JP2008223622A - 熱機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】作動ガスと熱交換を行う熱媒流体の加熱源として廃熱などを利用する場合において、熱媒流体の過剰な温度上昇を防止する。
【解決手段】スターリングエンジンである熱機関本体1は、加熱器15,再生器17,冷却器19および高温側,低温側各ピストン21,23を備える。加熱器15は、再生器17と高温側ピストン21との間の高温作動空間31に、熱媒流体配管43の一部の加熱器部分43aを挿入する。熱媒流体配管43の熱機関本体1から引き出した延長部分となる熱源部分43bは、内部を流れる熱媒流体がボイラの廃熱により加熱される熱源装置5を構成する。熱源装置5で加熱された熱媒流体は、加熱器15の加熱器部分43aにて作動流体と熱交換する。また、熱媒流体配管43の熱機関本体1から引き出した他の延長部分となる熱媒冷却部分105は、熱媒冷却装置6に配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、作動ガスの流れに沿って並べて配置した加熱器,再生器および冷却器に対し、ピストンの移動によって作動ガスを流通させて、加熱器側の高温作動空間および冷却器側の低温作動空間の容積変化によりスターリングサイクルを構成する熱機関に関する。
従来、例えば下記特許文献1には、加熱器,再生器および冷却器の配列方向両側に、互いに対向する方向に所定の位相差をもって往復移動する一対のピストンを設けてスターリングサイクルを構成した熱機関が記載されている。
特開2006−118430号公報
ところで、従来のスターリングサイクルを構成した熱機関では、加熱器における作動空間内の作動ガスと熱交換を行う熱媒流体を作動空間内に導入する際には、通常では別途専用のヒータなどの熱源を設けているが、エネルギの有効利用を図るべく熱源としてボイラからの廃熱などを利用する場合も考えられる。
しからながら、このような廃熱などを加熱源として利用する熱機関では、特に運転を継続して行う必要のあるボイラなどにおいては、熱媒流体が廃熱によって常時加熱されてしまい、例えば熱機関の故障時や不使用時には、熱媒流体が過剰に温度上昇して劣化を招く虞がある。
そこで、本発明は、作動ガスと熱交換を行う熱媒流体の加熱源として廃熱などを利用する場合において、熱媒流体の過剰な温度上昇を防止することを目的としている。
本発明は、加熱器,再生器および冷却器を作動ガスの流れに沿って並べて配置し、これら加熱器,再生器および冷却器に対し、ピストンの移動によって作動ガスを流通させて熱交換を行い、前記加熱器側の高温作動空間および前記冷却器側の低温作動空間の容積変化によりスターリングサイクルを構成する熱機関において、前記加熱器は、前記作動ガスと熱交換する熱媒流体が流通する熱媒流体通路を備え、この熱媒流体通路の前記加熱器の外部への延長部分に、前記熱媒流体を加熱する熱源手段を設けるとともに、前記熱媒流体を冷却する冷却手段を設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、熱機関の作動空間を流れる作動ガスと熱交換を行う熱媒流体を、冷却手段によって冷却することで、特に熱源として廃熱など利用して常時加熱される状態にある熱媒流体の過剰な温度上昇を抑えることができ、熱媒流体の劣化を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態を示す熱機関の全体構成図である。熱機関本体1は、スターリングエンジンを構成しており、この熱機関本体1に、冷却装置3と、熱源手段としての熱源装置5と、熱源装置5を流れる熱媒流体を冷却する冷却手段としての熱媒冷却装置6を接続している。これら冷却装置3,熱源装置5および熱媒冷却装置6については後述する。
熱機関本体1は、ハウジング7の図中で上部にカバー9を、同下部にクランクケース11をそれぞれ設けている。ハウジング7内の上下方向ほぼ中央には熱交換器ユニット13を配置し、この熱交換器ユニット13は、図1中で上部から加熱器15,再生器17および冷却器19を作動ガスの流れに沿って並べて配置している。
上記した加熱器15に前述の熱源装置5および熱媒冷却装置6を、また冷却器19に冷却装置3および熱媒冷却装置6をそれぞれ接続している。
加熱器15の上部側のハウジング7内には、高温側ピストン21を、冷却器19の下部側のハウジング1内には低温側ピストン23を、それぞれ図1中で上下方向に移動可能に収容している。
高温側ピストン21は、熱交換器ユニット13および低温側ピストン23に対して相対移動可能に貫通するピストンロッド25を介してクランク軸27のクランクピン27aに連結し、一方低温側ピストン23は、2本のピストンロッド29を介してクランク軸27のクランクピン27bに連結している。
このような高温側ピストン21と低温側ピストン23とは、往復移動する際の互いの位相差が例えば90度という所定の位相差となるようクランク軸27に連結している。
