JP2008243091A - 認証タグ選定システム及び該システムに用いられる情報処理装置、認証タグ選定方法、認証タグ選定プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】処理対象のRFIDタグを選定する。
【解決手段】
パソコン7は、センサ6a、6bと接続され、センサ6aからの検知信号を受け付けて、リーダ・ライタ4に対して、RFIDタグ3に認証情報を送信させるための要求信号を送信する要求信号送信手段と、リーダ・ライタ4に要求信号を送信してからRFIDタグ3からの認証情報を受け付けるまでの通信時間について、通信時間の時間的範囲を設定した時間的範囲情報73gと、通信時間を計測する通信時間計測手段と、計測した通信時間が前記時間的範囲であるRFIDタグ3を処理対象に選定する認証タグ選定手段とを備え、リーダ・ライタ4は、パソコン7からの要求信号を受け付けて、RFIDタグ3へ要求信号を送信する要求信号送信手段と、RFIDタグ3からの要求信号に対する認証情報を受け付けて、認証情報をパソコン7に送信する認証情報受信手段を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】
パソコン7は、センサ6a、6bと接続され、センサ6aからの検知信号を受け付けて、リーダ・ライタ4に対して、RFIDタグ3に認証情報を送信させるための要求信号を送信する要求信号送信手段と、リーダ・ライタ4に要求信号を送信してからRFIDタグ3からの認証情報を受け付けるまでの通信時間について、通信時間の時間的範囲を設定した時間的範囲情報73gと、通信時間を計測する通信時間計測手段と、計測した通信時間が前記時間的範囲であるRFIDタグ3を処理対象に選定する認証タグ選定手段とを備え、リーダ・ライタ4は、パソコン7からの要求信号を受け付けて、RFIDタグ3へ要求信号を送信する要求信号送信手段と、RFIDタグ3からの要求信号に対する認証情報を受け付けて、認証情報をパソコン7に送信する認証情報受信手段を備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、認証タグ選定システム及び該システムに用いられる情報処理装置、認証タグ選定方法、認証タグ選定プログラムに関し、詳しくは、物品又は物品を収納した包装体に添付される電波を利用する複数の認証タグと、アンテナを介して無線通信を行う無線端末に、情報処理装置を接続することによって、前記認証タグの中から目的とする前記認証タグを選定することを内容とする。
製造ライン等にRFID(Radio Frequency Identification)タグを用いた通信装置を導入した場合、台車や台車に積載された物品等に電波が反射して、製造ライン以外に電波が放射する場合があり、場合によっては、製造ラインで通過待ちの他の台車の物品や製造ライン以外の物品等に添付した処理対象以外のRFIDタグと通信して処理対象となる問題が発生しており、台車に積載された物品が製造ラインを通過する際に、処理対象の物品に添付したRFIDタグのみを選定する方法が望まれていた。
この種の従来技術としては、特許文献1や特許文献2等に記載のものが開示されている。まず、特許文献1に記載の「質問機及び判定時間の設定方法」は、予め、RFIDのリーダ装置からIC(Integrated Circuit)タグまでの距離から算出した電波の往復所要時間である判定時間と、RFIDのリーダ装置からの要求電波をICタグに送信した時点からRFIDのリーダ装置がICタグからの応答電波を受信した時点までの応答時間とを比較することによって、判定時間より短い応答時間のICタグを選別対象のICタグとすることができる構成になっている。
次に、特許文献2に記載の「情報処理装置、情報処理方法、反射体、および通信システム」は、RFIDタグの位置を検出し、そのRFIDタグが所定の位置に存在するか否かを判断することでデータ部の解析/書き換え等の処理を行うべき処理対象のRFIDタグであるか否かを分別することができる構成になっている。
特開2006−245634号公報
特開2006−284557号公報
しかしながら、上記特許文献1や特許文献2にも不都合な点があり、特許文献1においては、製造ライン等では、アンテナから電波を送信するRFIDのリーダ装置からICタグが添付される荷物までの距離が常に一定に保たれていない場合は、その都度、RFIDのリーダ装置の距離を設定するのは煩雑であり、運用上の問題があった。
また、特許文献2においては、処理を行うべき処理対象のRFIDタグであるか否かを分別する際に、取得したRFIDタグの位置情報が流動的な場合は、処理を行うべき処理対象のRFIDタグであるか否かを分別するのは容易ではないといった問題が発生していた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、上述のような問題を解決することができる認証タグ選定システム及び該システムに用いられる情報処理装置、認証タグ選定方法、認証タグ選定プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、物品又は物品を収納した包装体に添付される電波を利用する複数の認証タグと、アンテナを介して無線通信を行う無線端末に、情報処理装置を接続することによって、前記認証タグの中から目的とする前記認証タグを選定する認証タグ選定システムに係り、前記情報処理装置は、前記無線端末に対して、前記認証タグに当該認証情報を送信させるための要求信号を送信する要求信号送信手段と、前記無線端末に前記要求信号を送信してから前記認証タグからの前記認証情報を受け付けるまでの通信時間について、該通信時間の時間的範囲を設定した時間的範囲情報と、前記通信時間を計測する通信時間計測手段と、計測