JP2008242952A - 情報提供システム - Google Patents
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Abstract
【課題】自己の行動に対応づけて自己の位置及びその名称を提示し、自己の行動履歴の提供を行うこと。
【解決手段】行動履歴提示システムSは、ユーザの現在位置を取得する複数の携帯用電話機100と、行動履歴情報を生成し、当該生成された行動履歴情報を提供する情報提供用サーバ装置200と、携帯用電話機100の現在位置の名称を決定する位置検索用サーバ装置300と、から構成され、情報提供用サーバ装置200は、各携帯用電話機100から送信された緯度経度情報に基づいて、当該緯度経度情報に対応づけられた時刻情報と、を受信し、位置検索用サーバ装置300と連動しつつ、当該各緯度経度情報における名称をWebページデータに、地図の画像及び時刻情報とともに行動履歴情報として組み込むようになっている。
【選択図】図1
【解決手段】行動履歴提示システムSは、ユーザの現在位置を取得する複数の携帯用電話機100と、行動履歴情報を生成し、当該生成された行動履歴情報を提供する情報提供用サーバ装置200と、携帯用電話機100の現在位置の名称を決定する位置検索用サーバ装置300と、から構成され、情報提供用サーバ装置200は、各携帯用電話機100から送信された緯度経度情報に基づいて、当該緯度経度情報に対応づけられた時刻情報と、を受信し、位置検索用サーバ装置300と連動しつつ、当該各緯度経度情報における名称をWebページデータに、地図の画像及び時刻情報とともに行動履歴情報として組み込むようになっている。
【選択図】図1
Description
本発明は、GPS航法によって得られた測位データに基づいて種々のデータを記憶及び提供する装置の技術分野に属する。
近年、車両の利用者に対して自車両の位置や経路情報であるナビゲーション情報などの他に、利便性の向上といった観点から、自車両の周辺に存在する交通情報やお店の情報といった各種の情報をネットワークを介して外部装置から取得し、地図情報とともに周辺情報を提示する種々の情報を提示する情報提示装置が知られている。
最近では、利用者が自らトピックを峻別することの手間を軽減し、利用者に情報を容易に把握ささせるために、自車両の現在位置を車両位置情報に基づいて車両の利用者に対して提示する提示対象トピックと、利用者に対して提示しない非提示対象トピックとを選別し、提示対象トピックのみ利用者に提供する車両用情報提示システムが知られている。
特開2006−277386号公報
しかしながら、上述の車両用情報提示システムにあっては、自己の行動に対応づけて自己の位置やその名称を提示することができず、自己の行動履歴を管理することができない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、自己の行動に対応づけて自己の位置及びその名称を提示し、自己の行動履歴の提供を行うこと可能にする情報提供システムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数の送信機から送出される測位信号に基づいて移動体の現在位置の情報を所定のタイミング毎に取得する現在位置取得手段と、位置情報と当該位置の名称を示す名称情報が対応づけられた格納されている格納手段と、前記所定のタイミング毎に取得された現在位置と前記格納された位置情報及び名称情報に基づいて当該取得した現在位置の名称を決定する決定手段と、前記決定された名称を時刻に従って情報として提示する提示手段と、を備える構成を有している。
この構成により、請求項1に記載の発明は、所定のタイミング毎に取得された現在位置と格納された位置情報及び名称情報に基づいて当該取得した現在位置の名称を決定し、決定された名称を時刻に従って情報として提示する。したがって、請求項1に記載の発明は、例えば、Webページなどによって自己の行動に対応づけて自己の位置及びその名称を提示すれば、第三者に自己の行動履歴を提供することができるとともに、ユーザ自身も自己の行動履歴を管理することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報提示システムにおいて、前記現在位置取得手段が、GPS航法に基づいて測位信号を経度及び緯度の情報として取得するとともに、前記格納手段が、経度及び緯度の情報が位置情報として前記名称情報に対応づけて記憶されている構成を有している。
