JP2008217186A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2008217186A5
JP2008217186A5 JP2007050994A JP2007050994A JP2008217186A5 JP 2008217186 A5 JP2008217186 A5 JP 2008217186A5 JP 2007050994 A JP2007050994 A JP 2007050994A JP 2007050994 A JP2007050994 A JP 2007050994A JP 2008217186 A5 JP2008217186 A5 JP 2008217186A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
security wire
main body
wire slot
water
notebook
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007050994A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008217186A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2007050994A priority Critical patent/JP2008217186A/ja
Priority claimed from JP2007050994A external-priority patent/JP2008217186A/ja
Publication of JP2008217186A publication Critical patent/JP2008217186A/ja
Publication of JP2008217186A5 publication Critical patent/JP2008217186A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Description

携帯型情報処理装置
本発明は、ノート型パーソナルコンピュータ(以下、ノートパソコンという)のような携帯型情報処理装置に関し、ノートパソコンを盗難から防止するセキュリティワイヤースロットの設置部構造に関するものである。
近年、ノートパソコンのような携帯型情報処理装置は、その携帯性を高めるため装置自体の薄型化、軽量化が進められ、外郭を構成する筐体の薄型化も進められている。
一方では、ヒューマンインターフェースでもあるキーボード、マウスパッド、文字、画像等を表示する液晶パネルを用いた表示部はあまり小さくすると操作者の使い勝手の面から好ましくない。従って、ノートパソコン本体、または表示部を薄型化してその携帯性を高めようとする傾向がある。
しかしながら、キーボード、マウスパッドを配置したノートパソコン本体の平面部に対して側面部(厚み方向の面)にはAC電源から電力供給を受ける電源ジャック端子、外部機器を接続する入出力端子、バッテリー挿抜スロット、FD、CD,DVDドライブ開口部、電源スイッチをはじめとした各種操作ボタン等々様々なデバイスが配置されている。前述のようにノートパソコンの薄型化に伴い、ノートパソコン本体側面部にとって益々これらの端子、デバイスの配置が設計上難しくになっている。
また、ノートパソコンはその携帯性に富み屋外で使用するケースも多くなっている。その反面、屋外使用故、故障につながる要因も多くなっている。雨天時には雨水がキーボード、マウスパッド、ボタンの隙間から浸入して電子機器の回路を損傷する場合もあり、屋内であっても操作者が飲み物を誤ってキーボード、マウスパッド上にこぼすといったケースもある。(以下、雨水、結露による水滴、誤ってこぼした飲み物、電子機器の回路にとって有害な液体を「水」として総称する。)
以下に従来のノートパソコンについて説明する。
図4は従来のノートパソコンの一部を透視した概略斜視図である。
図4において、10はノートパソコン、11は図示しないCPU(中央処理装置)などの情報処理回路等を収容したノートパソコン10の本体部、12は液晶パネル等からなる表示部、13はキーボード、14はマウスパッドである。
近年では「水」がキーボード13、マウスパッド14の隙間から浸入してもノートパソコン本体部11表面は防滴のための2重構造になっているノートパソコンもある。キーボード13、マウスパッド14の隙間から浸入した「水」はノートパソコン本体部11の内部まで浸入することなく、「水」を導く図示しない溝、管により集水してノートパソコン本体部11の側面に配置した排水口25より排水する。
特開2005−258835号公報
また、近年はセキュリティ機能が搭載されているノートパソコンが増えている。たとえノートパソコンを盗まれたとしても、HDD(ハードディスクドライブ)パスワードや起動時パスワードを設定することで、起動を不可能にしてノートパソコン内のデータを保護している。しかし、一般ユーザにとってデータの盗難などよりも、物理的にノートパソコンが盗難にあった精神的ショックの方が大きい場合も多い。
そこで、ノートパソコンを物理的盗難から守る「セキュリティワイヤー」がある。ほとんどのノートパソコンにはセキュリティワイヤースロットが搭載されており、このスロットにセキュリティワイヤーのロック刃を差し込んでロックすることで、物理的な盗難から守ることが可能である。
しかしながら、前述のように薄型化が進化したノートパソコンにとって、このセキュリティワイヤースロット配置する場所は限られている。ノートパソコンの表示部を閉じた状態で机上のような平らな場所に置いた状態でセキュリティワイヤーによりロックする場合、セキュリティワイヤースロットの好適な配置は本体部の4つの側面である。表示部背面はデザイン上問題であり、本体部裏面ではセキュリティワイヤーよるロック時、ノートパソコンは不安定である
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、ノートパソコンの薄型化、小型化によってもセキュリティワイヤースロットの配置と本体部の表面より浸入した「水」を内部に浸入しないように集水して排水する排水口の設置を容易に可能にしたものである。
