を小さい方の単位時間データサイズの5%とすると、差0.1[KB/s]は許容範囲10.0825[KB/s]内なので同一の映像を元にしていると判断できる。録画時間は同じで、映像データサイズは装置1の方が大きいので、表4のように装置1の方が採用される。
元の映像が異なると判断された場合は、該当カメラ・該当月・該当時間帯から基準データサイズ表(表7)に記載されている基準データサイズとそれぞれの単位時間データサイズを比較し、より基準データサイズに近い単位時間データサイズを持つ方を収集対象とする。これは、画像圧縮の性質として、カメラからの映像入力が無くカラーバーやブルー画面などを映像データとして作成した場合にはデータサイズが小さくなり、ノイズなどが入って映像が乱れている場合にはデータサイズが大きくなるというものがあるため、正常な映像のデータサイズに近い方がデータ内に有効な画像を含んでいる可能性が高いことを期待して行なうものである。
例えば、装置1(表2)と装置2(表3)では、両方に10:15:32のイベントが存在するが、単位時間データサイズは大きく異なる(装置1=77.15[KB/s]、装置2=199.4[KB/s])。イベント発生日時は2006年11月15日10時台なので、表7より11月の10時台の基準データサイズは201.3[KB/s]となる。この値により近いのは装置2なので、装置2のイベント映像データが採用される。
次に、一時比較基準一覧E0(表4)の生成方法について説明する。
一時比較基準一覧E0の初期状態について
1.一時比較基準一覧E0の初期状態は装置1のイベント情報一覧E1(表2)と一致する。その結果、一時比較基準一覧E0は図6Aに示す表4−1の通りになる。
2.装置2のイベント情報一覧E2(表3)と一時比較基準一覧E0(表4−1)との比較処理について以下に説明する。
(2−1)イベントT1の比較
はじめに、10:00:30に発生したイベント(イベントT1)を比べる。その結果、表4−1のデータサイズ4035KBの方が表3のデータサイズ4033KBよりも大きいので、イベントT1のイベントデータとして表4−1をそのまま採用する(表4−2)。
(2−2)イベントT2の比較
イベントT2(10:07:11)は表4−2には存在せず、表3のみに存在する。そのため、イベントT2のイベントデータとして表3(装置2)のデータを採用して、一時比較基準一覧E0(表4−3)に追加する。
(2−3)イベントT3の比較
イベントT3は表3と表4−3の両方に存在するので、どちらを採用するかの比較判断を行なう。
比較に先立って、それぞれの単位時間あたりのデータサイズを求める。表3からは3988[KB]÷20[s]=199.4[KB/s]、表4−3からは1543[KB]÷20[s]=77.15[KB/s]である。それぞれの値の差の絶対値は199.4-77.15=122.25[KB/s]となり、サイズ差許容範囲(設定値。例えば20[KB/s])よりも大きくなっている。そのため、イベントT3のデータはどちらかが異常な値であると見なせる。
2つのデータのうち、どちらがより正しいかを判定するために基準データサイズ(表7)の値を使用する。この値は過去にほぼ正しい映像として監視センタ(サーバ)1に蓄積したデータの平均値をとったもので、正しいデータサイズの基準となる。
表7では、基準データサイズは月・時間帯別に値が設定されている。イベントT3の基準データサイズは、イベント発生日時2006/11/15 10:15:32より、11月・10時台の値201.3[KB/s]となる。
この基準データサイズ(201.3[KB/s])と表3(199.4[KB/s])と表4−3(77.15[KB/s])の値を比べると、表3の値の方が基準データサイズに近いので、表3のイベントデータの方がより正しいと判断する。この結果、一時比較基準一覧E0には表3のイベントデータを採用する(表4−4)。
(2−4)一時比較基準一覧の生成
以上の処理を各装置1、2のイベントデータ間で順次行ない、最終的に生成された一時比較基準一覧E0が装置1と装置2との間のイベントデータ比較処理を行なった結果となる。
