JP2008233190A - 画像表示用パネルおよび画像表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表示画像において十分なカラー濃度、白黒濃度および十分な色調再現性が得られて良好な画像の表示が行われる画像表示用パネルおよび画像表示方法の提供。
【解決手段】 画像表示用パネルは、各々、イエロー粒子およびホワイト粒子よりなる電界が作用することにより移動可能な粒子群が封入されたイエローセル、マゼンタ粒子およびホワイト粒子よりなる電界が作用することにより移動可能な粒子群が封入されたマゼンタセル、並びにシアン粒子およびホワイト粒子よりなる電界が作用することにより移動可能な粒子群が封入されたシアンセルのカラーセルを含有するピクセルが黒色の背面板上に並列に配置され、各カラーセルにおいて、X軸方向に伸びる複数の上面電極がY軸方向に離間して並列に配置されると共に、Y軸方向に伸びる複数の下面電極がX軸方向に離間して並列に配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像表示用パネル、特に、2種類にカラー微小粉体が封入されたカラーセルの複数種類からなる画像表示用パネルおよびこれを用いた画像表示方法に関する。
従来から、テレビやコンピュータの画像表示媒体としてCRTが広く用いられており、また、近年は、画像表示媒体の小型化や省エネルギー化の要求から液晶パネルやプラズマディスプレイパネルが用いられ、さらには有機EL素子による新規な表示パネルの開発も盛んに行われている。
一方、画像表示媒体として太古から用いられてきた紙には、運搬性が高く、画像の視認性が良好であり、また画像表示のためのエネルギーが不要であるという特長がある。
このような紙の特長を有し、かつ、繰り返し画像表示を行うことができるという特性を具えた画像表示媒体として、電気泳動を利用した画像表示用パネルや粉体を用いた画像表示用パネルが提案されている(例えば、特許文献1、2等参照。)。
特に、粉体を用いた画像表示用パネル(以下、「粉体ディスプレイパネル」ともいう。)は、比較的簡単な構造で高い応答速度性が得られることなどから、電子ペーパーとして用いることができると期待されている。
しかしながら、このような粉体ディスプレイパネルにおいては、視認性の良好なカラー画像の表示が困難である、という問題がある。
例えば、従来から提案されているカラー画像用の粉体ディスプレイパネルは、図4に示されるように、イエロー粒子群31Yおよびホワイト粒子群31Wが封入されてなるイエローセル31、マゼンタ粒子群32Mおよびホワイト粒子群32Wが封入されてなるマゼンタセル32、シアン粒子群33Cおよびホワイト粒子群33Wが封入されてなるシアンセル33、並びに、ブラック粒子群34Bkおよびホワイト粒子群34Wが封入されてなるブラックセル34の4種類のカラーセル31〜34が、1辺が2つのセルよりなる正方形状に規則的に配列されてなるピクセル30が、多数、並列に規則的に配置されて構成されたものである。
この粉体ディスプレイパネルにおいては、例えばマゼンタ表示を行う場合には、全カラーセル31〜34の1/4に当たるマゼンタセル32がカラー表示選択されてマゼンタのカラーを表示し、残りの3/4のカラーセル(イエローセル31、シアンセル33、黒色セル34)はホワイト表示選択されてホワイトを表示することとなるため、全体としてカラー濃度が低く、十分な視認性が得られるカラー表示を行うことができない。
このようなカラー濃度の問題を解決するために、減法混色の3原色であるシアンとマゼンタ、イエロー、または加法混色の3原色であるレッド、グリーン、ブルーなどの有彩色とその補色の粒子群よりなるセル、有彩色とブラックの粒子群よりなるセル、およびホワイトとブラックの粒子群よりなるセルよりなるピクセルを用いることで、カラー濃度を向上させる粉体ディスプレイパネルが提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
しかしながら、この粉体ディスプレイパネルにおいては、十分なカラー濃度が得られる一方、有彩色およびその補色を同時にカラー表示に用いることになるために十分な色調再現性が得られない、という問題がある。
