JP2008225970A - 画像合成装置およびそれを用いた画像照合装置ならびに画像合成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】波長情報が異なる複数の画像の画像特徴情報を利用して登録または照合を行うことで、被写体の認証精度を高めることを可能とする。
【解決手段】画像照合装置1は、登録または照合を行うための入力画像31を入力し、入力された入力画像31を複数の部分領域に分割し、分割された部分領域ごとの複数の画像の画像特徴情報に基づいて複数の画像を合成した合成画像を生成する画像合成装置2と、合成された登録画像30を記憶する登録画像記憶部19と、被認証者の比較すべき比較画像32を入力し、比較画像32と登録画像記憶部19に保存されている登録画像とを照合し、その結果を出力する照合部20と、照合部20から出力された結果などの情報を外部に接続された他の装置などに出力する出力部21とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体の画像情報を入力し、あらかじめ登録された画像情報と比較照合する画像照合技術に関し、特に画像の照合に用いる画像合成装置およびそれを用いた画像照合装置ならびに画像合成方法に関する。
従来から、入力された2次元画像とあらかじめ記録された2次元画像とを比較照合する画像照合装置が実用化されている。特に、バイオメトリクスを用いた認証方法の一つである顔認証方法を実現するための、画像照合装置が各種提案されてきている。このような画像照合装置においては、認証可能な複数の者の顔画像としてあらかじめデータベースに登録しておき、認証される者(以下、「被認証者」と記す)の顔画像と登録された者の顔画像とを比較照合して、その結果、被認証者の顔画像が登録された者の顔画像と互いに一致するまたは類似すると判定された場合に、被認証者がその登録された者であるとして認証される(例えば、特許文献1を参照)。
特開平6−168317号公報
従来の画像照合装置は、1枚の同一画像の全領域に対して、輝度情報を用いて人物の顔の形状などの特徴点抽出を行っていた。しかしながら、顔の特徴は目、口、頬、顔の輪郭、しみなど部分領域ごとに画像特徴が異なっており、さらに光の波長に応じて顔から反射される光の反射率は部分領域ごとに異なるものであった。従来、波長情報の異なる画像を用いて、各部分領域を特徴づける方法については検討がなされていなかった。したがって、登録する画像に被写体の特徴を示す情報を精度良く反映することができず、比較すべき比較画像と登録した画像とを照合するときに、被写体の認識率が低下するという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、部分領域ごとに波長情報が異なる複数の画像の画像特徴情報を利用して登録または照合に用いる合成画像を生成することで、被写体の認証精度を高めることを可能とする画像合成装置およびそれを用いた画像照合装置ならびに画像合成方法を提供することを目的とする。
上述したような目的を達成するするために、本発明の画像合成装置は、被写体の波長情報が異なる複数の画像を取得する画像入力部と、画像を複数の部分領域に分割する領域分割部と、部分領域ごとの複数の画像のうち、波長情報が異なる少なくとも2つの画像の画像特徴情報に基づいて少なくとも2つの画像を合成した合成画像を生成する合成画像作成部とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、部分領域ごとに、2つの波長情報の画像の画像特徴情報を利用することができるため、例えば形状の抽出を行うには拡散反射の大きい赤色の波長情報の画像、テクスチャおよび鏡面反射の抽出を行うには拡散反射の小さい青色の波長情報の画像を使用することができる。これにより、抽出する画像特徴の抽出精度を高めることができ、精度のよい画像合成装置を実現することができる。また、登録または照合にこの合成画像を使用することで、精度のよい画像照合装置を実現することが可能となる。
また、被写体が人物の顔であってもよい。これによれば、人物の顔画像特徴の抽出精度を高めることができる。
また、領域分割部は、画像から人物の顔画像を検出し、前記顔画像の画像特徴に基づいて分割された前記部分領域を結合して新たな領域に設定するようにしてもよい。これによれば、さらに、画像特徴に合わせて部分領域の大きさを設定することができ、人物の目、口、鼻、眉などの画像特徴を隣接する複数の部分領域で検出されることを抑え、領域ごとの特徴量の抽出精度を高めることができる。
