JP2008243070A - 環境移行サーバ装置、端末装置、環境移行方法及び環境移行プログラム - Google Patents

Abstract

【課題】端末間の構成情報の変換処理を行うことで、端末に適したソフトウェアの構成情報を生成し、端末間の環境移行コストを軽減することができる環境移行サーバ装置、端末装置、環境移行方法及び環境移行プログラムを提供する。
【解決手段】 環境移行サーバ１００は、移行先端末装置１２１に合わせた構成情報の生成と適用を行う。構成管理エージェント１１２、１２２は、高機能端末１１１及び高機能端末１２１のそれぞれに配置されており、高機能端末１１１及び高機能端末１２１それぞれのソフトウェア構成情報の管理や、環境移行サーバ１００と構成情報の交換を行う。構成情報の適用時には、ソフトウェアリポジトリ１０２からバイナリファイルが配布されインストールされる。したがって、環境移行サーバ１００と構成管理エージェント１１２、１２２が連携し構成情報を作成することで、異種端末間の環境移行や、同等の環境構築が可能となる。
【選択図】図１

Description

本発明は、環境移行サーバ装置、端末装置、環境移行方法及び環境移行プログラムに関する。

従来の端末の構成管理の一例として、特許文献１には企業等に同等のハードウェアを持つ情報処理装置が大量に導入されている環境での部門や人員の移動等に際して、情報処理装置のハードウェアを移動しないで、情報処理装置の使用環境のみの移動を簡単な操作で行える様にすることを目的とした情報処理環境移動方式が開示された。

この特許文献１に示す情報処理環境移動方式は、各情報処理装置が通信手段により接続されているシステムにおいて、通信手段に接続されている情報処理装置の環境を管理する情報処理装置のディスプレイ画面上にハードウェアと一対一に対応する装置アイコンを表示し、装置アイコンを機器アイコンと環境アイコンに分離可能とし、さらに、環境アイコンの操作のみで、各情報処理装置の使用環境を規定する処理プログラム、データ、設定を他の情報処理装置へ簡単に移動可能としている。

特許文献２には仮想計算機システムをホストコンピュータに組み込む際、仮想計算機システムを動作させるために必要となる仮想計算機システム構成情報、およびホストコンピュータと各子ＯＳのシステム構成情報を自動生成し，人的ミスを排除して信頼性を向上し、保守性を向上するシステムの提供するという目的で、システム構成情報を作成する際、知識ベース化された仮想計算機システム化変換規則を手段として備え、ホストコンピュータのシステム構成情報、ハードウェア構成情報、各子ＯＳの必要資源情報と仮想計算機システム化変換規則を用いて、変換システムが、各システム構成情報を自動生成することで、仮想計算機システム構成情報、仮想計算機システムが組み込まれたホストコンピュータのシステム構成情報、各子ＯＳのシステム構成情報を得る仮想計算機のシステム構成情報生成システムが開示された。

特許文献３にはアプリケーション名入力欄、カテゴリ入力欄等を具え、プリンタドライバ２０３が提供する印刷条件の初期設定画面とアプリケーションソフトウェアのカテゴリとの関連付けを行ない、アプリケーションソフトウェアのカテゴリに対応した初期設定画面が開示された。

特許文献４にはサポート情報の対象となるユーザ側ＰＣと、ユーザ側ＰＣのサポート情報を提供するユーザサポートサーバと、ユーザサポートサーバ及びユーザ側ＰＣを通信可能に接続するインターネットと、ユーザ側ＰＣをインターネットに接続するプロバイダとを備え、ソフトウェアの構成情報がＯＳの正式名称及びユーザ側にインストールされているアプリケーションの情報を含むユーザサポートシステムが開示された。

特開平０６−３３７８２８号公報 特開２００２−００７１４９号公報 特開２００３−３１６５３９号公報 特開２００４−００５４１３号公報

現在の携帯情報端末、スマートフォンといった高機能端末は、ベンダによってさまざまなハードウェアやＯＳから構成されているため、対応するアプリケーションやライブラリといったソフトウェアも機種依存が生じる場合が多い。また、高機能端末の利用環境は、利用者がソフトウェアを追加や削除することで整備する必要がある。

このように端末の利用者がソフトウェアをインストール可能な環境では、利用環境の構築コストが生じる。また、利用者が端末をリプレイスする際や、複数台の端末を所有する場合にも、新たな構築コストが掛かる。