この構成により、請求項2に記載の発明は、GPS航法と緯度及び経度の情報に基づいて現在位置の情報を取得することができるとともに、その名称を決定することができるので、容易に現在位置を特定することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報提示システムにおいて、前記決定手段が、前記現在地取得手段が現在位置の情報を取得するタイミングの時刻を参照するとともに、前記提示手段が、前記決定手段が参照した時刻の情報を決定された名称とともに提示する構成を有している。
この構成により、請求項3に記載の発明は、時刻に対応づけて自己の位置を名称とともに提示することができるので、自己の行動履歴を更に的確に提供することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報提示システムにおいて、前記現在位置取得手段が、前記移動体に設定された携帯端末装置に設けられるとともに、前記提示手段が、前記ネットワークを介して第三者に閲覧可能に前記情報を提示する構成を有している。
この構成により、請求項4に記載の発明は、ネットワークを介して第三者に自己の行動履歴を提示することができる。
また、請求項5に記載の発明は、複数の送信機から送出される測位信号に基づいて移動体の現在位置の情報を所定のタイミング毎に取得する現在位置取得工程と、前記所定のタイミング毎に取得された現在位置と、予め格納手段に格納された位置情報と当該位置の名称を示す名称情報が対応づけられて格納された名称情報に基づいて当該取得した現在位置の名称を決定する決定工程と、前記決定された名称を時刻に従って情報として提示する提示工程と、を含む構成を有している。
この構成により、請求項5に記載の発明は、所定のタイミング毎に取得された現在位置と格納された位置情報及び名称情報に基づいて当該取得した現在位置の名称を決定し、決定された名称を時刻に従って情報として提示する。したがって、請求項5に記載の発明は、例えば、Webページなどによって自己の行動に対応づけて自己の位置及びその名称を提示すれば、第三者に自己の行動履歴を提供することができるとともに、ユーザ自身も自己の行動履歴を管理することができる。
本願発明は、自己の行動に対応づけて自己の位置及びその名称を提示することができるので、自己の行動履歴を提供することができる。
次に、本発明に好適な実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、本発明は、その技術的特徴を有する範囲を包含し、以下に示す図面等に限定されない。
以下に説明する実施の形態は、行動履歴提示システムに対して本願発明を適用した場合の実施形態である。また、本実施形態では、携帯端末装置として携帯用電話器を用いて説明し、当該携帯端末装置を有するユーザを移動体として説明する。
まず、図1を用いて本実施形態の行動履歴提示システムにおける構成及びその概略動作について説明する。なお、図1は、本実施形態の行動履歴提示システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態の行動履歴提示システムSは、図1に示すように、ユーザの現在位置を取得する複数の携帯用電話機100と、任意の場所に固定設置され、取得した移動体の現在位置に基づいてユーザの行動履歴の情報(以下、「行動履歴情報」という。)を生成し、当該生成された行動履歴情報を提供するサーバ装置(以下、「情報提供用サーバ装置」という。)200と、任意の場所に固定設置され、移動体の現在位置に基づいて当該位置の名称を決定するサーバ装置(以下、「位置検索用サーバ装置」という。)300と、から構成される。
なお、各携帯用電話機100、位置検索用サーバ装置300及び情報提供用サーバ装置200は、それぞれ電話公衆網回線又はインターネット回線などのネットワークNに接続されている。
本実施形態の各携帯用電話機100は、ユーザの行動履歴情報を生成する際に、所定の信号に基づいて当該各携帯用電話機100の現在位置を緯度及び経度を決定し、当該決定した緯度及び経度の情報(以下、「緯度経度情報」という。)を、当該緯度経度情報を取得した時刻に対応づけて位置検索用サーバ装置300に送信するようになっている。
情報提供用サーバ装置200は、例えば、ブログなどの各携帯用電話機100の所有者におけるWebページを、ネットワークNを介して第三者に閲覧可能に提供するようになっている。
特に、本実施形態の情報提供用サーバ装置200は、各携帯用電話機100から送信された緯度経度情報と、当該緯度経度情報に対応づけられた時刻の情報(以下、「時刻情報」という。)と、を受信し、位置検索用サーバ装置300と連動しつつ、受信した緯度経度情報に基づいて、当該各緯度経度情報における名称を、当該決定したWebページを構成するリソースデータ(以下、「Webページデータ」という。)に、地図の画像及び時刻情報とともに行動履歴情報として組み込むようになっている。
