JP2008217617A - プラント状態指標管理装置とその実現用コンピュータプログラム - Google Patents

プラント状態指標管理装置とその実現用コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】プロセスデータを適正且つ効率よく管理でき、プラントの性能評価や健全性確認の効率向上に寄与するプラント状態指標管理装置を提供する。
【解決手段】プロセスデータ安定状態オンライン判定手段4は、プロセスデータ現在値ファイル2に更新されたプロセスデータをオンラインで監視し、プロセスデータ安定状態判定条件ファイル5に保存されている判定条件に基づいてプロセスデータが安定状態か否かを判定する。すなわち、プロセスデータ安定状態判定条件ファイル5に保存された判定条件に基づき、前回と今回のサンプリングの差の絶対値が所定の許容範囲内であればプロセスデータ安定状態指標をONにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラントから収集されるプロセスデータの処理技術に係り、特に、プロセスデータが安定状態であることを示すプロセスデータ安定状態指標を管理するプラント状態指標管理装置に関するものである。
一般に、原子力プラント等のプラントでは、プラント本体やプラント構成機器の運転状況を把握すべく、プラントのプロセス量を示すプロセスデータを定期的に収集している。この時、プラントの性能評価や健全性確認を適正に行うためには、プロセスデータが、プラント安定時のものであるか、あるいはプラントの非安定時のものであるかを見極めることが重要である。すなわち、プロセスデータの収集に際しては、定常状態となったプラント整定中のプロセスデータ(静特性データ)を先駆立て機に集める必要がある。
そこで、収集したプロセスデータを自動的に評価し、安定状態にあるプロセスデータだけを自動的に抽出する技術が開示されている。具体的には、プロセスデータに関して、安定状態とみなす上下限レンジ幅を予め決めておき、そのレンジ内で推移するプロセスデータのみを収集するようになっている。そして、プロセスデータのプロセス値がレンジ幅から逸脱した時点で、プロセスデータの安定状態をリセットするといった手法がとられている。
プロセスデータの安定状態を判定する指標としては、発電プラントでは、プラントが整定し、熱平衡状態にあるという状態を監視する場合、発電機出力(MW)の変動状態を監視することにより、プロセスデータが安定状態か否かを判断しているものがある。例えば、特許文献1に記載の技術では、100%負荷、75%負荷、50%負荷、25%負荷という4つの負荷帯を設定し、各々の負荷帯におけるプロセス値の上下限レンジ幅を予め決めておいて、そのレンジ内にプロセス値が入っているかどうかで、プロセスデータの安定状態をチェックしている。なお、プラントデータの安定状態は通常、すべオンラインで監視している。
また、特許文献2に記載の技術では、同一の定常状態と判断された各グループの2個以上のプロセスデータから、何れか1つのプロセスデータを各グループの代表のプロセスデータとして抽出し、各グループの他のプロセスデータを間引きしている。このような技術によれば、プロセスデータの評価処理及び静特性データの抽出処理に関して、処理効率を高めることができる。
特公平8−16618号公報 特開2000−311012号公報
上述したように、従来ではプロセスデータの安定状態を判定する場合に、最初にプロセスデータのプロセス値の上下限レンジ幅を決めていた。このため、プロセスデータのプロセス値がレンジ幅の上下限付近で変動し、レンジ幅から僅かでも逸脱すれば、当該プロセスデータは安定状態ではないと見なされてしまい、収集されることはなかった。
しかし、仮に、あるプロセスデータのプロセス値が所定のレンジ幅から外れたとしても、プロセス値によっては、このプロセスデータを安定状態と見なして、収集しておきたいケースがある。具体的には、レンジ幅上下限付近の変動が少ない場合等が、これに当たる。ところが従来技術では、プロセス値がレンジ幅の上下限から逸脱したプロセスデータに関しては、例外なく非安定状態と見なされてしまい、収集されることがなかった。
また、既に述べたように、プラントデータの安定状態の監視は通常、オンラインで行っている。そのため、何らかの要因でオンラインに障害が発生すると、プロセステータの収集自体が全く行われず、その安定状態を判定することができなくなっていた。したがって、たとえオンラインに障害が発生した場合でも、確実にプロセスデータの安定状態を判定する技術の開発が待たれていた。