上記したハウジング7および高温側,低温側各ピストン21,23に囲まれた領域が、ヘリウムなどの作動ガスが密閉状態で封入される作動ガス空間であり、このうち加熱器15と高温側ピストン21との間が、加熱器15にて加熱された作動ガスが膨脹する高温作動空間31となり、冷却器19と低温側ピストン23との間が、冷却器19にて放熱された作動ガスが圧縮される低温作動空間33となる。この高温作動空間31と低温作動空間33との間で、互いに作動ガスを移動させて作動ガスの膨脹・圧縮を繰り返すことで、熱と動力との変換が行われる。
上記した高温側ピストン21および低温側ピストン23は、高温作動空間31および低温作動空間33それぞれに対し作動ガスの容積変化をもたらすとともに、作動ガスの圧力変化を受けて動力を伝達するパワーピストンを構成している。
また、クランク軸27には、ハウジング7の外部にてプーリ35,ベルト37およびプーリ39を介して発電機41を接続し、スターリングエンジンである上記した熱機関本体1の駆動によって、該発電機41を発電する。すなわち、本熱機関では、作動ガスの圧力変化に基づく各ピストン21,23の往復運動をクランク軸27が回転運動として外部に取り出すことになる。
加熱器15は、前記した高温作動空間31の再生器17側近傍に、熱媒流体通路となる熱媒流体配管43の一部の加熱器部分43aを挿入している。熱媒流体配管43は、閉ループ状に形成しており、加熱器15(熱機関本体1)から外部に引き出した延長部分としての熱源部分43bが前記した熱源装置5を構成している。
ここでの熱源装置5は、燃焼装置としてのボイラからの排出ガスE、すなわち廃熱を利用した排出ガス熱源手段を構成している。このボイラは、木質ペレットなどのバイオマス燃料を使用するほか、ガス燃料、液体燃料を使用してもよい。なお、熱源装置5としては、ボイラのほかに燃焼装置である内燃機関などの燃焼機関の排出ガスを利用した排出ガス熱源手段とすることもできる。
また、ここでの熱媒流体としては油,溶酸塩などの液体や蒸気とすることが好ましい。
熱媒流体配管43における加熱器部分43aと熱源部分43bとの間の一方の中間部分43cにはポンプ45およびリザーバタンク47がそれぞれ設置されている。
また、熱媒流体配管43における加熱器部分43aと熱源部分43bとの間の他方の中間部分43dには、流量調整手段としての流量調整弁101を介して配管103の一端を接続し、配管103の他端は、熱媒流体配管43の加熱器15(熱機関本体1)の外部への延長部分である熱媒冷却部分105の一端に接続する。この熱媒冷却部分105は、前記した熱媒冷却装置6内の冷却媒体である水107中に配置している。
上記した熱媒冷却部分105の他端は配管109の一端に接続し、配管109の他端は加熱器15とリザーバタンク47との間の熱媒流体配管43に接続する。
すなわち、加熱器15と冷却手段である熱媒冷却装置6とは、熱媒流体通路により並列に接続したことになる。
一方、冷却器19は、前記した低温作動空間33の再生器17側近傍に、冷却媒体通路となる冷却水配管49の一部の冷却器部分49aを挿入している。冷却水配管49の冷却器19から下流側の外部に引き出した配管49bは、前記した熱媒冷却装置6内に接続開口している。
また、熱媒冷却装置6には、別途配管49cの一端を接続開口させ、配管49cの他端は、前記した冷却装置3の冷却水タンク51内に配置してある冷却媒体冷却部分49dの一端に接続している。冷却媒体冷却部分49dの他端は配管49eの一端を接続し、配管49eの他端は前記した冷却器部分49aに接続する。
冷却水タンク51内の冷却水は、外部から入口配管111を通して供給されるとともに、出口配管113から排出されて例えば図示しないボイラなどに利用することができる。
上記した配管49eにはポンプ52を設置し、ポンプ52と冷却媒体冷却部分49dとの間の配管49eにはリザーバタンク119を接続する。
このように構成した熱機関では、熱機関本体1において高温作動空間31と低温作動空間33との間で、互いに作動ガスを移動させて作動ガスの膨脹・圧縮を繰り返すことで、熱と動力との変換が行われる。このとき流量調整弁101は、熱媒流体が加熱器15に流れるように設定しておく。
この際、本実施形態では、熱源装置5の熱源部分43bで加熱された熱媒流体が、ポンプ45の作動により熱媒流体配管43を流れ流量調整弁101を経て加熱器15の加熱器部分43aに送られることで、作動ガスが熱媒流体と熱交換して受熱する。その後、放熱して温度低下した熱媒流体は、熱媒流体配管43の一方の中間部分43cを流れてポンプ45に戻ることになる。
一方、冷却器19においては、ポンプ52の作動によって熱媒冷却装置6内の冷却水107が冷却水配管49の冷却器部分49aに送られることで、作動ガスが冷却水と熱交換して冷却される。その後、受熱して温度上昇した冷却水は、冷却水配管49の配管49bを流れて熱媒冷却装置6に戻ることになる。
