JP2008234186A - 硬貨類計数器 - Google Patents

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Abstract

【課題】集計結果を容易に認識することを可能とする硬貨類計数器を提供すること。
【解決手段】硬貨類CNを整列して重ねて収納する硬貨類収納部10であって、硬貨類CNのそれぞれをつまみ出すことができる状態で収納する硬貨類収納部10と、硬貨類CNが硬貨類収納部10に収納された状態で硬貨類収納部10に収納された硬貨類CNの数に応じた電気信号を検出する硬貨類数量検出手段とを備える硬貨類計数器。硬貨類数量検出手段は、典型的には、硬貨類CNが重なる方向で硬貨類収納部10を囲むように配置された電磁誘導コイルと、電磁誘導コイルにかかる電圧を検出する電子回路とを含んで構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は硬貨類計数器に関し、特に小売店等における硬貨類の集計作業に用いるのに適した硬貨類計数器に関する。
小売店等では、毎日の営業において、レジスター等に蓄えられた硬貨を金種別に分類して枚数及び総額をカウントする集計作業が行われている。この集計作業を簡便にする道具として、基台上に各金種別に形成された上面が開放した縦長の凹所と、各凹所底面に形成された上下方向へ伸びる中心線と、該中心線の左右側に交互に収納する硬貨の厚さに相当する上下方向間隔にて形成された水平方向へ伸びる目盛りとを備え、左右交互に上方へ向かって形成された各目盛りの上下間隔は収納する硬貨の厚さに相当するとともに、各凹所最下部のコインストッパと最下位置の目盛りとの間隔も収納する硬貨の間隔に相当し、更に各目盛りの直上には当該各目盛に対応する硬貨枚数の総額を示す数値が記載されていることを特徴とするコインカウンターがある(例えば、特許文献1参照。)。
実開平2−108176号公報(図1、図2、図4等)
しかしながら上記コインカウンターは、1枚当たり1〜2mmの厚さの硬貨2枚分のスペース(約3mm程度の高さのスペース)に硬貨枚数の総額を示す数値が記載されているため、記載された数値の大きさを小さくせざるを得ず視認性が悪かった。また、硬貨枚数の総額を示す数値を読むためには硬貨を収納する凹所底面に正対しなければならず、計数する者の動きが必要になることがあり煩わしさがあった。
本発明は上述の課題に鑑み、集計結果を容易に認識することを可能とする硬貨類計数器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明に係る硬貨類計数器は、例えば図1に示すように、硬貨類CNを整列して重ねて収納する硬貨類収納部10であって、硬貨類CNのそれぞれをつまみ出すことができる状態で収納する硬貨類収納部10と;硬貨類CNが硬貨類収納部10に収納された状態で硬貨類収納部10に収納された硬貨類CNの数に応じた電気信号を検出する硬貨類数量検出手段30、40(例えば図2参照)とを備える。「硬貨類」とは、典型的には硬貨であるが、通貨以外の例えば遊技用メダル等も含む概念である。
このように構成すると、硬貨類収納部に収納された硬貨類の数に応じた電気信号を検出する硬貨類数量検出手段を備えるので、硬貨類収納部に収納された硬貨類の数に応じた値を、検出した電気信号を介して視認性のよい表示装置(例えば、硬貨類計数器が備える表示部、硬貨類計数器と電気的に接続されたディスプレイ、その他の出力装置)に表示させることが可能となり、集計結果を容易に認識することを可能とする硬貨類計数器となる。なお、硬貨類の数に応じた値とは、例えば硬貨類の数や硬貨の合計金額である。
また、請求項2に記載の発明に係る硬貨類計数器は、例えば図2に示すように、請求項1に記載の硬貨類計数器1において、硬貨類数量検出手段が、硬貨類CNが重なる方向で硬貨類収納部10を囲むように配置された電磁誘導コイル30と、電磁誘導コイル30にかかる電圧を検出する電子回路40とを含んで構成されている。
このように構成すると、硬貨類収納部に収納された硬貨類の数に応じて変動する、電磁誘導コイルにかかる電圧を検出することにより、硬貨類収納部に収納された硬貨類の数に応じた値を検出することができる。
