JP2008235172A - 車両用灯具のハウジングとレンズとの取付機構 - Google Patents

車両用灯具のハウジングとレンズとの取付機構 Download PDF

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幸生 中川
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Abstract

【課題】従来のハウジングとレンズとの取付機構においては、レンズ脚部の片側のみに位置決めリブが設けられていたので、レンズがレンズ取付溝の中で位置が一定せず、両者がずれて取り付くなどの問題点を生じていた。
【解決手段】本発明により、レンズ脚部2から略逆L字状の架着部3を設け、レンズ脚部に設けた位置決めリブ3cと、架着部に設けた位置決めリブとでレンズ取付溝6の外側の壁6aを挟むことで、レンズ脚部の位置をレンズ取付溝の中心に位置させると共に、ホットメルト7が硬化する間も固定が行えるようにして、剥離、気泡の混入、かき寄せ部を生じなうようにして、正確な取付を可能として課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用灯具に関するものであり、詳細にはハウジングの照射側の開口部に雨水、塵埃などが進入しないように確実にレンズを取付ける機構に係り、さらには、前記ハウジングとレンズとの取付が、簡単な作業方法で、正確な位置に取付けが行うことが可能となる構成に係るものである。
従来の、この種の車両用灯具90におけるレンズ91とハウジング92との取付機構としては、図5に示すようなものがあり、ハウジング92側には、液状の接着剤が保持できるように、ハウジング92のレンズ91を取付けるべき開口部側には、レンズ取付溝92aを設けておく。
このときに、前記レンズ91とハウジング92とは迅速に接着ができないと、作業効率が低下するものとなるので、接着剤としてはホットメルト93などと称されている熱可塑性の接着剤を用い、加熱、溶融した状態で、前記ホットメルト93を前記ハウジング92のレンズ取付溝92a内に注入する。
そして、前記ホットメルト93が未だ溶融している時点で、レンズ91のレンズ脚部91aをホットメルト93内に挿入すると接着が行われ、レンズ91とハウジング92との一体化が行われるというものである。尚、ホットメルト93は温度の低下と共に硬度を増し、常温では固体の状態となるので、接着は、より確実に行われるものとなる。
このときに、レンズ91の外周側にはストッパ91bが設けられていて、このストッパ91bとレンズ取付溝92aとの上端とを挿入時に当接させることで、前記脚部91aは前記ホットメルト93に加熱温度などによる硬軟が存在していても、前記脚部91aは一定の深さでホットメルト93中に挿入されるものとなる。
特開平06−231603号公報 特開平05−041102号公報
しかしながら、上記した従来の接着方法において、前記ホットメルト93を、ヒータ付きのノズル内に定温を保って置留しておき、次々とベルトコンベア上を流れてくるハウジング92のレンズ取付溝92aに注入するものであるので、第一には、例えば、前記したノズル内のホットメルト93を補充した直後などに、前記した取付溝92a内に気泡が混入したり、温度不足でレンズ91との密着性が低下し、密閉度の低下を生じるなどの問題点を生じている。
また、前記レンズ脚部91aに対して、前記レンズ取付溝92aは適量のホットメルト93を保持するために幅が広く形成されているものであるので、前記レンズ取付溝92aの中心にレンズ脚部91aをセットすることは困難であり、車両用灯具の内側寄りと外側寄りとではホットメルトの量、厚みが異なるバランスの悪い状態になる。そのため、例えば車両に取付けるときに灯具としての位置の微調整を行わなければならないなどの問題も生じている。
更には、図6および図7に示すように、レンズ91とハウジング92との係着を一層確実にするために、前記レンズ脚部91aにランスフック91bが設けられ、前記レンズ取付溝92aの側面にはフック穴92bが設けられた構成とされたものもあるが、この構成のものは、ランスフック91bとフック穴92bとが嵌合するときには、レンズ脚部91a、或いは、ハウジング92の何れかに横移動が要求され、結果として図7に示すように、冷却途上のホットメルト93に、かき掻き寄せ部94をフック穴92b寄りの位置に生じ、ホットメルト93の厚みが不均一なバランスの悪いものとなり、結果、耐水性などが低下する。
本発明は上記した従来の課題を解決するための具体的手段として、ハウジング側にはレンズ取付溝が設けられ、前記レンズ取付溝に注入されたホットメルト樹脂の溶融中にレンズ脚部を挿入することで、前記ハウジングと前記レンズとの接着を行って成る車両用灯具のハウジングとレンズとの取付機構において、前記レンズに設けられるレンズ脚部には、前記ハウジングの前記レンズ取付溝の外壁を略逆L字状に跨ぐ架着部の複数が適宜間隔で設けられており、かつ、前記架着部の内側の少なくとの一方には前記レンズ脚部を前記レンズ取付溝の中心に位置させるリブが設けられていることを特徴とする、車両用灯具のハウジングとレンズとの取付機構を提供することで、堅牢で密封度が高く、寸法も正確なレンズとハウジングとの組合せを提供可能として、課題を解決するものである。
本発明によりレンズとハウジングとの取付にあたり、両者の位置決めを行う部分と、両者の接着を行う部分とを分離し、位置決めのための機構が接着の強度に影響を及ぼすことを無くすると共に、接着のための機構が両者の位置決め精度に影響を与えることを無くして、外観の向上、性能の向上の共に可能とするという効果を奏するものである。
つぎに、本発明を図に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。図1に示すものは本発明の第一実施例であり、この第一実施形態においては、ランスフックが取付けられていない構成の例について説明する。
