JP2008225741A - アクセス許可情報生成システム、アクセス許可情報生成プログラム - Google Patents

アクセス許可情報生成システム、アクセス許可情報生成プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2008225741A
JP2008225741A JP2007061649A JP2007061649A JP2008225741A JP 2008225741 A JP2008225741 A JP 2008225741A JP 2007061649 A JP2007061649 A JP 2007061649A JP 2007061649 A JP2007061649 A JP 2007061649A JP 2008225741 A JP2008225741 A JP 2008225741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
information
document
document data
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007061649A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4910790B2 (ja
Inventor
Takumi Fukuda
拓己 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2007061649A priority Critical patent/JP4910790B2/ja
Publication of JP2008225741A publication Critical patent/JP2008225741A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4910790B2 publication Critical patent/JP4910790B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Storage Device Security (AREA)

Abstract

【課題】簡単な操作で高いセキュリティレベルを保ったまま文書ファイル毎にアクセス権の付与を行うことができるアクセス許可情報生成システム、アクセス許可情報生成プログラムを提供する。
【解決手段】文書表示装置は非接触送受信部を備え、情報読み取り装置は情報読み取り手段と情報送信手段とを備え、サーバは、情報受信手段と、文書識別情報、および第1ユーザのユーザ情報、および第2ユーザのユーザ情報に基づいて、文書データに対するアクセス権を第2ユーザに付与するアクセス権付与手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、アクセス許可情報生成システム、アクセス許可情報生成プログラムに関する。
会議の資料や議事録などの文書ファイルを会議参加者に渡す場合、従来は文書ファイルを小型メモリー媒体にコピーして直接渡したり、後に電子メールに添付して送信するなどの手段がとられていた。
昨今、電子データのセキュリティ管理に対する要求が高まってきている。特に情報流出に対する対策として、ビジネス文書ファイルにセキュリティレベルを設けて、そのファイルやフォルダーにアクセスできる人に制限を設ける手段が講じられている。
セキュリティレベルの高い文書をメモリー媒体にコピーして渡したり、電子メールに添付したりすることはセキュリティ管理上問題があり、多くの場合禁止されている。
アクセス制限のある会議の資料や議事録などの文書ファイルを会議参加者に渡したい場合は、一般的にはファイルを渡したい人がアクセスできるようにその文書のアクセス制限の設定を変更する必要が生じ、繁雑な手間となっている。
このような課題に対応するため、会議のユーザ間でのファイル共有を簡単に行う方法が各種提案されている。
例えば、非接触通信手段を備えたユーザ識別カードを非接触読取手段で読みとらせたユーザ情報から情報共有ユーザリストを作成し、サーバに記憶されている共有フォルダへのアクセス権を付与する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、同様のユーザ識別カードを非接触読取手段で読みとらせ、いずれかのユーザがアクセス権を有しているファイルであればユーザ情報を読みとった全てのユーザにアクセスを許可するように許可範囲を拡大する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−65777号公報 特開2006−164137号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている方法では、共有フォルダへのアクセス権を得たユーザは、共有フォルダ内の全ての文書ファイルにアクセスできることになり、文書ファイル毎にアクセス権を設定することができない。
また、特許文献2の方法では、文書ファイルにアクセス権を持つユーザ識別カードが非接触読取手段で読みとれる場合だけアクセスを許可するものであり、ユーザに一時的にしかアクセス権を付与できない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、簡単な操作で高いセキュリティレベルを保ったまま文書ファイル毎にアクセス権の付与を行うことができるアクセス許可情報生成システム、アクセス許可情報生成プログラムを提供することを目的とする。
本発明の目的は、下記構成により達成することができる。
1.
通信ネットワークを介してデータ通信可能なサーバと、該サーバとそれぞれ通信ネットワークを介してデータ通信可能な情報読取装置と文書表示装置を含むアクセス許可情報生成システムにおいて、
前記サーバは、
文書識別情報が付与された文書データの複数を記憶する文書データ記憶手段と、
複数の前記文書データと、個々の前記文書データに対するアクセス権を有する第1ユーザに関する情報とを関連付けて記憶するアクセス権記憶手段と、
前記文書データ記憶手段から前記第1ユーザが指定する文書データを前記文書表示装置に送信する文書データ送信手段と、
前記情報読取装置から前記第1ユーザが指定する文書データに付与された文書識別情報と、前記第1ユーザに関する情報と、該第1ユーザが指定する文書データに対しアクセス権を有さない第2ユーザに関する情報の3つの情報を受信する情報受信手段と、
前記3つの受信情報に基づき、前記第1ユーザが指定する文書データに対し前記第2ユーザがアクセス可能となるようなアクセス許可情報を生成するアクセス許可情報生成手段とを備え、
前記情報読取装置は、
前記文書表示装置に表示されている文書データに付与された文書識別情報を非接触で読み取る文書識別情報読取手段と、
前記第1ユーザに関する情報が記憶されたユーザ識別カードから該第1ユーザに関する情報を非接触で読み取る第1ユーザ情報読取手段と、
前記第1ユーザが指定する文書データに対しアクセス権を有さない第2ユーザに関する情報が記憶されたユーザ識別カードから該第2ユーザに関する情報を非接触で読み取る第2ユーザ情報読取手段と、
前記文書表示装置に表示されている文書データに付与された文書識別情報と、前記第1ユーザに関する情報と、該第1ユーザが指定する文書データに対しアクセス権を有さない第2ユーザに関する情報の3つの情報を前記サーバに送信する読み取り情報送信手段とを備え、
前記文書表示装置は、
前記サーバから文書識別情報が付与された前記第1ユーザが指定する文書データを受信する文書データ受信手段と、
前記第1ユーザが指定する文書データに付与された文書識別情報を前記情報読取装置が非接触で読み取ることができるように送信する文書識別情報送信手段と、
を備えることを特徴とするアクセス許可情報生成システム。
2.