位置検索用サーバ装置300は、情報提供用サーバ装置200と連動しつつ、予め記憶された各種のデータと緯度経度情報に基づいて当該緯度経度情報における名称を決定するようになっている。
そして、この位置検索用サーバ装置300は、決定された名称を各携帯電話機100毎にかつ時刻情報における時刻の順に配列させ、名称情報として情報提供用サーバ装置200に提供するようになっている。
次に、図2を用いて本実施形態における携帯用電話機100の構成について説明する。なお、図2は、本実施形態における携帯用電話機100の構成を示す構成図である。
本実施形態の携帯用電話機100は、図2に示すように、電話公衆網回線に接続され、他の携帯用電話機100又は固定された固定用電話機と電話通信を行う電話通信部110の他に、図示しないアンテナ及びネットワークNを介してサーバ装置200との通信を行う通信制御部120と、外部から送信された所定の信号に基づいて当該携帯用電話機100の緯度経度を決定する緯度経度決定部130と、時刻を管理する時刻管理部140と、を備えている。
また、この携帯用電話機100は、電話通信その他に用いるスピーカSP及びマイクロホンMと、各部の制御を行う電話機制御部150と、各部を制御する際に用いられるROM/RAM160と、各種の操作を行う操作部170と、操作部170と連動しつつ各種の表示を行う表示部180と、当該表示部180の表示制御を行う表示制御部190と、を備えている。
電話通信部110は、音声処理、電力増幅処理及び音声又は着信音の拡声制御など他の電話機との電話通信を行うための種々の機能を有し、公衆電話網回線を介して相互に音声データ又は画像データの授受を行うようになっている。
なお、受信された音声データ又は着信音データは、スピーカSPにより拡声され、マイクロホンMに入力された音声を所定のデータに変換して他の電話機に送信するようになっている。
通信制御部120は、図示しないアンテナを介してインターネットなどのネットワークNに接続されるようになっており、電話機制御部150の制御の下、位置検索用サーバ装置300との通信制御を行うようになっている。特に、本実施形態の通信制御部120は、当該携帯用電話機100の識別情報(ユーザID)とともに、緯度経度情報及び時刻情報を情報提供用サーバ装置200に送信するようになっている。
緯度経度決定部130は、図示しないアンテナを介して各携帯用電話機100の基地局BSとの通信に用いられる通信用電波及び複数のGPS衛星から送信された測位信号を直接又は電話通信部110を介して受信するようになっている。
そして、この緯度経度決定部130は、受信した通信用電波又は測位信号に基づいて、当該携帯用電話機100が存在する緯度及び経度を決定して緯度経度情報を生成するようになっている。そして、この緯度経度決定部130は、生成した緯度経度情報を時刻情報とともに一時的に記憶しつつ、ユーザの指示、すなわち、当該行動履歴をWebページデータにアップすることを終了する旨の指示を待って、各緯度経度情報を時刻情報とともに、位置検索用サーバ装置300に通信制御部120を介して送信するようになっている。
時刻管理部140は、行動履歴情報を生成する際に、緯度及び経度を決定する際の現在時刻を取得し、当該取得した時刻を時刻情報として緯度経度決定部130に提供するようになっている。
電話機制御部150は、主に中央演算処理装置(CPU)によって構成されるとともに、バスBによって各部と接続されており、携帯用電話機100の全般的な機能を総括的に制御するようになっている。
具体的には、この電話機制御部150は、ROM/RAM160に格納される制御プログラムに基づいて、通話機能、通信機能などの携帯用電話機100全体の動作を制御するとともに、緯度経度の決定及び決定された緯度経度情報に関連する各制御を行うようになっている。
操作部170は、各操作指令を入力する操作ボタン、テンキー及びその他の数字キーなど、多数のキーにより構成されている。特に、本実施形態の操作部170は、緯度経度情報を収集して情報提供用サーバ装置200に送信し、Webページデータに組み込む処理(以下、「行動履歴処理」という。)を指示する際の種々の操作を行うときに用いられる。
表示部180は、液晶素子又はEL(Electro Luminescence)素子によって構成され、表示制御部190にて生成された表示データに基づいて所定の画像を表示するようになっている。
表示制御部190は、電話機制御部150の制御の下、他の電話機との通話を行う際などの表示部180に種々の画像を表示するための表示データを生成するようになっている。