ところで、プラントの熱効率解析や機器の劣化予想解析に関して、迅速で高精度なデータ解析が望ましいことは言うまでもない。このようにデータ解析に際して、あるプロセスデータが安定状態にあることを検索条件として、別のプロセスデータを検索するといったデータ管理が有効である。しかし従来では、プロセスデータが安定状態か否かの判定結果を履歴保存していなかった。そこで、プロセスデータの安定状態を指標として捉え、このプロセスデータ安定状態指標を管理し、データ管理に広く利用する技術が求められていた。
本発明は、かかる従来の事情に対処してなされたものであり、予め決められたレンジ幅の上下限付近でプロセスデータのプロセス値が変動した場合を考慮に入れてプロセスデータの安定状態を判定し、またオンラインだけでなく履歴保存されたプロセスデータからオフラインでもその安定状態を判定し、さらにはプロセスデータの安定状態を検索条件に別のプロセスデータを検索することによってプロセスデータを適正且つ効率よく管理でき、プラントの性能評価や健全性確認の効率向上に寄与するプラント状態指標管理装置を提供することを目的としている。
本発明は、上記の目的を達成するために、プラントからのプロセスデータにおける安定状態の指標を管理するプラント状態指標管理装置において、プラントからのプロセスデータを収集するプロセスデータ収集手段と、前記プロセスデータ収集手段にて収集したプロセスデータを保存するプロセスデータ保存手段と、プロセスデータが安定状態であると判断するための判定条件を保存するプロセスデータ安定状態判定条件保存手段と、前記プロセスデータ保存手段に保存されたプロセスデータを判定対象とし、前記プロセスデータ安定状態判定条件保存手段に保存された判定条件に基づいて、前回サンプリングされたプロセスデータのプロセス値と今回サンプリングされたプロセスデータのプロセス値の差の絶対値が予め規定された変動範囲内かどうかでプロセスデータの安定状態の可否を判定するプロセスデータ安定状態判定手段と、前記プロセスデータ安定状態判定手段にて安定状態であると判定したプロセスデータの安定状態指標を保存するプロセスデータ安定状態指標保存手段を有することを特徴とするものである。また、前記プラント状態指標管理装置をコンピュータ上に実現するプログラムも本発明の一態様である。
本発明によれば、予め決められたレンジ幅の上下限付近でプロセスデータのプロセス値が変動した場合を考慮に入れてプロセスデータの安定状態を判定することにより、前記レンジ幅の上下限付近でふれたプロセスデータに関しても、そのプロセス値の差分が予め規定された変動範囲内であれば、そのプロセスデータを安定状態と見なして収集可能であり、プロセスデータを適正且つ効率よく管理することができる。
(1)第1の実施形態
[構成]
以下、本発明に係る代表的な実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1は第1の実施形態の構成図、図2は第1の実施形態におけるプロセスデータの安定状態判定処理の説明図である。なお、下記の実施形態において、同一の部材に関しては同一符号を付す。
図1を用いて第1の実施形態の構成について説明する。第1の実施形態は、発電プラント12からのプロセスデータに関して、その安定状態の指標を管理するプラント状態指標管理装置であって、プロセスデータ収集手段1と、プロセスデータ安定状態オンライン判定手段4と、以下の4つのファイル、すなわちプロセスデータ現在値ファイル2と、プロセスデータ履歴収録ファイル3と、プロセスデータ安定状態判定条件ファイル5と、プロセスデータ安定状態指標履歴収録ファイル6とからなる。
プロセスデータ収集手段1は、発電プラント12からのプロセスデータを一定周期で収集する部分である。プロセスデータ現在値ファイル2は、プロセスデータ収集手段1の収集したプロセスデータの最新値を保存する部分である。プロセスデータ履歴収録ファイル3は、プロセスデータ収集手段1の収集したプロセスデータを一定の周期で履歴データとして長期間時系列に保存する部分である。
表1にプロセスデータ履歴収録ファイル3のフォーマット例を示す。
Figure 2008217617
また、下記の表2はプロセスデータ安定状態判定条件ファイル5の構成例である。ここでは、ファイル5に保存される判定条件として次の2つの値が設定されている。すなわち、前回サンプリングされたプロセスデータのプロセス値と今回サンプリングされたプロセスデータのプロセス値の差の絶対値に関する許容範囲と、プロセス値の最低条件とが設定されている。