また、合成画像作成部は、少なくとも2つの画像の画像特徴情報に対して光学情報の推定を行い、部分領域ごとの特徴情報を推定する推定部と、特徴情報に基づいて画像を合成するための重み係数を生成する重み係数決定部と、重み係数に応じて少なくとも2つの画像を合成する重み加算部とを備えている。
これによれば、さらに、各部分領域ごとの強度を、例えば、赤色成分および青色成分に応じて、それぞれ画像特徴を評価することが可能となる。したがって、各部分領域の各画素に対して3次元情報およびテクスチャ情報を効果的に評価し、被写体の特徴をより浮き立たせることができる。これにより、照合精度を高めることができる。
また、推定部は、赤色および青色の少なくとも1つの波長情報の画像の画像特徴情報に基づいて重み係数を生成するようにしてもよい。これによれば、さらに、各部分領域ごとの強度を、赤色成分および青色成分それぞれの画像特徴を評価し、重み係数を生成することができる。
また、推定部は、被写体の3次元形状の推定を行う場合には赤色の波長情報の画像を用いて推定し、3次元形状の特徴情報を出力するようにしてもよい。これによれば、さらに、推定部は、被写体の3次元形状の推定を赤色の波長情報の画像を用いて推定することができ、各部分領域ごとの必要な強度を精度よく推定できる。
また、推定部は、被写体のテクスチャ情報の推定を行う場合には青色の波長情報の画像を用いて推定し、被写体のテクスチャ情報の特徴情報を出力するようにしてもよい。これによれば、さらに、推定部は、被写体のテクスチャ情報の推定を青色の波長情報の画像を用いて推定することができ、各部分領域ごとの必要な強度を精度よく推定できる。
また、本発明の画像照合装置は、上述のいずれかに記載の画像合成装置と、画像合成装置で生成された合成画像を記憶する登録画像記憶部と、比較すべき比較画像を入力し、比較画像と登録画像記憶部に記憶された合成画像とを比較照合を行う照合部とを備えたことを特徴とする。
これによれば、部分領域ごとに2つの波長情報の画像の画像特徴情報を利用することができるため、例えば、部分領域ごとにその光学的な特徴を検出し、カラー信号のうち赤色成分または青色成分を強調した画像を合成することが可能となり、被写体の特徴をより浮き立たせた合成画像を登録することができる。このため、比較すべき比較画像と合成画像とを照合するときの画像特徴の比較精度を高めることができ、精度のよい画像照合装置を実現することができる。
また、本発明の画像合成方法は、被写体の波長情報が異なる複数の画像を合成する画像合成方法であって、画像を複数の部分領域に分割する領域分割ステップと、部分領域ごとの複数の画像のうち、波長情報が異なる少なくとも2つの画像の画像特徴情報に基づいて少なくとも2つの画像を合成した合成画像を生成する合成画像作成ステップとを備えたことを特徴とする。
この方法によれば、部分領域ごとに、2つの波長情報の画像の画像特徴情報を利用することができるため、例えば形状の抽出を行うには拡散反射の大きい赤色の波長情報の画像、テクスチャおよび鏡面反射の抽出を行うには拡散反射の小さい青色の波長情報の画像を使用することができる。これにより、抽出する画像特徴の抽出精度を高めることができ、精度のよい画像合成方法を実現することができる。
また、被写体が人物の顔であってもよい。これによれば、人物の顔画像特徴の抽出精度を高めることができる。
また、領域分割ステップにおいて、画像から人物の顔画像を検出し、顔画像の画像特徴に基づいて分割された部分領域を結合して新たな領域に設定するようにしてもよい。これによれば、さらに、画像特徴に合わせて部分領域の大きさを設定することができ、目、口、鼻、眉などの画像特徴を隣接する複数の部分領域にオーバーラップして検出されることを抑え、部分領域ごとの特徴量の抽出精度を高めることができる。
また、領域分割ステップにおいて、画像から人物の顔画像を検出し、顔画像の大きさに基づいて分割する領域の大きさを設定するようにしてもよい。これによれば、さらに、画像の中の顔画像の大きさに合わせて、分割する領域の大きさを設定することができ、人物の目、口、鼻、眉などの画像特徴を含む、顔画像領域を抽出して効率よく処理することができる。これにより、処理すべき画素数を削減でき、画像合成に係る処理時間を短縮することができる。
以上述べたように本発明によれば、部分領域ごとに波長情報が異なる複数の画像の画像特徴情報を利用して登録または照合に用いる合成画像を生成することで、被写体の認証精度を高めることを可能とする画像合成装置およびそれを用いた画像照合装置ならびに画像合成方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1における画像照合装置1は、被写体の波長情報が異なる複数の画像を入力し、入力した入力画像を複数の部分領域に分割し、分割された部分領域ごとに入力した複数の画像のうち、波長情報が異なる少なくとも2つの画像の画像特徴情報に基づいて少なくとも2つの画像を合成することを特徴としている。以下、被写体を人物の顔として説明する。