また、十分なカラー濃度を得ることを目的として、例えば図5に示されるように、イエローセル31、マゼンタセル32、シンアセル33の3種類のカラーセルが2つずつ、合計6つが、縦に2つ、横に3つ、長方形状に規則的に配列されたピクセル35よりなる粉体ディスプレイパネルが考えられている。この粉体ディスプレイパネルにおいては、例えばマゼンタ表示を行う場合、全カラーセルの1/3に当たるマゼンタセル32,32がシアンのカラーを表示するため、全体として高いカラー濃度を得ることができる。
しかしながら、この粉体ディスプレイパネルにおいては、黒色表示がピクセル35の各カラーセル31,31,32,32,33,33のすべてをカラー表示選択とすることによる混色により行われるところ、印刷のように黒色インキのみで表す場合に比べて白みがかった明るい黒色しか得られない、という問題がある。
特開2004−341123号公報 特開2003−156770号公報 特開2004−302339号公報
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、その目的は、表示画像において十分なカラー濃度、白黒濃度および十分な色調再現性が得られて良好な画像の表示が行われる画像表示用パネルおよびこれを用いた画像表示方法を提供することを目的とする。
本発明の画像表示用パネルは、各々、イエロー粒子およびホワイト粒子よりなる電界が作用することにより移動可能な粒子群が封入されたイエローセル、マゼンタ粒子およびホワイト粒子よりなる電界が作用することにより移動可能な粒子群が封入されたマゼンタセル、並びにシアン粒子およびホワイト粒子よりなる電界が作用することにより移動可能な粒子群が封入されたシアンセルのカラーセルを含有するピクセルが黒色の背面板上に並列に配置され、
各カラーセルにおいて、X軸方向に伸びる複数の上面電極がY軸方向に離間して並列に配置されると共に、Y軸方向に伸びる複数の下面電極がX軸方向に離間して並列に配置されていることを特徴とする。
本発明の画像表示用パネルにおいては、各カラーセル内における粒子群の体積占有率が5〜50体積%であることが好ましい。
本発明の画像表示方法は、上記の画像表示用パネルを用い、各カラーセルにおいて選択された組み合わせの上面電極および下面電極を駆動させ、これにより、当該選択された組み合わせに対応する領域の電界状態を制御して当該領域に粒子群を収集させることにより、黒色表示が行われることを特徴とする。
本発明の画像表示用パネルおよび画像表示方法によれば、表示されたカラー画像において十分なカラー濃度が得られる上、黒色表示が、各カラーセルにおいて複数の上面電極および複数の下面電極からそれぞれ選択された1つずつを駆動させ、当該選択された組み合わせに対応する領域の電界状態を制御して各カラーセル中の粒子群をこの領域に収集させることにより、背面板の黒色が光学的に露出することによって行われるので、表示された画像において十分な黒色濃度が得られ、従って表示された画像において十分な色調再現性が得られて良好な画像の表示を行うことができる。
以下、本発明の画像表示用パネルおよび画像表示方法について説明する。
図1は、本発明の画像表示用パネルを構成する一のピクセルの構成例を模式的に示す説明用斜視図である。
この画像表示用パネルは、電界の状態に従ってイエローまたはホワイトを択一的に表示するイエローセル11、電界の状態に従ってマゼンタまたはホワイトを択一的に表示するマゼンタセル12、並びに電界の状態に従ってシアンまたはホワイトを択一的に表示するシアンセル13の3種類のカラーセルが2つずつ、合計6つのカラーセルが面方向に絶縁した状態で並列に規則的に配置されて構成されるピクセル10が、多数、黒色の背面板15上に面方向に並列に規則的に配置されたものであって、ピクセル10を構成する各カラーセル11〜13の上下面には、後記に詳述するように、上面電極および下面電極がそれぞれ2つずついわゆるサンドイッチ電極として設けられている。
この画像表示用パネルにおいては、多数のピクセル10の各々が選択された色の表示を行うことで、減法混色によりカラー、白、黒の多色表示が行われる。
