JP2008223770A - 還元剤経路の詰まり判定装置及び還元剤経路の詰まり判定方法 - Google Patents

還元剤経路の詰まり判定装置及び還元剤経路の詰まり判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】供給ラインのいずれかの箇所で詰まりを生じている場合に、適確に詰まりを検出するとともに詰まり箇所を推定することができる還元剤経路の詰まり判定装置及び還元剤経路の詰まり判定方法を提供する。
【解決手段】還元剤を圧送するためのポンプを停止するとともに、ポンプから圧送された還元剤を排気通路に供給するための還元剤噴射弁を全開した後、圧力センサによって検出される圧力値が所定時間内に低下する圧力低下量を算出するための圧力低下量演算手段と、圧力低下量演算手段によって算出された圧力低下量をもとに、ポンプ及び還元剤噴射弁の間に配設された第1還元剤経路に詰まりが生じているか否かを判別する詰まり判定手段と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、排気浄化システムにおける還元剤経路の詰まり判定装置及び還元剤経路の詰まり判定方法に関する。特に、還元剤を低温に保つための戻し経路を備えた排気浄化システムにおける経路の詰まり判定装置及び還元剤経路の詰まり判定方法に関する。
従来、ディーゼルエンジン等の内燃機関から排出される排気ガス中には、環境に影響を与えるおそれのある窒素酸化物(以下、NOXと称する)が含まれている。このNOXを浄化するために用いられる排気浄化システムとして、尿素水溶液を還元剤として排気ガス中に噴射混合し、NOXを触媒で選択的に還元浄化する排気浄化システム(SCRシステム)が知られている。
ここで、尿素水溶液を還元剤として用いる場合、尿素水溶液が高温になると加水分解を生じて結晶化し、還元剤供給経路や噴射ノズルで目詰まりを生じるおそれがある。そこで、図6に示すように、排気通路420中に尿素水溶液を供給する手段としてインジェクタ432を用い、尿素水溶液を貯蔵タンク430からライン431経由でインジェクタ432に供給する手段と、尿素水溶液をインジェクタ432から貯蔵タンク430に戻す手段とを備え、尿素水溶液の温度を十分低く維持するために十分な供給速度及び戻し速度によって、尿素水溶液をインジェクタ432から貯蔵タンク430に戻すことを行うNOX排出を削減する装置及び方法が開示されている(特許文献1参照)。
特表2001−518830号公報 (全文 全図)
ところで、近年、排気ガスの清浄度に対する規制が厳しくなっており、排気ガス中に含まれるNOXの量を従来よりも低減することが求められている。上記のような排気浄化システムでは、還元剤供給装置内で目詰まりを生じると排気ガス中のNOXが還元されずにそのまま大気中に放出されるおそれがあることから、還元剤供給装置内で目詰まりを生じていないかを適確に判定する方法が必要とされている。
特許文献1に開示されたNOX排出を削減する装置では、尿素水溶液の加水分解による目詰まりが生じにくくなってはいるものの、目詰まりを生じるおそれは皆無ではなく、また、尿素水溶液の加水分解でなくとも、排気ガス中のすす等による目詰まりを生じるおそれもある。したがって、還元剤供給装置内で目詰まりを生じた場合に、適確に目詰まりを検出する方法が必要とされている。
また、還元剤の供給ライン又は戻しラインで詰まりが発生している場合に、いずれのラインで詰まりが発生しているかが不明であると、結局のところ、それぞれのラインを検査したり、修理交換したりする必要があり、効率が悪くなるおそれがある。
そこで、本発明の発明者らは鋭意努力し、供給ラインを備えた排気浄化システムにおいて、所定状態での供給ライン内の圧力変化を観察することにより、このような問題を解決できることを見出し、本発明を完成させたものである。
すなわち、本発明の目的は、供給ラインのいずれかの箇所で詰まりを生じている場合に、適確に詰まりを検出するとともに詰まり箇所を推定し、修理交換作業を効率化することができる還元剤経路の詰まり判定装置及び還元剤経路の詰まり判定方法を提供することである。
本発明によれば、内燃機関から排出される排気ガス中のNOXを還元するための還元剤を圧送するためのポンプと、ポンプから圧送された還元剤を排気通路に供給するための還元剤噴射弁と、ポンプ及び還元剤噴射弁の間に配設された第1還元剤経路と、第1還元剤経路内の圧力を検知するための圧力センサと、を含む排気浄化システムにおける還元剤経路の詰まり判定装置であって、ポンプを停止するとともに還元剤噴射弁を全開した後、圧力センサによって検出される圧力値が所定時間内に低下する圧力低下量を算出するための圧力低下量演算手段と、圧力低下量演算手段によって算出された圧力低下量をもとに、第1還元剤経路に詰まりが生じているか否かを判別する詰まり判定手段と、を備えることを特徴とする還元剤経路の詰まり判定装置が提供され、上述した問題を解決することができる。