これにより、画像照合装置1は、部分領域ごとに2つの波長情報の画像の画像特徴情報を利用することができるため、例えば顔の形状抽出には拡散反射の大きい赤色の波長情報の画像、顔のテクスチャ抽出には拡散反射の小さい青色の波長情報の画像を使用することができる。これにより、顔画像から得られる光学情報の抽出精度を高めた合成画像を生成することができ、精度のよい画像照合装置を実現するものである。
まず、図1および図2を用いて、本発明の実施の形態における画像照合装置1について説明する。図1は本発明の実施の形態における画像照合装置1の構成を示すブロック図、図2は赤色および青色の波長情報から得られる画像の画像特徴情報を説明する説明図であり、図2(a)は赤色の波長情報の場合の画像の画像特徴を示す説明図、図2(b)は青色の波長情報の場合の画像の画像特徴を示す説明図である。ここでは、赤色の波長情報が600nm、青色の波長情報が400nmである場合の例について説明する。
図1に示したように、本発明の実施の形態1における画像照合装置1は、登録または照合のために被写体301を撮影装置10で撮影して得た波長情報が異なる複数の入力画像31(以下、単に「入力画像31」と記す)を入力し、登録または照合するための画像を合成(以下、この合成して作成された合成画像のうち、登録するものを「登録画像」、照合するものを「比較画像」と記す)する画像合成装置2と、画像合成装置2で合成された登録画像30を記憶する登録画像記憶部19と、画像合成装置2で合成された被認証者の比較すべき比較画像32を入力し、この比較画像32と登録画像記憶部19に記憶された登録画像30とを比較照合し、その結果を出力する照合部20と、照合部20から出力された結果などの情報を外部に接続された他の装置などに出力する出力部21とを備えている。
画像合成装置2は、被写体301を撮影装置10で撮影して得た波長情報が異なる複数の画像を入力する画像入力部11と、入力画像31の中から顔画像を検出し、検出された顔画像の大きさに合わせて顔画像領域を設定する顔検出部12と、設定された顔画像領域を複数に分割する顔領域分割部13と、分割された部分領域ごとに波長情報が異なる複数の画像を取得し、得られた複数の画像のうち、波長情報が異なる少なくとも2つの画像の画像特徴情報に基づいて画像を合成する合成画像作成部50とを備えている。
合成画像作成部50は、分割された部分領域ごとに光学情報を推定する推定部40と、部分領域ごとの特徴情報に基づいて合成のための重み係数を決定する重み係数決定部16と、この重み係数に応じて複数の画像を合成する重み加算部17とを備えている。
以下、それぞれの構成要素の機能について説明する。
画像入力部11は、被写体301を登録または照合する場合に、撮影装置10から画像照合装置1に対して画像信号の入力を行う。このとき、撮影装置10は、例えば、被写体301を白色光などで照明し、被写体301から反射してきた反射光を色フィルタなどを通過させて赤色成分、緑色成分、青色成分に分解した後、通過光を撮像素子(図示せず)などで受光する。これにより、撮影装置10は、3つの波長情報の画像(赤色信号成分、緑色信号成分、青色信号成分)に色分解されたカラー画像信号を出力することができる。以後、赤色信号成分をR成分、緑色信号成分をG成分、青色信号成分をB成分と記す。なお、撮影装置10は、3つの波長情報の画像を出力するものに限定されない。画像照合装置1は、光学情報の推定に必要な要件に応じて、マルチバンドメラなど、より多数の波長情報の画像を出力可能なものから入力画像31を取得するようにしてもよい。また、撮影装置10としては、異なる波長情報の画像の取得に際して、色フィルタを使って色分解するものに限定されず、異なる波長分布をもつ光線を切り換えるものであってもよい。
画像入力部11で入力された入力画像31には、図2に示す画像特徴がある。すなわち、図2(a)に示すように、赤色の波長情報(例えば、600nmの場合)の画像の場合は、被写体301の反射率が高く、拡散反射成分が大きいため、顔画像23における表面が滑であるという特徴をもっている。そのため、一般に、眉、目などの輪郭情報200は抑えられる。また、しわ、ほくろ、そばかす、しみなどのテクスチャ情報202の濃淡差も小さくなる。また、被写体301からの鏡面反射情報201は少ない。これにより、テクスチャ情報202などのノイズを受けることなく、被写体301の3次元の形状または反射率の推定を行うときの精度を高めることができる。
