JP2008220351A - 車載植物潅水 - Google Patents

車載植物潅水 Download PDF

Info

Publication number
JP2008220351A
JP2008220351A JP2007104303A JP2007104303A JP2008220351A JP 2008220351 A JP2008220351 A JP 2008220351A JP 2007104303 A JP2007104303 A JP 2007104303A JP 2007104303 A JP2007104303 A JP 2007104303A JP 2008220351 A JP2008220351 A JP 2008220351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
vehicle
irrigation
storage device
water storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007104303A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Nasu
正和 那須
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2007104303A priority Critical patent/JP2008220351A/ja
Publication of JP2008220351A publication Critical patent/JP2008220351A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)

Abstract

【課題】植物の潅水というのは定期的、場合によっては毎日のように行わなければならず、その潅水または潅水用の水を貯留する為のタンクへの水の補充を、毎回車まで行って行うという人にかかるその手間は少なくない。
本発明においては、そうした、自動車、特に水素エンジン自動車へ搭載した観賞用等の植物への人為的な潅水の頻度と手間を軽減することを課題とし、また、合わせて、雨水だけで該潅水用水を調達した場合、天候の影響が大きく、雨の少ない時期の潅水用水の補給ができないという問題を課題としている。
【解決手段】水素エンジン自動車において、車載した水素エンジンから発生した水や雨水を、車載した植物への潅水用用水に導入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、水素エンジン自動車に搭載した植物へ潅水する方法に関する。
従来、車両に観賞用など、鉢植え、水栽培、水耕栽培等の植物を置きたい場合、その潅水については、車外からの水を人為的に植物へ潅水又は水貯留装置に補充することが一般的である。
しかし、植物の潅水というのは定期的、場合によっては毎日のように行わなければならず、車載された植物への潅水または水貯留装置の補充を、毎回車まで行って行うという人にかかるその手間は少なくない。
また、そうした煩わしさというのもあり、一般に自動車に観賞用等に植物を搭載するということは、殆ど普及していない
本発明においては、そうした、自動車、特に水素エンジン自動車へ搭載した観賞用等の植物への人為的な潅水の頻度と手間を軽減することを課題としている。
この課題を解決する請求項1の発明の車両では、車載した水素エンジンから発生した水は、該水を貯留する水貯留装置へ導入され、更に該水貯留装置内の水を、車載した植物への潅水として利用する構成としてあることを特徴とする。
請求項2の発明の車両では、請求項1の発明の構成において、タイマーによってポンプあるいは給水弁を稼動して潅水する構成としており、潅水時間、頻度をタイマーにて設定できる構成としてある。
該潅水時間は容易に設定変更できることにより、車載する植物の種類によって適切な潅水ができる。
請求項3の発明の車両では、請求項1の発明の構成において、設定湿度可変の土中湿度センサーによって一定湿度に達するとポンプあるいは給水弁を稼動して潅水する構成としており、車載する植物の種類によって適切な潅水ができる。
請求項4の発明の車両では、請求項1の発明の構成において、車上に降り注いだ雨水の一部を潅水に利用する構成であることを特徴とする。
雨水の一部を潅水に利用することによって、自動車の稼動率が低く、十分に水素エンジンからの水の供給が無い場合の潅水用水の供給源を確保することを目的としている。
また、一方、雨水だけを潅水用水の供給源とすると、潅水用水が天候の変動の影響を受け過ぎ、潅水用水が不足するという状況を減らす為、請求項1の水素エンジンから発生した水の潅水への利用と、雨水の潅水への利用は、互いに補完することを目的とした構成となっている。
