JP2008234758A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】映像再生において任意の時間間隔だけ再生位置を移動させる素早く直感的な手段を提供する。
【解決手段】映像再生装置に図１のようなスライダバーを持たせる。スライダバーのスライダ部内部３に、クリックした位置に応じた時間間隔の再生位置移動が行える機能を持たせる。スライダ溝部とは異なり、スライダ部内部３ではコンテンツの長さによらずクリック位置と移動時間の関係が固定であるよう設定されるため、直感的な再生位置移動の入力が可能である。またスライダ部内部３にクリックしても再生位置移動機能の起こらない領域も同時に設けることで、この部分を利用して従来のスライダバーで行っていたドラッグによる再生位置移動も可能とする。
【選択図】図１
【解決手段】映像再生装置に図１のようなスライダバーを持たせる。スライダバーのスライダ部内部３に、クリックした位置に応じた時間間隔の再生位置移動が行える機能を持たせる。スライダ溝部とは異なり、スライダ部内部３ではコンテンツの長さによらずクリック位置と移動時間の関係が固定であるよう設定されるため、直感的な再生位置移動の入力が可能である。またスライダ部内部３にクリックしても再生位置移動機能の起こらない領域も同時に設けることで、この部分を利用して従来のスライダバーで行っていたドラッグによる再生位置移動も可能とする。
【選択図】図１
Description
本発明は、音声や映像の再生を行う情報処理装置に関するものである。
音声や映像の再生を行う情報処理装置において、再生位置制御はユーザが頻繁に行う操作である。特にコンテンツを再生しながら自分の鑑賞したい部分を探すような場合、スムーズで直感的な再生位置制御ができることが重要となる。再生の開始や停止などの機能はボタンを、再生位置の制御はスライダバーを用いることが多い。スライダバーはスライダ溝とスライダから成り、スライダは再生位置の変化に伴ってスライダ溝を移動する。スライダをドラッグすることで、再生位置をその位置まで移動させることができる。（例えば、特許文献１参照）
しかしこれら従来の方法では任意の時間間隔だけ再生位置を移動させるのに不便である。
スライダバーはその溝の始点から終点までの長さは固定であるが、再生するコンテンツの長さは長いものから短いものまでさまざまである。結果スライダバー上の時間間隔はコンテンツの長さに応じて相対的に変化する。このため再生位置をある時間間隔だけ移動させようとする場合スライダをどの程度移動させたらよいか、ユーザには分かりにくくなる。また長いコンテンツの場合には相対的にスライダバーの分解能が落ち、細かい再生位置移動が不可能になることもある。ボタンで再生位置の移動を行う方法も考えられるが、さまざまな時間間隔の移動に対応して多くのボタンを配置すると大きなスペースを必要とする。（例えば、特許文献２参照）
特許第３８５２４３５号公報
特開２００５−２６７６７７号公報
しかしこれら従来の方法では任意の時間間隔だけ再生位置を移動させるのに不便である。
スライダバーはその溝の始点から終点までの長さは固定であるが、再生するコンテンツの長さは長いものから短いものまでさまざまである。結果スライダバー上の時間間隔はコンテンツの長さに応じて相対的に変化する。このため再生位置をある時間間隔だけ移動させようとする場合スライダをどの程度移動させたらよいか、ユーザには分かりにくくなる。また長いコンテンツの場合には相対的にスライダバーの分解能が落ち、細かい再生位置移動が不可能になることもある。ボタンで再生位置の移動を行う方法も考えられるが、さまざまな時間間隔の移動に対応して多くのボタンを配置すると大きなスペースを必要とする。（例えば、特許文献２参照）
任意の時間間隔だけ再生位置を移動させる素早く直感的な手段を提供することを目的とする。
本発明では、スライダバーのスライダ部内部に２種類の領域を持つ。一方は任意時間間隔の再生位置移動機能を持つクリック用領域であり、クリックした位置によって異なる時間間隔の再生位置移動を指示することができる。もう一方はスライダをドラッグすることのできるドラッグ用領域であり、スライダの移動先まで再生位置を移動させることができる。
本発明を用いれば、スライダ部のクリックした位置に応じた時間間隔の再生位置移動が行える。スライダ部内部の位置と時間間隔の対応はコンテンツの長さによらないため、意図した時間間隔分の再生位置移動を直感的に行うことができる。またスライダをドラッグ可能な領域を設けることで、従来のスライダバーにおけるドラッグによる再生位置移動も同時に可能になる。再生位置制御の機能がスライダバー上にまとめられるため、素早く各機能を使用することができる。
図１および図２は、本発明を適用したスライダバーの実施の形態の構成例を示している
（実施の形態）
図１は、本発明装置の実施の形態の概略図である。図１全体がスライダバー、１はスライダ溝の始点、２はスライダ溝の終点、３はスライダである。スライダ３は再生位置の変化に対応して、始点１から終点２まで移動する。スライダ３を操作することで再生位置の制御を行うことができる。
（実施の形態）
図１は、本発明装置の実施の形態の概略図である。図１全体がスライダバー、１はスライダ溝の始点、２はスライダ溝の終点、３はスライダである。スライダ３は再生位置の変化に対応して、始点１から終点２まで移動する。スライダ３を操作することで再生位置の制御を行うことができる。
図２は図１のスライダ３の拡大図である。４はスライダのドラッグ用領域であり、５はスライダのクリック用領域である。領域４以外の部分はすべて領域５である。領域４をつかんでドラッグすることで、スライダを移動させ再生位置を変更できる。領域５をクリックすることで、スライダと再生位置を任意時間分移動することができる。領域５のうち領域４より左の部分をクリックすると再生位置を逆時間方向に移動させることができ、領域４より右の部分をクリックすると順次間方向に移動させることができる。領域４に近い位置をクリックするほど移動時間間隔は小さく、領域４から離れた位置をクリックするほど移動時間間隔は大きくなる。
本発明は音声・映像の再生を行う情報処理装置に用いることができる。
１ スライダ溝の始点
２ スライダ溝の終点
３ スライダ
４ ドラッグ用領域
５ クリック用領域
２ スライダ溝の終点
３ スライダ
４ ドラッグ用領域
５ クリック用領域
Claims (1)
- 音声または映像の再生を行なう情報処理装置において、音声または映像を再生する再生手段と、ディスプレイ上に、スライダとスライダ溝を表示させる表示制御手段と、前記スライダの内部の一方の領域をクリックすることで、クリック位置に対応した時間分だけ再生位置を移動させ、前記スライダの内部の他方の領域をドラッグすることで前記スライダを前記スライダ溝の左端から右端までの間の希望の再生位置に移動させ、該再生位置から音声または映像を再生するように前記再生手段を制御する再生制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007072289A JP2008234758A (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007072289A JP2008234758A (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 情報処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008234758A true JP2008234758A (ja) | 2008-10-02 |
Family
ID=39907364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007072289A Pending JP2008234758A (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008234758A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101899884B1 (ko) * | 2009-08-04 | 2018-09-19 | 삼성전자주식회사 | 그래픽 사용자 인터페이스 장치 및 방법 |
-
2007
- 2007-03-20 JP JP2007072289A patent/JP2008234758A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101899884B1 (ko) * | 2009-08-04 | 2018-09-19 | 삼성전자주식회사 | 그래픽 사용자 인터페이스 장치 및 방법 |
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