JP2008225936A - 知識管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】知識管理者が、未整理の情報から知識を抽出し体系化することを支援し、抽出した知識をデータベースに登録する機能と、知識利用者が,その利用者にとって有益知識へと検索を誘導する機能を備えたシステムを提供する。
【解決手段】知識管理者が情報の母集合から、類似の群を選択する入力、および前記類似の群に知識名と知識内容とを関連付けて階層構造にデータベースへ登録することを支援する知識抽出支援部と、知識利用者が,上位階層および下位階層の知識の情報を探索・参照することを支援する知識提供部とを構成する。
【選択図】 図2
【解決手段】知識管理者が情報の母集合から、類似の群を選択する入力、および前記類似の群に知識名と知識内容とを関連付けて階層構造にデータベースへ登録することを支援する知識抽出支援部と、知識利用者が,上位階層および下位階層の知識の情報を探索・参照することを支援する知識提供部とを構成する。
【選択図】 図2
Description
本発明は,知識管理者が、未整理の情報から知識を抽出し体系化することを支援し、抽出した知識をデータベースに登録する機能と、知識利用者が,その利用者にとって有益知識へと検索を誘導する機能を備えたシステムに関する。
近年の情報技術の進展に伴い,蓄積された知識の中から,利用者にとって有益な知識を効果的に提供する知識管理方法および知識管理システムの必要性が高まっている。このような背景の中,大量の情報の中から,利用者の必要とする情報を検索するための方法が開発されている。
例えば,特許文献1「データベース検索装置,データベース検索方法およびプログラム」では,利用者により対話的に入力された文書列(データ列)より,文書列(データ列)に含まれる用語(データ要素)の類似度とその順序関係から,利用者にとって有益な情報を特定し,利用者に提供する技術が示されている。
また,特許文献2「概念シソーラスを用いた文書の検索及び格付けシステム並びに方法」では,利用者にとって有益な情報を検索する際に用いる用語間の関係を利用者自身が設定可能とすることで,利用者にとって有益な情報の検索精度を高める技術が示されている。
背景技術で述べたような技術は,いずれも未整理の情報の中から,利用者の入力に応じて,有益な情報を検索しようとするものである。
本発明は,未整理の情報から,知識を整理する知識管理者の存在を想定している。もちろん,そのような活動を行う人間の存在を想定しているのであって,知識管理者と呼ばれる肩書きや部署名の存在は必ずしも想定しているわけではない。場合によっては,利用者同士が互いにボランティアで知識管理者の役割を果たす場合もあろう。このような知識管理者が,未整理の情報の中から,知識を整理し,それを利用者に提供するような運用形態を想定している。このような場合,知識管理者は,効果的・効率的に利用者が活用できるような知識の表現形式に,知識の整理を行う。本発明では,このような知識を整理するための活動を,(1)未整理の情報から知識を抽出する活動,(2)抽出された知識を体系化する活動と捉えこれらを効果的・効率的に行う方法および計算機システムを提供する。
前記課題を解決するため、本発明は、知識管理者の端末へ知識抽出画面を表示して、検索キーワード入力により元情報を検索して情報の母集合を作成する手段と、前記母集合の情報を提示して、知識管理者が類似の群を選択する入力、および前記類似の群に知識管理者が知識名と知識内容とを関連付けて入力するデータを受付けて、選択された情報および入力データを知識データベースへ登録する手段と、前記選択された類似の群に対応する情報を新たな母集合として、下位階層の知識を登録する入力モードへ、または前記情報の母集合を更新して上位階層の知識を登録する入力モードへ遷移する手段とを有する知識抽出支援部と、前記知識管理者が定義した知識名と知識内容を記録する知識テーブルと、元情報の集合名称とその格納URL情報を記録する元情報テーブル、知識−元情報関連テーブル、および関連知識のリンク情報を記録する関連知識テーブルとにより構成される知識データベースと、利用者の端末へ知識提供画面を表示して、検索キーワード入力により前記知識データベースに登録されている前記知識名と知識内容のデータを検索して、該当する知識を表示する手段と、前記利用者により選択された特定の知識に分類される元情報を表示するとともに、前記知識データベースを検索して、関連基礎知識および関連応用知識をそれぞれ表示する手段と、 前記利用者により選択された前記関連基礎知識または関連応用知識に従って、上位階層または下位階層の知識の情報を参照するモードへ遷移する手段とを有する知識提供部とにより構成される知識管理システムを提供する。
