JP2008216889A - 電子音楽装置、電子音楽装置システム、及びそれらに用いるプログラム - Google Patents

電子音楽装置、電子音楽装置システム、及びそれらに用いるプログラム Download PDF

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成彦 水野
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Abstract

【課題】 放送コンテンツ自体には楽曲演奏データを含めなくても、放送にあわせて電子音楽装置を連動動作させる。
【解決手段】 放送局から配信される放送信号から抽出された、1乃至複数の音楽それぞれに対応する楽曲演奏データを特定するための楽曲特定情報と、番組内で音楽が流れるタイミングに対応したタイミング制御情報を取得し、このタイミング制御情報に基づき、楽曲特定情報に基づいて予め取得された1乃至複数の音楽それぞれに対応する楽曲演奏データのうち該当する楽曲演奏データに従って、放送コンテンツの放送時に流れる1乃至複数の音楽それぞれに同期するようにして、少なくとも音源、演奏操作子、表示器のいずれか1つを駆動するよう制御する。こうすると、放送局から放送される放送コンテンツに楽曲演奏データを含めておかなくても、放送中の音楽にあわせて電子音楽装置を連動動作させることができるようになる。
【選択図】 図5

Description

この発明は、放送中の音楽に連動して動作することが可能な電子音楽装置、電子音楽装置システム、及びそれらに用いるプログラムに関する。特に、電子音楽装置が連動動作する放送コンテンツの制作、ならびに電子音楽装置を連動動作させるために利用する楽曲に関する著作権管理を容易に行うことができるようにした電子音楽装置、電子音楽装置システム、及びそれらに用いるプログラムに関する。
従来から、テレビやラジオなどの受信側装置から流れてくる音楽、つまり放送局から不特定多数のユーザに対して随時に伝送されている所定の放送信号に基づき再生される映像や音声さらには音楽等を含む番組の放送にあわせて、音源を駆動して音楽を鳴らすなどの動作を、放送中の番組に連動して行うことができる電子音楽装置が知られている。こうした装置の一例を挙げると、例えば下記に示す特許文献1に記載の装置がある。この特許文献1に記載の装置では、放送信号に楽器演奏用のディジタルデータ(例えばMIDIデータなど)を含ませて放送することで、受信側装置でこの放送を受信することに応じて楽器演奏、映像及び音声の再生を行うことを可能としている。
特許第2538921号公報
ところで、上述した特許文献1に記載したような従来の装置においては、放送局(送信側装置)から伝送する放送信号のデータチャンネルにMIDIデータパケットを含ませておき、このパケット化したMIDIデータ(楽曲演奏データ)を映像信号や音声信号などと同期させて放送信号(放送波)として伝送して電子音楽装置(受信側装置)で利用することにより、鍵盤を駆動させたり、音源を駆動させて音楽を鳴らさせたり、あるいはLEDを点灯/消灯させたりするなどの動作を、放送中の番組で流れる音楽に連動させて行わせている。すなわち、受信側装置では、放送局(送信側装置)から伝送された放送波を受信して、該受信した放送波に含まれる映像信号に基づく映像や音声信号に基づく音声の再生などの他に、電子音楽装置でのMIDIデータに基づく自動演奏などを可能としている。しかし、従来ではMIDIデータをパケット化し、これを予め放送信号のデータチャンネルに含ませて伝送するようにしていることから、こうしたMIDIデータを含む放送コンテンツの制作が難しいものであった。また、番組内で流す音楽を差し替えたりしたい場合には、新たに最初から放送コンテンツを作り直さなければならず面倒である、といった問題点があった。さらに、従来のように放送信号にMIDIデータを含ませる方法は、電子音楽装置を連動駆動するために利用する音楽にかかる著作権の管理が難しい。すなわち、従来の放送は不特定多数のユーザに対するものであり、昨今の放送の多チャンネル化に鑑みて、個々のユーザが視聴したいコンテンツのみを任意に選択できるような場合に、視聴を選択した個々のユーザに対する該選択コンテンツに応じた個別の課金などの著作権管理を行うには向いていない。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、放送コンテンツ自体に楽曲演奏データを含めなくても、番組の放送中に番組内で流れる音楽に連動して電子音楽装置を動作することのできる電子音楽装置、電子音楽装置システム、及びそれらに用いるプログラムを提供しようとするものである。また、電子音楽装置を動作させるために利用する音楽の著作権管理を容易にできるようにした電子音楽装置、電子音楽装置システム、及びそれらに用いるプログラムを提供しようとするものである。
本発明の請求項1に係る電子音楽装置は、少なくとも音源、演奏操作子、表示器のいずれか1つを具えた電子音楽装置において、少なくとも音源、演奏操作子、表示器のいずれか1つを駆動する駆動手段と、放送コンテンツを放送するために放送局から配信される放送信号から抽出された、前記放送コンテンツに含まれる1乃至複数の音楽それぞれに対応する楽曲演奏データを特定するための楽曲特定情報を取得する楽曲情報取得手段と、放送コンテンツを放送するために放送局から配信される放送信号から抽出された、前記放送コンテンツに含まれる1乃至複数の音楽それぞれが放送されるタイミングに対応したタイミング制御情報を取得する取得手段と、前記取得した1乃至複数の楽曲特定情報に基づき、対応する楽曲演奏データを予め取得する楽曲演奏データ取得手段と、前記取得したタイミング制御情報に基づき、前記取得した1乃至複数の楽曲演奏データのうち該当する楽曲演奏データに従って、前記放送コンテンツの放送時に流れる1乃至複数の音楽それぞれに同期するようにして前記駆動手段を駆動するよう制御する制御手段とを具える。
