JP2008219426A - パケット送受信方法、装置、システム、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】仮想ネットワーク上のノードの仮想アドレスを定めるのに既存ネットワーク上のノードの物理アドレスの影響を受けることがなく、またそのために新たな機器を導入する必要もなく、簡単に実現することができるようにする。
【解決手段】CUG参加ノードは受信したパケットが自ノードの所属するマルチキャストアドレス宛のパケットか判断し、自ノードの所属するマルチキャストアドレス宛のパケットでなければ破棄(データ消去)する。さらに、受信したパケットのカプセル化を解除して発信元からのパケットをペイロード部分(送信データ部)から取り出し、その宛先である仮想IPアドレスを読み出して自ノード宛か否かを判断し、自ノード宛でなければ破棄する。
【選択図】図3
【解決手段】CUG参加ノードは受信したパケットが自ノードの所属するマルチキャストアドレス宛のパケットか判断し、自ノードの所属するマルチキャストアドレス宛のパケットでなければ破棄(データ消去)する。さらに、受信したパケットのカプセル化を解除して発信元からのパケットをペイロード部分(送信データ部)から取り出し、その宛先である仮想IPアドレスを読み出して自ノード宛か否かを判断し、自ノード宛でなければ破棄する。
【選択図】図3
Description
本発明は、例えばVPN(Virtual Private Network)あるいはCUG(Closed Users Group)と言った仮想的なネットワーク(同一サブネット上にあるように見せるネットワーク)を構築してパケットを送受信するパケット送受信方法、装置、システム、およびプログラムに関する。
従来より、ネットワークでのパケット通信で、ネットワーク内に仮想ネットワークを構築してパケットの送受信を行うものがある。
こうした従来のVPN通信システムとして、任意のVPNを設定するための階層化ヘッダを付与してユーザMACフレームをカプセル化し、階層化MACフレームを生成するカプセル化処理部を備えた入口エッジ装置と、デカプセル化処理部を備えた出口エッジ装置とを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、従来のシステムとして、複数のカメラ毎に対応付けされたマルチキャストアドレスと副回線へ切り替えるための優先度に基づいて、副回線へ切り替えるべきマルチキャストアドレスの変更を指示する画像迂回制御サーバを備えることで、主回線から副回線へ画像の送信を迂回させるものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−32006号公報
特開2005−184387号公報
しかしながら、上述した従来のパケット送受信では、既存のネットワーク上にVPNやCUGなどの仮想ネットワークを構築する場合、仮想ネットワーク上のノードのIPアドレス(仮想アドレス)と既存ネットワーク上のノードのIPアドレス(物理アドレス)が衝突しないように割り当てなければならない(図8参照)。
なぜなら、物理アドレスと仮想アドレスを同じにすると、経路途中の中継装置(ルータ)が正しくパケットを転送できないためである。
なぜなら、物理アドレスと仮想アドレスを同じにすると、経路途中の中継装置(ルータ)が正しくパケットを転送できないためである。
また、上述した特許文献1のものでは、VLAN−IDの個数を補うための階層化ヘッダを付与するために入口・出口のエッジ装置が必要であり、そうした新規の装置を用いず、ホストのみで実現することについてまで考慮されたものではなかった。
また、上述した特許文献2のものは、画像データの送信における障害対策のために副回線をバックアップ回線として用いるものであり、パケットの送受信における仮想ネットワークを、新規の装置を用いずに簡単に構築することについてまで考慮されたものではなかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、仮想ネットワーク上のノードの仮想アドレスを定めるのに既存ネットワーク上のノードの物理アドレスの影響を受けることがなく、またそのために新たな機器を導入する必要もなく、簡単に実現することができるパケット送受信方法、装置、システム、およびプログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明に係るパケット送受信方法は、送信先に割り当てられた仮想アドレスおよび当該送信先への送信データ部をコンピュータがカプセル化するカプセル化工程と、上記カプセル化工程によりカプセル化されたパケットを該送信先を含むグループに割り当てられたマルチキャストアドレス宛に送信するマルチキャスト送信工程と、上記マルチキャスト送信工程により送信されたパケットを受信して当該受信したパケットから上記仮想アドレスを読み出す読み出し工程と、を備えたことを特徴とする。