第1ユーザ情報読取手段と第2ユーザ情報読取手段と文書識別情報読取手段はRFIDリーダ/ライタ部であって、
前記文書表示装置と前記ユーザ識別カードは、前記RFIDリーダ/ライタ部と通信可能なRFIDタグを備える、
ことを特徴とする1に記載のアクセス許可情報生成システム。
3.
文書表示装置に表示されている文書データに付与された文書識別情報を受信する文書識別情報受信ステップと、
第1ユーザに関する情報が記憶されたユーザ識別カードから該第1ユーザに関する情報を受信する第1ユーザ情報受信ステップと、
前記文書識別情報と、前記第1ユーザに関する情報と、に基づいて、前記第1ユーザの前記文書データに対するアクセス権限の有無を判定する認証ステップと
前記第1ユーザが指定する文書データに対しアクセス権を有さない第2ユーザに関する情報が記憶されたユーザ識別カードから該第2ユーザに関する情報を受信する第2ユーザ情報受信ステップと、
前記文書識別情報受信ステップで受信した文書識別情報と、前記第1ユーザ情報受信ステップで受信した前記第1ユーザ情報と、前記第2ユーザ情報受信ステップで受信した前記第2ユーザに関する情報に基づいて、前記第1ユーザが指定する文書データに対し前記第2ユーザがアクセス可能となるようなアクセス許可情報を生成するアクセス許可情報生成ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするアクセス許可情報生成プログラム。
本発明によれば、文書表示装置と、文書データにアクセス権のある人のユーザ識別カードと、アクセス権の無い人のユーザ識別カードと、を情報読み取り装置に読みとらせることにより文書表示装置に表示されている文書データに対するアクセス権を付与することができる。したがって、簡単な操作で高いセキュリティレベルを保ったまま文書ファイル毎にアクセス権の付与を行うことができるアクセス許可情報生成システム、アクセス許可情報生成プログラムを提供できる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態を説明する。
まず、本発明の第1の実施形態について、図1を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るアクセス許可情報生成システムの全体構成の一例を示すブロック図である。
本発明のアクセス許可情報生成システムはサーバ1、情報読み取り装置2、文書表示装置3、各ユーザの所持するユーザ識別カード35などから構成されている。
サーバ1は例えばEthernet(登録商標)や電話回線などで通信を行う図示せぬ通信手段を有し、図示せぬルータやハブで構成されるネットワーク5を介して他の通信機能を持つ機器と交信する機能を持っている。ネットワーク5はLAN(Local Area Network)でも、インターネットでも良い。
また、サーバ1は、文書データに固有の文書識別情報を付与し保存する機能と、文書データ毎にアクセス権を付与する機能と、文書データを所定の形式の出力用データに変換して、出力する機能を持っている。
作成した文書データは、ネットワーク5上の他の機器からサーバ1に送信する。サーバ1はその文書データに固有の文書識別情報と作成者のユーザ識別情報を加えて保存する。例えば、図1のパーソナルコンピュータ20で文書データを作成し、サーバ1に文書データを保存することができる。また、サーバ1はネットワーク5上の他の機器とデータファイルの共有を行う機能と、ユーザ認証機能を持っている。ユーザ認証は例えばユーザ識別カード35やパスワード、生体認証などの方法により行われ、サーバ1がユーザを認証できた場合は、アクセス権を持つ文書データなどへのアクセスを許可する。
サーバ1については、後に詳しく説明する。
文書表示装置3は、例えば無線LANなどで通信を行う図示せぬ通信手段を有し、無線アクセスポイント500とネットワーク5を介してサーバ1と交信し、サーバ1からダウンロードした文書データを表示部31に表示する。
表示部31の表面はタッチパネルになっており、ユーザは、タッチパネルへの入力と操作部32の操作により、パスワード等ユーザ識別情報の入力や文書データの指定やダウンロード、表示されている文書のページ送りなどの操作を行う。
また、文書表示装置3は、表示部31に表示している文書データの文書識別情報を非接触で送信する機能をもっている。
文書表示装置3についても、後に詳しく説明する。
情報読み取り装置2は、RFID(Radio Frequency Identification)タグなどの内蔵された情報記録手段から、非接触で情報を読み取る装置である。情報読み取り装置2は、例えばネットワーク5を介してサーバ1と交信するパーソナルコンピュータ10と、RFIDリーダ/ライタ部107aから構成され、RFIDリーダ/ライタ部107aで読みとった情報をサーバ1に送信する。
例えば、ユーザ識別情報が記憶されているRFIDタグ部108が埋め込まれているユーザ識別カード35を情報読み取り装置2にかざすと、情報読み取り装置2はユーザ情報を読みとってサーバ1に送信する。また、文書データを表示している文書表示装置3を情報読み取り装置2にかざすと、情報読み取り装置2は文書識別情報を読みとってサーバ1に送信する。
情報読み取り装置2についても、後に詳しく説明する。
図2は、本発明の実施形態に係るサーバ1の内部構成の一例を示すブロック図である。
サーバ1は、全体を制御するCPU11、操作ボタンとキーによりユーザがサーバ1への入力と各種操作を行う入力部18、Ethernet(登録商標)などで通信を行う送信部24と受信部25を備えた通信部71などから構成されている。
また、サーバ1は、画像や文字を表示する表示部19、および図示せぬRAM(Randam Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などから構成される記憶部13を備えている。記憶部13は、例えばOS(オペレーティングシステム)、プリンタ用データを記録するプログラム、アプリケーション、プリンタドライバ等を記憶しており、CPU11がこれらのプログラムを実行する。記憶部13は文書、画像などの各種データを記憶するデータ記憶部15と、文書などのデータと該データに対するアクセス権を有するユーザのユーザ識別情報とを関連づけて記憶するアクセス権記憶部17を備えている。データ記憶部15は本発明の文書データ記憶手段、アクセス権記憶部17は本発明のアクセス権記憶手段である。
CPU11は、ユーザ情報を受信するユーザ情報受信部50、ユーザがアクセス権を有する文書データのリストを送信する文書データリスト送信部51、文書データの送信要求を受信部25から受信する送信要求受信部52、文書データを送信部24から送信する文書データ送信部53、ユーザ識別情報と文書データの文書識別情報を受信する情報受信部54、ユーザの認証を行う認証部22、自サーバ1でユーザの情報を登録する登録部14、文書データへのアクセス権を付与するアクセス許可情報生成部12を備えている。