本発明によると、放送コンテンツを放送するために放送局から配信される放送信号から抽出された、前記放送コンテンツに含まれる1乃至複数の音楽それぞれに対応する楽曲演奏データを特定するための楽曲特定情報を取得し、これに基づき放送局から放送される放送コンテンツに含まれる1乃至複数の音楽それぞれに対応する楽曲演奏データを予め取得する。また、放送コンテンツを放送するために放送局から配信される放送信号から抽出された、前記放送コンテンツに含まれる1乃至複数の音楽それぞれが放送されるタイミングに対応したタイミング制御情報を取得し、前記取得したタイミング制御情報に基づき、前記取得した1乃至複数の楽曲演奏データのうち該当する楽曲演奏データに従って、前記放送コンテンツの放送時に流れる1乃至複数の音楽それぞれに同期するようにして、少なくとも音源、演奏操作子、表示器のいずれか1つを駆動するよう制御する。このようにすると、放送局から放送される放送コンテンツに、電子音楽装置における少なくとも音源、演奏操作子、表示器のいずれか1つを連動動作するための楽曲演奏データを含ませておかなくても、放送中の音楽にあわせて電子音楽装置を連動動作させることができることから、予め電子音楽装置を放送にあわせて連動動作することを考慮して楽曲演奏データを含めた放送コンテンツを制作しなくてもよく、放送コンテンツの制作が容易にできるようになる。
本発明の請求項2に係る電子音楽装置は、少なくとも音源、演奏操作子、表示器のいずれか1つを具えた電子音楽装置において、少なくとも音源、演奏操作子、表示器のいずれか1つを駆動する駆動手段と、放送コンテンツを放送するために放送局から配信される放送信号から抽出された、前記放送コンテンツに含まれる1乃至複数の音楽それぞれに対応する楽曲演奏データにアクセスするための楽曲特定情報を放送順に取得する楽曲情報取得手段と、前記楽曲特定情報の取得に応じて該当する楽曲演奏データを随時に取得し、該取得した楽曲演奏データに従って前記放送コンテンツの放送時に流れる1乃至複数の音楽それぞれに同期するようにして前記駆動手段を駆動するよう制御する制御手段とを具える。これによっても、予め電子音楽装置を放送にあわせて連動動作することを考慮して放送コンテンツを制作しなくてもよいので、放送コンテンツの制作が容易にできるようになる。
本発明の請求項3に係る電子音楽装置システムは、放送コンテンツを放送するための放送信号に、少なくとも1乃至複数の音楽それぞれに対応する楽曲演奏データを特定するための楽曲特定情報と、前記1乃至複数の音楽それぞれが放送されるタイミングに対応したタイミング制御情報とを含めて配信する手段を含む放送局と、前記放送局から配信される放送信号を受信する手段と、前記受信した放送信号から該放送信号に含まれる前記楽曲特定情報と前記タイミング制御情報とを抽出する手段とを含む抽出装置と、前記抽出装置から抽出された1乃至複数の楽曲特定情報とタイミング制御情報を取得して記憶する手段と、前記記憶したタイミング制御情報に基づき、前記取得した1乃至複数の楽曲特定情報のうち該当する楽曲特定情報に基づき楽曲演奏データを特定する手段と、前記特定された楽曲演奏データに従って、前記放送コンテンツの放送時に流れる1乃至複数の音楽それぞれに同期するようにして、少なくとも音源、演奏操作子、表示器のいずれか1つを駆動するよう制御する手段とを含む電子音楽装置とを具える。
本発明の請求項4に係る電子音楽装置システムは、放送コンテンツを放送するための放送信号に、少なくとも1乃至複数の音楽それぞれに対応する楽曲演奏データにアクセスするための楽曲特定情報を放送順に含めて配信する手段を含む放送局と、前記放送局から配信される放送信号を受信する手段と、前記受信した放送信号から該放送信号に含まれる前記楽曲特定情報を抽出する手段とを含む抽出装置と、多数の楽曲演奏データを記憶する手段と、楽曲特定情報に応じて該当する楽曲演奏データを特定し配信する手段とを含むサーバと、前記抽出装置から抽出された楽曲特定情報に基づき、前記サーバから該当する楽曲演奏データを随時に取得する手段と、前記取得した楽曲演奏データに従って、前記放送コンテンツの放送時に流れる1乃至複数の音楽それぞれに同期するようにして、少なくとも音源、演奏操作子、表示器のいずれか1つを駆動するよう制御する手段とを含む電子音楽装置とを具える。
本発明は、装置の発明として構成し実施することができるのみならず、方法の発明として構成し実施することができる。また、本発明は、コンピュータまたはDSP等のプロセッサのプログラムの形態で実施することができるし、そのようなプログラムを記憶した記憶媒体の形態で実施することもできる。
この発明によれば、放送局から伝送する放送コンテンツに電子音楽装置を連動動作させるために利用する楽曲演奏データを含ませておくことなく、前記楽曲演奏データを放送局から配信される放送コンテンツとは分離させてサーバから取得するようにしたことから、電子音楽装置を連動動作することができる放送コンテンツの制作や、電子音楽装置を連動動作させるために利用する楽曲に関しての著作権管理が容易にできるようになる、という効果を得る。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に従って詳細に説明する。
図1は、この発明に係る電子音楽装置の全体構成を示したハード構成ブロック図である。本実施例に示す電子音楽装置は、マイクロプロセッサユニット(CPU)1、リードオンリメモリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)3からなるマイクロコンピュータによって制御される、例えば電子楽器やパーソナルコンピュータ等の機器である。CPU1は、この電子音楽装置全体の動作を制御するものである。このCPU1に対して、データ及びアドレスバス1Dを介してROM2、RAM3、検出回路4,5、表示回路6、音源回路7、効果回路8、外部記憶装置10、近距離通信インタフェース(I/F)11およびネットワークインタフェース(I/F)12がそれぞれ接続されている。更に、CPU1には、タイマ割込み処理(インタラプト処理)における割込み時間や各種時間を計時するタイマ1Aが接続されている。例えば、タイマ1Aはクロックパルスを発生し、発生したクロックパルスをCPU1に対して処理タイミング命令として与えたり、あるいはCPU1に対してインタラプト命令として与える。CPU1は、これらの命令に従って各種処理を実行する。