上記読み出し工程により読み出された仮想アドレスが、受信するように予め設定された仮想アドレスでない場合、該読み出し工程で仮想アドレスを読み出したパケットを破棄するパケット破棄工程を備えたことが好ましい。
上記読み出し工程により読み出された仮想アドレスに基づいて、受信したネットワーク通信装置が、該受信したパケットが当該ネットワーク通信装置宛であるか否かを判別する宛先判別工程を備えたことが好ましい。
また、本発明に係るパケット送受信装置は、送信先に割り当てられた仮想アドレスおよび当該送信先への送信データ部をカプセル化するカプセル化手段と、上記カプセル化手段によりカプセル化されたパケットを該送信先を含むグループに割り当てられたマルチキャストアドレス宛に送信するマルチキャスト送信手段と、上記マルチキャスト送信手段により送信されたパケットを受信して当該受信したパケットから上記仮想アドレスを読み出す読み出し手段と、を備えたことを特徴とする。
上記読み出し手段により読み出された仮想アドレスに基づいて、受信したパケットが自装置宛であるか否かを判別する宛先判別手段を備えたことが好ましい。
上記宛先判別手段により受信したパケットが自装置宛でないと判別された場合、当該パケットを破棄するパケット破棄手段を備えたことが好ましい。
上記読み出し手段により読み出された仮想アドレスが、受信するように予め設定された仮想アドレスでない場合、該読み出し手段で仮想アドレスを読み出したパケットを破棄するパケット破棄手段を備えたことが好ましい。
また、本発明に係るパケット送受信システムは、上述した本発明に係るパケット送受信装置を含む複数のネットワーク通信装置が接続されて、マルチキャストアドレスを用いたパケット送受信可能に構成されたことを特徴とする。
また、本発明に係るパケット送受信プログラムは、送信先に割り当てられた仮想アドレスおよび当該送信先への送信データ部をカプセル化するカプセル化処理と、上記カプセル化処理によりカプセル化されたパケットを該送信先を含むグループに割り当てられたマルチキャストアドレス宛に送信するマルチキャスト送信処理と、上記マルチキャスト送信処理により送信されたパケットを受信して当該受信したパケットから上記仮想アドレスを読み出す読み出し処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
上記読み出し処理により読み出された仮想アドレスが、受信するように予め設定された仮想アドレスでない場合、該読み出し処理で仮想アドレスを読み出したパケットを破棄するパケット破棄処理をコンピュータに実行させることが好ましい。
上記読み出し処理により読み出された仮想アドレスに基づいて、受信したネットワーク通信装置が、該受信したパケットが当該ネットワーク通信装置宛であるか否かを判別する宛先判別処理をコンピュータに実行させることが好ましい。
以上のように、本発明によれば、仮想ネットワーク上のノードの仮想アドレスを定めるのに既存ネットワーク上のノードの物理アドレスの影響を受けることがないようにすることができる。
またそのために新たな機器を導入する必要もなく、簡単に実現することができる。
またそのために新たな機器を導入する必要もなく、簡単に実現することができる。
次に、本発明に係るパケット送受信方法、装置、システム、およびプログラムをCUGによるパケット送受信システム適用した一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
まず、各実施形態に共通する概要について説明する。
まず、各実施形態に共通する概要について説明する。
本実施形態は、仮想ネットワークに属するノードへのパケットのあて先アドレスとしてIPマルチキャストアドレスを利用することにより、既存のネットワーク(物理ネットワーク)でのノードのアドレス(物理アドレス)と仮想ネットワークでのアドレス(仮想アドレス)の管理を分離できるようにしたものである。
このため、CUG利用者は、CUGコンソール20より、CUG管理サーバ10に接続し、CUGの新規作成およびメンバー(CUG参加ノード30,32,34)の登録を行う。CUG管理サーバ1はルータ20,21,22,23にマルチキャストアドレスMaの経路を設定する。同時に、CUG参加ノード30,32,34各々に対し、仮想アドレスa1,a2,a3を割り当て、CUGのアドレスとしてMaを通知する。CUG参加ノード30,32,34は仮想アドレスa1,a2,a3およびマルチキャストアドレスMaを用いて通信を行う。
〔第1の実施形態〕
次に、本発明の第1の実施形態の構成について図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明の第1の実施形態は、CUG管理サーバ10、CUGコンソール20、ルータ30,31,32,33、CUG参加ノード40、42,44を備えて構成されている。CUG管理サーバ10、CUGコンソール20、CUG参加ノード40,42,44は、ルータ30,31,32,33を介して接続されている。