ユーザ情報受信部50は本発明のユーザ情報受信手段、文書データ送信部53は本発明の文書データ送信手段、情報受信部54は本発明の情報受信手段、アクセス許可情報生成部12は本発明のアクセス許可情報生成手段である。
次に、サーバ1のユーザ情報登録と管理について説明する。
サーバ1を利用するためには、サーバ1へのユーザ登録が必要である。サーバ1の管理者が登録するユーザ識別情報は、例えばユーザ名とユーザID、パスワードである。
管理者は例えば初期設定時に入力部18を操作して、これらの情報を入力し、ユーザ登録する。管理者が入力したユーザ識別情報は登録部14により、データ記憶部15に登録される。サーバ1への登録が終わると、サーバ1に接続された図示せぬカード作製装置によって、ユーザ識別カード35にユーザ識別情報を記録する。
ユーザ登録を終えたユーザは、ユーザ識別カード35を情報読み取り装置2にかざしてユーザ識別情報をサーバ1に送信することによりサーバ1にアクセスできる。あるいは、文書表示装置3やパーソナルコンピュータ20からユーザ識別情報を入力してサーバ1に送信することによりアクセスすることができる。ユーザ情報受信部50はユーザ情報を受信し、認証部22は受信したユーザ識別情報を登録されている情報と照合しログインを許可する。
次に、サーバ1が行う文書データへのアクセス権登録と管理について説明する。
サーバ1が新規の文書データを受信すると、アクセス許可情報生成部12は文書データに固有の文書識別情報と、文書データを送信したユーザのユーザ識別情報を文書データに暗号化して記録し、データ記憶部15に保存する。また、サーバ1は、ユーザ識別情報とアクセス権を持つ文書データの文書識別情報を対応させてアクセス権記憶部17に記憶し、ユーザがどの文書データにアクセス権を持つかを管理する。
図3は、本発明の実施形態に係る文書表示装置3の内部構成の一例を示すブロック図である。
文書表示装置3は、全体を制御するCPU111、操作ボタンとキーによりユーザがサーバ1への入力と各種操作を行う操作部32、IEEE802.11bなどで通信を行う送信部124と受信部125を備えた無線通信部100などから構成されている。
また、文書識別情報を発信するためRFIDタグ部108bを備えている。RFIDタグ部108bは本発明の非接触送受信部である。
さらに、画像や文字を表示する表示部19、および図示せぬRAM(Randam Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどから構成される記憶部13を備えている。
表示部31には例えば液晶が用いられるが、メモリ性を有する例えばカイラルネマチック液晶等を用いると消費電力を低減することができるので、長時間の表示が可能になる。
記憶部113は、例えば文書表示装置3の制御用ソフト、アプリケーション、を記憶しており、CPU111がこれらのプログラムを実行する。また、記憶部113は文書、画像などの各種データを記憶するデータ記憶部115を備えている。
CPU111は、文書データの送信要求信号をサーバ1に送信部124から送信する送信要求部150、サーバ1からユーザがアクセス権を有する文書データのリストを受信部125から受信するリスト受信部151を備えている。文書識別情報送信部152は、表示部31に表示する文書データから読みとった文書識別情報をRFIDタグ部108bに書き込む。RFIDタグ部108bは、情報読み取り装置2に文書識別情報を送信する。
ここで、ユーザがサーバ1から文書データをダウンロードする手順の例を説明する。
ユーザが操作部32の操作によりユーザ情報を入力すると、送信要求部150は送信部124からサーバ1にユーザ情報が送信する。サーバ1にログインすると、サーバ1の文書データリスト送信部51はユーザがアクセス権を有する文書データのリストをネットワークを介して文書表示装置2に送信する。文書表示装置2のリスト受信部151は、受信部125から文書データのリストを受信し、表示部31にユーザがアクセス権を持つ文書データのリストを表示する。ユーザは操作部32の操作により文書データを選択し、文書表示装置3にダウンロードする。CPU111は、受信部125で受信した文書データを、データ記憶部115に記憶し、表示部31で表示可能な形式に変換して表示部31に表示する。
本実施形態では、文書表示装置2の表示部31にユーザがアクセス権を持つ文書データのリストを表示する例を説明するが、例えばサーバ1の全ての文書データのリストを表示しても良い。その場合は、例えば文書表示装置2からパスワード等を入力し、サーバ1がアクセス権を確認した文書データだけがダウンロードできる。
また、本実施形態ではユーザがサーバ1から文書データをダウンロードするものとして説明するが、本発明はこのようなプル型に限定されるものではなくユーザが指定した文書表示装置3にサーバ1から文書データを送信するプッシュ型にも適用できる。
ここで、プッシュ型の手順の例を説明する。プッシュ型では文書表示装置3に固有の装置番号が付与され、所有者のユーザ識別情報とともに予めサーバ1に登録されている。ユーザはパーソナルコンピュータ20を操作してユーザがアクセス権を有する文書データをサーバ1から例えばユーザ自身が所有する文書表示装置3に送信するように指示する。サーバ1は指示された文書表示装置3のユーザが指定された文書データにアクセス権を持つことを確認し、文書表示装置3と交信して認証の後、文書データを送信する。
図4は、本発明の実施形態に係るRFIDリーダ/ライタ部107の内部構成の一例を示すブロック図である。RFIDリーダ/ライタ部107は情報読み取り装置2に内蔵されている。
RFIDリーダ/ライタ部107は、RFIDタグ部108に対して電波を送信するための送信アンテナ部301と、送信アンテナ部301から送信する電波の変調を行うための変調回路302と、を備えている。また、RFIDタグ部108から送られてくる電波を受信するための受信アンテナ部303と、受信アンテナ部303より受信した信号を復調するための復調回路304を備えている。さらに、送信アンテナ部301、変調回路302、受信アンテナ部303及び復調回路304を制御するための制御部305を備えている。送信アンテナ部301と受信アンテナ部303は、ネットワーク5を介してサーバ1との通信を行うI/F部306と、送信アンテナ部301に接続され、RFIDタグ部108への電力供給を行う電源307とから構成される。
制御部305は、外部からの指示により変調回路302を用いてRFIDタグ部108へ電力を供給するための電波及び送信するデータを変調して、送信アンテナ部301より外部へ電波を送信する。また、制御部305は、外部より受信した電波信号を受信アンテナ部303で受信して、復調回路304によって復調した後、復調された信号をデータ信号として扱えるように変換することが可能である。
図5は、本発明の実施形態に係るRFIDタグ部108の概略構成を示したブロック図である。