また、請求項3に記載の発明に係る硬貨類計数器は、例えば図4に示すように、請求項2に記載の硬貨類計数器1(例えば図1参照)において、電磁誘導コイル30の相互誘導の発生を防ぐ電磁シールド39(39B、39C)を備える。
このように構成すると、電磁誘導コイルへの電磁干渉を抑制して、検出する電圧の誤差の発生を抑制することができ、検出精度が向上することとなる。また、電磁波の漏洩を抑制することができるので、例えば電磁誘導コイルの近傍に配置された電子回路へ与える影響や、硬貨類計数器以外の機器へ与える影響を抑制することができる。
また、請求項4に記載の発明に係る硬貨類計数器は、例えば図1、図2に示すように、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の硬貨類計数器1において、硬貨類CNが貨幣である硬貨類収納部10を複数有し;硬貨類数量検出手段30、40が、硬貨類収納部10ごとに硬貨類収納部10に収納された貨幣CNの種類及び数に応じた金額を検出するように構成され;さらに、硬貨類数量検出手段30、40で検出された、硬貨類収納部10に収納された貨幣CNの合計金額を表示する表示部20を備える。
このように構成すると、異なる金種を一度に取り扱うことができると共に、異なる金種にわたって収納されている貨幣の合計金額を表示することができるので、計数結果を一目で把握することが可能となる。
また、請求項5に記載の発明に係る硬貨類計数器は、例えば図1を参照して示すと、請求項4に記載の硬貨類計数器1において、硬貨類数量検出手段30、40が、硬貨類収納部10に収納された貨幣CNの数に応じた電気信号の検出を、隣接する硬貨類収納部10について時間差で行うように構成されている。
このように構成すると、硬貨類収納部に収納された硬貨類の数に応じた電気信号を検出する際に、隣接する硬貨類収納部の電磁誘導コイルからの電磁干渉を抑制することができる。
本発明に係る硬貨類計数器によれば、硬貨類収納部に収納された硬貨類の数に応じた電気信号を検出する硬貨類数量検出手段を備えるので、硬貨類収納部に収納された硬貨類の数に応じた値を、検出した電気信号を介して視認性のよい表示装置(例えば、硬貨類計数器が備える表示部、硬貨類計数器と電気的に接続されたディスプレイ、その他の出力装置)に表示させることが可能となり、集計結果を容易に認識することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において互いに同一又は相当する部材には同一あるいは類似の符号を付し、重複した説明は省略する。
まず図1及び図2を参照して、本発明の実施の形態に係る硬貨類計数器1を説明する。図1は、硬貨類計数器1の斜視図である。図2は硬貨類計数器1を説明する図であり、(a)は平面図、(b)は図2(a)のB−B矢視断面図である。硬貨類計数器1は、横長の直方体を底面との角度が約45度となる斜面51が現れるように一部を削除したような形の筐体50を備えている。斜面51には、硬貨類としての硬貨CNを収納することができる凹部が形成され、この凹部が硬貨類収納部としての収納部10を構成している。また、斜面51には収納部10に収納された硬貨CNの総額を表示する表示部20が設けられている。表示部20は、電子回路が形成された回路基板40(図2(b)参照)と電気的に接続されている。また、回路基板40は、収納部10を囲むように配置された電磁誘導コイルとしてのコイル30(図2(b)参照)と電気的に接続されている。図2(b)中では、コイル30は回路基板40とは別に表されているが、コイル30も回路基板40に形成された電子回路と協働して作用する電子回路の一部である。回路基板40は筐体50内に収容されている。硬貨類計数器1の基本構成は上記の通りであり、以下、各部についてさらに詳しく説明する。
筐体50は、横長の四角柱の上面52と正面53とが交差する1辺を削除して、底面54に対して約45度となる斜面51が形成された外観形状になっている。斜面51の面積は、上面52の面積よりも大きくなっている。また、筐体50は合成樹脂で形成されている。合成樹脂で形成されることにより、射出成形による製造を可能にし、生産効率の向上を図っている。