本発明により,知識管理者は効果的・効率的に,未整理の情報から知識を抽出し,体系化することができる。体系化された知識により,利用者は,効果的・効率的に,その利用者にとって有益な知識を見つけ出すことができる。
以下,添付の図面を参照しながら,本発明に係る実施の一形態について説明する。
先ず図1に,既存の方法と本発明の違いを説明する。既存の方法は,知識提供部を有し,知識提供部の検索技術を用いて,未整理の情報の中から,利用者にとって有益な知識を探し出し,利用者に提供する。それに対して,本発明は,知識管理者が未整理の情報から知識を抽出し体系化するために用いる知識抽出支援部と,体系化された知識のデータベースと,体系化された知識を利用者に提供する知識提供部から構成される。
図2に本発明の知識管理システム1000のソフトウェア構成を示す。本発明の知識管理システム1000は,知識抽出支援部1100,元情報データベース1200,知識データベース1300,知識提供部1400から構成される。この中で,元情報データベースは,知識管理システム1000の外部(例えば,ワールドワイドウェブそのものを,元情報データベースとして結合する構成)にあってもよい。
次ぎに,図3に本発明の知識管理システム1000の設置されるハードウェア構成を示す。本発明の情報システムは,1台以上のサーバ装置2100,1台以上の端末装置2200,情報通信ネットワーク2300から構成される。サーバ装置2100は,出力装置2110,入力装置2120,処理装置2130から構成され,処理装置2130は,演算装置(CPU)2131,短期記憶装置(メモリ)2132,長期記憶装置(HDDなど)2133から構成される。端末装置2200は,出力装置2210,入力装置2220,処理装置2230から構成される。このような構成のハードウェア上に,図1で示した各ソフトウェア構成要素が配置される。各ソフトウェア構成要素を,複数のサーバ装置上に配置しても良い。また,その一部の構成要素を端末装置上に配置しても良い。
次ぎに,図4を用いて,本発明の動作原理を説明する。ここで,未整理の元情報として,{犬,キャベツ,牛,机,パソコン,ニンジン,はさみ,大根,冬,さんま,白菜,猫}があるとする。先ず,ステップ3001では,未整理の元情報の中から処理対象とする母集団を取り出す。未整理の元情報全体を母集団とすることもできるので,第一回目の処理では,未整理の元情報全体を母集団とした。次ぎに,ステップ3002では,母集団の中から類似の群を見付け出す。第一回目の処理では,「食べられる物」という性質に着目し,{大根,さんま,キャベツ,牛,白菜,ニンジン}を類似の群として取り出した。同様に「自ら移動することができる」という性質に着目し,{犬,牛,さんま,猫}を類似の群として取り出しても良い。次に,ステップ3003では,ステップ3002で取り出した類似の群と,それ以外を区別するポイントを明確化し,知識として抽出する。先ほどの例に戻れば,{大根,さんま,キャベツ,牛,白菜,ニンジン}の群とそれ以外を区別するポイントは,「食べられる物」であるか否かであった。そこで,この群に「食物」というラベルを付け,「食物」とはどういうものであるのかに関する解説を加える。次に,ステップ3004では,ステップ3002で取り出された類似の群を母集団として,階層的(再帰呼び出し的)にステップ3002からステップ3004の抽出処理を繰り返す。すなわち,第二回目の処理では,{大根,さんま,キャベツ,牛,白菜,ニンジン}を母集団として,この中から類似の群を見付け出す。ここでは,{大根,キャベツ,白菜,ニンジン}を取り出した。ステップ3003では,この類似の群に「野菜」というラベルを付け「野菜」の解説を加える。さらに,ステップ3004では,{大根,キャベツ,白菜,ニンジン}を類似の群として,ステップ3002からステップ3004の抽出処理を繰り返す。第三回目の処理では,ステップ3002で{キャベツ,白菜}が取り出され,ステップ3003で「葉野菜」と「葉野菜」の解説を加える。このような処理を繰り返すことで,知識を抽出していく。最後にステップ3005では,ステップ3001からステップ3004の処理を階層的(再帰予備出し的)に繰り返すことで抽出された知識を,処理階層を用いて体系化する。先ほどの例を用いて,知識を体系化した例を図5に示す。階層構造の根本に近いほど基礎的な知識となっており,根本から遠ざかるほど応用的な知識となる。このような処理を用いて,様々な知識管理者が,様々な未整理の元情報から知識抽出を行った結果を,体系化構造の中に位置付けていく。