JP2008242622A - 検索候補語句提示装置、検索候補語句提示プログラムおよび検索候補語句提示方法 - Google Patents

検索候補語句提示装置、検索候補語句提示プログラムおよび検索候補語句提示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザがコンピュータを利用して所望の情報取得が速やかに達成できるように、ユーザに対して、より適切な検索語句を提示する。
【解決手段】検索のための検索候補語句をユーザに対して提示する検索候補語句提示装置であって、少なくともユーザによって参照された対象物と、その検索の基礎とされた一または複数の検索語句とを関連付けた関連付け情報が記憶されている。そして、その記憶されている一連の参照対象物の中から、各々の関連付け情報中に過去に受け付けられた所定検索語句を含む参照対象物を抽出し、該抽出された一連の参照対象物の各々の関連付け情報中の、検索の基礎とされた一又は複数の検索語句であって所定検索語句を除く検索語句を、該所定検索語句に対する検索候補語句として設定し、それをユーザに提示する。
【選択図】図4

Description

本発明は、コンピュータにおいてユーザが入力した検索語句に基づいて所定の検索を行うに当たり、ユーザが目的とする対象物を容易に検索できるようにユーザの検索語句の入力を支援する検索候補語句提示装置に関する。更には、本発明は、コンピュータに当該検索語句の入力支援を行わせる検索候補語句提示プログラム、およびコンピュータにおける当該検索語句の入力支援のための検索候補語句提示方法にも関する。
コンピュータを利用するユーザが、該コンピュータに接続されるインターネットを利用して目的とする情報を取得するために、ユーザによって入力された検索語句に基づいた検索が一般に行われている。これにより、ユーザは目的とするWEBサイトを閲覧したり、更には必要な情報をダウンロードしたりすることが可能となる。また、この情報取得を目的とした検索は、必ずしもインターネット上に限られるものではなく、ユーザの自己のコンピュータ内や、利用が所定のメンバーに限られた比較的小さなシステム内でも行われる。
ここで、ユーザが目的の情報を取得するためには、より適切な検索語句を設定する必要がある。即ち、ユーザが一度検索語句を入力し、検索を行った後に、その検索結果に基づいて再度どのような検索語句を入力するかが重要となる。これに関連する技術として、語句の抽出に関連する技術が挙げられ、その中の一つとして、多くの語句を含む文書の中から重要度の高い語句を自動的に抽出する技術が特許文献1に示されている。この技術においては、文書中のキーワード候補の語句に対して出現頻度に基づいた点数化処理を施し、その点数結果に従って最終的にキーワードとしてユーザに提供されるか否かが判断される。
また、同様に重要度の高い語句を文書中から抽出する技術として、特許文献2に開示の技術が挙げられる。この技術においては、語句の出現頻度に基づいてキーワードを決定するに当たり、当該語句の同義語や部分一致関係を考慮して出現頻度のカウントを行う。これにより、より正確な出現頻度がカウントでき、以てキーワードとしてユーザに出力される語句の信頼性が高められる。
特開2004−234597号公報 特開平6−187373号公報
上記のようにユーザがコンピュータを利用して所望の情報を取得しようとするとき、ユーザによる検索語句の入力が行われる。ここで、所望の情報に速やかに到達するためには、それに応じた適切な検索語句をユーザが入力しなければならない。しかし、ユーザ自身が、適切な検索語句をボキャブラリーとして有していない場合や、そもそも当該検索処理に不慣れである場合には、所望の情報に到達するまでに要する時間が延びてしまう虞がある。
また、そのユーザの検索語句の入力を支援するために、例えば、インターネット上のコンテンツ提供者や、コンピュータやシステムの提供者が予め容易しておいた検索語句をユーザに提示し、ユーザがそれらから必要な検索語句を選択できるようにする場合がある。しかし、この場合、各提供者が予め用意する検索語句がユーザの嗜好に沿ったものである
とは限らないため、効果的な検索が行えるとは限らない。更には、各提供者が検索語句を予め提供しなければならないため、彼らにかかる負担は無視できない。
本発明では、上記した問題に鑑み、ユーザがコンピュータを利用して所望の情報取得が速やかに達成できるように、ユーザに対して、より適切な検索語句を提示するための提示装置、提示用プログラム、提示方法を提供することを目的とする。
本発明では、上記した課題を解決するために、過去にユーザが検索語句を入力して検索の結果として得られた対象物のち、ユーザが実際に参照を行った対象物(以下、「参照対象物」という。)に着目した。この参照対象物は過去にユーザが実際に参照を行ったものであるから、検索の結果得られた多くの対象物の中でも、ユーザにとって有益性の高い対象物であると言える。そこで、この参照対象物とそれに関連する検索語句とを関連付けて、データベースとして記憶しておくことで、以降のユーザの検索語句入力においてユーザを効率的に支援することが可能となる。
詳細には、本発明は、ユーザからの検索語句の入力を受け付ける受付部と、前記受付部によって受け付けられた検索語句を基礎として、コンピュータに関連して画定される所定領域内の対象物を検索する検索部と、前記検索部によって検索された一又は複数の対象物を、ユーザが参照可能な状態で該ユーザに提示する検索結果提示部と、を備えるコンピュータにおいて該ユーザに次回検索の候補語句を提示する検索候補語句提示装置であって、前記受付部によって過去に受け付けられた検索語句と、前記検索結果提示部によってユーザに提示され且つ該ユーザによって参照された参照対象物とに関する情報を記憶する記憶部であって、少なくとも該参照対象物と、その検索の基礎とされた一または複数の検索語句とを関連付けた関連付け情報を記憶する参照情報記憶部と、前記参照情報記憶部によって記憶されている一連の参照対象物の中から、各々の前記関連付け情報中に前記受付部によって過去に受け付けられた所定検索語句を含む参照対象物を抽出する抽出部と、前記抽出部によって抽出された一連の参照対象物の各々の関連付け情報中の、検索の基礎とされた一又は複数の検索語句であって前記所定検索語句を除く検索語句を、該所定検索語句に対する検索候補語句として設定する検索候補語句設定部と、前記検索候補語句設定部によって設定された検索候補語句を、ユーザからの前記受付部に対する検索語句の入力に応じて該ユーザに提示する検索候補語句提示部と、を備える。
上記コンピュータにおいては、ユーザは、受付部による検索語句の受付を介することで、検索部による検索と検索結果提示部による検索結果としての対象物の提示によって、自分が所望する情報を入手することが可能である。尚、ユーザが情報を入手しようとするときは、検索結果提示部によって「参照可能状態」に提示された一又は複数の対象物を参照することで、即ち対象物の内容を閲覧することで、当該情報へのアクセスが可能となる。そこで、本発明においては、「参照対象物」と記載されているときは、ユーザによって既に参照が行われている対象物を意味し、未だ参照されていない対象物とは区別する。
このように、ユーザはコンピュータにおいて検索部による検索およびその結果検索された対象物への参照によって、目的とする情報へ到達することが可能である。しかし、ユーザによって入力され、受付部によって受け付けられる検索語句が適切なものでなければ、結果として適切な対象物がユーザに提示されず、目的の情報への到達が速やかに達成されない。そこで、本発明に係る検索候補語句提示装置では、ユーザが使用するコンピュータにおいて、目的とする情報への速やかな到達のために入力が好ましいと想定される検索語句の候補(以下、「検索候補語句」とも言う。)をユーザに提示する。
先ず、本発明に係る検索候補語句提示装置では、参照情報記憶部による、検索候補語句
の設定に必要な情報の記憶、蓄積が行われる。ここで記憶される情報とは、受付部によって過去に受け付けられた検索語句と、検索結果提示部によってユーザに提示され且つ該ユーザによって参照された結果、参照対象物となった対象物とに関する情報である。ここで、参照対象物に関する情報を記憶するのは、この参照対象物は過去にユーザが参照しているので、ユーザに有用な情報を有する対象物と考えられるからである。そして、その中でも、「参照対象物と、その検索の基礎とされた一または複数の検索語句とを関連付けた関連付け情報」は、実際にユーザが参照したという事実が伴われる対象物と、その参照までにユーザによって入力された検索語句とが関連付けられた情報であるので、当該検索語句は参照の事実に裏付けられた重要性の高い参照語句と考えられる。そこで、この関連付け情報は、対象物の検索に特に有用と考えられ、以て当該情報は少なくとも参照情報記憶部によって記憶される情報とされる。この点は、本発明に係る検索候補語句提示装置における特徴点の一つである。