収納部10は、図1中符号Pで示す方向(上面52と正面53とを結ぶ方向)に長い凹部が斜面51に形成されて構成されている。硬貨類計数器1は、1円硬貨C1を収納する1円収納部11と、5円硬貨C5を収納する5円収納部12と、10円硬貨C10を収納する10円収納部13と、50円硬貨C50を収納する50円収納部14と、100円硬貨C100を収納する100円収納部15と、500円硬貨C500を収納する500円収納部16との6つの収納部10を有している。収納部10という呼称は各収納部11〜16を区別しない場合の呼称であり、主に各収納部11〜16に共通する事項を説明する際に用いる。また、硬貨CNという呼称は各種硬貨C1〜C500を区別しない場合の呼称である。
収納部10を構成する凹部は、収納された硬貨CNの重心が斜面51の下方に位置しつつ収納された硬貨CNの直径の8分の1から4分の1程度が斜面51の上方に位置する深さに形成され、底部の形状はその収納部10に重ねて収納される硬貨CNの外径に合うような断面半円状のカーブで形成されている。また、収納部10を構成する凹部の長さは、その収納部10に重ねて収納される硬貨CNを50枚収納できるように形成されている。したがって、収納される硬貨CNの厚さによって収納部10の長さが異なることとなり、500円収納部16が最も長く、1円収納部11の長さが最も短くなる。収納部10は、喩えるなら半割パイプが斜面51に取り付けられたように、長さ方向全体にわたって開放されているので、収納された硬貨CNはそのめいめいをつまみ出すことができる状態になる。
収納部10の周りには、収納される硬貨CNが重なる方向(図1中符号Pで示す方向)で収納部10を囲むようにコイル30が配置されている。別の表現をすると、収納部10に重ねて収納されている状態の50枚の硬貨CNを斜面51にほぼ平行な仮想平面で切ったときに現れる収納部10の切断面の長方形の外周を巻く位置に、コイル30が設けられている。コイル30は、収納部10の長手方向に沿う部分は凹部の裏側(硬貨CNが接触しない側)に接触しているが、硬貨CNが重なる方向の両端はそれぞれ所定の距離だけ離して配置されており、この収納部10の端部とコイル30との間が減衰スペース10A、10Bとなっている。減衰スペース10A、10Bを形成するために、斜面51には、コイル30を構成する銅線を掛けるための突起56A、56Bが裏側に突き出るようにそれぞれ設けられている。なお、突起56A、56Bに銅線を巻くように掛けてコイル30を形成するほか、あらかじめ銅線が巻かれた部材としてのコイル30を収納部10の裏側に取り付けるようにしてコイル30の取り付けを容易にしてもよい。コイル30を形成する銅線の固定には、熱融着を用いるとよい。熱融着とすると、銅線の位置がずれることがなく、また簡単な製造工程で銅線を確実に固定することができるので、安定して電気信号を検出することができるコイル30となる。
コイル30に、変動幅が一定の所定の周波数の電流(以下「交流成分を持つ定電流」という。)を流すと、コイル30には収納部10に収納された硬貨CNの数に応じた電圧がかかるため、コイル30にかかる電圧を検出することで収納部10に収納された硬貨CNの数を把握することができる。
図3に、収納部10に収納される硬貨CNの枚数とコイル30にかかる電圧との関係の一例のグラフを示す。図3(a)は縦軸に「電圧」、横軸に「硬貨CNの枚数」を取ったグラフの例であり、図3(b)は図3(a)のグラフの縦軸を「1/電圧」としたグラフである。収納部10に収納される硬貨CNの数が少ないほどコイル30にかかる電圧が高く、硬貨CNの増加にしたがって電圧は低下しており、コイル30にかかる電圧の逆数は収納部10に収納される硬貨CNの枚数にほぼ比例している。
コイル30は、交流成分を持つ定電流が流れているときの、収納部10に収納される硬貨CNの増減に伴う磁場の変化を電圧の変化として検出するために設けられている。したがって、コイル30は、収納部10に収納されている状態の硬貨CNの直径で切る仮想平面(硬貨CNの中心を通る仮想平面)を通るように、収納部10の周りに配置されると磁場の変化を捉えやすく好適である。しかしながら、硬貨CNの増減に伴う磁場の変化を電圧の変化として検出することができれば硬貨CNの中心を通る仮想平面からずれた位置に配置されていてもよい。