図6では,農業に関する知識を有した知識管理者が,野菜に関する元情報から,知識抽出処理を行い,キャベツの品種である「ボールランナー」という知識と「YR初美636」という知識を,「キャベツ」という知識の先に位置付け,得られた体系構造を示している。このような体系構造を成長させ保持することにより,知識を得たい利用者にとって,有益な知識へと誘導しながら,効果的に有益な知識を提供できるようになる。すなわち,図7に示すように,ある利用者に対して知識を提示した際,利用者にとって,「意味不明」と感じられるのであれば,より基礎的な知識へと誘導を行い,逆に,利用者にとって,「当たり前」と感じられるのであれば,より応用的な知識へと誘導を行うことで,利用者にとって有益な知識を効果的に提供することが可能となる。例えば,農業に関する知識を持たない利用者にとっては,「ボールランナー」や「YR初美636」という知識だけを提示されても「意味不明」であろう。その場合,より基礎的な知識である「キャベツ」に誘導すれば,「キャベツ」という知識が有益であるかもしれない。ここで「キャベツ」については「当たり前」だと感じる利用者に対しては,より応用的な「ボールランナー」や「YR初美636」という知識に誘導していくことで,これまで知らなかった知識へと誘導できる。
以上に述べた本発明の動作原理に従った実施の一形態についての詳細を説明する。
先ず,知識管理者による知識抽出の方法および機能について説明する。
先ず,知識管理者による知識抽出の方法および機能について説明する。
図8に示すように,知識抽出支援部1100は,知識管理者I/F1110,元情報管理部1120,元情報比較分析支援部1130,知識データベース格納部1140から構成される。図16に元情報一次記憶領域の構成を示す。元情報一次記憶領域1500は,レベルカウンタ7100と,元情報一次記憶テーブル7200から構成される。元情報一次記憶テーブル7200は,レベルフィールド7210,元情報名フィールド7220,元情報URL7230から構成される。図9に知識抽出支援部1100の処理フローを示す。処理ステップ1101では,レベルカウンタ7100の値を初期値1に設定し,知識管理者I/F1110により,図10に示すような入出力画面3000を表示する。検索キーワード入力フィールド3010に,知識抽出を行う領域を表すようなキーワードを,知識管理者が入力した後「検索」ボタン3020が押された場合,元情報管理部1120により,元情報データベース1200から,関連する元情報を検索する。検索には良く知られている既存技術を利用することができる。検索された元情報は,元情報一次記憶領域1500に記録される。すなわち,検索結果を,元情報名フィールド7220および元情報URLフィールド7230に格納し,レベルフィールド7210には,レベルカウンタ7100の値を格納する。次に,処理ステップ1102に進み,元情報比較分析支援部1130は,元情報一次記録領域1500に記録された検索結果を元情報領域3060に表示する。すなわち,レベルフィールド7210の値が,レベルカウンタ7100の値と一致するレコードの元情報名と元情報URLを表示する。表示に当たっては,選択チェックボックス3050および「表示」ボタン3070も合わせて表示する。知識管理者が「表示」ボタン3070を押した場合には,元情報比較分析支援部1130は,元情報管理部1120を呼び出し,関連する元情報を知識管理者I/F1110を通して別ウィンドウ上に表示する。知識管理者は,表示された元情報を参照しながら,類似の群を,選択チェックボックスにより選択していく。知識管理者が類似の群を選択した後「知識入力」ボタン3110を押したとき,処理ステップ1103により,知識データベース格納部1140は,知識管理者I/F1110を通して,図11に示す知識入力画面4000を表示する。知識管理者は,知識名入力フィールド4010に知識名を入力し,また,知識内容フィールド4020に知識内容を登録する。また,知識管理者は,元情報表示領域4040に表示された元情報の中で,利用者に参照させたい元情報を,選択チェックボックス4030により選択する。知識管理者が「登録」ボタン4050を押したとき,知識データベース格納部1140は,知識データベース1300に,知識データを登録する。知識管理者が,「完了」ボタン4060を押したとき,知識入力画面4000は閉じられ,処理ステップ1104に処理が移る。処理1104では,入出力画面3000に制御が戻り,次の知識の登録を待つ。知識管理者が,「下位階層へ」ボタンを押した場合,知識管理者が,選択チェックボックス3050により選択した元情報を母集合として,元情報表示領域3060に表示し,処理ステップ1102に戻り,知識管理者による類似の群の選択とその知識入力を待つ。