次に、図3を用いて本実施形態のおける情報提供用サーバ装置200の構成について説明する。なお、図3は、本実施形態における情報提供用サーバ装置200の構成を示す構成図である。
本実施形態の情報提供用サーバ装置200は、図3に示すように、ネットワークNを介して位置検索用サーバ装置300及び各種の通信端末装置とデータ通信を行うデータ通信制御部210と、Webページデータが記憶されたWebページデータベース220と、緯度及び経度に対応付けて各種の地図がデータとして記憶されている地図データベース230と、受信した行動履歴情報に基づいて地図データを定め、該当するWebページデータに行動履歴情報を組み込むWebページデータ生成部240と、位置検索用サーバ装置300と連動しつつ、各部の制御を行う制御部(以下、「情報提供用サーバ制御部」)250と、から構成されている。
データ通信制御部210は、電話公衆網回線又はインターネットなどのネットワークNに接続されるようになっており、位置検索用サーバ用制御部340の制御の下、携帯用電話機100との通信回線を確立し、又は、パーソナルコンピュータや携帯用電話機100などの通信端末装置との通信回線を確立して各種のデータの送受信に関する通信制御を行うようになっている。
特に、本実施形態のデータ通信制御部210は、各携帯用電話機100から送信された経度緯度情報及び時刻情報を受信するとともに、当該受信した緯度経度情報及び時刻情報を位置検索用サーバ装置300に送信するようになっている。
また、このデータ通信制御部210は、位置検索用サーバ装置300から送信された緯度経度情報及び時刻情報を含む後述する名称情報を受信するようになっている。
Webページデータベース220は、携帯用電話機100のユーザ毎に識別情報及びURLに対応付けて格納するためのデータベースである。このWebページデータベース220には、所定のデータ形式を有するWebページデータが上書き可能に記憶されている。そして、このWebページデータ220は、情報提供用サーバ制御部250の制御の下、データ通信制御部120の指示に基づいて、URL(Uniform Resource Locator)に対応するWebページデータを抽出して各通信端末装置に出力するようになっている。
地図データベース230は、緯度及び経度に対応付けて各種の地図が画像データとして記憶されているデータベースであり、Webページデータに行動履歴情報を組み込む際に用いられるようになっている。
情報提供用サーバ制御部250は、例えば、CPU、ROM、RAM及びハードディスクを有し、情報提供用サーバ装置200の各部を制御するようになっている。特に、ROMには、各部を制御するための各種制御情報が記録されると共に、ハードディスクには、制御プログラムやOS(Operating System)などの各種プログラムが記録されている。また、CPUは、ハードディスクに記録されたプログラムを実行することにより、各種の処理、特に、位置検索用サーバ装置300と連動しつつ、名称決定して行動履歴処理を実行し、RAMはワークエリアとして用いられるようになっている。
具体的には、本実施形態の情報提供用サーバ制御部250は、行動履歴処理の際に、受信した緯度経度情報を対応する時刻情報とともに位置検索用サーバ装置300に送信する送信制御を実行し、各緯度経度情報に対応する名称を決定させるようになっている。
また、この情報提供用サーバ制御部250は、決定された各名称を名称情報として取得し、Webページデータに当該名称情報を組み込む各処理を制御するようになっている。
Webページデータ生成部240は、名称情報情報を受信すると、該当する緯度経度情報とともに受信された識別情報に基づいて、Webページデータを検索し、同一の識別情報を有するWebページデータを読み出すようになっている。
そして、このWebページデータ生成部240は、各名称情報の緯度及び経度に基づいて地図データベース230を検索し、該当する画像データを読み出すとともに、読み出した画像データと名称情報を時刻順にWebページデータに新たなリソースデータとして組み込むようになっている。
また、このWebページデータ生成部240は、組み込まれたWebページデータを当該WebページデータのURLに基づいてWebページデータベース220に第三者が閲覧可能に上書きするようになっている。
なお、各通信端末装置は、当該情報提供用サーバ装置200と通信回線を確立後、URLを指定すると、当該URLに該当するWebページデータを構成するリソースデータを取得することができるようになっており、各通信端末装置が備える表示部に表示させることができるようになっている。
