JP2008236266A - 伝送装置、保守用フレーム処理方法および伝送プログラム - Google Patents

伝送装置、保守用フレーム処理方法および伝送プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークの保守に用いられる保守用フレームで正確な往復遅延時間測定を行うことを課題とする。
【解決手段】送信処理中のユーザフレーム1のヘッダのコピーであるヘッダ情報2を記憶しておき、ユーザフレーム1の送信処理中に、OAMフレームの受信を検知した場合には、ユーザフレーム1において、送信処理済みの部分と、送信処理未実施の部分とに分割して、後続のデータへの送信処理を中断するとともに、送信処理済みの部分に結合情報3を付加する。そして、後続のデータへの送信処理ではなく、OAMフレーム4の送信処理を開始し、OAMフレーム4の送信処理が完了すると、ユーザフレーム1の後続のデータへの送信処理を再開するとともに、ユーザフレーム1の送信処理時に記憶したヘッダ情報2および結合情報5を付加する。分割されたユーザフレームを受信した場合には、当該ユーザフレーム同士を結合情報に基づいて結合する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ネットワークをともに形成する他の伝送装置との間で、ユーザ装置で生成されたユーザフレームおよびネットワークの保守に用いられる保守用フレームを送受信する伝送装置、保守用フレーム処理方法および伝送プログラムに関する。
イーサネット(登録商標)では、イーサネット(登録商標)網の保守機能や管理機能に関する規格であるEthernet OAM(Operation Administration Management)が定められている。このEthernet OAMでは、L2SW(layer 2 switch)装置などの伝送装置同士が専用のOAMフレームを送受信することで、種々の保守機能や管理機能を実現する。例えば、特許文献1では、OAMフレームを利用して、受信低速回線の異常や、受信モジュールの抜去等の発生を検出する技術が開示されている。
ここで、ネットワークにおける所定経路の遅延時間を測定することも、Ethernet OAMで実現される保守機能や管理機能の一つであり、この遅延時間測定を利用した技術として、例えば、特許文献2では、予め相手装置までの遅延時間である片道遅延時間を測定し、当該測定された遅延時間に応じて、バッファに格納可能なデータ閾値を決定することでバッファオーバーフローを防止する技術が開示されている。
また、往復遅延時間を測定する技術もあり、所定の伝送装置「A」は、送信時刻を付与したOAMフレームを測定対象である経路に送出する。そして、伝送装置「A」は、当該OAMフレームを受信した伝送装置「B」にて折り返されたOAMフレームを受信し、その受信時刻と、送信時刻との差で往復遅延時間を測定する。
特開2002−368711号公報 特開2004−289716号公報
ところで、上述した従来の技術では、正確な往復遅延時間を測定できないという課題があった。具体的には、OAMフレームを折り返す側の伝送装置「B」は、伝送装置「A」からのOAMフレームを受信した際に、ユーザ装置で生成されたユーザフレームを送信処理中であった場合には、当該ユーザフレームの送信後にOAMフレームを送信する。よって、伝送装置「B」がユーザフレームの送信処理に費やした時間が長いほど正確な往復遅延時間を測定できない(例えば、ジャンボフレームであれば、さらに不正確さが顕著になる)という課題があった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、正確な往復遅延時間測定を行うことが可能な伝送装置、保守用フレーム処理方法および伝送プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に係る発明は、ネットワークをともに形成する他の伝送装置との間で、ユーザ装置で生成されたユーザフレームおよび前記ネットワークの保守に用いられる保守用フレームを送受信する伝送装置であって、前記他の伝送装置に対して送信処理中であるユーザフレームのヘッダ情報を記憶するヘッダ情報記憶手段と、前記他の伝送装置に対するユーザフレームの送信処理中に、前記保守用フレームを受信したか否かを検知する保守用フレーム検知手段と、前記保守用フレーム検知手段によってユーザフレームの送信処理中に保守用フレームを受信したことが検知された場合に、当該送信処理中のユーザフレームを分割して当該ユーザフレームの送信処理を中断するよう制御するとともに、当該中断に際して送信されるユーザフレームに、後続のユーザフレームと結合するための結合情報を付加する送信処理中断制御手段と、前記送信処理中断制御手段によってユーザフレームの送信処理が中断された場合に、前記保守用フレームに対する応答である応答保守用フレームの送信処理を行う応答保守用フレーム送信処理手段と、前記応答保守用フレーム送信処理手段によって応答保守用フレームが送信処理された場合に、前記送信処理中断制御手段によって中断されていた後続のユーザフレームの送信処理を再開するよう制御するとともに、当該再開に際して送信されるユーザフレームに、前記中断前のユーザフレームと結合するための結合情報および前記ヘッダ情報記憶手段に記憶されているヘッダ情報を付加する送信処理再開制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、ネットワークをともに形成する他の伝送装置との間で、ユーザ装置で生成されたユーザフレームおよび前記ネットワークの保守に用いられる保守用フレームを送受信する伝送装置であって、前記他の伝送装置に対して送信処理中であるユーザフレームのヘッダ情報を記憶するヘッダ情報記憶手段と、前記他の伝送装置に対するユーザフレームの送信処理中に、前記保守用フレームを受信したか否かを検知する保守用フレーム検知手段と、前記保守用フレーム検知手段によってユーザフレームの送信処理中に保守用フレームを受信したことが検知された場合に、当該送信処理中のユーザフレームを分割して当該ユーザフレームの送信処理を中断するよう制御するとともに、当該中断に際して送信されるユーザフレームに、後続のユーザフレームと結合するための結合情報を付加する送信処理中断制御手段と、前記送信処理中断制御手段によってユーザフレームの送信処理が中断された場合に、前記保守用フレームに対する応答である応答保守用フレームの送信処理を行う応答保守用フレーム送信処理手段と、前記応答保守用フレーム送信処理手段によって応答保守用フレームが送信処理された場合に、前記送信処理中断制御手段によって中断されていた後続のユーザフレームの送信処理を再開するよう制御するとともに、当該再開に際して送信されるユーザフレームに、前記中断前のユーザフレームと結合するための結合情報および前記ヘッダ情報記憶手段に記憶されているヘッダ情報を付加する送信処理再開制御手段と、前記他の伝送装置