また、本発明の別の態様は、内燃機関から排出される排気ガス中のNOXを還元するための還元剤を圧送するためのポンプと、ポンプから圧送された還元剤を排気通路に供給するための還元剤噴射弁と、ポンプ及び還元剤噴射弁の間に配設された第1還元剤経路と、第1還元剤経路内の圧力を検知するための圧力センサと、を含む排気浄化システムにおける還元剤経路の詰まり判定方法であって、ポンプを停止するとともに還元剤噴射弁を全開し、圧力センサによって検出される第1還元剤経路内の圧力値が所定時間内に低下する圧力低下量を算出する工程と、算出された圧力低下量をもとに、第1還元剤経路に詰まりが生じているか否かを判別する工程と、を含むことを特徴とする還元剤経路の詰まり判定方法である。
本発明の還元剤経路の詰まり判定装置によれば、ポンプが所望の駆動DUTYを示していないときにテストモードに移行させ、ポンプを停止するとともに還元剤噴射弁を全開したときのポンプから還元剤噴射弁に通じる第1還元剤経路内の圧力変化を検知することにより、第1還元剤経路のいずれかの箇所で詰まりを生じているか否かを推定することができる。したがって、詰まり箇所の特定作業を省略したり、修理交換する部品点数を少なくしたりして、保守作業の効率化を図ることができる。
また、本発明の還元剤経路の詰まり判定方法によれば、ポンプが所望の駆動DUTYを示していないときにテストモードに移行させ、ポンプを停止するとともに還元剤噴射弁を全開したときのポンプから還元剤噴射弁に通じる第1還元剤経路内の圧力変化を検知することにより、第1還元剤経路のいずれかの箇所で詰まりを生じているか否かを推定することができる。したがって、詰まり箇所の特定作業を省略したり、修理交換する部品点数を少なくしたりして、保守作業の効率化を図ることができる。
以下、図面を参照して、本発明の還元剤経路の詰まり判定装置及び詰まり判定方法に関する実施形態について具体的に説明する。ただし、かかる実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任意に変更することが可能である。
なお、それぞれの図中、同じ符号を付してあるものについては同一の部材を示しており、適宜説明が省略されている。
[第1の実施の形態]
1.還元剤経路の詰まり判定装置
(1)排気浄化システムの全体構成
まず、本実施形態の還元剤経路の詰まり判定装置を備えた排気浄化システム(以下、単に「システム」と称する場合がある。)の構成例について図1を参照しつつ説明する。
図1に示す排気浄化システム10は、尿素水溶液を還元剤として用い、排気ガスを還元剤とともにNOX触媒13を通過させてNOXを選択的に還元する排気浄化システム10である。この排気浄化システム10は、内燃機関に接続された排気通路11の途中に配設され、排気ガス中に含まれるNOXを選択的に還元するためのNOX触媒13と、NOX触媒13の上流側で排気通路11中に還元剤を噴射するための還元剤噴射弁31を含む還元剤供給装置20とが備えられている。また、排気通路11のNOX触媒13の上流側及び下流側にはそれぞれ温度センサ15、16が配置されるとともに、NOX触媒13の下流側にはNOXセンサ17が配置されている。このうち、NOX触媒13や温度センサ15、16、NOXセンサ17の構成は特に制限されるものではなく、公知のものを使用することができる。
また、還元剤供給装置20は、還元剤噴射弁31を含む噴射モジュール30と、還元剤が貯蔵された貯蔵タンク50と、貯蔵タンク50内の還元剤を還元剤噴射弁31に対して圧送するポンプ41を含むポンプモジュール40と、還元剤噴射弁31から噴射する還元剤の噴射量を制御するために、噴射モジュール30やポンプモジュール40の制御を行うコントロールユニット(以下、「DCU:Dosing Control Unit」と称する。)60を備えている。また、ポンプモジュール40と噴射モジュール30とは第1の供給経路(第1還元剤経路)58によって接続され、貯蔵タンク50とポンプモジュール40とは第2の供給経路57によって接続され、さらに、噴射モジュール30と貯蔵タンク50とは循環経路(第2還元剤経路)59によって接続されている。
