JP2008233077A - テストハンドラーにおけるマッチプレート用のプッシャ - Google Patents

テストハンドラーにおけるマッチプレート用のプッシャ Download PDF

Info

Publication number
JP2008233077A
JP2008233077A JP2008057241A JP2008057241A JP2008233077A JP 2008233077 A JP2008233077 A JP 2008233077A JP 2008057241 A JP2008057241 A JP 2008057241A JP 2008057241 A JP2008057241 A JP 2008057241A JP 2008233077 A JP2008233077 A JP 2008233077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
hole
test
pusher
pressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008057241A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5135006B2 (ja
Inventor
Yun Sung Na
ユンスン ナ
In Gu Jeon
イング ジョン
Dong Han Kim
ドンハン キム
Jae Woo Jang
ジェウ ジャン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Techwing Co Ltd
Original Assignee
Techwing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR1020070047519A external-priority patent/KR100869364B1/ko
Application filed by Techwing Co Ltd filed Critical Techwing Co Ltd
Publication of JP2008233077A publication Critical patent/JP2008233077A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5135006B2 publication Critical patent/JP5135006B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]
    • G01R31/2893Handling, conveying or loading, e.g. belts, boats, vacuum fingers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

【課題】テストハンドラーにおけるマッチプレート用のプッシャを提供する。
【解決手段】取付板に取着されるボディ部と、前記ボディ部の前面から突き出てテストトレイのインサートに載置されている半導体素子を押し付ける押し付け部と、を備え、前記ボディ部の背面から前記押し付け部の前面に亘って、ダクトから前記ボディ部の背面に供給される所定の温度の空気を前記押し付け部の前面にある前記テストトレイのインサートに載置されている半導体素子に導く空気貫通孔が貫設されており、前記押し付け部の少なくとも一方の側面には、前記空気貫通孔と連通することにより、前記ダクトから前記空気貫通孔を通って供給される空気の一部をテストサイトの上に流出する少なくとも1以上の空気流出孔が穿設されている。これにより、テストサイト上にある半導体素子の温度ばらつきを低減することが可能になる。
【選択図】図5