これは,元情報一次記録領域1500のレベルカウンタ7100の値を+1した値に更新し,知識管理者により選択された群に関する,元情報一次記憶テーブル7200のレベルフィールド7210の値を+1した値に更新することで実現される。一方,知識管理者により「上位階層へ」ボタン3130が押された場合,母集合を「下位階層へ」ボタン3120が押される前の状態に戻し,処理ステップ1102に戻り,知識管理者による類似の群の選択とその知識入力を待つ。これは,元情報一次記録領域1500の元情報一次記憶テーブル7200のレベルフィールド7210の中から,レベルカウンタ7100の値と一致するものを検索し,その値を−1した値に更新し,レベルカウンタ7100の値を−1した値に更新することで実現される。また,知識管理者は,ある特定の知識名称を知識選択フィールド3030に入力し「選択」ボタン3040を押しても良い。この場合,指定された知識名称の知識が入力された場面での母集合が元情報3060フィールドに表示され,そこから知識抽出処理を継続することができる。これは,知識データベースの1300の知識テーブル5100から,知識管理者により指定された知識名称を持つレコードを検索し知識IDを特定し,知識−元情報関連テーブル5300を用いて関連する複数の元情報IDを特定し,さらに元情報テーブル5200を用いてそれらの元情報名と元情報URLを特定する。これらを,元情報一次記憶領域1500の元情報名フィールド7220と元情報URL7230に登録する。この際,レベルカウンタは初期値1に戻し,レベルフィールド7210にも初期値を登録する。知識管理者が,入出力画面3000上の「完了」ボタン3140を押した場合,処理ステップ1104は,候補はもうないと判断し,処理を終了する。
以上の一連の処理における処理ステップ1103で,知識データベース格納部1140は,知識データベース1300に知識データを登録する。知識データベース1300は,図12に示すように,知識テーブル5100,元情報テーブル5200,知識−元情報関連テーブル5300,関連知識テーブル5400から構成される。知識テーブル5100は,知識IDフィールド5110,知識名フィールド5120,知識内容フィールド5130から構成される。知識名フィールド5120には,知識入力画面4000の知識名称フィールド4010に知識入力者によって入力された情報が格納される。知識内容フィールド5130には,知識入力画面4000の知識内容フィールド4020に知識入力者によって入力された情報が格納される。知識IDフィールド5110には,知識を一意に識別するIDが格納される。元情報テーブル5200は,元情報IDフィールド5210,元情報名フィールド5220,元情報URLフィールド5230から構成される。元情報名フィールド5220には,知識入力画面4000の元情報表示領域4040に記載の元情報名称が格納される。元情報URLフィールド5230には,元情報の実際の格納場所が格納される。知識−元情報関連テーブル5300は,知識IDフィールド5310,元情報IDフィールド5320,関連付けフラグフィールド5330から構成される。知識IDフィールド5310は,知識テーブル5100の知識IDフィールド5110と対応しており,元情報IDフィールド5320は,元情報テーブル5200の元情報ID5210と対応している。この対応関係により,ある知識とその知識を抽出するに当たって類似の群とした元情報の集合との対応付け,すなわち,知識入力画面4000で登録される知識と,その知識の元情報4040の対応を保持する。関連付けフラグは,選択チェックボックス4030と対応しており,利用者に提示する元情報とするか否かのフラグ情報を保持する。関連知識テーブル5400は,知識IDフィールド5410,関連知識IDフィールド5420,関連タイプフィールド5430から構成される。知識IDフィールド5410,関連知識IDフィールド5420とも,知識テーブル5100の知識IDフィールド5110と対応しており,知識体系化構造において,ある知識から見た,基礎的な知識へのリンク情報,および,応用的な知識へのリンク情報を保持する。元情報URLフィールド5230には,リンク関係の種類として「基礎的」または「応用的」のいずれかを示す値が保持される。