Figure 2008217617
プロセスデータ安定状態オンライン判定手段4は、プロセスデータ現在値ファイル2に更新されたプロセスデータをオンラインで監視し、プロセスデータ安定状態判定条件ファイル5に保存されている判定条件に基づいてプロセスデータが安定状態か否かを判定する部分である。
より詳しくは、図2に示すように、プロセスデータ安定状態オンライン判定手段4は、プロセスデータ安定状態判定条件ファイル5に保存された判定条件に基づき、前回サンプリングされたプロセスデータのプロセス値つまり前回サンプリング値[t(n−1)]と、今回サンプリングされたプロセスデータのプロセス値つまり今回サンプリング値[t(n)]の差の絶対値が、前記表1に示した許容範囲内であればプロセスデータ安定状態指標をONとし、前記許容範囲を逸脱した場合にはプロセスデータ安定状態指標をOFFにするようになっている。
また、プロセスデータにおいて、そのプロセス値の最低値がプロセスデータ安定状態判定条件ファイル5に設定された最低条件未満であれば、仮にプロセス値が前記許容範囲内であったとしても、プロセスデータ安定状態オンライン判定手段4はプロセスデータ安定状態指標をOFFにするようになっている。
プロセスデータ安定状態指標履歴収録ファイル6は、プロセスデータ安定状態オンライン判定手段4の判定結果であるプロセスデータ安定状態指標を履歴データとして保存する部分である。なお、プロセスデータ安定状態指標をプロセスデータ安定状態指標履歴収録ファイル6に保存する場合、表3に示すようにプロセスデータ安定状態指標を一定周期で収録するパターンと、表4に示すようにプロセスデータ安定状態指標がセットされた時とリセットさせた時にのみ収録するパターンを取ることができ、収録方式は必要に応じて切り替えることが可能となっている。
Figure 2008217617
Figure 2008217617
[作用効果]
上記第1の実施形態の作用効果は次の通りである。まず、本実施形態の動作について説明する。プロセスデータ収集手段1が発電プラント12からプロセスデータを一定周期で収集すると、プロセスデータ現在値ファイル2はプロセスデータ収集手段1の収集したプロセスデータの最新値を保存し、プロセスデータ履歴収録ファイル3はプロセスデータ収集手段1の収集したプロセスデータを一定の周期で履歴データとして長期間時系列に保存する。
プロセスデータ安定状態オンライン判定手段4はプロセスデータ現在値ファイル2に更新されたプロセスデータをオンラインで監視しており、プロセスデータのプロセス値を安定と判断する場合、前回サンプリングされたプロセスデータのプロセス値[t(n−1)]と、今回サンプリングされたプロセスデータのプロセス値[t(n)]の差の絶対値が、表1に示したプロセスデータ安定状態判定条件ファイル5の許容範囲内であって、且つ最低条件を満たしていれば、プロセスデータ安定状態指標をONとする。一方、許容範囲を逸脱した場合あるいは最低条件を満たしていない場合には、プロセスデータ安定状態指標をOFFにする。
具体的には、前回サンプリング値を145、今回サンプリング値を147とし、許容範囲を2.5とした場合は、前回サンプリング値と今回サンプリング値の差の絶対値は2であり、これは許容範囲2.5以内であるため、プロセス値の最低値が最低条件をクリアしていれば、プロセスデータ安定状態指標はONとなる。
なお、前述したように、プロセスデータ安定状態判定条件ファイル5では、プロセスデータの安定状態判定条件として、プロセス値の最低条件を付加しているので、プロセスデータのプロセス値が該最低条件以下であれば、即座にプロセスデータ安定状態指標をOFFにし、仮に隣接するプロセス値の差の絶対値が設定された上記許容範囲内にあったとしても、このようなプロセス値を持つプロセスデータは安定状態とみなすことはない。
プロセスデータ安定状態オンライン判定手段4にて判定されたプロセスデータ安定状態指標は、プロセスデータ安定状態指標履歴収録ファイル6に履歴データとして保存する。このときプロセスデータ安定状態指標を一定周期で収録するか、もしくはプロセスデータ安定状態指標がセットされた時とリセットさせた時にのみ収録する(上記の表3、表4を参照)。
以上述べた第1の実施形態によれば、プロセスデータ安定状態オンライン判定手段4において前回サンプリング値[t(n−1)]と今回サンプリング値[t(n)]の差の絶対値が所定の許容範囲内かどうかで、プロセスデータが安定状態か否かを判断するので、プロセス値が上下限レンジ付近でふれるプロセスデータであっても、前回サンプリングから今回サンプリングの差分の変動範囲が許容範囲であれば、このプロセスデータを安定状態とみなすことができる。また、プロセスデータ安定状態指標がONの時のみプロセスデータの収集を実施する場合においてもデータ収集を継続することができる。これにより、プロセスデータを適正且つ効率よく管理することが可能となる。
