JP2008225027A - 音源加工装置、方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 携帯端末のコーデック(CODEC: COder-DECoder)特性に応じて音質劣化が少なくなる様に音源に加工を加え、加工した複数の音源ファイルを予め作成して蓄積しておき、再生要求時にはさらに個々の楽曲により最適なパラメータを用いて音質改善加工をする。すなわちコーデック種別に応じた最適な音源ファイルを選択する。
【選択図】 図1
Description
前記所定のパラメータは前記元音源ファイルと音質加工後の符号化ファイルを復号化したファイルとの差分を全フレームで累積した値が最小となるような値に設定される可変パラメータであることを特徴とする。
(2)音楽の小音量部分(小振幅部分)は音質劣化が激しくなるので、小振幅部分の伸張(Gain Control)を行い、入力された基本音源をコーデックの符号化単位である20msec毎(160標本)のフレームに分ける。コーデック106におけるノイズと音声との識別(VAD:Voice Activity Detection)は、各フレーム毎に音声度(pvad)係数とノイズ閾値(thvad)を計算し、音声度(pvad)係数>ノイズ閾値(thvad) の時、音声フレームと判定している。すなわち、音源ファイル自体を加工する事により音質劣化を防ぐ。
(1)元音源を周波数空間に展開し、
(2)主周波数を抽出し、
(3)その周波数を元に櫛型フィルターで音源を加工するというものである。
102 ゲートウェイスイッチ(GS)
103 モバイルスイッチングセンター(MSC)
104 基地局
105 携帯電話
106 音声コーデック
107 音声コーデック
200 音源ファイル蓄積装置
201 元音源ファイル
202 加工音源ファイル(GSM向け)
203 加工音源ファイル(cdma向け)
300 音源再生装置
Claims (10)
- 複数種類のコーデック特性に応じて音質劣化が少なくなるように音楽の元音源に加工を施し、その加工された加工音源ファイルを、携帯端末に供給し、当該携帯端末を介して音楽を聞かせるサービスを行なう音源加工装置において、
再生要求を表す起動信号を受けた時に、前記起動信号に含まれる発信者情報により前記携帯端末のコーデック種別を判定し、判定されたコーデック種別に応じて所定のノイズ判定アルゴリズムにより加工音源ファイルを作成し、作成された加工音源ファイルを選択的に再生して、前記携帯端末に供給する音源再生装置と、
前記作成された加工音源ファイルを、予め蓄積しておく音源ファイル蓄積装置を備え、
前記ノイズ判定アルゴリズムによって、フレームごとに音声度(pvad)係数及びノイズ判定閾値が計算され、前記音声度(pvad)係数が前記ノイズ判定閾値及び所定のパラメータの積より大きいフレームのみノイズのない音声フレームと判定され、
前記所定のパラメータは前記元音源ファイルと音質加工後の符号化ファイルを復号化したファイルとの差分を全フレームで累積した値が最小となるような値に設定される可変パラメータである
ことを特徴とする音源加工装置。 - 前記複数種類の加工音源ファイルのうちのいずれかは、前記元音源における音声フレームのうち、元音源を加工しない場合にノイズとみなされる一つのフレームから始まる、連続する複数フレームを前記可変パラメータの値に応じて無音にする判定の数を調整した上で前記フレームに加工処理を行って作成された加工音源ファイルであることを特徴とする請求項1記載の音源加工装置。
- 前記複数種類の加工音源ファイルのうちのいずれかは、前記元音源における音声フレームのうち、元音源を加工しない場合にノイズとみなされる一つのフレームから始まる、連続する3フレームを前記可変パラメータの値に応じて無音にする判定の数を調整した上で前記フレームに加工処理を行って作成された加工音源ファイルであることを特徴とする請求項2記載の音源加工装置。
- 前記加工音源ファイルは、前記元音源における音声フレームのうち、元音源を加工しない場合にノイズとみなされる一つのフレームを少なくとも無音にする加工を加えて作成された加工音源ファイルであることを特徴とする請求項1記載の音源加工装置。
- 複数種類のコーデック特性に応じて音質劣化が少なくなるように音楽の元音源に加工を施した加工音源ファイルを、携帯端末に供給するサービスを行なう音源加工方法において、
音楽再生要求を表す起動信号を受けた時に、前記起動信号に含まれる発信者情報により前記携帯端末のコーデック種別を判定するステップと、
判定されたコーデック種別に応じて所定のノイズ判定アルゴリズムにより前記加工音源ファイルを作成するステップと、
前記ノイズ判定アルゴリズムを用いてフレームごとに音声度(pvad)係数及びノイズ判定閾値を計算し、前記音声度(pvad)係数が前記ノイズ判定閾値及び所定のパラメータの積より大きいフレームのみノイズのない音声フレームと判定するステップと、
前記作成された加工音源ファイルを、予め蓄積するステップと、
前記作成された加工音源ファイルを選択的に再生して、前記携帯端末に供給するステップを有し、
前記所定のパラメータは前記元音源ファイルと音質加工後の符号化ファイルを復号化したファイルとの差分を全フレームで累積した値が最小となるような値に設定される可変パラメータである