この点につき特許文献１の情報処理環境移動方式は同等のハードウェアやＯＳの大量に存在する計算機環境で環境移行を行い、部門や人員の移動に際して、既存の使用環境を容易に移行させる仕組みに重点が置かれ、異種高機能端末間の環境移行における要請に応えたものではなかった。

特許文献２に示されたホストコンピュータの構成情報等を入力すると仮想計算機システム構成情報等のデータが自動生成される仮想計算機のシステム構成情報生成システムは、特には異種高機能端末間の環境移行における要請に応えたものではなかった。

特許文献３にはユーザーが手動でソフトウェアの種類を選択することが記載されている。しかしこの様にユーザーが手動でソフトウェアの種類を選択することを強いられるのでは異種高機能端末間の環境移行を簡易に行える様にするという要請に応えることはできない。

特許文献４には移行元端末装置端末の情報抽出は行われるとしても具体的に構成を移行する手法を開示するものではなく、やはり異種高機能端末間の環境移行を簡易に行える様にするという要請に応えることはできない。

本発明は、以上の従来技術における問題に鑑み、端末間の構成情報の変換処理を行うことで、端末に適したソフトウェアの構成情報を生成し、端末間の環境移行コストを軽減することができる環境移行サーバ装置、端末装置、環境移行方法及び環境移行プログラムを提供することを目的とする。

すなわち本発明の環境移行サーバ装置は、移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置の環境情報を抽出する手段と、移行元端末装置の環境情報から移行先端末装置の構成情報を自動形成する手段と、自動形成された移行先端末装置の構成情報に基づいて移行先端末装置に必要なソフトウエアをインストールする手段とを有してなることを特徴とする。

また本発明の端末装置は、移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置の環境情報を抽出する手段と、移行元端末装置の環境情報から移行先端末装置の構成情報を自動形成する手段と、自動形成された移行先端末装置の構成情報に基づいて移行先端末装置に必要なソフトウエアをインストールする手段とを有してなる環境移行サーバ装置にソフトウェア構成を含む構成情報を送信すると共に環境移行サーバ装置から送信されたソフトウェア構成を変更させるソフトウェア構成情報の設定適用を実行する構成情報エージェントを備えたことを特徴とする。

さらに本発明の環境移行方法は、移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置の環境情報を抽出する手段と、移行元端末装置の環境情報から移行先端末装置の構成情報を自動形成する手段とを備えた環境移行サーバ装置で行う環境移行方法であって、移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置の環境情報を抽出する工程と、移行元端末装置の環境情報から移行先端末装置の構成情報を自動形成する工程と、自動形成された移行先端末装置の構成情報に基づいて移行先端末装置に必要なソフトウエアをインストールする工程とよりなることを特徴とする。

加えて本発明の環境移行プログラムは、移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置の環境情報を抽出する手段と、移行元端末装置の環境情報から移行先端末装置の構成情報を自動形成する手段とを備えた環境移行サーバ装置で実行させる環境移行プログラムであって、移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置の環境情報を抽出する処理と、移行元端末装置の環境情報から移行先端末装置の構成情報を自動形成する処理と、自動形成された移行先端末装置の構成情報に基づいて移行先端末装置に必要なソフトウエアをインストールする処理と、を、前記環境移行サーバ装置に実行させることを特徴とする。

移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置の環境情報を抽出する手段又は工程又は処理が、移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置のソフトウェア名を抽出し、この抽出したソフトウェア名からソフトウェアのカテゴリを特定する手段又は工程又は処理であてもよい。

移行元端末装置の環境情報から移行先端末装置の構成情報を自動形成する手段又は工程又は処理は、移行元端末装置の構成情報から抽出された移行元端末装置の環境情報によって特定されたカテゴリと、移行先端末装置の端末の構成情報から抽出した移行先端末装置のＯＳの種類とに基づいて、ソフトウェア名を検索する手段又は工程又は処理であってもよい。

［作用］ 本発明では、高機能端末から他の高機能端末へソフトウェアの利用環境を移行する際に、移行元端末装置と移行先端末装置の構成情報の変換を行い、移行先端末装置の端末に適した構成情報を生成し、容易に移行処理を行える。
サービス運用者は、本発明の環境移行サーバ装置に収納するソフトウェア変換情報表を作成することで、環境移行サーバが移行先端末装置の構成情報へ自動変換し、環境移行が自動で行える。またサーバが端末の構成情報を検証することや、複数の端末への同一の環境構築も可能である。