(2)第2の実施形態
[構成]
次に、本発明に係るプラント状態指標管理装置の第2の実施形態について、図3を用いて説明する。図3は第2の実施形態におけるプロセスデータの安定状態判定処理の説明図である。なお、第2の実施形態の基本構成は、図1に示した前記第1の実施形態と同一の構成である。
第2の実施形態の構成上の特徴は、以下の点にある。すなわち、プロセスデータ安定状態オンライン判定手段4がプロセスデータのプロセス値を安定と判断する場合、図3に示すように、規定時間内の規定時間内の最大値と最小値の差の絶対値が、プロセスデータ安定状態判定条件ファイル5の許容範囲内であれば、プロセスデータ安定状態指標をONとし、許容範囲を逸脱した場合にはプロセスデータ安定状態指標をOFFにするようになっている。
表5は、本実施形態におけるプロセスデータ安定状態判定条件ファイル5の構成例である。
Figure 2008217617
プロセスデータ安定状態判定条件ファイル5の使用方法については前記第1の実施形態にて述べた内容と同じであるが、上記表5に示したように判定条件のパラメータとして、プロセスデータを安定状態とみなす規定時間が付与されている点に、第2の実施形態の特徴がある。また、プロセスデータ安定状態指標をプロセスデータ安定状態指標履歴収録ファイル6に履歴データとして保存収録する方法は、上記第1の実施形態と同様である。
[作用効果]
以上の構成を有する第2の実施形態では、プロセスデータ安定状態オンライン判定手段4にて、規定時間内の最大値と最小値の差の絶対値が許容範囲内か、あるいは許容範囲から逸脱するかで、プロセスデータの安定状態を判断している。このため、上下限レンジ付近でプロセス値がふれた場合でも、規定時間内の最大値と最小値の差の絶対値が許容範囲を超えなければ、そのプロセスデータは安定状態にあるとみなすことが可能である。
ところで、プロセスデータのドリフトがあった場合、そのプロセスデータは非安定とみなした方が適切なことが多い。しかし、上記第1の実施形態では、前回サンプリング値[t(n−1)]と今回サンプリング値[t(n)]の差の絶対値が許容範囲内に収まることを判定条件としたので、プロセスデータのドリフトがあって本来なら非安定状態と判定した方が適切なプロセスデータであるにもかかわらず、プロセスデータがゆっくりとしたドリフトであるとき、前回サンプリング値[t(n−1)]と今回サンプリング値[t(n)]の差分が小さいので絶対値が許容範囲内に収まってしまい、このプロセスデータを安定状態と判断することになる。
これに対して、第2の実施形態では、前回と今回のサンプリング値の差分ではなく、規定時間内の最大値と最小値の差の絶対値が許容範囲内に収まるかどうかが、判定条件となっている。このため、たとえプロセスデータのドリフトがゆっくりであったとしても、規定時間内の最大値と最小値の差の絶対値が大きくなれば、そのようなプロセスデータについては非安定状態と判定することが可能である。したがって、現実的な要請に適したプロセスデータの安定状態判定を実施でき、プロセスデータをいっそう的確に処理可能であるといった利点がある。
(3)第3の実施形態
[構成]
続いて、本発明に係るプラント状態指標管理装置の第3の実施形態について、図4を参照して説明する。図4は第3の実施形態におけるプロセスデータの安定状態判定処理の説明図である。なお、第3の実施形態の基本構成は、図1に示した前記第1の実施形態と同一の構成であるが、プロセスデータ安定状態オンライン判定手段4が以下のように構成されている点に特徴がある。
すなわち、プロセスデータ安定状態オンライン判定手段4がプロセスデータを安定状態と判断する場合、過去n回分の規定時間内の平均値を算出し、その平均値を基準とし、プロセスデータ安定状態判定条件ファイル5の許容範囲を考慮した範囲を上下限レンジとして、今回値がそのレンジ内であればプロセスデータ安定状態指標をONとし、許容範囲を逸脱した場合にはプロセスデータ安定状態指標をOFFにするようになっている(図4参照)。
また、第3の実施形態において、プロセスデータ安定状態判定条件ファイル5は表6のように構成されている。プロセスデータ安定状態判定条件ファイル5の使用方法については上記第1の実施形態で述べた内容と同じであるが、許容範囲として、規定時間内の平均値を基準とした割合を設定してもよいし、絶対値を指定してもかまわない。