尚、参照対象物には、過去にそれが参照状態に至るまでに、一の検索語句だけではなく、その他の検索語句を基礎とした検索が行われた場合もある。従って、上記関連付け情報においては、一の参照対象物に対して、一又は複数の検索語句が関連付けられた状態となっている。
次に、抽出部が、参照情報記憶部によって記憶されている関連付け情報に従い、一連の参照対象物のそれぞれに対応して関連付けられた検索語句の中に所定検索語句を含む参照対象物を抽出する。所定検索語句とは、過去にユーザによって検索語句として入力された語句であり、好ましくはその中でもユーザにより頻繁に入力された語句である。即ち、過去にユーザによって入力され、対象物の参照に役立った検索語句は、将来的な対象物の検索においても有用であると推測されるため、この点を考慮して抽出部による参照対象物の抽出が行われる。
そこで、抽出部は、ユーザによって過去に入力された検索語句である所定検索語句を含む参照対象物を、所定検索語句と結びつきの強い参照対象物として抽出するのであり、これにより、検索候補語句設定部が、抽出部によって抽出された参照対象物を仲介役として、所定検索語句と、当該参照対象物の検索のために用いられた所定検索語句以外の検索語句とを結びつけることが可能となる。そして、検索候補語句設定部は、この結びつけられた所定検索語句以外の検索語句を、該所定検索語句に対する検索候補語句として設定する。
また、所定検索語句による対象物の検索にあたり、更に対象物に到達しやすくするための検索語句として、検索候補語句提示部がその設定された検索候補語句をユーザに提示する。これにより、ユーザがその提示された検索候補語句を再度入力することで、目的とする対象物へより速やかに到達することが可能となる。尚、ユーザへの候補語句の提示については、ユーザの検索語句の入力に応じて適切な状況下で行えばよい。例えば、ユーザが検索語句を入力して、何らかの検索結果としての対象物が提示されたときに、更なる検索の絞り込みのために検索候補語句が提示されてもよい。このとき、先に入力された検索語句が所定検索語句と一致するとき、その所定検索語句に対応する検索候補語句を示してもよい。しかし、先に入力された検索語句と所定検索語句との間に必ずしも一致性は必要とせず、入力語句が所定検索語句に近い語句であったり、同義語であったりする場合にも、同様にその所定検索語句に対応する検索候補語句を示してもよい。
尚、所定検索語句としては、最大範囲でユーザによって入力された全ての検索語句を対象とすることができる。このようにすることで、可及的に多数の所定検索語句に対する検索候補語句を設定することが可能となるため、以降のユーザによる検索でユーザを効果的に支援することが可能となる。
このように構成される検索候補語句提示装置では、ユーザが過去に参照した参照対象物を介した検索候補語句の設定が行われるため、その結果ユーザが目的とする対象物を容易に検索でき、所望の情報を速やかに取得できる。また、参照情報記憶部、抽出部、検索候補語句設定部等によって自動的に検索候補語句が設定され、その準備に手間を要しない。
ここで、上記の検索候補語句提示装置において、前記抽出部は、前記参照情報記憶部によって記憶されている一連の参照対象物の中から、各々の前記関連付け情報中に前記受付部によって過去に受け付けられた所定検索語句を含むとともに、ユーザによる参照頻度が第一所定頻度以上である参照対象物を抽出するようにしてもよい。即ち、上述したような参照対象物を介した検索候補語句の設定において、全ての参照対象物を利用するのではなく、その中でもユーザによって比較的頻繁に参照されている参照対象物を利用して検索候補語句を設定するのである。このようにすることで、ユーザが数回しか参照していなかったり、偶発的に参照してしまったりしたような、それ程ユーザに有用ではなかった参照対象物による影響を排除でき、設定される検索候補語句がより適切な検索語句となり得る。従って、上記第一所定頻度とは、参照頻度が比較的少ない参照対象物の影響を排除するために、適宜設定される頻度の閾値である。
また、上述までの検索候補語句提示装置において、前記検索候補語句設定部は、更に、前記検索候補語句のうち、該検索候補語句である検索語句を検索の基礎として前記検索部によって検索された対象物に対するユーザの参照頻度が、第二所定頻度以上である検索語句を検索候補語句として設定してもよい。従って、この結果、検索候補語句提示部によって提示される検索候補語句は、第二所定頻度以上の参照が為された参照対象物に関連する検索語句となる。即ち、過去においてそれ程参照されていない参照対象物に関連する検索語句は、検索候補語句としての価値も比較的低いと考えられるため、ユーザへの提示の対象から除外するものである。これにより、ユーザが提示された検索候補語句の中から次に使用する検索語句を選択しやすくなる。従って、上記第二所定頻度とは、ユーザが検索候補語句の中から検索語句を選択しやすいように適宜設定される頻度の閾値である。
また、上述までの検索候補語句提示装置において、前記所定検索語句の範囲を、所定の基準に従って過去にユーザに入力された検索語句の一部に限定してもよい。所定検索語句の対象数が増加すると、検索候補語句提示装置としての負荷が増加するからである。その限定の一例としては、前記検索候補語句提示装置において、前記参照情報記憶部が、前記受付部によって過去に受け付けられた検索語句の受付頻度に関する情報を、更に記憶している場合、前記所定検索語句は、前記参照情報記憶部によって記憶されている過去の一又は複数の検索語句について、その受付頻度が第三所定頻度以上である検索語句となるようにしてもよい。これにより、比較的頻繁にユーザによって入力される検索語句に絞って、検索候補語句を設定することで、検索候補語句提示装置としての負荷を軽減させるとともに、ユーザに対して効率的な検索候補語句の提示が可能となる。従って、上記第三所定頻度は、検索候補語句提示装置の負担とユーザの利便性のバランスを考慮して適宜設定される。
ここで、上述までの検索候補語句提示装置において、所定の正規化基準に従って、前記受付部によって受け付けられた検索語句の表現上のばらつきを統一し、該検索語句の正規化を行う正規化部を更に備える場合、前記参照情報記憶部は、前記正規化部によって正規化された検索語句に基づいて、該検索語句および前記参照対象物に関する情報を記憶するようにしてもよい。この正規化部は、同一の事物を示す言葉であって、その表現が若干ばらつく場合、例えば長音記号の有無や、アルファベット表記での大文字と小文字の違い等を、一定の統一した表記に統合させることで、参照情報記憶部が効率的な情報の記憶を行うことを可能とする。そして、この正規化部による入力検索語句の正規化が行われること
で、検索候補語句提示装置における上記検索候補語句設定の処理は、この正規化された検索語句を基礎として全て行われることになり、以てより効果的な検索候補語句の提示が可能となる。
その効果的な検索候補語句の提示として、以下のような形態が有用である。即ち、前記検索候補語句提示部が、前記受付部によってユーザからの入力を受け付けられ且つ前記正規化部によって正規化された検索語句と、前記所定検索語句とを照合し、一致した場合は、該所定検索語句に対応して前記検索候補語句設定部によって設定された一連の前記検索候補語句をユーザに提示するようにしてもよい。正規化部による正規化処理を行うことで、検索語句(正確には、正規化された後の検索語句)と上記の所定検索語句との照合結果を利用しやすくなり、ユーザへの検索候補語句の正確性が向上する。
ここで、上述までの検索候補語句提示装置において、前記受付部によって受け付けられた検索語句と、前記検索結果提示部によってユーザに提示され且つ該ユーザによって参照された参照対象物とに対して、両者が属するジャンルの情報を付与するジャンル情報付与部を、更に備える場合、前記参照情報記憶部は、前記関連付け情報に前記ジャンル付与部によって付与されたジャンル情報を含めて記憶してもよい。そして、この場合当該装置では、前記関連付け情報中の前記ジャンル情報に従って、各ジャンル毎において、前記抽出部による前記参照対象物の抽出、および前記検索候補語句設定部による前記検索候補語句の設定が行われ、更に、前記受付部がユーザからの検索語句の入力を受け付けたとき、前記ジャンル情報付与部によるジャンル付与が行われ、該付与されたジャンルと同一のジャンルにおいて前記検索候補語句設定部によって設定された前記検索候補語句を、前記検索候補語句提示部がユーザに提示するようにしてもよい。
当該検索候補語句提示装置は、ユーザによる検索の範囲が比較的広くなったときに、「ジャンル」というパラメータを利用して、検索候補語句の提示を行うものである。「ジャンル」とは、検索語句と参照対象物とが属する、ユーザの観念上の一定の区切られた範囲であり、例えば、自動車に関するジャンル、携帯電話に関するジャンル等が例示できる。このジャンルの設定は、ユーザの嗜好や社会的状況等の様々な要因を踏まえて適宜設定すればよい。このように「ジャンル」を利用することで、検索候補語句提示装置による検索候補語句の設定処理の負荷を軽減するとともに、例えば同一の検索語句であっても、複数のジャンルにわたって使用されるような場合には、ジャンルを同一として上記処理を行うことで、ユーザの意向に沿った検索候補語句を提示することが可能となる。