ROM2は、CPU1により実行される各種プログラムや各種データを格納するものである。RAM3は、CPU1が所定のプログラムを実行する際に発生する各種データを一時的に記憶するワーキングメモリとして、あるいは現在実行中のプログラムやそれに関連するデータを記憶するメモリ等として使用される。RAM3の所定のアドレス領域がそれぞれの機能に割り当てられ、レジスタやフラグ、テーブル、メモリなどとして利用される。演奏操作子4Aは楽音の音高を選択するための複数の鍵を備えた例えば鍵盤等のようなものであり、各鍵に対応してキースイッチを有しており、この演奏操作子4A(鍵盤等)はユーザ自身の手弾きによるマニュアル演奏のために使用できるのは勿論のこと、テレビやラジオなどの受信機による放送受信時において当該電子音楽装置を番組内で流れる音楽と連動させて駆動させるか否かを指示するための設定手段などとして使用することもできる。また、図示しない自動駆動手段を各鍵毎に具えてなり、ユーザが操作せずとも楽曲データファイル(楽曲演奏データ)に従って押鍵動作を自動的に行うように、各鍵を駆動することができるようになっている。検出回路4は、演奏操作子4Aの各鍵の押圧及び離鍵を検出することによって検出出力を生じる。なお、ここでは図示していないが、鍵盤を構成する複数の鍵毎にLEDのような発光素子(鍵盤LEDと呼ぶ)からなる表示器を設けていてよい。
設定操作子(スイッチ等)5Aは、例えば番組の放送時において当該電子音楽装置を番組内で流れる音楽と連動させて駆動させるか否かを指示する連動設定スイッチなどがある。勿論、これら以外にも、音高、音色、効果等を選択・設定・制御するために用いる数値データ入力用のテンキーや文字データ入力用のキーボード、あるいはディスプレイ6Aに表示される所定のポインティングデバイスを操作するために用いるマウスなどの各種操作子を含んでいてよい。検出回路5は、上記各スイッチの操作状態を検出し、その操作状態に応じたスイッチ情報をデータ及びアドレスバス1Dを介してCPU1に出力する。
表示回路6は例えば液晶表示パネル(LCD)やCRT等から構成されるディスプレイ6A(表示器)に、再生中の曲の楽譜を表示させたり、あるいはCPU1の制御状態などを表示したりする。音源回路7は複数のチャンネルで楽音信号の同時発生が可能であり、データ及びアドレスバス1Dを経由して与えられた、ユーザによる演奏操作子4Aの操作に応じて発生される各種演奏情報、あるいは楽曲データファイル(楽曲演奏データ)の各種演奏情報を入力し、これらの演奏情報に基づいて楽音信号を発生する。音源回路7から発生された楽音信号は、効果回路8を介して効果付与されてアンプやスピーカなどを含むサウンドシステム9から発音される。この音源回路7と効果回路8とサウンドシステム9の構成には、従来のいかなる構成を用いてもよい。例えば、音源回路7はFM、PCM、物理モデル、フォルマント合成等の各種楽音合成方式のいずれを採用してもよく、また専用のハードウェアで構成してもよいし、CPU1によるソフトウェア処理で構成してもよい。
外部記憶装置10は、MIDI形式の楽曲データファイルなどの各種データ、CPU1が実行する各種制御プログラム等の制御に関するデータなどを記憶する。なお、上述したROM2に制御プログラムが記憶されていない場合、この外部記憶装置10(例えばハードディスク)に制御プログラムを記憶させておき、それをRAM3に読み込むことにより、ROM2に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU1にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。なお、外部記憶装置10はハードディスク(HD)に限られず、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD‐ROM・CD‐RAM)、光磁気ディスク(MO)、あるいはDVD(Digital Versatile Disk)等の着脱自在な様々な形態の外部記憶媒体を利用する記憶装置であればどのようなものであってもよい。あるいは、フラッシュメモリなどの半導体メモリであってもよい。近距離通信インタフェース(I/F)11は、テレビやSTB(セットトップボックス)などの放送局から放送される番組を受信することのできる外部の周辺機器11Aから、受信した放送信号内に映像や音声などと共にデータとして含まれており、番組(放送コンテンツ)内で放送される音楽に関連した楽曲制御情報(詳しくは後述する)などの各種データを受信するためのインタフェースである。こうした近距離通信インタフェース11は、例えばRS-232C、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1394(アイトリプルイー1394)、ブルートゥース(商標)、赤外線送受信器等の有線又は無線の汎用のインタフェースであってよい。
ネットワークインタフェース(I/F)12は、例えばLAN(Local Area Network)やインターネット、電話回線等の有線あるいは無線の通信ネットワークXに接続されており、該通信ネットワークXを介してサーバコンピュータ12Aと接続され、当該サーバコンピュータ12Aから制御プログラムあるいは各種データなどを電子音楽装置側に取り込むためのインタフェースである。この実施例では、電子音楽装置からの楽曲データファイルの取得要求に応じて、サーバ12Aから該当する楽曲データファイルが電子音楽装置側に送られるようになっている(詳しくは後述する)。また、ROM2や外部記憶装置10(例えば、ハードディスク)等に制御プログラムや各種データが記憶されていない場合には、サーバコンピュータ12Aから制御プログラムや各種データをダウンロードするために用いられる。こうしたネットワークインタフェース12は、有線あるいは無線のものいずれかでなく双方を具えていてよい。
なお、演奏操作子4Aは鍵盤楽器の形態に限らず、弦楽器や管楽器、あるいは打楽器等どのようなタイプの形態でもよい。また、演奏操作子4Aやディスプレイ6Aあるいは音源回路7などを1つの装置本体に内蔵したものに限らず、それぞれが別々に構成され、近距離通信インタフェースや各種ネットワーク等の通信手段を用いて各装置を接続するように構成されたものであってもよいことは言うまでもない。さらに、本発明に係る電子音楽装置は上記したような電子楽器やパーソナルコンピュータの形態に限らず、カラオケ装置やゲーム装置、携帯電話等の携帯型通信端末、自動演奏ピアノなど、どのような形態の装置・機器に適用してもよい。携帯型通信端末に適用した場合、端末のみで所定の機能が完結している場合に限らず、機能の一部をサーバ側に持たせ、端末とサーバとからなるシステム全体として所定の機能を実現するようにしてもよい。