次に、本発明の第1の実施形態の構成について図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明の第1の実施形態は、CUG管理サーバ10、CUGコンソール20、ルータ30,31,32,33、CUG参加ノード40、42,44を備えて構成されている。CUG管理サーバ10、CUGコンソール20、CUG参加ノード40,42,44は、ルータ30,31,32,33を介して接続されている。
CUG管理サーバ10は、CUGメンバ管理部101とアドレス管理部102とを含む。ルータ30,31,32,33は、それぞれパケット転送部301,311,321,331とマルチキャストメンバ管理部302,312,322,332とを含む。CUG参加ノード40,42,44は、それぞれパケット送受信部401,421,441と、CUGメンバ管理部402,422,442と、アプリケーション部403,423,443とを含む。
これらの処理要素は、それぞれ概略つぎのように動作する。
CUGメンバ管理部101は、CUGコンソール20からの接続を受け、CUGの新規作成・削除、メンバ追加・削除を管理する。
アドレス管理部102は、各CUGのマルチキャストアドレスや、メンバの仮想アドレス、物理アドレスを管理する。
CUGメンバ管理部101は、CUGコンソール20からの接続を受け、CUGの新規作成・削除、メンバ追加・削除を管理する。
アドレス管理部102は、各CUGのマルチキャストアドレスや、メンバの仮想アドレス、物理アドレスを管理する。
パケット転送部301,311,321,331は、受信したパケットを経路表にしたがって適切な出力先に送信する。
マルチキャストメンバ管理部302,312,322,332は、マルチキャストアドレスとCUG参加ノードの物理アドレスを管理する。
マルチキャストメンバ管理部302,312,322,332は、マルチキャストアドレスとCUG参加ノードの物理アドレスを管理する。
パケット送受信部401,421,441は、アプリケーション部からの出力パケットのネットワークへの送信や、ネットワークからのパケットの受信を行う。
CUGメンバ管理部402,422,442は、自ノードが所属するマルチキャストアドレスと仮想アドレスを管理する。
アプリケーション部403,423,443では、CUGを利用するアプリケーションが動作する。
CUGメンバ管理部402,422,442は、自ノードが所属するマルチキャストアドレスと仮想アドレスを管理する。
アプリケーション部403,423,443では、CUGを利用するアプリケーションが動作する。
次に、本発明の第1の実施形態の動作について、図1および図2のフローチャートを参照して詳細に説明する。
まず、CUGを新規に作成する(ステップA00)。
次に、作成したCUG(グループ)に対してマルチキャストアドレスMaを割り当てる(ステップA01)。
さらに、CUGのメンバーとしてCUG参加ノード40,42,44を登録する(ステップA02)。
次に、作成したCUG(グループ)に対してマルチキャストアドレスMaを割り当てる(ステップA01)。
さらに、CUGのメンバーとしてCUG参加ノード40,42,44を登録する(ステップA02)。
この結果、CUG参加ノード40,42,44に対してそれぞれ仮想IPアドレスa1,a2,a3が割り当てられる(ステップA03)。
その仮想IPアドレスがCUG管理サーバに登録される(ステップA04)。
その仮想IPアドレスがCUG管理サーバに登録される(ステップA04)。
次にマルチキャストアドレスによるルーティングを可能にするために途中経路にあるルータ群に対してCUG参加ノードのそれぞれ物理IPアドレスA1,A2,A3とマルチキャストアドレスMaが登録される(ステップA05)。
最後に、CUG参加ノードに対して、それぞれ仮想IPアドレスとマルチキャストアドレスMaを登録する(ステップA06)。この状態で、パケットの送受信が可能となる。
最後に、CUG参加ノードに対して、それぞれ仮想IPアドレスとマルチキャストアドレスMaを登録する(ステップA06)。この状態で、パケットの送受信が可能となる。
次に以下の一連のステップで、CUG参加ノード44のアプリケーション部443がCUG参加ノード40のアプリケーション部403に対してデータを送信する動作を説明する。
まず、CUG参加ノード44のアプリケーション部443がCUG参加ノード40のアプリケーション部403にデータの送信を開始する(図3のステップA10)。
次に、CUG参加ノード44のパケット送受信部403が、図4に例示するように、仮想IPアドレスa3からa1宛のパケットをペイロード部分にカプセル化してマルチキャストアドレスMa宛のパケットとして送信パケットを生成し、送信する(ステップA11,A12,A13,図4)。
このパケットは経路途中のルータ群30,31,32,33によって、マルチキャストパケットの配送機構にしたがいCUG参加ノード群40,42,44が受信する(ステップA14)。