また、図1に示す排気浄化システム10の例では、DCU60は、CAN(Controller Area Network)65に接続されている。このCAN65には、内燃機関の運転状態を制御するためのコントロールユニット(以下、「ECU:Engine Control Unit」と称する場合がある。)70が接続されており、燃料噴射量や噴射タイミング、回転数等をはじめとする内燃機関の運転状態に関する情報が書き込まれるようになっているだけでなく、排気浄化システム10に備えられたあらゆるセンサ等の情報も書き込まれるようになっている。また、CAN65では入力される信号値がCAN65の規格範囲内にあるか否かを判別できるようになっている。そして、CAN65に接続されたDCU60は、CAN65上の情報を読み込み、また、CAN65上に情報を出力できるようになっている。
なお、本実施形態では、ECU70とDCU60とが別のコントロールユニットからなり、CAN65を介して情報のやり取りができるようにされているが、これらのECU70とDCU60とを一つのコントロールユニットとして構成しても構わない。
貯蔵タンク50には、タンク内の還元剤の温度を検知するための温度センサ51や還元剤の残量を検知するためのレベルセンサ55、還元剤の粘度や濃度等の品質を検知するための品質センサ53が備えられており、これらのセンサによって検知された値は信号として出力されCAN60上に書き込まれるようになっている。これらのセンサについては、公知のものを適宜使用することができる。
なお、本発明の排気浄化システムは、還元剤として尿素水溶液が用いられる。
また、ポンプモジュール40は、還元剤噴射弁31に還元剤を供給する経路に、ポンプ41と、ポンプ41の下流側の第1の供給経路58内の圧力(以下、「還元剤の圧力」と称する場合がある。)を検知するための圧力センサ43と、圧送される還元剤の温度を検知するための温度センサ45と、ポンプ41の下流側の第1の供給経路58の途中に配置された異物捕集フィルタ47と、ポンプ41の下流側の還元剤の圧力が所定値を越えたときに、還元剤の一部をポンプ41の下流側から上流側に戻して圧力を低下させるための圧力制御弁49とを備えている。
このうち、ポンプ41は電動ギアポンプからなり、DCU60から送られてくる信号によってDUTY制御されるようになっている。このポンプ41の駆動DUTYは、圧力センサ43によって検出される第1の供給経路58内の圧力値が所定の値に維持されるようにフィードバック制御されるようになっている。すなわち、第1の供給経路58内の圧力が低下するような状態においては、ポンプ41の駆動DUTYが大きくなるように制御され、第1の供給経路58内の圧力が上昇するような状態においては、ポンプ41の駆動DUTYが小さくなるように制御される。
なお、「ポンプの駆動DUTY」とは、PWM(pulse width modulation)制御において、1周期当たりに占めるポンプの駆動時間の割合を意味している。
また、圧力センサ43や温度センサ45については公知のものを適宜使用することができる。これらのセンサによって検出された値についても信号として出力され、CAN60上に書き込まれるようになっている。さらに、圧力制御弁49についても制限されるものではなく、例えば、公知のチェック弁等を用いることができる。
また、ポンプモジュール40の還元剤を還元剤噴射弁31から貯蔵タンク50に戻す循環経路59の途中には、貯蔵タンク50に戻される還元剤の流量に応じて開度を調整可能なリターンバルブ71が配置されている。このリターンバルブ71は、還元剤噴射弁31による噴射量が多いときには噴射前の還元剤が高温に晒される可能性が低いために、その開度は小さくされる。したがって、ポンプ41の駆動DUTYが低く保たれ、エネルギのロスを低減することができる。一方、還元剤噴射弁31による噴射量が少ないときには噴射前の還元剤が滞留して高温に晒される可能性が高くなるために、リターンバルブ71の開度は大きくされる。
使用可能なリターンバルブ71としては、例えば電磁弁が挙げられる。
また、噴射モジュール30は、ポンプモジュール40側から圧送されてくる還元剤が貯留される貯留室33と、貯留室33に接続された還元剤噴射弁31と、貯留室33の下流側に配置された温度センサ37とを備えている。
還元剤噴射弁31は、例えば、DUTY制御により開弁のON−OFFを制御するON−OFF弁からなるものである。また、貯留室33ではポンプモジュール40から圧送されてきた還元剤が所定の圧力で蓄えられるようになっており、DCU60から送られてくる制御信号によって還元剤噴射弁31が開かれたときに還元剤が排気通路11中に噴射されるようになっている。
なお、噴射モジュール30に備えられた温度センサ37を省略することもできる。