このような熱機関の運転時において、例えば、熱機関本体1が故障や不使用時によって運転を停止する場合には、流量調整弁101を熱媒流体が配管103に向けて流れるように切り替える。これにより熱源部分43bから流出する熱媒流体は、熱媒冷却装置6に流入して冷却水107によって冷却されることになる。冷却された熱媒流体は、配管109を経て熱媒流体配管43に戻り、熱源装置5で再度加熱されて熱媒冷却装置6に流れ込む。
熱機関本体1の運転を再開するときには、熱媒流体が加熱器15に流れるように流量調整弁101を切り替える。
このように、本実施形態では、熱機関の運転時において、例えば、熱機関本体1が故障や不使用時によって運転を停止する場合には、熱源装置5によって常時加熱される熱媒流体が加熱器15に流れずに、熱媒冷却装置6を流れて冷却されるので、熱媒流体の過剰な温度上昇を抑えることができ、熱媒流体の劣化を防止することができる。
また、熱機関の運転中においても、図示しない制御手段が、スターリングサイクルを構成する熱機関本体1の運転状態に応じて流量調整弁101の開度を制御することで、熱媒流体の熱媒冷却装置6へ流れる量と加熱器15へ流れる量とを調整し、これにより熱媒流体の温度を、熱機関本体1の運転状態に対応して適宜調整することができる。
また、上記した実施形態では、熱源装置5における熱源としてボイラの廃熱を利用しているので、エネルギの有効利用を達成できる。さらに、ボイラの燃料としてバイオマスを使用することで、地球温暖化に影響があるとされる二酸化炭素の削減に寄与することができる。
図2は、本発明の第2の実施形態を示す熱機関の全体構成図である。この実施形態は、前記図1に示した第1の実施形態における燃焼装置の廃熱を利用した熱源装置5に代えて、内部を流れる熱媒流体を太陽熱Hにより加熱する太陽熱熱源手段となる熱源装置5Aを使用している。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。
上記した第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、熱機関本体1が故障や不使用時によって運転を停止する場合には、流量調整弁101の切り替えにより、熱源装置5Aによって加熱される熱媒流体が加熱器15に流れずに、熱媒冷却装置6を流れて冷却されるので、熱媒流体の過剰な温度上昇を抑えることができ、熱媒流体の劣化を防止することができる。また、本実施形態では、熱源として太陽熱Hを利用しているので、エネルギ削減効果を達成できる。
このほか、燃焼装置の廃熱を利用した熱源装置5に代えて、ガス圧縮機にて圧縮して高温になったガスを利用した圧縮ガス熱源手段となる熱源装置がある。ここでのガス圧縮機としては、例えばエンジンに圧縮した空気を供給する過給機などがあり、この場合の熱源装置は、過給ガス熱源手段であり、インタークーラやアフタークーラに相当するものとなる。
また、上記した各熱源装置5,5Aなどを適宜複数組み合わせて利用することもできる。
図3は、本発明の第3の実施形態を示す熱機関の全体構成図である。この実施形態は、前記図1に示した第1の実施形態に対し、熱源装置5から熱を導入する熱機関本体1と同様に、熱を導入して加熱される被加熱手段としての温水加熱器53を、熱媒流体配管43に接続用配管55を介して接続している。この際、熱媒流体配管43と接続用配管55との接続部に切替弁57を、また切替弁57の下流の接続用配管55にポンプ59をそれぞれ設け、必要に応じてこれらを適宜作動させる。
温水加熱器53に代えて、蒸気発生器,蒸気過熱器,船舶に使用する重油を加熱する燃料加熱器,海水を沸騰させる海水淡水化装置,蒸留装置なども接続可能であり、これらの適宜複数組み合わせてもよい。
この場合、熱利用側が熱機関本体1や温水加熱器53など複数になるので、熱源装置側も複数設置することが好ましい。
図4は、この発明の第4の実施形態を示す前記図1に対応する熱機関の全体構成図である。この実施形態は、前記図1における流量調整弁101を、加熱器15と配管109との間の熱媒流体配管43に設置し、配管103についても配管109と同様に、熱媒流体配管43における一方の中間部分43cに接続している。
この場合、流量調整弁101と配管109との間の熱媒流体配管43は、熱媒冷却装置6をバイパスするバイパス通路43eとなる。
この実施形態では、熱機関本体1の通常運転中には、流量調整弁101を、加熱器15から出た熱媒流体がバイパス通路43eに向けて流れるように設定しておく。
ここで、図1の実施形態と同様に、熱機関本体1が故障や不使用時によって運転を停止する場合には、流量調整弁101を熱媒流体が配管103に向けて流れるように切り替える。これにより加熱器15から流出する熱媒流体は、熱媒冷却装置6に流入して冷却水107によって冷却されることになる。冷却された熱媒流体は、配管109を経て熱媒流体配管43に戻り、熱源装置5で再度加熱されて熱媒冷却装置6に流れ込む。