Description

本発明は生産された半導体素子の検査を支援するためのテストハンドラーにおけるマッチプレート用のプッシャに関する。
テストハンドラーは、所定の製造工程を経て製造された半導体素子がテスターによりテストされるように支援するものであり、テスト結果に基づいて、半導体素子を同級別に仕分けして顧客トレイに積載する(例えば、下記の特許文献1を参照)。
通常、生産された半導体素子は、顧客トレイに積載された状態で、テストハンドラーに供給される。テストハンドラーに供給された半導体素子は、搬入位置にあるテストトレイに搬入されることにより、テストトレイに積載された状態でテストサイトを経て搬出位置まで移動させられた後、搬出位置から顧客トレイに搬出される。
上記の如きテストハンドラー中において、半導体素子の移動中にテストトレイがテストサイトに位置すると、ドッキングされたテスターにより半導体素子のテストが行われる。このとき、テストトレイのインサートに載置されている半導体素子をテスターのテストソケットに向かって押し付けるための押し付け装置が必要となる。従来の押し付け装置は、テストトレイにマッチングされるマッチプレートと、このマッチプレートをテストトレイに向かって進退するシリンダーなどとを備えている。マッチプレートは、取付板に多数のプッシャがマトリックス状に取着されているような構造を有するが、個々のプッシャはテストトレイの個々のインサートに一対一に対応することにより、インサートに載置されている半導体素子をテスターのテストソケットに押し付けて噛合する。
一方、半導体素子は、様々な環境下で使用可能であることが求められるため、テストハンドラーは、劣悪な温度環境を作り、半導体素子のテストが当該温度環境に同化された状態で行われるようにする必要がある。従来には、テストサイト上にある半導体素子を所望の温度条件に維持するために、単に当該温度条件を維持可能な空気(冷気または熱気)をテストサイトの上に供給していた。しかしながら、空気を供給する装置に近くて比較的に供給される温度と同じ温度条件に維持される半導体素子と、空気を供給する装置から遠くて対流を通って移動された空気と接する部分の半導体素子との間に熱差が生じ、この熱差は、テストサイト上にあるテストトレイに積載されている全ての半導体素子を同じ温度条件に維持することを妨げる要因となり、結果として、テストの信頼性を落とすといった不都合があった。すなわち、テストサイト上にある半導体素子間に温度ばらつきが生じ、結果として、テストサイト上にある半導体素子のテスト条件が異なってきてしまう。もちろん、テストサイト上にある半導体素子間にある程度の温度ばらつきが発生することはやむを得ないとはいえ、温度ばらつきが大きな場合、テストの信頼性を格段に低下させる原因となる。
このような問題点を解消するために、本発明の出願人は、上記した先行技術に開示されているように、テストトレイに積載されたそれぞれの半導体素子に空気をそれぞれ別々に供給する技術を開発するに至った。先行技術によれば、ダクトからの空気が直接的に半導体素子に供給されるため、既存の単純な空気対流構造のものに比べて、テストサイト上にある全ての半導体素子の温度が、±2℃の温度偏差内においてほとんど同温に維持可能になる。
ところが、テストに最も理想的な条件は、テストサイト上にある半導体素子がいずれも同じ温度状態を有するようにすることであるため、テストサイト上にある半導体素子の温度ばらつきを低減するために技術開発は持続的に行われる必要がある。
また、テスト対象となる半導体素子の1回当たりの数が増えると、各半導体素子の温度ばらつきが大きくなる余地がある。なぜならば、半導体素子の温度はその周りの空気の熱的な状態と関連しているが、テストサイト上の中央にある半導体素子側の周辺空気は外気の影響をほとんど受けず、テストサイト上の外郭近くにある半導体素子側の周辺空気は外気の影響を大きく受けるため、テスト対象となる半導体素子の1回当たりの数が増えると、テストサイト上の中央にある半導体素子と外郭にある半導体素子との距離が遠ざかり、その分温度ばらつきが大きくなってしまう。
このため、最も理想的なのは、個々の半導体素子に空気を供給すると共に、テストサイト上にも空気を供給することにより、半導体素子の周辺環境もテストに好適な温度状態に維持することである。
上述したように、マッチプレートは、取付板と、取付板にマトリックス状に配設される多数のプッシャと、を備えてなるが、先行技術によれば、図1に示すように、プッシャに空気貫通孔が穿設されて、個々の半導体素子にそれぞれ別々に空気を供給することが可能になっている。