した前記通信時間が前記時間的範囲である当該認証タグを前記処理対象に選定する認証タグ選定手段とを備えることを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の認証タグ選定システムに係り、前記アンテナは、前記物品の所定の通過位置の近辺の複数箇所に設置されることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の認証タグ選定システムに係り、前記情報処理装置は、前記物品の通過を検知して、該検知信号を送信する検知信号送信手段を備えたセンサと接続され、前記要求信号送信手段は、前記センサからの前記検知信号を受け付けることを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の何れか1に記載の認証タグ選定システムに係り、前記無線端末は、前記情報処理装置からの前記要求信号を受け付けて、前記認証タグへ前記要求信号を送信する要求信号送信手段と、認証タグからの前記要求信号に対する前記認証情報を受け付けて、該認証情報を前記情報処理装置に送信する認証情報受信手段とを備えることを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、請求項3又は4記載の認証タグ選定システムに係り、前記センサは、前記検知の開始位置及び終了位置に設置される開始検知センサ及び終了検知センサを有し、前記情報処理装置は、前記センサからのそれぞれの開始検知時刻及び終了検知時刻を前記時間的範囲情報の当該時間的範囲時刻に設定する時間的範囲時刻設定手段を備え、前記要求信号送信手段は、前記要求信号を送信する際に当該送信時刻を付加し、前記認証情報受信手段は、前記認証情報を受信する際に当該受信時刻を付加し、前記認証タグ選定手段は、前記送信時刻及び前記受信時刻が前記時間的範囲時刻である当該認証タグを前記処理対象に選定することを特徴としている。
また、請求項6記載の発明は、物品又は物品を収納した包装体に添付される電波を利用する複数の認証タグと、アンテナを介して無線通信を行う無線端末に接続される認証タグ選定システムに利用され、前記認証タグの中から目的とする前記認証タグを選定する情報処理装置に係り、前記無線端末に対して、前記認証タグに当該認証情報を送信させるための要求信号を送信する要求信号送信手段と、前記無線端末に前記要求信号を送信してから前記認証タグからの前記認証情報を受け付けるまでの通信時間について、該通信時間の時間的範囲を設定した時間的範囲情報と、前記通信時間を計測する通信時間計測手段と、計測した前記通信時間が前記時間的範囲である当該認証タグを前記処理対象に選定する認証タグ選定手段とを備えることを特徴としている。
また、請求項7記載の発明は、請求項6記載の情報処理装置に係り、前記アンテナは、前記物品の所定の通過位置の近辺の複数箇所に設置されることを特徴としている。
また、請求項8記載の発明は、請求項6又は7記載の情報処理装置係り、前記物品の通過を検知して、該検知信号を送信する検知信号送信手段を備えたセンサと接続され、前記要求信号送信手段は、前記センサからの前記検知信号を受け付けることを特徴としている。
また、請求項9記載の発明は、請求項8記載の情報処理装置に係り、前記センサは、前記検知の開始位置及び終了位置に設置される開始検知センサ及び終了検知センサを有し、前記センサからのそれぞれの開始検知時刻及び終了検知時刻を前記時間的範囲情報の当該時間的範囲時刻に設定する時間的範囲時刻設定手段を備え、前記認証タグ選定手段は、前記送信時刻及び前記受信時刻が前記時間的範囲時刻である当該認証タグを前記処理対象に選定することを特徴としている。
また、請求項10記載の発明は、物品又は物品を収納した包装体に添付される電波を利用する複数の認証タグと、アンテナを介して無線通信を行う無線端末に接続される認証タグ選定システムに利用され、前記認証タグの中から目的とする前記認証タグを選定する認証タグ選定方法に係り、前記無線端末に前記認証タグに当該認証情報を送信させるための要求信号を送信してから前記認証タグからの前記認証情報を受け付けるまでの通信時間について、予め、該通信時間の時間的範囲を設定した時間的範囲情報を前記情報処理装置に登録する通信時間登録ステップと、前記無線端末に対して、前記要求信号を送信する要求信号送信ステップと、前記通信時間を計測する通信時間計測ステップと、計測した前記通信時間が前記時間的範囲である当該認証タグを前記処理対象に選定する認証タグ選定ステップとを有することを特徴としている。
また、請求項11記載の発明は、請求項10記載の認証タグ選定方法に係り、前記アンテナは、前記物品の所定の通過位置の近辺の複数箇所に設置されることを特徴としている。
また、請求項12記載の発明は、請求項10又は11記載の認証タグ選定方法に係り、前記情報処理装置は、センサと接続され、前記物品の通過を検知して、該検知信号を送信する検知信号送信ステップを有し、前記要求信号送信ステップは、前記センサからの前記検知信号を受け付けることを特徴としている。
また、請求項13記載の発明は、請求項10乃至12の何れか1に記載の認証タグ選定方法に係り、前記情報処理装置からの前記要求信号を受け付けて、前記認証タグへ前記要求信号を送信する要求信号送信ステップと、認証タグからの前記要求信号に対する前記認証情報を受け付けて、該認証情報を前記情報処理装置に送信する認証情報受信ステップとを有することを特徴としている。
また、請求項14記載の発明は、請求項12又は13記載の認証タグ選定方法に係り、前記検知の開始位置及び終了位置を検知する開始検知ステップ及び終了検知ステップと、前記センサからのそれぞれの開始検知時刻及び終了検知時刻を前記時間的範囲情報の当該時間的範囲時刻に設定する時間的範囲時刻設定ステップとを有し、前記認証タグ選定ステップは、前記送信時刻及び前記受信時刻が前記時間的範囲時刻である当該認証タグを前記処理対象に選定することを特徴としている。