本発明によれば、高機能端末の構成管理の仕組みを拡張し、通常、オフィス業務やソフトウェア開発で使用するＰＣやワークステーション等の汎用計算機に対応させることで、異なる種類の計算機から計算機へ同等の環境移行を行う用途に適用でき、異種の高機能端末間の環境移行コストを大幅に削減できると共に高機能端末に新たなソフトウェアを整備する際に、効率の良い環境構築を実現できる。

図１は本発明を実施するための最良の形態に係る環境移行サーバ装置及び端末装置の概念構成図、図２はソフトウエア変換情報の例を示す説明図、図３は本発明を実施するための最良の形態に係る環境移行サーバ装置及び端末装置に実行させる各処理を示すフローチャートであり、各図において同一部分には同一符号を付している。

図１に示す環境移行サーバ装置及び端末装置では、高機能端末１１１から他の高機能端末１２１へソフトウェアの利用環境を移行する際に、移行元端末装置高機能端末１１１と移行先端末装置高機能端末１２１の構成情報の変換を行い、移行先端末装置高機能端末１２１の端末に適した構成情報を生成し、容易に移行処理を行える。

ここで高機能端末１１１及び高機能端末１２１としては、利用者がソフトウェアを追加や削除することが可能な携帯情報端末やスマートフォンを例示することができる。

サービス運用者は、本発明のソフトウェア変換情報表１０４を作成することで、環境移行サーバ１００が移行先端末装置の構成情報へ自動変換し、環境移行が自動で行える。また環境移行サーバ１００が高機能端末１２１の構成情報を検証することや、複数の高機能端末１２１・・・への同一の環境構築も可能である。

図１に示す通り、本発明の環境移行サーバ装置及び端末装置は環境移行サーバ１００と高機能端末上の構成管理エージェント１１２、１２２から構成されている。
環境移行サーバ１００は、ソフトウェアのバイナリファイルが格納されているソフトウェアリポジトリ１０２と、高機能端末の構成情報が格納される構成情報データベース１０３と、異種端末間のソフトウェアの対応情報を保持するソフトウェア変換情報１０４と、移行元端末装置の高機能端末の構成情報と、移行先端末装置の構成情報と、ソフトウェア変換情報から、構成情報を自動生成する構成情報変換エンジン１０１を含む。
係る環境移行サーバ１００において、ソフトウエアパッケージの管理、対応情報の管理が行われ、また手動で構成情報の変更が行われる。

図２にソフトウェア変換情報１０４の一例を示す。図に示すようにソフトウェア変換情報１０４はマトリックスに構成され、マトリックスの各列１０４ａ、１０４ｂ、１０４ｃ・・・には各種ＯＳに対応するカテゴリのキーワード（ソフトウェア名）、例えばメーラ１、ブラウザ１等が掲示されている。

環境移行サーバ１００は、構成情報エージェント１１２、１２２と連携して高機能端末のソフトウェア構成情報の取得や設定適用を実行できる。構成情報はＸＭＬ形式データとなっており、利用者が自由にタグを定義でき，文書中の文字列に意味付けができる言語構造を備え、プログラムで自在にＸＭＬデータを情報処理できる。
環境移行サーバ１００と構成情報エージェント１１２、１２２の通信プロトコルはＯＭＡ仕様を用いる。

高機能端末上の構成管理エージェント１１２、１２２は、各端末の各ソフトウェア構成１１３、１２３を管理し、高機能端末１１１、１２１の構成情報をサーバに送信することや、ソフトウェア構成を変更させる。

以上の環境移行サーバ１００は、高機能端末１１１及び高機能端末１２１用のソフトウェアバイナリが格納されるソフトウェアリポジトリ１０２と、高機能端末１１１及び高機能端末１２１の構成情報が格納される構成情報データベース構成情報データベース１０３を備え、移行元端末装置１１１のソフトウェア名と移行先端末装置１２１のＯＳの種類からソフトウェアを検索できるソフトウェア変換情報１０４を備える。また、構成情報変換エンジン１０１を含み、移行先端末装置１２１に合わせた構成情報の生成と適用を行う。構成管理エージェント１１２、１２２は、高機能端末１１１及び高機能端末１２１のそれぞれに配置されており、高機能端末１１１及び高機能端末１２１それぞれのソフトウェア構成情報の管理や、環境移行サーバ１００と構成情報の交換を行う。構成情報の適用時には、ソフトウェアリポジトリ１０２からバイナリファイルが配布されインストールされる。
したがって、環境移行サーバ１００と構成管理エージェント１１２、１２２が連携し構成情報を作成することで、異種端末間の環境移行や、同等の環境構築が可能となる。