RFIDタグ部108は、メモリ401と、電波を送受信するためのアンテナ部402と、共振コンデンサ部403と、電源の整流・平滑を行うための電力形成部404と、電波の変調及び復調を行うための復変調部405と、制御部406とから構成される。
RFIDタグ部108は本発明のパッシブ方式のRFIDタグである。RFIDタグ部108は、RFIDリーダ/ライタ部107が発信する電力波を受信して、該電波から得た電力により、不揮発性メモリ401の情報を読み出して発信する。このように、パッシブ方式のRFIDタグを用いると、RFIDリーダ/ライタ部107の電波の到達距離範囲内(例えば数cm以内)でしかRFIDタグ部108が作動しない。また、RFIDタグ部108が不揮発性メモリ401の情報を発信する電波も微弱であり、情報漏洩のおそれが少ない、セキュリティの高い情報交換を実現できる。
なお、RFIDタグ部108はパッシブ方式のRFIDタグに限定されるものではなく、アクティブ方式のRFIDタグを用いることもできる。
アンテナ部402は、共振コンデンサ403と組み合わされ、共振回路を構成する。この共振回路がRFIDタグ部108に電力を供給するためにRFIDリーダ/ライタ部107から送られてくる電波信号を受信すると、該電波信号を電力形成部404へ供給し、電力形成部404はRFIDタグ部108を動作させるための電力を取得できる。電力形成部404は取得した電力を不揮発性メモリ401や、復変調回路405へ供給する。
制御部406は、不揮発性メモリ401に記憶されたプログラムに従って、復変調回路405や電力形成部404の制御を行う、即ちRFIDタグ部108の制御を行う。
アンテナ部402は、RFIDタグ部108に電力を供給するためにRFIDリーダ/ライタ部107から送られてくる電波信号とあわせて、RFIDタグ部108から読み出す、又は書き込むためのデータも同時に送受信し、RFIDタグ部108へ送られてきた信号は、復変調回路405によって復調され、制御部406を介して不揮発性メモリ401へ記憶される。また、制御部406によって、不揮発性メモリ401から読み出されたデータは、復変調回路405によって信号として変調され、この変調された信号はアンテナ部402から電波信号としてRFIDリーダ/ライタ部107に送信可能である
図6は、本発明の実施形態に係る情報読み取り装置2を構成するパーソナルコンピュータ10の一例を示すブロック図である。
パーソナルコンピュータ10は、全体を制御するCPU211、操作ボタンとキーによりユーザがサーバ1への入力と各種操作を行う入力部218、Ethernet(登録商標)などで通信を行う送信部224と受信部225を備えた通信部210などから構成されている。
また、パーソナルコンピュータ10は、画像や文字を表示する表示部219、および図示せぬRAM(Randam Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などから構成される記憶部213を備えている。記憶部213は、例えばOS(オペレーティングシステム)、プリンタ用データを記録するプログラム、アプリケーション、プリンタドライバ等を記憶しており、CPU211がこれらのプログラムを実行する。
また、RFIDリーダ/ライタ部107bとのインターフェースであるI/F部250を備えている
CPU211は、RFIDリーダ/ライタ部107aを制御して非接触で文書識別情報を読みとる文書識別情報読み取り部60を備えている。また、第1ユーザに関する情報が記憶されたユーザ識別カードから該第1ユーザに関する情報をRFIDリーダ/ライタ部107bを制御して非接触で読み取る第1ユーザ情報読取部62を備えている。さらに、第1ユーザが指定する文書データに対しアクセス権を有さない第2ユーザに関する情報が記憶されたユーザ識別カードから該第2ユーザに関する情報をRFIDリーダ/ライタ部107bを制御して非接触で読み取る第2ユーザ情報読取部63を備えている。読み取り情報送信部64は、読みとった文書識別情報、第1ユーザに関する情報、第2ユーザに関する情報を送信部224からネットワーク5を介してサーバ1に送信する。
なお、本実施形態では情報読み取り装置2がパーソナルコンピュータ10とRFIDリーダ/ライタ部107bから構成される例を説明するが、パーソナルコンピュータ10に限定されるものではなくCPU111、記憶部213などを有するマイクロコンピュータでも良い。
図7は本発明の第1の実施形態において、サーバ1が文書データのアクセス権を付与するアクセス権付与ルーチンの手順を説明するフローチャートである。
ここでは、ユーザが情報読み取り装置2を操作してアクセス権付与ルーチンを起動し、サーバ1にログオンしたところから説明する。また、文書データにアクセス権を持つユーザを第1ユーザ、文書データにアクセス権を持たないユーザを第2ユーザと呼ぶことにより区別する。
S101:サーバ1が、情報読み取り装置2に文書識別情報の入力を要求し、入力を待つステップである。
サーバ1のCPU11は、情報読み取り装置2に、文書識別情報を送信するよう要求する信号を、送信部24から送信し、所定時間待機する。
S102:情報読み取り装置2から文書識別情報が入力されたかどうか、を判定するステップである。
情報受信部54は、ユーザが正しい文書識別情報を入力したかどうか判定する。
ユーザが正しい文書識別情報を入力した場合(ステップS102;Yes)、ステップS103に進む。
ユーザが正しい文書識別情報を入力しない場合(ステップS102;No)、ステップS120に進む。
S120:タイムアウト時間を経過したかどうか、を判定するステップである。
時間切れと判定する所定の時間(タイムアウト時間)を経過した場合(ステップS120;Yes)、時間切れと判定し、情報読み取り装置2に警告信号を送信して終了する。
タイムアウト時間を経過していない場合(ステップS120;No)、ステップS101に戻る。
S103:サーバ1が情報読み取り装置2に第1ユーザのユーザ情報入力を要求し、入力を待つステップである。
サーバ1の情報受信部54は、情報読み取り装置2に、第1ユーザのユーザ情報を送信するよう要求する信号を、送信部24から送信し、所定時間待機する。
S104:情報読み取り装置2から、第1ユーザ情報が入力されたかどうか、を判定するステップである。
アクセス権許可情報生成部54は、第1ユーザ情報が入力されたかどうか判定する。
第1ユーザ情報が入力された場合(ステップS104;Yes)、ステップS105に進む。
第1ユーザ情報入力が入力されない場合(ステップS104;No)、ステップS121に進む。
S121:タイムアウト時間を経過したかどうか、を判定するステップである。
時間切れと判定する所定の時間(タイムアウト時間)を経過した場合(ステップS121;Yes)、時間切れと判定し、情報読み取り装置2に警告信号を送信して終了する。
タイムアウトの時間を経過していない場合(ステップS121;No)、ステップS103に戻る。