によって分割されたユーザフレームを受信した場合に、当該ユーザフレーム同士を前記結合情報に基づいて結合する結合手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、ネットワークの保守に用いられる保守用フレームを送信した測定側伝送装置が他の伝送装置で折り返された応答保守用フレームを受信することで往復遅延時間を測定するシステムで適用される保守用フレーム処理方法であって、前記他の伝送装置は、送信処理中であるユーザフレームのヘッダ情報を保持するヘッダ情報保持工程と、前記測定側伝送装置に対するユーザフレームの送信処理中に、前記保守用フレームを受信したか否かを検知する保守用フレーム検知工程と、前記保守用フレーム検知工程によってユーザフレームの送信処理中に保守用フレームを受信したことが検知された場合に、当該送信処理中のユーザフレームを分割して当該ユーザフレームの送信処理を中断するよう制御するとともに、当該中断に際して送信されるユーザフレームに、後続のユーザフレームと結合するための結合情報を付加する送信処理中断制御工程と、前記送信処理中断制御工程によってユーザフレームの送信処理が中断された場合に、前記保守用フレームに対する応答である応答保守用フレームの送信処理を行う応答保守用フレーム送信処理工程と、前記応答保守用フレーム送信処理工程によって応答保守用フレームが送信処理された場合に、前記送信処理中断制御工程によって中断されていた後続のユーザフレームの送信処理を再開するよう制御するとともに、当該再開に際して送信されるユーザフレームに、前記中断前のユーザフレームと結合するための結合情報および前記ヘッダ情報保持工程で保持されたヘッダ情報を付加する送信処理再開制御工程と、を含み、前記測定側伝送装置は、前記他の伝送装置によって分割されたユーザフレームを受信した場合に、当該ユーザフレーム同士を前記結合情報に基づいて結合する結合工程を含んだことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、ネットワークをともに形成する他の伝送装置との間で、ユーザ装置で生成されたユーザフレームおよび前記ネットワークの保守に用いられる保守用フレームを送受信する方法をコンピュータに実行させる伝送プログラムであって、前記他の伝送装置に対して送信処理中であるユーザフレームのヘッダ情報を保持するヘッダ情報保持手順と、前記他の伝送装置に対するユーザフレームの送信処理中に、前記保守用フレームを受信したか否かを検知する保守用フレーム検知手順と、前記保守用フレーム検知手順によってユーザフレームの送信処理中に保守用フレームを受信したことが検知された場合に、当該送信処理中のユーザフレームを分割して当該ユーザフレームの送信処理を中断するよう制御するとともに、当該中断に際して送信されるユーザフレームに、後続のユーザフレームと結合するための結合情報を付加する送信処理中断制御手順と、前記送信処理中断制御手順によってユーザフレームの送信処理が中断された場合に、前記保守用フレームに対する応答である応答保守用フレームの送信処理を行う応答保守用フレーム送信処理手順と、前記応答保守用フレーム送信処理手順によって応答保守用フレームが送信処理された場合に、前記送信処理中断制御手順によって中断されていた後続のユーザフレームの送信処理を再開するよう制御するとともに、当該再開に際して送信されるユーザフレームに、前記中断前のユーザフレームと結合するための結合情報および前記ヘッダ情報保持手順で保持されたヘッダ情報を付加する送信処理再開制御手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項1、3または4の発明によれば、他の伝送装置に対して送信処理中であるユーザフレームのヘッダ情報を記憶し、ユーザフレームの送信処理中に保守用フレームを受信したことが検知された場合に、当該送信処理中のユーザフレームを分割して当該ユーザフレームの送信処理を中断するよう制御するとともに、当該中断に際して送信されるユーザフレームに、後続のユーザフレームと結合するための結合情報を付加する。そして、ユーザフレームの送信処理が中断された場合に、保守用フレームに対する応答である応答保守用フレームの送信処理を行い、応答保守用フレームが送信処理された場合に、中断されていた後続のユーザフレームの送信処理を再開するよう制御するとともに、当該再開に際して送信されるユーザフレームに、中断前のユーザフレームと結合するための結合情報およびヘッダ情報記憶手段に記憶されているヘッダ情報を付加する。こうすることで、正確な往復遅延時間測定を行うことが可能となる。つまり、ユーザフレームの送信処理を中断し、応答保守用フレームを割り込ませて送信することでユーザフレームの送信処理に費やす時間を短くする結果、正確な往復遅延時間を測定することが可能となる。
請求項2の発明によれば、他の伝送装置に対して送信処理中であるユーザフレームのヘッダ情報を記憶し、ユーザフレームの送信処理中に保守用フレームを受信したことが検知された場合に、当該送信処理中のユーザフレームを分割して当該ユーザフレームの送信処理を中断するよう制御するとともに、当該中断に際して送信されるユーザフレームに、後続のユーザフレームと結合するための結合情報を付加する。そして、ユーザフレームの送信処理が中断された場合に、保守用フレームに対する応答である応答保守用フレームの送信処理を行い、応答保守用フレームが送信処理された場合に、中断されていた後続のユーザフレームの送信処理を再開するよう制御するとともに、当該再開に際して送信されるユーザフレームに、中断前のユーザフレームと結合するための結合情報およびヘッダ情報記憶手段に記憶されているヘッダ情報を付加する。また、他の伝送装置によって分割されたユーザフレームを受信した場合に、当該ユーザフレーム同士を結合情報に基づいて結合する。こうすることによって、正確な往復遅延時間測定を行うことが可能となる。つまり、ユーザフレームの送信処理を中断し、応答保守用フレームを割り込ませて送信することでユーザフレームの送信処理に費やす時間を短くする結果、正確な往復遅延時間を測定することが可能となる。また、応答保守用フレームを割り込ませるために分割したユーザフレームを復元することが可能となる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る伝送装置、伝送プログラムおよび保守用フレーム処理方法を説明する。なお、以下では、本実施例で用いる主要な用語、実施例1に係る伝送装置の概要および特徴、実施例1に係る伝送装置の構成および処理の流れ、実施例1の効果を順に説明した後、本発明に含まれる他の実施例を実施例2として説明する。
[用語の説明]
最初に、以下の実施例で用いる主要な用語を説明する。以下の実施例で用いる「伝送装置」とは、他の伝送装置との間で、所定の規格(例えば、イーサネット(登録商標)など)に準拠してデータを中継する中継装置のことであり、他の伝送装置とともにネットワークを形成してユーザフレームを中継する。