イベントT1〜T3に着目した上記の場合は、表4−4が装置1、2間のイベントデータ比較処理を行なった結果の一時比較基準一覧E0(表4)となる。
上述した一時比較基準一覧E0(表4)の生成方法を再び図12および13のフローチャートを用いて以下に説明する。
図12はイベント情報比較処理の前半部のフローチャートであり、図13はイベント情報比較処理の後半部のフローチャートである。
ステップS31で、一時比較基準一覧表E0とイベント情報一覧表Enとをイベント発生時刻順に順次比較する。
ステップS32で、一時比較基準一覧表E0とイベント情報一覧表Enとの全てのイベント情報の比較を終了したか否かをチェックし、未終了のときはステップS33に進み、終了のときは処理を終了する。
ステップS33で、一時比較基準一覧表E0とイベント情報一覧表Enとの間でイベント発生時刻が時刻許容範囲内で一致したか否かをチェックし、一致のときはステップS41に進み、不一致のときはステップS34に進む。
ステップS34で、該当イベントはイベント情報一覧表Enに存在し一時比較基準一覧表E0に存在するか否かをチェックし、存在するときはステップS31に戻り、存在しないときはステップS35に進む。
ステップS35で、該当イベントを一時比較基準一覧表E0に追加する。
ステップS41で、一時比較基準一覧表E0とイベント情報一覧表Enの単位時間データサイズSの差Oを計算する。
ステップS42で、単位時間データサイズSはサイズ差許容範囲より小さいか判定し、判定結果がYESのときはステップS43に進み、NOのときはステップS46に進む。
ステップS43で、一時比較基準一覧表E0とイベント情報一覧表Enのイベント映像録画時間に差があるか否かを判定し、判定結果がYESのときはステップS44に進み、NOのときはステップS48に進む。
ステップS44で、一時比較基準一覧表E0のイベント映像録画時間よりイベント情報一覧表Enのイベント映像録画時間の方が長いか否かを判定し、判定結果がYESのときはステップS45に進み、NOのときはステップS31に戻る。
ステップS45で、一時比較基準一覧表E0の該当イベントをイベント情報一覧表Enの内容と差し替える。
ステップS46で、該当カメラ、該当月、該当時間帯より基準データサイズPを取得する。
ステップS47で、一時比較基準一覧表E0のデータサイズSはイベント情報一覧表EnのデータサイズPより大きい(S>P)か否かを判定し、判定結果がYESのときはステップS45に進み、NOのときはステップS31に戻る。
ステップS48で、一時比較基準一覧E0のデータサイズSはイベント情報一覧表EnのデータサイズPより小さい(S<P)か否かを判定し、判定結果がYESのときはステップS45に進み、NOのときはステップS31に戻る。
次に、サーバ保存イベント情報比較処理について説明する。
サーバ保存イベント情報比較処理の概要はイベント情報比較処理と同様で、一時比較基準一覧E0に存在するイベントの発生日時の範囲内の保存済みイベント情報一覧Es(表6)と一時比較基準一覧E0(表4)とを比較する。保存済みイベント情報一覧Esと一時比較基準一覧E0の両方に存在するイベント情報のうち、比較した結果、保存済みイベント情報一覧Esの方を採用することになったイベントは、既に収集・保存済みとして一時比較基準一覧から削除する。
例えば、一連の処理が2006年11月17日3時頃に行なわれているとした場合、表4の一時比較基準一覧E0と表6の保存済みイベント情報一覧Esとを比較して、10:07:11のイベントは両方に存在していて、ファイルサイズ・録画時間ともに同一である。表6の収集日時欄にあるように、既に2006年11月16日に監視センタ(サーバ)1へ収集・保存されているので、一時比較基準一覧E0から削除される。その結果、一時比較基準一覧E0から生成される収集対象一覧には表5のように10:07:11:のイベントは含まれない。
上述したサーバ保存イベント情報比較処理について図14および15のフローチャートを用いて以下に説明する。
図14はサーバ保存イベント情報比較処理の前半部のフローチャートであり、図15はサーバ保存イベント情報比較処理の後半部のフローチャートである。