各カラーセル11〜13は、カラー粒子よりなるカラー粒子群(イエロー粒子群11Y,マゼンタ粒子群12Mまたはシアン粒子群13C)およびホワイト粒子よりなるホワイト粒子群の、色の異なる2種類の粒子群がセル枠内に封入されたものであり、このカラー粒子群およびホワイト粒子群は互いに逆極性に帯電された状態とされている。
そして、上面電極および下面電極によって電界を作用させることにより、当該電界の向きに従って、各カラーセル11〜13内における天井側領域と床側領域とに背面板15に垂直なZ軸方向に互いに分離して収集されるよう、負極性に帯電した粒子群が正極性に帯電したセル枠の天井面および床面の一方に向かって静電力などによって引き寄せられると共に、正極性に帯電した例えば粒子群が負極性に帯電したセル枠の天井面および床面の他方に向かって静電力などによって引き寄せられ、これにより、当該カラーセル11〜13内における天井側領域の全域に収集された粒子群の色が表示され、また、作用される電界の状態が逆向きに制御されると、各カラーセル11〜13内において天井側領域と床側領域との両領域間をカラー粒子群およびホワイト粒子群が互い違いに移動して天井側領域と床側領域とに電界の向きの制御前とは異なる色の粒子群が互いに分離して収集されて電界の向きの制御前とは異なる色が表示される。
ピクセル10を構成するイエローセル11は、イエロー粒子よりなるイエロー粒子群11Yおよびホワイト粒子よりなるホワイト粒子群11Wの2種類の粒子群が封入されたものである。
ピクセル10において、例えば、イエローを表示するよう電界が制御された場合には、すべての上面電極および下面電極が駆動されてイエロー粒子群11Yがイエローセル11内の天井側領域の全域に収集されると共にホワイト粒子群11Wが当該イエローセル11内の床側領域の全域に収集され、反射光による表示はイエローとなり、結局、イエローのカラーが表示される。一方、電界がホワイト表示に係る状態に制御された場合には、図1に示されるように、ホワイト粒子群11Wがイエローセル11内の天井側領域の全域に収集されると共にイエロー粒子群11Yが当該イエローセル11内の床側領域の全域に収集され、これにより白色が表示される。
また、マゼンタセル12は、マゼンタ粒子よりなるマゼンタ粒子群12Mおよびホワイト粒子群12Wの2種類の粒子群が封入されたものであり、例えば、マゼンタを表示するよう電界が制御された場合には、すべての上面電極および下面電極が駆動されて、図1に示されるように、マゼンタ粒子群12Mがマゼンタセル12内の天井側領域の全域に収集されると共にホワイト粒子群12Wが当該マゼンタセル12内の床側領域の全域に収集され、反射光による表示はマゼンタとなり、結局、これによりマゼンタのカラーが表示され、一方、電界がホワイト表示に係る状態に制御された場合には、ホワイト粒子群12Wがマゼンタセル12内の天井側領域の全域に収集されると共にマゼンタ粒子群12Mが当該マゼンタセル12内の床側領域の全域に収集され、これにより白色が表示される。
また、シアンセル13は、シアン粒子よりなるシアン粒子群13Cおよびホワイト粒子群13Wの2種類の粒子群が封入されたものであり、例えば、シアンを表示するよう電界が制御された場合には、すべての上面電極および下面電極が駆動されてシアン粒子群13Cがシアンセル13内の天井側領域の全域に収集されると共にホワイト粒子群13Wが当該シアンセル13内の床側領域の全域に収集され、反射光による表示はシアンとなり、結局、これによりシアンのカラーが表示され、一方、電界がホワイト表示に係る状態に制御された場合には、図1に示されるように、ホワイト粒子群13Wがシアンセル13内の天井側領域の全域に収集されると共にシアン粒子群13Cが当該シアンセル13内の床側領域の全域に収集され、これにより白色が表示される。
このようなカラーセル11〜13を構成するセル枠は、例えば立方体状のものとすることができ、少なくともその天井壁および床壁は、透明性を有するものから形成されている。