上記車両において、さらに、請求項4の雨水導入部に、それぞれの水を濾過するフィルタを設置しても良い。
こうすれば、混入した異物の侵入を防ぐこともできる。
本発明によって、車載植物への人の手による潅水の手間を軽減することができ、現在あまり一般的ではない、観賞用等に車両に花や緑の植物を車載することを促進できる。
車内に花や緑を車載することによって、その色や香りで、ドライバー及び乗車している人の目と心を和ませる効果を期待できる。
発明を実施する為の最良の形態
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づき説明する。
A.本発明の実施形態例における車両システムの概略構成:
B.変形例:
A.本発明の実施形態例における車両システム10の概略構成:
図1は、本発明の実施例における車両101に搭載される植物への潅水システムの概略を示す全体構成図である。この車両101は、搭載された植物102への潅水に、水素エンジン103から発生した水を、利用する車両である。
車載された水素エンジン103には、該水素エンジン103より発生する水を受け入れる為の水貯留装置A105が付属している。
該水貯留装置A105には、水素エンジン103からの発生水が、発生水導入路111を矢印の方向に供給されると共に、該貯留水は、水素エンジン103の冷却水として、水貯留装置Aから冷却水導入路110を矢印の方向に供給される。
この水貯留装置A105からは、植物102に至る潅水管A106を通り、送水ポンプ107を介して潅水用水が供給される。送水ポンプ107は、水貯留装置A105から送水する動力となる役割を担う。
この送水ポンプ107は、手動スイッチ108に配線A109を介して接続されており、送水ポンプ107は、手動スイッチ108からの信号、指示によって作動し、植物102への潅水を行う。
B変形例
B−1.上記実施例において、図2では、送水ポンプ107には、手動スイッチ108と合わせてタイマー201が配線B202を介して接続されており、送水ポンプ107は、手動スイッチ108またはタイマー201のいずれかからの信号、指示によって作動し、植物102への潅水を行う構成の概略を示している。
また、該水貯留装置A105内の水の温度によっては潅水には適さない為、該水貯留装置A105内の水温を、配線E204を介した温度センサーA203によって検知して、一定温度でしか送水ポンプ107が稼動しないようにしてもよい。
B−2.図3では、図2の実施例において、送水ポンプ107には、手動スイッチ108と合わせてタイマー201の代わりに、湿度センサーB301が配線C302を介して接続されており、送水ポンプ107は、手動スイッチ108または湿度センサーB301のいずれかからの信号、指示によって作動し、植物102への潅水を行う構成の概略を示している。
また、このタイマー201、湿度センサーB301、手動スイッチ108の代わりに、あるいは併用して、水位計など他の信号、指示にて給水を行うことも考えられる。
この場合、水位計の活用例として、水位計は例えば、水栽培の場合の潅水の水位、あるいは、水貯留タンク内の水位等から、潅水するかしないかを判断する形態例が考えられる。
B−3.図4では、上記図2の実施例において、水貯留装置が2つに分かれた構成の一例の概略構成図を示しており、一つは水素エンジン103の冷却用水の貯蔵をする為の水貯留装置A105、もう一方は潅水用水の貯蔵をする為の水貯留装置B401とし、潅水用水の温度の安定を目的としている。
水貯留装置A105と水貯留装置B401は接続管A403でつながっており、水貯留装置A105と水貯留装置B401の水量に応じて、水貯留装置A105から水貯留装置B401へ水が補給される形態としている。つまり、水貯留装置A105の水量が必要最低限以上有り、水貯留装置B401の水が不足している時に、水貯留装置A105から水貯留装置B401へ水が補給される。
水貯留装置A105の水量は、配線G406を介した水量計A405、また、水貯留装置B401の水量は、配線F408を介した水量計B407によって感知され、水貯留装置A105と水貯留装置B401の水量によって、水貯留装置ポンプB404へ稼動の信号、指示がなされる構成となっている。
水貯留装置A105から水貯留装置B401の水の補給方法は、ここでは水貯留装置A105から水貯留装置B401の水量を感知してポンプB404にて送水する形態をとっているが、その他の形態も考えられ、その一例として、図5、図6のような形態が考えられる。