また、「ユーザフレーム」とは、所定の規格(例えば、イーサネット(登録商標)など)で扱われるデータの単位であり、少なくとも、送信元アドレスや宛先アドレスが含まれるヘッダと、データとで構成される。
また、「OAMフレーム」とは、ネットワーク(例えば、イーサネット(登録商標)網など)の保守機能や管理機能を実現するために利用されるデータであり、特に本発明では、ネットワークにおける所定経路の往復遅延時間の測定に用いられ、伝送装置が当該OAMフレームを送信した送信時刻と、他の伝送装置で折り返されることで同OAMフレームを受信した受信時刻とから、往復遅延時間が測定される。
[実施例1に係る伝送装置の概要および特徴]
まず、図1を用いて、実施例1に係る伝送装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る伝送装置の概要および特徴を説明するための図である。
実施例1に係る伝送装置は、ネットワークをともに形成する他の伝送装置との間で、ユーザ装置で生成されたユーザフレームおよびネットワークの保守に用いられるOAMフレームを送受信することを概要としており、正確な往復遅延時間測定を行うことを可能にしている点に主たる特徴がある。なお、実施例1では、図1の(A)に示すように、ネットワーク6内の2つの伝送装置であり、一つは、往復遅延時間を測定する側の伝送装置40と、伝送装置40によって送信されたOAMフレーム4を折り返す側の伝送装置10とに分けて説明するが、両者は同様の機能を有する。
この主たる特徴について説明すると、伝送装置10は、他の伝送装置に対して送信処理中であるユーザフレームのヘッダ情報を記憶する。具体的に例を挙げて説明すると、図1の(B)や(C)に示すように、伝送装置10は、送信処理中のユーザフレーム1のヘッダのコピーであるヘッダ情報2を記憶する。
そして、伝送装置10は、他の伝送装置に対するユーザフレームの送信処理中に、OAMフレームを受信したか否かを検知する。具体的に例を挙げて説明すると、図1の(C)に示すように、伝送装置10は、ユーザフレーム1を送信処理中(図1では、ユーザフレーム1のうち網掛けを施した部分が送信処理済みであり、後続のデータへ送信処理が続いている状況である)に、OAMフレームを受信した場合には、それを検知する。
そして、伝送装置10は、ユーザフレームの送信処理中にOAMフレームの受信を検知した場合に、当該送信処理中のユーザフレームを分割して当該ユーザフレームの送信処理を中断するよう制御するとともに、当該中断に際して送信されるユーザフレームに、後続のユーザフレームと結合するための結合情報を付加する。
具体的に例を挙げて説明すると、図1の(C)や(D)に示すように、伝送装置10は、ユーザフレーム1を送信処理中に、OAMフレームの受信を検知した場合には、ユーザフレーム1において、送信処理済みの部分と、送信処理未実施の部分とに分割して、後続のデータへの送信処理を中断するとともに、送信処理済みの部分に結合情報3を付加する。
そして、伝送装置10は、ユーザフレームの送信処理を中断した場合に、OAMフレームに対する応答である応答OAMフレームの送信処理を行う。具体的に例を挙げて説明すると、図1の(E)に示すように、伝送装置10は、後続のデータへの送信処理ではなく、OAMフレーム4の送信処理を開始する(なお、図1では、送信処理が完了したフレームを点線で表す)。
そして、伝送装置10は、応答OAMフレームを送信処理した場合に、中断していた後続のユーザフレームの送信を再開するよう制御するとともに、当該再開に際して送信されるユーザフレームに、中断前のユーザフレームと結合するための結合情報および記憶したヘッダ情報を付加する。
具体的に例を挙げて説明すると、図1の(F)に示すように、伝送装置10は、OAMフレーム4の送信処理が完了すると、ユーザフレーム1の後続のデータへの送信処理を再開するとともに、ユーザフレーム1の送信処理時に記憶したヘッダ情報2および結合情報5を付加する。
なお、図1の(F)において、伝送装置10は、ユーザフレーム1の後続のデータに対する送信処理中に、さらに別のOAMフレームを受信した場合には、上記した同様の処理を行うことによって、ユーザフレーム1の間に複数のOAMフレームを割り込ませる。
一方、伝送装置40は、伝送装置10によって分割されたユーザフレームを受信した場合に、当該ユーザフレーム同士を結合情報に基づいて結合する。具体的に例を挙げて説明すると、図1の(D)や(F)に示すように、伝送装置40は、結合情報3が付加されたユーザフレームと、結合情報5が付加されたユーザフレームを受信すると、両者を結合して元のユーザフレーム1に復元する。
したがって、この伝送装置によれば、上記した主たる特徴のとおり、正確な往復遅延時間測定を行うことが可能となる。つまり、ユーザフレームの送信処理を中断し、応答OAMフレームを割り込ませて送信することでユーザフレームの送信処理に費やす時間を短くする結果、正確な往復遅延時間を測定することが可能となる。また、OAMフレームを割り込ませるために分割したユーザフレームを復元することが可能となる。
なお、伝送装置とは、イーサネット(登録商標)における中継装置に限定されるものではなく、保守機能や管理機能が専用のデータによって実現されるネットワークにおける中継装置であればよく、例えば、ルータなどでもよい。
また、伝送装置10と、伝送装置40とが直接接続される場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、伝送装置10と、伝送装置40との間に他の伝送装置が存在してもよい。
[実施例1に係る伝送装置10の構成]
次に、図2を用いて、図1に示した伝送装置10の構成を説明する。なお、図2は、伝送装置10の構成を示すブロック図である。また、以下では、特に本発明に関連するものとして、ユーザフレームを分割して中継する処理と、OAMフレームに対して応答する処理とを担う構成を説明する。
図2に示すように、伝送装置10は、フレームが入出力される物理的な接続口であるポート11〜12と、記憶部20と、処理部30とを備える。なお、ここでは、伝送装置10は、2つのポート11〜12を備えるが、さらに多くのポートを備えてもよい。
記憶部20は、処理部30による各種処理に用いられるデータなどを記憶し、特に本発明に密接に関連するものとしては、受信バッファ21と、送信バッファ22と、ヘッダ情報記憶部23とを備える。なお、ヘッダ情報記憶部23は、特許請求の範囲に記載の「ヘッダ情報記憶手段」に対応する。
受信バッファ21は、受信したユーザフレームやOAMフレームを記憶する。具体的には、受信バッファ21は、ポート11〜12から入力されたユーザフレームやOAMフレームを記憶し、後述する送信処理部31によって送信処理が完了されるまで、当該ユーザフレームやOAMフレームを記憶する。