また、収納部10に収納される硬貨CNは典型的には揃っている(各硬貨CNの向きが同じで全体として凹凸がない)が、硬貨CNの増減に伴う磁場の変化を電圧の変化として検出することができれば、硬貨CNが重なる方向Pに対してずれていてもよい(変化が検出できる程度に全体として凹凸があってもよい)。つまり、硬貨類を整列して収納するとは、収納部10に収納される硬貨類を、硬貨類の増減に伴う磁場の変化を電圧の変化として検出することができる程度に並べることをいう。硬貨類が整列して収納部10に収納されていると、例えば収納された硬貨類に曲がりが生じたものが混入することにより硬貨類同士に隙間が生じた場合であっても電圧の変化を検出することができる。また、磁力線への影響がほとんどない、例えば紙が硬貨類間に挟まっている場合であっても電圧の変化を検出することができる。なお、コイル30は硬貨CNの増減に伴う磁場の変化を電圧の変化として検出するものであるところ、硬貨CNからコイル30が受ける磁場の変化量を収納部10の端部に位置する硬貨CNから受けるものと中間に位置する硬貨CNから受けるものとをできるだけ均一にするために、上述の減衰スペース10A、10Bが設けられている。
コイル30は、各収納部11〜16のそれぞれに個別に設けられている。すなわち、1円収納部11の周りには1円コイル31が、5円収納部12の周りには5円コイル32が、10円収納部13の周りには10円コイル33が、50円収納部14の周りには50円コイル34が、100円収納部15の周りには100円コイル35が、500円収納部16の周りには500円コイル36が、それぞれ配置されている。各コイル31〜36を特に区別しないとき(各コイル31〜36に共通な事項を説明するとき)は単に「コイル30」ということとする。コイル30は、各収納部11〜16における硬貨CNの数の増減に伴う電圧の変化を検出しやすいように、硬貨CNの種類(材質、大きさ)に応じた巻き数で構成されている。例えば、1円硬貨C1や10円硬貨C10は、500円硬貨C500よりも透磁率が小さいため、収納部10に収納される硬貨CNの種類によって適切なコイル30の巻き数は異なる。したがって、各コイル31〜36の巻き数は必ずしもすべて同じではなく、各コイル31〜36によって異なっている。
各収納部11〜16は、収納する硬貨CNの額の少ない順に、左から右に向かって配列されている。隣接する収納部10同士の間は、収納部10を囲むように配置されたコイル30が接触しないスペースが確保されている。また、1つの収納部10に配置されたコイル30が、隣接する収納部10のコイル30の影響を受けないようにするために、隣接するコイル30の間に電磁シールドを挿入することができるスペースも確保することが好ましい。電磁シールドはコイル30の相互誘導の発生を防ぐことができる。本実施の形態に係る硬貨類計数器1は、電磁シールドを備えている。
ここで図4を参照して、電磁シールド39について説明する。電磁シールド39は、収納部10の長手方向に沿うコイル30を覆うように、収納部10裏側の筐体50に取り付けられている。電磁シールド39の形状は、典型的には長手方向断面において、図4(a)に示すようにコイル30に密着するようなコの字状の形状である。あるいは図4(b)に示すような、コイル30に密着しない凹曲面が形成された電磁シールド39Bとしてもよく、隣接するコイル30への相互誘導の発生を防ぐことができれば図4(c)に示すような隔壁状に形成された電磁シールド39Cとしてもよい。電磁シールド39Cのように隔壁状に形成する場合は、筐体50をシールド効果を持った材料で形成すると共に、電磁シールド39Cを筐体50と一体に成型すれば、製造の容易化を図ることができる。なお、電磁シールド39、39Bの材質としては、典型的にはフェライトコアが用いられるが、隣接するコイル30への相互誘導の発生を防ぐことができる程度に磁界を吸収することができれば珪素合板やその他の材料であってもよい。電磁シールド39Cの材質は電磁シールド39、39Bの材質と同じであってもよい。
図1及び図2に戻って説明を続ける。回路基板40は、発振回路部41、制御回路部42、演算回路部43を有している。発振回路部41、制御回路部42、演算回路部43は、それぞれ後述する機能を有する電子回路が形成されており、それぞれ相互に電気的に接続されている。なお、上記各回路部41〜43は説明の便宜上観念的に区別したものであり、物理的に分離した回路として形成されていなくてもよい。例えば、制御回路部42と演算回路部43とが共通の電子回路として形成されていてもよい。