このようなカラーセル11〜13よりなるピクセル10が並列に規則的に配置された画像表示用パネルのパネル本体は、例えば、対向する2枚の透明性シート間に所定間隔において隔壁を形成させ、これにより区画された領域に所定のカラー粒子群およびホワイト粒子群を封入することにより、形成することができる。得られる画像表示用パネルを例えば電子ペーパーとして利用する場合には、透明性シートを可撓性のあるものとすることが好ましい。
天井壁の厚みは、例えば20〜200μm、好ましくは50〜100μmとされ、この厚みが過小であると、得られる画像表示用パネルを十分な強度を有するものとすることができない。一方、この厚みが過大であると、表示される画像において十分に鮮明な視認性が得られず、また、十分なコントラストを得ることができないことがある。
またカラーセル11〜13のサイズは適宜に設定されればよく、例えば左右方向に沿ったX軸方向の幅が20〜2000μm、奥行き方向に沿った、X軸方向と直角なY軸方向の奥行きが20〜2000μm、上下方向に沿った、X軸方向およびY軸方向と直角なZ軸方向の高さが20〜200μmとされる。
カラーセル11〜13に封入される粒子群11Y,12M,13C,11W,12W,13Wは、例えば、樹脂、荷電制御剤、着色剤、およびその他添加剤を混練り粉砕することなどにより、得ることができる。
樹脂としては、従来公知の各種の樹脂を用いることができ、荷電制御剤としては、正帯電性の粒子とする場合には、4級アンモニウム塩系化合物、ニグロシン染料、トリフェニルメタン系化合物、イミダゾール誘導体などが挙げられ、負帯電性の粒子とする場合には、金属アゾ染料、サリチル酸金属錯体、ニトロイミダゾール誘導体などが挙げられる。
また、着色剤としては、従来公知の有機または無機の各種、各色の顔料、染料を使用することができる。
粒子群11Y,12M,13C,11W,12W,13Wを構成する粒子の平均粒子径は例えば2.5〜20μmであり、サイズおよび形状のバラツキが小さいことが好ましい。
また、各カラーセル11〜13内における粒子群11Y,12M,13C,11W,12W,13Wの体積占有率は、当該各カラーセル11〜13に配設された上面電極および下面電極の数に応じて適宜に設定することができ、例えば、上面電極および下面電極が2つずつ配設された場合、5〜50体積%であることが好ましい。この体積占有率が過小であると、十分に鮮明な画像の表示を行うことができなくなり、体積占有率が過大であると、良好な黒色表示ができないおそれがある。
これらの各カラーセル11〜13においては、図2に示されるように、その上面に、X軸方向に伸びる複数、例えば2つの上面電極20a,20bが互いに絶縁した状態に、Y軸方向に並列に配置されると共に、当該各カラーセル11〜13の下面に、Y軸方向に伸びる複数、例えば2つの下面電極25a,25bが互いに絶縁した状態に、X軸方向に並列に配置されている。
各カラーセル11〜13においては、当該カラーセル11〜13の上面の全面が、前述の複数の上面電極によって覆われており、すなわち、配設された上面電極が2つである場合は、その幅(X軸方向長さ)が各カラーセル11〜13の幅と同じとされていると共に、その奥行き(Y軸方向長さ)が各カラーセル11〜13の奥行きのほぼ1/2の幅とされている。
また、同様に、当該カラーセル11〜13の下面の全面が、前述の複数の下面電極によって覆われており、すなわち、配設された下面電極が2つである場合は、その幅(X軸方向長さ)が各カラーセル11〜13の幅のほぼ1/2の幅とされていると共に、その奥行き(Y軸方向長さ)が各カラーセル11〜13の奥行きと同じとされている。
このような2つの上面電極20a,20bおよび2つの下面電極25a,25bから、1つの上面電極20aおよび1つの下面電極25aの組み合わせを選択して駆動させることにより、各カラーセル11〜13内において選択される組み合わせに対応する4パターンのZ軸方向に伸びる小領域R1 〜R4 のうちの1つの小領域R1が指定される。
このように各カラーセル11〜13において、上面電極20aおよび下面電極25aがそれぞれ1つずつ選択されて駆動されることにより指定された小領域R1 においては、電界の状態に従って、図3に示されるように、カラーの粒子群とホワイト粒子群とが、その上部区域と下部区域とに背面板15に垂直なZ軸方向に互いに分離して収集される。