送信バッファ22は、送信するユーザフレームやOAMフレームを記憶する。具体的には、送信バッファ22は、後述する送信部36によってユーザフレームやOAMフレームが読み出され、ポート11〜12から送信されるまで、当該ユーザフレームやOAMフレームを記憶する。
ヘッダ情報記憶部23は、他の伝送装置に対して送信処理中であるユーザフレームのヘッダ情報を記憶する。具体的には、図3に示すように、ヘッダ情報記憶部23は、後述する送信処理部31から出力されるヘッダ情報のコピーと、現にそのヘッダ情報を含むユーザフレームが送信処理中であるか否かを示す送信処理中フラグとを対応付けて記憶する。例えば、図3に示すように、ヘッダ情報記憶部23は、ヘッダ情報のコピー「00E028FA04CD」と、送信処理中フラグ「オン状態」とを対応付けて記憶する。なお、ヘッダ情報記憶部23は、受信した全てのユーザフレームについて、そのヘッダ情報を記憶してもよいが、少なくとも、現に送信処理中のヘッダ情報を記憶する。
処理部30は、伝送装置10を制御して各種処理を実行し、特に本発明に密接に関連するものとしては、送信処理部31と、OAMフレーム検知部32と、送信処理中断制御部33と、OAMフレーム送信処理部34と、送信処理再開制御部35と、送信部36とを備える。なお、OAMフレーム検知部32は、特許請求の範囲に記載の「保守用フレーム検知手段」に対応し、送信処理中断制御部33は、同じく「送信処理中断制御手段」に対応し、OAMフレーム送信処理部34は、同じく「応答保守用フレーム送信処理手段」に対応し、送信処理再開制御部35は、同じく「送信処理再開制御手段」に対応する。
送信処理部31は、ユーザフレームまたはOAMフレームに対して送信処理を行う。具体的には、送信処理部31は、受信バッファ21からユーザフレームまたはOAMフレームを読み出して送信処理を行いつつ、送信バッファ22に出力する。その際、送信処理部31は、ユーザフレームのヘッダ情報のコピーをヘッダ情報記憶部23に出力し、ヘッダ情報記憶部23にて当該ヘッダ情報のコピーに対応付けられたフラグのみをオン状態にする。
OAMフレーム検知部32は、他の伝送装置に対するユーザフレームの送信処理中に、OAMフレームを受信したか否かを検知する。具体的には、OAMフレーム検知部32は、送信処理部31の処理動作および受信バッファ21へのフレーム入力を監視し、送信処理部31がユーザフレームに対して送信処理中の際に、受信バッファ21にOAMフレームが入力された場合には、後述する送信処理中断制御部33に処理の開始を指示する制御信号を出力する。
送信処理中断制御部33は、ユーザフレームの送信処理中に保守用フレームの受信が検知された場合に、当該送信処理中のユーザフレームを分割して当該ユーザフレームの送信処理を中断するよう制御するとともに、当該中断に際して送信されるユーザフレームに、後続のユーザフレームと結合するための結合情報を付加する。
具体的には、送信処理中断制御部33は、上述したOAMフレーム検知部32から制御信号を受け取ると、送信処理部31が現に送信処理を行っているユーザフレームを、送信処理済みの部分と、送信処理未実施の部分とに分割して、後続のデータへの送信処理を中断するように送信処理部31を制御するとともに、送信処理済みの部分に後続のユーザフレームと結合するための結合情報(例えば、シーケンシャルに付される番号など)を付加する。また、送信処理中断制御部33は、送信処理部31による送信処理を中断すると、後述するOAMフレーム送信処理部34に処理の開始を指示する制御信号を出力する。なお、例えば、送信処理中断制御部33は、シーケンシャルに付される番号を結合情報として付加する場合には、後述する送信処理再開制御部35と同じ番号から始めて、同じステップで次の番号を定めるなどする。
OAMフレーム送信処理部34は、ユーザフレームの送信処理が中断された場合に、OAMフレームに対する応答を行う。具体的には、OAMフレーム送信処理部34は、上述した送信処理中断制御部33から制御信号を受け取ると、受信バッファ21からOAMフレームを読み出して宛先を送信元である伝送装置40に変換しつつ、送信バッファ22に出力する。また、OAMフレーム送信処理部34は、OAMフレームの送信処理が完了すると、処理の開始を指示する制御信号を後述する送信処理再開制御部35に出力する。
送信処理再開制御部35は、OAMフレームが送信処理された場合に、中断されていた後続のユーザフレームの送信処理を再開するよう制御するとともに、当該再開に際して送信されるユーザフレームに、中断前のユーザフレームと結合するための結合情報およびヘッダ情報を付加する。
具体的には、送信処理再開制御部35は、上述したOAMフレーム送信処理部34から制御信号を受け取ると、送信処理部31が中断していた後続のデータへの送信処理を再開するように制御する。ここで、送信処理再開制御部35は、送信処理が中断される以前の送信処理済みであるユーザフレームと結合するための結合情報(例えば、シーケンシャルに付される番号など)を後続のデータへ付加して、さらに、ヘッダ情報記憶部23よりオン状態のフラグに対応付けられたヘッダ情報を読み出し(図3参照)、当該ヘッダ情報についても後続のデータへ付加する。なお、例えば、送信処理再開制御部35は、シーケンシャルに付される番号を結合情報として付加する場合には、上述した送信処理中断制御部33と同じ番号から始めて、同じステップで次の番号を定めるなどする。
送信部36は、ユーザフレームやOAMフレームを送信する。具体的には、送信部36は、送信バッファ22からユーザフレームやOAMフレームを読み出して送信する。
[実施例1に係る伝送装置40の構成]
引き続き、図4を用いて、伝送装置40の構成を説明する。なお、図4は、伝送装置40の構成を示すブロック図である。また、以下では、ユーザフレームを結合して中継する処理と、OAMフレームを発信し、折り返されたOAMフレームを受信する処理とを担う構成を説明する。
図4に示すように、伝送装置40は、フレームが入出力される物理的な接続口であるポート41〜42と、記憶部50と、処理部60とを備える。
記憶部50は、処理部60による各種処理に用いられるデータなどを記憶し、特に本発明に密接に関連するものとしては、受信バッファ51と、送信バッファ52と、退避用メモリ53と、OAMフレームメモリ54とを備える。なお、受信バッファ51および送信バッファ52については、伝送装置10における受信バッファ21および送信バッファ22と同様の機能であるので説明を省略する。
退避用メモリ53は、分割されたユーザフレームを記憶する。具体的には、退避用メモリ53は、後述する送信処理部61から出力されたユーザフレームを記憶する。
OAMフレームメモリ54は、OAMフレームを記憶する。具体的には、OAMフレームメモリ54は、後述する送信処理部61から出力されたOAMフレームを記憶する。
処理部60は、伝送装置40を制御して各種処理を実行し、特に本発明に密接に関連するものとしては、送信処理部61と、送信部62と、結合部63と、OAMフレーム処理部64とを備える。なお、結合部63は、特許請求の範囲に記載の「結合手段」に対応する。