Figure 2008217617
[作用効果]
第3の実施形態のプロセスデータ安定状態オンライン判定手段4における上下限レンジの算出方法は次の通りである。ここでは、許容範囲を10%、規定時間内の平均値を100とした場合、上下限値は以下のように算出する。
上限値:100+(100×(10/100)×(1/2))=105
下限値:100−(100×(10/100)×(1/2))= 95
また、許容範囲を5、規定時間内の平均値を100とした場合、上下限値は以下のように算出する。
上限値:100+5=105
下限値:100−5= 95
上述した第3の実施形態によれば、プロセスデータ安定状態オンライン判定手段4において、規定時間内の平均値を算出し、その平均値を基準としてプロセスデータ安定状態判定条件ファイル5の許容範囲を考慮し、算出された上下限レンジ内に今回値が入っているかどうかで、プロセスデータが安定状態か否かを判断している。このため、上下限レンジ付近でプロセス値がふれた場合でも、上下限レンジ内に今回値が入ってさえいれば、このプロセスデータは安定状態にあるとみなすことが可能である。したがって、上記第1及び第2の実施形態と同様、適正にプロセスデータを管理することができる。
(4)第4の実施形態
[構成]
図5を参照して、本発明に係るプラント状態指標管理装置の第4の実施形態について説明する。第4の実施形態は、図1に示した第1の実施形態に、プロセスデータ安定状態オフライン判定手段7とプロセスデータ安定状態判定手動要求手段8を加えた構成となっている。
プロセスデータ安定状態オフライン判定手段7は、プロセスデータ安定状態判定条件ファイル5とプロセスデータ履歴収録ファイル3を基にしてプロセスデータが安定状態か否かをオフラインで判定する部分である。また、プロセスデータ安定状態判定手動要求手段8は、前記プロセスデータ安定状態オフライン判定手段7を任意に起動するための手段である。その他の構成は第1の実施形態と同様なので省略する。
[作用効果]
上記の構成を有する第4の実施形態の動作は次の通りである。プロセスデータ安定状態判定手動要求手段8によって、オフラインでプロセスデータの安定状態を判断するために必要なデータを、プロセスデータ履歴収録ファイル3から取得する開始日時と終了日時を設定し、プロセスデータ安定状態オフライン判定手段7を起動する。
プロセスデータ安定状態オフライン判定手段7は、プロセスデータ安定状態判定手動要求手段8により設定された開始日時と終了日時とプロセスデータ安定状態判定条件ファイル5に設定された情報を基にしてプロセスデータ履歴収録ファイル3から必要なプロセスデータを検索し、検索したプロセスデータに関して、安定しているか否かを任意要求時に判定し、その判定結果を過去に遡ってプロセスデータ安定状態指標履歴収録ファイル6に更新する。
このような第4の実施形態によれば、プロセスデータの安定状態をオンライン監視ではなく、プロセスデータ安定状態オフライン判定手段7によって、任意要求時にオフラインで判定することが可能である。このため、何らかの要因でオンラインによるプロセスデータの安定状態が監視できなくなった場合でも、履歴収録されたプロセスデータ履歴収録ファイル3から必要なプロセスデータを任意に検索し、その検索結果をもとにしてプロセスデータの安定状態判定をオフラインで行うことができる。
さらに、プロセスデータ安定状態オフライン判定手段7による判定結果は、過去に遡ってプロセスデータ安定状態指標履歴収録ファイル6に収録することが可能である。しかも、プロセスデータ安定状態判定条件ファイル6の各種パラメータを変更することによって、オンラインで判定した結果とオフラインで判定した結果の比較検討することもでき、きめ細かなデータ処理が可能である。
(5)第5の実施形態
[構成]
本発明に係る第5の実施形態の構成を図6に示す。すなわち、第5の実施形態は、上記第4の実施形態の構成に加えて、プロセスデータ検索手段9、プロセスデータ検索条件ファイル10、プロセスデータ表示手段11を備えた点に特徴がある。その他の構成については第1及び第4の実施形態と同様であるため省略する。
プロセスデータ検索手段9は、プロセスデータ安定状態指標履歴収録ファイル6に保存されたプロセスデータ安定状態指標、あるいはプロセスデータ検索条件ファイル10に収録された検索条件に基づいて、プロセスデータ履歴収録ファイル3に収録されたプロセスデータを検索する部分である。プロセスデータ表示手段11は、プロセスデータ検索手段9が検索した結果を各種表示形式に出力する部分である。