発振回路部41は、コイル30と、コイル30にかかる電圧を検出する電子回路とを含んで構成されている。つまり、本実施の形態では、発振回路部41が硬貨類数量検出手段となっている。発振回路部41は、LC発振回路が形成されており、コイル30がこのLC発振回路のL(コイル)に該当する。上述のように、図2(b)中ではコイル30と発振回路部41とは別に表されているが、コイル30は発振回路部41を構成する1つの構成要素である。このように構成された発振回路部41は、交流成分を持つ定電流を発生させるようになっている。本実施の形態では交流成分を持つ定電流の所定の周波数を20kHz〜250kHz程度としており、各コイル31〜36ごとに、収納部10の硬貨CNの増減が電圧の変化として検出されやすい発振周波数及び各コイル31〜36のインダクタンスを決定している。また、発振回路部41は、各コイル31〜36に流す電流の変動幅(横波の頂部と底部との差)を一定にする機能を有している。発振回路部41に含まれるコイル30にかかる電圧を検出する電子回路は、各コイル31〜36にかかる電圧変化を検出する機能を有している。なお、LC発振回路を有する発振回路部41は、コンデンサを含むことはもちろん、増幅回路も含んでいる。
制御回路部42は、各コイル31〜36に対して電流を流すコイルを切り替える機能を有する電子回路である。制御回路部42により、隣接するコイル30に対して時間差で電流を流すようにすると、隣接するコイル30から相互誘導作用を受けることがなく、収納部10に収納された硬貨CNの増減に応じた電圧変化を正しく検出することができる。なお、各コイル31〜36への電流の流し方は、1円コイル31、5円コイル32、10円コイル33、50円コイル34、100円コイル35、500円コイル36の順に流すのが一般的であるが、検出時間の短縮のために1円コイル31、10円コイル33、100円コイル35に同時に流して次に5円コイル32、50円コイル34、500円コイル36に同時に流すようにしてもよく、あるいは、より相互誘導の影響を抑制するために1円コイル31、10円コイル33、100円コイル35、5円コイル32、50円コイル34、500円コイル36の順番に流すようにしてもよい。
また、制御回路部42は、収納部10に収納された硬貨CNの数と、この硬貨CNの数に応じたコイル30にかかる電圧との対応関係を調整する(基準となる電圧を調整する)。制御回路部42は、典型的には、リセットボタン(不図示)からの信号を受信したときにコイル30にかかる電圧を、収納部10に硬貨CNが収納されていないときの電圧であると記憶するように構成されている。なお、基準となる電圧は、収納部10に硬貨CNが収納されていない状態の電圧に限らず、例えば所定枚数の硬貨CNが収納部10に収納された状態の電圧であってもよい。あるいは、複数の収納状態の電圧を基準の電圧とするように調整してもよい(例えば、無収納状態の電圧を第1の基準電圧、所定枚数の硬貨CNが収納された状態の電圧を第2の基準電圧として調整する)。ここで、所定枚数は、例えば少量(5枚程度)又は満杯(50枚)とするとよい。また、例えば硬貨類計数器1の出荷前にあらかじめ基準電圧を調整しておくこととして、リセットボタン(不図示)を省略してもよい。しかしながら、リセットボタン(不図示)を設けておくと、使用により歪みが生じた場合に容易に基準電圧を校正することができるので好ましい。
また、制御回路部42は、温度検知器(不図示)から温度信号を受信して、あらかじめ記憶されている温度変化に応じた電圧の変化率に基づいて、検出結果を補正するように構成されている。温度検知器(不図示)からの信号と上述の基準となる電圧とを利用することで、硬貨類計数器1の周囲の温度変化や設置条件の変化への対応をより正確に行うことが可能となる。ところで、発振回路部41から発振される電流の変化量は一定であるため、検出する硬貨CNの枚数が多い場合には、検出した電圧により発振回路部41の内部回路のオペアンプ等により増幅率を変化させることが可能であり、検出した電圧により発振回路部41の内部回路の抵抗を制御回路部42により自動切替えすることも可能である。なお、温度検知器(不図示)を設けずに、例えば硬貨類計数器1の出荷前にあらかじめ温度変化による検出精度の影響を測定しておき、温度変化による影響が小さくなるように検出結果(検出された電気信号)の加工を行うように構成してもよい。ここでいう検出結果の加工としては、例えば所定の増幅率で電気信号の増幅を行うことが挙げられる。この場合、検出結果(電気信号)の増幅率や回路基板40に形成された電子回路の抵抗値を温度変化による影響が小さくなるような値にあらかじめ調整しておくとよい。