次に、図4から図6までの各図を用いて本実施形態のおける位置検索用サーバ装置300の構成について説明する。
なお、図4は、本実施形態における位置検索用サーバ装置300の構成を示す構成図であり、図5は、位置名称データベース320に記憶されるデータの一例である。また、図6は、名称決定部330にて決定される名称情報の一例である。
本実施形態の位置検索用サーバ装置300は、図4に示すように、ネットワークNを介して携帯用電話機100及び情報提供用サーバ装置200とデータ通信を行うデータ通信制御部310と、名称情報を決定する際に用いる名称情報が記憶された位置名称データベース320と、受信した緯度経度情報に基づいて名称を決定する名称決定部330と、情報提供用サーバ装置200と連動しつつ、各部の制御を行う制御部(以下、「位置検索用サーバ制御部340」)340と、から構成されている。
データ通信制御部310は、電話公衆網回線又はインターネットなどのネットワークNに接続されるようになっており、位置検索用サーバ用制御部340の制御の下、情報提供用サーバ装置200との通信回線を確立して各種のデータの送受信に関する通信制御を行うようになっている。
位置名称データベース320は、予め緯度及び経度に対応づけて当該緯度及び経度によって定まる位置の名称を示す名称情報が記憶されたデータベースである。具体的には、本実施形態の位置名称データベース320は、図5に示すように、各名称名(スポット名)が緯度及び経度に対応付けて記憶されている。
名称決定部330は、受信した緯度経度情報に基づいて、各緯度経度情報毎に位置名称データベース320を検索して一の名称を決定するようになっており、当該緯度経度情報とともに受信した時刻情報に示される時刻に従って、図6に示すような名称情報を生成するようになっている。
そして、この名称決定部330は、生成した名称情報を、データ通信制御部120を介して情報提供用サーバ装置200に送信するようになっている。
位置検索用サーバ制御部340は、例えば、CPU、ROM、RAM及びハードディスクを有し、サーバ装置200の各部を制御するようになっている。特に、ROMには、各部を制御するための各種制御情報が記録されると共に、ハードディスクには、制御プログラムやOS(Operating System)などの各種プログラムが記録されている。また、CPUは、ハードディスクに記録されたプログラムを実行することにより、各種の処理、特に、名称決定する処理(以下、「決定処理」という。)を実行し、RAMはワークエリアとして用いられるようになっている。
次に、図7を用いて本実施形態の携帯用電話機100における行動履歴処理の動作について説明する。なお、図7は、本実施形態の携帯用電話機100における行動履歴処理の動作を示すフローチャートである。
以下の説明では、携帯用電話機100において、予め当該携帯用電話機100固有の識別情報がROM/RAM160に記憶されているものとする。
まず、携帯用電話機100において、操作者が操作部170を介して行動履歴処理の開始を指示(以下、「開始指示」という。)が入力されると(ステップS101)、電話機制御部150は、緯度経度情報決定部に測位データに基づいて現在位置を決定させる(ステップS102)。
次いで、電話機制御部150は、時刻管理部140の管理の下、所定のタイミングであるか否か(例えば、前回の緯度経度情報の決定から5分経過しているか否か)を判断する(ステップS103)。
このとき、電話機制御部150は、所定のタイミングであると判断した場合には、計測する時刻をリセットし、ステップS102と同様に、緯度経度情報決定部に測位データに基づいて現在位置を決定させる(ステップS104)。
次いで、電話機制御部150は、前回に計測した緯度経度情報と同一か否か判断し(ステップS105)、同一でないと判断した場合には、ステップS103の処理に移行する。
一方、電話機制御部150は、前回に計測した緯度経度情報と同一であると判断した場合には、当該緯度経度情報を現在時刻とともにROM/RAM160に記憶させる(ステップS106)。
次いで、電話機制御部150は、ユーザによって行動履歴処理の終了が指示された否かを判断し(ステップS107)、当該終了が指示されていないと判断した場合には、ステップS103の処理に移行する。
一方、電話機制御部150は、ユーザによって行動履歴処理の終了が指示されていると判断した場合には、当ROM/RAM160に記憶された各緯度経度情報の全てを該当する時刻情報及び識別情報とともに情報提供用サーバ装置200に送信して本動作を終了させる。