プロセスデータ検索条件ファイル10の構成例を、表7〜表9に示す。表7に示したプロセスデータ検索条件ファイル10ではプロセスデータ安定状態指標履歴収録ファイル6に履歴収録されたプロセスデータ安定状態指標が検索条件として設定されている。
Figure 2008217617
表8に示したプロセスデータ検索条件ファイル10ではプロセスデータ安定状態指標に加えて、あるプロセスデータのプロセス値が規定の範囲内にあるという検索条件が、AND、もしくはORの条件で指定されている。
Figure 2008217617
表9に示したプロセスデータ検索条件ファイル10では、プロセスデータ安定状態オフライン判定手段7においてプロセスデータ安定状態指標を判定するための判定条件が、検索条件として設定されている。
Figure 2008217617
[作用効果]
上記のような構成を有する第5の実施形態の動作について説明する。プロセスデータ安定状態指標履歴収録ファイル6に履歴収録されたプロセスデータ安定状態指標を、表7に示したようにプロセスデータ検索条件ファイル10に検索条件として設定することで、プロセスデータ検索手段9は安定状態にある時のプロセスデータをプロセスデータ履歴収録ファイル3から抽出することができる。
また、表8に示したように、検索条件としてプロセスデータ安定状態指標に加えて、あるプロセスデータが規定範囲内のあるという条件をAND、もしくはORの条件で指定することで、プロセスデータ検索手段9は、プロセスデータ履歴収録ファイル3に収録された履歴データから、プロセスデータが安定状態にあるものを抽出することができる。
前述した表7及び表8の例は、プロセスデータ安定状態指標履歴収録ファイル6に履歴収録されたプロセスデータ安定状態指標を検索条件として設定する方法であった。これに対して、表9の例ではプロセスデータ安定状態指標履歴収録ファイル6にプロセスデータ安定状態指標が履歴収録されていない場合を示している。すなわち、表9に示したようにプロセスデータ検索条件ファイル10に、プロセスデータ安定状態オフライン判定手段7がプロセスデータ安定状態指標を判定するための判定条件を設定し、この判定条件を検索条件として設定することにより、プロセスデータ安定状態指標履歴収録ファイル6にプロセスデータ安定状態指標が履歴保存されていなくとも、安定状態であるときのプロセスデータを検索することができる。
具体的には、プロセスデータ検索手段9が、プロセスデータ検索条件ファイル10に設定された安定状態を判定するための判定条件を読み込み、プロセスデータ安定状態オフライン判定手段7を起動する。起動されたプロセスデータ安定状態オフライン判定手段7は、プロセスデータ検索手段9より渡された条件を基にしてプロセスデータ履歴収録ファイル3から必要なプロセスデータを検索し、検索したプロセスデータが安定状態か否かの判定を行う。
プロセスデータ安定状態オフライン判定手段7によるプロセスデータの判定結果は、時刻付きでプロセスデータ検索手段9に返され、その時刻でプロセスデータ履歴収録ファイル3からプロセスデータ検索条件ファイル10にて指定された検索対象のデータを検索することで、プロセスデータ安定状態指標がプロセスデータ安定状態指標履歴収録ファイル6に履歴保存されていなくても、安定状態時のプロセスデータを検索することが可能となる。
以上述べたように、第5の実施形態によれば、あるプロセスデータが安定状態にある時を検索条件として別のプロセスデータを検索したい場合、履歴収録されているプロセスデータ安定状態指標を検索条件として指定することが可能である。このため、プロセスデータ履歴収録ファイル3から安定状態の時のみのプロセスデータを抽出することができ、プラントの熱効率解析、機器の劣化予想を行うためのデータ取りを効率よく行うことができる。
また、プロセスデータ安定状態指標がプロセスデータ安定状態指標履歴収録ファイル6に履歴保存されていなくても、検索時の条件としてプロセスデータの安定状態を判定するための条件を付加することによって、検索時にプロセスデータ安定状態指標を判定し、その判定結果を基にして安定時のみのプロセスデータを検索することも可能とする。ただしこの場合は設定した検索期間よりも安定とみなす規定時間分、設定した検索開始日時よりも過去に遡って余計に検索する必要があるが、オペレータが特段意識することなく、プロセスデータ履歴収録ファイル3から安定状態の時のみのプロセスデータの検索を実施することができる。
(6)他の実施形態