すなわち、図1の断面図を参照すれば、プッシャ100は、ボディ部110と、ボディ部110の前面から突き出てテストトレイのインサートに載置されている半導体素子Dを押し付ける押し付け部120と、を備えてなるが、空気貫通孔130は、ボディ部110の背面から押し付け部120の前面に亘って貫設されていて、矢印にて示すように、ダクト(図示せず)からそれぞれのプッシャ100に供給される空気がプッシャ100の空気貫通孔130を通って半導体素子Dに直接的に伝達されるようになっている。また、押し付け部120の前面には、図2の斜視図に詳細に示すように、空気貫通孔130を横切る十字溝140が凹設されているが、これは、空気貫通孔130を通って半導体素子Dに供給された空気が抜け出る流路となる。
ところが、先行技術は、半導体素子Dの周りの空気に対する温度環境まで考慮したとき、空気貫通孔130への空気の供給量が少ないという問題点がある。
もし、空気の供給量を増やすために空気貫通孔130の直径を拡径すると、押し付け部120の前面により押し付けられる半導体素子Dの中心付近(空気貫通孔が位置する個所の付近)及び十字溝140の付近と周縁付近との間に押付力のばらつきが生じ、半導体素子Dに損傷が与えられることがあるが、これは、空気貫通孔130の内径の拡径を制限する要因となる。これは、十字溝140の場合にも溝の幅を制限する要因となる。
さらに、先行技術による場合、図3の参照図に示すように、インサートIのプッシャ100との当接個所Cがボディ部110の前面により密着されるため、空気貫通孔130を通った空気がインサートIをなす構成要素の隙間を割り込んで強制的に抜け出るようになっており、ダクトから空気貫通孔130を通って多量の空気を高圧にて供給するとしても、高圧の空気が抜け出る流路が十分に確保できず、これもまた、テストサイト上に十分に多くの空気を供給することを妨げる要因として働く。さらに、高圧の空気がインサートをなす構成要素の隙間から抜け出る過程で構成上の損傷を来たす余地もある。
大韓民国登録特許第0553992号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、テストサイト上にある個々の半導体素子にテスト条件を維持可能な空気を供給することができ、且つ、テストサイト上にも十分な量の空気を供給することができるテストハンドラーにおけるマッチプレート用のプッシャを提供するするところにある。
上記した目的を達成するために、本発明によるテストハンドラーにおけるマッチプレート用のプッシャは、取付板に取着されるボディ部と、前記ボディ部の前面から突き出てテストトレイのインサートに載置されている半導体素子を押し付ける押し付け部と、を備え、前記ボディ部の背面から前記押し付け部の前面に亘って、ダクトから前記ボディ部の背面に供給される所定の温度の空気を前記押し付け部の前面にある前記テストトレイのインサートに載置されている半導体素子に導く空気貫通孔が貫設されており、前記押し付け部の少なくとも一方の側面には、前記空気貫通孔と連通することにより、前記ダクトから前記空気貫通孔を通って供給される空気の一部をテストサイトの上に流出する少なくとも1以上の空気流出孔が穿設されていることを特徴とする。
好ましくは、前記ボディ部の少なくとも一方の側面には、前記空気貫通孔及び前記少なくとも1以上の空気流出孔から流れ出た空気をテストサイトの上に円滑に排出する空気排出溝が凹設されている。
また、好ましくは、前記空気貫通孔は、前記ボディ部の背面から前記少なくとも1以上の空気流出孔の穿設個所までの内径が、前記押し付け部の前面個所における内径よりも大径である。
さらに、好ましくは、前記空気貫通孔は、前記ボディ部の背面から所定の個所までの内径が、前記所定の個所から前記押し付け部の前面までの内径よりも大径であり、前記少なくとも1以上の空気流出孔は、前記所定の個所と前記押し付け部の前面との間に穿設されている。
さらに、好ましくは、前記空気貫通孔は、前記ボディ部の背面から所定の個所までの内径が、前記押し付け部の前面個所における内径よりも大径であり、前記押し付け部の前面個所における前記空気貫通孔の空気通過面積と前記少なくとも1以上の空気流出孔の空気流出面積とを合計した面積は、前記ボディ部の背面から前記所定の個所までの前記空気貫通孔の空気通過面積以下である。
また、上記した目的を達成するために、本発明によるテストハンドラーにおけるマッチプレート用のプッシャは、取付板に取着されるボディ部と、前記ボディ部の前面から突き出てテストトレイのインサートに載置されている半導体素子を押し付ける押し付け部と、を備え、前記ボディ部の背面から前記押し付け部の少なくとも一方の側面に亘って、ダクトから前記ボディ部の背面に供給される所定の温度の空気を前記押し付け部の少なくとも一方の側面に排出する空気供給孔が貫設されていることを特徴とする。
本発明によれば、半導体素子のテスト条件を維持可能な多量の空気を半導体素子及びテストサイト上に供給することにより、半導体素子そのもの及び周りの温度条件をテスト条件に見合うように維持することが可能になることから、テストサイト上にある複数の半導体素子間の温度ばらつきを低減することができ、しかも、テストサイト上にある全ての半導体素子を理想的なテスト環境に最大限に近く維持することができる。