また、噴射モジュール30と貯蔵タンク50との間に配設された循環経路59は、ポンプモジュール40によって圧送される還元剤のうち噴射モジュール30の還元剤噴射弁31から噴射される還元剤以外の還元剤が排気熱等の影響を受けて高温に晒されることがないように、貯蔵タンク50に還流させるために備えられている。この循環経路59を介して貯蔵タンク50に戻される還元剤の量を制御するために、循環経路59の途中に、上述したリターンバルブ71が配置されている。
また、DCU60は、適切な量の還元剤が排気通路11中に噴射されるように、CAN65上に存在する様々な情報をもとに還元剤噴射弁31の動作制御を行うことができるようになっている。また、本発明の実施の形態におけるDCU60は、さらに還元剤経路の詰まり判定装置(以下、単に「詰まり判定装置」と称する場合がある。)としての機能を備えている。
このDCU60は、公知の構成からなるマイクロコンピュータを中心に構成されており、図1では、還元剤噴射弁31の動作制御及びポンプ41の駆動制御、さらに、還元剤経路の詰まり判定に関する部分について、機能的なブロックに表された構成例が示されている。
すなわち、本発明の実施の形態におけるDCU60は、CAN情報取出生成部(図1では「CAN情報取出生成」と表記)と、還元剤経路詰まり判定部(図1では「Udp詰まり判定」と表記)と、ポンプ駆動制御部(図1では「ポンプ駆動制御」と表記)と、還元剤噴射弁動作制御部(図1では「Udv動作制御」と表記)と、リターンバルブ駆動制御部(図1では「Rtv動作制御」と表記)と、RAM(Random Access Memory)等を主要な構成要素として構成されている。そして、これらの各部は、具体的にはマイクロコンピュータ(図示せず)によるプログラムの実行によって実現されるものである。
CAN情報取出生成部は、第1の供給経路58内の還元剤の圧力に関する情報をはじめとして、CAN65上に存在する情報を読み込み、各部に対して出力するようになっている。
また、ポンプ駆動制御部は、CAN情報生成部から出力される第1の供給経路58内の還元剤の圧力に関する情報を継続的に読み込み、この圧力情報をもとにポンプ41をフィードバック制御し、第1の供給経路58、循環経路59及び貯留室33内の還元剤の圧力がほぼ一定の状態に維持されるようになっている。本実施形態の排気浄化システムのポンプ41は電動ポンプであるため、出力される圧力値が目標値よりも低い場合には、圧力を上昇させるべく電動ポンプ41の駆動DUTYが大きくなるように制御され、逆に、出力される圧力値が目標値を超える場合には、圧力を低下させるべく電動ポンプ41の駆動DUTYが小さくなるように制御される。
還元剤噴射弁動作制御部は、CAN情報取出生成部から出力される、貯蔵タンク50内の還元剤に関する情報や排気ガス温度、NOX触媒温度、NOX触媒下流側でのNOX濃度に関する情報、さらには内燃機関の運転状態に関する情報等を読み込み、排気ガス中のNOXを還元するために必要な量の還元剤を還元剤噴射弁31から噴射させるための制御信号を生成し、還元剤噴射弁31を操作するための還元剤噴射弁操作装置(図1では「Udv操作装置」と表記)67やリターンバルブ駆動制御部、還元剤経路詰まり判定部に対して出力するように構成されている。また、この還元剤噴射弁動作制御部では、還元剤噴射弁操作装置67に指示した還元剤の噴射指示量(以下、単に「還元剤噴射指示量」と称する場合がある。)の積算が行われるように構成されている。
なお、還元剤噴射弁動作制御部は、還元剤噴射弁31の通常の噴射モードの他に、全閉モードにも切り替えられるようになっているが、全閉モードで、還元剤が実際に噴射されない状態になっている場合においても、上述の還元剤噴射指示量の積算は行われるようになっている。
また、リターンバルブ駆動制御部は、第1の供給経路58及び循環経路59内の還元剤の温度や還元剤噴射弁31から噴射させる噴射指示値に応じてリターンバルブ71の制御信号を生成し、リターンバルブ71を操作するためのリターンバルブ操作装置(図1では「Rtv操作装置」と表記)69や還元剤経路詰まり判定部に対して出力するように構成されている。例えば、還元剤噴射弁動作制御部から出力される還元剤噴射指示値が少ない場合や、ポンプモジュール40及び噴射モジュール30に備えられた温度センサによって測定される還元剤の温度が高い値を示している場合などに、噴射される前の還元剤が高温になって加水分解を生じないようにリターンバルブ71を所定程度開弁し、還元剤を循環させるようになっている。
この図1に示す構成の排気浄化システム10による排気ガスの浄化は以下のとおり行われる。