この第一実施例によるレンズ1のレンズ脚部2(レンズ全体の形状については従来例の図5参照)には、従来例のストッパに換えて、略逆L字状を成す架着部3が設けられており、第一の作用として、この架着部3の水平部3aを、ハウジング4の開口部5の外周に設けられているレンズ取付溝6の上端に当接させることで、レンズ脚部2のホットメルト7中に挿入される深さを設定する。
また、前記架着部3には前記水平部3aの先端から前記レンズ取付溝6に沿い直角に曲がる垂直部3bが設けられており、このときに、前記水平部3aと垂直部3bとで形成される幅方向の空間は、前記レンズ取付溝6の外側の壁6aの板厚よりも幅広に設定されている。
そして、前記レンズ脚部2の外側の側面と、前記架け架着部3の垂直部3bの内側の側面とには対峙する位置に一対の位置決めリブ3c、3cが設けられ、両者3c、3cの間隔は、前記レンズ取付溝6の外側の壁6aの板厚よりも適宜に広いものとされている。
ここで、前記架着部3の作用について説明を行うと、このように構成された架着部3は適宜数がレンズ脚部2に設けられており、それぞれの前記架着部3の位置決めリブ3c、3cで前記レンズ取付溝6の外側の壁6aを挟むと、前記レンズ脚部2は、前記レンズ取付溝6の幅、即ち、内側の壁6bとの略中心に位置するように設定されるものとなる。また、前記前記レンズ脚部2の先端と、前記レンズ取付溝6の底面6cとの間隔もレンズ取付溝6の全周でほぼ一定のものとなる。
よって、前記レンズ取付溝6の底面6cが水平になるように設定しておき、その状態を保ち、前記レンズ取付溝6の内部に規定量のホットメルト7を注入し、さらにレンズ1をハウジング4に被せて、レンズ取付溝6と架着部3とを所定位置として、例えば、レンズ1面を規定の圧力で押圧すれば、レンズ1とハウジング4とは設計上の正確な位置で貼着が可能となり、このときに、特別な治具、工具などの使用を一切不要として取付作業が可能となる、
つぎに、前記レンズ脚部2の側面にランスフック8を突出させ、このランスフック8を前記レンズ取付溝6の外側の壁6aに設けたランス係着孔6dに係着させ、より一層にハウジング4とレンズ1との取付強度を向上させた第二実施例について説明を行う。尚、以降に説明するランスフック8を取付けた構成においても、第一実施例で説明したのと同様に、レンズ脚部2と、架着部3と、レンズ取付溝6と、ホットメルト7とを使用した取付機構が同様に使用されているが、構成は同じであるので、ここでの詳細な説明は省略する。
ここで、第二実施例におけるランスフック8を採用した取付機構は、図2に示すように、2つの前記架着部3のほぼ中間に設けられることが好ましい。そして、図3にも示すように、前記レンズ脚部2の側面には前記レンズ取付溝6の外側の壁6aの方向に向かうランスフック8が設けられるが、このランスフック8は、前記外側の壁6aの最外側と同じ長さ、若しくは、適度に長いものとされている。
そして、前記外側の壁6aの前記ランスフック8が設けられた位置には、このランスフック8が挿入されるフック穴6dが設けられている。更に加えて、本発明では、前記フック穴6dの両端には、前記フック穴6dと、前記ランスフック8との嵌合を容易とするためのスリット6e(図4参照)が設けられている。
ここで、図4に示すものは、第二実施例の架着部3と、フック穴6dおよびランスフック8と、スリット6eと、ホットメルト7との相互位置関係を示す説明図であり、ランスフック8がフック穴6dに挿入されるときの外側の壁6aに生じる歪み(湾曲)はスリット6eにより吸収されると共に、もしも、吸収されない力を生じたときにも、スリット6eの両側に設けられた架着部3の位置決めリブ3cにより吸収が行われる。
また、図4からも明らかなように、本発明では、前記位置決めリブ3c、スリット6e、フック穴6d、ランスフック8の全ては、前記レンズ取付溝6の前記ホットメルト7が注入されている位置よりも上方となるように設定しているので、前記ランスフック8とフック穴6dとの係着時など、前記レンズ取付溝6に作業上の応力が加わるときにも、前記レンズ取付溝6とホットメルト7との剥離などを生じることがなく、密閉性が保証できるものとなる。
以上に説明したように、本発明により、レンズ1のハウジング4に取付けるときの位置を、レンズ1側に、位置決めリブ3cを有する架着部3を設けてハウジング4側に設けられるレンズ取付溝6の中心にレンズ脚部2が位置するようにしたことで、レンズ1とハウジング4とを組み付けた時点で取付位置が均一化し、後の位置合わせを不要にし、この位置合わせ時に生じるレンズ1、ハウジング4、ホットメルト7間の接着強度不足およびホットメルト7のバランスの悪さを生じないものとして、品質の向上を可能とするものである。
同様に、ランスフック8を設けてレンズ1とハウジング4との接着強度のさらなる向上を図るときにも、ランスフック8を係着させるフック穴の両側にスリット6eを設けたことで、上記で説明した位置決めリブ3cにより外側の壁6aがさらに外側に曲がることが抑えられると共に、曲がる範囲も、前記位置決めリブ3cにより制限され、ホットメルト7の剥離なども抑えられる。
本発明に係るハウジングとレンズとの取付機構の第一実施例の構成を示す説明図である。 図1および図3のA−A線に沿う断面図である。 第二実施例の構成を示す説明図である。 図3をB方向から見る側面図である。 従来例を示す断面図である。 ランスフックが設けられた従来例を示す断面図である。 従来例におけるランスフックを設けたときのハウジングとレンズとの取付過程を示す説明図である。
符号の説明
1…レンズ
2…レンズ脚部
3…架着部
3a…水平部
3b…垂直部
3c…位置決めリブ
4…ハウジング
5…開口部
6…レンズ取付溝
6a…外側の壁
6b…内側の壁
6c…底面
6d…フック穴
6e…スリット
7…ホットメルト
8…ランスフック