送信処理部61は、ユーザフレームまたはOAMフレームに対する送信処理および受信処理を行う。具体的には、ユーザフレームに対して、送信処理部61は、結合情報が付加されないユーザフレームを受信バッファ51から読み出すと、通常通り送信処理を行いつつ、送信バッファ52に格納する。また、送信処理部61は、結合情報が付加されたユーザフレームを受信バッファ51から読み出すと、退避用メモリ53に格納する。
一方、OAMフレームに対して、送信処理部61は、後述するOAMフレーム処理部64からOAMフレームを受け取ると、送信処理を行いつつ、送信バッファ52に格納する。また、送信処理部61は、伝送装置10にて折り返されたOAMフレームを受信バッファ51から読み出すと、OAMフレームメモリ54に格納する。
送信部62は、ユーザフレームやOAMフレームを送信する。具体的には、送信部62は、送信バッファ52からユーザフレームやOAMフレームを読み出して送信する。
結合部63は、他の伝送装置によって分割されたユーザフレームを受信した場合に、当該ユーザフレーム同士を結合情報(例えば、シーケンシャルに付される番号など)に基づいて結合する。具体的には、結合部63は、上述した送信処理部61によって退避用メモリ53に分割された最後尾のユーザフレームが格納されると、退避用メモリ53からヘッダ情報が共通する分割されたユーザフレームを読み出し、結合情報を削除しつつ結合することで元のユーザフレームに復元する。
OAMフレーム処理部64は、OAMフレームを送信するとともに、その応答を受信すると、往復遅延時間を算出する。具体的には、OAMフレームの送信については、OAMフレーム処理部64は、所定のタイミングで(例えば、一定の間隔ごとに)OAMフレームを生成して上述した送信処理部61に出力する(送信処理部61が送信処理を行った後、送信部62にて出力される)。OAMフレームの受信については、OAMフレーム処理部64は、上述した送信処理部61によってOAMフレームメモリ54にOAMフレームが格納されると、当該OAMフレームを読み出し、付与されている受信時刻と、送信時刻との差で往復遅延時間を測定する。
[伝送装置10による処理]
次に、図5を用いて、伝送装置10による処理を説明する。図5は、伝送装置10による処理の流れを示すフローチャートである。
図5に示すように、伝送装置10は、ユーザフレーム送信処理中にOAMフレームを受信すると(ステップS501肯定)、送信処理中のユーザフレームを送信処理済みの部分と、送信処理未実施の部分とに分割し(ステップS502)、ユーザフレームに対する送信処理を中断して送信処理済みの部分に結合情報を付加し(ステップS503)、OAMフレームに対する送信処理を行う(ステップS504)。
そして、伝送装置10は、OAMフレームに対する送信処理後に、ユーザフレームにおいて送信処理未実施の部分に対する送信処理を再開するとともにヘッダ情報および結合情報を付加し(ステップS505)、処理を終了する。
[伝送装置40による処理]
次に、図6を用いて、伝送装置40による処理を説明する。図6は、伝送装置40による処理の流れを示すフローチャートである。
図6に示すように、伝送装置40は、受信バッファにユーザフレームが入力されると(ステップS601肯定)、当該ユーザフレームに対する送信処理を開始し(ステップS602)、ユーザフレームに結合情報が付加されていた場合には(ステップS603肯定)、当該ユーザフレームを退避用メモリ53に格納する(ステップS604)。そして、伝送装置40は、分割されたユーザフレームのうち最後尾のユーザフレームが退避用メモリ53に格納されると(ステップS605肯定)、ユーザフレームに付加された結合情報に基づいてユーザフレーム同士を結合し(ステップS606)、処理を終了する。なお、伝送装置40は、送信処理中のユーザフレームに結合情報が付加されていない場合には(ステップS603否定)、通常の送信処理を行い(ステップS607)、処理を終了する。
[実施例1の効果]
上記したように、実施例1によれば、他の伝送装置に対して送信処理中であるユーザフレームのヘッダ情報を記憶し、他の伝送装置に対するユーザフレームの送信処理中に、OAMフレームを受信したことが検知された場合に、当該送信処理中のユーザフレームを分割して当該ユーザフレームの送信処理を中断するよう制御するとともに、当該中断に際して送信されるユーザフレームに、後続のユーザフレームと結合するための結合情報を付加する。また、ユーザフレームの送信処理が中断された場合に、OAMフレームに対する応答である応答OAMフレームの送信処理を行い、応答OAMフレームが送信処理された場合に、中断していた後続のユーザフレームの送信処理を再開するよう制御するとともに、当該再開に際して送信されるユーザフレームに、中断前のユーザフレームと結合するための結合情報および記憶したヘッダ情報を付加する。このため、正確な往復遅延時間測定を行うことが可能となる。つまり、ユーザフレームの送信処理を中断し、応答OAMフレームを割り込ませて送信することでユーザフレームの送信処理に費やす時間を短くする結果、正確な往復遅延時間を測定することが可能となる。
また、実施例1によれば、他の伝送装置によって分割されたユーザフレームを受信した場合に、当該ユーザフレーム同士を結合情報に基づいて結合するので、応答OAMフレームを割り込ませるために分割したユーザフレームを復元することが可能となる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下に示すように、(1)〜(4)にそれぞれ区分けして異なる実施例を説明する。
(1)処理の構成
上記の実施例1では、往復遅延時間を測定する伝送装置10がユーザフレームを分割する処理を担い、OAMフレーム4を折り返す伝送装置40が分割されたユーザフレームを結合する処理を担う構成で説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、一つの伝送装置が上記した伝送装置10および伝送装置40の処理を担う構成であってもよい。
(2)ユーザフレーム
また、上記の実施例1では、ユーザフレームについて少なくとも、送信元アドレスや宛先アドレスが含まれるヘッダと、データとを含む構成として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、所定の規格に準拠したものであればいかなる構成であってもよい。例えば、イーサネット(登録商標)に準拠する場合には、ヘッダと、データと、FCS(Frame Check Sequence)とで構成されるMAC(Media Access Control)フレームをユーザフレームとして扱うようにしてもよい。なお、MACフレームを分割する場合には、分割されたフレームごとにFCSを付加することが望ましい。
(3)システム構成等