図1に示した電子音楽装置においては、自機が有する演奏操作子(鍵盤)4Aを駆動して自動的に押鍵動作を行ったり、音源回路7を駆動して音楽を鳴らしたり、ディスプレイ6Aを駆動して放送中の音楽の楽譜などを表示したり、さらには図示しない鍵盤LEDを駆動して自動的に点灯/消灯を繰り返し行ったりするなどの動作を、放送中の番組内で流される音楽にあわせて連動するようにして行う。そこで、こうした放送中の番組内で流される音楽にあわせて、電子音楽装置を連動して動作させることができる連動動作システムの概要について説明する。なお、連動動作システムとしては図に示す以外のハードウェアを有する場合もあるが、ここでは必要最小限の資源を用いた場合について説明する。
図2は、本発明に係る電子音楽装置システム(連動動作システム)の全体構成の一実施例を略示するシステムブロック図である。この実施例に示す連動動作システムは、コンテンツ制作装置CSで制作された放送コンテンツ(番組)をテレビ放送として配信するテレビ放送局Bと、テレビ放送局Bから放送コンテンツ(番組)の提供を受けるエンドユーザ側の機器であり、配信される放送コンテンツ(番組)のうちユーザ所望の番組を任意に受信して利用できるテレビ受信機Tと、放送中の番組内で流される音楽にあわせて連動動作する電子楽器DMと、通信ネットワークに接続されたサーバSとに大きく分けることができる。
テレビ放送局Bは、コンテンツ制作装置CSで制作された放送コンテンツを無線あるいは有線にて放送する。テレビ放送局Bからの放送コンテンツの放送(配信)形態はディジタル放送であってもよいし、アナログ放送であってもよい。こうしたテレビ放送局Bから配信される放送コンテンツはコンテンツ制作装置CSにより制作され、例えばコンサートなどの音楽番組、音楽を含んだコマーシャル、音楽を含んだ映画やドラマなど、少なくとも番組の一部に映像や音声の他に音楽を含むコンテンツである。コンテンツ制作装置CSは、映像信号、音声信号、データ信号を含む放送コンテンツを制作する、あるいは映像、音声、音楽等の放送コンテンツの内容を変更するための機器である。コンテンツ制作装置CSで制作される放送コンテンツには、楽曲制御情報が含まれる。楽曲制御情報は、放送コンテンツに含まれる音楽に対応した楽曲データファイル(例えば、スタンダードMIDIデータファイル)を特定する楽曲特定情報と、該楽曲データファイルの再生を開始するタイミング(番組の放送に応じて音楽が流れはじめる時刻と等しい)を制御するための再生開始タイミング制御情報とを含むデータである。この楽曲制御情報は、テレビ放送局Bから放送される放送信号の映像信号部分、音声信号部分、データ信号部分のいずれかに含まれていればよい(映像信号や音声信号中に含ませる場合には、楽曲制御情報を電子透かし等の技術を用いて埋め込む)。すなわち、コンテンツ制作装置CSで制作される放送コンテンツには、電子音楽装置を連動動作するために利用する楽曲データファイル(MIDIデータなど)が含まれない。
テレビ受信機Tは、受信・デコード部RD、ブラウン管や液晶ディスプレイあるいはプラズマディスプレイ等の映像再生部V、スピーカ等の音声再生部M、楽曲制御情報抽出部MCを少なくとも含む。受信・デコード部RDは、テレビ放送局Bからテレビ放送として配信される放送信号を受信し、受信した放送信号を映像信号、音声信号、データ信号に分けてデコードを行う。デコード後の映像信号は映像再生部Vに送られて、映像再生部Vは該デコード後の映像信号に基づき映像を表示する。一方、デコード後の音声信号は音声再生部Mに送られて、音声再生部Vは該デコード後の音声信号に基づき音声を発音する。デコード後のデータ信号については、図示していないデータ利用部によりデータ信号の種類に応じた利用がなされる。例えば、文字を表示する文字放送などがある。また、デコード後の映像信号、音声信号、データ信号は楽曲制御情報抽出部MCに送られ、楽曲制御情報抽出部MCは何れかの信号から楽曲制御情報を抽出する。抽出された楽曲制御情報は、電子楽器DMへと送られる。
サーバSは、放送コンテンツ内の音楽に関連する楽曲データファイルを多数蓄積(記憶)しており、通信ネットワークを介して接続された電子楽器DMからの楽曲取得要求に応じて、要求された楽曲データファイルを電子楽器DMに対して送信する。電子楽器DMは上述の図1に示したような電子音楽装置であって、テレビ放送局Bで放送中の番組内で流される音楽にあわせて、自機が有する演奏操作子(鍵盤)4Aを駆動して自動的に押鍵動作を行ったり、音源回路7を駆動して音楽を鳴らしたり、ディスプレイ6Aを駆動して放送中の音楽の楽譜などを表示したり、さらには図示しない鍵盤LEDを駆動して自動的に点灯/消灯を繰り返し行ったりするなどの動作を連動して行うことができる機器である。記憶部Rは通信部Iを介して取得した各種情報、例えばテレビ受信機T(詳しくは楽曲制御情報抽出部MC)から送られる楽曲制御情報(楽曲特定情報と再生開始タイミング制御情報を含む)や、楽曲取得情報の要求に応じてサーバSから送られる楽曲データファイルなどを記憶する。
制御部Cは、記憶部Rに記憶されている再生開始タイミング制御情報に従って、再生部Gに対して再生開始指示を行う。再生部Gは、制御部Cからの再生開始指示に応じて、記憶部Rに記憶された該当する楽曲特定情報(例えば楽曲データファイル名や楽曲データファイルURL(Uniform Resorce Locator)など)に従って、記憶部Rに記憶されている多数の楽曲データファイルの中から該当する楽曲データファイルを読み出す、あるいは通信部Iを介して、インターネットなどの既存の通信ネットワークを介して双方向通信可能に適宜に接続されるサーバSから該当する楽曲データファイルをストリーミング配信により受信する。記憶部Rから読み出した楽曲データファイル(又はサーバSからストリーミング配信された楽曲データファイル)は、音源部O、演奏操作子(鍵盤)駆動部KD、表示器駆動部DDの少なくともいずれか1つに送られて、テレビ放送局Bから配信される番組の放送中に流される音楽にあわせて該電子音楽装置を連動動作させる。すなわち、再生開始タイミング制御情報に基づいて楽曲データファイルの再生開始が制御され、再生された楽曲データファイルに基づいて、音源部O、演奏操作子駆動部KD、表示器駆動部DDのうちの少なくとも1つが制御されて、テレビ受信機に表示されている映像及び/又は再生される音声と同期して、電子楽器DMにおいて自動的に音楽を発音したり、演奏操作子(鍵盤)を自動的に駆動したり、表示器(ディスプレイや鍵盤LEDなど)を自動的に駆動したりする。