ことを特徴とする音源加工方法。 - 前記複数種類の加工音源ファイルのうちのいずれかは、前記元音源における音声フレームのうち、元音源を加工しない場合にノイズとみなされる一つのフレームから始まる、連続する複数フレームを前記可変パラメータの値に応じて無音にする判定の数を調整した上で前記フレームに加工処理を行って作成された加工音源ファイルであることを特徴とする請求項5記載の音源加工方法。
- 前記複数種類の加工音源ファイルのうちのいずれかは、前記元音源における音声フレームのうち、元音源を加工しない場合にノイズとみなされる一つのフレームから始まる、連続する3フレームを前記可変パラメータの値に応じて無音にする判定の数を調整した上で前記フレームに加工処理を行って作成された加工音源ファイルであることを特徴とする請求項6記載の音源加工方法。
- 前記加工音源ファイルは、前記元音源における音声フレームのうち、元音源を加工しない場合にノイズとみなされる一つのフレームを少なくとも無音にする加工を加えて作成された加工音源ファイルであることを特徴とする請求項5記載の音源加工方法。
- コンピュータに、複数種類のコーデック特性に応じて音質劣化が少なくなるように音楽の元音源に加工を施させるプログラムであって、
音楽再生要求を表す起動信号を受けた時に、前記起動信号に含まれる発信者情報により前記携帯端末のコーデック種別を判定するステップと、
判定されたコーデック種別に応じて所定のノイズ判定アルゴリズムにより前記加工音源ファイルを作成するステップと、
前記ノイズ判定アルゴリズムを用いてフレームごとに音声度(pvad)係数及びノイズ判定閾値を計算し、前記音声度(pvad)係数が前記ノイズ判定閾値及び所定のパラメータの積より大きいフレームのみノイズのない音声フレームと判定するステップと、
前記作成された加工音源ファイルを、予め蓄積するステップと、
前記作成された加工音源ファイルを選択的に再生して、前記携帯端末に供給するステップを実行させ、
前記所定のパラメータは前記元音源ファイルと音質加工後の符号化ファイルを復号化したファイルとの差分を全フレームで累積した値が最小となるような値に設定される可変パラメータである
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項9に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読取可能な情報記録媒体(コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、または、半導体メモリを含む。)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007062911A JP4888652B2 (ja) | 2007-03-13 | 2007-03-13 | 音源加工装置、方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007062911A JP4888652B2 (ja) | 2007-03-13 | 2007-03-13 | 音源加工装置、方法、及びプログラム |
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JP2008225027A true JP2008225027A (ja) | 2008-09-25 |
JP4888652B2 JP4888652B2 (ja) | 2012-02-29 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4888652B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013140996A1 (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-26 | 日本電気株式会社 | 情報処理システム、情報処理方法、サーバ、携帯端末およびそれらの制御方法と制御プログラム |
-
2007
- 2007-03-13 JP JP2007062911A patent/JP4888652B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013140996A1 (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-26 | 日本電気株式会社 | 情報処理システム、情報処理方法、サーバ、携帯端末およびそれらの制御方法と制御プログラム |
JP2013198066A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Nec Corp | サーバ、サーバの制御方法および制御プログラム、情報処理システム、情報処理方法、携帯端末、携帯端末の制御方法および制御プログラム |
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JP4888652B2 (ja) | 2012-02-29 |
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