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、例えば、OAMフレーム検知部32と送信処理中断制御部33を統合するなど、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報(例えば、送信処理中フラグの「オン状態」など)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
(4)伝送プログラム
ところで、上記の実施例1では、ハードウェアロジックによって各種の処理を実現する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現するようにしてもよい。そこで、以下では、図7を用いて、上記の実施例1に示した伝送装置と同様の機能を有する伝送プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図7は、伝送プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
図7に示すように、伝送装置としてのコンピュータ70は、ポート71、CPU72、ROM73、HDD74およびRAM75をバス76などで接続して構成される。
ROM73には、上記の実施例1に示した伝送装置10や伝送装置40と同様の機能を発揮する伝送プログラム、つまり、図7に示すように、送信処理プログラム73aと、OAMフレーム検知プログラム73bと、送信処理中断制御プログラム73cと、OAMフレーム送信処理プログラム73dと、送信処理再開プログラム73eと、送信プログラム73fと、結合プログラム73gと、OAMフレーム処理プログラム73hとが予め記憶されている。なお、これらのプログラム73a〜プログラム73hについては、図2や図4に示した伝送装置10や伝送装置40の各構成要素と同様、適宜統合または分散してもよい。
そして、CPU72が、これらのプログラム73a〜プログラム73hをROM73から読み出して実行することで、図7に示すように、プログラム73a〜プログラム73hは、送信処理プロセス72a、OAMフレーム検知プロセス72b、送信処理中断制御プロセス72c、OAMフレーム送信処理プロセス72d、送信処理再開プロセス72e、送信プロセス72f、結合プロセス72g、OAMフレーム処理プロセス72hとして機能するようになる。なお、プロセス72a〜プロセス72hは、図2や図4に示した送信処理部31(送信処理部61)と、OAMフレーム検知部32と、送信処理中断制御部33と、OAMフレーム送信処理部34と、送信処理再開制御部35と、送信部36と、結合部63と、OAMフレーム処理部64にそれぞれ対応する。
また、HDD74には、図7に示すように、ヘッダ情報テーブル74aが設けられる。なお、ヘッダ情報テーブル74aは、図2に示したヘッダ情報記憶部23に対応する。そして、CPU72は、ヘッダ情報テーブル74aを読み出してRAM75に格納し、RAM75に格納されたヘッダ情報データ75eのほか、受信バッファ75a、送信バッファ75b、退避用メモリ75c、OAMフレームメモリ75dに格納されたデータに基づいて伝送処理を行う。
なお、上記したプログラム73a〜プログラム73hについては、必ずしも最初からROM73に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ70に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、または、コンピュータ70の内外に備えられるHDDなどの「固定用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ70に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ70がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
(付記1)ネットワークをともに形成する他の伝送装置との間で、ユーザ装置で生成されたユーザフレームおよび前記ネットワークの保守に用いられる保守用フレームを送受信する伝送装置であって、
前記他の伝送装置に対して送信処理中であるユーザフレームのヘッダ情報を記憶するヘッダ情報記憶手段と、
前記他の伝送装置に対するユーザフレームの送信処理中に、前記保守用フレームを受信したか否かを検知する保守用フレーム検知手段と、
前記保守用フレーム検知手段によってユーザフレームの送信処理中に保守用フレームを受信したことが検知された場合に、当該送信処理中のユーザフレームを分割して当該ユーザフレームの送信処理を中断するよう制御するとともに、当該中断に際して送信されるユーザフレームに、後続のユーザフレームと結合するための結合情報を付加する送信処理中断制御手段と、
前記送信処理中断制御手段によってユーザフレームの送信処理が中断された場合に、前記保守用フレームに対する応答である応答保守用フレームの送信処理を行う応答保守用フレーム送信処理手段と、
前記応答保守用フレーム送信処理手段によって応答保守用フレームが送信処理された場合に、前記送信処理中断制御手段によって中断されていた後続のユーザフレームの送信処理を再開するよう制御するとともに、当該再開に際して送信されるユーザフレームに、前記中断前のユーザフレームと結合するための結合情報および前記ヘッダ情報記憶手段に記憶されているヘッダ情報を付加する送信処理再開制御手段と、
を備えたことを特徴とする伝送装置。
(付記2)ネットワークをともに形成する他の伝送装置との間で、ユーザ装置で生成されたユーザフレームおよび前記ネットワークの保守に用いられる保守用フレームを送受信する伝送装置であって、
前記他の伝送装置に対して送信処理中であるユーザフレームのヘッダ情報を記憶するヘッダ情報記憶手段と、
前記他の伝送装置に対するユーザフレームの送信処理中に、前記保守用フレームを受信したか否かを検知する保守用フレーム検知手段と、
前記保守用フレーム検知手段によってユーザフレームの送信処理中に保守用フレームを受信したことが検知された場合に、当該送信処理中のユーザフレームを分割して当該ユーザフレームの送信処理を中断するよう制御するとともに、当該中断に際して送信されるユーザフレームに、後続のユーザフレームと結合するための結合情報を付加する送信処理中断制御手段と、
前記送信処理中断制御手段によってユーザフレームの送信処理が中断された場合に、前記保守用フレームに対する応答である応答保守用フレームの送信処理を行う応答保守用フレーム送信処理手段と、
前記応答保守用フレーム送信処理手段によって応答保守用フレームが送信処理された場合に、前記送信処理中断制御手段によって中断されていた後続のユーザフレームの送信処理を再開するよう制御するとともに、当該再開に際して送信されるユーザフレームに、前記中断前のユーザフレームと結合するための結合情報および前記ヘッダ情報記憶手段に記憶されているヘッダ情報を付加する送信処理再開制御手段と、