また、請求項15記載の発明は、認証タグ選定プログラムに係り、コンピュータに請求項10乃至14の何れか1に記載の認証タグ選定方法を実行させることを特徴としている。
本発明によれば、以下の(1)〜(3)の効果を得ることができる。
(1)情報処理装置にて、無線端末(認証タグ)に要求信号を送信してから認証タグからの認証情報を受け付けるまでの通信時間の計測を行っているため、処理対象外の認証タグと無線端末との通信が行われても、情報処理装置はアンテナの近辺の所定の通過位置にある物品の認証タグが処理対象となり、その他は処理対象外となる。
(2)処理対象は、物品の通過位置に設置された物品のみに限定されるため、作業者は、その物品の数のみ把握すれば良く、管理作業の簡素化が見込まれる。
(3)製造ライン等では通過待ちの他の台車の物品や製造ライン以外の物品を電波の届かない場所まで退避させていたが、これらの物品は、処理対象外になるため、退避させる必要なく、作業の効率化を図ることができる。
(1)情報処理装置にて、無線端末(認証タグ)に要求信号を送信してから認証タグからの認証情報を受け付けるまでの通信時間の計測を行っているため、処理対象外の認証タグと無線端末との通信が行われても、情報処理装置はアンテナの近辺の所定の通過位置にある物品の認証タグが処理対象となり、その他は処理対象外となる。
(2)処理対象は、物品の通過位置に設置された物品のみに限定されるため、作業者は、その物品の数のみ把握すれば良く、管理作業の簡素化が見込まれる。
(3)製造ライン等では通過待ちの他の台車の物品や製造ライン以外の物品を電波の届かない場所まで退避させていたが、これらの物品は、処理対象外になるため、退避させる必要なく、作業の効率化を図ることができる。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
実施の形態
本発明である認証タグ選定システムを製造ラインに適用する例について説明する。
図1は製造ラインでの物品の入出荷処理の運用例1を示しており、認証タグ選定システムの概要構成図である。製造ライン1の台車2には、物品を収納した複数の包装体のそれぞれにRFIDタグ(認証タグ)3が添付され積載されている。このRFIDタグ3とアンテナ44a、44b、44cを介して無線通信を行うリーダ・ライタ(無線端末)4と、台車2の通過位置の両端に設置され、台車2の通過を検知するセンサ6a、6bと、リーダ・ライタ4と接続され、リーダ・ライタ4からのRFID3の認証情報が送信されるパソコン(情報処理装置)7と、パソコン7からの認証情報が送信されるサーバ8とから概略構成されている。以下、各構成について、RFIDタグ3、リーダ・ライタ4、センサ6a、6b、パソコン7、サーバ8の順に説明する。
実施の形態
本発明である認証タグ選定システムを製造ラインに適用する例について説明する。
図1は製造ラインでの物品の入出荷処理の運用例1を示しており、認証タグ選定システムの概要構成図である。製造ライン1の台車2には、物品を収納した複数の包装体のそれぞれにRFIDタグ(認証タグ)3が添付され積載されている。このRFIDタグ3とアンテナ44a、44b、44cを介して無線通信を行うリーダ・ライタ(無線端末)4と、台車2の通過位置の両端に設置され、台車2の通過を検知するセンサ6a、6bと、リーダ・ライタ4と接続され、リーダ・ライタ4からのRFID3の認証情報が送信されるパソコン(情報処理装置)7と、パソコン7からの認証情報が送信されるサーバ8とから概略構成されている。以下、各構成について、RFIDタグ3、リーダ・ライタ4、センサ6a、6b、パソコン7、サーバ8の順に説明する。
RFIDタグ3は、リーダ・ライタ4によって情報の読み書きが行われる無線ICであり、製造ライン1を通過する物品に添付され、通信内容のエンコード・デコード等を行う制御部、物品を特定した物品コードが設定された認証情報等を記憶する記憶部、電源供給や情報送受信用のアンテナから構成されている。
リーダ・ライタ4は、RFIDタグ3に記憶されている情報の読み書きを行う無線端末装置であり、図2のリーダ・ライタ4の構成ブロック図に示すように、制御部41、通信部42、タイマー部43、アンテナ44a、44b、44c等から構成されている。
アンテナ44a、44b、44cは、RFIDタグ3に対して電波を送受信するアンテナであり、物品が製造ラインを通過する所定の位置を進行方向に沿って、入口と出口とを設け、入口と出口とに囲まれた左右の側面と上面とにそれぞれアンテナ44a、44b、44cが設置されている。
制御部41は、所定の制御プログラムに従って構成各部を制御する。
タイマー部43は、RFIDタグの認証情報に送信時刻や受信時刻を設定する際に、使用される。
通信部42は、所定のプロトコルに従ってデータ通信を行い、RFIDタグ3に認証情報を送信させるためのパソコン7からの要求信号を受信し、RFIDタグ3へ送信時刻を付加した要求信号(送信電波5a)をアンテナ44a、44b、44cを介して送信する送信通信部42a(要求信号送信手段)と、RFIDタグ3からの要求信号に対する受信時刻を付加した認証情報(受信電波5b)をアンテナ44a、44b、44cを介して受信する受信通信部42b(認証情報受信手段)とから構成され、受信した認証情報をパソコン7に送信する。
上記の制御部41や通信部42は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等に記憶されたプログラムを実行する。