ここで、本発明を、コンピュータに所定の機能ステップを実行させるプログラムの側面からも捉えることが可能である。即ち、本発明は、ユーザからの検索語句の入力を受け付ける受付部と、前記受付部によって受け付けられた検索語句を基礎として、コンピュータに関連して画定される所定領域内の対象物を検索する検索部と、前記検索部によって検索された一又は複数の対象物を、ユーザが参照可能な状態で該ユーザに提示する検索結果提示部と、情報を記憶する記憶装置と、を備えるコンピュータに、以下に示す機能ステップを実行させるプログラムである。即ち、当該プログラムは、前記受付部によって過去に受け付けられた検索語句と、前記検索結果提示部によってユーザに提示され且つ該ユーザによって参照された参照対象物とに関する情報であって、少なくとも該参照対象物と、その検索の基礎とされた一または複数の検索語句とを関連付けた関連付け情報を、前記記憶装置に記憶する参照情報記憶ステップと、前記参照情報記憶ステップにおいて記憶された一連の参照対象物の中から、各々の前記関連付け情報中に前記受付部によって過去に受け付けられた所定検索語句を含む参照対象物を抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップにおいて抽出された一連の参照対象物の各々の関連付け情報中の、検索の基礎とされた一又は複数の検索語句であって前記所定検索語句を除く検索語句を、該所定検索語句に対する検索候補語句として設定する検索候補語句設定ステップと、前記検索候補語句設定ステッ
プにおおいて設定された検索候補語句を、ユーザからの前記受付部に対する検索語句の入力に応じて該ユーザに提示する検索候補語句提示ステップと、を実行させる。
参照情報記憶ステップにおける処理は、上記検索候補語句提示装置における参照情報記憶部による処理に相当し、抽出ステップにおける処理は上記検索候補語句提示装置における抽出部による処理に相当し、検索候補語句設定ステップにおける処理は上記検索候補語句提示装置における検索候補語句設定部による処理に相当し、検索候補語句提示ステップにおける処理は上記検索候補語句提示装置における検索候補語句提示部による処理に相当する。従って、当該プログラムによっても、ユーザが過去に参照した参照対象物を介した検索候補語句の設定が行われるため、ユーザが目的とする対象物を容易に検索でき、所望の情報を速やかに取得できる。
ここで、上記プログラムにおいて、前記抽出ステップでは、前記参照情報記憶ステップにおいて記憶された一連の参照対象物の中から、各々の前記関連付け情報中に前記受付部によって過去に受け付けられた所定検索語句を含むとともに、ユーザによる参照頻度が第一所定頻度以上である参照対象物が抽出されるようにしてもよい。この点についても上記の検索候補語句提示装置について述べた通りである。その他、検索候補語句提示装置について述べた技術的思想も、実質的に本発明に係るプログラムに適用できる。
また、本発明を、コンピュータでの検索に関する所定の方法の側面からも捉えることが可能である。即ち、本発明は、ユーザからの検索語句の入力を受け付ける受付部と、前記受付部によって受け付けられた検索語句を基礎として、コンピュータに関連して画定される所定領域内の対象物を検索する検索部と、前記検索部によって検索された一又は複数の対象物を、ユーザが参照可能な状態で該ユーザに提示する検索結果提示部と、
情報を記憶する記憶装置と、を備えるコンピュータにおいて該ユーザに次回検索の候補語句を提示する方法であり、以下のステップを含んで成る。即ち、当該方法は、前記受付部によって過去に受け付けられた検索語句と、前記検索結果提示部によってユーザに提示され且つ該ユーザによって参照された参照対象物とに関する情報であって、少なくとも該参照対象物と、その検索の基礎とされた一または複数の検索語句とを関連付けた関連付け情報を、前記記憶装置に記憶する参照情報記憶ステップと、前記参照情報記憶ステップにおいて記憶された一連の参照対象物の中から、各々の前記関連付け情報中に前記受付部によって過去に受け付けられた所定検索語句を含む参照対象物を抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップにおいて抽出された一連の参照対象物の各々の関連付け情報中の、検索の基礎とされた一又は複数の検索語句であって前記所定検索語句を除く検索語句を、該所定検索語句に対する検索候補語句として設定する検索候補語句設定ステップと、前記検索候補語句設定ステップにおおいて設定された検索候補語句を、ユーザからの前記受付部に対する検索語句の入力に応じて該ユーザに提示する検索候補語句提示ステップと、を含む。
参照情報記憶ステップにおける処理は、上記検索候補語句提示装置における参照情報記憶部による処理に相当し、抽出ステップにおける処理は上記検索候補語句提示装置における抽出部による処理に相当し、検索候補語句設定ステップにおける処理は上記検索候補語句提示装置における検索候補語句設定部による処理に相当し、検索候補語句提示ステップにおける処理は上記検索候補語句提示装置における検索候補語句提示部による処理に相当する。従って、当該プログラムによっても、ユーザが過去に参照した参照対象物を介した検索候補語句の設定が行われるため、ユーザが目的とする対象物を容易に検索でき、所望の情報を速やかに取得できる。また、上記の検索候補語句提示装置について述べた、様々な技術的思想も、実質的に本発明に係る方法に適用できる。
ユーザがコンピュータを利用して所望の情報取得が速やかに達成できるように、ユーザに対して、より適切な検索語句を提示することが可能となる。
ここで本発明に係る検索候補語句提示装置、検索候補語句提示プログラムおよび検索候補語句提示方法の実施の形態について、以下の図面に基づいて説明する。なお、以下に述べる実施形態の構成は例示であり、本発明は以下の実施形態の構成に限定されない。
先ず、図1に基づいて、ユーザによる検索操作が行われるコンピュータ4およびその検索処理が行われるサーバ1の構成について説明する。図1は、ユーザが所有するコンピュータ4(図中には複数のユーザによって使用される複数のコンピュータ4が示されているが、以降の説明においては一台のコンピュータ4に着目する。)と、それが通信可能に接続し、ユーザが目的とする情報を格納している記憶装置3を有するサーバ1とを示している。ユーザは自己のコンピュータ4を介して、記憶装置3内の情報を検索し、所望の情報を入手しようとする。このサーバ3内の情報の検索は、制御部2によって行われる。
制御部2は、コンピュータ4からユーザの検索指示を受け付けるとともに、その指示に従い記憶装置3内を検索する。そして、制御部2は、その検索結果を再度ユーザのコンピュータ4に送り、ユーザが目的とする情報を得ることが可能となるように、コンピュータ4とサーバ1を制御する。図1では、この検索処理においてコンピュータ4と制御部2とで発揮される各機能を機能部としてイメージ化している。これらの各機能部の機能は、コンピュータ4または制御部2内で所定の制御プログラムが実行されることで発揮される。以下に、各機能部の相関を中心に説明する。
コンピュータ4内の検索語句入力部41は、ユーザが目的とする情報を記憶装置3から入手するに当たり、その検索の鍵となる検索語句の入力を行う。例えば、図2(a)に示すような検索語句入力時画面がコンピュータ4の表示装置に示され、ユーザが検索語句を入力し、画面右下の「検索」ボタンをクリックする。すると、入力された検索語句は、制御部2内の検索語句受付部21によって受け付けられ、以降、制御部2内での処理に付される。
検索語句受付部21によって受け付けられた検索語句は、同じく制御部2内の検索部22に引き渡される。検索部22は、引き渡された検索語句に従って、記憶装置3内に記憶されている情報にアクセスし、当該情報が検索語句と関連性がある情報か否かを判断して、検索結果としてユーザに提示できる情報を収集する。検索方法の一例としては、記憶装置3内の文書であってその内容に検索語句を含む文書を検索結果とする方法が挙げられるが、従来から様々な検索方法が存在し、本発明においてはその様々な検索方法を利用することが可能である。尚、当該検索技術については従来から広く使われている技術であるので、その詳細な説明については、本明細書では割愛する。
検索部22が収集した検索結果は、制御部2内の検索結果提示部23に渡される。この検索結果提示部23は、検索語句を入力したユーザのコンピュータ4に対して、上記検索結果を提示し、コンピュータ4内では、検索結果表示部42によってユーザに対してそれが表示される。図2(b)に、検索結果表示時のコンピュータ4の表示画面の一例を示す。この表示画面では、3つの検索結果としての文書(本発明における「対象物」に相当する。)が、先に入力した検索語句とともに示されている。