一方、青色の波長情報(例えば、400nmの場合)の画像の場合は、被写体301からの反射率が低く、拡散反射成分が小さいため、顔画像23における表面の凹凸がはっきりしているという特徴をもつ。そのため、一般に、眉、目などの輪郭情報200、しわ、ほくろ、そばかす、しみなどのテクスチャ情報202が得やすくなる。また、被写体301からの鏡面反射情報201は多い。これにより、テクスチャおよび鏡面反射の推定を行うときの精度を高めることができる。
なお、すべての波長情報が含まれる白色画像は、上述した青色と赤色の波長情報の画像の両方の成分が含まれるが、そのそれぞれの画像特徴情報を分離するのは難しい。
顔検出部12は、入力画像31の中から、図3に示すように、顔画像300を検出する。公知の顔検出方法により、被写体301の顔のおおよその位置を検出した後、両目と口の位置を特徴点として検出する。つぎに、両目、口の位置、両目の距離を基準に、顔画像領域Aを設定する。例えば、両目と口の重心を顔画像領域Aの中心にするようにして、両目間隔の3倍を顔画像領域Aの一辺の長さにする。なお、両目の距離で正規化し、縦横比固定で顔画像領域Aを設定するようにしてもよい。
顔領域分割部13は、顔検出部12で設定された顔画像領域Aを分割して、照合に必要なp個の部分領域を生成する。画像照合装置1は、後述する照合部20により、p個の部分領域それぞれ独立に照合を行い、p個の部分領域の照合スコアの平均を、最終的な照合のスコア(本人らしさ)とする。
顔領域分割部13は、図3に示すように、顔画像領域Aを格子状に分割する。A1、A2は、顔画像領域Aを分割して得られる部分領域である(その他の部分領域は図示せず)。ここで、例えば、部分領域グループR1、R2は、奥行きの変化が大きい領域であり、形状特徴を反映しやすいR成分の重みを大きくするのが好ましい領域である。一方、部分領域グループ領域B1は細かいテクスチャが見える領域であり、B成分の重みを大きくするのが好ましい領域である。一般的に画像特徴(形状、濃淡、テクスチャ)を検出するに際しては、抽出したい情報によって矛盾した特徴情報をもつ画像が要求される。例えば、顔の全体的な凹凸形状の特徴抽出には不要なノイズの少ないR成分が好ましく、しわ、ほくろ、しみなどテクスチャの抽出にはノイズの多いB成分が好ましい。また、反射率の推定には鏡面反射の少ないR成分が好ましく、鏡面反射の推定には拡散反射の少ないB成分が好ましい。
このように、部分領域ごとにR成分、B成分の画像特徴をそれぞれ検出し、画像特徴をより浮き立たせた合成画像を得るようにすることで、被写体301の認証精度を高めることができる。なお、図3では顔画像300が顔画像領域Aからはみ出しているが、顔画像領域Aを拡大して顔画像300より大きくしてもよい。また、所定の画素数をもつ、顔画像領域を設定している場合には、必要に応じて顔画像300を拡大または縮小するようにしてもよい。
つぎに、推定部40は、分割された部分領域ごとに顔の立体形状(以下、「3D」と記す)を推定する3D推定部14と、分割された部分領域ごとに顔のテクスチャ情報を推定するテクスチャ推定部15とを備えている。
3D推定部14は、部分領域ごとの顔画像の各画素値の値から被写体301の法線方向および反射率を考慮した法線情報である、法線アルベドベクトルの値を推定する。なお、法線アルベドベクトルとは、被写体301の法線方向ベクトルにそのアルベド(反射率)を積算したベクトルのことをいう。この法線アルベトベクトルの値は、公知の方法、例えば、特開2006−350506号公報に記載の方法により求めることができる。
また、3D推定部14は、各画素ごとに、法線アルベドベクトルとZ方向単位ベクトルとの内積を計算し、その平均値を求めて、逆3D評価値を算出する。この逆3D評価値が小さいほど、奥行きの変化が大きい。図4に示すように、被写体301の奥行きが大きい部分、例えば鼻303の横の法線アルベドベクトルNに対して、Z方向(撮影装置10に向かう方向)のベクトル成分Zbとの内積が小さい値になる。また、被写体301の奥行きが小さい部分、例えば頬304の法線アルベドベクトルCは、Z方向(撮影装置10に向かう方向)のベクトル成分Zaとの内積が大きい値になる。これにより、推定結果の値は、平坦な領域では値が大きく、形状変化の大きい領域では値が小さくなる。
テクスチャ推定部15は、各画素のテクスチャに対して、X方向とY方向にそれぞれ公知のエッジ抽出フィルタ、例えばSobelフィルタなどを適用し、各画素のエッジベクトル(2次元)を求める。つぎに、エッジベクトルのノルムの平均値を計算し、その値をテクスチャ評価値とする。これにより、テクスチャ評価値が大きいほど、細かいテクスチャが多くなる推定結果を出力する。