S105:入力されたユーザ情報が、文書識別情報を付与された文書データにアクセス権を持つかどうか、を判定するステップである。
アクセス許可情報生成部12は、アクセス権記憶部17に記憶されているユーザ情報と入力されたユーザ情報を照合し、入力された文書識別情報の文書データにアクセス権を持つユーザか、否かを判定する。
アクセス権を持つユーザ情報が入力された場合(ステップS105;Yes)、ステップS106に進む。
アクセス権を持つユーザ情報ではない場合(ステップS105;No)、情報読み取り装置2に警告信号を送信し、終了する。
S106:サーバ1が情報読み取り装置2に第2ユーザのユーザ情報入力を要求し、入力を待つステップである。
サーバ1の情報受信部54は、情報読み取り装置2に、第2ユーザのユーザ情報を送信するよう要求する信号を、送信部24から送信し、所定時間待機する。
S107:情報読み取り装置2から、第2ユーザのユーザ情報が入力されたかどうか、を判定するステップである。
アクセス許可情報生成部12は、第2ユーザのユーザ情報が入力されたかどうか判定する。
第2ユーザのユーザ情報が入力された場合(ステップS107;Yes)、ステップS108に進む。
第2ユーザのユーザ情報入力が入力されない場合(ステップS107;No)、ステップS122に進む。
S122:タイムアウト時間を経過したかどうか、を判定するステップである。
タイムアウトと判定する所定の時間を経過した場合(ステップS122;Yes)、時間切れと判定し、情報読み取り装置2に警告信号を送信して終了する。
タイムアウト時間を経過していない場合(ステップS122;No)、ステップS106に戻る。
S108:入力された第2ユーザのユーザ情報が、文書識別情報を付与された文書データにアクセス権を持つかどうか、を判定するステップである。
アクセス許可情報生成部12は、アクセス権記憶部17に記憶されているユーザ情報と入力された第2ユーザのユーザ情報を照合し、入力された文書識別情報の文書データにアクセス権を持つユーザか、否かを判定する。
アクセス権を持つ第2ユーザのユーザ情報が入力された場合(ステップS108;Yes)、情報読み取り装置2に警告信号を送信し、終了する。
アクセス権を持つ第2ユーザのユーザ情報ではない場合(ステップS108;No)、ステップS112に進む。
S112:ステップS107で入力されたユーザ情報に、アクセス権を付与するステップである。
アクセス許可情報生成部12は、ステップS102で入力された文書識別情報を持つ文書データと、ステップS107で入力された第2ユーザのユーザ情報が関連づけてアクセス権記憶部17に保存し、第2ユーザが文書データにアクセス可能になるようにする。このようにして、第2ユーザに該文書データへのアクセス権を付与する。
以上で、サーバ1が文書データのアクセス権を付与するアクセス権付与ルーチンは終了である。
図8は本発明の第1の実施形態において、ユーザが文書データのアクセス権を取得する際に行う情報読み取り装置2とサーバ1の通信手順を説明するフローチャートである。
ここでは、ユーザが情報読み取り装置2を操作してアクセス権付与ルーチンを起動し、サーバ1にログオンしたところから説明する。また、文書データにアクセス権を持つユーザを第1ユーザ、文書データにアクセス権を持たないユーザを第2ユーザと呼ぶことにより区別する。
S501:情報読み取り装置2がユーザに文書識別情報の入力を要求し、入力を待つステップである。
サーバ1の要求により情報読み取り装置2の文書識別情報読み取り部60は、パーソナルコンピュータ10の表示部219にユーザ入力を要求する表示を行う。ユーザは、アクセス権を付与したい文書データを表示した文書表示装置3を、RFIDリーダ/ライタ部107aにかざして入力する。
S502:文書識別情報読み取り部60が文書識別情報を読み出すステップである。
文書識別情報読み取り部60はRFIDリーダ/ライタ部107aを制御し、非接触で文書表示装置3のRFIDタグ部108bから文書識別信号を読み出す。
S503:文書識別情報をサーバ1に送信するステップである。
読み取り情報送信部64は、RFIDリーダ/ライタ部107aが読み出した文書識別信号をサーバ1に送信する。
S504:第1ユーザ読み取り部62が第1ユーザのユーザ情報の入力を要求し、入力を待つステップである。
サーバ1の要求により第1ユーザ読み取り部62は、パーソナルコンピュータ10の画面に第1ユーザ情報の入力を要求する表示を行う。ユーザは文書データにアクセス権を有するユーザ識別カード35aを、RFIDリーダ/ライタ部107aにかざして入力する。
S505:第1ユーザ読み取り部62が第1ユーザ情報を読み出すステップである。
第1ユーザ読み取り部62はRFIDリーダ/ライタ部107aを制御し、ユーザ識別カード35aのRFIDタグ部108aからユーザ情報を読み出す。
S506:読みとったユーザ情報をサーバ1に送信するステップである。
読み取り情報送信部64はRFIDリーダ/ライタ部107aが読み出したユーザ情報をサーバ1に送信する。
S507:第2ユーザ読み取り部63が第2ユーザのユーザ情報の入力を要求し、入力を待つステップである。
サーバ1の要求により第2ユーザ読み取り部63は、パーソナルコンピュータ10の画面に第2ユーザ情報の入力を要求する表示を行う。ユーザは文書データにアクセス権を有するユーザ識別カード35cを、RFIDリーダ/ライタ部107aにかざして入力する。
S508:第2ユーザ読み取り部63が第2ユーザのユーザ情報を読み出すステップである。
RFIDリーダ/ライタ部107aはユーザ識別カード35cのRFIDタグ部108cからユーザ情報を読み出す。
S509:読みとった第2ユーザのユーザ情報をサーバ1に送信するステップである。
読み取り情報送信部64はRFIDリーダ/ライタ部107aが読み出した第2ユーザのユーザ情報をサーバ1に送信する。
以上でアクセス許可情報を生成する際に行う情報読み取り装置2とサーバ1の通信手順は終了である。
このように、情報読み取り装置2に、文書を表示した文書表示装置3と、文書データにアクセス権を持つ第1ユーザのユーザ識別カード35aと、アクセス権を付与したい第2ユーザのユーザ識別カード35cをかざす簡単な操作だけで、アクセス許可情報を生成しアクセス権を付与することができる。
本実施形態では、情報読み取り装置2に文書表示装置3と、文書データにアクセス権を持つユーザのユーザ識別カード35aと、アクセス権を付与したいユーザのユーザ識別カード35cの順に情報読み取り装置2にかざす手順を説明したが、本発明はこの手順に限定されるものではない。また、本実施形態ではアクセス権を付与したいユーザが一人の場合について説明したが、複数のユーザにアクセス権を付与することもできる。このような例として、第2の実施形態を説明する。
図9は本発明の第2の実施形態において、サーバ1が文書データのアクセス権を付与するアクセス権付与ルーチンの手順を説明するフローチャートである。