以下、添付図面に基づき、本発明による好適な実施形態を詳述するが、重複する説明や自明な事項についての説明はできる限り省略または簡略化する。
<第1の実施形態>
図4は、本発明の第1の実施形態によるテストハンドラーにおけるマッチプレート用のプッシャ400(以下、「プッシャ」と略す。)を示す斜視図であり、図5は、図4のI線に沿って切り取ってX方向から眺めた断面図である。
図4及び図5を参照すれば、この実施形態によるプッシャ400は、ボディ部410と押し付け部420と、を備えてなり、ボディ部410の背面から押し付け部420の前面に亘って空気貫通孔430が貫設されている(参考までに、プッシャは一つのボディ部に複数の押し付け部が並設されるような構造を有しうるが、これは、一つのインサートに複数の半導体素子が並設可能になっている場合に限り、この実施形態においては、一つのボディ部に一つの押し付け部が設けられる構造を例にとって説明する)。
ボディ部410は、図示しない取付板に取着される。このボディ部410の両側面には空気排出溝450a、450bが凹設され、これは、後述する押し付け部420の空気流出孔460から流れ出た空気がテストサイト上に速やかに抜け出る流路となる。
また、押し付け部420は、ボディ部410の前面から突き出ており、半導体素子と接触される押し付け部420の前面には、従来の技術の欄において説明したように、十字溝440が凹設されている。また、図5に詳細に示すように、押し付け部420の側面には空気貫通孔430と連通する空気流出孔460が穿設されている。図6は、図4におけるJ−J線に沿って切り取ってY方向から眺めた断面図であり、同図に示すように、空気流出孔460は、押し付け部420の4側面に穿設されていて、その形状が空気貫通孔430を横切る十字形状を呈する。
一方、ボディ部410の背面から押し付け部420の前面に亘って貫設された空気貫通孔430は、図5に示すように、2段の内径を有する。すなわち、ボディ部410の背面から空気流出孔460の穿設個所までの内径Lが、空気流出孔460の穿設個所から押し付け部420の前面までの内径lよりも大径となっている。これは、ダクトからより多量の空気を空気貫通孔430に収容可能にすることと関連する。すなわち、空気流出孔460の穿設個所までは、空気流出孔460を通ってテストサイト上に排出される空気の量と、押し付け部420の前面を通って半導体素子に供給される空気の量とを合計した量の空気が収容されて通過されなければならないが、空気流出孔460の穿設個所から押し付け部420の前面までは、半導体素子への空気の供給量だけが収容されて通過されればよいためである。このため、押し付け部410の前面における空気貫通孔430の内径は、押し付け部420の前面が半導体素子を押し付けるに際し、半導体素子への押付力にばらつきが生じることによる損傷を防止可能な程度に十分に小さくできる。
以下、図7の断面図に基づき、上記のような構成を有する本発明によるプッシャ400の作動について詳述する。
ダクトからボディ部410の背面に多量の空気が直接的に供給されれば、空気は、空気貫通孔430を通って半導体素子Dに向かって移動し、その一部は、空気流出孔460の穿設個所で空気流出孔460を通って抜け出た後、ボディ部410の空気排出溝450a、450bを通ってテストサイト上に排出される。続けて、押し付け部420の前面を通って半導体素子Dに供給された空気は、十字溝440を通って押し付け部420の周りに抜け出た後、ボディ部410の空気排出溝450a、450bを通ってテストサイト上に排出される。図7の矢印は、ダクトからの空気がプッシャ400を経て移動する経路を示している。
この実施形態においては、押し付け部420の前面個所における空気貫通孔430の内径よりも、空気流出孔460の内径が大径になっているが、本発明はこれに限定されるものではない。半導体素子に直接的に供給する空気の量を増やしたいときには、押し付け部420の前面個所における空気貫通孔の内径をより大径にしてもよく、その反対の場合には、この実施形態のように、空気流出孔460の内径をより大径にしてもよい。なお、空気貫通孔430の内径が空気流出孔460の位置とは無関係に一定に設定されてもよい。
<第2の実施形態>
図8は、本発明の第2の実施形態によるプッシャ800を示す断面図である。
図8を参照すれば、この第2の実施形態によるプッシャ800は、ボディ部810と、押し付け部820と、を備えてなり、ボディ部810の背面から押し付け部820の前面に亘って空気貫通孔830が貫設され、押し付け部820の側面には空気貫通孔830と連通する空気流出孔860が穿設されている。
空気貫通孔830は、第1の実施形態と同様、2段の内径を有するように穿設されている。すなわち、ボディ部810の背面から所定の個所Pまでの内径L´が、所定の個所Pから押し付け部820の前面までの内径l´よりも大径になっており、この実施形態における空気流出孔860は、所定の個所Pと押し付け部820の前面との間において空気貫通孔830と連通自在に穿設されている。