前記他の伝送装置によって分割されたユーザフレームを受信した場合に、当該ユーザフレーム同士を前記結合情報に基づいて結合する結合手段と、
を備えたことを特徴とする伝送装置。
(付記3)ネットワークの保守に用いられる保守用フレームを送信した測定側伝送装置が他の伝送装置で折り返された応答保守用フレームを受信することで往復遅延時間を測定するシステムで適用される保守用フレーム処理方法であって、
前記他の伝送装置は、
送信処理中であるユーザフレームのヘッダ情報を保持するヘッダ情報保持工程と、
前記測定側伝送装置に対するユーザフレームの送信処理中に、前記保守用フレームを受信したか否かを検知する保守用フレーム検知工程と、
前記保守用フレーム検知工程によってユーザフレームの送信処理中に保守用フレームを受信したことが検知された場合に、当該送信処理中のユーザフレームを分割して当該ユーザフレームの送信処理を中断するよう制御するとともに、当該中断に際して送信されるユーザフレームに、後続のユーザフレームと結合するための結合情報を付加する送信処理中断制御工程と、
前記送信処理中断制御工程によってユーザフレームの送信処理が中断された場合に、前記保守用フレームに対する応答である応答保守用フレームの送信処理を行う応答保守用フレーム送信処理工程と、
前記応答保守用フレーム送信処理工程によって応答保守用フレームが送信処理された場合に、前記送信処理中断制御工程によって中断されていた後続のユーザフレームの送信処理を再開するよう制御するとともに、当該再開に際して送信されるユーザフレームに、前記中断前のユーザフレームと結合するための結合情報および前記ヘッダ情報保持工程で保持されたヘッダ情報を付加する送信処理再開制御工程と、
を含み、
前記測定側伝送装置は、
前記他の伝送装置によって分割されたユーザフレームを受信した場合に、当該ユーザフレーム同士を前記結合情報に基づいて結合する結合工程を含んだことを特徴とする保守用フレーム処理方法。
(付記4)ネットワークをともに形成する他の伝送装置との間で、ユーザ装置で生成されたユーザフレームおよび前記ネットワークの保守に用いられる保守用フレームを送受信する方法をコンピュータに実行させる伝送プログラムであって、
前記他の伝送装置に対して送信処理中であるユーザフレームのヘッダ情報を保持するヘッダ情報保持手順と、
前記他の伝送装置に対するユーザフレームの送信処理中に、前記保守用フレームを受信したか否かを検知する保守用フレーム検知手順と、
前記保守用フレーム検知手順によってユーザフレームの送信処理中に保守用フレームを受信したことが検知された場合に、当該送信処理中のユーザフレームを分割して当該ユーザフレームの送信処理を中断するよう制御するとともに、当該中断に際して送信されるユーザフレームに、後続のユーザフレームと結合するための結合情報を付加する送信処理中断制御手順と、
前記送信処理中断制御手順によってユーザフレームの送信処理が中断された場合に、前記保守用フレームに対する応答である応答保守用フレームの送信処理を行う応答保守用フレーム送信処理手順と、
前記応答保守用フレーム送信処理手順によって応答保守用フレームが送信処理された場合に、前記送信処理中断制御手順によって中断されていた後続のユーザフレームの送信処理を再開するよう制御するとともに、当該再開に際して送信されるユーザフレームに、前記中断前のユーザフレームと結合するための結合情報および前記ヘッダ情報保持手順で保持されたヘッダ情報を付加する送信処理再開制御手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする伝送プログラム。
(付記5)ネットワークをともに形成する他の伝送装置との間で、ユーザ装置で生成されたユーザフレームおよび前記ネットワークの保守に用いられる保守用フレームを送受信する方法をコンピュータに実行させる伝送プログラムであって、
前記他の伝送装置に対して送信処理中であるユーザフレームのヘッダ情報を保持するヘッダ情報保持手順と、
前記他の伝送装置に対するユーザフレームの送信処理中に、前記保守用フレームを受信したか否かを検知する保守用フレーム検知手順と、
前記保守用フレーム検知手順によってユーザフレームの送信処理中に保守用フレームを受信したことが検知された場合に、当該送信処理中のユーザフレームを分割して当該ユーザフレームの送信処理を中断するよう制御するとともに、当該中断に際して送信されるユーザフレームに、後続のユーザフレームと結合するための結合情報を付加する送信処理中断制御手順と、
前記送信処理中断制御手順によってユーザフレームの送信処理が中断された場合に、前記保守用フレームに対する応答である応答保守用フレームの送信処理を行う応答保守用フレーム送信処理手順と、
前記応答保守用フレーム送信処理手順によって応答保守用フレームが送信処理された場合に、前記送信処理中断制御手順によって中断されていた後続のユーザフレームの送信処理を再開するよう制御するとともに、当該再開に際して送信されるユーザフレームに、前記中断前のユーザフレームと結合するための結合情報および前記ヘッダ情報保持手順で保持されたヘッダ情報を付加する送信処理再開制御手順と、
前記他の伝送装置によって分割されたユーザフレームを受信した場合に、当該ユーザフレーム同士を前記結合情報に基づいて結合する結合手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする伝送プログラム。
以上のように、本発明に係る伝送装置、保守用フレーム処理方法および伝送プログラムは、ネットワークをともに形成する他の伝送装置との間で、ユーザ装置で生成されたユーザフレームおよび前記ネットワークの保守に用いられる保守用フレームを送受信する場合に有用であり、特に、正確な往復遅延時間測定を行うことに適する。
実施例1に係る伝送装置の概要および特徴を説明するための図である。 実施例1に係る伝送装置の構成を示すブロック図である。 ヘッダ情報記憶部が記憶する情報の例を示す図である。 実施例1に係る伝送装置の構成を示すブロック図である。 伝送装置による処理の流れを示すフローチャートである。 伝送装置による処理の流れを示すフローチャートである。 伝送プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
符号の説明
1 ユーザフレーム
2 ヘッダ情報
3 結合情報
4 OAMフレーム
5 結合情報
6 ネットワーク
10 伝送装置
11、12 ポート
20、50 記憶部
21、51 受信バッファ
22、52 送信バッファ
23 ヘッダ情報記憶部
30、60 処理部
31、61 送信処理部
32 OAMフレーム検知部
33 送信処理中断制御部
34 OAMフレーム送信処理部
35 送信処理再開制御部
36 送信部
40 伝送装置
41、42 ポート
53 退避用メモリ
54 OAMフレームメモリ
62 送信部
63 結合部
64 OAMフレーム処理部

Claims (4)