ここでは、ユーザが情報読み取り装置2を操作してアクセス権付与ルーチンを起動し、サーバ1にログオンしたところから説明する。また、文書データにアクセス権を持つユーザを第1ユーザ、文書データにアクセス権を持たないユーザを第2ユーザと呼ぶことにより区別する。
第2の実施形態は、第1の実施形態のステップ順序を変更し、複数のユーザにアクセス権を付与する例である。同じ処理を行うステップには第1の実施形態と同じステップ番号を付し、説明を省略する。
S103:サーバ1が情報読み取り装置2に第1ユーザのユーザ情報入力を要求し、入力を待つステップである。
S104:情報読み取り装置2から、ユーザ情報が入力されたかどうか、を判定するステップである。
ユーザ情報が入力された場合(ステップS104;Yes)、ステップS101に進む。
ユーザ情報入力が入力されない場合(ステップS104;No)、ステップS121に進む。
S121:タイムアウト時間を経過したかどうか、を判定するステップである。
タイムアウト時間を経過した場合(ステップS121;Yes)、時間切れと判定し、情報読み取り装置2に警告信号を送信して終了する。
タイムアウトの時間を経過していない場合(ステップS121;No)、ステップS103に戻る。
S101:サーバ1が情報読み取り装置2に文書識別情報の入力を要求し、入力を待つステップである。
S102:情報読み取り装置2から文書識別情報が入力されたかどうか、を判定するステップである。
ユーザが正しい文書識別情報を入力した場合(ステップS102;Yes)、ステップS105に進む。
ユーザが正しい文書識別情報を入力しない場合(ステップS102;No)、ステップS120に進む。
S120:タイムアウト時間を経過したかどうか、を判定するステップである。
タイムアウト時間を経過した場合(ステップS120;Yes)、時間切れと判定し、情報読み取り装置2に警告信号を送信して終了する。
タイムアウトの時間を経過していない場合(ステップS120;No)、ステップS101に戻る。
S105:入力されたユーザ情報が、文書識別情報を付与された文書データにアクセス権を持つかどうか、を判定するステップである。
アクセス権を持つユーザ情報が入力された場合(ステップS105;Yes)、ステップS106に進む。
アクセス権を持つユーザ情報ではない場合(ステップS105;No)、情報読み取り装置2に警告信号を送信し、終了する。
S106:サーバ1が情報読み取り装置2に第2ユーザのユーザ情報入力を要求し、入力を待つステップである。
S107:情報読み取り装置2から、第2ユーザのユーザ情報が入力されたかどうか、を判定するステップである。
第2ユーザのユーザ情報が入力された場合(ステップS107;Yes)、ステップS108に進む。
第2ユーザのユーザ情報入力が入力されない場合(ステップS107;No)、ステップS122に進む。
S122:タイムアウト時間を経過したかどうか、を判定するステップである。
時間切れと判定する所定の時間(タイムアウト時間)を経過した場合(ステップS122;Yes)、時間切れと判定し、情報読み取り装置2に警告信号を送信して終了する。
タイムアウトの時間を経過していない場合(ステップS122;No)、ステップS106に戻る。
S108:入力されたユーザ情報が、文書識別情報を付与された文書データにアクセス権を持つかどうか、を判定するステップである。
アクセス権を持つユーザ情報が入力された場合(ステップS108;Yes)、情報読み取り装置2に警告信号を送信し、終了する。
アクセス権を持つユーザ情報ではない場合(ステップS108;No)、ステップS212に進む。
S212:ステップS107で入力された第2ユーザのユーザ情報に、アクセス権を付与するステップである。
アクセス許可情報生成部12は、ステップS107で入力された第2ユーザのユーザ情報に、ステップS102で入力された文書識別情報を持つ文書データへのアクセス権を付与してアクセス権記憶部17に保存し、ステップS106に戻る。
このように第2の実施形態のアクセス権付与ルーチンでは、入力されたアクセス権を持たない複数のユーザに順次アクセス権を付与することができる。本ルーチンは、タイムアウト時間経過しても第2ユーザのユーザ情報入力が入力されないと終了する。
なお、第2の実施形態では、図7で説明したユーザが文書データのアクセス権を取得する際に行う情報読み取り装置2とサーバ1の通信手順も順序を入れ替える必要があるが、容易に変更できるので説明を省略する。
以上このように、本発明によれば、簡単な操作で高いセキュリティレベルを保ったまま文書ファイル毎にアクセス権の付与を行うことができるアクセス許可情報生成システム、アクセス許可情報生成プログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係るアクセス許可情報生成システムの全体構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るサーバ1の内部構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る文書表示装置3の内部構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るRFIDリーダ/ライタ部107の内部構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るRFIDタグ部108の概略構成を示したブロック図である。 本発明の実施形態に係る情報読み取り装置2の内部構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態において、サーバ1が文書データのアクセス権を付与するアクセス権付与ルーチンの手順を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態において、ユーザが文書データのアクセス権を取得する際に行う情報読み取り装置2とサーバ1の通信手順を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態において、サーバ1が文書データのアクセス権を付与するアクセス権付与ルーチンの手順を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 サーバ
2 情報読み取り装置
3 文書表示装置
5 ネットワーク
10 パーソナルコンピュータ
12 アクセス許可情報生成部
15 データ記憶部
20 パーソナルコンピュータ
22 認証部
31 表示部
32 操作部
35 ユーザ識別カード
50 ユーザ情報受信部
51 文書データリスト送信部
52 送信要求受信部
53 文書データ送信部
54 情報受信部
60 文書識別情報読み取り部
61 第1ユーザ情報読み取り部
62 第2ユーザ情報読み取り部
63 読み取り情報送信部
71 通信部
107 RFIDリーダ/ライタ部
108 RFIDタグ部
150 送信要求部
151 リスト受信部
152 文書識別情報送信部