この実施形態によれば、押し付け部820の前面個所における空気貫通孔830の空気通過面積と空気流出孔860の空気流出面積とを合計した面積を、ボディ部810の背面から所定の個所Pまでの空気貫通孔の空気通過面積よりも小さく(または同じく)することにより、たとえ、同量の空気が空気貫通孔830に供給されるとしたとき、ボディ部810の背面から所定の個所Pまでの空気貫通孔830における空圧よりも、所定の個所Pから押し付け部820の前面までの空気貫通孔830における空圧の方がより大きく(あるいは、同じく)なるように設計されている。
上記の第2の実施形態によるプッシャ800は、ボディ部810の背面から所定の個所Pまでの空気貫通孔830における空圧よりも、所定の個所Pから押し付け部820の前面までの空気貫通孔830における空圧の方が大きいため、空気貫通孔830を通って供給される空気が押し付け部820の前面側の空気貫通孔830及び空気流出孔860に適切に分配可能になる。
以上の実施形態において、第1の実施形態によるプッシャ400は、テストサイト上に直接的に流れ出る空気の量を増やす必要がある場合に好適に採択可能であり、第2の実施形態によるプッシャ800は、半導体素子に供給される空気の量とテストサイトに直接的に排出される空気の量との間にバランスを取る必要(空気貫通孔に供給される空気のほとんどが空気流出孔にのみ排出されないようにする必要)がある場合に好適に採択可能である。
また、以上の実施形態においては、空気流出孔が十字形状に4本穿設されていて、テストサイト上に空気を満遍なく円滑に供給するのに適しており、また、空気貫通孔が2段に穿設されているが、実施態様に応じては、空気流出孔の数は4本に限定されるものではない。また、図9に示すように、空気貫通孔930がボディ部910側及び押し付け部920側の両方において同じ内径を有するようにも穿設可能である。
<応用例>
図10は、本発明の応用例によるプッシャ1000を示す断面図である。
図10を参照すれば、この応用例によるプッシャ1000は、ボディ部1010と、押し付け部1020と、を備えてなり、ボディ部1010の背面から押し付け部1020の側面に亘って空気供給孔1030が貫設され、押し付け部1020の前面側には閉止されている。
この応用例によるプッシャ1000は、空気が半導体素子に直接的に供給される経路を遮断し、半導体素子の周りに空気を排出して間接的に半導体素子を加熱または冷却する必要があるときに好適に採用可能である。この応用例によるプッシャ1000は、間接的に半導体素子を加熱または冷却するという点では、既存のファンを用いた対流方式とほとんど同様であるが、この応用例による場合、半導体素子の隣接部分に空気が供給され、半導体素子の四方から空気が供給されるため、既存のファンを用いた対流方式のものとは異なり、半導体素子の温度ばらつきを大幅に低減することが可能になる。
参考までに、図10においては、所定の個所P´、すなわち、空気供給孔1030が押し付け部1020の側面に折り返えされた位置まで空気供給孔1030が同じ内径を有する穿設されているが、図8に示すように、ボディ部の背面から所定の個所まで空気供給孔が2段に穿設されており、内径が狭くなった個所において押し付け部の外側に折り返えされるように穿設することも考慮可能である。
以上、本発明を本発明の原理を例示するための好ましい実施の形態と結び付けて図示及び説明したが、本発明はこのような図示及び説明通りの構成及び作用に限定されるものではない。むしろ、特許請求の思想及び範ちゅうを逸脱しない範囲内であれば、本発明に対する多数の変更及び修正が可能であるということは、当業者にとって明らかである。よって、これらの全ての適切な変更及び修正と均等物も本発明の範囲に属すると見なされるべきである。
先行技術によるテストハンドラーにおけるマッチプレート用のプッシャの断面図。 図1に示すプッシャの斜視図。 図1に示すプッシャの作動を説明するための参照図。 本発明の第1の実施形態によるテストハンドラーにおけるマッチプレート用のプッシャの斜視図。 図4におけるI線に沿って切り取ってX方向から眺めた断面図。 図4におけるJ−J線に沿って切り取ってY方向から眺めた断面図。 図4に示すプッシャの作動を説明するための断面図。 本発明の第2の実施形態によるテストハンドラーにおけるマッチプレート用のプッシャの断面図。 本発明の他の例によるプッシャの断面図。 本発明の応用例によるプッシャの断面図。
符号の説明
400、800、1000:プッシャ、
410、810、1010:ボディ部、
420、820、1020:押し付け部、
430、830:空気貫通孔、
440:十字溝、
450a、450b:空気排出溝、
460、860:空気流出孔、
1030:空気供給孔