検索結果表示部42によって示された検索結果において、ユーザは、そこに示された文書をクリックすることで、コンピュータ4上で当該文書の内容を確認することができる。
この文書確認のためのユーザの文書選択行為を「参照」と称し、図2(c)に検索文書参照時の表示画面を示す。これにより、ユーザは、検索語句の入力、サーバでの検索実行、そして文書の参照を経て、目的とする情報を入手することが可能となる。尚、図1で示すように、サーバ1には、複数のコンピュータ4が接続可能であり、制御部2は複数のコンピュータ4からの検索要求に対して同時並行的に応答が可能である。
ここで、ユーザによる検索語句の入力が、目的とする情報を有する文書の検索のために最適なものであるとは、必ずしも限らない。特に、ユーザ自身が検索操作に不慣れである場合や、検索語句と文書の関連性が希薄である場合等には、最適な検索語句を見出すことが困難となる。そこで、ユーザの検索語句の入力を支援する機能を有する、本発明に係る検索候補語句提示装置が有用となる。本実施例においては、当該検索候補語句提示装置は、検索処理を行うサーバ1内に、図3に示す複数の機能部が連携することで形成される。尚、図3は、サーバ1を検索候補語句提示装置として機能させる各機能を機能部としてイメージ化している。これらの各機能部の機能は、サーバ1内で所定の制御プログラムが実行されることで発揮される。以下に、各機能部を説明する。
図3に示す機能部のうち、検索語句受付部21、検索部22、検索結果提示部23については、図1に示すものと同一であるので、その詳細な説明は割愛する。図3に示す各機能部は、説明のために便宜上四つのグループに分ける。第一のグループは、検索語句受付部21、検索部22で構成されるグループであり、当該グループは、上述したように入力された検索語句に基づいて記憶装置3内の情報を検索し、検索結果である文書の収集を行う。
次に、第二のグループは、検索語句受付部21、正規化部31、検索ログ記憶指示部32、検索語句データベース(DB)37、参照文書データベース(DB)38で構成される。この第二グループは、主に検索部22によって為された検索結果に関するログを記憶し、蓄積するための機能グループである。先ず、検索語句受付部21で受け付けられたユーザ入力の検索語句が、正規化部31にも引き渡される。正規化部31は、検索語句の言葉の表現上のばらつきを吸収するために、所定の基準に従って直接入力された検索語句の表現を修正する機能部である。例えば、「メモリ」と「メモリー」のように、一般には同一の事物を指す言葉として認識される表現において、長音記号「ー」の有無によって異なる言葉と認識されてしまうと、後述する検索語句DB37や参照文書DB38において正確なデータベースの構築が困難となる。そこで、正規化部31によって正規化された検索語句が、検索ログ記憶指示部32に渡され、そこから出される記憶指示に従って、記憶装置3内に構築されている検索語句DB37内に、当該正規化後の検索語句が追加的に記憶、蓄積される。
この検索語句DB37は、ユーザによってどのような検索語句が、検索のために入力され、それがサーバ1に受け付けられたかを記憶するデータベースである。その一例として、後述する図5に示すように、入力された検索語句と、当該検索語句がユーザによって入力された延べ件数とが関連付けて記憶されている。尚、図5に示す一例は、後述する図4に示す検索候補語句作成処理の説明のために用いるものであるので、検索語句DB37内に記憶されている状態では図5に示すような順位は付されていない。サーバ1に対しては、多数のユーザが検索のためにアクセスするため、その検索毎に検索ログ記憶指示部32が、検索語句DB37に対して、各ユーザで用いられた検索語句の蓄積を指示している。従って、新たな検索語句が入力された場合は、当該検索語句が検索語句DB37内に追加されるが、既に検索されたことのある検索語句が入力された場合には、検索語句DB37内の当該検索語句の延べ入力件数が1件インクリメントされることになる。
更に、検索部22の結果、図2(b)の表示画面によって検索結果がユーザに示され、
この検索結果に対してユーザが「参照」を行った場合、図2(c)の表示画面がユーザに示され、ユーザは文書の内容を確認できるのは上述したとおりである。ここで、ユーザが「参照」を行ったということは、当該文書の内容に対して何らかの理由で着目したと考えられる。従って、当該参照された文書は、そのとき入力された検索語句と重要な関連性を有していると推測される。そこで、参照文書DB38は、このユーザの「参照」行為があったとき、当該参照された文書と、その文書の検索の基礎とされた検索語句とを関連付けた関連付け情報を記憶、蓄積する。
関連付け情報の一例として後述する図6に示すように、関連付け情報においては、参照された文書を示す文書番号と、当該文書が今までにユーザに参照された延べ参照件数と、当該文書がユーザによって検索されたときに基礎とされた全ての検索語句が関連付けられており、その状態で参照文書DB38内に蓄積されている。尚、図6に示す一例は、後述する図4に示す検索候補語句作成処理の説明のために用いるものであるので、参照文書DB38内に記憶されている状態では図6に示すような順位は付されていない。また、関連付け情報に検索語句を加える場合は、上述した正規化が施された後の検索語句を加える。
ユーザが検索結果としての文書を参照すると、当該文書が以前に参照されたことがある文書であるならば、既に参照文書DB38内に形成されている当該文書に関する関連付け情報のうち当該文書の参照件数を1件インクリメントする。また、その際に、検索の基礎とされた検索語句が、その関連付け情報内に含まれていなければそこに追加し、既に含まれているのであれば検索語句の追加は行わない。尚、今までにユーザによって参照されたことの無い文書が参照された場合には、当該参照文書に関する関連付け情報が新たに参照文書DB38内に作成されることになる。これら検索語句DB37と参照文書DB38とが、本発明に係る参照情報記憶部に相当する。
次に、第三のグループは、検索語句DB37、参照文書DB38、抽出指示部33、抽出部34、検索候補語句設定部35で構成される。この第三グループは、検索語句DB37、参照文書DB38に蓄積された情報に基づいて、ユーザの検索語句入力の支援をするために、入力の候補となる検索語句(以下、「検索候補語句」と称する。)を作成する機能グループである。先ず、抽出部34が抽出指示部33からの指示に従って、所定の時期に、検索語句DB37および参照文書DB38から必要な情報を抽出する。このとき、参照文書DB38に含まれる関連付け情報を抽出する点が重要である。この関連付け情報には、過去にユーザによって参照された文書と、その文書に対して重要な関連性があると推測される検索語句とが関連付けられているからである。この抽出部34によって抽出された所定の必要情報は、検索候補語句設定部35に渡され、当該検索候補語句設定部35が、検索候補語句を作成する。尚、この一連の検索候補語句作成のための詳細な処理は、図4に基づいて後述する。
最後に、第四のグループは、検索結果提示部23と検索候補語句提示部36とで構成される。第四グループは、検索結果提示部23を介して検索部22によって収集された検索結果をコンピュータ4内の検索結果表示部42に提示するとともに、検索候補語句提示部36を介して検索候補語句設定部35によって設定された検索候補語句を検索結果表示部42に提示する機能グループである。尚、この一連の提示のための詳細な処理については、図8に基づいて後述する。
上述までの各機能部を有する、本発明に係る検索候補語句提示装置における検索候補語句作成のための処理について、図4に基づいて説明する。尚、図4に示す検索候補語句作成処理は、主に上記第三の機能グループによって為される処理である。
先ずS101では、抽出指示部33によって出された検索候補語句作成のための抽出指
示を受け付ける。この抽出指示部33によって出される抽出指示のタイミングは、適宜設定されればよい。例えば、検索語句DB37、参照文書DB38のデータベース内容が更新されるべきと考えられる頻度、例えば2ヶ月一度等という頻度で抽出指示部33は指示を出すようにしてもよい。S101の処理が終わると、S102へ進む。
S102では、検索候補語句作成のための所定検索語句の選定が行われる。尚、このS102を含めS104までの処理は、抽出部34によって実行される。ここで、所定検索語句とは、ユーザに提示される検索候補語句の決定の基礎となる検索語句であって、ユーザによって過去に入力されたことのある検索語句の中から選出される。ここで、サーバ1においては、この所定検索語句に可及的に多くの検索語句を設定するのが好ましい。なぜなら、その数が多いほど、ユーザの様々な検索語句の入力に対応して検索候補語句を提示することができるからである。しかし、所定検索語句が多く設定されるほど、検索候補語句の設定に要する処理の負荷が大きくなり、また設定した検索候補語句を記憶しておく記憶装置3の要領も多く必要とされる。