アンテナ44a、44b、44cは、RFIDタグ3に対して電波を送受信するアンテナであり、物品が製造ラインを通過する所定の位置を進行方向に沿って、入口と出口とを設け、入口と出口とに囲まれた左右の側面と上面とにそれぞれアンテナ44a、44b、44cが設置されている。
制御部41は、所定の制御プログラムに従って構成各部を制御する。
タイマー部43は、RFIDタグの認証情報に送信時刻や受信時刻を設定する際に、使用される。
通信部42は、所定のプロトコルに従ってデータ通信を行い、RFIDタグ3に認証情報を送信させるためのパソコン7からの要求信号を受信し、RFIDタグ3へ送信時刻を付加した要求信号(送信電波5a)をアンテナ44a、44b、44cを介して送信する送信通信部42a(要求信号送信手段)と、RFIDタグ3からの要求信号に対する受信時刻を付加した認証情報(受信電波5b)をアンテナ44a、44b、44cを介して受信する受信通信部42b(認証情報受信手段)とから構成され、受信した認証情報をパソコン7に送信する。
上記の制御部41や通信部42は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等に記憶されたプログラムを実行する。
センサ7、8は、光センサ、音波センサ、扉型センサ等であり、台車2に積載された物品が製造ライン1の所定の通過位置を通過する際に検知するセンサであり、制御部、通信部、記憶部等から構成されている。
制御部は、所定の制御プログラムに従って構成各部を制御する。
通信部は、所定のプロトコルに従ってデータ通信を行い、センサ6a、6bを識別したセンサ番号を付加した検知信号をパソコンに送信する。
記憶部63は、センサ毎のセンサ番号がROMやRAM等に記憶されている。
上記の制御部、通信部は、ROMやRAM等に記憶されたプログラムを実行する。
また、図1に示すように、製造ラインの入口に設置したセンサ6aは台車の進入を検知し、台車進入時刻(送信時刻)をパソコン7に通知する開始検知センサであり、出口に設置したセンサ6bは台車の退出を検知し、台車退出時刻(受信時刻)をパソコン7に通知する終了検知センサである。
センサ6a、6bは、台車2に積載された物品が入口と出口を通過する際に、通過を検知し、センサ6a、6bを識別したセンサ番号を付加した検知信号をパソコン7に送信する(検知信号送信手段)。
制御部は、所定の制御プログラムに従って構成各部を制御する。
通信部は、所定のプロトコルに従ってデータ通信を行い、センサ6a、6bを識別したセンサ番号を付加した検知信号をパソコンに送信する。
記憶部63は、センサ毎のセンサ番号がROMやRAM等に記憶されている。
上記の制御部、通信部は、ROMやRAM等に記憶されたプログラムを実行する。
また、図1に示すように、製造ラインの入口に設置したセンサ6aは台車の進入を検知し、台車進入時刻(送信時刻)をパソコン7に通知する開始検知センサであり、出口に設置したセンサ6bは台車の退出を検知し、台車退出時刻(受信時刻)をパソコン7に通知する終了検知センサである。
センサ6a、6bは、台車2に積載された物品が入口と出口を通過する際に、通過を検知し、センサ6a、6bを識別したセンサ番号を付加した検知信号をパソコン7に送信する(検知信号送信手段)。
パソコン7は、一般的なパーソナルコンピュータであって、図3のパソコン7の構成ブロック図に示すように、所定の制御プログラムに従って構成各部を制御する制御部71(CPU)、所定のプロトコルに従ってデータ通信を行うための通信部72、ハードディスク(HD)やRAM等のメモリである記憶部73、その他、入力装置や出力装置等、一般的なコンピュータが有する構成を備えている。
記憶部73には、RFIDタグ3の中から処理対象のRFIDタグ3を選定するための各種処理プログラムや各種データが記憶されている。
記憶部73には、RFIDタグ3の中から処理対象のRFIDタグ3を選定するための各種処理プログラムや各種データが記憶されている。
各種処理プログラムとしては、要求信号送信プログラム73a、認証情報受信プログラム73b、通信時間計測プログラム73c、入退時刻設定プログラム73d、認証タグ選定プログラム73e、認証タグ選定結果情報送信プログラム73f等のプログラムが記憶されている。
要求信号送信プログラム73aは、センサ6a、6bからのセンサ番号を付加した検知信号を受け付けて、リーダ・ライタ4に対して、RFIDタグ3に認証情報を送信させるための要求信号を送信するプログラムである(要求信号送信手段)。
認証情報受信プログラム73bは、リーダ・ライタ4からの要求信号に対する認証情報を受け付けるプログラムである。受信した認証には、リーダ・ライタ4からRFIDタグ3へ要求信号を送信した送信時刻と、要求信号に対してリーダ・ライタ4がRFIDタグ3からの認証情報を受け付けた受信時刻とが設定されている。
通信時間計測プログラム73cは、リーダ・ライタ4に要求信号を送信してからRFIDタグ3からの認証情報を受け付けるまでの通信時間を、認証情報に設定されている送信時刻と受信時刻とに基づいて、計測するプログラムである(通信時間計測手段)。
入退時刻設定プログラム73dは、センサ6aからの台車進入時刻(要求信号を送信した送信時刻)と、センサ6bからの台車退出時刻(認証情報を受信した受信時刻)とを時間的範囲情報73gに設定するプログラムである(時間的範囲時刻設定手段)。
認証タグ選定プログラム73eは、計測した通信時間が時間的範囲、かつ、時間的範囲時刻であるか否かを判定して、RFIDタグ3を処理対象に選定するプログラムである(認証タグ選定手段)。
認証タグ選定結果情報送信プログラム73fは、処理対象のRFIDタグ3の情報が設定された認証タグ選定結果情報をサーバ8に送信するプログラムである。
各種データとして、時間的範囲情報73g等の情報が記憶されている。