本発明は、携帯型情報処理装置本体の筐体側面部に盗難防止用セキュリティワイヤーのロック刃を差し込んでロックするセキュリティワイヤースロットを備え、前記装置本体の表面より浸入した「水」を前記セキュリティワイヤースロットから装置本体の外に排水するようにし、以って、セキュリティワイヤースロットを装置本体の表面より浸入した「水」の排水口と兼用させたものであり、キュリティワイヤースロットをキーボード、マウスパッドの隙間から浸入した「水」を排水する排水口と兼用することで薄型化したノートパソコン本体側面部を有効利用できるという作用を有する。
以上のように本発明は、キュリティワイヤースロットをキーボード、マウスパッドの隙間から浸入した「水」滴を排水する排水口と兼用することにより、それぞれスロットおよび排水口を別に設ける必要がなく、薄型化したノートパソコン本体側面部を有効利用できるという効果が得られる。
また、セキュリティワイヤースロットが設けられた装置本体の筐体側面部の内側に、天面と底面とともに該セキュリティワイヤースロットを囲むように3方に側内壁を設け、「水」を排水口に通水する通水用穴部を前記3方の側内壁のうち、前記筐体側面部と対面しない側内壁に設けたことにより、異物、ゴミ、埃がノートパソコン本体の内部まで浸入するようなこともないという有益なものである。
以下、本発明の実施の形態について、図1から図3を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明のノートパソコンの一部を透視した概略斜視図である。
図1において、10はノートパソコン、11は図示しないCPU(中央処理装置)などの情報処理回路等を収容したノートパソコン10の本体部、12は液晶パネル等からなる表示部、13はキーボード、14はマウスパッドである。
また16はセキュリティワイヤーである。161はセキュリティワイヤー16のロック部本体であり、図1ではロック部本体161のダイヤル162を暗証番号に合わせることでロック刃163が解除され、ロック解除されたロック刃163はノートパソコン10の本体部11の側面部に配置したセキュリティワイヤースロット15に挿抜可能に伸縮する。164はワイヤーであり、一端はロック部本体161に締結され、ワイヤー164の他端(図示せず)は持ち運び困難な机の支柱などに簡単につなぐことができるように構成されている。
ワイヤーは特殊な工具でないと切断することは出来ないので、一旦セキュリティワイヤー16によってセキュリティワイヤースロット15をロックすれば、ノートパソコン10の物理的な盗難は困難である。
図2はノートパソコン本体部のキーボード側の上側筐体を除いたセキュリティワイヤースロット斜視図である。
図3はセキュリティワイヤーのロック刃がセキュリティワイヤースロットに挿入されロックされた状態を示す斜視図である
図2,図3において15はノートパソコン本体部11の筐体側面部に設けられたセキュリティワイヤースロットであり、このセキュリティワイヤースロット15は排水口をも兼用する穴部である。また、17は侵入して集められた「水」をノートパソコン本体11の内部を通して排水するために筐体内の内壁に設けられた通水用の穴部である。
以上のように構成されたノートパソコンについて、図1〜図3を用いてその動作を説明する。
図1において、セキュリティワイヤースロット15は、キーボード13、マウスパッド14の隙間から浸入した「水」を集水して排水する排水口を兼用している。
このようにすることで薄型化した近年のノートパソコン本体部11の側面部を有効利用できる。
図2,図3においてノートパソコン本体部11内に浸入し、破線矢印のように集水した「水」は内壁に設けられた通水用の穴部17、セキュリティワイヤースロット兼排水口15を通って本体部11の外に排水される。矢印で示した排水経路の底面18は排水がスムーズに行われるように図示しないが傾斜設けられている。また、排水口15付近の底面18には「水」が流れ落ちるようにして排水がスムーズに行われるようにセキュリティワイヤースロット15の穴部を延長した切り欠き部181が設けられている
また、キュリティワイヤースロット15が設けられた本体部11の筐体側面部の内部は天面、底面の他、3方に側内壁が設けられており、キュリティワイヤースロット15の穴部から異物、ゴミ、埃がノートパソコン本体内部まで浸入しないようになっている。つまり、内壁に設けられた通水用穴部17は、キュリティワイヤースロット15が設けられている本体部11の筐体側面部と対面する側内壁には配置せず、左右いずれかの側内壁、すなわち、本体部11の前記側面部と対面しない側内壁に配置することで、さらに異物、ゴミ、埃がノートパソコン本体内部まで浸入しないように形成されている。
以上のように本実施の形態によれば、キュリティワイヤースロットをキーボード、マウスパッドの隙間から浸入した「水」を排水する排水口と兼用することで薄型化したノートパソコン本体側面部の有効利用が図れる
なお、以上の説明では排水口を兼用するセキュリティワイヤースロット15をノートパソコン本体部11側面部(図では右側面部後方)に設けたが、本体部11手前の側面部、本体部後方の側面部、本体部手前コーナーの側面部、本体部後方コーナーの側面部に設けてもよいことは言うまでもない。
本発明にかかるノートパソコンは、キュリティワイヤースロットをキーボード、マウスパッドの隙間から浸入した「水」を排水する排水口と兼用することで薄型化したノートパソコン本体側面部を有効利用できるといった効果を有し、ノートパソコンのような携帯型情報処理装置のセキュリティワイヤースロットの配置設計等として有用である。
本発明のノートパソコンの一部を透視した概略斜視図 ノートパソコン本体部のキーボード側の上側筐体を除いたセキュリティワイヤースロット斜視 セキュリティワイヤーのロック刃がセキュリティワイヤースロットに挿入されロックされた状態を示す斜視 従来のノートパソコンの一部を透視した概略斜視図
10 ノートパソコン
11 ノートパソコン本体部
12 ノートパソコン表示部
13 キーボード
14 マウス
15 セキュリティワイヤースロット、排水口
16 セキュリティワイヤー
161 ロック部本体
162 ダイヤル
163 ロック刃
164 ワイヤー
17 通水穴
18 底面