内燃機関の運転時において、貯蔵タンク50内の還元剤は、ポンプ41によって汲み上げられ、噴射モジュール30側に圧送される。このとき、ポンプモジュール40に備えられたポンプ41の下流側の圧力センサ43による検出値をフィードバックし、検出値が所定値未満の場合にはポンプ41の出力を高める一方、圧力値が所定値を超える場合には圧力制御弁49によって減圧される。これによって、噴射モジュール30側に圧送される還元剤の圧力がほぼ一定の値に維持されるように制御される。
また、ポンプモジュール40から噴射モジュール30に圧送された還元剤は、還元剤の貯留室33に流入してほぼ一定の圧力に維持され、還元剤噴射弁31が開いたときに常に排気通路11内に噴射されるようになっている。一方、還元剤は、リターンバルブ71によって流量を制御されながら、循環経路59を介して貯蔵タンク50に還流しているため、排気通路11中に噴射されない還元剤が貯留室33に滞留し、排気熱によって高温に晒されることがないようになっている。
還元剤が、ほぼ一定の圧力値で貯留室33中に貯留している状態で、DCU60は、内燃機関の運転状態や排気温度、NOX触媒13の温度、さらにはNOX触媒13の下流側で測定される、還元されずにNOX触媒13を通過したNOX量等の情報をもとに噴射すべき還元剤量を決定し、それに応じた制御信号を生成して還元剤噴射弁操作装置67に対して出力する。そして、還元剤噴射弁操作装置67によって還元剤噴射弁31のDUTY制御が行われ、適切な量の還元剤が排気通路11中に噴射される。排気通路11中に噴射された還元剤は、排気ガスに混合された状態でNOX触媒13に流入し、排気ガス中に含まれるNOXの還元反応に用いられる。このようにして、排気ガスの浄化が行われるものである。
(2)詰まり判定装置
ここで、本発明の実施の形態のDCU60では、還元剤経路詰まり判定部(以下、単に「詰まり判定部」と称する。)が備えられている。この詰まり判定部は、ポンプ41の駆動DUTYが所定のしきい値(「判定基準値D」と称する場合がある。)を下回っているときに、ポンプ41の駆動を停止するとともに還元剤噴射弁31を全開にした状態で、CAN情報生成部から出力される還元剤の圧力情報をもとに後述する所定の演算を行い、第1の供給経路(第1還元剤経路)58及び循環経路(第2還元剤経路)59のいずれかの箇所で詰まりが発生しているか否かを判定するように構成されている。この還元剤経路詰まり判定部は、図2に示すように、駆動DUTY判定手段(図2では「DUTY判定」と表記)と、圧力低下量演算手段(図2では「圧力低下量演算」と表記)と、詰まり判定手段(図2では「詰まり判定」と表記)と、タイマカウンタ部(図2では「タイマカウンタ」と表記)とを含むものである。
駆動DUTY判定手段は、ポンプの駆動DUTYを所定のしきい値と比較して、ポンプが適切に駆動されているかを判別するためのものである。本実施形態の排気浄化システムは、ポンプの駆動DUTYに影響を与える要素として、還元剤噴射弁と還元剤の戻し量を調整するためのリターンバルブとを備えていることから、本実施形態の駆動DUTY判定手段は、還元剤噴射弁の開度が規定値以上にあるか、又はリターンバルブの開度が規定値以上にあるときに、ポンプの駆動DUTYがしきい値以上となっているか否かを判別するようになっている。
すなわち、還元剤噴射弁又はリターンバルブを介して高流量の燃料が流れていると想定される状態で、還元剤を圧送すべきポンプ41の駆動DUTYがそれほど高くない場合、すなわち、圧力センサによって検出される圧力値が噴射制御可能な最低圧力以上に維持されている場合には、制御状態に矛盾が生じていることから、還元剤経路に詰まりが発生していると判定するようになっている。
また、圧力低下量演算手段は、上述の駆動DUTYの異常検知後、還元剤噴射弁が噴射モードにある状態でポンプを停止させ、還元剤噴射弁を全開にするとともにリターンバルブを全閉した後、後述する所定の条件を満たしたときにおける圧力の開始値(以下、「lbint」と称する場合がある。)と所定時間経過後に検出される圧力値Pとの差(圧力低下量:以下、「UPD」と称する場合がある。)の演算を行うものである。
また、本実施形態のDCUにおける、詰まり判定部に備えられた詰まり判定手段は、UPDの値が所定の詰まり判定基準値D以下であるか否かを判別して、第1の供給経路及び循環経路のいずれかの箇所で詰まりが発生しているか否かを判定するものである。
また、この詰まり判定部にはRAMが接続されており、CAN情報生成部から出力された還元剤の圧力情報が、所定の時期において書き込まれ、記憶されるようになっている。具体的には、ポンプの駆動を停止したときの圧力値が初期値(以下、「Init」と称する場合がある。)として記憶され、その後、Initと検出される圧力値Pとの差が所定値N以上になったときに検出された圧力値が開始値(lbint)として記憶されるものである。さらに、圧力低下量演算手段によって演算された圧力低下量UPDについても記憶されるようになっている。