熱機関本体1の運転を再開するときには、加熱器15から出た熱媒流体がバイパス通路43eに向けて流れるように流量調整弁101を切り替える。
このように、本実施形態においても、熱機関の運転時において、例えば、熱機関本体1が故障や不使用時によって運転を停止する場合には、熱源装置5によって加熱される熱媒流体が冷却されるので、熱媒流体の過剰な温度上昇を抑えることができ、熱媒流体の劣化を防止することができる。
また、熱機関の運転中においても、図示しない制御手段が、スターリングサイクルを構成する熱機関本体1の運転状態に応じて流量調整弁101を制御することで、熱媒流体の熱媒冷却装置6へ流れる量とバイパス通路43eへ流れる量とを調整し、これにより熱媒流体の温度を、熱機関本体1の運転状態に対応して適宜調整することができる。
なお、上記した各実施形態では、熱媒流体を冷却する冷却手段である熱媒冷却装置6において、熱機関本体1の冷却器19で使用する水107を冷却源として利用しているが、これとは別の冷却源を利用してもよい。
本発明の第1の実施形態を示す熱機関の全体構成図である。 本発明の第2の実施形態を示す熱機関の全体構成図である。 本発明の第3の実施形態を示す熱機関の全体構成図である。 本発明の第4の実施形態を示す熱機関の全体構成図である。
符号の説明
5 熱源装置(排出ガス熱源手段,熱源手段)
5A 熱源装置(太陽熱熱源手段,熱源手段)
6 熱媒冷却装置(熱媒流体を冷却する冷却手段)
15 加熱器
17 再生器
19 冷却器
21 高温側ピストン(ピストン)
23 低温側ピストン(ピストン)
31 高温作動空間
33 低温作動空間
43 熱媒流体配管(熱媒流体通路)
43b 熱源部分(熱媒流体通路の加熱器の外部への延長部分)
43e バイパス通路
53 温水加熱器(被加熱手段)
101 流量調整弁(流量調整手段)
105 熱媒冷却部分(熱媒流体通路の加熱器の外部への延長部分)

Claims (13)

  1. 加熱器,再生器および冷却器を作動ガスの流れに沿って並べて配置し、これら加熱器,再生器および冷却器に対し、ピストンの移動によって作動ガスを流通させて熱交換を行い、前記加熱器側の高温作動空間および前記冷却器側の低温作動空間の容積変化によりスターリングサイクルを構成する熱機関において、前記加熱器は、前記作動ガスと熱交換する熱媒流体が流通する熱媒流体通路を備え、この熱媒流体通路の前記加熱器の外部への延長部分に、前記熱媒流体を加熱する熱源手段を設けるとともに、前記熱媒流体を冷却する冷却手段を設けたことを特徴とする熱機関。
  2. 前記加熱器と前記冷却手段とを、前記熱媒流体通路により並列に接続したことを特徴とする請求項1に記載の熱機関。
  3. 前記熱媒流体通路に前記冷却手段をバイパスするバイパス通路を設けたことを特徴とする請求項1に記載の熱機関。
  4. 前記冷却手段に流れる熱媒流体の流量を調整する流量調整手段を設けたことを特徴とする請求項2または3に記載の熱機関。
  5. 前記流量調整手段を前記スターリングサイクルの運転状態に応じて制御する制御手段を設けたことを特徴とする請求項4に記載の熱機関。
  6. 前記冷却手段は、前記冷却器で使用する冷却媒体を冷却源とすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の熱機関。
  7. 前記熱源手段は、燃焼装置の排出ガスを利用した排出ガス熱源手段であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の熱機関。
  8. 前記燃焼装置は、バイオマスを燃料とするボイラであることを特徴とする請求項7に記載の熱機関。
  9. 前記熱源手段は、太陽熱を利用した太陽熱熱源手段であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の熱機関。
  10. 前記熱源手段は、ガス圧縮機にて圧縮して高温になったガスを利用した圧縮ガス熱源手段であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の熱機関。
  11. 前記ガス圧縮機は空気を圧縮してエンジンに供給する過給機であり、前記熱源手段は、前記過給機から流出する圧縮された高温ガスを利用した過給ガス熱源手段であることを特徴とする請求項10に記載の熱機関。
  12. 前記加熱器の外部に位置する前記熱媒流体通路に、該熱媒流体通路を流れる熱媒流体によって加熱される被加熱手段を設けたことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の熱機関。
  13. 前記熱媒流体は液体であることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の熱機関。
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