JP2008245915A - 顧客管理システム、コンピュータ、顧客管理システムの制御方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】顧客が個人情報を提供することなく、且つ効率良く顧客の遊技動向を管理できる顧客管理システムを提供する。
【解決手段】顧客が所持するRFID付きの会員カード11と、顧客が遊技する1以上の遊技機15の近傍に設けられ、会員カード11のRFIDに対しデータの読み書きを行うRFIDリーダーライタ43と、RFIDリーダーライタ43と接続され、顧客の遊技動向を管理する顧客管理サーバ8と、を有する顧客管理システム1であって、RFIDリーダーライタ43は、会員カード11のRFIDから会員IDを読み取る会員ID読取手段と、読み取った会員IDを、顧客管理サーバ8に送信する会員ID送信手段と、を備え、顧客管理サーバ8は、RFIDリーダーライタ43から、会員IDを受信する会員ID受信手段と、会員ID受信手段の受信結果を登録する顧客管理データベース57と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】顧客が所持するRFID付きの会員カード11と、顧客が遊技する1以上の遊技機15の近傍に設けられ、会員カード11のRFIDに対しデータの読み書きを行うRFIDリーダーライタ43と、RFIDリーダーライタ43と接続され、顧客の遊技動向を管理する顧客管理サーバ8と、を有する顧客管理システム1であって、RFIDリーダーライタ43は、会員カード11のRFIDから会員IDを読み取る会員ID読取手段と、読み取った会員IDを、顧客管理サーバ8に送信する会員ID送信手段と、を備え、顧客管理サーバ8は、RFIDリーダーライタ43から、会員IDを受信する会員ID受信手段と、会員ID受信手段の受信結果を登録する顧客管理データベース57と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、遊技場において、遊技場の会員である遊技客の顧客情報および遊技動向を管理する顧客管理システム、コンピュータ、顧客管理システムの制御方法およびプログラムに関するものである。
従来、顧客(遊技客)の遊技動向を把握するために、会員カードを利用して顧客情報を管理する顧客管理システム(会員管理装置)が知られている。この場合、顧客が、会員カードを遊技媒体貸出装置に挿入して遊技を行うことで、遊技中の遊技機ID、遊技時間、入出玉数および使用金額等の顧客情報(遊技情報)が会員管理データベースに登録される。そして、会員カード発行時に得られる個人情報と、上記の顧客情報と、を会員管理データベースで管理することで、各顧客の遊技動向、顧客の客層や傾向・特性等を把握し、その結果を一覧表やグラフで表示する(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−237554号公報
しかし、上述の顧客情報管理システムでは、顧客が積極的に会員カードを遊技媒体貸出装置に挿入しなければならず、顧客としては、会員カードを挿入することが手間となる。このため、現状は、会員カードを使用する顧客は、顧客全体のごく一部に留まっており、大多数の顧客の遊技動向を把握することが困難であるという問題がある。また、会員カード発行に際し、身分証明書の提示や個人を特定できる情報(住所、氏名、年齢等)の登録が必要となり、これが会員数を増加させる際の障害となると共に、個人情報を厳格に管理する必要があるため、管理コストが増加するという問題がある。
本発明は、顧客が個人情報を提供することなく、且つ効率良く顧客の遊技動向を管理できる顧客管理システム、コンピュータ、顧客管理システムの制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の顧客管理システムは、顧客が所持するRFID付きの会員カードもしくは携帯可能な媒体を含む顧客識別媒体と、顧客が遊技する1以上の遊技機の近傍に設けられ、顧客識別媒体のRFIDに対しデータの読み書きを行うRFIDリーダーライタと、RFIDリーダーライタと接続され、顧客の遊技動向を管理する顧客管理サーバと、を有する顧客管理システムであって、RFIDリーダーライタは、顧客識別媒体のRFIDから会員IDを読み取る会員ID読取手段と、読み取った会員IDを、顧客管理サーバに送信する会員ID送信手段と、を備え、顧客管理サーバは、RFIDリーダーライタから、会員IDを受信する会員ID受信手段と、会員ID受信手段の受信結果を登録する顧客管理データベースと、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の顧客管理システムの制御方法は、顧客が所持するRFID付きの会員カードもしくは携帯可能な媒体を含む顧客識別媒体と、顧客が遊技する1以上の遊技機の近傍に設けられ、顧客識別媒体のRFIDに対しデータの読み書きを行うRFIDリーダーライタと、RFIDリーダーライタと接続され、顧客の遊技動向を管理する顧客管理サーバと、を有する顧客管理システムの制御方法であって、RFIDリーダーライタが、顧客識別媒体のRFIDから会員IDを読み取り、当該会員IDを、顧客管理サーバに送信するステップと、顧客管理サーバが、RFIDリーダーライタから、会員IDを受信し、当該受信結果を顧客管理データベースに登録するステップと、を実行することを特徴とする。
これらの構成によれば、RFIDリーダーライタにより、遊技中の顧客が携帯しているRFID付き顧客識別媒体から自動で会員IDを読み取り、当該会員IDを顧客管理データベースに登録することで、簡単に会員管理を行うことができる。この場合、顧客からの積極的な動作なしに、会員IDを取得することができるため、効率的、且つ数多くの顧客の遊技動向を把握することができる。また、会員管理をRFID付きの顧客識別媒体で行うため、個人を特定する情報(住所、氏名、年齢等)の登録が不要となり、当該情報の管理に係るコストを削減することができる。
また、遊技機を特定するため、各遊技機に設けられる遊技機用RFIDタグをさらに有し、RFIDリーダーライタは、遊技機用RFIDタグから遊技機IDを読み取る遊技機ID読取手段をさらに備え、会員ID送信手段は、会員IDに遊技機IDを付加して送信し、顧客管理サーバは、顧客管理データベースに、会員IDと遊技機IDとを関連付け、各会員IDの遊技履歴として登録することが好ましい。
この構成によれば、会員IDと遊技機IDとを関連付けて登録するため、顧客(会員)がどの遊技機でプレイしているかを管理することができる。これにより、顧客の好きな機種、あるいは、人気のある機種等を把握することができ、顧客別の販売促進活動を効果的に行うことができると共に、顧客の遊技動向を更に具体的に把握することができる。
また、顧客の遊技機の椅子への離着席を検出する離着席検出センサをさらに有し、RFIDリーダーライタは、離着席検出センサから、離着席の検出結果を取得する離着席検出結果取得手段をさらに備え、会員ID読取手段および遊技機ID読取手段は、離着席検出結果取得手段による検出結果の取得をトリガとして、読み取りを開始することが好ましい。
この構成によれば、顧客の離着席時のみ読み取りを行うため、RFIDリーダーライタの駆動時間を短くすることができ、結果、RFIDリーダーライタに係る消費電力を抑制することができる。さらに、顧客識別媒体のRFIDおよび遊技機用RFIDタグの読み取り頻度を低減させることで、電波による弊害(電波の干渉や周辺機器への影響)を抑えることができる。なお、離着席検出センサにより検出した顧客の着席/離席時間を記録することで、当該顧客のプレイ時間や来店時間等の顧客情報を把握することも可能である。
また、顧客管理サーバと接続され、遊技ホール内に設置された1以上の遊技機を管理するホールコンピュータをさらに有し、ホールコンピュータは、各遊技機の遊技機種名と、各遊技機の大当たり回数および出玉数とを、遊技機IDと関連付けて登録する遊技機管理データベースを備え、顧客管理サーバは、顧客管理データベースに、任意の会員IDの顧客が遊技機の椅子に着席している間の、当該遊技機の遊技機IDに基づく遊技機管理データベースの参照結果を、当該会員IDの遊技履歴として登録することが好ましい。
この構成によれば、遊技機の状態(大当り回数、出玉数等)と会員IDと、を関連付けて登録することで、当該会員の勝敗情報等の遊技情報を管理することができる。これにより、例えば、極端に出玉数が多い等の不正プレイが疑われる顧客を特定することができ、結果、遊技場の金銭的な被害を防止することができる。
また、ホールコンピュータと接続され、各遊技機に対応して、遊技媒体を貸し出す貸出し装置をさらに有し、ホールコンピュータは、遊技機管理データベースに、貸出し装置の入金状況を遊技機IDと関連付けて登録することが好ましい。
この構成によれば、入金状況と遊技機IDと、を関連付けることで、結果的に、当該遊技機でプレイしていた顧客の投資金額を把握することができる。
また、顧客管理サーバと接続され、各遊技機に対応して、イベント広告を印刷して送出する印刷装置をさらに有し、顧客管理サーバは、顧客管理データベースに登録されている各会員IDの遊技履歴に基づいて、当該会員ID毎にイベント広告を印刷装置に印刷させるための広告データを生成する広告データ生成手段と、生成した会員ID毎の広告データを、当該会員IDの顧客が遊技している遊技機に対応する印刷装置に送信する広告データ送信手段と、をさらに備え、印刷装置は、顧客管理サーバから受信した広告データを印刷する印刷手段を備えたことが好ましい。