次に、CUG参加ノード44のパケット送受信部403が、図4に例示するように、仮想IPアドレスa3からa1宛のパケットをペイロード部分にカプセル化してマルチキャストアドレスMa宛のパケットとして送信パケットを生成し、送信する(ステップA11,A12,A13,図4)。
このパケットは経路途中のルータ群30,31,32,33によって、マルチキャストパケットの配送機構にしたがいCUG参加ノード群40,42,44が受信する(ステップA14)。
CUG参加ノードは受信したパケットが自ノードの所属するマルチキャストアドレス宛のパケットか判断し、自ノードの所属するマルチキャストアドレス宛のパケットでなければ破棄(データ消去)する(ステップA15,A16,A17)。
さらに、受信したパケットのカプセル化を解除して発信元からのパケットをペイロード部分(送信データ部)から取り出し、その宛先である仮想IPアドレスを読み出して自ノード宛か否かを判断し、自ノード宛でなければ破棄する(ステップA18,A19,A1a)。
最後に、自ノードの所属するマルチキャストアドレス宛のパケットで、ペイロード部分にカプセル化されたパケットの宛先である仮想IPアドレスが自ノード宛である場合、ペイロード部分からデータを取り出しアプリケーション部403へ渡す(ステップA1b)。
最後に、自ノードの所属するマルチキャストアドレス宛のパケットで、ペイロード部分にカプセル化されたパケットの宛先である仮想IPアドレスが自ノード宛である場合、ペイロード部分からデータを取り出しアプリケーション部403へ渡す(ステップA1b)。
以上のように、上述した第1の実施形態によれば、以下の効果が得られる。
第1の効果は、途中経路のルータを置換することなく、CUGシステムを容易に構築できることにある。
すなわち、CUG宛のパケットはマルチキャストアドレスMa宛に送信するように構成されているため、途中経路ルータは、仮想アドレスを知らなくてもパケットをルーティングできる。
このように、途中経路でのルータにマルチキャストルーティングの設定を行うだけでパケットを配送できるためである。
第1の効果は、途中経路のルータを置換することなく、CUGシステムを容易に構築できることにある。
すなわち、CUG宛のパケットはマルチキャストアドレスMa宛に送信するように構成されているため、途中経路ルータは、仮想アドレスを知らなくてもパケットをルーティングできる。
このように、途中経路でのルータにマルチキャストルーティングの設定を行うだけでパケットを配送できるためである。
第2の効果は、仮想アドレスの割り当てと物理アドレスの割り当てを分離できることにより既存のネットワークへの導入が容易であることにある。
その理由は、カプセル化によって仮想アドレスを含むパケットを隠蔽できるためである。
その理由は、カプセル化によって仮想アドレスを含むパケットを隠蔽できるためである。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
この第2の実施形態は、上述した第1の実施形態での、CUGとしてのマルチキャストアドレスを用いる処理および、各CUG参加ノードの仮想IPアドレスを用いる処理を、CUG代理ノードが処理する構成としたものである。
次に、本発明の第2の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
この第2の実施形態は、上述した第1の実施形態での、CUGとしてのマルチキャストアドレスを用いる処理および、各CUG参加ノードの仮想IPアドレスを用いる処理を、CUG代理ノードが処理する構成としたものである。
図5を参照すると、この第2の実施形態は、CUG管理サーバ50、CUGコンソール60、ルータ70,71,72,73、CUG代理ノード80,82,84、CUG参加ノード81,83,85を備えて構成されている。CUG管理サーバ50、CUGコンソール60、CUG代理ノード80,82,84、CUG参加ノード81,83,85は、ルータ70,71,72,73を介して接続されている。
CUG管理サーバ50は、CUGメンバ管理部501とアドレス管理部502を含む。ルータ70,71,72,73は、それぞれパケット転送部701,711,721,731とマルチキャストメンバ管理部702,712,722,732を含む。CUG代理ノード80,82,84は、それぞれパケット送受信部801,821,841、CUGメンバ管理部802,822,842を含む。CUG参加ノード81,83,85は、それぞれパケット送受信部811,831,851とアプリケーション部812,832,852を含む。
これらの処理要素は、それぞれ概略つぎのように動作する。
これらの処理要素は、それぞれ概略つぎのように動作する。
CUGメンバ管理部501は、CUGコンソール60からの接続を受け、CUGの新規作成・削除、メンバ追加・削除を管理する。