時間的範囲情報73gには、予め、通信時間の時間的範囲、時間的範囲時刻(要求信号を送信した送信時刻から認証情報を受信した受信時刻まで)等の情報が設定されている。
要求信号送信プログラム73aは、センサ6a、6bからのセンサ番号を付加した検知信号を受け付けて、リーダ・ライタ4に対して、RFIDタグ3に認証情報を送信させるための要求信号を送信するプログラムである(要求信号送信手段)。
認証情報受信プログラム73bは、リーダ・ライタ4からの要求信号に対する認証情報を受け付けるプログラムである。受信した認証には、リーダ・ライタ4からRFIDタグ3へ要求信号を送信した送信時刻と、要求信号に対してリーダ・ライタ4がRFIDタグ3からの認証情報を受け付けた受信時刻とが設定されている。
通信時間計測プログラム73cは、リーダ・ライタ4に要求信号を送信してからRFIDタグ3からの認証情報を受け付けるまでの通信時間を、認証情報に設定されている送信時刻と受信時刻とに基づいて、計測するプログラムである(通信時間計測手段)。
入退時刻設定プログラム73dは、センサ6aからの台車進入時刻(要求信号を送信した送信時刻)と、センサ6bからの台車退出時刻(認証情報を受信した受信時刻)とを時間的範囲情報73gに設定するプログラムである(時間的範囲時刻設定手段)。
認証タグ選定プログラム73eは、計測した通信時間が時間的範囲、かつ、時間的範囲時刻であるか否かを判定して、RFIDタグ3を処理対象に選定するプログラムである(認証タグ選定手段)。
認証タグ選定結果情報送信プログラム73fは、処理対象のRFIDタグ3の情報が設定された認証タグ選定結果情報をサーバ8に送信するプログラムである。
各種データとして、時間的範囲情報73g等の情報が記憶されている。
時間的範囲情報73gには、予め、通信時間の時間的範囲、時間的範囲時刻(要求信号を送信した送信時刻から認証情報を受信した受信時刻まで)等の情報が設定されている。
サーバ8は、生産ライン1における各パソコンからの各種情報を収集するサーバコンピュータであって、所定の制御プログラムに従って構成各部を制御する制御部81(CPU)、所定のプロトコルに従ってデータ通信を行うための通信部82、ハードディスク(HD)やRAM等のメモリである記憶部83、その他、入力装置や出力装置等、一般的なコンピュータが有する構成を備えている。
記憶部83には、パソコン7からの認証タグ選定結果情報を受信するプログラムや受信した認証タグ選定結果情報がデータベース化されて記憶されている。
記憶部83には、パソコン7からの認証タグ選定結果情報を受信するプログラムや受信した認証タグ選定結果情報がデータベース化されて記憶されている。
次に、認証タグ選定システムの動作ついて、図4のフローチャートを参照して説明する。
センサ6aは、台車2に積載された物品が入口を通過する際に、通過を検知し、センサ6aを識別したセンサ番号を付加した検知信号をパソコン7に送信する(ステップA1:検知信号送信手段)。
パソコン7は、センサ6aからのセンサ番号を付加した検知信号を受け付けて、RFIDタグ3に認証情報を送信させるための要求信号をリーダ・ライタ4に送信すると共に、時間的範囲情報73gの時間的範囲時刻をクリアして、センサ6aの台車進入時刻を時間的範囲情報73gの時間的範囲時刻の台車進入時刻に設定する(ステップA2:要求信号送信手段、時間的範囲時刻設定手段)。
リーダ・ライタ4は、パソコン7からのRFIDタグ3に認証情報を送信させるための要求信号を受信し、送信時刻を付加した要求信号をアンテナ44a、44b、44cを介してRFIDタグ3に送信する(ステップA3)。
RFIDタグ3からの送信時刻が付加されている要求信号に対する認証情報をアンテナ44a、44b、44cを介して受信し、受信した認証情報に受信時刻を付加してパソコン7に送信する(ステップA4)。
パソコン7は、リーダ・ライタ4からの要求信号に対する認証情報を受け付ける(ステップA5:認証情報受信手段)。
センサ6bからのセンサ番号を付加した検知信号を受け付けて、台車退出時刻を時間的範囲情報73gの時間的範囲時刻の台車退出時刻に設定する(ステップA6:時間的範囲時刻設定手段)。
リーダ・ライタ4に要求信号を送信してからRFIDタグ3からの認証情報を受け付けるまでの通信時間を、認証情報に設定されている送信時刻と受信時刻とに基づいて、計測する(ステップA7:通信時間計測手段)。
計測した通信時間が時間的範囲情報73gの時間的範囲、かつ、時間的範囲時刻であるか否かを判定して、処理対象のRFIDタグ3を選定する(ステップA8:認証タグ選定手段)。
通信時間が時間的範囲である場合はステップA5で受信した認証情報を認証タグ選定結果情報としてサーバ8に送信し(ステップA9)、ステップA10へ進む。通信時間が時間的範囲、かつ、時間的範囲時刻でない場合はステップA5で受信した認証情報を破棄し、ステップA2に戻り、次のセンサ6aからの検知信号の受信を待つ。
サーバ8は、パソコン7からの認証タグ選定結果情報を受信してデータベースに登録する(ステップA10)。
図5の運用例2の運用図に示すような製造ライン1を通過中の台車2の次に通過予定のRFIDタグ9や図6の運用例3の運用図に示すような製造ライン以外に設置してあるRFIDタグ10とアンテナ44a、44b、44c間で通信した場合は、認証情報がパソコン7内で破棄され、サーバ8へは送信されない。
センサ6aは、台車2に積載された物品が入口を通過する際に、通過を検知し、センサ6aを識別したセンサ番号を付加した検知信号をパソコン7に送信する(ステップA1:検知信号送信手段)。
パソコン7は、センサ6aからのセンサ番号を付加した検知信号を受け付けて、RFIDタグ3に認証情報を送信させるための要求信号をリーダ・ライタ4に送信すると共に、時間的範囲情報73gの時間的範囲時刻をクリアして、センサ6aの台車進入時刻を時間的範囲情報73gの時間的範囲時刻の台車進入時刻に設定する(ステップA2:要求信号送信手段、時間的範囲時刻設定手段)。