そこで、S102では、ユーザによって過去に入力された検索語句の全てを所定検索語句とするのではなく、一定の基準に従ってその一部を所定検索語句として選択する。その選択処理の一例を図5に基づいて説明する。図5は、検索語句DB37に記憶されている検索語句に関する情報を、ユーザによる入力件数が多い順に並べ直したものである。そして、S102では、この並べ直した検索語句に関する情報のうち入力件数が2500件以上の検索語句を所定検索語句として選択する。この選択基準は、サーバ1の負荷等を考慮して適宜設定すればよく、例えば並べ直した検索語句に関する情報のうち上位N件を、所定検索語句として選択してもよい。本実施例では、「メモリ」、「リカバリ」、「メモリ増設」の三つが所定検索語句として選択される。S102の処理が終わると、S103へ進む。
S103では、S102で選択された所定検索語句毎に、参照文書DB38に記憶されている上記関連付け情報のうち、関連付けられている検索語句群の中にその所定検索語句が含まれている関連付け情報を抽出し、且つ該抽出された関連付け情報を、その延べ参照件数が多い順に並べ直してランキングを作成する。例えば、所定検索語句を「リカバリ」としたときの、並べ直した関連付け情報の状態を、図6に示す。各関連付け情報において、検索語句群に「リカバリ」が含まれているのが確認できる。S103の処理が終わると、S104へ進む。
S104では、S103で作成された関連付け情報のランキングのうち、上位の関連付け情報を選択する。本実施例では、延べ参照件数が1200件以上の関連付け情報が選択されるが、それ以外の選択基準に従って、例えば上位M件の関連付け情報を選択するようにしてもよい。ここで、上位数件の関連付け情報を選択するのは、たとえ関連付け情報に含まれる文書であっても、その延べ参照件数が少ないものはユーザによる関心がそれ程高くないか、もしくはユーザによる参照自体が偶発的なものであると考えられるからである。そのような参照文書に関連する検索語句を、後述するS105で検索候補語句として設定するのは好ましくないので、それを排除する目的でS104による処理が行われる。本実施例では、文書番号が1234-5678,1234-9876,1234-9999で示される三件の文書に関する
関連付け情報が選択される。S104の処理が終わると、S105へ進む。
S105では、S104で選択された関連付け情報に基づいて、所定検索語句毎に対応した検索候補語句グループを作成する。尚、このS105および後述するS106の処理は、上記検索候補語句設定部35が実行する。ここで、検索候補語句グループの作成について説明する。S104で選択された関連付け情報において、関連付けられた検索語句群に含まれる検索語句のうち、所定検索語句を除いた検索語句を、重複させることなく、当
該所定検索語句に対応する検索候補語句グループに属させる。図6に示す例では、所定検索語句は「リカバリ」であるから、それ以外の「リカバリできない」、「リカバリ方法」、「リカバリしたい」が、所定検索語句「リカバリ」に対応する検索候補語句グループに属することになる。S105の処理が終わると、S106へ進む。
S106では、S105で作成された検索候補語句グループに属する検索候補語句を、当該検索候補語句を基礎として検索された文書が参照された件数の多い順に並べ直してランキングを作成する(図7を参照)。この検索候補語句を基礎とした文書の参照件数は、参照文書DB38内に記憶されている。そして、そのランキングにおいて、参照件数が100件を超える検索候補語句を、最終的な検索候補語句として選択する。S105で作成された検索候補語句グループに属する検索候補語句は、関連付け情報に基づいて導き出されたものであるから、ユーザの参照という行為を踏まえたものであり、ユーザに提示する検索候補語句としては十分に高い精度を有していると考えられる。しかし、ユーザに提示される検索候補語句が多くなると、ユーザがその中から検索語句を選択する際に不便であるため、検索候補語句グループに属する検索候補語句であっても、それに基づく文書参照頻度が比較的低いものは、ユーザへの提示を控えるべくS106の処理が行われる。S106における検索候補語句の選択のための基準は適宜設定すればよい。尚、本実施例では、最終的に「リカバリしたい」、「リカバリ方法」の二つが検索候補語句として選択される。S106の処理も、各所定検索語句毎に行われる。S106の処理が終了すると、S107へ進む。
S107では、S106で選択された最終的な検索候補語句を、対応する所定検索語句毎に、記憶装置3内に記憶する。これにより、検索候補語句作成処理を終了する。
そして、上述までの検索候補語句作成処理によって作成された所定検索語句毎の検索候補語句に、上記検索候補語句提示部36がアクセスすることで、最終的にユーザに検索候補語句が提示される。このユーザへの検索候補語句の提示処理について、図8に示す検索候補語句提示処理に従い説明する。尚、図8に示す検索候補語句提示処理は、主に上記第四の機能グループによって為される処理であって、ユーザから検索語句が入力され、検索部22による検索が実行される毎に行われる。
S201では、検索語句受付部21によって、ユーザから入力された検索語句の受付が為されるとともに、その受け付けられた検索語句に対して正規化が施される。この正規化は正規化部31によるものではないが、行われる正規化処理については同質のものであるので、その詳細な説明は省略する。S201の処理が終わると、S202へ進む。
その後、S201で正規化された検索語句を、先の検索候補語句作成処理で作成された各所定検索語句とそれに対応する検索候補語句との組み合わせのうち所定検索語句に照合させて(S202)、一致する所定検索語句が存在するか否か判断する(S203)。即ち、ユーザによって今、入力された検索語句が、検索候補語句作成処理において予め検索候補語句が準備されている検索語句であるか否かが判定される。S203での判定の結果が肯定判定である場合はS204へ進み、否定判定である場合はS206へ進む。
S204では、検索語句が、ある所定検索語句と一致したことをもって、該所定検索語句に関連付けられている検索候補語句がユーザに提示されるために、該検索候補語句が抽出される。本実施例では、ユーザによって検索語句として「リカバリ」が入力されると、入力検索語句の「リカバリ」が所定検索語句の「リカバリ」と一致するので、その検索候補語句として「リカバリしたい」と「リカバリ方法」が抽出されることになる。その後、S205に進み、検索部22によって収集された検索結果と同時に、S204で抽出された検索候補語句がユーザのコンピュータ4に提示される。この処理は、検索結果提示部2
3と検索候補語句提示部36とが協働して行われる。この提示結果が、検索結果表示部42に渡されて、ユーザのコンピュータ4の表示画面が形成される。その表示画面の一例を図9に示す。
図9に示す表示画面を得たユーザは、一応の検索結果として複数の文書に対して参照可能な状態であるとともに、更に絞り込んだ検索を行うための検索候補語句が示された状態となる。ユーザが更に検索を行いたいと考える場合は、これらの示された検索候補語句(図9示す場合には、「リカバリしたい」または「リカバリ方法」の何れか)をクリックして選択するとともに、「再検索」ボタンを押して、再度検索を行う。尚、ユーザは示された検索候補語句に頼らず自己で次の検索語句を決定し、再検索することも可能ではある。
また、S203の判定の結果S206へ進む場合、検索候補語句作成処理において、入力された検索語句に対応する検索候補語句は作成されていないため、検索候補語句の提示は行われない。この場合、検索結果表示部42には検索結果提示部23から検索結果のみが渡され、ユーザのコンピュータ4には検索結果のみが示されることになる(図2(b)を参照。)。
このように本発明に係る検索候補語句提示装置であるサーバ1においては、ユーザが目的とする文書に到達するために検索を行うとき、過去に行われた検索で参照された文書と、その際に使用された検索語句とに着目することで、効率的な検索候補語句をユーザに提示することができ、以てユーザが目的文書に速やかに到達することが可能となる。また、サーバ1を上記検索候補語句提示装置として機能させるために、上記の各機能部を発揮させるプログラムがサーバ1の制御部2で実行されているのは、上述の通りである。
本発明に係る検索候補語句提示装置の第二の実施例について、図10および図11に基づいて説明する。ユーザの検索対象とする範囲が広くなると、例えば図1に示すような一つのサーバの記憶装置内を検索するのではなく、インターネットのようなより広い範囲を検索する場合、上記所定検索語句を累積させると、最終的に作成される検索候補語句の量が膨大なものとなる。その結果、ユーザに検索候補語句を提示する処理、特に上記検索候補語句提示処理におけるS202、S203等の処理に要する時間が長くなり、ユーザの利便性が低下する。もちろん、この問題は、図1に示すようなサーバ1内でも十分に発生しうる。