以上のような画像表示用パネルの各ピクセルは、次のように動作される。
すなわち、ピクセル10において、イエロー表示を行う場合には、すべての上面電極20a,20bおよび下面電極25a,25bが駆動された状態において電界が制御されてイエローセル11のイエロー粒子群11Yが当該イエローセル11の天井側領域の全域に収集されると共にホワイト粒子群11Wが当該イエローセル11の床側領域の全域に収集され、マゼンタセル12のマゼンタ粒子群12Mが当該マゼンタセル12の床側領域の全域に収集されると共にホワイト粒子群12Wが当該マゼンタセル12の天井側領域の全域に収集され、シアンセル13のシアン粒子群13Cが当該シアンセル13の床側領域の全域に収集されると共にホワイト粒子群13Wが当該シアンセル13の天井側領域の全域に収集され、これによりイエローセル11のイエロー粒子群11Yの色が反映されてイエロー表示が行われる。
同様に、マゼンタ表示は、マゼンタセル12のマゼンタ粒子群12Mの色を反映させるよう当該マゼンタ粒子群12Mを当該マゼンタセル12の天井側領域の全域に収集させると共に他のイエローセル11のイエロー粒子群11Yおよびシアンセル13のシアン粒子群13Cをそれぞれ床側領域の全域に収集させることにより行われ、シアン表示は、シアンセル13のシアン粒子群13Cの色を反映させるよう当該シアン粒子群13Cを当該シアンセル13の天井側領域の全域に収集させると共に他のイエローセル11のイエロー粒子群11Yおよびマゼンタセル12のマゼンタ粒子群12Mをそれぞれ床側領域の全域に収集させることにより、行われる。
また、白色表示は、すべてのカラーセル11〜13においてそれぞれホワイト粒子群11W〜13Wが天井側領域の全域にわたって収集されることにより、行われる。
そして、黒色表示は、ピクセル10の各カラーセル11〜13において1つの上面電極20aおよび1つの下面電極25aが選択されて駆動され、この選択された組み合わせに対応して指定される小領域R1 の電界状態が制御されて当該小領域R1 の上部区域および下部区域に粒子群が収集されて退避されることにより、残りの3/4の領域R2〜R4 に係る床壁に背面板15の黒色が光学的に露出してこれが反映され、これにより黒色表示が行われる。
このとき、各カラーセル11〜13のカラー粒子群11Y,12M,13Cが当該各カラーセル11〜13の小領域R1 ,R1 ,R1 における上部区域に収集されると共に、ホワイト粒子群11W,12W,13Wが当該小領域R1,R1 ,R1 の下部区域に収集されてホワイト粒子群11W,12W,13Wがカラー粒子群11Y,12M,13Cに隠蔽された状態とされる。
以上の画像表示用パネルによれば、表示されたカラー画像において十分なカラー濃度が得られながら、黒色表示が、各カラーセル11〜13において2つの上面電極20a,20bおよび2つの下面電極25a,25bからそれぞれ選択された1つずつを駆動させ、当該選択された組み合わせに対応する領域の電界状態を制御して各カラーセル11〜13中の粒子群11Y,12M,13C,11W,12W,13Wをこの領域に収集させることにより、背面板15の黒色が光学的に露出することによって行われるので、表示された画像において十分な黒色濃度が得られ、従って表示された画像において十分な色調再現性が得られて良好な画像の表示を行うことができる。
以上、本発明の実施の形態について具体的に説明したが、本発明の実施の形態は上記の例に限定されるものではなく、種々の変更を加えることができる。
例えば、各カラーセルに配設される上面電極および下面電極は、それぞれ2つずつに限定されるものではなく、2つ以上の複数であればよい。
ただし、各カラーセルにおける上面電極および下面電極の配設数が多ければ多いほど粒子群を退避させるべき小領域の大きさを小さくすることができ、これにより背面板の黒色を露出する床壁の領域が大きくすることができて黒色表示の鮮明性が高いものとなるが、各カラーセルにおける上面電極および下面電極の配設数が多ければ多いほど、当該各カラーセルに封入することができる粒子群の量が小さくなるので、カラー表示に係る鮮明性が低いものとなる。