上述した図2に示す電子音楽装置システム(連動動作システム)においては、テレビ受信機Tがテレビ放送局Bから配信される放送信号を受信・デコードし、該受信・デコードした放送信号から楽曲制御情報を抽出して、これを電子楽器DMに対して送信するよう、テレビ受信機Tに受信・デコード部RD及び楽曲制御情報抽出部MCを含む構成としたがこれに限らない。例えば、図3に示すように、電子音楽装置システムはテレビ放送局Bから放送される放送信号を受信・デコードする機能に特化した受信機器であるセットトップボックスTBを有し、テレビ受信機Tは直接的に放送局から放送される放送信号を受信・デコードすることなく、セットトップボックスTBにより受信・デコードされた放送信号に従って映像を表示したり(映像再生部V)、音声を発音したりする(音声再生部M)ための映像再生部Vと音声再生部Mだけを有しているような場合がある。このような場合には、セットトップボックスTBがテレビ放送局Bから放送される放送信号を受信・デコードした上で放送信号内に含まれる楽曲制御情報を抽出し、これを電子楽器DMに対して送信するようにするとよい。すなわち、セットトップボックスTBは、受信・デコード部RDと楽曲制御情報抽出部MCとを少なくとも具備していればよい。なお、その他については上述した図2の説明と同様であることから説明を省略する。
あるいは、図4に示すように、電子音楽装置システムにおいて、電子楽器DM自体がテレビ受信機Tと同様に、テレビ放送局Bから放送される放送信号を受信してデコードするための受信・デコード部RD´を有しているような場合がある。このような場合には、電子楽器DM自体がわざわざテレビ受信機Tから受信・デコードした放送信号を受信しなくても、電子楽器DM自体でテレビ放送局Bから放送信号を直接受信してデコードすることができることから、該電子楽器DM内で受信・デコードした放送信号をそのまま用いて楽曲制御情報を抽出するようにするのが効率的でありよい(勿論、図2に示した実施例と同様にしてテレビ受信機Tから取得するようにしてあってもよい)。すなわち、電子楽器DMは、受信・デコード部RDと楽曲制御情報抽出部MCとを少なくとも具備していればよい。なお、その他については上述した図2の説明と同様であることから説明を省略する。
次に、上記図2〜図4に示した連動動作システムを構成するテレビ受信機T(又はセットトップボックスTB)、電子楽器DM(電子音楽装置)、サーバSとで各々実行する、ユーザがテレビ受信機Tで視聴しているユーザ所望の番組内で流される音楽にあわせて、電子楽器DMを連動動作するまでの一連の処理概要について説明する。ただし、サーバSからの楽曲データファイルの配信形態として、大きくダウンロード方式とストリーミング配信方式(所謂逐次配信方式)とにわけることができることから、それぞれの配信形態毎に分けて説明する。
まず、ダウンロード方式の場合について、図5及び図6を用いて説明する。図5は、テレビ受信機T(又はセットトップボックスTB)、電子楽器DM、サーバSの各々が実行する「連動動作処理」の一実施例を説明するためのフローチャートである。図6は、ダウンロード方式の場合におけるテレビ受信機T(又はセットトップボックスTB)、電子楽器DM、サーバSとの間における情報の送受信のタイミングと、楽曲再生のタイミングとを示した概念図である。図5に示す処理は、図2に示したテレビ受信機T(又はセットトップボックスTB)、電子楽器DM、サーバSのそれぞれにおいて適宜起動されるソフトウェアプログラムであって、プログラム起動後は常に所定の待機状態にあり、これらの処理はそれぞれの機器本体の電源オンに応じて常時起動される。なお、実際にはテレビ受信機T(又はセットトップボックスTB)と電子楽器DMとサーバSとでは放送信号の受信から楽曲データファイルの再生までの処理をそれぞれ独立に実行するものであるが、ここでは説明を理解しやすくするために、一連の処理の流れに沿ってテレビ受信機T(又はセットトップボックスTB)と電子楽器DMとサーバSの各々で実行される処理について説明する。すなわち、それぞれの機器の間では所定の情報を送受信しながら並行して各々の処理を行うので、この情報の送受信の流れに沿って各々の処理を順に説明する。以下、図5及び図6を参照しながら、ダウンロード方式の場合における「連動動作処理」について説明する。
まず、テレビ受信機T(又はセットトップボックスTB)はテレビ放送局Bから放送信号を受信・デコードすることに応じて、該受信・デコードした放送信号から楽曲制御情報(楽曲特定情報と再生開始タイミング制御情報とを含む)を抽出し、これを電子楽器DMに対して送信する(ステップS1)。この楽曲制御情報は、その中に含まれる再生開始タイミング制御情報により表されるタイミング(時刻)よりも十分前(少なくとも楽曲特定情報に基づいて楽曲データファイルをダウンロードする場合に、ダウンロードに要する時間よりも前)の放送信号内に含ませておく。電子楽器DMはテレビ受信機T(又はセットトップボックスTB)から楽曲制御情報を受信すると、該受信した楽曲制御情報を保存(記憶)する(ステップS11)。そして、該保存した楽曲制御情報のうちの楽曲特定情報に基づき、既に関連する楽曲データファイルを記憶済みであるか否かを判定する(ステップS12)。関連する楽曲データファイルを記憶済みでないと判定した場合には(ステップS12のNO)、電子楽器DMを通信ネットワークを介して所定のサーバSに接続し、該接続したサーバSに対して関連する楽曲データファイルを要求する(ステップS13)。サーバSは、電子楽器DMから要求された楽曲データファイルに関して、著作権管理に関する処理を実行する(ステップS21)。著作権管理に関する処理としては、例えば楽曲データファイルの利用に応じた分の課金や楽曲データファイルを使用できる範囲を決める使用権利の付与などの処理がある。こうした著作権管理に関する処理を終了すると、サーバSは電子楽器DMに対して該当の楽曲データファイルを送信する(ステップS22)。
電子楽器DMはサーバSから楽曲データファイルを受信すると、該受信した楽曲データファイルを保存(記憶)する(ステップS14)。すなわち、ここではサーバSから楽曲データファイルをダウンロードする。楽曲データファイルのダウンロード後、保存した再生開始タイミング制御情報と現在時刻とを比較して、当該楽曲データファイルの楽曲再生開始タイミングが到来したか否かを判定する(ステップS15)。なお、電子楽器DMは現在時刻を得るための時計を内蔵しているものとする。正確な時刻を得るために電波時計としたり、ネットワーク経由でNTP(ネットワークタイムプロトコル)サーバから時刻情報を取得し、内蔵時計の時刻を定期的に修正するとよい。楽曲再生開始タイミングが到来したと判定した場合には(ステップS15のYES)、該当する楽曲データファイルの再生を開始する(ステップS16)。電子楽器DMに記憶されて電子楽器DM内部で時間管理がなされる楽曲再生開始タイミングは、予め放送中の番組における該当する音楽が流れる時刻と同一タイミングに設定されていることから、図6に示すように、ユーザがテレビ受信機Tで視聴している番組内で流れる音楽(図中の音楽部分)と、当該電子楽器DMにおける再生音楽(図中の楽曲再生)とは同一時刻に同期して演奏されることになる。
なお、放送中の番組内で流れる音楽に電子楽器DMを連動動作させるタイミングを制御するための方式としては、上記図6に示したように、再生開始タイミング制御情報を楽曲特定情報と同時に取得しておき、該取得した再生開始タイミング制御情報に基づき電子楽器DM側で再生開始タイミングを管理する、といった電子楽器DM内部で管理する方式に限らない。例えば、テレビ放送局Bにより管理される方式であってもよい。そうした例を示すと、図7に示すようになる。この方式の場合には、テレビ放送局Bが配信する放送信号内に、電子楽器DMを連動動作させたい時刻毎に再生開始トリガー情報を含めて配信するようにし、電子楽器DMではこの再生開始トリガー情報を受信した時刻に、予め記憶済みの楽曲データファイルの中から関連付けされている楽曲データファイルを再生する。
次に、ストリーミング配信方式の場合について、図8及び図9を用いて説明する。図8は、テレビ受信機T(又はセットトップボックスTB)、電子楽器DM、サーバSの各々が実行する「連動動作処理」の別の実施例を説明するためのフローチャートである。図9は、ストリーミング配信方式の場合におけるテレビ受信機T(又はセットトップボックスTB)と電子楽器DMとサーバSとの間における情報の送受信のタイミングと、楽曲再生のタイミングとを示した概念図である。なお、ここでも説明を理解しやすくするために、テレビ受信機T(又はセットトップボックスTB)と電子楽器DMとサーバS間での所定の情報の送受信の流れに沿って各々の処理を順に説明する。以下、図8及び図9を参照しながら、ストリーミング配信方式の場合における「連動動作処理」について説明する。
テレビ受信機T(又はセットトップボックスTB)はテレビ放送局Bから放送信号を受信・デコードすることに応じて、該受信・デコードした放送信号から楽曲制御情報(ここでは楽曲データファイルURLを含む)を抽出し、これを電子楽器DMに対して送信する(ステップS31)。この楽曲制御情報は、放送信号内において対応する音楽が再生されるタイミングよりも若干前(ストリーミング配信を開始してから、楽曲再生の準備が整うまでの時間分)の放送信号内に含ませておく。電子楽器DMはテレビ受信機T(又はセットトップボックスTB)から楽曲制御情報を受信すると、該受信した楽曲制御情報を保存(記憶)する(ステップS41)。そして、保存した楽曲制御情報(楽曲データファイルURL)に基づき、本電子楽器DMを通信ネットワークを介して所定のサーバSに接続(アクセス)する(ステップS42)。サーバSは、楽曲データファイルURLに基づく楽曲データファイルへのアクセスに応じて、前記URL先の楽曲データファイルを特定し、該特定した楽曲データファイルの著作権管理に関する処理を実行する(ステップS51)。著作権管理に関する処理を終了すると、サーバSは電子楽器DMに対して楽曲データファイルをストリーミング配信方式により逐次配信する(ステップS52)。
電子楽器DMは、サーバSからストリーミング配信された楽曲データファイルを一時記憶メモリ(RAMなど)に一時的に蓄積してから再生する(ステップS43)。ストリーミング配信された楽曲データファイルの再生終了に応じて、一時記憶メモリからストリーミング配信された楽曲データファイルを消去(クリア)する(ステップS44)。この場合においても、上記したダウンロード方式の場合と同様に、図9に示すように、ユーザがテレビ受信機Tで視聴している番組内で流れる音楽(図中の楽曲再生)と、当該電子楽器DMにおける再生音楽(図中の楽曲再生)とは同一時刻に同期して演奏される。
このようにして、テレビ放送局Bなどから伝送される放送コンテンツ(番組)に電子楽器DMを連動動作させるために利用する楽曲演奏データを、放送コンテンツ内に含ませずに放送コンテンツとは分離させてサーバSに記憶しておき、ユーザの必要に応じて取得できるようにしたことから、予め電子楽器DMを放送にあわせて連動動作することを考慮して放送コンテンツを制作しなくてもよく、放送コンテンツの制作が容易になる。また、テレビ放送曲Bから配信される放送信号に応じて、電子楽器DM自体が自機を番組内で流れる音楽にあわせて連動動作させるために利用する楽曲データファイルをサーバSから取得できるようにしたことで、電子楽器DMを有しているユーザだけに対して楽曲データファイルの著作権管理を行うことが容易にできるようになる。これにより、従来のように放送信号内に楽曲データファイルを含めることによる、放送コンテンツ作成時における楽曲データファイル利用にかかる費用を軽減することができ、放送コンテンツ利用の対価として、電子楽器DMを有していないユーザにあった、利用しない(利用できない)データにかかる費用が含まれることへの抵抗感や費用負担の不公平感などを軽減することができるようになり、有利である。
なお、電子楽器DMは、放送される番組内の音楽に関する楽曲データファイルを、既に取得済みであるような場合がある。例えば、ユーザ自身が既にサーバSから楽曲データファイルをダウンロード済みである場合や、CDやDVDなどのメディアに記録された楽曲データファイルを予め購入して記憶済みであるような場合である。そうした場合における楽曲再生のタイミングを示すと、図10又は図11に示すようになる。ここでは、電子楽器DM側で再生開始タイミングを管理する場合を図10に、テレビ放送局B側で再生開始タイミングを管理する場合を図11に、それぞれ示している。図10及び図11から理解できるように、これらの場合には電子楽器DMはサーバSにアクセスして楽曲データファイルの配信をうけることなく(図6又は図7参照)、図10に示すように電子楽器DM内部で再生開始タイミング制御情報に基づき管理される再生開始タイミングが到来するたびに、又は図11に示すように電子楽器DMがテレビ放送局Bから配信される放送信号内に含まれる再生開始トリガー情報を受信するたびに、既に取得済みの楽曲データファイルの中から該当する楽曲データファイルを特定し再生することにより、電子楽器DM単体で放送中の番組内で流される音楽にあわせた連動動作(ここでは楽曲の再生)を行う。
なお、楽曲データファイルをストリーミング配信する場合、サーバSへの楽曲データファイルの配信要求を行ってから、楽曲データファイルを受信して再生開始できるまでにタイムラグがあり、放送中の番組内における音楽の再生タイミングと楽曲データファイルに基づく電子楽器DM側の連動動作のタイミングとを正確にあわせられない可能性がある。そのため、ストリーミング配信による楽曲データファイルの受信後に、楽曲データファイルの再生開始タイミングを放送中の番組内の音楽の再生タイミングと正確にあわすことができるように、ストリーミング配信要求を電子楽器DMから若干早めにサーバSに対して送信するようにし(放送信号内における楽曲制御情報も、その分早めのタイミング位置に含ませておくようにし)、楽曲データファイルの再生開始の準備が整った状態で、再生開始タイミング制御情報に従って楽曲データファイルの再生を開始するとよい。
なお、ダウンロード方式の場合には、放送信号内に楽曲制御情報をいくつかに分割して含ませておき、番組内で流される1乃至複数の音楽に対応した全ての楽曲データファイルを一括してダウンロードすることに限らず、1乃至複数の楽曲データファイルを分割してダウンロードできるようにしてあってもよいことは言うまでもない。
なお、電子楽器DMを連動動作させる音楽を含む放送コンテンツはテレビ放送によるものに限らず、ラジオ放送によるものでもよい。あるいは、ワンセグのような携帯端末向け放送であってもよい。
なお、電子楽器DMが図4に示すように受信・デコード部RD´及び楽曲制御情報抽出部MCを有しているような場合には、図5及び図8に示したテレビ受信機T(又はセットトップボックスTB)の処理(図5のステップS1及び図8のステップS31参照)を電子楽器DMで実行する最初の処理として、テレビ放送局Bから放送信号を受信・デコードすることに応じて、該受信・デコードした放送信号から楽曲制御情報を抽出する処理を行うようにすることは言うまでもない。
なお、楽曲データファイルのフォーマットは、イベントの発生時刻を曲や小節内における絶対時間で表した『イベント+絶対時間』形式のもの、イベントの発生時刻を1つ前のイベントからの時間で表した『イベント+相対時間』形式のもの、音符の音高と符長あるいは休符と休符長で演奏データを表した『音高(休符)+符長』形式のもの、演奏の最小分解能毎にメモリの領域を確保し、演奏イベントの発生する時刻に対応するメモリ領域にイベントを記憶した『ベタ方式』形式のものなど、どのような形式のものでもよい。また、メモリ上において、時系列の楽曲演奏データが連続する領域に記憶されていてもよいし、飛び飛びの領域に散在して記憶されている楽曲演奏データを、連続するデータとして別途管理するようにしてもよい。すなわち、時系列的に連続する楽曲演奏データとして管理することができればよく、メモリ上で連続して記憶されているか否かは問題ではない。
この発明に係る電子音楽装置の全体構成を示したハード構成ブロック図である。 本発明に係る電子音楽装置システムの全体構成の一実施例を略示するシステムブロック図である。 本発明に係る電子音楽装置システムの全体構成の別の実施例を略示するシステムブロック図である。 本発明に係る電子音楽装置システムの全体構成のさらに別の実施例を略示するシステムブロック図である。 テレビ受信機(又はセットトップボックス)、電子楽器、サーバの各々が実行する「連動動作処理」の一実施例を説明するためのフローチャートである。 ダウンロード方式の場合におけるテレビ受信機(又はセットトップボックス)、電子楽器、サーバとの間における情報の送受信のタイミングと、楽曲再生のタイミングとを示した概念図である。 ダウンロード方式の場合におけるテレビ受信機(又はセットトップボックス)、電子楽器、サーバとの間における情報の送受信のタイミングと、楽曲再生のタイミングとの別の例を示した概念図である。 テレビ受信機(又はセットトップボックス)、電子楽器、サーバの各々が実行する「連動動作処理」の別の実施例を説明するためのフローチャートである。 ストリーミング配信方式の場合におけるテレビ受信機(又はセットトップボックス)と電子楽器とサーバとの間における情報の送受信のタイミングと、楽曲再生のタイミングとを示した概念図である。 既に楽曲制御情報を取得済みである場合の、楽曲再生のタイミングを示した概念図である。 既に楽曲制御情報を取得済みである場合の、楽曲再生のタイミングの別の例を示した概念図である。
符号の説明
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4,5…検出回路、4A…演奏操作子、5A…設定操作子、6…表示回路、6A…ディスプレイ、7…音源回路、8…効果回路、9…サウンドシステム、10…外部記憶装置、11…近距離ネットワークインタフェース、11A…周辺機器、12…ネットワークインタフェース、12A(S)…サーバコンピュータ、1D…通信バス、X…通信ネットワーク、T…テレビ受信機、B…テレビ放送局、CS…コンテンツ制作装置、RD(RD´)…受信・デコード部、V…映像再生部、M…音声再生部、MC…楽曲制御情報抽出部、DM…電子楽器、C…制御部、R…記憶部、I…通信部、G…再生部、O…音源部、KD…演奏操作子駆動部、DD…表示器駆動部

Claims (7)

  1. 少なくとも音源、演奏操作子、表示器のいずれか1つを具えた電子音楽装置において、
    少なくとも音源、演奏操作子、表示器のいずれか1つを駆動する駆動手段と、
    放送コンテンツを放送するために放送局から配信される放送信号から抽出された、前記放送コンテンツに含まれる1乃至複数の音楽それぞれに対応する楽曲演奏データを特定するための楽曲特定情報を取得する楽曲情報取得手段と、
    放送コンテンツを放送するために放送局から配信される放送信号から抽出された、前記放送コンテンツに含まれる1乃至複数の音楽それぞれが放送されるタイミングに対応したタイミング制御情報を取得する取得手段と、
    前記取得した1乃至複数の楽曲特定情報に基づき、対応する楽曲演奏データを予め取得する楽曲演奏データ取得手段と、
    前記取得したタイミング制御情報に基づき、前記取得した1乃至複数の楽曲演奏データのうち該当する楽曲演奏データに従って、前記放送コンテンツの放送時に流れる1乃至複数の音楽それぞれに同期するようにして前記駆動手段を駆動するよう制御する制御手段と
    を具えた電子音楽装置。
  2. 少なくとも音源、演奏操作子、表示器のいずれか1つを具えた電子音楽装置において、
    少なくとも音源、演奏操作子、表示器のいずれか1つを駆動する駆動手段と、
    放送コンテンツを放送するために放送局から配信される放送信号から抽出された、前記放送コンテンツに含まれる1乃至複数の音楽それぞれに対応する楽曲演奏データにアクセスするための楽曲特定情報を放送順に取得する楽曲情報取得手段と、
    前記楽曲特定情報の取得に応じて該当する楽曲演奏データを随時に取得し、該取得した楽曲演奏データに従って前記放送コンテンツの放送時に流れる1乃至複数の音楽それぞれに同期するようにして前記駆動手段を駆動するよう制御する制御手段と
    を具えた電子音楽装置。
  3. 放送コンテンツを放送するための放送信号に、少なくとも1乃至複数の音楽それぞれに対応する楽曲演奏データを特定するための楽曲特定情報と、前記1乃至複数の音楽それぞれが放送されるタイミングに対応したタイミング制御情報とを含めて配信する手段を含む放送局と、
    前記放送局から配信される放送信号を受信する手段と、前記受信した放送信号から該放送信号に含まれる前記楽曲特定情報と前記タイミング制御情報とを抽出する手段とを含む抽出装置と、
    前記抽出装置から抽出された1乃至複数の楽曲特定情報とタイミング制御情報を取得して記憶する手段と、前記記憶したタイミング制御情報に基づき、前記取得した1乃至複数の楽曲特定情報のうち該当する楽曲特定情報に基づき楽曲演奏データを特定する手段と、前記特定された楽曲演奏データに従って、前記放送コンテンツの放送時に流れる1乃至複数の音楽それぞれに同期するようにして、少なくとも音源、演奏操作子、表示器のいずれか1つを駆動するよう制御する手段とを含む電子音楽装置と
    を具えた電子音楽装置システム。
  4. 放送コンテンツを放送するための放送信号に、少なくとも1乃至複数の音楽それぞれに対応する楽曲演奏データにアクセスするための楽曲特定情報を放送順に含めて配信する手段を含む放送局と、
    前記放送局から配信される放送信号を受信する手段と、前記受信した放送信号から該放送信号に含まれる前記楽曲特定情報を抽出する手段とを含む抽出装置と、
    多数の楽曲演奏データを記憶する手段と、楽曲特定情報に応じて該当する楽曲演奏データを特定し配信する手段とを含むサーバと、
    前記抽出装置から抽出された楽曲特定情報に基づき、前記サーバから該当する楽曲演奏データを随時に取得する手段と、前記取得した楽曲演奏データに従って、前記放送コンテンツの放送時に流れる1乃至複数の音楽それぞれに同期するようにして、少なくとも音源、演奏操作子、表示器のいずれか1つを駆動するよう制御する手段とを含む電子音楽装置と
    を具えた電子音楽装置システム。
  5. 前記サーバは、配信する楽曲演奏データに関し、所定の著作権管理にかかる処理を実行する手段を具える請求項4に記載の電子音楽装置システム。
  6. コンピュータに、
    放送コンテンツを放送するために放送局から配信される放送信号から抽出された、前記放送コンテンツに含まれる1乃至複数の音楽それぞれに対応する楽曲演奏データを特定するための楽曲特定情報を取得する手順と、
    放送コンテンツを放送するために放送局から配信される放送信号から抽出された、前記放送コンテンツに含まれる1乃至複数の音楽それぞれが放送されるタイミングに対応したタイミング制御情報を取得する手順と、
    前記取得した1乃至複数の楽曲特定情報に基づき、対応する楽曲演奏データを予め取得する手順と、
    前記取得したタイミング制御情報に基づき、前記取得した1乃至複数の楽曲演奏データのうち該当する楽曲演奏データに従って、前記放送コンテンツの放送時に流れる1乃至複数の音楽それぞれに同期するようにして、少なくとも音源、演奏操作子、表示器のいずれか1つを駆動するよう制御する手順と
    を実行させるためのプログラム。
  7. コンピュータに、
    放送コンテンツを放送するために放送局から配信される放送信号から抽出された、前記放送コンテンツに含まれる1乃至複数の音楽それぞれに対応する楽曲演奏データにアクセスするための楽曲特定情報を放送順に取得する手順と、
    前記楽曲特定情報の取得に応じて該当する楽曲演奏データを随時に取得し、該取得した楽曲演奏データに従って前記放送コンテンツの放送時に流れる1乃至複数の音楽それぞれに同期するようにして、少なくとも音源、演奏操作子、表示器のいずれか1つを駆動するよう制御する手順と
    を実行させるためのプログラム。
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