ステップS51で、一時比較基準一覧表E0と保存済みイベント情報一覧表Es(E0日時範囲内)とをイベント発生時刻順に順次比較する。
ステップS52で、一時比較基準一覧表E0と保存済みイベント情報一覧表Esの全てのイベント情報の比較を終了したか否かをチェックし、未終了のときはステップS53に進み、終了のときは処理を終了する。
ステップS53で、一時比較基準一覧表E0と保存済みイベント情報一覧表Esのイベント発生時刻が時刻許容範囲内で一致するか否かをチェックし、一致のときはステップS61に進み、不一致のときはステップS51に戻る。
ステップS61で、一時比較基準一覧表E0と保存済みイベント情報一覧表Esの単位時間データサイズSの差Oを計算する。
ステップS62で、単位時間データサイズSはサイズ差許容範囲より小さいか判定し、判定結果がYESのときはステップS63に進み、NOのときはステップS66に進む。
ステップS63で、一時比較基準一覧表E0と保存済みイベント情報一覧表Esのイベント映像録画時間に差があるか否かを判定し、判定結果がYESのときはステップS64に進み、NOのときはステップS68に進む。
ステップS64で、一時比較基準一覧表E0のイベント映像録画時間より保存済みイベント情報一覧表Esのイベント映像録画時間の方が長いか否かを判定し、判定結果がYESのときはステップS65に進み、NOのときはステップS51に戻る。
ステップS65で、一時比較基準一覧表E0から該当イベント情報を削除する。
ステップS66で、該当カメラ、該当月、該当時間帯より基準データサイズPを取得する。
ステップS67で、一時比較基準一覧表E0のデータサイズSは保存済みイベント情報一覧表EsのデータサイズPより大きい(S>P)か否かを判定し、判定結果がYESのときはステップS65に進み、NOのときはステップS51に戻る。
ステップS68で、一時比較基準一覧表E0のデータサイズSは保存済みイベント情報一覧表EsのデータサイズPに等しいか大きい(S≦P)か否かを判定し、判定結果がYESのときはステップS65に進み、NOのときはステップS51に戻る。
次に、イベント映像データ収集処理について図16のフローチャートを用いて説明する。
図16は図2に示すフローチャートにおけるステップS5の処理の詳細フローチャートである。
ステップS71で、収集対象一覧表5(Eg)のイベント発生順に順次収集処理を行なう。
ステップS72で、収集対象一覧表5(Eg)内の全てのイベント情報の収集処理を終了したか否かをチェックし、未終了のときはステップS73に進み、終了のときは処理を終了する。
ステップS73で、収集対象一覧表5(Eg)にリストされている映像記録装置からイベント映像データを順次収集する。
ステップS74で、イベント映像データの収集は成功したか否かを判定し、判定結果がYESのときはステップS75に進み、NOのときはステップS71に戻る。
ステップS75で、収集したイベント映像データの情報は、保存済みイベント情報一覧Es(表6)に追加していく。
次に、基準データサイズ再計算処理について説明する。
基準データサイズの再計算は、一連の処理でイベント映像データを収集した月・時間帯が対象となる。基準データサイズを月・時間帯別に分けているのは、屋外映像の場合は季節によって日照時間が異なり、屋内映像の場合は活動時間によって照明状況が変わるため、元の映像の見え方が異なり映像圧縮の影響で映像データサイズに違いが出てくる影響を考慮したためである。
該当の月・時間帯の単位時間データサイズを保存済みイベント情報一覧Esから抽出し、単位時間データサイズでソートする。ソート結果の上位側と下位側の一定割合(例えば2割)を除外したもので相加平均を算出し、これを該当月・時間帯の基準データサイズとする。このような処理は無効な映像データのサイズを基準データサイズに取り込まないために行なう。
上述した基準データサイズ再計算処理について図17のフローチャートを用いて説明する。
図17は図2に示すフローチャートにおけるステップS6の処理の詳細フローチャートである。