次に、図8を用いて本実施形態の情報提供用サーバ装置200及び位置検索用サーバ装置300における行動履歴処理の動作について説明する。なお、図8は、本実施形態の携帯用電話機100における行動履歴処理の動作を示すフローチャートである。
以下の説明では、情報提供用サーバ装置200において、既に識別情報毎にWebページデータが記憶されているとともに、地図データには所定の地図データが記憶されている。また、位置検索用サーバ装置300においては、既に緯度経度に対応付けて複数の名称情報が記憶されているものとする。
まず、情報提供用サーバ装置200において、データ通信制御部210が識別情報及び時刻情報を含む緯度経度情報(以下、単に「情報」ともいう。)を受信すると(ステップS201)、情報提供サーバ用制御部は、受信した全ての緯度経度情報及び当該各緯度経度情報とともに受信した時刻情報を位置検索用サーバ装置300に送信させ、名称情報の受信を待機する(ステップS202)。
一方、位置検索用サーバ装置300において、通信制御部120が緯度経度情報及び時刻情報(以下、単に「情報」ともいう。)を受信すると(ステップS301)、位置検索サーバ用制御部は、名称決定部330に、受信した緯度経度情報に基づいて、位置名称データベース320を参照させつつ、各緯度経度情報毎に該当する位置の名称を決定する(ステップS302)。
本実施形態の名称決定部330は、位置名称データベース320に記憶された緯度及び経度と一致しない場合には、名称を決定しなくてもよいし、当該緯度経度情報にて示される緯度及び経度に最も近い名称に、当該名称を決定してもよい。
また、本実施形態の名称決定部330は、位置名称データベース320に記憶された緯度及び経度と一致しない場合であって、緯度経度情報にて示される緯度及び経度に最も近い名称に決定する場合に、「名称」の末尾に「付近」といった補助する語句を加えた名称に決定してもよい。
次いで、位置検索サーバ用制御部は、決定した各名称を時刻順に配列させつつ、名称情報を情報提供用サーバ装置200に送信して(ステップS303)本動作を終了させる。
他方、情報提供用サーバ装置200において、データ通信制御部210が名称情報を受信すると(ステップS203)、情報提供サーバ用制御部は、Webページデータ生成部240に、受信した各名称情報に該当する緯度経度情報に基づいて地図データベース230を検索させ、当該緯度経度情報の緯度及び経度に該当する位置に所定のマークを付与した所定の範囲内(例えば、緯度経度にて示される位置を中心に半径1km)の地図データを抽出する(ステップS204)。
次いで、情報提供サーバ用制御部は、識別情報に基づいてWebページデータを読み出し、名称情報、時刻情報及び地図データを所定の方法によりリソースデータに組み込み、組み込んだWebページデータをWebページデータベース220に上書き記憶して(ステップS205)本動作を終了させる。
以上本実施形態の行動履歴提示システムSは、所定のタイミング毎に取得された現在位置と予めデータベースに格納された緯度経度情報及び名称情報に基づいて当該取得した現在位置の名称を決定し、決定された名称を時刻に従って情報として提示することができるので、例えば、Webページなどに自己の行動に対応づけて自己の位置及びその名称を提示すれば、第三者に自己の行動履歴を提供することができるとともに、ユーザ自身も自己の行動履歴を管理することができる。
また、本実施形態の行動履歴提示システムSは、GPS航法や通信用電波などに基づいて現在位置の情報を取得することができるとともに、その名称を決定することができるので、容易に現在位置を特定することができる。
なお、本実施形態の行動履歴提示システムSは、情報提供用サーバ装置200及び位置検索用サーバ装置300を個別に設けているが、勿論、一台のサーバ装置によって実現してもよいし、3以上のサーバ装置を連動させて実現するようにしてもよい。
S…行動履歴提示システム
100…携帯用電話機
110…電話通信部
120…緯度経度情報決定部
130…通信制御部
140…時刻管理部
150…電話機制御部
160…ROM/RAM
170…操作部
180…表示制御部
190…表示部
200…情報提供用サーバ装置
210…データ通信制御部
220…Webページデータベース
230…地図データベース
240…Webページデータ生成部
250…情報提供用サーバ制御部
300…位置検索用サーバ装置
310…データ通信制御部
320…位置名称データベース
330…名称決定部
340…位置検索用サーバ制御部
100…携帯用電話機
110…電話通信部
120…緯度経度情報決定部
130…通信制御部
140…時刻管理部
150…電話機制御部