また、タイマカウンタ部は、還元剤の圧力低下量を求める際の時間の計測に用いられ、本実施形態のDCUの例では、タイマ1、タイマ2を作動させることができるようになっている。
2.詰まり判定方法
次に、本実施形態の還元剤経路の詰まり判定装置による還元剤経路の詰まり判定方法のルーチンの一例について、図3に示す制御フローを参照しつつ説明する。なお、このルーチンは、常時実行されるようにしてもよく、あるいは一定時間ごとの割り込みによって実行されるようにしてもよい。
まず、スタート後のステップS100において、還元剤噴射弁の開度Udvopnが規定値Udvopn0以上か、又はリターンバルブの開度Rtvopnが規定値Rtvopn0以上となっているか否かを判別する。どちらの条件も満たしていない場合にはスタート位置に戻される一方、いずれかの条件を満たしている場合にはステップS101に進む。
ステップS101では、還元剤の圧力値Pが規定値P0以上となっているか否かが判別され、P<P0の場合にはスタート位置に戻される一方、P≧P0の場合にはステップS102に進む。
次いで、ステップS102では、ポンプの駆動DUTYが所定のしきい値duty0未満となっているか否かを判別する。駆動DUTYがしきい値duty0未満の場合には、制御状態に矛盾があり、還元剤経路の詰まりのおそれがあるために、ステップS103以降のテストモードに移行される。一方、駆動DUTYがしきい値duty0以上となっている場合には、正常な制御状態にあるとされてスタート位置に戻される。
テストモードに移行したステップS103では、まず、タイマ1を作動させる。次いで、ステップS104ではタイマ1が終了したか否かを判別し、作動中である場合にはステップS105に進み、還元剤噴射弁の開度Udvopn及びリターンバルブRtvopnの開度が規定値Udvopn0及びRtvopn0よりも小さいか、又は、ポンプの駆動DUTYがしきい値duty0以上か、又は、還元剤の圧力値Pが規定値P0未満となっているかが判別される。いずれかの条件に該当する場合には、ステップS106でタイマ1をリセットした後スタート位置に戻される。一方、いずれの条件にも該当しない場合にはステップS104に戻され、タイマ1が終了するまで判別が繰り返される。
タイマ1が終了すると、ステップS107では、NOX触媒の温度Tが規定値T0以上であるか否かが判別される。触媒温度Tが規定値T0未満の場合には、還元剤の噴射量を増やすと、還元剤がNOXの還元に用いられずそのまま触媒をスリップするおそれがあることから、テストモードを中断してスタート位置に戻される。一方、触媒温度Tが規定値T0以上の場合には、ステップS108でポンプを停止した後、ステップS109で還元剤噴射弁を全開にし、次いで、ステップS110でリターンバルブを全閉にする。
次いで、ステップS111で、このときの還元剤の圧力Pをlbintとして記録するとともに、ステップS112でタイマ2を作動させる。次いで、ステップS113でタイマ2が終了するまで判別を繰返し、タイマ2が終了した場合にはステップS114に進む。
ステップS114では、タイマ2が終了した時点での還元剤の圧力値Pとlbintとの差が、詰まり判定基準値D以上となっているか否かが判別される。そして、還元剤の圧力値Pとlbintとの差が詰まり判定基準値D以上となっている場合には、第1の供給経路内の還元剤が還元剤噴射弁から噴射された結果、還元剤の圧力が低下したものであり、ポンプから還元剤噴射弁までの第1の供給経路に詰まりは生じていないことから、循環経路が詰まっているものと推定する。一方、還元剤の圧力値Pとlbintとの差が詰まり判定基準値D未満となっている場合には、還元剤噴射弁を全開したにもかかわらず還元剤が噴射されていないことから、第1供給経路が詰まっているものと推定する。
[第2の実施の形態]
1.還元剤経路の詰まり判定装置
本実施形態の還元剤経路の詰まり判定装置を備えた排気浄化システム(以下、単に「システム」と称する場合がある。)の構成例を図4に示す。
この図4に示す排気浄化システム100は、図1に示す第1の実施の形態の排気浄化システム10が循環経路59にリターンバルブ71を備えている代わりに、オリフィス35を備えて構成されたものである。