Claims (7)

  1. 取付板に取着されるボディ部と、
    前記ボディ部の前面から突き出てテストトレイのインサートに載置されている半導体素子を押し付ける押し付け部と、を備え、
    前記ボディ部の背面から前記押し付け部の前面に亘って、ダクトから前記ボディ部の背面に供給される所定の温度の空気を前記押し付け部の前面にある前記テストトレイのインサートに載置されている半導体素子に導く空気貫通孔が貫設されており、
    前記押し付け部の少なくとも一方の側面には、前記空気貫通孔と連通することにより、前記ダクトから前記空気貫通孔を通って供給される空気の一部をテストサイトの上に流出する少なくとも1以上の空気流出孔が穿設されていることを特徴とするテストハンドラーにおけるマッチプレート用のプッシャ。
  2. 前記ボディ部の少なくとも一方の側面には、
    前記空気貫通孔及び前記少なくとも1以上の空気流出孔から流れ出た空気をテストサイトの上に円滑に排出する空気排出溝が凹設されていることを特徴とする請求項1に記載のテストハンドラーにおけるマッチプレート用のプッシャ。
  3. 前記空気貫通孔は、
    前記ボディ部の背面から前記少なくとも1以上の空気流出孔の穿設個所までの内径が、前記押し付け部の前面個所における内径よりも大径であることを特徴とする請求項1又は2に記載のテストハンドラーにおけるマッチプレート用のプッシャ。
  4. 前記空気貫通孔は、前記ボディ部の背面から所定の個所までの内径が、前記所定の個所から前記押し付け部の前面までの内径よりも大径であり、
    前記少なくとも1以上の空気流出孔は、前記所定の個所と前記押し付け部の前面との間に穿設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のテストハンドラーにおけるマッチプレート用のプッシャ。
  5. 前記空気貫通孔は、前記ボディ部の背面から所定の個所までの内径が、前記押し付け部の前面個所における内径よりも大径であり、
    前記押し付け部の前面個所における前記空気貫通孔の空気通過面積と前記少なくとも1以上の空気流出孔の空気流出面積とを合計した面積は、前記ボディ部の背面から前記所定の個所までの前記空気貫通孔の空気通過面積以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のテストハンドラーにおけるマッチプレート用のプッシャ。
  6. 取付板に取着されるボディ部と、
    前記ボディ部の前面から突き出てテストトレイのインサートに載置されている半導体素子を押し付ける押し付け部と、を備え、
    前記ボディ部の背面から前記押し付け部の少なくとも一方の側面に亘って、ダクトから前記ボディ部の背面に供給される所定の温度の空気を前記押し付け部の少なくとも一方の側面に排出する空気供給孔が貫設されていることを特徴とするテストハンドラーにおけるマッチプレート用のプッシャ。
  7. テストトレイのインサートに載置されている半導体素子をテスターのテストソケットに向かって押し付けるための押し付け装置を有するテストハンドラーにおいて、
    前記押し付け装置は、
    テストトレイにマッチングされるマッチプレートと、
    前記マッチプレートをテストトレイの方向に進退させる駆動源と、を備え、
    前記マッチプレートは、
    取付板と、
    前記取付板にマトリックス状に設けられる請求項1または6に記載のマッチプレート用のプッシャと、を備えることを特徴とするテストハンドラー。