重み係数決定部16では、画素単位で求めた3D推定結果とテクスチャ推定結果に基づき、顔画像領域Aの分割された部分領域ごとに立体形状およびテクスチャに関する評価を行い、評価結果に応じてB成分およびR成分についての重み係数を算出する。ここで、重み係数は部分領域ごとに算出される。例えば、B成分の重み係数Bcは、Bc=テクスチャ評価値×逆3D評価値×定数で算出し、R成分の重み係数Rcは、例えば、Rc=1−Bcとする。
このように、画像照合装置1では、奥行きの変化が大きい部分と、細かいテクスチャが見える部分を、別々の部分領域として扱う。細かいテクスチャが見える部分については、RGBのカラー信号のうちB成分の重みが大きくなるように、その部分領域の重み係数を生成する。この理由は、B成分の画像は、他のR成分、G成分に比べて、しわ、ほくろ、しみなどのテクスチャが濃く映っているためである。一方、奥行きの変化が大きい部分領域については、R成分の重みが大きくなるように、その部分領域の重み係数を生成する。これは、R成分の画像ではテクスチャなどのノイズが少なくなり、顔の全体的な凹凸形状がよくわかるためである。
重み加算部17は、重み係数決定部16で決定された重み係数Rcおよび重み係数Bcに基づき、部分領域ごとにR成分とB成分とを加算して各画素の強度Iを算出し、合成画像として出力する。強度Iは、I=R×Rc+B×Bcで算出される。ここで、Rは各画素のR成分、BはB成分、Rcは重み係数決定部16で求めたR成分の重み係数、BcはB成分の重み係数をそれぞれ示す。なお、R成分およびB成分の出力時には、RcとBcとの和が「1」になるように輝度方向の正規化を行う(図5)。
これにより、例えば、従来の認証方法のように、輝度信号Yを用いて、S/Nの悪い画像から特徴量の抽出を行うといった問題はなくなる。S/Nが悪い原因としては、輝度信号Yは、Y=a×B+b×G+c×R、a+b+c=1となるため、3D推定部14で推定に必要なR成分の割合が小さくなってしまうためである。人の目の感度に基づいて、一般的には、B成分をB、G成分をG、R成分をRとしたとき、B成分の係数aはa=0.11、G成分の係数bはb=0.59、R成分の係数cはc=0.30となる。
重み加算部17は、画像照合装置1の使用目的が画像登録である場合は登録画像記憶部19に合成画像情報を送信し、画像登録でない場合(照合である場合)は照合部20に合成画像情報を送信する。
登録画像記憶部19は、ハードディスク装置(HDD)や半導体メモリなどの公知の記録媒体を選択して使用することができる。
照合部20は、被認証者の比較すべき比較画像32を入力し、登録画像記憶部19に保存されている登録画像30を含む登録された者すべての画像群と
比較画像32とを比較し、その結果、被認証者の顔画像が登録された者の顔画像と互いに一致するまたは類似すると判定された場合に、被認証者がその登録された者であるとして認証する。照合方法として、例えば、固有空間法、部分空間法またはKNN法などの公知の照合方法を用いることが可能である。照合部20においては、後述する機能がソフトウェアによって実現されていてもよいし、専用回路などのハードウェアによって機能が実現されていてもよい。
出力部21は、照合部20における照合結果の出力を行う。照合部20からの照合可能か否かを示す照合結果をそのまま出力する構成であってもよいし、被認証者に対して液晶、LEDなどの表示装置またはスピーカーなどの音声出力装置によって照合結果を報知する構成であってもよい。
つぎに、本発明の実施の形態1における画像照合装置1の動作について図5に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、画像照合装置1の使用者が押しボタンなどを操作して画像照合装置1の動作を開始させ、操作者(被写体301)が登録または照合するために顔画像の撮影を撮影装置10で行うなどの方法により、顔画像を画像入力部11に入力する(S2)。画像入力部11では入力された画像情報に対して所定の信号処理を行い、カラー信号を顔検出部12に送信する。
顔検出部12では、受信したカラー信号に基づき、顔画像から画像照合に不必要な部分を取り除くなどの処理を行い、入力画像31の中の顔画像を検出し、設定した顔画像領域A(照合する画像領域)の情報を顔領域分割部13に送信する(S4)。顔領域分割部13では、顔検出部12で設定された顔画像領域Aを分割する(S6)。