Claims (3)

  1. ハウジング側にはレンズ取付溝が設けられ、前記レンズ取付溝に注入された接着剤の溶融中にレンズ脚部を挿入することで、前記ハウジングと前記レンズとの接着を行って成る車両用灯具のハウジングとレンズとの取付機構において、前記レンズに設けられるレンズ脚部には、前記ハウジングの前記レンズ取付溝の外壁を略逆L字状に跨ぐ架着部の複数が適宜間隔で設けられており、かつ、前記架着部の内側の少なくとも一方には前記レンズ脚部を前記レンズ取付溝の中心に位置させるリブが設けられていることを特徴とする、車両用灯具のハウジングとレンズとの取付機構。
  2. 前記レンズ側に設けられる前記リブの、前記レンズ脚部の側に設けられる前記リブは、前記ハウジングの前記レンズ取付溝に前記レンズ脚部が所定位置まで挿入されたときにも前記ホットメルト内に没入することのない長さに設定されていることを特徴とする請求項1記載の車両用灯具のハウジングとレンズとの取付機構。
  3. 前記架着部は1対が、お互いの前記架着部の間に前記レンズ脚部にランスフックを設けるのに適宜な距離して設けられ、前記ランスフックに対応する前記レンズ脚部の外側にはランス係着孔と、このランス係着孔の両側には取付溝可撓用溝が、前記レンズ取付溝に注入される前記ホットメルトの上端に達しない位置として設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両用灯具のハウジングとレンズとの取付機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011113674A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 液晶レンズを用いる発光装置

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