そこで、本実施例に係る検索候補語句提示装置では、「ジャンル」という概念を用いて、検索候補語句を「ジャンル」毎に作成、管理することで、ユーザの利便性を向上させる。この「ジャンル」とは、ユーザの嗜好や社会通念等を考慮して決定される、検索語句を観念上区分けするためのものである。例えば、「コンピュータ」、「自動車」等のように具体的な事物毎に「ジャンル」を設定してもよく、その他適切なジャンルを適宜設定してもよい。重要なことは、このように区分けされたジャンル毎に検索候補語句を作成、管理することで、ユーザに検索候補語句を提示する処理において、照合の対象となる検索候補語句数を絞ることが可能となるので、当該処理にかかる負担を軽減できることである。尚、以下においては、サーバ1を前提とした本実施の説明を行う。
ここで、この「ジャンル」を用いた検索候補語句の作成、管理において重要になるのは、「ジャンル」の決定および検索語句DB37と参照文書DB38の形成である。更に、ユーザへの検索候補語句の提示が重要となる。検索候補語句の作成については、決定された「ジャンル」毎に、上記の検索候補語句作成処理と同一の処理を行えばよいので、その説明は省略する。
先ず、「ジャンル」の決定および検索語句DB37と参照文書DB38の形成処理について、図10に基づいて説明する。S301では、検索語句受付部21によって、ユーザから入力された検索語句の受付が為される。このとき、上述した正規化も同時に行われる。その後、受け付けられた検索語句が検索部22に渡され、その検索結果が、S302で取得される。
そして、S303では、S302で取得された検索結果に基づいて、S301で受け付けられた検索語句、およびS302で取得された検索結果に含まれる文書のそれぞれに、同一の「ジャンル」が決定される。「ジャンル」の決定については、例えば文書中に含まれ、繰り返し使用されるキーワード等に着目して、サーバ1側で予め設定されている何れのジャンルに属するかを判断して、当該決定が行われるものとする。S303の処理が終わると、S304へ進む。
S304では、S303で決定された「ジャンル」毎に、受け付けられた検索語句と、ユーザによって参照された文書に関する情報を、検索語句DB37と参照文書DB38に記憶させ、各データベースの構築が為される。
次に、ユーザへの検索候補語句の提示処理について、図11に基づいて説明する。図11に示す検索候補語句提示処理は、図8に示す検索候補語句提示処理と一部が重複する処理であるので、同一の処理については同一の参照番号を付してその説明を省略する。図11に示す検索候補語句提示処理は、図8に示す検索候補語句提示処理におけるS204の処理が、S401およびS402に置き換えられている。S401では、受け付けられた検索語句の「ジャンル」の決定が行われる。具体的には、上記S303と同一の処理が行われる。その後、「ジャンル」毎に作成されている検索候補語句のうち、S401で決定された「ジャンル」に属する検索候補語句から、受け付けられた検索語句に対応する検索候補語句が抽出される。この抽出処理は、上記S204で述べた処理と実質的に同一である。その後、「ジャンル」が考慮された検索候補語句がユーザに対して示されることになる。
このように「ジャンル」を考慮することで、ユーザの利便性を落とすことなく、より広い範囲での検索処理をユーザに提供することが可能となる。
<その他>
更に、本実施の形態は以下の発明を開示する。各項に開示される発明は、必要に応じて可能な限り組合せることができる。
(付記1) ユーザからの検索語句の入力を受け付ける受付部と、
前記受付部によって受け付けられた検索語句を基礎として、コンピュータに関連して画定される所定領域内の対象物を検索する検索部と、
前記検索部によって検索された一又は複数の対象物を、ユーザが参照可能な状態で該ユーザに提示する検索結果提示部と、を備えるコンピュータにおいて該ユーザに次回検索の候補語句を提示する検索候補語句提示装置であって、
前記受付部によって過去に受け付けられた検索語句と、前記検索結果提示部によってユーザに提示され且つ該ユーザによって参照された参照対象物とに関する情報を記憶する記憶部であって、少なくとも該参照対象物と、その検索の基礎とされた一または複数の検索語句とを関連付けた関連付け情報を記憶する参照情報記憶部と、
前記参照情報記憶部によって記憶されている一連の参照対象物の中から、各々の前記関連付け情報中に前記受付部によって過去に受け付けられた所定検索語句を含む参照対象物を抽出する抽出部と、
前記抽出部によって抽出された一連の参照対象物の各々の関連付け情報中の、検索の基礎とされた一又は複数の検索語句であって前記所定検索語句を除く検索語句を、該所定検
索語句に対する検索候補語句として設定する検索候補語句設定部と、
前記検索候補語句設定部によって設定された検索候補語句を、ユーザからの前記受付部に対する検索語句の入力に応じて該ユーザに提示する検索候補語句提示部と、
を備えることを特徴とする検索候補語句提示装置。
(付記2) 前記抽出部は、前記参照情報記憶部によって記憶されている一連の参照対象物の中から、各々の前記関連付け情報中に前記受付部によって過去に受け付けられた所定検索語句を含むとともに、ユーザによる参照頻度が第一所定頻度以上である参照対象物を抽出することを特徴とする付記1に記載の検索候補語句提示装置。
(付記3) 前記検索候補語句設定部は、更に、前記検索候補語句のうち、該検索候補語句である検索語句を検索の基礎として前記検索部によって検索された対象物に対するユーザの参照頻度が、第二所定頻度以上である検索語句を検索候補語句として設定することを特徴とする付記1又は付記2に記載の検索候補語句提示装置。
(付記4) 前記参照情報記憶部は、前記受付部によって過去に受け付けられた検索語句の受付頻度に関する情報を、更に記憶し、
前記所定検索語句は、前記参照情報記憶部によって記憶されている過去の一又は複数の検索語句について、その受付頻度が第三所定頻度以上である検索語句である
ことを特徴とする付記1から付記3の何れかに記載の検索候補語句提示装置。
(付記5) 所定の正規化基準に従って、前記受付部によって受け付けられた検索語句の表現上のばらつきを統一し、該検索語句の正規化を行う正規化部を更に備え、
前記参照情報記憶部は、前記正規化部によって正規化された検索語句に基づいて、該検索語句および前記参照対象物に関する情報を記憶する
ことを特徴とする付記1から付記4の何れかに記載の検索候補語句提示装置。
(付記6) 前記検索候補語句提示部は、前記受付部によってユーザからの入力を受け付けられ且つ前記正規化部によって正規化された検索語句と、前記所定検索語句とを照合し、一致した場合は、該所定検索語句に対応して前記検索候補語句設定部によって設定された一連の前記検索候補語句をユーザに提示することを特徴とする付記5に記載の検索候補語句提示装置。
(付記7) 前記受付部によって受け付けられた検索語句と、前記検索結果提示部によってユーザに提示され且つ該ユーザによって参照された参照対象物とに対して、両者が属するジャンルの情報を付与するジャンル情報付与部を、更に備え、
前記参照情報記憶部は、前記関連付け情報に前記ジャンル付与部によって付与されたジャンル情報を含めて記憶し、
前記関連付け情報中の前記ジャンル情報に従って、各ジャンル毎において、前記抽出部による前記参照対象物の抽出、および前記検索候補語句設定部による前記検索候補語句の設定が行われ、
更に、前記受付部がユーザからの検索語句の入力を受け付けたとき、前記ジャンル情報付与部によるジャンル付与が行われ、該付与されたジャンルと同一のジャンルにおいて前記検索候補語句設定部によって設定された前記検索候補語句を、前記検索候補語句提示部がユーザに提示する
ことを特徴とする付記1から付記6の何れかに記載の検索候補語句提示装置。
(付記8) ユーザからの検索語句の入力を受け付ける受付部と、
前記受付部によって受け付けられた検索語句を基礎として、コンピュータに関連して画定される所定領域内の対象物を検索する検索部と、
前記検索部によって検索された一又は複数の対象物を、ユーザが参照可能な状態で該ユーザに提示する検索結果提示部と、
情報を記憶する記憶装置と、を備えるコンピュータに、
前記受付部によって過去に受け付けられた検索語句と、前記検索結果提示部によってユーザに提示され且つ該ユーザによって参照された参照対象物とに関する情報であって、少なくとも該参照対象物と、その検索の基礎とされた一または複数の検索語句とを関連付けた関連付け情報を、前記記憶装置に記憶する参照情報記憶ステップと、
前記参照情報記憶ステップにおいて記憶された一連の参照対象物の中から、各々の前記関連付け情報中に前記受付部によって過去に受け付けられた所定検索語句を含む参照対象物を抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにおいて抽出された一連の参照対象物の各々の関連付け情報中の、検索の基礎とされた一又は複数の検索語句であって前記所定検索語句を除く検索語句を、該所定検索語句に対する検索候補語句として設定する検索候補語句設定ステップと、