この構成によれば、顧客の遊技動向に基づいて広告データを印刷するため、当該顧客に対して有効な情報(例えば、顧客に即したイベント情報等)を、提供することができる。これにより、顧客毎に効果的な広告(販売促進)ができ、集客率を向上することができる。また、無差別的な広告(CMや折込チラシ等による広告)が不要となるため、これに係る費用を削減することができる。
また、顧客管理データベースには、会員ID毎にメールアドレスを登録可能であり、顧客管理サーバは、任意の会員IDの顧客が遊技機の椅子に着席している間に、当該会員IDのメールアドレスが顧客管理データベースに登録されているか否かを判別する判別手段と、判別手段により、メールアドレスを登録していないと判別された場合に、当該メールアドレスの登録先アドレスをコード化したシンボル画像を印刷装置に印刷させるための画像データを、当該会員IDの顧客が遊技している遊技機に対応する印刷装置に送信する画像データ送信手段と、をさらに備えたことが好ましい。
この構成によれば、メールアドレス未登録者のみに通知を行うことができるため、効率良く顧客にメールアドレスの登録を促すことができる。また、いわゆるQRコードなどのシンボル画像を用いてメールアドレスの登録が行えるため、顧客の登録の手間を軽減でき、ひいては、登録者数の増加が見込める。また、メールアドレスの登録数の増加に伴って、より効果的な販売促進活動を行うことができる。
また、顧客識別媒体は、RFIDに書き込まれたデータに基づいてイベント広告を表示する電子ペーパーが搭載され、顧客管理サーバは、顧客管理データベースに登録されている各会員IDの遊技履歴に基づいて、当該会員ID毎にイベント広告を電子ペーパーに表示させるための広告データを生成する広告データ生成手段と、生成した会員ID毎の広告データを、RFIDリーダーライタに送信する広告データ送信手段と、をさらに備え、RFIDリーダーライタは、広告データを受信する広告データ受信手段と、受信した広告データを、会員IDにより特定される顧客識別媒体のRFIDに書き込む広告データ書き込み手段と、をさらに備えたことが好ましい。
この構成によれば、顧客が来店した時に、自動的に顧客に有効な情報がダウンロードされ、あるいは、顧客が遊技中で無い場合(遊技機の椅子に着席していない場合)でも、当該顧客に即した広告を行うことができるため、一層効果的な販売促進活動を展開することができる。
また、各遊技機に対応して、イベント広告を表示する表示装置をさらに有し、顧客管理サーバは、イベント広告を表示装置に表示させるための広告データを生成する広告データ生成手段と、生成した広告データを、表示装置に送信する広告データ送信手段と、をさらに備え、表示装置は、受信した広告データを表示することが好ましい。
この構成によれば、表示装置(例えば、液晶表示装置等)により、顧客に対して、イベント情報等の有効な情報を、提供することができる。これにより、遊技中の顧客に対し効果的な広告(販売促進)ができ、集客率を向上することができる。
本発明のコンピュータは、上記に記載の顧客管理システムにおける顧客管理サーバまたはホールコンピュータとして機能することを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータに、上記に記載の顧客管理システムの制御方法における各ステップを実行させるためのものであることを特徴とする。
これらを用いることにより、RFIDリーダーライタにより、遊技中の顧客が携帯しているRFID付き顧客識別媒体から自動で会員IDを読み取り、当該会員IDを顧客管理データベースに登録することが可能なコンピュータおよびプログラムを提供することができる。
以下、添付の図面を参照して、本実施形態に係る顧客管理システムについて説明する。本実施形態に係る顧客管理システムは、遊技場において、RFID付きの会員カードをRFIDリーダーライタで読み取ることにより、顧客の会員情報および顧客の遊技動向を管理するシステムである。本実施形態では、遊技場内の顧客管理を例に挙げ説明する。また、本実施形態では、遊技機としてパチンコ機を想定し、文中の「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は、パチンコ機で遊技を行う遊技者(顧客)から見た方向に従う。
図1は、本実施形態に係る顧客管理システム1のシステム構成図である。同図に示すように、顧客管理システム1は、遊技機ユニット3と遊技客が着席するための遊技椅子4と、から成る複数の遊技機セット2と、遊技場内LAN5で接続され、複数の遊技機ユニット3を管理するホールコンピュータ7と、遊技場内LAN5(有線)および遊技場内無線LAN6により接続され、遊技機セット2およびホールコンピュータ7からの情報に基づいて、顧客の会員情報を管理する顧客管理サーバ8と、インターネット9を介して顧客管理サーバ8と接続される外部メールサーバ10と、遊技客が所持するRFID付きの会員カード11(顧客識別媒体)と、から構成されている。
遊技機ユニット3は、遊技対象となる遊技機15と、遊技機15の上部に配置された遊技機ランプ16と、遊技機15の左部に配置された台間装置17と、遊技機15の下部に配置された遊技機用RFIDタグ18と、で構成されており、顧客管理サーバ8およびホールコンピュータ7と遊技場内LAN5で接続されている。また、遊技機15と遊技機ランプ16と、は遊技場内専用線19でも接続されている。
遊技機15は、前面に広く設けた遊技盤21と、遊技盤21の前面を覆う透光板を有する前扉22と、前面右下部に設けられ、遊技球の発射操作を行うためのハンドル23と、遊技盤21の下側に配設した遊技球を貯めるための上皿24と、上皿24の下方に配設した下皿25と、を備えている。
遊技盤21は、ハンドル23から打ち出された遊技球を導くガイドレール26によって囲まれた遊技領域Aを有し、この遊技領域A内には、遊技球の軌道を変更させる複数の遊技釘27と、遊技球が入賞すると下皿25に所定数の遊技球を払い出させる複数の入賞口28と、遊技球が入ると使用済み遊技球として処理されるアウト口29が設けられている。また、遊技盤21の中央部には開口が形成され、この開口には裏側から液晶表示装置30が臨んでいる。
そして、遊技機15は、遊技機ランプ16、台間装置17、ホールコンピュータ7および顧客管理サーバ8と連携し、遊技状況に応じて遊技に関する情報の送信を行う。
遊技機ランプ16は、ランプの点灯/消灯(あるいは、点滅)により、従業員および顧客に遊技状況を報知するものであり、例えば、大当たり発生時や遊技機15に異常が発生した場合(遊技機15の故障や前扉22の開放等)に、ランプを点灯(点滅)させることにより、異常を報知するようになっている。
台間装置17は、紙幣を挿入する紙幣挿入口31と、ICカードを挿入するカード挿入口32と、から成る貸出し装置33と、遊技球の貸出し可能金額等を表示する表示装置34と、遊技者に対する印刷物を印刷する印刷装置35と、を有している。この場合、遊技者が、紙幣挿入口31に紙幣を挿入、あるいは、ICカード挿入口32にICカード(プリペイド機能付き)を挿入することにより、紙幣またはICカードを識別し、貸出し装置33は、その投入金額に応じた遊技球の貸し出しを行う。
表示装置34は、遊技球の貸出し可能金額等を表示し、遊技客に利用可能な金額を報知する。印刷装置35(印刷手段)は、顧客に対する販売促進用の印刷物を長尺状の用紙または単票上に印刷するものであり、例えば、遊技機15に関する広告、遊技場でのイベント情報および後述するメールアドレスの登録先情報等を各顧客に対して提供する。
遊技機用RFIDタグ18は、各遊技機用RFIDタグ18に固有の遊技機IDが割り振られており、この遊技機IDにより遊技機15を一意に特定できるようになっている。そして、遊技機用RFIDタグ18を後述するRFIDリーダーライタ43で読み取ることにより、遊技機IDの情報が顧客管理サーバ8に登録される。
会員カード11は、遊技場において顧客に発行されるRFID付きのカードであり、会員カード11毎に固有の会員IDが割り振られ、この会員IDにより顧客を一意に特定するものである。そして、この会員カード11をRFIDリーダーライタ43で読み取ることにより、会員IDの情報が顧客管理サーバ8に登録される。
なお、会員カード11にICチップを取り付けることにより、ICカードとしての機能(例えば、プリペイド機能等)を持たせることも可能である。また、会員カード11に電子ペーパーを搭載し、例えば、各会員カード所持者に即したイベント広告を電子ペーパーに表示させるようにしても良い。
遊技椅子4は、背板41と、座板42と、遊技機用RFIDタグ18および会員カード11からID情報を読み取るRFIDリーダーライタ43と、を有し、各遊技機15と対峙するように設置されている。RFIDリーダーライタ43は、座板42の下部に配置されたRFIDリーダーライタ本体45と、背板41の後側に取り付けられた第1RFIDアンテナ46(会員ID読取手段、遊技機ID読取手段)と、座板42とRFIDリーダーライタ本体45と、の間に配置された第2RFIDアンテナ47(会員ID読取手段、遊技機ID読取手段)と、を有している。また、RFIDリーダーライタ本体45には、遊技客の着席および離席を感知する離着席検出センサ48が内蔵されている。