このことから、上面電極および下面電極はそれぞれ2〜3つずつであることが好ましく、より好ましくは2つずつである。
以下、本発明の具体的な実施例について説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
<セル枠Sの作製例>
下記構造式(ア)で表され、かつ、重量平均分子量30,000であるポリカーボネート(三菱ガス化学社製)20質量部、およびテトラヒドロフラン(関東化学社製)100質量部を混合して溶解させ、塗布法により設置し、100℃で60分間乾燥させてセル枠Sを作製した。
このセル枠Sは幅(X軸方向)250μm、奥行き(Y軸方向)500μm、高さ(Z軸方向)100μm、天井枠の厚み50μmであり、床壁の厚み50μmのものであった。
(樹脂微粒子分散液の調製例)
スチレン(和光純薬株式会社製)355質量部、アクリル酸ブチル(和光純薬株式会社製)45質量部、アクリル酸(和光純薬株式会社製)8質量部、およびドデシルメルカプタン(和光純薬株式会社製)8質量部を混合して溶解させた単量体溶液を、非イオン性界面活性剤「ノニポール8.5」(三洋化成株式会社製)8質量部およびアニオン性界面活性剤「ネオゲンRK」(第一工業製薬株式会社製)9質量部をイオン交換水583質量部に溶解させた界面活性剤溶液に乳化分散させ、この乳化分散液に、10分間ゆっくりと混合しながら過硫酸アンモニウム(和光純薬株式会社製)4質量部をイオン交換水50質量部に溶解させた開始剤溶液を添加し、窒素置換を行った後、撹拌しながら内温が70℃になるまでオイルバスで加熱し、6時間継続して乳化重合処理を行い、その後、反応液を室温まで冷却し、樹脂微粒子分散液〔A〕を調製した。
(着色剤分散液の調製例1)
フタロシアニン顔料「PV FAST BLUE」(大日精化株式会社製)60質量部を、アニオン性界面活性剤(和光純薬株式会社製)2質量部をイオン交換水300質量部に溶解させた界面活性剤溶液にホモジナイザー「ウルトラタラックス」(IKA社製)を用いて乳化分散させ、数平均一次粒子径150nmで着色微粒子が分散された、シアンに係る着色剤分散液〔B〕を調製した。
(着色剤分散液の調製例2)
着色剤分散液の調製例1において、フタロシアニン顔料「PV FAST BLUE」の代わりにマゼンタ顔料「C.I.ピグメントレッド 122」を用いたことの他は同様にして、数平均一次粒子径150nmで着色微粒子が分散された、マゼンタに係る着色剤分散液〔C〕を調製した。
(着色剤分散液の調製例3)
着色剤分散液の調製例1において、フタロシアニン顔料「PV FAST BLUE」の代わりにイエロー顔料「C.I.ピグメントイエロー 74」を用いたことの他は同様にして、数平均一次粒子径150nmで着色微粒子が分散された、イエローに係る着色剤分散液〔D〕を調製した。
(着色剤分散液の調製例4)
着色剤分散液の調製例1において、フタロシアニン顔料「PV FAST BLUE」の代わりにカーボンブラック「リーガル330」(キャボット社製)を用いたことの他は同様にして、数平均一次粒子径150nmで着色微粒子が分散された、ブラックに係る着色剤分散液〔E〕を調製した。
(着色剤分散液の調製例5)
着色剤分散液の調製例1において、フタロシアニン顔料「PV FAST BLUE」の代わりに酸化チタン「MT500ST」(テイカ社製)を用いたことの他は同様にして、数平均一次粒子径150nmで着色微粒子が分散された、ホワイトに係る着色剤分散液〔F〕を調製した。
(離型剤微粒子分散液の調製例)
ステアリン酸ステアリル(融点58℃)100質量部を、アニオン性界面活性剤「リパール860K」(ライオン株式会社製)3質量部をイオン交換水500質量部に溶解させた界面活性剤溶液にホモジナイザー「ウルトラタラックス」(IKA社製)を用いて乳化分散させ、圧力吐出型ホモジナイザーで分散処理して数平均一次粒子径190nmで離型剤微粒子が分散された離型剤微粒子分散液〔G〕を調製した。
(吸収ピークシフト化物質分散液の調製例)