図13に示すように,知識提供部1400は,利用者I/F1410,知識検索部1420,知識誘導部1430から構成される。図14に知識提供部1400の処理フローを示す。処理ステップ1201では,利用者I/F1410により,図15に示す,知識提供画面6000が表示される。利用者により,検索キーワード入力フィールド6010に知りたい情報が入力され,「検索」ボタン6020が押されたとき,知識検索部1420は,知識データベース1300から関連する知識を検索し,該当知識表示領域6030に検索結果を表示する。検索は,知識テーブル5100の知識名フィールド5120または知識内容フィールド5130のデータに対して行われる。検索は,既存の技術を用いることができる。利用者により,該当知識表示領域6030の中から,特定の知識が選択された場合,処理ステップ1202により,その内容が,知識内容表示領域6040に表示される。また,その知識に対して関連する元情報の一覧を元情報表示領域6050に表示する。これは,選択された知識IDを元に,知識−元情報関連テーブル5300の知識IDフィールド5310から同じ知識IDを持ち,関連付けフラグが表示することを示しているレコードを検索し,そのレコードの元情報ID5320フィールドから元情報IDを先ず特定する。次に,特定された元情報IDを元情報テーブル5200の元情報ID5210から検索し,得られたレコードの元情報名を表示している。「表示」ボタン6060が利用書により押された場合には,元情報URLフィールド5230の値に保持されたURLの内容を別ウィンドウにて表示できるようにする。また,利用者により選択された特定の知識の知識IDから,知識関連テーブル5400の知識ID5410フィールドの値が一致し,かつ,関連タイプが「基礎的」であるレコードを検索し,その関連知識IDフィールドの値を先ず特定する。特定された知識IDを,知識テーブル5100から検索し,得られた知識名を,関連基礎知識表示領域6070に表示する。同様に,利用者により選択された特定の知識の知識IDから,知識関連テーブル5400の知識ID5410フィールドの値が一致し,かつ,関連タイプが「応用的」であるレコードを検索し,その関連知識IDフィールドの値を先ず特定する。特定された知識IDを,知識テーブル5100から検索し,得られた知識名を,関連応用知識表示領域6070に表示する。処理ステップ1203では,利用者が,検索キーワードを検索キーワード入力フィールド6010に入力し,「検索」ボタン6020を押した場合には,処理ステップ1201に戻る。利用者が,該当知識のいずれかを選択した場合には,処理ステップ1202に戻り,表示内容を更新する。利用者が関連基礎知識表示領域6070に表示された知識名,または,関連応用領域6080に表示された知識名を選択した場合には,選択された知識に関して処理ステップ1202の処理を行う。このような一連の処理により,利用者は,知識内容表示領域に表示された知識内容が「当たり前」であると感じれば,関連応用知識表示領域6080から知識を選択し,逆に知識内容表示領域に表示された知識内容が「意味不明」であると感じれば,関連基礎知識表示領域6070から知識を選択するように誘導され,その利用者にとって有益な知識へと効果的,効率的に辿りつくことができる。
本発明の知識管理方法および知識管理システムは,知識情報を扱う産業分野であれば,幅広く利用することが可能である。
1000…知識管理システム、 1100…知識抽出支援部、 1110…知識管理者I/F、 1120…元情報管理部、 1130…元情報比較分析支援部、 1140…知識データベース格納部、 1200…元情報データベース、 1300…知識データベース、 1400…知識提供部、 1410…利用者I/F、 1420…知識検索部、 1430…知識誘導部、 1500…元情報一次記憶領域、 2100…サーバ装置、 2110…出力装置、 2120…入力装置、 2130…処理装置、 2131…演算装置(CPU)、 2132…短期記憶装置(メモリ)、 2133…長期記憶装置(HDDなど)、 2200…端末装置、 2210…出力装置、 2220…入力装置、 2230…処理装置、 2300…情報通信ネットワーク、 3000…入出力画面、 3010…検索キーワード入力フィール、 3020…「検索」ボタン、 3030…知識選択フィールド、 3040…「選択」ボタン、 3050…選択チェックボックス、 3060…元情報表示領域、 3070…「表示」ボタン、 3110…「知識入力」ボタン、 3120…「下位階層へ」ボタン、 3130…「上位階層へ」ボタン、 3140…「完了」ボタン、 4000…知識入力画面、 4010…知識名称フィールド、 4020…知識内容フィールド、 4030…選択チェックボックス、 4040…元情報表示領域、 4050…「登録」ボタン、 4060…「完了」ボタン、 5100…知識テーブル、 5110…知識IDフィールド、 5120…知識名フィールド、 5130…知識内容フィールド、 5200…元情報テーブル、 5210…元情報IDフィールド、 5220…元情報名フィールド、 5230…元情報URLフィールド、 