RFIDリーダーライタ43は、第1RFIDアンテナ46および/または第2RFIDアンテナ47を介して、会員カード11および遊技機用RFIDタグ18を読み取る。また、遊技場内無線LAN6を介して、顧客管理サーバ8に対し、ID情報(会員IDおよび遊技機ID)を送信する(会員ID送信手段)。離着席検出センサ48は、遊技客の離着席を振動により感知するジャイロセンサであり、この離着席検出センサ48が、顧客の離着席時に発生する振動を検出する。
また、RFIDリーダーライタ43は、離着席検出センサ48の振動検出結果を取得し(離着席検出結果取得手段)、これを切っ掛けとして、ID情報(会員IDおよび遊技機ID)の読み取りを開始する。この場合、第1RFIDアンテナ46または第2RFIDアンテナ47により、遊技椅子4の後側または下側の2方向から、遊技機IDおよび遊技客が所有している会員IDを読み取る(図2参照:図中の点線は読取範囲)。第1RFIDアンテナ46と第2RFIDアンテナ47とは、後述するRFIDリーダーライタ43の制御部66からのアンテナ切り替え信号により、自動的に切り替えられることで、互いの読取範囲を補完し、確実にID情報を読み取る。
読み取られたID情報は、RFIDリーダーライタ本体45に送られ、所定の処理が行われた後に、遊技場内無線LAN6を介して顧客管理サーバ8に送信される。また、RFIDリーダーライタ43によるID情報の読み取りは、顧客管理サーバ8からの読取命令を受信した場合にも行われる。このように、顧客の離着席時のみ読み取りを行うため、RFIDリーダーライタ43の駆動時間が短くなり、RFIDリーダーライタ43に係る消費電力を抑制することができる。さらに、会員カード11および遊技機用RFIDタグ18の読み取り頻度を低減させることで、電波による弊害を抑えることができる。なお、離着席検出センサ48により検出した顧客の着席/離席時間を記録することで、当該顧客のプレイ時間や来店時間等の顧客情報を把握することができる。
また、会員カード11に電子ペーパーが搭載されている場合には、RFIDリーダーライタ43は、顧客管理サーバ8から送信される広告データを受信(広告データ受信手段)し、会員カード11のRFIDに広告データを書き込み(広告データ書き込み手段)、電子ペーパーに広告表示を行う。この場合、遊技場内に配置された複数のRFIDリーダーライタ43を用いて会員カード11の会員IDを検索することにより、顧客が遊技中で無い場合(会員IDと対応付けられている遊技機IDの遊技機の椅子に着席していない場合)でも、該当する顧客に対し、確実に広告データを送信することができ、当該顧客に即した広告を行うことができるため、効果的な販売促進活動を展開することができる。なお、上記では、遊技場内無線LAN6を使用して、顧客管理サーバ8と通信を行っているが、RFIDリーダーライタ43を遊技場内LAN5に有線で接続して通信を行っても良い。
ホールコンピュータ7は、遊技場内から離れた遊技事務所等に設置されると共に、遊技場内LAN5により各遊技機ユニット3および顧客管理サーバ8と接続されている。ホールコンピュータ7は、ディスプレイ51、キーボード52および遊技機管理データベース53を有しており、遊技機管理データベース53では、各遊技機15の大当たり回数、出玉数および遊技状況(遊技中か否か)等の遊技機15の情報や、貸出し装置33の入金状況等を遊技機IDと関連付けて管理する。これにより、例えば、極端に出玉数が多い等の不正プレイが疑われる顧客を特定することができ、結果として、遊技場の金銭的な被害を防止することができる。また、入金状況と遊技機IDと、を関連付けることで、結果的に、当該遊技機15でプレイしていた顧客の投資金額を把握することができる。
また、ホールコンピュータ7は、遊技機15に発生した異常を検出し、遊技機ランプ16の点灯/消灯を制御したり、ホールコンピュータ7のディスプレイ51および従業員のインカム等に異常内容を通知したりして、従業員に異常を報知する。
顧客管理サーバ8は、遊技場内から離れた遊技事務所等に設置されると共に、遊技場内LAN5および遊技場内無線LAN6により各遊技機ユニット3およびホールコンピュータ7と接続され、また、インターネット9を介して外部メールサーバ10と接続されている。顧客管理サーバ8は、ディスプレイ55、キーボード56および顧客管理データベース57を有しており、これらにより、各会員の遊技状況(プレイ時間、使用した遊技機15、来店状況、メールアドレス等)を管理する。
顧客管理サーバ8は、顧客管理データベース57に、RFIDリーダーライタ43から送信される会員IDおよび遊技機IDを関連付けて登録し、さらに、上述の遊技機管理データベース53の参照結果を加味して当該会員の遊技履歴として登録する。これにより、顧客がどの遊技機15でプレイしているかを管理することができ、顧客の好きな機種、あるいは、投資金額等の遊技履歴を把握することができる。
また、顧客管理サーバ8は、遊技履歴に基づいて、各会員に即したイベント広告用の広告データを生成し(広告データ生成手段)、当該会員が遊技を行っている遊技機15に対する印刷装置35に広告データを送信する(広告データ送信手段)。そして、印刷装置35により、広告データに基づく印刷物(イベント広告)が印刷される。これにより、各顧客に対して有益な情報(例えば、顧客に即したイベント情報等)を、提供することができ、顧客毎に効果的な広告(販売促進)を行うことができる。
さらに、顧客管理サーバ8は、会員が遊技中に、当該会員の会員IDのメールアドレスが顧客管理データベース57に登録されているか否かを判別する(判別手段)。この場合、登録されている各会員のメールアドレスに対しては、各会員の遊技履歴に基づいた当該会員に有益な情報を、外部メールサーバ10を経由して広告メールを配信する。一方、当該会員IDのメールアドレスが未登録である場合には、メールアドレスを登録するための登録先アドレスをコード化したシンボル画像(QRコードやバーコード等)の画像データを生成し、当該会員が遊技している遊技機15の印刷装置35に対し、その画像データを送信する(画像データ送信手段)。そして、印刷装置35により、画像データに基づく印刷物(QRコードやバーコード等)が印刷される。これにより、効率良く顧客にメールアドレスの登録を促すことができる。また、QRコード等のシンボル画像を用いてメールアドレスの登録が行えるため、顧客の登録の手間を軽減でき、ひいては、登録者数の増加が見込める。
なお、会員カード11が電子ペーパー付きの会員カード11の場合、顧客管理サーバ8は、顧客管理データベース57に登録されている遊技履歴に基づいて、当該会員ID毎に各の会員カード11電子ペーパーに表示させるための広告データを生成する(広告データ生成手段)。そして、RFIDリーダーライタ43に当該広告データを送信する(広告データ送信手段)。
次に、図3ないし図10の制御ブロック図を参照し、各装置の制御構成について説明する。図3に示すように、RFIDリーダーライタ43は、RFID通信部61と、無線LAN通信部62と、センスアップ回路部63と、メモリ部64と、電源部65と、第1RFIDアンテナ46と、第2RFIDアンテナ47と、離着席検出センサ48と、各部と接続されRFIDリーダーライタ43を制御する制御部66を備えている。
RFID通信部61は、RF部71と、RFID変調/復調部72と、RFID制御部73と、アンテナ切換部74と、を有している。RF部71は、第1RFIDアンテナ46または第2RFIDアンテナ47を介して、RFIDタグ(遊技機用RFIDタグ18および会員カード11のRFID)とのデータ(信号)の送受信を行う部分であり、データ送信時は、RFIDタグに対して電力供給用の搬送波と、送信対象データを変調した変調波と、を電波(あるいは、誘導電磁界)として送信する。一方、データ受信時は、RFIDタグから反射波(変調)を受信し、RFID変調/復調部72へ送信する。
RFID変調/復調部72は、送受信データの変調または復調を行う部分であり、RF部71へのデータ送信時は、ベースバンド信号(コマンド信号等)を変調して送信する。一方、RF部71からのデータ受信時は、受信した反射波からデータ(ベースバンド信号)を復元(復調)し、RFID制御部73へ送信する。
RFID制御部73は、送受信データのエンコードやデコードを行う部分であり、送信時には、送信データのエンコードを行い、RFID変調/復調部72へ送信を行う。一方、RFID変調/復調部72からの受信データをデコードして制御部66に送信する。
アンテナ切換部74は、送受信先を第1RFIDアンテナ46または第2RFIDアンテナ47に切替える部分であり、制御部66からの指示により、その切換えを行う。
無線LAN通信部62は、無線LANRF部75と、無線LAN変調/復調部76と、無線LANベースバンド部77と、無線LANアンテナ78と、を有している。無線LANRF部75は、顧客管理サーバ8と無線LAN通信における電波の送受信を行う部分であり、データ送信時は、変調されたベースバンド信号(コマンド信号やデータ信号等)を搬送波に重畳させて無線LANアンテナ78から顧客管理サーバ8に送信する。一方、データ受信時は、顧客管理サーバ8からの変調波を無線LANアンテナ78から受け取り、無線LAN変調/復調部76へ送信する。