ステアリルステアレート「リケマールSL−800」(理研ビタミン社製)(融点55℃、正接損失の吸収ピークに対する温度69℃)100質量部を、アニオン性界面活性剤「ネオゲンSC」(第一工業製薬株式会社製)4質量部をイオン交換水500質量部に溶解させた界面活性剤溶液にホモジナイザー「ウルトラタラックス」(IKA社製)を用いて乳化分散させ、圧力吐出型ホモジナイザーで分散処理して数平均一次粒子径190nmで吸収ピークシフト化物質が分散された吸収ピークシフト化物質分散液〔H〕を調製した。
<カラー粒子の製造例1>
(凝集粒子分散液の調製)
樹脂微粒子分散液〔A〕300質量部、シアンに係る着色剤分散液〔B〕15質量部、離型剤微粒子分散液〔G〕34質量部、吸収ピークシフト化物質分散液〔H〕6質量部、硫酸アルミニウム(和光純薬株式会社製)3質量部およびイオン交換水500質量部を、丸型ステンレス製フラスコ中に収容し、ホモジナイザー「ウルトラタラックスT50」(IKA社製)によって分散処理し、さらに圧力吐出型ホモジナイザーで分散処理した後、加熱用オイルバス中で内温が55℃になるまで撹拌しながら加熱した。内温55℃において20分間保持し、個数平均粒径が2.7μmの凝集粒子が分散されてなる凝集粒子分散液〔I〕を得た。ここに、個数平均粒子径は、光学顕微鏡を用いて2,000倍の倍率で個々の粒径を測定し、100個の粒子の平均を算出したものである。
(シェル層の形成)
上記の凝集粒子分散液〔I〕中に、樹脂微粒子分散液〔A〕40質量部を穏やかに添加し、さらに内温55℃において加熱・撹拌しながら15分間保持し、個数平均粒径が3.0μmのシェル層が形成された複合粒子が分散されてなる複合粒子分散液〔J〕を得た。この複合粒子分散液〔J〕のpHは2.3であった。
(複合粒子の融着)
上記の複合粒子分散液〔J〕に、硫酸(和光純薬株式会社製)を0.5質量%に希釈した硫酸溶液をゆっくりと添加してpHを7.2に調整した後、撹拌を継続しながら内温93℃まで加熱した後6時間保持した。その後、反応生成物を濾過し、イオン交換水で十分に洗浄した後、真空乾燥機を用いて乾燥させることにより、シアン母体粒子を得た。
このシアン母体粒子に、疎水性シリカ0.8質量部、および疎水性酸化チタン1.0質量部を添加し、10Lのヘンシェルミキサーを用いて、その回転翼の周速を30m/secに設定した条件下で25分間混合し、シアン粒子よりなるシアン粒子群を得た。なお、これらの疎水性シリカおよび疎水性酸化チタン(外部添加剤)の添加によってその形状や粒径は変化しなかった。
<カラー粒子の製造例2〜4>
上記のカラー粒子の製造例1において、シアンに係る着色剤分散液〔B〕の代わりにそれぞれマゼンタに係る着色剤分散液〔C〕、イエローに係る着色剤分散液〔D〕、ブラックに係る着色剤分散液〔E〕を用いたことの他は同様にしてそれぞれマゼンタ粒子よりなるマゼンタ粒子群、イエロー粒子よりなるイエロー粒子群、黒色粒子よりなる黒色粒子群を得た。
<画像表示用パネルの作製例1>
セル枠Sに、上記のように作製したイエロー粒子群およびホワイト粒子群Wをそれぞれ5μgずつ、体積占有率が25体積%となるよう封入することにより、イエローセルYSを作製した。
同様にして、マゼンタ粒子群およびホワイト粒子群Wを使用してマゼンタセルMSを作製し、シアン粒子群およびホワイト粒子群Wを使用してシアンセルCSを作製した。
各カラーセルYS、MS、CSには、その上面に、幅(X軸方向)110μm、奥行き(Y軸方向)500μmの酸化インジウム錫(ITO)よりなる、X軸方向に伸びる上面電極を2つ、互いに絶縁するようY軸方向に離間して配設し、当該カラーセルYS、MS、CSの下面に、幅(X軸方向)250μm、奥行き(Y軸方向)240μmの酸化インジウム錫(ITO)よりなる、Y軸方向に伸びる下面電極を2つ、互いに絶縁するようX軸方向に離間して配設した。
これらのイエローセルYS、マゼンタセルMS、シアンセルCSを2つずつ、合計6個が図1に示される配置とされたピクセルを、縦に30列、横に40列、合計1200個(カラーセル7200個)、黒色の背面板上に、並列に規則的に配置することにより、画像表示用パネルAを作製した。
<画像表示用パネルの作製例2>