アドレス管理部502は、各CUGのマルチキャストアドレスや、メンバの仮想アドレス、物理アドレスを管理する。
パケット転送部701,711,721,731は受信したパケットを経路表にしたがって適切な出力先に送信する。
アドレス管理部502は、各CUGのマルチキャストアドレスや、メンバの仮想アドレス、物理アドレスを管理する。
パケット転送部701,711,721,731は受信したパケットを経路表にしたがって適切な出力先に送信する。
マルチキャストメンバ管理部702,712,722,732は、マルチキャストアドレスとCUG参加ノードおよびCUG代理ノードの物理アドレスを管理する。
パケット送受信部801,821,841は他のCUG参加ノードの出力したパケットの受信や、CUG参加ノードへのパケットの送信を行う。
パケット送受信部811,831,851はアプリケーション部からの出力パケットのネットワークへの送信や、ネットワークからのパケットの受信を行う。
パケット送受信部801,821,841は他のCUG参加ノードの出力したパケットの受信や、CUG参加ノードへのパケットの送信を行う。
パケット送受信部811,831,851はアプリケーション部からの出力パケットのネットワークへの送信や、ネットワークからのパケットの受信を行う。
CUGメンバ管理部802,822,842は、CUG参加ノード81,83,85が所属するマルチキャストアドレスと仮想アドレスを管理する。
アプリケーション部812,832,852では、CUGを利用するアプリケーションが動作する。
アプリケーション部812,832,852では、CUGを利用するアプリケーションが動作する。
次に、図6および図7のフローチャートを参照して本発明の第2の実施形態の動作について詳細に説明する。
まず、CUGを新規に作成する(図6のステップB00)。
次に、作成したCUGに対してマルチキャストアドレスMaを割り当てる(ステップB01)。
さらに、CUGのメンバーとしてCUG代理ノード81,83,85およびCUG参加ノード80,82,84を登録する(ステップB02)。
この結果、CUG代理ノード80,82,84に対してそれぞれ仮想IPアドレスa1,a2,a3が割り当てられる(ステップB03)。
次に、作成したCUGに対してマルチキャストアドレスMaを割り当てる(ステップB01)。
さらに、CUGのメンバーとしてCUG代理ノード81,83,85およびCUG参加ノード80,82,84を登録する(ステップB02)。
この結果、CUG代理ノード80,82,84に対してそれぞれ仮想IPアドレスa1,a2,a3が割り当てられる(ステップB03)。
その仮想IPアドレスがCUG管理サーバに登録される(ステップB04)。
次にマルチキャストアドレスによるルーティングを可能にするために途中経路にあるルータ群に対してCUG代理ノードのそれぞれ物理IPアドレス A1,A2,A3とマルチキャストアドレスMaが登録される(ステップB05)。
次にマルチキャストアドレスによるルーティングを可能にするために途中経路にあるルータ群に対してCUG代理ノードのそれぞれ物理IPアドレス A1,A2,A3とマルチキャストアドレスMaが登録される(ステップB05)。
最後に、CUG代理ノードに対して、それぞれ仮想IPアドレス、CUG参加ノード
の物理IPアドレスとマルチキャストアドレスMaを登録する(ステップB06)。この状態で、パケットの送受信が可能となる。
の物理IPアドレスとマルチキャストアドレスMaを登録する(ステップB06)。この状態で、パケットの送受信が可能となる。
次に以下の一連のステップにより、CUG参加ノード85のアプリケーション部852がCUG参加ノード81のアプリケーション部812に対してデータを送信する動作を説明する。
まず、CUG参加ノード85のアプリケーション部852がCUG参加ノード81のアプリケーション部812にデータの送信を開始する(図7のステップB10)。
次に、CUG参加ノード85のパケット送受信部852が送信パケットを生成し、送信する(ステップB11)。
さらに、このパケットはCUG代理ノードに受信され、図4に例示するように、仮想IPアドレスa3からa1宛のパケットとして送信元、送信先IPアドレスを書き換えられてペイロード部分にカプセル化され、マルチキャストアドレスMa宛のパケットとされて送信される(B12,B13,図4)。
次に、CUG参加ノード85のパケット送受信部852が送信パケットを生成し、送信する(ステップB11)。
さらに、このパケットはCUG代理ノードに受信され、図4に例示するように、仮想IPアドレスa3からa1宛のパケットとして送信元、送信先IPアドレスを書き換えられてペイロード部分にカプセル化され、マルチキャストアドレスMa宛のパケットとされて送信される(B12,B13,図4)。
このパケットは経路途中のルータ群70,71,72,73によって、マルチキャストパケットの配送機構にしたがいCUG代理ノード群81,83,85が受信する(ステップB14)。