つぎに、推定部40は、分割された各部分領域の各画素のR成分を3D推定部14に入力し、3D推定部14において法線アルベドベクトルの値を推定する。そして、各画素ごとに法線アルベドベクトルとZ方向単位ベクトルとの内積を計算し、その平均値を求めて逆3D評価値を算出する(S8)。また、分割された各部分領域の各画素のB成分をテクスチャ推定部15に入力し、テクスチャ推定部15において各画素のテクスチャに対して、X方向とY方向にそれぞれ公知のエッジ抽出フィルタで、各画素のエッジベクトル(2次元)を求める。つぎに、エッジベクトルのノルムの平均値を計算し、その値をテクスチャ評価値とする(S10)。なお、S8とS10は順序が逆であっても同様の効果を発揮する。
つぎに、重み係数決定部16は、3D推定部14およびテクスチャ推定部15からの推定結果の逆3D評価値とテクスチャ評価値とに基づき、各部分領域ごとに、R成分とB成分の重み係数を決定する(S12)。例えば、B成分の重み係数Bcは、Bc=テクスチャ評価値×逆3D評価値×定数で算出し、R成分の重み係数Rcは、Rc=1−Bcとする。
つぎに、重み加算部17は、重み係数決定部16で決定された重み係数Rcおよび重み係数Bcに基づいてR成分とB成分とを加算して各画素の強度Iを算出する(S14)。強度Iは、I=R×Rc+B×Bcで算出される。ここで、Rは各画素のR成分、BはB成分、Rcは重み係数決定部16で求めたR成分の重み係数、BcはB成分の重み係数をそれぞれ示す。なお、R成分およびB成分の出力時には、RcとBcとの和が「1」になるように輝度方向の正規化を行う。
つぎに、画像照合装置1の操作者の使用目的に対応する合成画像を作成する。
使用目的が画像登録である場合は、重み加算部17から登録画像記憶部19に合成画像情報(登録画像30)を送信し、画像登録でない場合(照合である場合)は、照合部20に合成画像情報(比較画像32)を送信する(S16)。登録画像記憶部19では受信した合成画像情報を保存し、照合部20では受信した合成画像情報(比較画像32)を登録画像記憶部19に保存された登録画像30を含む登録された者すべての画像群と照合する(S18、S20)。なお、S20およびS22は互いの順序にかかわらず、いずれか一方が実施されることは、言うまでもない。
登録画像記憶部19では受信した合成画像情報を保存し、照合部20では受信した合成画像情報を登録画像記憶部19に保存された登録画像30と照合する。
最後に照合結果を出力部21から他の装置に出力し、表示などにより操作者に通知して作業を終了する(S22)。
なお、画像照合装置1の機能は、ハードウェアまたはソフトウェアで実現することが可能である。画像照合装置1の機能をソフトウェアにて実現しようとする場合には、後述するステップS2からステップS22までの処理をプログラムに記述して、公知のCPU(中央処理装置)、ROM(リードオンリメモリ)およびRAM(ランダムアクセスメモリ)を備えたコンピュータに実行させるようにすればよい。
つぎに、図6、図7により、本発明の実施の形態1における画像照合装置1の応用例を示す。図6は、被写体の画像のうち、一部の領域を分割するに際し、部分領域を格子状に配置しない例を示す。目、鼻、口などが複数の領域にまたがった場合には、領域をまとめ、1つのセグメントにすることにより、被写体の特徴をより効果的に記録することができる。また、図7は、未知の人の眼間の距離を合わせて、登録済みの人物と比較する例を示している。この場合は、不定形状にセグメントした例(例えば図6)と比較すると、画像信号だけでなく、形状の特徴も加わり、被写体の特徴をより効果的に記録することができる。
具体的な認証の方法としては、図7に示すように、登録された顔画像H1と未知の人の顔画像H2において、対応する部分領域(同じ場所の分部領域)間の比較照合を実行し、スコアを求める。その後、全部分領域のスコアの平均を求めて、2つの顔の間のスコア(距離)とする。スコアが小さいほど、同一人物の可能性が大きい。比較照合は、例えば、画像から特徴量を抽出して、2枚の画像の特徴量間の距離を求める。特徴量の抽出方法としては、例えば、変換対象からウェーブレット波形を利用し、その波形がもつ特徴(周波数成分など)のみを取り出す、信号解析や画像圧縮に用いられる手法であるガボールウェーブレット変換などを用いることが可能である。また、距離の計算方法としては、例えば、あらかじめ判別分析などを用いて、多数の顔の特徴量の判別に適した空間を求めておき、その空間上で距離を計算することが可能である。
以上、本発明の実施の形態1における画像照合装置1によれば、被写体301を撮影して得た画像の部分領域ごとに、2つの波長情報の画像の画像特徴情報を利用することができるため、例えば形状抽出を行うには拡散反射の大きいR成分の波長情報の画像、テクスチャの抽出を行うには拡散反射の小さいB成分の波長情報の画像を使用することができる。これにより、抽出する画像特徴の抽出精度を高めることができ、精度のよい画像合成装置2を実現することができる。また、登録または照合にこの合成画像を使用することで、精度のよい画像照合装置1を実現することができる。