500 無線アクセスポイント

Claims (3)

  1. 通信ネットワークを介してデータ通信可能なサーバと、該サーバとそれぞれ通信ネットワークを介してデータ通信可能な情報読取装置と文書表示装置を含むアクセス許可情報生成システムにおいて、
    前記サーバは、
    文書識別情報が付与された文書データの複数を記憶する文書データ記憶手段と、
    複数の前記文書データと、個々の前記文書データに対するアクセス権を有する第1ユーザに関する情報とを関連付けて記憶するアクセス権記憶手段と、
    前記文書データ記憶手段から前記第1ユーザが指定する文書データを前記文書表示装置に送信する文書データ送信手段と、
    前記情報読取装置から前記第1ユーザが指定する文書データに付与された文書識別情報と、前記第1ユーザに関する情報と、該第1ユーザが指定する文書データに対しアクセス権を有さない第2ユーザに関する情報の3つの情報を受信する情報受信手段と、
    前記3つの受信情報に基づき、前記第1ユーザが指定する文書データに対し前記第2ユーザがアクセス可能となるようなアクセス許可情報を生成するアクセス許可情報生成手段とを備え、
    前記情報読取装置は、
    前記文書表示装置に表示されている文書データに付与された文書識別情報を非接触で読み取る文書識別情報読取手段と、
    前記第1ユーザに関する情報が記憶されたユーザ識別カードから該第1ユーザに関する情報を非接触で読み取る第1ユーザ情報読取手段と、
    前記第1ユーザが指定する文書データに対しアクセス権を有さない第2ユーザに関する情報が記憶されたユーザ識別カードから該第2ユーザに関する情報を非接触で読み取る第2ユーザ情報読取手段と、
    前記文書表示装置に表示されている文書データに付与された文書識別情報と、前記第1ユーザに関する情報と、該第1ユーザが指定する文書データに対しアクセス権を有さない第2ユーザに関する情報の3つの情報を前記サーバに送信する読み取り情報送信手段とを備え、
    前記文書表示装置は、
    前記サーバから文書識別情報が付与された前記第1ユーザが指定する文書データを受信する文書データ受信手段と、
    前記第1ユーザが指定する文書データに付与された文書識別情報を前記情報読取装置が非接触で読み取ることができるように送信する文書識別情報送信手段と、
    を備えることを特徴とするアクセス許可情報生成システム。
  2. 第1ユーザ情報読取手段と第2ユーザ情報読取手段と文書識別情報読取手段はRFIDリーダ/ライタ部であって、
    前記文書表示装置と前記ユーザ識別カードは、前記RFIDリーダ/ライタ部と通信可能なRFIDタグを備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアクセス許可情報生成システム。
  3. 文書表示装置に表示されている文書データに付与された文書識別情報を受信する文書識別情報受信ステップと、
    第1ユーザに関する情報が記憶されたユーザ識別カードから該第1ユーザに関する情報を受信する第1ユーザ情報受信ステップと、
    前記文書識別情報と、前記第1ユーザに関する情報と、に基づいて、前記第1ユーザの前記文書データに対するアクセス権限の有無を判定する認証ステップと
    前記第1ユーザが指定する文書データに対しアクセス権を有さない第2ユーザに関する情報が記憶されたユーザ識別カードから該第2ユーザに関する情報を受信する第2ユーザ情報受信ステップと、
    前記文書識別情報受信ステップで受信した文書識別情報と、前記第1ユーザ情報受信ステップで受信した前記第1ユーザ情報と、前記第2ユーザ情報受信ステップで受信した前記第2ユーザに関する情報に基づいて、前記第1ユーザが指定する文書データに対し前記第2ユーザがアクセス可能となるようなアクセス許可情報を生成するアクセス許可情報生成ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするアクセス許可情報生成プログラム。
JP2007061649A 2007-03-12 2007-03-12 アクセス許可情報生成システム、アクセス許可情報生成プログラム Expired - Fee Related JP4910790B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007061649A JP4910790B2 (ja) 2007-03-12 2007-03-12 アクセス許可情報生成システム、アクセス許可情報生成プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007061649A JP4910790B2 (ja) 2007-03-12 2007-03-12 アクセス許可情報生成システム、アクセス許可情報生成プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008225741A true JP2008225741A (ja) 2008-09-25
JP4910790B2 JP4910790B2 (ja) 2012-04-04

Family

ID=39844305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007061649A Expired - Fee Related JP4910790B2 (ja) 2007-03-12 2007-03-12 アクセス許可情報生成システム、アクセス許可情報生成プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4910790B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012103781A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Nec System Technologies Ltd 管理サーバ及びその端末管理方法
JP2018010377A (ja) * 2016-07-11 2018-01-18 富士ゼロックス株式会社 情報処理システム及びプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006164137A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Zero:Kk アクセス制御システム及びアクセス制御プログラム
JP2006185115A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Canon Software Inc 画像形成システムおよびセキュリティ管理方法およびプログラムおよび記録媒体