演算回路部43は、発振回路部41で検出された各コイル31〜36の電圧の変化から各収納部11〜16に収納されている硬貨CNの数を検出し、収納部11〜16全体に収納されている硬貨CNの合計金額を演算する回路である。演算回路部43における演算結果は、電気信号として表示部20に送信される。回路基板40は、典型的には商用電源から電力の供給を受けるように構成されている。
表示部20は、収納部10に収納された硬貨CNの枚数及び合計金額がアラビア数字で表示されるように構成されている。アラビア数字で表示されるので、集計した硬貨CNの合計金額を一目で把握することができ、集計作業の効率を向上させることができる。表示部20は、1円収納部11に収納された1円硬貨C1の枚数を表示する1円表示部21と、5円収納部12に収納された5円硬貨C5の枚数を表示する5円表示部22と、10円収納部13に収納された10円硬貨C10の枚数を表示する10円表示部23と、50円収納部14に収納された50円硬貨C50の枚数を表示する50円表示部24と、100円収納部15に収納された100円硬貨C100の枚数を表示する100円表示部25と、500円収納部16に収納された500円硬貨C500の枚数を表示する500円表示部26と、各収納部11〜16に収納された硬貨CNの合計枚数を表示する合計枚数表示部27と、各収納部11〜16に収納された硬貨CNの合計金額を表示する合計金額表示部28とを有している。表示部20には各硬貨CNの種類ごとに枚数が表示されるので、金種ごとの集計作業が容易になる。また、表示部20は、典型的には液晶で構成されている。液晶で構成されていると、回路基板40からの電気信号を利用しやすく、コストダウンを図ることができる。
引き続き硬貨類計数器1の作用を説明する。硬貨類計数器1を使用するに際し、硬貨類計数器1を電源に接続してスイッチ(不図示)を投入する。すると、各収納部11〜16に硬貨CNを収納していない状態では、各表示部21〜28にはアラビア数字の「0」が表示される。このとき、硬貨類計数器1がリセットボタン(不図示)を有している場合は、各収納部11〜16に硬貨CNを収納していない状態でリセットボタン(不図示)を押して0点補正をしてもよい。スイッチが投入され、電力が回路基板40に供給されると、発振回路部41及び制御回路部42が協働することにより、各コイル31〜36に交流成分を持つ定電流が流れる。各コイル31〜36には、制御回路部42におけるスイッチング機能により、電流が時間差で流れる。
硬貨類計数器1に電源を投入したら、計数する硬貨CNを種類に応じた所定の収納部11〜16に重ねて収納する。すると、コイル30には、交流成分を持つ定電流が流れているため、収納部10に収納された硬貨CNの枚数に応じた渦電流損が生じる。収納部10に収納された硬貨CNの枚数が多くなるほど、コイル30における電流の流れを妨げようとする作用が大きくなるためインピーダンス(あるいはリアクタンス)が増大し、コイル30を流れる電流は発振回路部41により一定にされているからコイル30にかかる電圧は低下する。すなわち、コイル30にかかる電圧は、収納部10に収納された硬貨CNの枚数が増加するにしたがって低下するように変化する。発振回路部41はコイル30にかかる電圧の変化を検出し、演算回路部43は電圧の変化から収納部11〜16全体に収納された硬貨CNの合計金額を算出し、算出された合計金額及び各収納部11〜16に収納された硬貨CNの枚数は電気信号として表示部20に送信され、結果が表示部20にアラビア数字で即座に表示される。