すなわち、本実施形態の排気浄化システム100における噴射モジュール30は、ポンプモジュール40側から圧送されてくる還元剤が貯留される貯留室33と、貯留室33に接続された還元剤噴射弁31と、貯留室33から循環経路59に通じる経路の途中に配設されたオリフィス35と、オリフィス35の直前に配置された温度センサ37とを備えている。貯留室33の下流側の経路にオリフィス35が配設されていることにより、還元剤噴射弁31からの噴射量が少ないとき、すなわち、ポンプ41の駆動DUTYが低いときには、還元剤が貯留して高温に晒されやすい状態ではあるものの、オリフィス35の絞り効果が発現せずに還元剤を貯蔵タンク50に戻すことができるため、還元剤が著しく高温になることを防ぐことができる。また、還元剤噴射弁31からの噴射量が多いときには、循環経路59のオリフィス35よりも上流側の貯留室33、第1の供給経路58の内圧の低下が低減されるため、ポンプモジュール40の出力を低く抑えることができるようにされている。
また、リターンバルブの代わりにオリフィス35を備えていることに伴い、DCU60のリターンバルブ駆動制御部が省略されている。
なお、第1の実施の形態と同様に、噴射モジュール30に備えられた温度センサ37を省略することもできる。
2.詰まり判定方法
次に、本実施形態の還元剤経路の詰まり判定装置による還元剤経路の詰まり判定方法のルーチンの一例について、図5に示す制御フローを参照しつつ説明する。なお、このルーチンは、常時実行されるようにしてもよく、あるいは一定時間ごとの割り込みによって実行されるようにしてもよい。
まず、スタート後のステップS150において、還元剤噴射弁の開度Udvopnが規定値Udvopn0以上となっているか否かを判別する。Udvopnが規定値Udvopn0未満の場合にはスタート位置に戻される一方、Udvopnが規定値Udvopn0以上の場合にはステップS151に進む。
ステップS151では、還元剤の圧力値Pが規定値P0以上となっているか否かが判別され、P<P0の場合にはスタート位置に戻される一方、P≧P0の場合にはステップS152に進む。
次いで、ステップS152では、ポンプの駆動DUTYが所定のしきい値duty0未満となっているか否かを判別する。駆動DUTYがしきい値duty0未満の場合には、制御状態に矛盾があり、還元剤経路の詰まりのおそれがあるために、ステップS153以降のテストモードに移行される。一方、駆動DUTYがしきい値duty0以上となっている場合には、正常な制御状態にあるとされてスタート位置に戻される。
テストモードに移行したステップS153では、まず、タイマ1を作動させる。次いで、ステップS154ではタイマ1が終了したか否かを判別し、作動中である場合にはステップS155に進み、還元剤噴射弁の開度Udvopnが規定値Udvopn0よりも小さいか、又は、ポンプの駆動DUTYがしきい値duty0以上か、又は、還元剤の圧力値Pが規定値P0未満となっているかが判別される。いずれかの条件に該当する場合には、ステップS156でタイマ1をリセットした後スタート位置に戻される。一方、いずれの条件にも該当しない場合にはステップS154に戻され、タイマ1が終了するまで判別が繰り返される。
タイマ1が終了すると、ステップS157では、NOX触媒の温度Tが規定値T0以上であるか否かが判別される。触媒温度Tが規定値T0未満の場合には、還元剤の噴射量を増やすと、還元剤がNOXの還元に用いられずそのまま触媒をスリップするおそれがあることから、テストモードを中断してスタート位置に戻される。一方、触媒温度Tが規定値T0以上の場合には、ステップS158でポンプを停止した後、ステップS159で還元剤噴射弁を全開にする。
次いで、ステップS160で、このときの還元剤の圧力Pをlbintとして記録するとともに、ステップS161でタイマ2を作動させる。次いで、ステップS162でタイマ2が終了するまで判別を繰返し、タイマ2が終了した場合にはステップS163に進む。
ステップS163では、タイマ2が終了した時点での還元剤の圧力値Pとlbintとの差が、詰まり判定基準値D以上となっているか否かが判別される。そして、還元剤の圧力値Pとlbintとの差が詰まり判定基準値D以上となっている場合には、第1の供給経路内の還元剤が還元剤噴射弁から噴射された結果、還元剤の圧力が低下したものであり、ポンプから還元剤噴射弁までの第1の供給経路に詰まりは生じていないことから、循環経路が詰まっているものと推定する。一方、還元剤の圧力値Pとlbintとの差が詰まり判定基準値D未満となっている場合には、還元剤噴射弁を全開したにもかかわらず還元剤が噴射されていないことから、第1供給経路が詰まっているものと推定する。