次に以上の本発明を実施するための最良の形態に係る環境移行サーバ装置１００を用い本発明の環境移行方法を実施して高機能端末１１１から１２１へ環境移行を行う場合を想定して説明する。
環境移行サーバ１００は、高機能端末１１１の構成管理エージェント１１２と通信を行い、構成情報を取得する。 同じように、高機能端末１２１の構成管理エージェント１２２と通信を行い、構成情報を取得する。２つの情報は、構成情報データベース１０３に保持される。

構成情報変換エンジン１０１は、構成情報データベース１０３に保持されている高機能端末１１１の構成情報から、アプリケーション等のソフトウェア名を抽出する。ソフトウェア名からソフトウェアのカテゴリを特定する。構成情報変換エンジン１０１は、構成情報データベース１０３に保持されている高機能端末１２１の構成情報から、ＯＳの種類を抽出する。抽出したカテゴリとＯＳをキーとし、ソフトウェア変換情報から該当するソフトウェア名を検索する。高機能端末１１１の構成情報から抽出したソフトウェア名の数に応じた回数分の繰り返し検索を行い、結果を取得する。

構成情報変換エンジン１０１は、取得した結果をもとに高機能端末１２１の構成情報を自動生成する。
自動生成された構成情報をもとに、ソフトウェアリポジトリ１０２から高機能端末１２１にソフトウェアが配布され、高機能端末１２１では構成管理エージェント１２２によってインストールが実行される。なお、高機能端末１２１にすでに該当するソフトウェアがインストールされている場合には、新たにインストール処理は行われない。

高機能端末１１１から高機能端末１２１へ同等の環境移行が完了した後、環境移行サーバ１００からの指示で、高機能端末１１１からソフトウェアの削除等の適切な後処理が行われる。

次に、以上の本発明を実施するための最良の形態に係る環境移行サーバ装置１００に実行させる環境移行プログラムにつき図３のフローチャートを参照してその各処理の動作過程を詳細に説明する。
まず、環境移行サーバ１００は、環境移行元端末装置となる高機能端末１１１と、環境移行先端末装置となる高機能端末１２１の構成情報を取得する（ステップ１）。次に、環境移行サーバ１００が持つ構成情報データベース１０３に取得した構成情報を保存する（ステップ２）。

構成情報データベース１０３の移行元端末装置の高機能端末１１１の構成情報からキーワード（ソフトウェア名）の抽出を行う（ステップ３）。また、移行先端末装置の高機能端末１２１の構成情報からＯＳの種類の抽出を行う（ステップ３）。抽出されたキーワード（ソフトウェア名）を用いて、ソフトウェア変換情報から該当するキーワード（ソフトウェア名）を検索する。キーワード（ソフトウェア名）の数分、検索処理を繰り返し行う（ステップ４）。

検索した値と、構成情報データベース１０３に保持されている移行先端末装置の高機能端末１２１の構成情報とを併合させ、環境移行後の構成情報を生成する（ステップ５）。移行先端末装置高機能端末１２１の構成情報エージェント１２２は、生成された構成情報に基づき、高機能端末のソフトウェア構成を更新する（ステップ６）。環境移行サーバ１００は、移行元端末装置の高機能端末１１１のソフトウェア構成に対し、適切な後処理を行う（ステップ７）。

以上の本発明を実施するための最良の形態に係る環境移行サーバ装置１００、環境移行方法及び環境移行プログラムによれば環境移行サーバ１００によって異種端末である高機能端末１１１及び高機能端末１２１間の構成情報を適切に自動変換し、構成情報エージェント１１２、１２２が生成された構成情報に基づき、移行先端末装置の高機能端末１２１のソフトウェア構成を自動更新するので、異種の高機能端末１１１及び高機能端末１２１間の環境移行コストが大幅に削減される。

また環境移行サーバ１００がまず高機能端末の構成情報を取得し、新たに必要なソフトウェア構成との差分を自動抽出し、構成管理エージェント１１２、１２２によって差分のみを自動更新できるので高機能端末１１１及び高機能端末１２１に新たなソフトウェアを整備する際に、効率の良い環境構築を実現することができる。

本発明を実施するための最良の形態に係る環境移行サーバ装置及び端末装置の構成図 ソフトウエア変換情報の例を示す説明図 本発明を実施するための最良の形態に係る環境移行サーバ装置に実行させる環境移行プログラムの各処理を示すフローチャート

符号の説明

１１１，１２１・・・高機能端末、１０４・・・ソフトウェア変換情報表、１００・・・環境移行サーバ１００、１１２，１２２・・・構成管理エージェント、１０２・・・ソフトウェアリポジトリ、１０３・・・構成情報データベース、１０１・・・構成情報変換エンジン。