リーダ・ライタ4は、パソコン7からのRFIDタグ3に認証情報を送信させるための要求信号を受信し、送信時刻を付加した要求信号をアンテナ44a、44b、44cを介してRFIDタグ3に送信する(ステップA3)。
RFIDタグ3からの送信時刻が付加されている要求信号に対する認証情報をアンテナ44a、44b、44cを介して受信し、受信した認証情報に受信時刻を付加してパソコン7に送信する(ステップA4)。
パソコン7は、リーダ・ライタ4からの要求信号に対する認証情報を受け付ける(ステップA5:認証情報受信手段)。
センサ6bからのセンサ番号を付加した検知信号を受け付けて、台車退出時刻を時間的範囲情報73gの時間的範囲時刻の台車退出時刻に設定する(ステップA6:時間的範囲時刻設定手段)。
リーダ・ライタ4に要求信号を送信してからRFIDタグ3からの認証情報を受け付けるまでの通信時間を、認証情報に設定されている送信時刻と受信時刻とに基づいて、計測する(ステップA7:通信時間計測手段)。
計測した通信時間が時間的範囲情報73gの時間的範囲、かつ、時間的範囲時刻であるか否かを判定して、処理対象のRFIDタグ3を選定する(ステップA8:認証タグ選定手段)。
通信時間が時間的範囲である場合はステップA5で受信した認証情報を認証タグ選定結果情報としてサーバ8に送信し(ステップA9)、ステップA10へ進む。通信時間が時間的範囲、かつ、時間的範囲時刻でない場合はステップA5で受信した認証情報を破棄し、ステップA2に戻り、次のセンサ6aからの検知信号の受信を待つ。
サーバ8は、パソコン7からの認証タグ選定結果情報を受信してデータベースに登録する(ステップA10)。
図5の運用例2の運用図に示すような製造ライン1を通過中の台車2の次に通過予定のRFIDタグ9や図6の運用例3の運用図に示すような製造ライン以外に設置してあるRFIDタグ10とアンテナ44a、44b、44c間で通信した場合は、認証情報がパソコン7内で破棄され、サーバ8へは送信されない。
この実施の形態によれば、以下の(1)〜(3)の効果を得ることができる。
(1)RFIDタグ3に要求信号を送信してからRFIDタグ3からの認証情報を受け付けるまでの通信時間の計測をパソコン7が行っているため、処理対象外のRFIDタグ3とリーダ・ライタ4との通信が行われても、パソコン7はアンテナ44a、44b、44cの近辺の所定の通過位置にある物品のRFIDタグ3が処理対象となり、その他は処理対象外となる。
(2)物品の通過位置に複数のアンテナ44a、44b、44cを設置することによって、通過位置から離れた処置対象以外の他のRFIDタグ9、10よりも、処理対象のRFIDタグ3の方に受信精度の強化を図り、より確実に選別することができる。その結果、処理対象は、物品の通過位置に設置された物品のみに限定されるため、作業者は、その物品の数のみ把握すれば良く、管理作業の簡素化が見込まれる。
(3)物品の通過開始位置と通過終了位置の両端にセンサ6a、6bを設置することによって、他のRFIDタグ9、10よりも、処理対象のRFIDタグの方に受信契機の強化を図り、より確実に選別することができる。その結果、製造ライン1等では通過待ちの他の台車の物品(RFIDタグ9が添付された物品)や製造ライン以外の物品(RFIDタグ10が添付された物品)を電波(送信電波5a、受信電波5b)の届かない場所まで退避させていたが、これらの物品は、処理対象外になるため、退避させる必要なく、作業の効率化を図ることができる。また、予め、通信時間の時間的範囲を設定する際に、製造ライン1での台車進入時刻及び台車退出時刻から測定した実績時間を参考にして設定することができ、システム運用も便利である。
(1)RFIDタグ3に要求信号を送信してからRFIDタグ3からの認証情報を受け付けるまでの通信時間の計測をパソコン7が行っているため、処理対象外のRFIDタグ3とリーダ・ライタ4との通信が行われても、パソコン7はアンテナ44a、44b、44cの近辺の所定の通過位置にある物品のRFIDタグ3が処理対象となり、その他は処理対象外となる。
(2)物品の通過位置に複数のアンテナ44a、44b、44cを設置することによって、通過位置から離れた処置対象以外の他のRFIDタグ9、10よりも、処理対象のRFIDタグ3の方に受信精度の強化を図り、より確実に選別することができる。その結果、処理対象は、物品の通過位置に設置された物品のみに限定されるため、作業者は、その物品の数のみ把握すれば良く、管理作業の簡素化が見込まれる。
(3)物品の通過開始位置と通過終了位置の両端にセンサ6a、6bを設置することによって、他のRFIDタグ9、10よりも、処理対象のRFIDタグの方に受信契機の強化を図り、より確実に選別することができる。その結果、製造ライン1等では通過待ちの他の台車の物品(RFIDタグ9が添付された物品)や製造ライン以外の物品(RFIDタグ10が添付された物品)を電波(送信電波5a、受信電波5b)の届かない場所まで退避させていたが、これらの物品は、処理対象外になるため、退避させる必要なく、作業の効率化を図ることができる。また、予め、通信時間の時間的範囲を設定する際に、製造ライン1での台車進入時刻及び台車退出時刻から測定した実績時間を参考にして設定することができ、システム運用も便利である。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、上述の実施の形態では、RFIDタグ3の認証情報にリーダ・ライタ4からの送信時刻や受信時刻を付加して送受信を行うようにしたが、この送信時刻や受信時刻は、パソコン7からの送信時刻(パソコン7がリーダ・ライタ4に要求信号を送信した送信時刻)や受信時刻(パソコン7がリーダ・ライタ4から認証情報を受信した受信時刻)を設定するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態は、その目的及び構成などに特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用することができる。