5300…知識−元情報関連テーブル、 5310…知識IDフィールド、 5320…元情報IDフィールド、 5330…関連付けフラグフィールド、 5400…関連知識テーブル、 5410…知識IDフィールド、 5420…関連知識IDフィールド、 5430…関連タイプフィールド、 6000…知識提供画面、 6010…検索キーワード入力フィールド、 6020…「検索」ボタン、 6030…知識表示領域、 6040…知識内容表示領域、 6050…元情報表示領域、 6060…「表示」ボタン、 6070…関連基礎知識表示領域、 6080…関連応用領域、 6090…「完了」ボタン、 7100…レベルカウンタ、 7200…元情報一次記憶テーブル、 7210…レベルフィールド、 7220…元情報名フィールド、 7230…元情報URL
Claims (2)
- 知識管理者の端末へ知識抽出画面を表示して、検索キーワード入力により元情報を検索して情報の母集合を作成する手段と、
前記母集合の情報を提示して、知識管理者が類似の群を選択する入力、および前記類似の群に知識管理者が知識名と知識内容とを関連付けて入力するデータを受付けて、選択された情報および入力データを知識データベースへ登録する手段と、
前記選択された類似の群に対応する情報を新たな母集合として、下位階層の知識を登録する入力モードへ、または前記情報の母集合を更新して上位階層の知識を登録する入力モードへ遷移する手段とを有する知識抽出支援部と、
前記知識管理者が定義した知識名と知識内容を記録する知識テーブルと、元情報の集合名称とその格納URL情報を記録する元情報テーブル、知識−元情報関連テーブル、および関連知識のリンク情報を記録する関連知識テーブルとにより構成される知識データベースと、
利用者の端末へ知識提供画面を表示して、検索キーワード入力により前記知識データベースに登録されている前記知識名と知識内容のデータを検索して、該当する知識を表示する手段と、
前記利用者により選択された特定の知識に分類される元情報を表示するとともに、前記知識データベースを検索して、関連基礎知識および関連応用知識をそれぞれ表示する手段と、
前記利用者により選択された前記関連基礎知識または関連応用知識に従って、上位階層または下位階層の知識の情報を参照するモードへ遷移する手段とを有する知識提供部と、
により構成される知識管理システム。 - 前記選択された類似の群に対応する情報を新たな母集合として、下位階層の知識を登録する入力モードへ、または前記情報の母集合を更新して上位階層の知識を登録する入力モードへ遷移する手段は、元情報一次記憶領域に記憶した元情報と、前記知識データベースに記録された元情報テーブル、知識−元情報関連テーブル、および関連知識テーブルを検索して、知識管理者へ各階層の元情報の母集合を提示することを可能とする請求項1に記載の知識管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007064337A JP2008225936A (ja) | 2007-03-14 | 2007-03-14 | 知識管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007064337A JP2008225936A (ja) | 2007-03-14 | 2007-03-14 | 知識管理システム |
Publications (1)
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JP2008225936A true JP2008225936A (ja) | 2008-09-25 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008225936A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023211093A1 (ko) * | 2022-04-24 | 2023-11-02 | 박종배 | 지식교차와 지식연결을 통한 연결지식 생성 방법 및 시스템 |
-
2007
- 2007-03-14 JP JP2007064337A patent/JP2008225936A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023211093A1 (ko) * | 2022-04-24 | 2023-11-02 | 박종배 | 지식교차와 지식연결을 통한 연결지식 생성 방법 및 시스템 |
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