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、各実施形態は適宜組み合わせ可能であり、各部の構成も適宜変更可能である。例えば、プロセスデータ安定状態判定条件ファイル5において、設定される許容範囲は複数であっても良く、許容範囲を複数設定することにより、プロセスデータのプロセス値における変動幅のレベル指標値をフレキシブルにセット可能である(±5%ならばレベル1、±3%ならばレベル2、±1%ならばレベル3など)。これにより、検索時の指定条件に、前記レベル指標値の範囲を指定することで、安定度の程度を指定して履歴データを取り出すことが可能となり、プロセス値の安定状態を複数のレベルで管理することができる(表10〜表12参照)。
Figure 2008217617
Figure 2008217617
Figure 2008217617
また、プロセスデータの安定状態判定処理に関しても、適宜選択可能である。例えば、第3の実施形態において、プロセスデータ安定状態オンライン判定手段4がプロセスデータのプロセス値を安定状態と判断する場合に、過去n回分の規定時間内の平均値を算出してこれを基準とし、プロセスデータ安定状態判定条件ファイル5の許容範囲を考慮した範囲を上下限レンジとする点までは同じとして、前記図4に示した第3の実施形態では、今回値がそのレンジ内にあるかどうかによってプロセスデータ安定状態指標のON・OFFを決めていたが、今回値ではなく、規定時間内の最大値・最小値が、前記レンジ内にあるかどうかによってプロセスデータ安定状態指標のON・OFFを決めるようにした実施形態も包含している(図7参照)。
本発明に係る第1の実施形態の構成図。 第1の実施形態におけるプロセスデータの安定状態判定処理の説明図。 第2の実施形態におけるプロセスデータの安定状態判定処理の説明図。 第3の実施形態におけるプロセスデータの安定状態判定処理の説明図。 本発明に係る第4の実施形態の構成図。 本発明に係る第5の実施形態の構成図。 本発明に係る他の実施形態におけるプロセスデータの安定状態判定処理の説明図。
符号の説明
1…プロセスデータ収集手段
2…プロセスデータ現在値ファイル
3…プロセスデータ履歴収録ファイル
4…プロセスデータ安定状態オンライン判定手段
5…プロセスデータ安定状態判定条件ファイル
6…プロセスデータ安定状態指標履歴収録ファイル
7…プロセスデータ安定状態オフライン判定手段
8…プロセスデータ安定状態判定手動要求手段
9…プロセスデータ検索手段
10…プロセスデータ検索条件ファイル
11…プロセスデータ表示手段
12…発電プラント

Claims (12)

  1. プラントからのプロセスデータにおける安定状態の指標を管理するプラント状態指標管理装置において、
    プラントからのプロセスデータを収集するプロセスデータ収集手段と、
    前記プロセスデータ収集手段にて収集したプロセスデータを保存するプロセスデータ保存手段と、
    プロセスデータが安定状態であると判断するための判定条件を保存するプロセスデータ安定状態判定条件保存手段と、
    前記プロセスデータ保存手段に保存されたプロセスデータを判定対象とし、前記プロセスデータ安定状態判定条件保存手段に保存された判定条件に基づいて、前回サンプリングされたプロセスデータのプロセス値と今回サンプリングされたプロセスデータのプロセス値の差の絶対値が予め規定された変動範囲内かどうかでプロセスデータの安定状態の可否を判定するプロセスデータ安定状態判定手段と、
    前記プロセスデータ安定状態判定手段にて安定状態であると判定したプロセスデータの安定状態指標を保存するプロセスデータ安定状態指標保存手段を有することを特徴とするプラント状態指標管理装置。
  2. 前記プロセスデータ安定状態判定手段は、前記プロセスデータ保存手段に保存されたプロセスデータをオンラインで監視し、判定するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のプラント状態指標管理装置。
  3. 前記プロセスデータ安定状態判定手段は、前記プロセスデータ保存手段に保存されたプロセスデータをオフラインで検索し、判定するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のプラント状態指標管理装置。
  4. 前記プロセスデータ安定状態判定手段は、規定時間分のプロセスデータをバッファリングし、このプロセスデータ中のプロセス値における最大値と最小値の差の絶対値が規定変動範囲内かどうかでプロセスデータの安定状態の可否を判定するように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のプラント状態指標管理装置。