ここでの説明では、水貯留装置A105から水貯留装置B401に水が補給される形態をとっているが、水貯留装置B401への水の補給について、水貯留装置A105を介さず、水素エンジン103より発生した水を水貯留装置B401へ直接導入してもよい。
B−4.図5では、水貯留装置は図4の実施例同様2つに分かれており、水貯留装置A105には水素エンジン103から発生した水の貯蔵、もう一方の水貯留装置C501には、水貯留装置A105から供給された潅水用水と合わせて、車上に降り注いだ雨水のうち雨水集積装置503で集められた雨水を導入、貯蔵され、該水貯留装置C501から、車載した植物に潅水するシステムの一例の概略構成図を示している。
水貯留装置A105と水貯留装置C501は接続管A403でつながっており、接続管A403には、逆止弁A502が接続されており、水貯留装置C501の貯留水が水貯留装置A105に流入するのを防いでおり、接続管A403において水は水貯留装置A105から水貯留装置C501方向にしか流れないようになっており、水貯留装置A105の水の一部が、水貯留装置C501に導入される構成となっている。
雨水集積装置503には、ドレンホース504の上端が接続されている。水貯留装置C501の上部には受水口505が設けられており、ドレンホース504の下端は、水貯留装置C501の受水口505部に位置されており、ドレンホース504を通ってくる雨水が受水口505を通して、水貯留装置C501に導入される。
受水口505には、導入される雨水を濾過するフィルタ506と合わせて、逆止弁B507が設けられており、逆止弁B507は、水貯留装置C501内の潅水用水の受水口505からの流出を防止する役割を担っており、フィルタ506は、異物の混入を防ぐことにより、送水ポンプ及び配管の詰まりあるいは故障の原因を軽減する。
また、該フィルタ506の取り付け位置は、ドレンホース504の上端部に取り付けても良い。
また、該水貯留装置C501が満水になった場合に備えて、水貯留装置に溢水部508を設けてもよい。
また、図5において、逆止弁A502は、図4にあるような、逆止機能のあるポンプB404に置き換えることもできる。
図5において、送水ポンプ107への作動信号と指示形態は、図1、図2、図3の実施例の様に、手動スイッチ、タイマー、湿度センサー、水位計、温度センサー等他の信号、指示によって作動し、給水を行う様態が考えられる。
図6においては、図5における水貯留装置A105と水貯留装置C501の設置形態の一例を示しており、水貯留装置A105の最低必要水量位置601より上に接続管A403を位置することにより、水貯留装置A105の最低必要水量以下に水量がある時は、水貯留装置A105から水貯留装置C501に水の補給がされない構成としている。
そして、水貯留装置C501に貯留された水は、潅水管A106,送水ポンプ107によって植物に潅水される構成となっている。
また、各実施形態において、潅水用水の凍結防止の為に、水貯留装置及び、水貯留装置に接続されている管、及び植木を入れている容器またはその周辺に、凍結防止用のヒーターを付属しても良い。
これは、低温時に潅水用水が凍結して潅水ができない、または、植物が凍結して枯れる可能性を低減する効果がある。
本発明において車載される植物102は、鉢植え、水栽培、水耕栽培等、本発明の要旨を逸脱しない範囲内においての栽培形態が可能である。
以上のように、本発明についていくつかの実施形態の例について説明したが、本発明はこれらのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。
本発明における車両は、工業的に量産することが可能であるため、産業上の利用可能性を有する。
本発明の実施形態における車両システム10の全体の概略構成を示す図である。 本発明の第1変形例のタイマーの装備状態を示す概略説明図である。 本発明の第2変形例の湿度センサーの装備状態を示す概略説明図である。 本発明の第3変形例で、水貯留装置を2つに分けた例を示す概略説明図である。 本発明の第4変形例で、水貯留装置に、雨水導入を合わせて取り入れた概略説明図である。
符号の説明
10…車両システム
101…車両
102…植物
103…水素エンジン
105…水貯留装置A
106…潅水管A
107…送水ポンプ
108…手動スイッチ
109…配線A
110…冷却水導入路
111…発生水導入路
201…タイマー
202…配線B
203…温度センサーA
204…配線E
301…湿度センサーB
302…配線C
401…水貯留装置B
403…接続管A
404…ポンプB
405…水量計A
406…配線G
407…水量計B
408…配線F
501…水貯留装置C
502…逆止弁A
503…雨水集積装置
504…ドレンホース
505…受水口
506…フィルタ
507…逆止弁B
508…溢水部
601…最低必要水量位置