CUG代理ノード80,82,84は受信したパケットがCUG代理ノードの所属するマルチキャストアドレスのメンバー宛のパケットか判断し、CUG代理ノードの所属するマルチキャストアドレス宛のパケットでなければ破棄する(ステップB15,B16,B17)。
さらに、受信したパケットのカプセル化を解除して発信元からのパケットをペイロード部分から取り出し、その宛先アドレスを読み出し、その読み出した宛先アドレスが、CUG代理ノードが処理を代理しているCUG参加ノード宛であるか否かを判断し、CUG代理ノードが処理を代理しているCUG参加ノード宛でなければ破棄する(ステップB18,B19,B1a)。
次に、CUG代理ノードの所属するマルチキャストアドレス宛のパケットで、ペイロード部分にカプセル化されたパケットの宛先である仮想IPアドレスがCUG参加ノード宛である場合、CUG代理ノードは、ペイロード部分からパケットを取り出し、CUG参加ノード81,85の物理IPアドレスB1,B3に書き換えCUG参加ノード81へ送信する(ステップB1b)。
最後に、CUG参加ノード81は、ペイロード部分からデータを取り出しアプリケーション部812へ渡す(ステップB1c)。
最後に、CUG参加ノード81は、ペイロード部分からデータを取り出しアプリケーション部812へ渡す(ステップB1c)。
以上のように、上述した第2の実施形態によれば、以下の効果が得られる。
第1の効果は、途中経路のルータを置換することなく、CUGシステムを容易に構築できることにある。
その理由は、途中経路でのルータにマルチキャストルーティングの設定を行うだけでパケットを配送できるためである。
第1の効果は、途中経路のルータを置換することなく、CUGシステムを容易に構築できることにある。
その理由は、途中経路でのルータにマルチキャストルーティングの設定を行うだけでパケットを配送できるためである。
第2の効果は、仮想アドレスの割り当てと物理アドレスの割り当てを分離できることにより既存のネットワークへの導入が容易であることにある。
その理由は、カプセル化によって仮想アドレスを含むパケットを隠蔽できるためである。
その理由は、カプセル化によって仮想アドレスを含むパケットを隠蔽できるためである。
第3の効果は、アプリケーションが動作するノードを置換することなく、CUGシステムを容易に構築できることにある。
その理由は、上述した第2の実施形態に係るCUG代理ノードを導入していることである。
その理由は、上述した第2の実施形態に係るCUG代理ノードを導入していることである。
なお、上述した各実施形態は本発明の好適な実施形態であり、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々変形して実施することが可能である。
例えば、IPネットワーク以外の、パケットベースでマルチキャストによる通信が可能なネットワークシステムのためのプログラムといった用途であっても、本発明は同様に適用可能である。
例えば、IPネットワーク以外の、パケットベースでマルチキャストによる通信が可能なネットワークシステムのためのプログラムといった用途であっても、本発明は同様に適用可能である。
また、上述した各実施形態としてのパケット送受信システムを実現するための処理手順をプログラムとして記録媒体に記録することにより、本発明の各実施形態による上述した各機能を、その記録媒体から供給されるプログラムによって、システムを構成するコンピュータのCPUに処理を行わせて実現させることができる。
この場合、上記の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
すなわち、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体および該記録媒体から読み出された信号は本発明を構成することになる。
この記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROM等を用いてよい。
この場合、上記の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
すなわち、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体および該記録媒体から読み出された信号は本発明を構成することになる。
この記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROM等を用いてよい。
この本発明に係るプログラムによれば、当該プログラムによって制御されるコンピュータに、上述した本発明に係る各実施形態としてのパケット送受信システムにおける各機能を実現させることができる。
10 CUG管理サーバ
20 CUGコンソール
40,42,44 CUG参加ノード
401,421,441 パケット送受信部
402,422,442 CUGメンバ管理部