Claims (12)

1. 移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置の環境情報を抽出する手段と、移行元端末装置の環境情報から移行先端末装置の構成情報を自動形成する手段と、自動形成された移行先端末装置の構成情報に基づいて移行先端末装置に必要なソフトウエアをインストールする手段とを有してなることを特徴とする環境移行サーバ装置。
2. 移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置の環境情報を抽出する手段が、移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置のソフトウェア名を抽出し、この抽出したソフトウェア名からソフトウェアのカテゴリを特定する手段である請求項１に記載の環境移行サーバ装置。
3. 移行元端末装置の環境情報から移行先端末装置の構成情報を自動形成する手段は、移行元端末装置の環境情報を抽出する手段によって移行元端末装置の構成情報から特定されたカテゴリと、移行先端末装置の端末の構成情報から抽出された移行先端末装置のＯＳとに基づいて、ソフトウェア名を検索する手段である請求項２に記載の環境移行サーバ装置。
4. 移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置の環境情報を抽出する手段と、移行元端末装置の環境情報から移行先端末装置の構成情報を自動形成する手段と、自動形成された移行先端末装置の構成情報に基づいて移行先端末装置に必要なソフトウエアをインストールする手段とを有してなる環境移行サーバ装置にソフトウェア構成を含む構成情報を送信すると共に環境移行サーバ装置から送信されたソフトウェア構成を変更させるソフトウェア構成情報の設定適用を実行する構成情報エージェントを備えたことを特徴とする端末装置。
5. 移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置の環境情報を抽出する手段が、移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置のソフトウェア名を抽出し、この抽出したソフトウェア名からソフトウェアのカテゴリを特定する手段である請求項４に記載の端末装置。
6. 移行元端末装置の環境情報から移行先端末装置の構成情報を自動形成する手段は、移行元端末装置の環境情報を抽出する手段によって移行元端末装置の構成情報から特定されたカテゴリと、移行先端末装置の端末の構成情報から抽出された移行先端末装置のＯＳとに基づいて、ソフトウェア名を検索する手段である請求項５に記載の端末装置。
7. 移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置の環境情報を抽出する手段と、移行元端末装置の環境情報から移行先端末装置の構成情報を自動形成する手段とを備えた環境移行サーバ装置で行う環境移行方法であって、移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置の環境情報を抽出する工程と、移行元端末装置の環境情報から移行先端末装置の構成情報を自動形成する工程と、自動形成された移行先端末装置の構成情報に基づいて移行先端末装置に必要なソフトウエアをインストールする工程とよりなることを特徴とする環境移行方法。
8. 移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置の環境情報を抽出する工程が、移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置のソフトウェア名を抽出し、この抽出したソフトウェア名からソフトウェアのカテゴリを特定する工程である請求項７に記載の環境移行方法。
9. 移行元端末装置の環境情報から移行先端末装置の構成情報を自動形成する工程は、移行元端末装置の構成情報から抽出された移行元端末装置の環境情報によって特定されたカテゴリと、移行先端末装置の端末の構成情報から抽出した移行先端末装置のＯＳの種類とに基づいて、ソフトウェア名を検索する工程である請求項８に記載の環境移行方法。
10. 移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置の環境情報を抽出する手段と、移行元端末装置の環境情報から移行先端末装置の構成情報を自動形成する手段とを備えた環境移行サーバ装置で実行させる環境移行プログラムであって、移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置の環境情報を抽出する処理と、移行元端末装置の環境情報から移行先端末装置の構成情報を自動形成する処理と、自動形成された移行先端末装置の構成情報に基づいて移行先端末装置に必要なソフトウエアをインストールする処理と、を、前記環境移行サーバ装置に実行させることを特徴とする環境移行プログラム。
11. 移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置の環境情報を抽出する処理が、移行元端末装置の構成情報から移行元端末装置のソフトウェア名を抽出し、この抽出したソフトウェア名からソフトウェアのカテゴリを特定する処理である請求項１０に記載の環境移行プログラム。
12. 移行元端末装置の環境情報から移行先端末装置の構成情報を自動形成する処理は、移行元端末装置の構成情報から抽出された移行元端末装置の環境情報によって特定されたカテゴリと、移行先端末装置の端末の構成情報から抽出した移行先端末装置のＯＳの種類とに基づいて、ソフトウェア名を検索する処理である請求項１１に記載の環境移行プログラム。

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