  1. ネットワークをともに形成する他の伝送装置との間で、ユーザ装置で生成されたユーザフレームおよび前記ネットワークの保守に用いられる保守用フレームを送受信する伝送装置であって、
    前記他の伝送装置に対して送信処理中であるユーザフレームのヘッダ情報を記憶するヘッダ情報記憶手段と、
    前記他の伝送装置に対するユーザフレームの送信処理中に、前記保守用フレームを受信したか否かを検知する保守用フレーム検知手段と、
    前記保守用フレーム検知手段によってユーザフレームの送信処理中に保守用フレームを受信したことが検知された場合に、当該送信処理中のユーザフレームを分割して当該ユーザフレームの送信処理を中断するよう制御するとともに、当該中断に際して送信されるユーザフレームに、後続のユーザフレームと結合するための結合情報を付加する送信処理中断制御手段と、
    前記送信処理中断制御手段によってユーザフレームの送信処理が中断された場合に、前記保守用フレームに対する応答である応答保守用フレームの送信処理を行う応答保守用フレーム送信処理手段と、
    前記応答保守用フレーム送信処理手段によって応答保守用フレームが送信処理された場合に、前記送信処理中断制御手段によって中断されていた後続のユーザフレームの送信処理を再開するよう制御するとともに、当該再開に際して送信されるユーザフレームに、前記中断前のユーザフレームと結合するための結合情報および前記ヘッダ情報記憶手段に記憶されているヘッダ情報を付加する送信処理再開制御手段と、
    を備えたことを特徴とする伝送装置。
  2. ネットワークをともに形成する他の伝送装置との間で、ユーザ装置で生成されたユーザフレームおよび前記ネットワークの保守に用いられる保守用フレームを送受信する伝送装置であって、
    前記他の伝送装置に対して送信処理中であるユーザフレームのヘッダ情報を記憶するヘッダ情報記憶手段と、
    前記他の伝送装置に対するユーザフレームの送信処理中に、前記保守用フレームを受信したか否かを検知する保守用フレーム検知手段と、
    前記保守用フレーム検知手段によってユーザフレームの送信処理中に保守用フレームを受信したことが検知された場合に、当該送信処理中のユーザフレームを分割して当該ユーザフレームの送信処理を中断するよう制御するとともに、当該中断に際して送信されるユーザフレームに、後続のユーザフレームと結合するための結合情報を付加する送信処理中断制御手段と、
    前記送信処理中断制御手段によってユーザフレームの送信処理が中断された場合に、前記保守用フレームに対する応答である応答保守用フレームの送信処理を行う応答保守用フレーム送信処理手段と、
    前記応答保守用フレーム送信処理手段によって応答保守用フレームが送信処理された場合に、前記送信処理中断制御手段によって中断されていた後続のユーザフレームの送信処理を再開するよう制御するとともに、当該再開に際して送信されるユーザフレームに、前記中断前のユーザフレームと結合するための結合情報および前記ヘッダ情報記憶手段に記憶されているヘッダ情報を付加する送信処理再開制御手段と、
    前記他の伝送装置によって分割されたユーザフレームを受信した場合に、当該ユーザフレーム同士を前記結合情報に基づいて結合する結合手段と、
    を備えたことを特徴とする伝送装置。
  3. ネットワークの保守に用いられる保守用フレームを送信した測定側伝送装置が他の伝送装置で折り返された応答保守用フレームを受信することで往復遅延時間を測定するシステムで適用される保守用フレーム処理方法であって、
    前記他の伝送装置は、
    送信処理中であるユーザフレームのヘッダ情報を保持するヘッダ情報保持工程と、
    前記測定側伝送装置に対するユーザフレームの送信処理中に、前記保守用フレームを受信したか否かを検知する保守用フレーム検知工程と、
    前記保守用フレーム検知工程によってユーザフレームの送信処理中に保守用フレームを受信したことが検知された場合に、当該送信処理中のユーザフレームを分割して当該ユーザフレームの送信処理を中断するよう制御するとともに、当該中断に際して送信されるユーザフレームに、後続のユーザフレームと結合するための結合情報を付加する送信処理中断制御工程と、
    前記送信処理中断制御工程によってユーザフレームの送信処理が中断された場合に、前記保守用フレームに対する応答である応答保守用フレームの送信処理を行う応答保守用フレーム送信処理工程と、
    前記応答保守用フレーム送信処理工程によって応答保守用フレームが送信処理された場合に、前記送信処理中断制御工程によって中断されていた後続のユーザフレームの送信処理を再開するよう制御するとともに、当該再開に際して送信されるユーザフレームに、前記中断前のユーザフレームと結合するための結合情報および前記ヘッダ情報保持工程で保持されたヘッダ情報を付加する送信処理再開制御工程と、
    を含み、
    前記測定側伝送装置は、
    前記他の伝送装置によって分割されたユーザフレームを受信した場合に、当該ユーザフレーム同士を前記結合情報に基づいて結合する結合工程を含んだことを特徴とする保守用フレーム処理方法。
  4. ネットワークをともに形成する他の伝送装置との間で、ユーザ装置で生成されたユーザフレームおよび前記ネットワークの保守に用いられる保守用フレームを送受信する方法をコンピュータに実行させる伝送プログラムであって、
    前記他の伝送装置に対して送信処理中であるユーザフレームのヘッダ情報を保持するヘッダ情報保持手順と、
    前記他の伝送装置に対するユーザフレームの送信処理中に、前記保守用フレームを受信したか否かを検知する保守用フレーム検知手順と、
    前記保守用フレーム検知手順によってユーザフレームの送信処理中に保守用フレームを受信したことが検知された場合に、当該送信処理中のユーザフレームを分割して当該ユーザフレームの送信処理を中断するよう制御するとともに、当該中断に際して送信されるユーザフレームに、後続のユーザフレームと結合するための結合情報を付加する送信処理中断制御手順と、
    前記送信処理中断制御手順によってユーザフレームの送信処理が中断された場合に、前記保守用フレームに対する応答である応答保守用フレームの送信処理を行う応答保守用フレーム送信処理手順と、
    前記応答保守用フレーム送信処理手順によって応答保守用フレームが送信処理された場合に、前記送信処理中断制御手順によって中断されていた後続のユーザフレームの送信処理を再開するよう制御するとともに、当該再開に際して送信されるユーザフレームに、前記中断前のユーザフレームと結合するための結合情報および前記ヘッダ情報保持手順で保持されたヘッダ情報を付加する送信処理再開制御手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする伝送プログラム。
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