以上説明したフローチャートによる還元剤経路の詰まり判定方法であれば、尿素を利用した排気ガスの浄化システムにおいて還元剤経路のいずれかの箇所で詰まりを生じている場合に、詰まりの発生を検知するだけでなく、詰まり箇所を推定することができるために、詰まり箇所の特定作業を省略したり、修理交換する部品点数を少なくしたりして、保守作業の効率化を図ることができる。
なお、図1や図4に示す排気浄化システムの構成はあくまでも一例であり、本発明の還元剤噴射弁の詰まり判定方法を実施することができる排気浄化システムは、かかる構成の排気浄化システムに限られるものではない。例えば、CANを省略したり、DCUをエンジンECUと一体化して構成したりすることができる。また、別の例として、還元剤の温度制御を目的として備えられた循環経路が省略された構成の排気浄化システムであっても構わない。
また、上述の実施の形態の例では、各センサからの出力はCAN通信用デジタル信号として出力されているが、これに制限されるものではなく、従来のアナログ信号を用いて、各センサからの情報を直接各制御装置に出力する構成とすることもできる。
本発明の第1の実施の形態にかかる排気浄化システムの構成例を示す図である。 第1の実施の形態にかかる還元剤経路の詰まり判定装置の構成例を説明するためのブロック図である。 第1の実施の形態にかかる還元剤経路の詰まり判定方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態にかかる排気浄化システムの構成例を示す図である。 第2の実施の形態にかかる還元剤経路の詰まり判定方法の一例を示すフローチャートである。 従来の排気浄化システムの構成を示す図である。
符号の説明
10:排気浄化システム、11:排気通路、13:NOX触媒、15・16:温度センサ、17:NOXセンサ、20:還元剤供給装置、30:噴射モジュール、31:還元剤噴射弁、33:貯留室、40:ポンプモジュール、41:ポンプ、43:圧力センサ、45:温度センサ、47:異物捕集フィルタ、49:圧力制御弁、50:貯蔵タンク、51:温度センサ、53:レベルセンサ、55:品質センサ、57:第2の供給経路、58:第1の供給経路、59:循環経路、60:コントロールユニット(DCU)、65:CAN、67:還元剤噴射弁操作装置、69:リターンバルブ操作装置、70:エンジンコントロールユニット(ECU)、71:リターンバルブ

Claims (2)

  1. 内燃機関から排出される排気ガス中のNOXを還元するための還元剤を圧送するためのポンプと、前記ポンプから圧送された前記還元剤を排気通路に供給するための還元剤噴射弁と、前記ポンプ及び前記還元剤噴射弁の間に配設された第1還元剤経路と、前記第1還元剤経路内の圧力を検知するための圧力センサと、を含む排気浄化システムにおける還元剤経路の詰まり判定装置であって、
    前記ポンプを停止するとともに前記還元剤噴射弁を全開した後、前記圧力センサによって検出される圧力値が所定時間内に低下する圧力低下量を算出するための圧力低下量演算手段と、
    前記圧力低下量演算手段によって算出された前記圧力低下量をもとに、前記第1還元剤経路に詰まりが生じているか否かを判別する詰まり判定手段と、
    を備えることを特徴とする還元剤経路の詰まり判定装置。
  2. 内燃機関から排出される排気ガス中のNOXを還元するための還元剤を圧送するためのポンプと、前記ポンプから圧送された前記還元剤を排気通路に供給するための還元剤噴射弁と、前記ポンプ及び前記還元剤噴射弁の間に配設された第1還元剤経路と、前記第1還元剤経路内の圧力を検知するための圧力センサと、を含む排気浄化システムにおける還元剤経路の詰まり判定方法であって、
    前記ポンプを停止するとともに前記還元剤噴射弁を全開し、前記圧力センサによって検出される前記第1還元剤経路内の圧力値が所定時間内に低下する圧力低下量を算出する工程と、
    算出された前記圧力低下量をもとに、前記第1還元剤経路に詰まりが生じているか否かを判別する工程と、
    を含むことを特徴とする還元剤経路の詰まり判定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017033988A1 (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 いすゞ自動車株式会社 排ガス浄化システム及び燃料供給方法
JP2017110537A (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 株式会社デンソー 排気浄化システム

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