Claims (4)

  1. 車両であって、車両に搭載される水素エンジンの作動により発生した水を貯留する為の水貯留装置を備え、該水貯留装置に貯留された水を車両に積載した植物に潅水するシステムを備えたことを特徴とする車両。
  2. 請求項1または請求項4記載の車両であって、請求項1または請求項4の水貯留装置からの潅水を、タイマーによって潅水時間、頻度の設定をできるシステムを備えたことを特徴とする請求項1または請求項4の車両。
  3. 請求項1または請求項4記載の車両であって、請求項1または請求項4の水貯留装置からの潅水タイミングと量について、湿度センサーによって植木の土中の湿度を感知し、設定湿度に達したら、潅水を実施するシステムを備えたことを特徴とする請求項1または請求項4の車両。
  4. 請求項1記載の車両であって、請求項1の車両に積載した植物へ潅水する為の水貯留装置に、車両上に降り注いだ雨水の一部も導入するシステムを備えたことを特徴とする車両。
JP2007104303A 2007-03-13 2007-03-13 車載植物潅水 Pending JP2008220351A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007104303A JP2008220351A (ja) 2007-03-13 2007-03-13 車載植物潅水

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007104303A JP2008220351A (ja) 2007-03-13 2007-03-13 車載植物潅水

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008220351A true JP2008220351A (ja) 2008-09-25

Family

ID=39839683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007104303A Pending JP2008220351A (ja) 2007-03-13 2007-03-13 車載植物潅水

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008220351A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7449617B1 (ja) 2023-04-28 2024-03-19 株式会社日本Cgサービス 植物栽培装置および植物工場

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7449617B1 (ja) 2023-04-28 2024-03-19 株式会社日本Cgサービス 植物栽培装置および植物工場

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11013190B2 (en) Irrigation method and device based on water usage characteristics and real-time weather condition during different crop growth stages
US4527353A (en) Irrigation/fertilization control and distribution system
JP2008188000A (ja) 車載植物潅水
AU2006317441B2 (en) Watering system for watering plants
US6901698B2 (en) Irrigation device and system
US4852802A (en) Smart irrigation sprinklers
KR20110087543A (ko) 빗물저장 자동관수시스템
CN103518590B (zh) 一种基于作物需水量测量的自动灌溉控制方法及控制系统
JP2011041503A (ja) 潅水施肥装置
US20100023173A1 (en) Irrigation system and method
US6805147B2 (en) Automatic water supply system
JP2012170350A (ja) 節水型灌水制御システム及び灌水制御方法
JP2008220351A (ja) 車載植物潅水
JP6535945B1 (ja) 自動潅水式立体的植栽装置
JP2008213810A (ja) 車載植物潅水
US20060064929A1 (en) Irrigation and soluble product delivery system
JP2008187999A (ja) 車載植物雨水潅水
RU2685139C1 (ru) Способ капельного орошения плодово-ягодных, кустарниковых культур и цветочных растений
EP2897452A2 (en) Improvements in water storage devices and apparatuses therefor
CN207355135U (zh) 浇水装置及植物培育设备
CN103477957A (zh) 自动浇花器
KR101608079B1 (ko) 화분용 급수장치
CN207491712U (zh) 一种山林灌溉系统
KR100953277B1 (ko) 벽걸이 조경장치
CN216722521U (zh) 沙漠公路两侧乔木灌溉保水装置