各コイル31〜36にかかる電圧変化の検出は随時行われており、硬貨CNを収納部10に重ねるにしたがって、表示部20に表示される結果も随時更新される。計数する硬貨CNがすべて所定の収納部11〜16に振り分けられると各収納部11〜16の硬貨CNの増減がなくなるため、各コイル31〜36にかかる電圧変化、ひいては表示部20に表示される結果(硬貨CNの枚数及び合計金額)の変動がなくなる。このときの表示部20に表示される硬貨CNの枚数及び合計金額を読み取ることで、簡単に硬貨CNの計数が完了する。各表示部21〜28には見やすい大きさのアラビア数字で計数結果が表示されるので、集計結果を容易に認識することができる。
以上の説明では、筐体50の斜面51が底面54に対して約45度となるように構成されているとしたが、硬貨類計数器1の使用場所や使用状態に適合するように、45度にこだわらずに例えば30度や60度、あるいは0度等、適切な角度とするとよい。
以上の説明では、収納部10の凹部の深さは収納された硬貨CNの重心が斜面51の下方に位置しつつ収納された硬貨CNの直径の8分の1から4分の1が斜面51の上方に位置する深さであるとしたが、これに限らず硬貨CNを収納部10に静止させることができる(すなわち、落下せずに収納部10に止まらせておくことができる)深さであれば硬貨CNの4分の1以上が斜面51の上方に位置するような深さでもよい。しかしながら、収納部10に収納される硬貨CNの増減に伴う磁場の変化を電圧の変化として検出することができる位置にコイル30を設置する観点から、硬貨CNが斜面51の上方に位置するのは硬貨CNの直径の4分の1以下とするのが好ましい。逆に斜面51の上方に位置するのが硬貨CNの8分の1に満たない場合(極端には硬貨CNの全部が斜面51の下方に位置する場合)であっても、収納部10の長手方向にわたって硬貨CNの直径分の幅が開放されていれば、硬貨CNのそれぞれをつまみ出すことができるので、このような場合でもよい。また、凹部の形状は、底部が硬貨CNの外径に合うように形成されているとしたが、これに限らず、凹部の断面が例えば図4に示されるようにコの字状に形成される等、硬貨CNを複数の点で支えて収納部10に静止させることができる形状であればよい。
以上の説明では、収納部10の凹部の長手方向が斜面51の上下方向に形成されているとしたが、収納部10の凹部の長手方向が斜面51の上下方向に対して直角の方向、すなわち水平方向であってもよい。この場合も上述のように、収納部10の凹部は、硬貨CNを収納部10に静止させることができるような深さ・形状に形成されていればよい。
以上の説明では、収納部10に収納可能な硬貨CNの枚数が50枚であるとしたが、用途に応じて適宜変更してもよい。ただし、機械で計数するメリットを享受することができ、硬貨CN1枚の増減を電圧変化として検出することができるようにする観点から、収納部10に収納可能な硬貨CNの枚数は、下限を10枚程度、上限を100枚程度とするとよい。
以上の説明では、各収納部11〜16が1列づつ設けられていることとしたが、使用頻度の高い金種の硬貨CNを収納する収納部10を複数列設ける等、使用状況に適するように適宜増加してもよい。逆に、取り扱う金種が限定されている場合(1種類を含む)の利用に便利なように、その特定の金種の硬貨CNを収納する収納部10を設けて取り扱わない金種の硬貨CNを収納する収納部10を省いてもよい。
以上の説明では、硬貨類計数器1は日本国で製造された硬貨CNを計数するものとしたが、外国で製造された硬貨を計数するものとしてもよい。
以上の説明では、収納部10に収納される硬貨CNの増減をコイル30にかかる電圧の変化として検出することとしたが、収納部10に収納される硬貨CNの増減を周波数の変化として検出することとしてもよい。本実施の形態のように構成されたLC発振回路は、コイル30の内部に配置された物質の透磁率が大きくなるほど周波数が小さくなる特性を有するため、収納部10に収納される硬貨CNの増減(硬貨CN全体の透磁率の変化)を周波数の変化として検出することができる。しかしながら、収納部10に収納される硬貨CNの増減に伴う電気信号の変化は、周波数の変化よりも電圧の変化の方が大きいので、コイル30にかかる電圧の変化として検出する方が、検出しやすくなり好ましい。
以上の説明では、変動幅が一定の所定の周波数の電流をコイル30に流し、収納部10に収納される硬貨CNの増減をコイル30にかかる電圧の変化として検出することとしたが、変動幅が一定の所定の周波数の電圧をコイル30にかけ、収納部10に収納される硬貨CNの増減をコイル30に流れる電流の変化として検出するようにしてもよい。