(実施の形態2)
つぎに、図8を用いて、本発明の実施の形態2における画像照合装置100について説明する。図8は本発明の実施の形態2における画像照合装置100の構成を示すブロック図である。以下、本発明の実施の形態1における画像照合装置1と同一の機能には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
本発明の実施の形態1における画像照合装置1は、重み加算部17から出力される合成画像を、直接に登録画像として登録画像記憶部19に登録するようにした。本発明の実施の形態2における画像照合装置100は、登録時または照合時の照明方向を考慮するために画像合成部18を画像合成装置60に備えた構成としている。これにより、登録画像から複数の照明条件下で撮影された合成画像を生成することができる。
画像合成部18は、重み加算部17で部分領域ごとに作成された各画素の強度Iに基づき、登録および照合用の合成画像信号として、任意の照明方向に対応した画像の合成を行う。ここでは、1枚の顔画像から複数の照明条件(光源方向・強度ベクトル)下で撮影された合成画像を生成する。
画像合成部18は、重み加算部17から登録画像30および比較画像32を入力し、登録のための登録画像33または照合ための比較画像34を出力する。
照合部20は、登録画像記憶部19に保存されている登録画像33を含む登録された者すべての画像群と比較画像34とを比較し、その結果、被認証者の顔画像が登録された者の顔画像と互いに一致するまたは類似すると判定された場合に、被認証者がその登録された者であるとして認証する。
画像合成部18での合成処理方法は、公知の方法、例えば、特開2006−350506号公報に記載の方法により、1枚の登録画像を入力とし、顔表面の法線方向や拡散反射係数を異なる人物の画像集合から得られた統計量を基に最大事後確率(以下、「MAP」と記す)推定により求められ、学習処理、モデリング処理およびレンダリング処理を有している。
学習処理では、顔の統計モデル、すなわち、登録者と異なる人物の照明変動下の顔画像集合を用いて、アルベド(反射率)を含む法線方向の統計モデルと、拡散成分以外の反射成分に対応する誤差項の統計モデルを生成する。以下、登録者と異なる他の人物の顔画像の集合をブートストラップ画像の集合と呼ぶ。
モデリング処理では、学習処理で生成した統計モデルを用いて、免許証写真やパスポート写真のような1枚の登録画像から見えの変動をモデル化する。ここで、1枚の登録画像が撮影されたときの照明条件を推定する。つぎに、推定した照明条件と学習した統計量を基に、MAP推定によって顔の形状と反射特性を復元する。
レンダリング処理では、新しい照明条件下の誤差項をMAP推定によって算出し、新しい照明条件下の拡散成分に加えて、新しい見えを生成する。
このように合成した画像の集合を、あたかも照明条件の異なる複数の登録画像が得られたように、クラス分類手法の学習サンプルとすることによって認識を可能とする。これにより、登録画像から複数の照明条件下で撮影された合成画像を生成することができる。
この合成画像の応用例として、例えば、登録時および照合時に正面から照明を照射したときの合成画像を出力するように統一することができる。これにより、登録時と照合時との照明条件を合わせることができ、照合精度を高めることができる。
また、他の例として、登録時に、1つの照明方向に対して複数の合成画像を作成するように、これを複数の照明方向に対して行う。これによって、照合時に、任意の照明条件下の未知顔(比較入力画像)を照合することができ、照合精度を高めることができる。
以上、本発明の実施の形態2における画像照合装置100によれば、本発明の実施の形態1における画像照合装置1の効果に加えて、照合時に被写体301の顔が撮影されたときの照明方向などの照明条件と、登録時に被写体301が撮影されたときの照明方向などの照明条件とが、大きく異なる場合に効果を発揮する。
また、本発明の実施の形態1、2における画像照合装置1、100は、被写体301の顔画像を入力し、合成画像を作成する場合について説明してきたが、被写体は立体形状をもつ立体物であればよく、本発明の実施の形態1、2における上述した効果を奏するものであり、例えば、自動車や列車や自転車などの乗り物、荷物、植物、動物、人体の血管、静脈パターンなどの立体物にも応用することができる。
本発明によれば、入力画像を複数の部分領域に分割し、部分領域ごとに波長情報の異なる複数の画像の画像特徴を用いて、被写体の特徴を詳細に反映した合成画像を生成することができ、認証精度を高めることが可能となる。したがって、比較すべき比較画像とあらかじめ登録した登録画像とを比較照合する画像照合技術に関し、特に画像照合に用いる画像合成装置およびそれを用いた画像照合装置ならびに画像合成方法などとして有用である。