また、上述の実施の形態は、その目的及び構成などに特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用することができる。
1 製造ライン
2 台車
3、9、10 RFIDタグ
4 リーダ・ライタ
41 制御部
42 通信部
43 タイマー部
44a、44b、44c アンテナ
5a 送信電波
5b 受信電波
6a、6b センサ
61 制御部
62 通信部
63 記憶部
7 パソコン
71 制御部
72 通信部
73 記憶部
73a 要求信号送信プログラム
73b 認証情報受信プログラム
73c 通信時間計測プログラム
73d 入退時刻設定プログラム
73e 認証タグ選定プログラム
73f 認証タグ選定結果情報送信プログラム
73g 時間的範囲情報
8 サーバ
81 制御部
82 通信部
83 記憶部
2 台車
3、9、10 RFIDタグ
4 リーダ・ライタ
41 制御部
42 通信部
43 タイマー部
44a、44b、44c アンテナ
5a 送信電波
5b 受信電波
6a、6b センサ
61 制御部
62 通信部
63 記憶部
7 パソコン
71 制御部
72 通信部
73 記憶部
73a 要求信号送信プログラム
73b 認証情報受信プログラム
73c 通信時間計測プログラム
73d 入退時刻設定プログラム
73e 認証タグ選定プログラム
73f 認証タグ選定結果情報送信プログラム
73g 時間的範囲情報
8 サーバ
81 制御部
82 通信部
83 記憶部
Claims (15)
- 物品又は物品を収納した包装体に添付される電波を利用する複数の認証タグと、アンテナを介して無線通信を行う無線端末に、情報処理装置を接続することによって、前記認証タグの中から目的とする前記認証タグを選定する認証タグ選定システムであって、
前記情報処理装置は、前記無線端末に対して、前記認証タグに当該認証情報を送信させるための要求信号を送信する要求信号送信手段と、
前記無線端末に前記要求信号を送信してから前記認証タグからの前記認証情報を受け付けるまでの通信時間について、該通信時間の時間的範囲を設定した時間的範囲情報と、
前記通信時間を計測する通信時間計測手段と、
計測した前記通信時間が前記時間的範囲である当該認証タグを前記処理対象に選定する認証タグ選定手段とを備えることを特徴とする認証タグ選定システム。 - 前記アンテナは、前記物品の所定の通過位置の近辺の複数箇所に設置されることを特徴とする請求項1記載の認証タグ選定システム。
- 前記情報処理装置は、前記物品の通過を検知して、該検知信号を送信する検知信号送信手段を備えたセンサと接続され、
前記要求信号送信手段は、前記センサからの前記検知信号を受け付けることを特徴とする請求項1又は2記載の認証タグ選定システム。 - 前記無線端末は、前記情報処理装置からの前記要求信号を受け付けて、前記認証タグへ前記要求信号を送信する要求信号送信手段と、
認証タグからの前記要求信号に対する前記認証情報を受け付けて、該認証情報を前記情報処理装置に送信する認証情報受信手段とを備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1に記載の認証タグ選定システム。 - 前記センサは、前記検知の開始位置及び終了位置に設置される開始検知センサ及び終了検知センサを有し、
前記情報処理装置は、前記センサからのそれぞれの開始検知時刻及び終了検知時刻を前記時間的範囲情報の当該時間的範囲時刻に設定する時間的範囲時刻設定手段を備え、
前記要求信号送信手段は、前記要求信号を送信する際に当該送信時刻を付加し、
前記認証情報受信手段は、前記認証情報を受信する際に当該受信時刻を付加し、
前記認証タグ選定手段は、前記送信時刻及び前記受信時刻が前記時間的範囲時刻である当該認証タグを前記処理対象に選定することを特徴とする請求項3又は4記載の認証タグ選定システム。 - 物品又は物品を収納した包装体に添付される電波を利用する複数の認証タグと、アンテナを介して無線通信を行う無線端末に接続される認証タグ選定システムに利用され、前記認証タグの中から目的とする前記認証タグを選定する情報処理装置であって、
前記無線端末に対して、前記認証タグに当該認証情報を送信させるための要求信号を送信する要求信号送信手段と、
前記無線端末に前記要求信号を送信してから前記認証タグからの前記認証情報を受け付けるまでの通信時間について、該通信時間の時間的範囲を設定した時間的範囲情報と、
前記通信時間を計測する通信時間計測手段と、
計測した前記通信時間が前記時間的範囲である当該認証タグを前記処理対象に選定する認証タグ選定手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記アンテナは、前記物品の所定の通過位置の近辺の複数箇所に設置されることを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
- 前記物品の通過を検知して、該検知信号を送信する検知信号送信手段を備えたセンサと接続され、
前記要求信号送信手段は、前記センサからの前記検知信号を受け付けることを特徴とする請求項6又は7記載の情報処理装置。 - 前記センサは、前記検知の開始位置及び終了位置に設置される開始検知センサ及び終了検知センサを有し、
前記センサからのそれぞれの開始検知時刻及び終了検知時刻を前記時間的範囲情報の当該時間的範囲時刻に設定する時間的範囲時刻設定手段を備え、