無線LAN変調/復調部76は、送受信データの変調または復調を行う部分であり、無線LANRF部75へのデータ送信時は、ベースバンド信号(コマンド信号等)を変調して送信する。一方、無線LANRF部75からのデータ受信時は、受信したデータ(変調されたベースバンド信号)を復元(復調)し、無線LANベースバンド部77へ送信する。
無線LANベースバンド部77は、送受信データのエンコードやデコードを行う部分であり、送信時には、送信データのエンコードを行い、無線LAN変調/復調部76への送信を行う。一方、無線LAN変調/復調部76からの受信データをデコードして制御部66に送信する。
センスアップ回路部63は、離着席検出センサ48(ジャイロセンサ)により検出した振動信号を増幅し、制御部66に対して振動検出結果を送信する。また、電源部65は、バッテリー79を有し、RFIDリーダーライタ43を駆動させるための電源制御を行う。また、メモリ部64は、読み取ったID情報(会員IDおよび遊技機ID)等を記憶する。
これら各部が、制御部66によって制御されることにより、RFIDリーダーライタ43は、遊技機用RFIDタグ18および会員カード11から、ID情報(会員IDおよび遊技機ID)の読み取りを行い、当該ID情報を顧客管理サーバ8に送信する。例えば、顧客(会員)着席時に、離着席検出センサ48により振動を感知すると、離着席検出センサ48は、センスアップ回路63に振動信号を送信する。振動信号を受けたセンスアップ回路63は、その振動信号を増幅し、制御部66に送信する。制御部66は、その振動信号をトリガとして、RFID通信部61に対してID情報取得指示を出す。ID情報取得指示を受けたRFID通信部61は、第1RFIDアンテナ46または第2RFIDアンテナ47を介して、遊技機用RFIDタグ18および会員カード11からID情報を読み取る。読み取られたID情報は、RFID通信部61を介して制御部66に送信され、制御部66は、無線LAN通信部62を介して顧客管理サーバ8にID情報の送信を行う。これにより、顧客管理データベース57に会員IDと遊技機IDと、が関連付けて記憶される。
また、会員カード11に電子ペーパーが搭載されている場合には、RFIDリーダーライタ43は、顧客管理サーバ8から送信される広告データを、無線LAN通信部62を介して受信し、会員カード11のRFIDに広告データを書き込む。これにより、会員カード11の電子ペーパーに所望の広告を表示することができる。
次に、図4を参照して、RFID付きの会員カード11および遊技機用RFIDタグ18の制御構成について説明する。同図(a)のRFID付きの会員カード11は、RFID通信部81と、電源部82と、アンテナ部83と、メモリ部84と、各部と接続され会員カード11を制御する制御部85を備えている。また、同図(b)の遊技機用RFIDタグ18は、RFID通信部91と、電源部92と、アンテナ部93と、メモリ部94と、各部と接続され遊技機用RFIDタグ18を制御する制御部95と、を備えている。
RFID通信部81(91)は、RF部86(96)と、RFID変調/復調部87(97)と、RFID制御部88(98)と、を有している。RF部86(96)は、RFIDリーダーライタ43と信号の受発信を行う部分であり、アンテナ部83(93)を介してRFIDリーダーライタ43から送信された搬送波と変調波と、を電波(もしくは、誘導電磁界)として受信する。一方、送信時は、RFID変調/復調部87(97)で生成された反射波(変調波)を、アンテナ部83(93)を介してRFIDリーダーライタ43に送信する。
RFID変調/復調部87(97)は、送受信データ(信号)の変調または復調を行う部分であり、RF部86(96)へのデータ送信時は、ベースバンド信号(データ信号等)をアンテナ部83(93)の抵抗を変化させることにより重畳し、反射波として送信する(変調)。一方、データ受信時は、RFIDリーダーライタ43からの変調波からベースバンド信号(コマンドやデータ等)を復元する(復調)。
RFID制御部88(98)は、送受信データのエンコードやデコードを行う部分であり、送信時には、送信データのエンコードを行い、RFID変調/復調部87(97)へ送信を行う。一方、受信時には、RFID変調/復調部87(97)からの受信データをデコードして所定の処理を行う。また、RFID制御部88(98)のメモリには、自身のID(会員IDまたは遊技機ID)が記憶されている。
電源部82(92)は、整流回路部89(99)を有し、アンテナ部83(93)を介してRFIDリーダーライタ43から受信する電力供給用の搬送波を利用することにより、RFIDタグに必要な電源を生成する。
これら各部が制御部85(95)により制御されることにより、会員カード11および遊技機用RFIDタグ18は、RFIDリーダーライタ43と通信を行い、結果としてID情報がRFIDリーダーライタ43により読み取られる。
また、会員カード11には、ICカード機能が付加される場合があり、これに係るプリペイド機能やポイント機能に関するデータをメモリ部84に記憶し、制御部85により各機能に伴う処理が制御される。
次に、図5を参照して、RFID付きの電子ペーパー会員カード11の制御構成について説明する。電子ペーパー付きの会員カード11は、RFID通信部101と、電源部102と、アンテナ部103と、メモリ部104と、表示制御部105と、表示部106と、各部と接続され電子ペーパー会員カード11全体を制御する制御部107と、を備え、RFID通信部101は、RF部108と、RFID変調/復調部109と、RFID制御部110と、を有している。なお、基本構成は、上述のRFID付きの会員カード11と同一であるため、異なる部分についてのみ説明する。
メモリ部104は、顧客管理サーバ8から個々の会員ID毎に送信される広告データを記憶する。表示制御部105は、メモリ部104に記憶された広告データに基づき、表示部106の各素子に対して印加する電圧を制御し、表示部106に広告表示(画像表示)を行う。電源部102は、整流回路部111により、アンテナ部103を介してRFIDリーダーライタ43から受信する電力供給用の搬送波から、電子ペーパーに必要な電源を生成する。また、生成された電源をバッテリー112に充電しておくことで、電子ペーパーの表示を変更することが可能になっている。
これら各部が、制御部107によって制御されることにより、電子ペーパー付きの会員カード11は、各顧客(会員)に即した広告データを、電子ペーパーに表示する。つまり、顧客管理サーバ8から送信された広告データを、RFIDリーダーライタ43を介して受信すると共に、メモリ部104に記憶し、そして、記憶した広告データを読み出すと共に、表示制御部105を駆動させて、その印加電圧を調整することで、表示部106(電子ペーパー)に広告を表示させる。
次に、図6を参照して、台間装置17の制御構成について説明する。台間装置17は、紙幣識別部121と、カード読取部122と、ネットワーク制御部123と、表示制御部124と、プリンタ制御部125と、記憶部126と、各部と接続され台間装置17を制御する制御部127と、ネットワーク制御部123により制御されるネットワークIF部128と、表示処理部124により制御される表示装置34と、プリンタ制御部125により制御される印刷装置35と、を備えている。
紙幣識別部121は、顧客が、紙幣挿入口31から挿入した紙幣の金額および真偽を識別する。カード読取部122は、顧客が、カード挿入口32から挿入したICカード機能付きの会員カード11を読み取り、会員IDの読み取りを行う。
ネットワーク制御部123は、遊技機15、ホールコンピュータ7および顧客管理サーバ8との通信を制御するところであり、遊技場内LAN5への接続口であるネットワークIF部128を介してのデータ通信を制御する。
表示処理部124は、紙幣識別部121の紙幣識別結果、カード読取部122によるICカード付き会員カード11の読取結果および遊技機15からの遊技情報に基づき、該当する金額表示および遊技球の貸出し可能金額等を表示装置34に表示する表示処理を行う。
プリンタ制御部125は、顧客管理サーバ8から送信される広告データおよびメールアドレス登録先情報等を、印刷装置35に印刷させるための制御を行う。記憶部126は、投入された金額、貸出し/払出し玉数および印刷対象となる広告データ等の情報を記憶する。
これら各部が、制御部127によって制御されることにより、例えば、顧客管理サーバ8により、会員毎に生成された広告データを、ネットワークIF部128を介して受信し、受信データをプリンタ制御部125により処理することで、当該会員に即した広告データを印刷装置35から印刷する。
次に、図7を参照して、遊技機ランプ16の制御構成について説明する。遊技機ランプ16は、ネットワーク制御部131と、専用線制御部132と、表示処理部133と、記憶部134と、各部と接続され遊技機ランプ16を制御する制御部135と、表示制御部133により制御される表示装置136と、ネットワーク制御部131により制御されるネットワークIF部137と、専用線制御部132により制御される専用線IF部138と、を備えている。
ネットワーク制御部131は、ホールコンピュータ7との通信を制御するものであり、遊技場内LAN5への接続口であるネットワークIF部137を介して、遊技機ランプ16の点灯/消灯を示すデータをホールコンピュータ7に送信する等の制御を行う。専用線制御部132は、遊技機15との通信を制御するものであり、専用線IF部138を介して、対応する遊技機15と直接接続されている。そして、遊技機15の遊技状況に基づく遊技機ランプ16の点灯/消灯の指示データを受信する等の制御を行う。