本発明の実施の形態1における画像照合装置の構成を示すブロック図 赤色および青色の波長情報の画像の画像特徴を説明する説明図 同画像照合装置の顔検出部を説明する説明図 同画像照合装置の3D推定部を説明する説明図 同画像照合装置の動作を説明するフローチャート 同画像照合装置における画像合成方法の応用例を示す説明図 同画像照合装置における画像合成方法の他の応用例を示す説明図 本発明の実施の形態2における画像照合装置の構成を示すブロック図
符号の説明
1,100 画像照合装置
2,60 画像合成装置
10 撮影装置
11 画像入力部
12 顔検出部
13 顔領域分割部
14 3D推定部
15 テクスチャ推定部
16 重み係数決定部
17 重み加算部
18 画像合成部
19 登録画像記憶部
20 照合部
21 出力部
23,300 顔画像
30,33 登録画像
31 入力画像
32,34 比較画像
40 推定部
50 合成画像作成部
200 輪郭情報
201 鏡面反射情報
202 テクスチャ情報
301 被写体
303 鼻
304 頬
A 顔画像領域
A1,A2 部分領域

Claims (12)

  1. 被写体の波長情報が異なる複数の画像を取得する画像入力部と、
    前記画像を複数の部分領域に分割する領域分割部と、
    前記部分領域ごとの前記複数の画像のうち、前記波長情報が異なる少なくとも2つの画像の画像特徴情報に基づいて少なくとも2つの前記画像を合成した合成画像を生成する合成画像作成部と、
    を備えたことを特徴とする画像合成装置。
  2. 前記被写体が人物の顔であることを特徴とする請求項1に記載の画像合成装置。
  3. 前記領域分割部は、前記画像から人物の顔画像を検出し、前記顔画像の画像特徴に基づいて分割された前記部分領域を結合して新たな領域に設定することを特徴とする請求項2に記載の画像合成装置。
  4. 前記合成画像作成部は、
    少なくとも2つの前記画像の画像特徴情報に対して光学情報の推定を行い、前記部分領域ごとの特徴情報を作成する推定部と、
    前記特徴情報に基づいて画像を合成するための重み係数を生成する重み係数決定部と、
    前記重み係数に応じて少なくとも前記2つの画像を合成する重み加算部と、
    を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像合成装置。
  5. 前記推定部は、赤色および青色の少なくとも1つの波長情報の画像の画像特徴情報に基づいて前記重み係数を生成することを特徴とする請求項4に記載の画像合成装置。
  6. 前記推定部は、前記被写体の3次元形状の推定を行う場合には赤色の波長情報の画像を用いて推定し、前記3次元形状の特徴情報を出力することを特徴とする請求項5に記載の画像合成装置。
  7. 前記推定部は、前記被写体のテクスチャ情報の推定を行う場合には青色の波長情報の画像を用いて推定し、前記被写体のテクスチャ情報の特徴情報を出力することを特徴とする請求項5に記載の画像合成装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像合成装置と、
    前記画像合成装置で生成された前記合成画像を記憶する登録画像記憶部と、
    比較すべき比較画像を入力し、前記比較画像と前記登録画像記憶部に記憶された合成画像とを照合する照合部とを備えたことを特徴とする画像照合装置。
  9. 被写体の波長情報が異なる複数の画像を合成する画像合成方法であって、
    前記画像を複数の部分領域に分割する領域分割ステップと、
    前記部分領域ごとの前記複数の画像のうち、前記波長情報が異なる少なくとも2つの画像の画像特徴情報に基づいて少なくとも2つの前記画像を合成した合成画像を生成する合成画像作成ステップと、
    を備えたことを特徴とする画像合成方法。
  10. 前記被写体が人物の顔であることを特徴とする請求項9に記載の画像合成方法。
  11. 前記領域分割ステップにおいて、前記画像から人物の顔画像を検出し、前記顔画像の画像特徴に基づいて分割された前記部分領域を結合して新たな領域に設定することを特徴とする請求項10に記載の画像合成方法。
  12. 前記領域分割ステップにおいて、前記画像から人物の顔画像を検出し、前記顔画像の大きさに基づいて分割する領域の大きさを設定することを特徴とする請求項10に記載の画像合成方法。
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