前記認証タグ選定手段は、前記送信時刻及び前記受信時刻が前記時間的範囲時刻である当該認証タグを前記処理対象に選定することを特徴とする請求項8記載の情報処理装置。 - 物品又は物品を収納した包装体に添付される電波を利用する複数の認証タグと、アンテナを介して無線通信を行う無線端末に、情報処理装置を接続する認証タグ選定システムに利用され、前記認証タグの中から目的とする前記認証タグを選定する認証タグ選定方法であって、
前記無線端末に前記認証タグに当該認証情報を送信させるための要求信号を送信してから前記認証タグからの前記認証情報を受け付けるまでの通信時間について、予め、該通信時間の時間的範囲を設定した時間的範囲情報を前記情報処理装置に登録する通信時間登録ステップと、
前記無線端末に対して、前記要求信号を送信する要求信号送信ステップと、
前記通信時間を計測する通信時間計測ステップと、
計測した前記通信時間が前記時間的範囲である当該認証タグを前記処理対象に選定する認証タグ選定ステップとを有することを特徴とする認証タグ選定方法。 - 前記アンテナは、前記物品の所定の通過位置の近辺の複数箇所に設置されることを特徴とする請求項10記載の認証タグ選定方法。
- 前記情報処理装置は、センサと接続され、
前記物品の通過を検知して、該検知信号を送信する検知信号送信ステップを有し、
前記要求信号送信ステップは、前記センサからの前記検知信号を受け付けることを特徴とする請求項10又は11記載の認証タグ選定方法。 - 前記情報処理装置からの前記要求信号を受け付けて、前記認証タグへ前記要求信号を送信する要求信号送信ステップと、
認証タグからの前記要求信号に対する前記認証情報を受け付けて、該認証情報を前記情報処理装置に送信する認証情報受信ステップとを有することを特徴とする請求項10乃至12の何れか1に記載の認証タグ選定方法。 - 前記検知の開始位置及び終了位置を検知する開始検知ステップ及び終了検知ステップと、
前記センサからのそれぞれの開始検知時刻及び終了検知時刻を前記時間的範囲情報の当該時間的範囲時刻に設定する時間的範囲時刻設定ステップとを有し、
前記認証タグ選定ステップは、前記送信時刻及び前記受信時刻が前記時間的範囲時刻である当該認証タグを前記処理対象に選定することを特徴とする請求項12又は13記載の認証タグ選定方法。 - コンピュータに請求項10乃至14の何れか1に記載の認証タグ選定方法を実行させることを特徴とする認証タグ選定プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007086104A JP2008243091A (ja) | 2007-03-28 | 2007-03-28 | 認証タグ選定システム及び該システムに用いられる情報処理装置、認証タグ選定方法、認証タグ選定プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007086104A JP2008243091A (ja) | 2007-03-28 | 2007-03-28 | 認証タグ選定システム及び該システムに用いられる情報処理装置、認証タグ選定方法、認証タグ選定プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008243091A true JP2008243091A (ja) | 2008-10-09 |
Family
ID=39914309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007086104A Pending JP2008243091A (ja) | 2007-03-28 | 2007-03-28 | 認証タグ選定システム及び該システムに用いられる情報処理装置、認証タグ選定方法、認証タグ選定プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008243091A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010061466A1 (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-03 | 富士通株式会社 | リーダライタ、無線タグ、プログラム、送受信システム及び送受信方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005255282A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Sagawa Insatsu Kk | 荷物を仕分けるために荷物を識別する装置及び方法並びにプログラム |
-
2007
- 2007-03-28 JP JP2007086104A patent/JP2008243091A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005255282A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Sagawa Insatsu Kk | 荷物を仕分けるために荷物を識別する装置及び方法並びにプログラム |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010061466A1 (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-03 | 富士通株式会社 | リーダライタ、無線タグ、プログラム、送受信システム及び送受信方法 |
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