JP2008057241A 2007-03-21 2008-03-07 テストハンドラーにおけるマッチプレート用のプッシャ Active JP5135006B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR20070027438 2007-03-21
KR10-2007-0027438 2007-03-21
KR1020070047519A KR100869364B1 (ko) 2007-03-21 2007-05-16 테스트핸들러의 매치플레이트용 푸셔
KR10-2007-0047519 2007-05-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008233077A true JP2008233077A (ja) 2008-10-02
JP5135006B2 JP5135006B2 (ja) 2013-01-30

Family

ID=39774034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008057241A Active JP5135006B2 (ja) 2007-03-21 2008-03-07 テストハンドラーにおけるマッチプレート用のプッシャ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7656152B2 (ja)
JP (1) JP5135006B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106788247A (zh) * 2016-12-01 2017-05-31 梁结平 一种用于太阳能电池片的电势诱导衰减测试机

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9408891B2 (en) * 2003-11-12 2016-08-09 The Trustees Of The University Of Pennsylvania Methods of using gelsolin to treat or prevent bacterial sepsis
CN102375077A (zh) * 2010-08-10 2012-03-14 四川大学 高温超导材料零电阻测试仪防拉杆非正常下滑装置
KR101658078B1 (ko) * 2012-01-03 2016-09-21 (주)테크윙 테스트핸들러
TWI559006B (zh) * 2013-02-07 2016-11-21 泰克元股份有限公司 用於測試分選機的施壓裝置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10206490A (ja) * 1997-01-17 1998-08-07 Matsushita Electron Corp Tcp用ハンドラー検査方法とその方法に用いるtcp用ハンドラー検査装置治具
JP2000171520A (ja) * 1998-12-09 2000-06-23 Advantest Corp 電子部品試験装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW533316B (en) * 1998-12-08 2003-05-21 Advantest Corp Testing device for electronic device
JP4789125B2 (ja) * 2000-12-07 2011-10-12 株式会社アドバンテスト 電子部品試験用ソケットおよびこれを用いた電子部品試験装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10206490A (ja) * 1997-01-17 1998-08-07 Matsushita Electron Corp Tcp用ハンドラー検査方法とその方法に用いるtcp用ハンドラー検査装置治具
JP2000171520A (ja) * 1998-12-09 2000-06-23 Advantest Corp 電子部品試験装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106788247A (zh) * 2016-12-01 2017-05-31 梁结平 一种用于太阳能电池片的电势诱导衰减测试机

Also Published As

Publication number Publication date
US7656152B2 (en) 2010-02-02
JP5135006B2 (ja) 2013-01-30
US20080231260A1 (en) 2008-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5135006B2 (ja) テストハンドラーにおけるマッチプレート用のプッシャ
TWI284968B (en) Cooling equipment
US7241107B2 (en) Gas turbine airfoil with adjustable cooling air flow passages
JP6937559B2 (ja) 高温ガス経路構成要素用の冷却パッチ
US20070248462A1 (en) Multiple cooling schemes for turbine blade outer air seal
EP2607624B1 (en) Vane for a turbomachine
US20100097760A1 (en) Impingement Cooling
US20130052037A1 (en) Airfoil with nonlinear cooling passage
CN102148207A (zh) 用于半导体器件的温度控制的直接流体接触微通道热传递装置、方法及其形成工艺
US20070009349A1 (en) Impingement box for gas turbine shroud
JP2012013076A (ja) ライナ後端支持機構およびばね荷重ライナ停止機構
KR100869364B1 (ko) 테스트핸들러의 매치플레이트용 푸셔
IT201800020275A1 (it) Pressa di sinterizzazione per sinterizzare componenti elettronici su un substrato
JP2010065634A (ja) ガスタービンの高温部材
JP2005302851A (ja) 基板載置台および熱処理装置
EP1900905B1 (en) Airfoil thermal management with microcircuit cooling
JP2006266112A (ja) タービン動翼
US20160025426A1 (en) Heat transfer plate
KR20090042033A (ko) 번인테스터의 냉각시스템
TW200411806A (en) Device for compensating heat deviation inmodular IC test handler
JP4578190B2 (ja) バーンイン装置
JP2011031547A (ja) 熱転写装置
JP6771436B2 (ja) 支持装置
US11665858B2 (en) High-performance thermal interfaces for cylindrical or other curved heat sources or heat sinks
Ricklick et al. Effects of channel height and bulk temperature considerations on heat transfer coefficient of wetted surfaces in a single inline row impingement channel

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120711

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121010

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121031

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121112

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5135006

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250