表示処理部133は、ホールコンピュータ7および遊技機15からの遊技機ランプ16の点灯/消灯の指示に基づき、表示装置136(ランプ本体)の点灯処理および消灯処理を行う。記憶部134は、ホールコンピュータ7および遊技機15からの遊技機ランプ16の制御指示に対応する遊技機ランプ16の点灯/消灯パターン等を記憶する。
これら各部が、制御部135によって制御されることにより、例えば、遊技機15からのランプ点灯指示を、専用線IF部138を介して受信し、その指示に基づく点灯パターンを記憶部134から読出し、表示処理部133により、当該点灯パターンでの処理を行うことで、表示装置136を点灯させる。
次に、図8を参照して、遊技機15の制御構成について説明する。遊技機15は、ネットワーク制御部141と、専用線制御部142と、打出制御部143と、払出制御部144と、表示処理部145と、LED(発光ダイオード)部146と、ボタン入力検出部147と、ハンドル部148と、異常検出センサ部149と、記憶部150と、各部と接続され遊技機15を制御する制御部151と、ネットワーク制御部141により制御されるネットワークIF部152と、専用線制御部142により制御される専用線IF部153と、打出制御部143により制御される玉打出装置154と、払出制御部144により制御される玉払出装置155と、表示処理部145により制御される液晶表示装置30と、を備えている。
ネットワーク制御部141は、ホールコンピュータ7および顧客管理サーバ8との通信を制御するところであり、遊技場内LAN5への接続口であるネットワークIF部152を介してのデータ通信を制御する。専用線制御部142は、遊技機ランプ16との通信を制御するところであり、専用線IF部153を介して、対応する遊技機ランプ16と直接接続されている。そして、遊技機15の遊技状況に基づく遊技機ランプ16の点灯/消灯に関する通信を制御する。
打出制御部143は、ハンドル部148からの信号(ハンドルの回転状況に関する信号)を、制御部151を介して受信し、そのハンドルの回転状況に応じた、遊技球の発射速度、発射する遊技球の玉数等の制御を行う。この制御結果に基づいて、玉打出装置154から遊技領域Aに遊技球を打出す。
払出制御部144は、ボタン入力検出部147からの信号(ボタンが押されたか否か、または、押された回数等)を、制御部151を介して受信し、そのボタン入力信号に応じた遊技球を払出すための制御を行う。この制御に基づいて、玉払出装置155から所定の遊技球を払出す。また、大当りが発生したことが制御部151により検出された場合においては、その大当りの規模に応じた遊技球を払出すように制御し、この制御結果に基づいて、玉払出装置155から所定の遊技球を払出す。
表示処理部145は、制御部151からの指示により、抽選結果等の遊技状況に応じた画像(図柄)の表示処理を行う。そして、液晶表示装置30に当該画像を表示する。LED部146は、制御部151により制御されており、大当り等が発生すると、制御部151からの指示によりランプ(LED)の点灯/消灯を行い、遊技機15の装飾効果や演出効果を高める。異常検出センサ部149は、遊技機15で異常が発生した場合、その異常を検出し、制御部151に通知する。記憶部150は、遊技機15の遊技状況(大当り回数、入賞回数等)や打出/払出された遊技球の玉数を記憶する。
これら各部が、制御部151によって制御されることにより、例えば、遊技機15に異常が発生した場合、制御部151は、異常検出センサ部149からの異常通知を受信し、その通知内容に基づいて、ネットワークIF部152を介してホールコンピュータ7に異常を通知する。また、専用線IF部153を介して、遊技機ランプ16に異常発生に対応するランプ表示要求を出す。
次に、図9を参照して、顧客管理サーバ8の制御構成について説明する。顧客管理サーバ8は、キーボード55と、表示処理部161と、ネットワークIF部162と、記憶部163と、各部と接続され顧客管理サーバ8を制御する制御部164と、表示処理部161により制御されるディスプレイ56と、を備えている。
キーボード55は、管理者による文字情報の入力を行うものである。表示処理部161は、キーボード55により入力された文字情報や、各種情報(顧客管理データベース57の情報等)の表示処理を行い、ディスプレイ56に表示する。ネットワークIF部162は、遊技場内LAN5、遊技場内無線LAN6およびインターネット9と接続するための接続口であり、これにより、ホールコンピュータ7、遊技機ユニット3、RFIDリーダーライタ43および外部メールサーバ10等との通信を行う。記憶部163は、顧客管理データベース57であり、会員IDと、それに関連付けられた遊技機ID、遊技動向およびメールアドレス等の会員情報が記憶されている。
これら各部が、制御部164によって制御されることにより、例えば、RFIDリーダーライタ43から送信されるID情報(会員IDおよび遊技機ID)、会員の遊技記録(プレイ時間、好みの遊技機15、来店状況)および遊技機管理データベース53の参照結果(入金状況、大当り回数、遊技履歴)等に基づいて、顧客管理データベース57への登録・変更・削除等を行い、会員管理を行う。
次に、図10を参照して、ホールコンピュータ7の制御構成について説明する。ホールコンピュータ7は、キーボード51と、表示処理部165と、ネットワークIF部166と、記憶部167と、各部と接続されホールコンピュータ7を制御する制御部168と、表示処理部165により制御されるディスプレイ52と、を備えている。
キーボード51は、管理者による文字情報の入力を行うものである。表示処理部165は、キーボード51により入力された文字情報や、各種情報(遊技機管理データベース53の情報等)の表示処理を行い、ディスプレイ52に表示する。ネットワークIF部166は、遊技場内LAN5と接続するための接続口であり、これにより、遊技機ユニット3および顧客管理サーバ8等との通信を行う。記憶部167は、遊技機管理データベース53であり、遊技機IDと、それに関連付けられた遊技動向(大当り回数、出玉数や入金額等)等の各遊技機15に関する情報が記憶されている。
これら各部が、制御部168によって制御されることにより、例えば、ネットワークIF部166を介して遊技機15からの大当り情報を取得すると、その大当り情報と遊技機IDとを関連付けて遊技機管理データベース53に記録する。また、貸出し装置33に入金があった場合、その入金額を遊技機ID関連付けて遊技機管理データベース53に記録する。これにより、遊技機15毎の出玉の収支や入金状況を管理することができ、ひいては遊技場の稼動状況や売上状況を把握することができる。また、遊技機15に異常が発生した場合においては、遊技機15の異常検出センサ部149からの通知により、即座に異常を把握することができ、この異常情報に基づいて、迅速に障害対応を行うことができる。
次に、図11ないし図17のフローチャートを参照し、各事象における顧客管理システム1の処理手順について述べる。最初に、図11に基づいて、会員が遊技を開始した場合の、当該会員の会員IDと遊技機IDと、を関連付けて顧客管理データベース57に登録する処理手順について説明する。
まず、会員入会登録を行っていない顧客に対し、RFID付きの会員カード11が発行される(S001)。この場合、会員カード11の発行には、顧客の個人情報(住所、氏名、年齢等)は不要であり、会員カード11には、一意に識別可能な会員IDが割振られている。
次に、顧客が、会員カード11を所持した状態で、所望する遊技機15の椅子(遊技椅子4)に着席する(S002)。この時、遊技椅子4に設置されたRFIDリーダーライタ43内の離着席検出センサ48(ジャイロセンサ)は、この着席に係る振動(加速度)を検出する(S003)。RFIDリーダーライタ43は、この検出結果を取得し(離着席検出結果取得手段)、検出結果をトリガとして、当該遊技機15の遊技機用RFIDタグ18の遊技機IDの読み取りを開始する(S004,遊技機ID読取手段)。この場合、RFIDリーダーライタ43は、第1RFIDアンテナ46または第2RFIDアンテナ47を適宜切換え、第1RFIDアンテナ46および/または第2RFIDアンテナにより、遊技機用RFIDタグ18をスキャンすることで遊技機IDの読み取りを行う。
RFIDリーダーライタ43による読み取りに対し、当該遊技機用RFIDタグ18は、自身の遊技機IDをRFIDリーダーライタ43に送信する(S005)。遊技機用RFIDタグ18からの遊技機IDの送信を受け、RFIDリーダーライタ43は、対象となる遊技機15の遊技機IDを取得し(S006)、遊技機IDから遊技機15の遊技機番号を特定する(S007)。この場合、遊技機IDと遊技機番号と、は、一意に関連付けられており、遊技機IDと遊技機番号が同一番号である必要はない。
遊技機IDを取得した後、RFIDリーダーライタ43は、顧客が所有する会員カード11の会員IDの読み取りを開始する(S008,会員ID読取手段)。この場合も、遊技機IDの読み取りと同様に、RFIDリーダーライタ43は、第1RFIDアンテナ46または第2RFIDアンテナ47を適宜切換え、第1RFIDアンテナ46および/または第2RFIDアンテナにより、当該顧客の会員カード11をスキャンすることで会員IDの読み取りを行う。