  5. 前記プロセスデータ安定状態判定手段は、規定時間内におけるプロセスデータのプロセス値の平均値を算出し、その平均値を基準として許容範囲を考慮した範囲を上下限レンジとして、プロセスデータのプロセス値がそのレンジ内かどうかでプロセスデータの安定状態の可否を判定するように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のプラント状態指標管理装置。
  6. 前記プロセスデータ安定状態指標保存手段は、前記プロセスデータ安定状態指標を周期的に保存するように構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のプラント状態指標管理装置。
  7. 前記プロセスデータ安定状態指標保存手段は、前記プロセスデータ安定状態指標をプロセスデータの安定状態がセットされた時とリセットされた時のみ保存するように構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のプラント状態指標管理装置。
  8. 前記プロセスデータ安定状態指標保存手段は、前記プロセスデータ安定状態指標を保存する際、規定変動範囲を複数設けて安定度合いをレベル管理するように構成したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のプラント状態指標管理装置。
  9. 前記プロセスデータ安定状態指標保存手段に保存されたプロセスデータ安定状態指標を検索条件として、前記プロセスデータ保存手段に保存されたプロセスデータを検索するプロセスデータ検索手段を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のプラント状態指標管理装置。
  10. 前記プロセスデータ安定状態指標保存手段に保存されたプロセスデータ安定状態指標と、あるプロセスデータが規定範囲内にあるという条件をANDもしくはORの検索条件として、前記プロセスデータ保存手段に保存されたプロセスデータを検索するプロセスデータ検索手段を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のプラント状態指標管理装置。
  11. 前記プロセスデータ保存手段に保存されたプロセスデータを検索する際、安定条件を指定することで検索指定された期間に加えて安定状態を判断するための規定時間分を余計に検索し、検索時にプロセスデータが安定状態か否かを判定し、その判定結果を検索条件としたプロセスデータ検索手段を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のプラント状態指標管理装置。
  12. プラントからのプロセスデータを収集するプロセスデータ収集手段、前記プロセスデータを保存するプロセスデータ保存手段及び前記プロセスデータの安定状態を判定するプロセスデータ安定状態判定手段を有するコンピュータ上で実行させることにより、プロセスデータにおける安定状態の指標を管理するプラント状態指標管理装置をコンピュータ上に実現させるためのコンピュータプログラムにおいて、
    プラントからのプロセスデータを収集するプロセスデータ収集処理と、
    前記プロセスデータ収集処理にて収集したプロセスデータを保存するプロセスデータ保存処理と、
    プロセスデータが安定状態であると判断するための判定条件を保存するプロセスデータ安定状態判定条件保存処理と、
    前記プロセスデータ保存処理にて保存されたプロセスデータを判定対象とし、前記プロセスデータ安定状態判定条件保存処理にて保存された判定条件に基づいて、前回サンプリングされたプロセスデータのプロセス値と今回サンプリングされたプロセスデータのプロセス値の差の絶対値が予め規定された変動範囲内かどうかでプロセスデータの安定状態の可否を判定するプロセスデータ安定状態判定処理と、
    前記プロセスデータ安定状態判定処理にて安定状態であると判定したプロセスデータの安定状態指標を保存するプロセスデータ安定状態指標保存処理、
    上記の処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプラント状態指標管理装置実現用のコンピュータプログラム。
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