前記検索候補語句設定ステップにおおいて設定された検索候補語句を、ユーザからの前記受付部に対する検索語句の入力に応じて該ユーザに提示する検索候補語句提示ステップと、
を実行させることを特徴とする検索候補語句提示プログラム。
(付記9) 前記抽出ステップでは、前記参照情報記憶ステップにおいて記憶された一連の参照対象物の中から、各々の前記関連付け情報中に前記受付部によって過去に受け付けられた所定検索語句を含むとともに、ユーザによる参照頻度が第一所定頻度以上である参照対象物が抽出されることを特徴とする付記8に記載の検索候補語句提示プログラム。
(付記10) 前記検索候補語句設定ステップでは、更に、前記検索候補語句のうち、該検索候補語句である検索語句を検索の基礎として前記検索部によって検索された対象物に対するユーザの参照頻度が、第二所定頻度以上である検索語句を検索候補語句として設定することを特徴とする付記8又は付記9に記載の検索候補語句提示プログラム。
(付記11) 前記参照情報記憶ステップでは、前記受付部によって過去に受け付けられた検索語句の受付頻度に関する情報を、更に記憶し、
前記所定検索語句は、前記参照情報記憶ステップにおいて記憶されている過去の一又は複数の検索語句について、その受付頻度が第三所定頻度以上である検索語句である
ことを特徴とする付記8から付記10の何れかに記載の検索候補語句提示プログラム。(付記12) 所定の正規化基準に従って、前記受付部によって受け付けられた検索語句の表現上のばらつきを統一し、該検索語句の正規化を行う正規化ステップを更に備え、
前記参照情報記憶ステップは、前記正規化ステップにおいて正規化された検索語句に基づいて、該検索語句および前記参照対象物に関する情報を記憶する
ことを特徴とする付記8から付記11の何れかに記載の検索候補語句提示プログラム。(付記13) 前記検索候補語句提示ステップでは、前記受付部によってユーザからの入力を受け付けられ且つ前記正規化ステップにおいて正規化された検索語句と、前記所定検索語句とを照合し、一致した場合は、該所定検索語句に対応して前記検索候補語句設定ステップにおいて設定された一連の前記検索候補語句をユーザに提示することを特徴とする付記12に記載の検索候補語句提示プログラム。
(付記14) 前記受付部によって受け付けられた検索語句と、前記検索結果提示部によってユーザに提示され且つ該ユーザによって参照された参照対象物とに対して、両者が属するジャンルの情報を付与するジャンル情報付与ステップを、更に備え、
前記参照情報記憶ステップでは、前記ジャンル付与ステップにおいて付与されたジャンル情報を、前記関連付け情報に含めて記憶し、
前記関連付け情報中の前記ジャンル情報に従って、各ジャンル毎において、前記抽出ステップにおける前記参照対象物の抽出、および前記検索候補語句設定ステップにおける前記検索候補語句の設定が行われ、
更に、前記受付部がユーザからの検索語句の入力を受け付けたとき、前記ジャンル情報付与ステップにおけるジャンル付与が行われ、該付与されたジャンルと同一のジャンルにおいて前記検索候補語句設定ステップにおいて設定された前記検索候補語句を、前記検索候補語句提示ステップにおいてユーザに提示する
ことを特徴とする付記8から付記13の何れかに記載の検索候補語句提示プログラム。(付記15) ユーザからの検索語句の入力を受け付ける受付部と、
前記受付部によって受け付けられた検索語句を基礎として、コンピュータに関連して画定される所定領域内の対象物を検索する検索部と、
前記検索部によって検索された一又は複数の対象物を、ユーザが参照可能な状態で該ユ
ーザに提示する検索結果提示部と、
情報を記憶する記憶装置と、を備えるコンピュータにおいて該ユーザに次回検索の候補語句を提示する方法であって、
前記受付部によって過去に受け付けられた検索語句と、前記検索結果提示部によってユーザに提示され且つ該ユーザによって参照された参照対象物とに関する情報であって、少なくとも該参照対象物と、その検索の基礎とされた一または複数の検索語句とを関連付けた関連付け情報を、前記記憶装置に記憶する参照情報記憶ステップと、
前記参照情報記憶ステップにおいて記憶された一連の参照対象物の中から、各々の前記関連付け情報中に前記受付部によって過去に受け付けられた所定検索語句を含む参照対象物を抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにおいて抽出された一連の参照対象物の各々の関連付け情報中の、検索の基礎とされた一又は複数の検索語句であって前記所定検索語句を除く検索語句を、該所定検索語句に対する検索候補語句として設定する検索候補語句設定ステップと、
前記検索候補語句設定ステップにおおいて設定された検索候補語句を、ユーザからの前記受付部に対する検索語句の入力に応じて該ユーザに提示する検索候補語句提示ステップと、
を含んでなることを特徴とする検索候補語句提示方法。
(付記16) 前記抽出ステップでは、前記参照情報記憶ステップにおいて記憶された一連の参照対象物の中から、各々の前記関連付け情報中に前記受付部によって過去に受け付けられた所定検索語句を含むとともに、ユーザによる参照頻度が第一所定頻度以上である参照対象物が抽出されることを特徴とする付記15に記載の検索候補語句提示方法。
(付記17) 前記検索候補語句設定ステップでは、更に、前記検索候補語句のうち、該検索候補語句である検索語句を検索の基礎として前記検索部によって検索された対象物に対するユーザの参照頻度が、第二所定頻度以上である検索語句を検索候補語句として設定することを特徴とする付記15又は付記16に記載の検索候補語句提示方法。
(付記18) 前記参照情報記憶ステップでは、前記受付部によって過去に受け付けられた検索語句の受付頻度に関する情報を、更に記憶し、
前記所定検索語句は、前記参照情報記憶ステップにおいて記憶されている過去の一又は複数の検索語句について、その受付頻度が第三所定頻度以上である検索語句である
ことを特徴とする付記15から付記17の何れかに記載の検索候補語句提示方法。
(付記19) 所定の正規化基準に従って、前記受付部によって受け付けられた検索語句の表現上のばらつきを統一し、該検索語句の正規化を行う正規化ステップを更に備え、
前記参照情報記憶ステップは、前記正規化ステップにおいて正規化された検索語句に基づいて、該検索語句および前記参照対象物に関する情報を記憶する
ことを特徴とする付記15から付記18の何れかに記載の検索候補語句提示方法。
(付記20) 前記検索候補語句提示ステップでは、前記受付部によってユーザからの入力を受け付けられ且つ前記正規化ステップにおいて正規化された検索語句と、前記所定検索語句とを照合し、一致した場合は、該所定検索語句に対応して前記検索候補語句設定ステップにおいて設定された一連の前記検索候補語句をユーザに提示することを特徴とする付記19に記載の検索候補語句提示方法。
(付記21) 前記受付部によって受け付けられた検索語句と、前記検索結果提示部によってユーザに提示され且つ該ユーザによって参照された参照対象物とに対して、両者が属するジャンルの情報を付与するジャンル情報付与ステップを、更に備え、
前記参照情報記憶ステップでは、前記ジャンル付与ステップにおいて付与されたジャンル情報を、前記関連付け情報に含めて記憶し、
前記関連付け情報中の前記ジャンル情報に従って、各ジャンル毎において、前記抽出ステップにおける前記参照対象物の抽出、および前記検索候補語句設定ステップにおける前記検索候補語句の設定が行われ、
更に、前記受付部がユーザからの検索語句の入力を受け付けたとき、前記ジャンル情報付与ステップにおけるジャンル付与が行われ、該付与されたジャンルと同一のジャンルに
おいて前記検索候補語句設定ステップにおいて設定された前記検索候補語句を、前記検索候補語句提示ステップにおいてユーザに提示する
ことを特徴とする付記15から付記20の何れかに記載の検索候補語句提示方法。
本発明の実施例に係る検索候補語句提示装置となるサーバであって、ユーザによる検索が行われるサーバの概略構成を示す図である。 図1に示すサーバで検索処理が行われるときの、ユーザのコンピュータに表示される画面例を示す図である。 本発明の実施例に係る検索候補語句提示装置の機能ブロック図である。 本発明の実施例に係る検索候補語句提示装置において実行される、検索候補語句作成処理のフロー図である。 図4に示す検索候補語句作成処理において行われる、検索語句の入力件数によるランク付けの様子を示す図である。 図4に示す検索候補語句作成処理において行われる、参照文書の参照件数によるランク付けの様子を示す図である。 図4に示す検索候補語句作成処理において行われる、検索候補語句の自身が基礎となった文書の参照件数によるランク付けの様子を示す図である。 本発明の実施例に係る検索候補語句提示装置において実行される、検索候補語句提示処理のフロー図である。 図8に示す検索候補語句処理の結果、ユーザのコンピュータに表示される画面例を示す図である。 本発明の実施例に係る検索候補語句提示装置において、入力された検索語句に対するジャンルを決定するためのジャンル決定処理のフロー図である。 図10に示すジャンル決定処理によって決定されたジャンルに従い、ユーザに検索候補語句を提示するための検索候補語句提示処理のフロー図である。