ステップS81で、今回収集したイベントが発生した月、時間帯毎に基準データサイズの再計算を行う。
ステップS82で、対象の全ての月、時間帯に対する再計算を行なったか否かを判定し、判定結果がYESのときは処理を終了し、NOのときはステップS83に進む。
ステップS83で、該当する月、時間帯の保存済みイベント情報一覧表Esの単位時間データサイズSを抽出する。
ステップS84で、抽出されたSでソートし、上位側と下位側の一定割合を除く。
ステップS85で、残ったSで相加平均を算出する。
ステップS86で、算出された相加平均を基準データサイズとし、基準データサイズ表Fに書き込む。
(付記1)
対象領域における撮影対象の挙動イベントを捕らえた映像データを蓄積する複数の映像装置と該複数の映像装置に通信可能に接続され該映像データを収集し記録するセンタ装置とを備える映像監視システムであって、
前記センタ装置は、前記複数の映像装置に蓄積された映像データのうち、データ取得日時が同一または類似のものを同一撮影対象に対するデータ群として抽出する手段と、
前記データ群のうち、予め登録した正常な映像に基づく基準データサイズに最も近いデータサイズを有するデータを選択する手段と、
前記選択したデータを記録対象データとして収集し記録する手段と、
を備えたことを特徴とする映像監視システム。
(付記2)
前記センタ装置は、前記データ取得日時が類似のものか否かを、前記挙動イベントの発生時刻が所定の範囲内であるか否かにより決定する手段を備える、
付記1に記載の映像監視システム。
(付記3)
前記センタ装置は、前記複数の映像装置に蓄積された映像データのうち、前記同一撮影対象に対するデータ群が無いときは、基準データサイズに最も近いデータサイズを有する映像データを選択し、記録対象データとして収集し記録する手段を備える、
付記1または2に記載の映像監視システム。
(付記4)
前記センタ装置は、前記基準データサイズを1年を区分する期間または1日における時間帯に応じて変更する手段を備える、
付記1乃至3の何れか一つに記載の映像監視システム。
(付記5)
対象領域における撮影対象の挙動イベントを捕らえた映像データを蓄積する複数の映像装置と該複数の映像装置に通信可能に接続され該映像データを収集し記録するセンタ装置とを備える映像監視システムによる映像監視方法であって、
前記複数の映像装置に蓄積された映像データのうち、データ取得日時が同一または類似のものを同一監視対象に対するデータ群として抽出するステップと、
前記データ群のうち、予め登録した正常な映像に基づく基準データサイズに最も近いデータサイズを有するデータを選択するステップと、
前記選択したデータを収集し記録するステップと、
を備えたことを特徴とする映像監視方法。
(付記6)
対象領域における撮影対象の挙動イベントを捕らえた映像データを蓄積する複数の映像装置と該複数の映像装置に通信可能に接続され該映像データを収集し記録するセンタ装置とを備える映像監視システムにおけるプログラムであって、
コンピュータに、
前記複数の映像装置に蓄積された映像データのうち、データ取得日時が同一または類似のものを同一撮影対象に対するデータ群として抽出するステップと、
前記データ群のうち、予め登録した正常な映像に基づく基準データサイズに最も近いデータサイズを有するデータを選択するステップと、
前記選択したデータを収集し記録するステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