セル枠Sに、上記のように作製した黒色粒子群、およびホワイト粒子群Wを、それぞれ5μgずつ、体積占有率が25体積%となるよう封入することにより、ブラックセルBSを作製した。このブラックセルBS、および画像表示用パネルの作製例1と同様にして作製したイエローセルYS、マゼンタセルMS、シアンセルCSの4種類のカラーセルには、その上面に、幅(X軸方向)250μm、奥行き(Y軸方向)500μmの酸化インジウム錫(ITO)よりなる上面電極を1つ配設し、当該カラーセルの下面に、幅(X軸方向)250μm、奥行き(Y軸方向)500μmの酸化インジウム錫(ITO)よりなる下面電極を1つ配設した。
これらのイエローセルYS、マゼンタセルMS、シアンセルCS、ブラックセルBSを1つずつ、合計4個が図4に示される配置とされたピクセルを、縦に40列、横に45列、合計1800個(カラーセル7200個)、背面板上に、並列に規則的に配置することにより、比較用の画像表示用パネルBを作製した。
<実施例1および比較例1>
以上の画像表示用パネルAおよび比較用の画像表示用パネルBを用いて、それぞれイエロー表示、マゼンタ表示、シアン表示、ブラック表示、ホワイト表示、レッド表示、グリーン表示およびブルー表示を行い、それぞれの表示色の反射濃度を「マクベス濃度計 RD−918」(マクベス社製)を用いて測定すると共に、それぞれの色域を測定し、比較例1に係る色域のチャートにおける色再現範囲面積を100とした場合の色再現範囲の相対面積を算出した。結果を表1および表2に示す。
以上より、実施例1に係る本発明の画像表示用パネルにおいては、比較例1に係る従来の画像表示用パネルに比して、カラー表示において高いカラー濃度が実現されながら、黒表示において高い黒色濃度が実現されることが確認された。
本発明の画像表示用パネルを構成する一のピクセルの構成例を模式的に示す説明用斜視図である。 図1のピクセルを構成する一のカラーセルに配設される上面電極および下面電極を上方から透視した状態で模式的に示す説明用図である。 図1の画像表示用パネルにおいて、黒色表示を行う場合のピクセルを模式的に示す説明用斜視図である。 従来の画像表示用パネルを構成するピクセルの一例を模式的に示す説明用斜視図である。 従来の画像表示用パネルを構成するピクセルの他の一例を模式的に示す説明用斜視図である。
符号の説明
10 ピクセル
11 イエローセル
11Y イエロー粒子群
11W,12W,13W ホワイト粒子群
12 マゼンタセル
12M マゼンタ粒子群
13 シアンセル
13C シアン粒子群
15 背面板
20a,20b 上面電極
25a,25b 下面電極
30 ピクセル
31 イエローセル
31Y イエロー粒子群
31W,32W,33W,34W ホワイト粒子群
32 マゼンタセル
32M マゼンタ粒子群
33 シアンセル
33C シアン粒子群
34 ブラックセル
34Bk ブラック粒子群
35 ピクセル
1 〜R4 小領域

Claims (3)

  1. 各々、イエロー粒子およびホワイト粒子よりなる電界が作用することにより移動可能な粒子群が封入されたイエローセル、マゼンタ粒子およびホワイト粒子よりなる電界が作用することにより移動可能な粒子群が封入されたマゼンタセル、並びにシアン粒子およびホワイト粒子よりなる電界が作用することにより移動可能な粒子群が封入されたシアンセルのカラーセルを含有するピクセルが黒色の背面板上に並列に配置され、
    各カラーセルにおいて、X軸方向に伸びる複数の上面電極がY軸方向に離間して並列に配置されると共に、Y軸方向に伸びる複数の下面電極がX軸方向に離間して並列に配置されていることを特徴とする画像表示用パネル。
  2. 各カラーセル内における粒子群の体積占有率が5〜50体積%であることを特徴とする請求項1に記載の画像表示用パネル。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像表示用パネルを用い、各カラーセルにおいて選択された組み合わせの上面電極および下面電極を駆動させ、これにより、当該選択された組み合わせに対応する領域の電界状態を制御して当該領域に粒子群を収集させることにより、黒色表示が行われることを特徴とする画像表示方法。
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