以上の説明では、硬貨類計数器1(回路基板40)が商用電源から供給を受けることとしたが、バッテリを電源としてもよい。電源をバッテリとすると、硬貨類計数器1の配置の自由度が向上すると共に、ごくわずかではあるが電力需要の平準化にも寄与することとなる。バッテリを電源とする場合、典型的には筐体50内部にバッテリを収納するバッテリ収納部が設けられる。
以上の説明では、硬貨類計数器1が表示部20を備えているとしたが、硬貨類計数器1に表示部20を設けずに外部の表示装置(例えばパソコンのディスプレイ)に収納部10に収納された硬貨CNの合計金額や枚数を表示させるようにしてもよい。この場合、例えば硬貨CNの合計金額や枚数を電気信号として出力する出力端子(例えばUSB端子等)を硬貨類計数器1が有することとなる。また、硬貨類計数器1をパソコン等のコンピュータに接続して計数結果をコンピュータに取り込むようにしてもよい。計数結果をコンピュータに取り込むようにすると、表示結果を読み取ってメモを取るような煩わしさから解放されると共に、ログに基づいてグラフ化する等のデータ加工を行いやすくなる。また、硬貨類計数器1は、上述のような出力端子(例えばUSB端子等)を有する場合には、出力装置としてプリンタのような印刷装置を接続してもよい。この場合、硬貨CNの合計金額、枚数、収支(収支ログ)を紙出力することができる。
以上の説明では、表示部20に示される金種ごとの検出結果が硬貨CNの枚数であるとしたが、これに加えて金種ごとの合計金額を表示するようにしてもよい。このように構成すると金種ごとの計数結果を一目で把握することができる。しかしながら金種ごとの硬貨CNの枚数が分かれば簡単な計算で金種ごとの合計金額を求めることができるので、金種ごとの検出結果を硬貨CNの枚数のみとして表示部20の面積を小さくし、硬貨類計数器1の小型化を図るとよい。
本発明の実施の形態に係る硬貨類計数器の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る硬貨類計数器の詳細図である。(a)は平面図、(b)は(a)のB−B矢視断面図である。 収納部に収納される硬貨の枚数と電磁誘導コイルにかかる電圧との関係の一例を示すグラフである。 電磁誘導コイルに取り付けられた電磁シールドを説明する図である。
符号の説明
1 硬貨類計数器
10 硬貨類収納部
20 表示部
30 電磁誘導コイル
39 電磁シールド
40 回路基板(電子回路)
CN 硬貨類

Claims (5)

  1. 硬貨類を整列して重ねて収納する硬貨類収納部であって、前記硬貨類のそれぞれをつまみ出すことができる状態で収納する硬貨類収納部と;
    前記硬貨類が前記硬貨類収納部に収納された状態で前記硬貨類収納部に収納された前記硬貨類の数に応じた電気信号を検出する硬貨類数量検出手段とを備える;
    硬貨類計数器。
  2. 前記硬貨類数量検出手段が、前記硬貨類が重なる方向で前記硬貨類収納部を囲むように配置された電磁誘導コイルと、前記電磁誘導コイルにかかる電圧を検出する電子回路とを含んで構成された;
    請求項1に記載の硬貨類計数器。
  3. 前記電磁誘導コイルの相互誘導の発生を防ぐ電磁シールドを備える;
    請求項2に記載の硬貨類計数器。
  4. 前記硬貨類が貨幣である前記硬貨類収納部を複数有し;
    前記硬貨類数量検出手段が、前記硬貨類収納部ごとに前記硬貨類収納部に収納された前記貨幣の種類及び数に応じた金額を検出するように構成され;
    さらに、前記硬貨類数量検出手段で検出された、前記硬貨類収納部に収納された前記貨幣の合計金額を表示する表示部を備える;
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の硬貨類計数器。
  5. 前記硬貨類数量検出手段が、前記硬貨類収納部に収納された前記貨幣の数に応じた電気信号の検出を、隣接する前記硬貨類収納部について時間差で行うように構成された;
    請求項4に記載の硬貨類計数器。
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