本発明の一実施形態に係る映像監視システムのブロック構成図である。 図1に示す監視センタの処理のフローチャートである。 カメラ一覧表1(C)である。 イベント情報一覧表2(E1)である。 イベント情報一覧表3(E2)である。 一時比較基準一覧表4(E0)である。 一時比較基準一覧表4−1(E0)である。 一時比較基準一覧表4−2(E0)である。 一時比較基準一覧表4−3(E0)である。 一時比較基準一覧表4−4(E0)である。 収集対象一覧表5(Eg)である。 保存済みイベント情報一覧表6(Es)である。 基準データサイズ表7(F)である。 図2に示すフローチャートにおけるステップS3の処理の詳細フローチャートである。 図2に示すフローチャートにおけるステップS4の処理の詳細フローチャートである。 イベント情報比較処理の前半部のフローチャートである。 イベント情報比較処理の後半部のフローチャートである。 サーバ保存イベント情報比較処理の前半部のフローチャートである。 サーバ保存イベント情報比較処理の後半部のフローチャートである。 図2に示すフローチャートにおけるステップS5の処理の詳細フローチャートである。 図2に示すフローチャートにおけるステップS6の処理の詳細フローチャートである。
符号の説明
1 監視センタ
2 ネットワーク
3A、3B 映像監視装置
4 センサ
5 固定カメラ
10 映像監視システム

Claims (6)

  1. 対象領域における撮影対象の挙動イベントを捕らえた映像データを蓄積する複数の映像装置と該複数の映像装置に通信可能に接続され該映像データを収集し記録するセンタ装置とを備える映像監視システムであって、
    前記センタ装置は、前記複数の映像装置に蓄積された映像データのうち、データ取得日時が同一または類似のものを同一撮影対象に対するデータ群として抽出する手段と、
    前記データ群のうち、予め登録した正常な映像に基づく基準データサイズに最も近いデータサイズを有するデータを選択する手段と、
    前記選択したデータを記録対象データとして収集し記録する手段と、
    を備えたことを特徴とする映像監視システム。
  2. 前記センタ装置は、前記データ取得日時が類似のものか否かを、前記挙動イベントの発生時刻が所定の範囲内であるか否かにより決定する手段を備える、
    請求項1に記載の映像監視システム。
  3. 前記センタ装置は、前記複数の映像装置に蓄積された映像データのうち、前記同一撮影対象に対するデータ群が無いときは、基準データサイズに最も近いデータサイズを有する映像データを選択し、記録対象データとして収集し記録する手段を備える、
    請求項1または2に記載の映像監視システム。
  4. 前記センタ装置は、前記基準データサイズを1年を区分する期間または1日における時間帯に応じて変更する手段を備える、
    請求項1乃至3の何れか一つに記載の映像監視システム。
  5. 対象領域における撮影対象の挙動イベントを捕らえた映像データを蓄積する複数の映像装置と該複数の映像装置に通信可能に接続され該映像データを収集し記録するセンタ装置とを備える映像監視システムによる映像監視方法であって、
    前記複数の映像装置に蓄積された映像データのうち、データ取得日時が同一または類似のものを同一監視対象に対するデータ群として抽出するステップと、
    前記データ群のうち、予め登録した正常な映像に基づく基準データサイズに最も近いデータサイズを有するデータを選択するステップと、
    前記選択したデータを収集し記録するステップと、
    を備えたことを特徴とする映像監視方法。
  6. 対象領域における撮影対象の挙動イベントを捕らえた映像データを蓄積する複数の映像装置と該複数の映像装置に通信可能に接続され該映像データを収集し記録するセンタ装置とを備える映像監視システムにおけるプログラムであって、
    コンピュータに、
    前記複数の映像装置に蓄積された映像データのうち、データ取得日時が同一または類似のものを同一撮影対象に対するデータ群として抽出するステップと、
    前記データ群のうち、予め登録した正常な映像に基づく基準データサイズに最も近いデータサイズを有するデータを選択するステップと、
    前記選択したデータを収集し記録するステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110505397A (zh) * 2019-07-12 2019-11-26 北京旷视科技有限公司 相机选择的方法、装置及计算机存储介质

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