Claims (2)

  1. 携帯型情報処理装置本体の筐体側面部に盗難防止用セキュリティワイヤーのロック刃を差し込んでロックするセキュリティワイヤースロットを備え、
    前記装置本体の表面より浸入した「水」を前記セキュリティワイヤースロットから装置本体の外に排水するようにし、以って、前記セキュリティワイヤースロットを前記装置本体の表面より浸入した「水」の排水口と兼用させたことを特徴とする携帯型情報処理装置。
  2. 前記セキュリティワイヤースロットが設けられた装置本体の筐体側面部の内側に、天面と底面とともに該セキュリティワイヤースロットを囲むように3方に側内壁を設け、前記「水」を排水口に通水する通水用穴部を前記3方の側内壁のうち、前記筐体側面部と対面しない側内壁に設けたことを特徴とする請求項1に記載の携帯型情報処理装置。
JP2007050994A 2007-03-01 2007-03-01 携帯型情報処理装置 Pending JP2008217186A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007050994A JP2008217186A (ja) 2007-03-01 2007-03-01 携帯型情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007050994A JP2008217186A (ja) 2007-03-01 2007-03-01 携帯型情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008217186A JP2008217186A (ja) 2008-09-18
JP2008217186A5 true JP2008217186A5 (ja) 2010-04-02

Family

ID=39837187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007050994A Pending JP2008217186A (ja) 2007-03-01 2007-03-01 携帯型情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008217186A (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10215077A (ja) * 1997-01-30 1998-08-11 Fujitsu Ten Ltd 防水構造
JP3324545B2 (ja) * 1999-02-26 2002-09-17 松下電器産業株式会社 盗難防止用ロック構造を有する情報処理装置
JP4330702B2 (ja) * 1999-06-17 2009-09-16 株式会社東芝 冷却装置及び冷却装置を内蔵した電子機器
JP2001308554A (ja) * 2000-04-27 2001-11-02 Nec Eng Ltd 屋外筺体の呼吸構造
JP2003116246A (ja) * 2001-10-09 2003-04-18 Mitsuba Corp 開放モータ
JP2005302384A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Elcom:Kk 防水キーボード
JP4581971B2 (ja) * 2005-06-10 2010-11-17 パナソニック株式会社 キー入力装置
JP4768543B2 (ja) * 2006-08-09 2011-09-07 株式会社東芝 電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11216403B2 (en) Portable computing system and portable computer for use with same
US10660232B1 (en) Mobile data center
US11113228B2 (en) Portable computing system and portable computer for use with same
US20060036872A1 (en) Anti-burglary USB flash drive with press-button type electronic combination lock
JP4669460B2 (ja) 電子機器および板金部材
CA2998949A1 (en) Portable computing system and portable computer for use with same
US20080265024A1 (en) Electronic device with functional module
US20100171202A1 (en) Method of securely data protecting arrangement for electronic device
US7374433B2 (en) Portable computer
US20020006031A1 (en) Portable electronic device with easy-to-assemble circuit board module
JP4939159B2 (ja) 電子機器
US20070177346A1 (en) Externally connected hard disk drive controlled by mechanic lock having information security function
JP2008217186A5 (ja)
JP2008217186A (ja) 携帯型情報処理装置
JP2008090569A (ja) 電子機器及び電子機器の冷却方法
JP2010049653A (ja) 排水装置、およびそれを備えた情報処理装置
JP2011108187A (ja) 電子機器
US11460884B2 (en) Case for portable computing devices
JP2000155631A (ja) Pcカード用周辺装置
JP4788418B2 (ja) 携帯型情報処理装置の排水装置
JP4312312B2 (ja) 携帯型データ処理装置
JP2008250617A (ja) 携帯型情報処理装置
CN213024468U (zh) 按键加密u盘
JP4583906B2 (ja) 燃料電池を使用する電子機器およびシステム
TWM460433U (zh) Usb裝置之定位結構