403,423,443 アプリケーション部
80,82,84 CUG代理ノード
81,83,85 CUG参加ノード
20 CUGコンソール
40,42,44 CUG参加ノード
401,421,441 パケット送受信部
402,422,442 CUGメンバ管理部
403,423,443 アプリケーション部
80,82,84 CUG代理ノード
81,83,85 CUG参加ノード
Claims (11)
- 送信先に割り当てられた仮想アドレスおよび当該送信先への送信データ部をコンピュータがカプセル化するカプセル化工程と、
前記カプセル化工程によりカプセル化されたパケットを該送信先を含むグループに割り当てられたマルチキャストアドレス宛に送信するマルチキャスト送信工程と、
前記マルチキャスト送信工程により送信されたパケットを受信して当該受信したパケットから前記仮想アドレスを読み出す読み出し工程と、を備えたことを特徴とするパケット送受信方法。 - 前記読み出し工程により読み出された仮想アドレスが、受信するように予め設定された仮想アドレスでない場合、該読み出し工程で仮想アドレスを読み出したパケットを破棄するパケット破棄工程を備えたことを特徴とする請求項1記載のパケット送受信方法。
- 前記読み出し工程により読み出された仮想アドレスに基づいて、受信したネットワーク通信装置が、該受信したパケットが当該ネットワーク通信装置宛であるか否かを判別する宛先判別工程を備えたことを特徴とする請求項1記載のパケット送受信方法。
- 送信先に割り当てられた仮想アドレスおよび当該送信先への送信データ部をカプセル化するカプセル化手段と、
前記カプセル化手段によりカプセル化されたパケットを該送信先を含むグループに割り当てられたマルチキャストアドレス宛に送信するマルチキャスト送信手段と、
前記マルチキャスト送信手段により送信されたパケットを受信して当該受信したパケットから前記仮想アドレスを読み出す読み出し手段と、を備えたことを特徴とするパケット送受信装置。 - 前記読み出し手段により読み出された仮想アドレスに基づいて、受信したパケットが自装置宛であるか否かを判別する宛先判別手段を備えたことを特徴とする請求項4記載のパケット送受信装置。
- 前記宛先判別手段により受信したパケットが自装置宛でないと判別された場合、当該パケットを破棄するパケット破棄手段を備えたことを特徴とする請求項5記載のパケット送受信装置。
- 前記読み出し手段により読み出された仮想アドレスが、受信するように予め設定された仮想アドレスでない場合、該読み出し手段で仮想アドレスを読み出したパケットを破棄するパケット破棄手段を備えたことを特徴とする請求項4記載のパケット送受信装置。
- 請求項4から7の何れか1項に記載のパケット送受信装置を含む複数のネットワーク通信装置が接続されて、マルチキャストアドレスを用いたパケット送受信可能に構成されたことを特徴とするパケット送受信システム。
- 送信先に割り当てられた仮想アドレスおよび当該送信先への送信データ部をカプセル化するカプセル化処理と、
前記カプセル化処理によりカプセル化されたパケットを該送信先を含むグループに割り当てられたマルチキャストアドレス宛に送信するマルチキャスト送信処理と、
前記マルチキャスト送信処理により送信されたパケットを受信して当該受信したパケットから前記仮想アドレスを読み出す読み出し処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とするパケット送受信プログラム。 - 前記読み出し処理により読み出された仮想アドレスが、受信するように予め設定された仮想アドレスでない場合、該読み出し処理で仮想アドレスを読み出したパケットを破棄するパケット破棄処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項9記載のパケット送受信プログラム。
- 前記読み出し処理により読み出された仮想アドレスに基づいて、受信したネットワーク通信装置が、該受信したパケットが当該ネットワーク通信装置宛であるか否かを判別する宛先判別処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項9記載のパケット送受信プログラム。
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2014192856A1 (ja) * | 2013-05-30 | 2014-12-04 | 日本電気株式会社 | 制御装置、通信システム、中継装置の制御方法及びプログラム |
WO2015033441A1 (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-12 | 株式会社 東芝 | 情報配信システム、情報配信方法および情報処理プログラム |
-
2007
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