RFIDリーダーライタ43による読み取りに対し、会員カード11は、自身の会員IDをRFIDリーダーライタ43に送信する(S009)。RFIDリーダーライタ43は、会員IDを受信し(会員ID受信手段)、これにより対象となる顧客の会員IDを取得する(S010)と共に、その会員IDを取得した時間(ID取得時間)を取得する(S011)。このID取得時間は、顧客が遊技を開始した時間として管理される。
そして、RFIDリーダーライタ43は、会員データ(遊技機ID、会員IDおよびID取得時間)を顧客管理サーバ8に送信する(S012)。顧客管理サーバ8は、RFIDリーダーライタ43から送信された会員データを受信する(S013)。そして、顧客管理サーバ8は、会員データの会員IDをキーとして、顧客管理データベース57を検索することで(S014)、会員IDが、顧客管理データベース57に登録されているか否かをチェックする(S015)。
顧客管理データベース57に当該会員IDが登録されている場合(S015:YES)、顧客管理サーバ8は、当該会員IDの顧客が遊技を開始したと判断し、遊技開始処理(S016)を実行することにより、取得した会員データに基づいて、顧客管理データベース57の内容を更新する(S017)。この場合、顧客管理サーバ8は、会員ID、遊技機IDおよびID取得時間を関連付けて顧客管理データベース57に登録する。その後、顧客管理サーバ8は、RFIDリーダーライタ43に待機指示を送信し、この待機指示に基づき、RFIDリーダーライタ43は、待機状態になる(S018)。
一方、顧客管理データベース57に当該会員IDが登録されていない場合(S015:NO)、顧客管理サーバ8は、当該会員IDを新規会員IDとして顧客管理データベース57に登録すると共に、入会・遊技開始処理を実行し(S019)、取得した会員データに基づいて、顧客管理データベース57に内容を登録する(S020)。その後、顧客管理サーバ8は、RFIDリーダーライタ43に待機指示を送信し、この待機指示に基づき、RFIDリーダーライタ43は、待機状態になる(S018)。これにより、顧客毎の会員データが顧客管理データベース57により登録され、顧客管理サーバ8により会員データが管理されることとなる。
次に、図12を参照し、会員が遊技中であるか離席(遊技終了)したのかを判定する処理手順について説明する。この処理手順は、上述のID情報の登録処理が行われた後に行われるものであり、顧客の会員IDおよび顧客が遊技中の遊技機15の遊技機IDは取得済みであることを前提とする。
まず、RFIDリーダーライタ43は、待機状態であり、会員カード11および遊技機用RFIDタグ18の読み取りを停止している(S021)。この時、RFIDリーダーライタ43は、自身の待機時間を計測するために、待機タイマーを起動する(S022)。RFIDリーダーライタ43は、待機タイマーにより所定時間を計測すると(S023)、離着席検出センサ48を駆動し、離着席検出センサ48は、遊技椅子4の振動測定を開始する(S024)。そして、RFIDリーダーライタ43は、遊技椅子4の振動測定結果を取得し(離着席検出結果取得手段)、この取得した振動測定結果が、所定の範囲内か否かをチェックする(S025)。
振動測定結果が所定の範囲以内(所定の下限値≦振動測定結果≦所定の上限値)である場合(S025:YES)、RFIDリーダーライタ43は、遊技椅子4には、まだ顧客が着席していると判断し、待機タイマーをクリアする(S026)と共に、改めて待機時間を計測するために、待機タイマーを再セットする(S022)。
一方、振動測定結果が所定の範囲外(所定の下限値>振動測定結果、または、所定の上限値<振動測定結果)の場合(S025:NO)、RFIDリーダーライタ43は、会員カード11の会員IDの読み取りを開始する(S027,会員ID読取手段)。
会員IDが正常に読み取れた場合(S027:YES)、RFIDリーダーライタ43による読み取りに対し、会員カード11は、自身の会員IDをRFIDリーダーライタ43に送信する(S028)。RFIDリーダーライタ43は、会員IDを受信し(会員ID受信手段)、これにより対象となる顧客の会員IDを取得する(S029)。会員IDを取得することができたため、RFIDリーダーライタ43は、遊技椅子4には、まだ顧客が着席していると判断し、待機タイマーをクリアする(S026)。
一方、会員IDが読み取れない場合(S027:NO)、顧客が離席している(遊技を終了した)と判断し、RFIDリーダーライタ43は、会員IDの読出を実行した時間を、顧客が席を離れた時間(離席検出時間)として取得する(S030)。そして、RFIDリーダーライタ43は、待機タイマーをクリア(S031)した後、会員データ(会員ID、遊技機IDおよび離席検出時間)を顧客管理サーバ8に送信する(S032)。
顧客管理サーバ8は、RFIDリーダーライタ43から送信された会員データを受信する(S033)。そして、顧客管理サーバ8は、遊技終了処理(S034)を実行することにより、取得した会員データに基づいて、顧客管理データベース57の内容を更新する(S035)。この場合、顧客管理サーバ8は、会員ID、遊技機IDおよび離席検出時間を関連付けて顧客管理データベース57に登録する。これにより、顧客が遊技を行っていたプレイ時間(離席検出時間―ID取得時間)を把握することができる。
次に、図13を参照し、会員のメールアドレスを顧客管理データベース57に登録する処理手順について説明する。この処理手順は、顧客の会員IDおよび顧客が遊技中の遊技機15の遊技機IDを取得した後の処理であるため、会員IDおよび遊技機IDは取得済みであることが前提となる。
まず、顧客管理サーバ8は、遊技中の顧客から取得した会員IDをキーとして、顧客管理データベース57を検索し(S041)、顧客管理データベース57に当該会員IDのメールアドレスが登録されているか否かをチェックする(S042,判別手段)。当該会員IDのメールアドレスが登録されている場合(S042:YES)、処理を終了する。
当該会員IDのメールアドレスが登録されていない場合(S042:NO)、顧客管理サーバ8は、顧客管理サーバ8のメールアドレスと当該会員IDと、からなる情報をQRコード化処理し、QRコード(シンボル画像)を生成する(S043)。そして、顧客管理サーバ8は、生成したQRコードを、当該会員IDの顧客が遊技している遊技機15に対する印刷装置35に送信する(S044,画像データ送信手段)。
印刷装置35は、顧客管理サーバ8から送信されたQRコードを取得し(S045)、そのQRコードを印刷する(S046)。印刷されたQRコードは、顧客に印刷物として提供される(S047)。そして、顧客が所持している携帯電話等でQRコードが読み取られることにより(S048)、携帯電話は、メールの送信先アドレスを取得し、その送信先アドレス(顧客管理サーバ8)に対してメールを送信する(S049)。この場合、メール本文には、当該顧客の会員IDが記載されている。
そして、顧客管理サーバ8は、顧客からのメールを受信する(S050)と共に、メールアドレス登録処理(S051)により、受信メールの発信元アドレス(顧客の携帯電話のメールアドレス)と本文中の会員IDと、を関連付けて顧客管理データベース57に登録する(S052)。
次に、図14を参照し、会員が遊技に使用した金額を管理する処理手順について説明する。この処理手順は、顧客の会員IDおよび顧客が遊技中の遊技機15の遊技機IDを取得した後の処理であるため、会員IDおよび遊技機IDは取得済みであることが前提となる。
まず、顧客により、台間装置17の紙幣挿入口31に紙幣が投入される(S061)。台間装置17は、紙幣識別部121により紙幣を検出し(S062)、その金額を確認する(S063)。そして、台間装置17は、顧客からの任意の金額の貸し玉払出要求に対して(S64)、遊技機15に遊技球の貸し玉払出し通知を行う(S065)。貸し玉払出し通知を受信した遊技機15は、遊技機15の上皿24に遊技球を放出する(S066)。
貸し玉処理終了後、台間装置17は、紙幣が投入された遊技機番号と、貸し玉処理された金額と、をホールコンピュータ7に通知する(S067)。通知を受けたホールコンピュータ7は、遊技機番号と貸し玉処理された金額情報と、を関連付けて遊技機管理データベース53に登録し(S068)、遊技機管理データベース53の更新を行う(S069)。これにより、遊技機15毎の使用金額状況を管理することができる。
ところで、顧客管理サーバ8は、上述の遊技機管理データベース53のデータを参照し、遊技機毎の使用金額情報を顧客管理データベース57に反映させる処理を行う。この場合、まず、顧客管理サーバ8は、遊技機管理データベース53を検索し、対象となる遊技機15の遊技機番号を得る(S070)。そして、顧客管理サーバ8は、検索結果で得た遊技機番号に対する使用金額状況を遊技機管理データベース53から読み取る(S071)。その後、会員使用金額登録処理(S072)により、読み取った遊技機の使用金額と、会員IDと、遊技機IDと、を関連付けて顧客管理データベース57に登録する(S073)。