160…ROM/RAM
170…操作部
180…表示制御部
190…表示部
200…情報提供用サーバ装置
210…データ通信制御部
220…Webページデータベース
230…地図データベース
240…Webページデータ生成部
250…情報提供用サーバ制御部
300…位置検索用サーバ装置
310…データ通信制御部
320…位置名称データベース
330…名称決定部
340…位置検索用サーバ制御部
Claims (5)
- 複数の送信機から送出される測位信号に基づいて移動体の現在位置の情報を所定のタイミング毎に取得する現在位置取得手段と、
位置情報と当該位置の名称を示す名称情報が対応づけられた格納されている格納手段と、
前記所定のタイミング毎に取得された現在位置と前記格納された位置情報及び名称情報に基づいて当該取得した現在位置の名称を決定する決定手段と、
前記決定された名称を時刻に従って情報として提示する提示手段と、
を備えることを特徴とする情報提示システム。 - 請求項1に記載の情報提示システムにおいて、
前記現在位置取得手段が、GPS航法に基づいて測位信号を経度及び緯度の情報として取得するとともに、前記格納手段が、経度及び緯度の情報が位置情報として前記名称情報に対応づけて記憶されていることを特徴とする情報提示システム。 - 請求項1又は2に記載の情報提示システムにおいて、
前記決定手段が、前記現在地取得手段が現在位置の情報を取得するタイミングの時刻を参照するとともに、
前記提示手段が、前記決定手段が参照した時刻の情報を決定された名称とともに提示することを特徴とする情報提示システム。 - 請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報提示システムにおいて、
前記現在位置取得手段が、前記移動体に設定された携帯端末装置に設けられるとともに、
前記提示手段が、前記ネットワークを介して第三者に閲覧可能に前記情報を提示することを特徴とする情報提示システム。 - 複数の送信機から送出される測位信号に基づいて移動体の現在位置の情報を所定のタイミング毎に取得する現在位置取得工程と、
前記所定のタイミング毎に取得された現在位置と、予め格納手段に格納された位置情報と当該位置の名称を示す名称情報が対応づけられて格納された名称情報に基づいて当該取得した現在位置の名称を決定する決定工程と、
前記決定された名称を時刻に従って情報として提示する提示工程と、
を含むことを特徴とする情報提示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007084346A JP2008242952A (ja) | 2007-03-28 | 2007-03-28 | 情報提供システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007084346A JP2008242952A (ja) | 2007-03-28 | 2007-03-28 | 情報提供システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008242952A true JP2008242952A (ja) | 2008-10-09 |
Family
ID=39914196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007084346A Withdrawn JP2008242952A (ja) | 2007-03-28 | 2007-03-28 | 情報提供システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008242952A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014149839A (ja) * | 2009-11-26 | 2014-08-21 | Jvc Kenwood Corp | 情報表示制御装置、情報表示制御方法、および情報表示制御プログラム |
-
2007
- 2007-03-28 JP JP2007084346A patent/JP2008242952A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014149839A (ja) * | 2009-11-26 | 2014-08-21 | Jvc Kenwood Corp | 情報表示制御装置、情報表示制御方法、および情報表示制御プログラム |
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