符号の説明
1・・・・サーバ
2・・・・制御部
3・・・・記憶装置
4・・・・コンピュータ

Claims (10)

  1. ユーザからの検索語句の入力を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって受け付けられた検索語句を基礎として、コンピュータに関連して画定される所定領域内の対象物を検索する検索部と、
    前記検索部によって検索された一又は複数の対象物を、ユーザが参照可能な状態で該ユーザに提示する検索結果提示部と、を備えるコンピュータにおいて該ユーザに次回検索の候補語句を提示する検索候補語句提示装置であって、
    前記受付部によって過去に受け付けられた検索語句と、前記検索結果提示部によってユーザに提示され且つ該ユーザによって参照された参照対象物とに関する情報を記憶する記憶部であって、少なくとも該参照対象物と、その検索の基礎とされた一または複数の検索語句とを関連付けた関連付け情報を記憶する参照情報記憶部と、
    前記参照情報記憶部によって記憶されている一連の参照対象物の中から、各々の前記関連付け情報中に前記受付部によって過去に受け付けられた所定検索語句を含む参照対象物を抽出する抽出部と、
    前記抽出部によって抽出された一連の参照対象物の各々の関連付け情報中の、検索の基礎とされた一又は複数の検索語句であって前記所定検索語句を除く検索語句を、該所定検索語句に対する検索候補語句として設定する検索候補語句設定部と、
    前記検索候補語句設定部によって設定された検索候補語句を、ユーザからの前記受付部に対する検索語句の入力に応じて該ユーザに提示する検索候補語句提示部と、
    を備えることを特徴とする検索候補語句提示装置。
  2. 前記抽出部は、前記参照情報記憶部によって記憶されている一連の参照対象物の中から、各々の前記関連付け情報中に前記受付部によって過去に受け付けられた所定検索語句を含むとともに、ユーザによる参照頻度が第一所定頻度以上である参照対象物を抽出することを特徴とする請求項1に記載の検索候補語句提示装置。
  3. 前記検索候補語句設定部は、更に、前記検索候補語句のうち、該検索候補語句である検索語句を検索の基礎として前記検索部によって検索された対象物に対するユーザの参照頻度が、第二所定頻度以上である検索語句を検索候補語句として設定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の検索候補語句提示装置。
  4. 前記参照情報記憶部は、前記受付部によって過去に受け付けられた検索語句の受付頻度に関する情報を、更に記憶し、
    前記所定検索語句は、前記参照情報記憶部によって記憶されている過去の一又は複数の検索語句について、その受付頻度が第三所定頻度以上である検索語句である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の検索候補語句提示装置。
  5. 所定の正規化基準に従って、前記受付部によって受け付けられた検索語句の表現上のばらつきを統一し、該検索語句の正規化を行う正規化部を更に備え、
    前記参照情報記憶部は、前記正規化部によって正規化された検索語句に基づいて、該検索語句および前記参照対象物に関する情報を記憶する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の検索候補語句提示装置。
  6. 前記検索候補語句提示部は、前記受付部によってユーザからの入力を受け付けられ且つ前記正規化部によって正規化された検索語句と、前記所定検索語句とを照合し、一致した場合は、該所定検索語句に対応して前記検索候補語句設定部によって設定された一連の前記検索候補語句をユーザに提示することを特徴とする請求項5に記載の検索候補語句提示装置。
  7. 前記受付部によって受け付けられた検索語句と、前記検索結果提示部によってユーザに提示され且つ該ユーザによって参照された参照対象物とに対して、両者が属するジャンルの情報を付与するジャンル情報付与部を、更に備え、
    前記参照情報記憶部は、前記関連付け情報に前記ジャンル付与部によって付与されたジャンル情報を含めて記憶し、
    前記関連付け情報中の前記ジャンル情報に従って、各ジャンル毎において、前記抽出部による前記参照対象物の抽出、および前記検索候補語句設定部による前記検索候補語句の設定が行われ、
    更に、前記受付部がユーザからの検索語句の入力を受け付けたとき、前記ジャンル情報付与部によるジャンル付与が行われ、該付与されたジャンルと同一のジャンルにおいて前記検索候補語句設定部によって設定された前記検索候補語句を、前記検索候補語句提示部がユーザに提示する
    ことを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の検索候補語句提示装置。
  8. ユーザからの検索語句の入力を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって受け付けられた検索語句を基礎として、コンピュータに関連して画定される所定領域内の対象物を検索する検索部と、
    前記検索部によって検索された一又は複数の対象物を、ユーザが参照可能な状態で該ユーザに提示する検索結果提示部と、
    情報を記憶する記憶装置と、を備えるコンピュータに、
    前記受付部によって過去に受け付けられた検索語句と、前記検索結果提示部によってユーザに提示され且つ該ユーザによって参照された参照対象物とに関する情報であって、少なくとも該参照対象物と、その検索の基礎とされた一または複数の検索語句とを関連付けた関連付け情報を、前記記憶装置に記憶する参照情報記憶ステップと、
    前記参照情報記憶ステップにおいて記憶された一連の参照対象物の中から、各々の前記関連付け情報中に前記受付部によって過去に受け付けられた所定検索語句を含む参照対象物を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにおいて抽出された一連の参照対象物の各々の関連付け情報中の、検索の基礎とされた一又は複数の検索語句であって前記所定検索語句を除く検索語句を、該所定検索語句に対する検索候補語句として設定する検索候補語句設定ステップと、
    前記検索候補語句設定ステップにおおいて設定された検索候補語句を、ユーザからの前記受付部に対する検索語句の入力に応じて該ユーザに提示する検索候補語句提示ステップと、
    を実行させることを特徴とする検索候補語句提示プログラム。
  9. 前記抽出ステップでは、前記参照情報記憶ステップにおいて記憶された一連の参照対象物の中から、各々の前記関連付け情報中に前記受付部によって過去に受け付けられた所定検索語句を含むとともに、ユーザによる参照頻度が第一所定頻度以上である参照対象物が抽出されることを特徴とする請求項8に記載の検索候補語句提示プログラム。
  10. ユーザからの検索語句の入力を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって受け付けられた検索語句を基礎として、コンピュータに関連して画定される所定領域内の対象物を検索する検索部と、
    前記検索部によって検索された一又は複数の対象物を、ユーザが参照可能な状態で該ユーザに提示する検索結果提示部と、
    情報を記憶する記憶装置と、を備えるコンピュータにおいて該ユーザに次回検索の候補語句を提示する方法であって、
    前記受付部によって過去に受け付けられた検索語句と、前記検索結果提示部によってユーザに提示され且つ該ユーザによって参照された参照対象物とに関する情報であって、少なくとも該参照対象物と、その検索の基礎とされた一または複数の検索語句とを関連付け
    た関連付け情報を、前記記憶装置に記憶する参照情報記憶ステップと、
    前記参照情報記憶ステップにおいて記憶された一連の参照対象物の中から、各々の前記関連付け情報中に前記受付部によって過去に受け付けられた所定検索語句を含む参照対象物を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにおいて抽出された一連の参照対象物の各々の関連付け情報中の、検索の基礎とされた一又は複数の検索語句であって前記所定検索語句を除く検索語句を、該所定検索語句に対する検索候補語句として設定する検索候補語句設定ステップと、
    前記検索候補語句設定ステップにおおいて設定された検索候補語句を、ユーザからの前記受付部に対する検索語句の入力に応じて該ユーザに提示する検索候補語句提示ステップと、
    を含んでなることを特徴とする検索候補語句提示方法。
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