次に、図15を参照し、会員が遊技中に出した大当り回数を管理する処理手順について説明する。この処理手順は、顧客の会員IDおよび顧客が遊技中の遊技機15の遊技機IDを取得した後の処理であるため、会員IDおよび遊技機IDは取得済みであることが前提となる。
まず、顧客により遊技が開始され(S081)、遊技球が入賞口28に入ると、遊技機15は、その旨を遊技球入賞情報としてホールコンピュータ7に通知する(S082)。通知を受けたホールコンピュータ7は、遊技球入賞情報登録処理(S083)により、当該遊技機15の遊技機IDと遊技球入賞情報と、を関連付けて遊技機管理データベース53に登録(更新)する(S084)。
一方、遊技機15では遊技球入賞の抽選結果により、大当りが発生したか否かをチェックする(S085)。大当りが発生しなかった場合(S085:NO)、遊技機15は、次の遊技球の入賞に関する処理を行う。
大当りが発生した場合(S085:YES)、遊技機15は、大当りに関連した処理、例えば、液晶表示装置30への大当り用画像の表示や遊技球の払戻し処理等を行う(S086)。そして、遊技機15は、ホールコンピュータ7に対して大当りが発生したことを知らせるための大当り通知を行う(S087)。大当り通知を受信したホールコンピュータ7は、大当り情報登録処理(S088)により、当該遊技機15の遊技機IDと大当り情報と、を関連付けて遊技機管理データベース53に登録(更新)する(S084)。
ところで、顧客管理サーバ8は、上述の遊技機管理データベース53のデータを参照し、入賞情報および大当り情報を顧客管理データベース57に反映させる処理を行う。この場合、まず、顧客管理サーバ8は、遊技機ID(または、遊技機番号)をキーとして、遊技機管理データベース53を検索する(S089)。そして、顧客管理サーバ8は、検索結果で得た遊技機番号に対する入賞情報および大当り情報を遊技機管理データベース53から読み取る(S090)。その後、入賞情報・大当り情報登録処理(S091)により、読み取った入賞情報および大当り情報と、会員IDと、遊技機ID(または、遊技機番号)と、を関連付けて顧客管理データベース57に登録する(S092)。
次に、図16を参照し、印刷物により会員にイベント広告等の情報提供を行う処理手順について説明する。この処理手順は、顧客の会員IDおよび顧客が遊技中の遊技機15の遊技機IDを取得した後の処理であるため、会員IDおよび遊技機IDは取得済みであることが前提となる。
まず、顧客管理サーバ8は、印刷物を提供する顧客を選定するため、顧客管理データベース57を用いて遊技中の顧客(会員ID)を検索する(S101)。そして、顧客管理サーバ8は、検索により取得した会員IDに関連付けられている遊技履歴、例えば、「機種別総プレイ時間ベスト3」や「1日当りの最高獲得遊技玉機種」を把握する(S102)。
次に、顧客管理サーバ8は、ホールコンピュータ7の遊技機管理データベース53に対し、イベント予定(例えば、新台入荷予定や○日は出玉率UP等)の検索要求を出す(S103)。要求を受けたホールコンピュータ7は、遊技機管理データベース53を検索し、その結果(イベント情報)を顧客管理サーバ8に返す(S104)。
顧客管理サーバ8は、イベント情報を取得し(S105)、イベント情報に当該顧客と関係のあるイベント情報が有るか否か(S102に当てはまる機種がイベント情報内にあるか否か)をチェックする(S106)。
当該顧客と関係のある機種のイベント情報が有る場合(S106:YES)、顧客管理サーバ8は、そのイベント情報に基づいて、該当機種に関する広告データを生成する(S107,広告データ生成手段)。そして、顧客管理サーバ8は、当該顧客が遊技中の遊技機15に対応する印刷装置35に対して、広告データ(当該機種イベント情報)を送信する(S108,広告データ送信手段)。
印刷装置35は、顧客管理サーバ8からの広告データ(当該機種イベント情報)を受信し(S109)、受信した広告データを印刷する(S110,印刷手段)。これにより、当該機種イベント情報は、印刷物として顧客に提供されることとなる(S111)。
一方、当該顧客と関係のあるイベント情報が無い場合(S106:NO)、顧客管理サーバ8は、通常の(一般的な)イベント情報に関する広告データを生成する(S112,広告データ生成手段)。そして、顧客管理サーバ8は、当該顧客が遊技中の遊技機15に対応する印刷装置35に対して、広告データ(通常イベント情報)を送信する(S113,広告データ送信手段)。
印刷装置35は、顧客管理サーバ8からの広告データ(通常イベント情報)を受信し(S109)、受信した広告データを印刷する(S110,印刷手段)。これにより、通常イベント情報は、印刷物として顧客に提供されることとなる(S111)。
次に、図17を参照して、電子ペーパーにより会員にイベント広告等の情報提供を行う処理手順について説明する。ここで説明する処理手順は、遊技中の顧客の会員IDを取得した後の処理を想定しているため、既に会員IDは取得済みであることが前提となる。なお、電子ペーパーによる情報提供では、遊技場内にいる不特定多数の顧客(会員ID)に対して(遊技中でない顧客に対しても)、イベント広告等の情報提供を行うことが可能である。
まず、顧客管理サーバ8は、イベント広告を提供する顧客を選定するため、顧客管理データベース57を用いて遊技中の顧客(会員ID)を検索する(S121)。そして、顧客管理サーバ8は、検索により取得した会員IDに関連付けられている遊技履歴、例えば、「機種別総プレイ時間ベスト3」や「1日当りの最高獲得遊技玉機種」を把握する(S122)。
次に、顧客管理サーバ8は、ホールコンピュータ7の遊技機管理データベース53に対し、イベント予定(例えば、新台入荷予定や○日は出玉率UP等)の検索要求を出す(S123)。要求を受けたホールコンピュータ7は、遊技機管理データベース53を検索し、その結果(イベント情報)を顧客管理サーバ8に返す(S124)。
顧客管理サーバ8は、イベント情報を取得し(S125)、イベント情報に当該顧客と関係のあるイベント情報が有るか否か(S122に当てはまる機種がイベント情報内にあるか否か)をチェックする(S126)。
当該顧客と関係のある機種のイベント情報が有る場合(S126:YES)、顧客管理サーバ8は、そのイベント情報に基づいて、該当機種に関する広告データを生成する(S127,広告データ生成手段)。そして、顧客管理サーバ8は、RFIDリーダーライタ43に対して、広告データ(当該機種イベント情報)を送信する(S128,広告データ送信手段)。
RFIDリーダーライタ43は、顧客管理サーバ8からの広告データ(当該機種イベント情報)を受信する(S129,広告データ受信手段)。そして、広告データを送信する会員IDを確認するために、会員カード11の読み取りを行う(S130,会員カード読取手段)。
RFIDリーダーライタ43による読み取りに対し、会員カード11は、自身の会員IDをRFIDリーダーライタ43に送信する(S131)。RFIDリーダーライタ43は、会員IDを受信し(会員ID受信手段)、これにより対象となる顧客の会員IDを取得する(S132)。そして、RFIDリーダーライタ43は、取得した会員IDにより特定される会員カード11のRFIDに広告データ(当該機種イベント情報)を書き込む(広告データを送信する)(S133,広告データ書き込み手段)。これにより、当該機種イベント情報は、当該顧客の会員カード11に搭載された電子ペーパーに表示される(S134)。
一方、当該顧客と関係のあるイベント情報が無い場合(S126:NO)、顧客管理サーバ8は、通常の(一般的な)イベント情報に関する広告データを生成する(S136,広告データ生成手段)。そして、顧客管理サーバ8は、RFIDリーダーライタ43に対して、広告データ(通常イベント情報)を送信する(S137,広告データ送信手段)。
RFIDリーダーライタ43は、顧客管理サーバ8からの広告データ(通常イベント情報)を受信する(S129,広告データ受信手段)。そして、広告データを送信する会員IDを確認するために、会員カード11の読み取りを行う(S130,会員カード読取手段)。
RFIDリーダーライタ43による読み取りに対し、会員カード11は、自身の会員IDをRFIDリーダーライタ43に送信する(S131)。RFIDリーダーライタ43は、会員IDを受信し(会員ID受信手段)、これにより対象となる顧客の会員IDを取得する(S132)。そして、RFIDリーダーライタ43は、取得した会員IDにより特定される会員カード11のRFIDに広告データ(通常イベント情報)を書き込む(広告データを送信する)(S133,広告データ書き込み手段)。これにより、通常イベント情報は、当該顧客の会員カード11に搭載された電子ペーパーに表示される(S134)。
以上のように、本実施形態よれば、RFIDリーダーライタ43により、遊技中の顧客が所持しているRFID付きの会員カード11の会員IDと、当該顧客が遊技中の遊技機15の遊技機IDと、自動で読み取り、これらを関連付けて顧客管理データベースに登録することで、簡単に会員管理を行う。この場合、顧客からの積極的な動作なしに、会員IDを取得することができるため、効率的、且つ数多くの顧客の遊技動向を把握することができる。また、会員管理をRFID付きの会員カード11で行うため、個人を特定する情報(住所、氏名、年齢等)の登録が不要となり、当該情報の管理に係るコストを削減することができる。
なお、本実施形態では、RFIDリーダーライタ43を、遊技機15と1対1になるように設けているが、これに限らず、1の遊技機15に対して複数のRFIDリーダーライタ43を対応付けるようにしてもよいし、複数の遊技機15に対して1のRFIDリーダーライタ43を対応付けるようにしても良い。また、RFIDリーダーライタ43の設置位置は、遊技椅子4の下に限らず、顧客の会員IDおよび/または遊技機15の遊技機IDを読み取れる位置であれば、限定されるものではない。
また、本実施形態では、広告提示する手段として、印刷装置35、もしくは電子ペーパーを例に挙げ、各顧客に対してイベント情報等の広告を提供しているが、これに限らず、液晶等の表示装置を利用することで、顧客にイベント情報等の広告を提供しても良い。この場合、表示装置は台間装置に組み込むことが好ましい。
また、本実施形態では、顧客(会員)を識別(特定)するための媒体として、会員カード11を例示したが、これに限らず、RFIDを搭載した携帯電話等、一意のIDが割り当てられた携帯可能な媒体を用いることが可能である。
また、上記の例に示した、顧客管理システム1の機能をプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを記憶媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。記録媒体としては、CD−ROM、フラッシュROM、メモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック等)、コンパクトディスク、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスクおよびフレキシブルディスク等を利用することができる。
また、上述した実施例によらず、顧客管理システム1の装置構成や処理工程等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
1…顧客管理システム 7…ホールコンピュータ 8…顧客管理サーバ 11…会員カード 15…遊技機 18…遊技機用RFIDタグ 33…貸出し装置 35…印刷装置 43…RFIDリーダーライタ 48…離着席検出センサ 53…遊技機管理データベース 57…顧客管理データベース
Claims (12)
- 顧客が所持するRFID付きの会員カードもしくは携帯可能な媒体を含む顧客識別媒体と、
前記顧客が遊技する1以上の遊技機の近傍に設けられ、前記顧客識別媒体のRFIDに対しデータの読み書きを行うRFIDリーダーライタと、
前記RFIDリーダーライタと接続され、前記顧客の遊技動向を管理する顧客管理サーバと、を有する顧客管理システムであって、
前記RFIDリーダーライタは、
前記顧客識別媒体のRFIDから会員IDを読み取る会員ID読取手段と、
読み取った前記会員IDを、前記顧客管理サーバに送信する会員ID送信手段と、を備え、
前記顧客管理サーバは、
前記RFIDリーダーライタから、前記会員IDを受信する会員ID受信手段と、
前記会員ID受信手段の受信結果を登録する顧客管理データベースと、を備えたことを特徴とする顧客管理システム。 - 前記遊技機を特定するため、各遊技機に設けられる遊技機用RFIDタグをさらに有し、
前記RFIDリーダーライタは、
前記遊技機用RFIDタグから遊技機IDを読み取る遊技機ID読取手段をさらに備え、
前記会員ID送信手段は、前記会員IDに前記遊技機IDを付加して送信し、
前記顧客管理サーバは、
前記顧客管理データベースに、前記会員IDと前記遊技機IDとを関連付け、各会員IDの遊技履歴として登録することを特徴とする請求項1に記載の顧客管理システム。 - 前記顧客の前記遊技機の椅子への離着席を検出する離着席検出センサをさらに有し、
前記RFIDリーダーライタは、
前記離着席検出センサから、前記離着席の検出結果を取得する離着席検出結果取得手段をさらに備え、
前記会員ID読取手段および前記遊技機ID読取手段は、前記離着席検出結果取得手段による検出結果の取得をトリガとして、読み取りを開始することを特徴とする請求項1または2に記載の顧客管理システム。 - 前記顧客管理サーバと接続され、遊技ホール内に設置された前記1以上の遊技機を管理するホールコンピュータをさらに有し、
前記ホールコンピュータは、
各遊技機の遊技機種名と、各遊技機の大当たり回数および出玉数とを、前記遊技機IDと関連付けて登録する遊技機管理データベースを備え、
前記顧客管理サーバは、
前記顧客管理データベースに、任意の会員IDの顧客が前記遊技機の椅子に着席している間の、当該遊技機の遊技機IDに基づく前記遊技機管理データベースの参照結果を、当該会員IDの前記遊技履歴として登録することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の顧客管理システム。 - 前記ホールコンピュータと接続され、各遊技機に対応して、遊技媒体を貸し出す貸出し装置をさらに有し、
前記ホールコンピュータは、
前記遊技機管理データベースに、前記貸出し装置の入金状況を前記遊技機IDと関連付けて登録することを特徴とする請求項4に記載の顧客管理システム。 - 前記顧客管理サーバと接続され、各遊技機に対応して、イベント広告を印刷して送出する印刷装置をさらに有し、
前記顧客管理サーバは、
前記顧客管理データベースに登録されている前記各会員IDの遊技履歴に基づいて、当該会員ID毎に前記イベント広告を前記印刷装置に印刷させるための広告データを生成する広告データ生成手段と、
生成した前記会員ID毎の前記広告データを、当該会員IDの顧客が遊技している前記遊技機に対応する前記印刷装置に送信する広告データ送信手段と、をさらに備え、
前記印刷装置は、
前記顧客管理サーバから受信した前記広告データを印刷する印刷手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の顧客管理システム。 - 前記顧客管理データベースには、前記会員ID毎にメールアドレスを登録可能であり、
前記顧客管理サーバは、
任意の会員IDの顧客が前記遊技機の椅子に着席している間に、当該会員IDの前記メールアドレスが前記顧客管理データベースに登録されているか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により、前記メールアドレスを登録していないと判別された場合に、当該メールアドレスの登録先アドレスをコード化したシンボル画像を前記印刷装置に印刷させるための画像データを、当該会員IDの顧客が遊技している遊技機に対応する前記印刷装置に送信する画像データ送信手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項6に記載の顧客管理システム。 - 前記顧客識別媒体は、前記RFIDに書き込まれたデータに基づいてイベント広告を表示する電子ペーパーが搭載され、
前記顧客管理サーバは、
前記顧客管理データベースに登録されている前記各会員IDの遊技履歴に基づいて、当該会員ID毎に前記イベント広告を前記電子ペーパーに表示させるための広告データを生成する広告データ生成手段と、
生成した前記会員ID毎の前記広告データを、前記RFIDリーダーライタに送信する広告データ送信手段と、をさらに備え、
前記RFIDリーダーライタは、
前記広告データを受信する広告データ受信手段と、
受信した前記広告データを、前記会員IDにより特定される前記顧客識別媒体のRFIDに書き込む広告データ書き込み手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の顧客管理システム。 - 前記各遊技機に対応して、イベント広告を表示する表示装置をさらに有し、
前記顧客管理サーバは、
前記イベント広告を前記表示装置に表示させるための広告データを生成する広告データ生成手段と、
生成した前記広告データを、前記表示装置に送信する広告データ送信手段と、をさらに備え、
前記表示装置は、受信した前記広告データを表示することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の顧客管理システム。 - 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の顧客管理システムにおける前記顧客管理サーバまたは前記ホールコンピュータとして機能することを特徴とするコンピュータ。
- 顧客が所持するRFID付きの会員カードもしくは携帯可能な媒体を含む顧客識別媒体と、
前記顧客が遊技する1以上の遊技機の近傍に設けられ、前記顧客識別媒体のRFIDに対しデータの読み書きを行うRFIDリーダーライタと、
前記RFIDリーダーライタと接続され、前記顧客の遊技動向を管理する顧客管理サーバと、を有する顧客管理システムの制御方法であって、
前記RFIDリーダーライタが、前記顧客識別媒体のRFIDから会員IDを読み取り、当該会員IDを、前記顧客管理サーバに送信するステップと、
前記顧客管理サーバが、前記RFIDリーダーライタから、前記会員IDを受信し、当該受信結果を顧客管理データベースに登録するステップと、を実行することを特徴とする顧客管理システムの制御方法。 - コンピュータに、請求項11に記載の顧客管理システムの制御方法における各ステップを実行させるためのプログラム。
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