JP2007034446A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Fuji Xerox Co Ltd 文書管理システム及び文書管理方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006164137A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Zero:Kk アクセス制御システム及びアクセス制御プログラム
JP2006185115A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Canon Software Inc 画像形成システムおよびセキュリティ管理方法およびプログラムおよび記録媒体
JP2007034446A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Fuji Xerox Co Ltd 文書管理システム及び文書管理方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012103781A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Nec System Technologies Ltd 管理サーバ及びその端末管理方法
JP2018010377A (ja) * 2016-07-11 2018-01-18 富士ゼロックス株式会社 情報処理システム及びプログラム
CN107608641A (zh) * 2016-07-11 2018-01-19 富士施乐株式会社 信息处理系统和信息处理方法
US10846414B2 (en) 2016-07-11 2020-11-24 Fuji Xerox Co., Ltd. Information processing system, information processing method, and non-transitory computer readable medium
CN107608641B (zh) * 2016-07-11 2022-05-17 富士胶片商业创新有限公司 信息处理系统和信息处理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4910790B2 (ja) 2012-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8739263B2 (en) Communication apparatus, wireless communication system, and method of setting association information
US10097730B2 (en) Communication system for performing wireless near field communication with respect to identification information that is used to receive service from service providing apparatus
EP3050280B1 (en) Network access
JP6509051B2 (ja) 携帯端末装置、プログラム、情報処理方法
JP2008027235A (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
KR20070084605A (ko) 출력 시스템, 네트워크 디바이스, 디바이스 사용 장치, 출력 제어 프로그램을 기록한 컴퓨터로 판독 가능한 기록매체와 출력 요청 프로그램을 기록한 컴퓨터로 판독 가능한 기록매체, 및 출력 방법
JP4324098B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法及びコンピュータプログラム
JP2007079857A (ja) サーバー装置、クライアント装置及びそれらの制御方法、コンピュータプログラム、記憶媒体
JP7434441B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置
US9130993B2 (en) Wireless connection system and wireless connection method
JP2011180972A (ja) 画像処理システム、情報処理装置、プログラムおよびジョブ実行方法
JP2009130435A (ja) 画像形成装置とコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2011170544A (ja) ソフトウェア配布方法、インストール方法、情報処理装置及びソフトウェア配布システム
JP5658852B2 (ja) 印刷システム
US20070180273A1 (en) Printing system, information processing apparatus, printing apparatus, print management method, and storage medium
JP4910790B2 (ja) アクセス許可情報生成システム、アクセス許可情報生成プログラム
EP2706480B1 (en) Information processing system, method of processing information, image inputting apparatus, information processing apparatus, and program
KR101364859B1 (ko) 스캔 이미지 처리 시스템 및 스캔 이미지 처리 방법
JP2010098585A (ja) 画像形成装置、管理サーバ及び画像出力システム
JP4576946B2 (ja) 印刷システムおよびカードリーダ
JP2019139589A (ja) 印刷システム、印刷制御方法、及びプログラム
JP2014206818A (ja) 使用許否制御装置、使用許否制御方法およびプログラム
JP6260675B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2007280272A (ja) 電子ファイルのプリントアウトシステム及びその方法
JP2020155017A (ja) 交流支援装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100128

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111220

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150127

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees