JP2008214776A - 授乳服 - Google Patents

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Abstract

【課題】衣服を着用したまま容易に、手早く授乳できる授乳服を提供すること。
【解決手段】胸部付近まで開口する襟刳り部13を有する授乳服本体11と、胸部付近を隠すように授乳服本体11内側に配置する乳口覆い部12とを有し、授乳口覆い部12の授乳服本体11の両脇側の上側両端固定部14a、14bと襟刳り部13の下側で授乳服本体11の中央領域の下端固定部15とを繋ぐ縁部12a、12bは授乳服本体11の襟刳り部13の形状と略沿うようにされている授乳服10。
【選択図】図1

Description

本発明は、衣服を着用したまま授乳できる授乳服に関するものである。
従来より、乳幼児に対し授乳する際に、衣服を着用したまま授乳できるような授乳服の提案がなされている。このような授乳服は、衣服を着用したまま、乳房が出し易く、かつ、露出を少なくなくできるように、目隠し機能のあるものが提案されている。
また、近年では、通常の衣服のデザイン等に近いような授乳服の提案もなされている。
例えば、乳房の全体を含む領域である胸部を覆う比較的大きい覆い布と、その覆い布の下にカシュクール状とした布を設けた授乳服の提案がなされている(例えば、特許文献1、図2参照)。また、襟刳りの開口部が乳房位置まで達するような授乳服の本体と、その本体の内部に配置される比較的長くて大きい内側前身頃を有しており、授乳時にはその内側前身頃を授乳服本体の前に引き出して、授乳服本体の開口部から出された乳房を比較的長く大きい内側前身頃で隠して授乳できる授乳服が提案されている(例えば、特許文献2、図3及び図4参照)。
授乳を行う母親は、乳房の保護や保形、あるいは母乳漏れを防止するための母乳パッドを装着するため、通常、ブラジャーを着用している。
従って、従来の授乳服の場合は、授乳に際して、授乳服を着用したまま、乳房を露出させるには以下の手順が必要であり、時間を要するものであった。
つまり、例えば、特許文献1の授乳服の場合は、先ず、乳房を含む領域である胸部を覆うように比較的大きく設けられている覆い布をめくる。そして、その状態で覆い布の内側に配置されるカシュクール状の布である衣服の襟刳り部を開いてブラジャーを装着している胸部を露出する。そして、その状態でブラジャーをめくる。従って、片手で比較的大きく設けられている覆い布や衣服及びブラジャーのカップを抑えつつ、乳幼児をもう一方の手で抱え、授乳する必要がある。
また、特許文献2の授乳服の場合は、授乳服本体の内部に配置される比較的長く大きい内側前身頃を有しており、このような授乳服の場合は、授乳時に本体の前側に比較的長く大きい内側前身頃を引き出して、授乳服本体の開口部から出された乳房をこの内側前身頃で隠して授乳するものである。このため、何れの授乳服も着用したまま授乳はできるが、手軽に素早く授乳することが困難であった。
一方、前身頃の裏側に、前方の肩部分と乳房の下部分であるアンダーバストの位置の部分とで比較的長く大きい内側前身頃を固定するようにしている授乳服の提案もなされている(例えば、特許文献3、図1参照)。
特開2004―131868号公報(図2参照) 特許第3694694号公報(図3、図4参照) 実用新案登録第3110811号公報(図1参照)
しかしながら、この授乳服の場合も、内側前身頃が前方の肩部分とアンダーバストの部分とで固定され、かつ、内側前身頃が比較的長く大きい略長方形形状をしているものであるため、襟刳りとの距離が離れてしまい、授乳に際し、着用しているブラジャーのカップの開閉が困難であるという問題がある。そして、襟刳りやカップを抑えながら授乳する必要もあり、面倒であるとの問題がある。
そこで、本発明は、衣服を着用したまま容易に、手早く授乳できる授乳服を提供することを目的とする。
すなわち、上記課題を解決するため、請求項1の発明によれば、授乳を行う使用者が着用する伸縮性を有する授乳服であって、着用時に前記使用者の身体上部に配置され、前記使用者の胸部付近まで開口するようにした襟刳り部を有する授乳服本体と、前記授乳服本体の内側であって、前記襟刳り部から一部を露出するようにして前記使用者の胸部付近を隠す授乳口覆い部と、を備え、前記授乳口覆い部は、前記授乳服本体の前記襟刳り部より両脇側に固定される上側両端固定部と、前記襟刳り部の下側であって、前記使用者の前面を左右に二分する仮想の中心線を含む中央領域に固定される下端固定部と、を有しており、前記上側両端固定部と前記下端固定部を繋ぐ縁部は前記使用者の乳房に対応する領域が、前記襟刳り部の形状と略沿うように形成されていることを特徴とする授乳服により達成される。
請求項1の構成によれば、授乳服は、伸縮性を有し、着用時に使用者の身体上部に配置され、胸部付近まで開口する襟刳り部を有する授乳服本体と、授乳服本体の内側に配置される授乳口覆い部とを有している。そして、授乳口覆い部は、襟刳り部から一部を露出するようにして、使用者の胸部付近を隠すようにされている。そして、授乳口覆い部は、上側両端が授乳服本体の襟刳り部より両脇側に固定される上側両端固定部と、下側が使用者の前面を左右に二分する仮想の中心線を含む中央領域に固定される下端固定部とを有している。そして、この上側両端固定部と下端固定部とを繋ぐ縁部は使用者の乳房に対応する領域が襟刳り部の形状と略沿うように形成されている。
従って、授乳する際に、使用者は授乳服本体の襟刳り部を広げて容易に胸部の露出ができるので、胸部に配置されているブラジャーや乳房等の露出も容易となる。また、上側両端固定部と下端固定部とを繋ぐ縁部は使用者の乳房に対応する領域が襟刳り部に沿うように形成されており、ブラジャーのカップ形状に沿うようにされているので、カップの上部で開閉可能な所謂授乳用ブラジャーなどのカップの開閉が容易であり、手早くカップを開いて乳房を露出でき、授乳が素早く行えることとなる。
また、授乳口覆い部は襟刳り部から露出するように上側両端固定部を両脇の付近で固定され、使用者の胸部付近を隠すようにしているので、授乳時以外においても、ブラジャー等のカップ上部の開閉部分や、カップ自体を隠すことができるため、外観上も違和感無く、通常の衣服と同様に見せることも可能となる。
そして、襟刳り部と授乳口覆い部は、伸縮性を有する材料で形成されているので、使用者が、授乳に際し、ブラジャー等の露出が容易となる。
請求項2の発明は、請求項1の発明の構成において、前記授乳服本体は、前記使用者の前記身体側に配置される内側の層と、その内側の層より外側に配置される外側の層とから構成され、前記中央領域で前記内側の層の一部と前記外側の層の一部とが重ね合わせられるように配置されるカシュクール状とされており、前記下端固定部は、前記仮想の前記中心線から左右のいずれか一方側に偏位するように前記内側の層に固定されていることを特徴とする。
請求項2の構成によれば、授乳服本体は、身体側に配置される内側の層と、その内側の層より外側に配置される外側の層とから構成され、中央領域で内側の層と外側の層との一部が重ね合わせられるように配置されるカシュクール状とされる。そして、授乳口覆い部の下端固定部は、内側の層に配置されている。さらに、下端固定部は、仮想の中心線の左右のいずれか一方側に偏位するように配置されている。
そのため、左前身頃と右前身頃のうちで外側に配置された前身頃は、開閉しやすくなっており、逆に内側に配置されている前身頃は開閉しづらくなっていることを解消できるようになっている。つまり、下端固定部が、仮想の中心線の左右のいずれか一方側に偏位するように内側の層でして固定されているため、左右の開閉のし易さが偏らない。従って、両方の前身頃で容易にブラジャーの露出ができ、カップの開閉が行える。
しかも、通常、開閉し易い方の外側の層は、動きに伴って、ブラジャー等が露出されやすいが、下端固定部が、内側の層に配置されているので動きに伴う露出は低減される。
本発明の授乳服によれば、授乳の際には、ブラジャーを手早く外して、乳房を露出でき簡単に授乳することができ、また、授乳時以外では、通常の衣服と変わらない外観を提供することができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限りこれらに限られるものではない。
(第1の実施形態)
図1乃至図3は、本発明の第1の実施形態に係る授乳服10の好ましい実施の形態を示す概略図である。図1は、授乳服10の概略正面図を示しており、図2は、授乳服10の授乳口覆い部12を示す概略正面図であり、図3は、授乳服10の使用態様を説明するための概略説明図となっている。
授乳服10は、使用者の身体の上位に着用される授乳服本体11と、授乳服本体11を着用した際に、授乳服本体11の内側であって、着用している使用者の胸部付近を隠すように乳房を含む胸部領域に配置される授乳口覆い部12とからなっている。
図1の概略正面図は、使用者が授乳服10を着用した際に、身体の前面側に配置されるようになっている側を正面側として図示している。
授乳服本体11の襟刳り部13は、右肩及び左肩から使用者の前面を左右に二分する仮想の中心線である仮想中心線CLに向かって伸びるように形成されており、この仮想中心線CLの部分で、突合せ部13cが形成されるようになっている。この突合せ部13cは、使用者が着用した状態において、使用者の左右の乳房の間の領域に位置するようになっている。そして、襟刳り部13は、使用者の胸部付近まで開口されて露出できるようになっている。つまり、乳房付近まで開口されるようになっている。
また、この授乳服本体11は、その正面側は、襟刳り部13の突合せ部13cから裾までであって、仮想中心線CLを含む領域である中央領域において、前身頃を重ねるように配置されている。
つまり、授乳服10の授乳服本体11の前身頃は、右前身頃16と左前身頃17を有しており、右前身頃16と左前身頃17は突合せ部13cで交差させて、中央領域で重ねあわせられている。
ここで、右前身頃16は、右肩から突合せ部13cに向かって伸びる右襟刳り端部13aと、この右襟刳り端部13aの延長線上であって、この突合せ部13cから左脇下側の乳房の下付近に向かって伸びる右前身頃合わせ端部16aとを有する。
そして、左前身頃17は、左肩から突合せ部13cに向かって伸びる左襟刳り端部13bと、この左襟刳り端部13bの延長線上であって、この突合せ部13cから右脇下側の乳房の下付近に向かって伸びる左前身頃合わせ端部17bとを有する。
以上のような右前身頃16と左前身頃17とが、襟刳り部13の突合せ部13cから裾までであって、仮想中心線CLを含む中央領域において重なるようにされている。ここで、右前身頃16及び左前身頃17は、使用者が着用した際に、使用者の身体の前面に配置され、着用した使用者の右及び左と一致する方向となっている。
つまり、右前身頃16は外側の層となっており、そして、左前身頃17が内側の層となっている。そして、この授乳服本体11の前身頃は、所謂カシュクール状とされている。
そして、この授乳服本体11の少なくとも襟刳り部13は、伸縮性を有する材料で形成されている。伸縮性を有する材料としては、例えば、綿素材・ポリウレタン混のベア天竺等のニット等である。
従って、授乳する際に、使用者は、この襟刳り部13を広げて、乳房の下側位置まで容易にずらすことができるようになっている。
また、この授乳服本体11の内側である使用者の身体側には、授乳口覆い部12が設けられている。この授乳口覆い部12は、襟刳り部13からその一部が露出されるようになっている。そして、この授乳口覆い部12は、使用者の胸部付近を隠すようにされている。つまり、授乳口覆い部12は、正面側からみると、襟刳り部13の突合せ部分13bを頂点する略逆三角形上に露出される部分を有する。
そして、授乳口覆い部12は、授乳服本体11と3箇所で固定されている。つまり、授乳口覆い部12は、授乳服本体11の両脇部分の付近で固定する上側両端固定部である右上側固定部14aと左上側固定部14bとを有する。
この右上側固定部14aと左上側固定部14bの固定位置は、授乳服本体11の内側であって、正面側からは、その固定位置は見えないようになっている。つまり、右上側固定部14aは、襟刳り部13の右側襟刳り部13aよりも右脇近傍の位置に設けられており、左上側固定部14bは、襟刳り部13の左側襟刳り部13bよりも左脇近傍の位置に設けられている。そして、右上側固定部14aと左上側固定部14bの固定位置は、授乳服本体11での仮想中心線CLを中心として、左右対称の位置となるようにされている。
そして、授乳口覆い布12は、この右上側固定部14aと左上側固定部14bとが設けられている端部を繋ぐような直線上の上縁部12cを有している。そして、この上縁部12cのほぼ中央領域の一部が、先に説明したように、襟刳り部13から露出されるようになっており、使用者の胸部付近を隠すようにされている。
また、この授乳口覆い部12は、授乳服本体11の前身頃の仮想中心線CLから少しずれた位置であって、突合せ部13cより下側の位置であって、授乳服本体11の内側で固定される下端固定部である下側固定部15を有している。
そして、授乳服本体11は、上述したように、仮想中心線CLを含む中央領域において、右前身頃16と左前身頃17とが重なるようになっており、使用者の身体側である下側の層は左前身頃17とされている。従って、この授乳口覆い部12の下側固定部15は、授乳服本体11の前身頃であって、下側の層である左前身頃17と固定されるようになっている。
また、この下側固定部15は、仮想中心線CLより偏位した位置に設けられている。つまり、この下側固定部15は、授乳服本体11の仮想中心線CLから左前身頃17の左前身頃合わせ端部17bに寄った位置に設けられるようになっている。そして、この授乳口覆い部12は、伸縮性のある材料で形成されており、例えば、襟刳り部13と同様な材質が挙げられる。ここで、授乳口覆い部12と襟刳り部13は、同質の伸縮性のある材料で形成されていても良く、異なる伸縮性のある材料で形成されていてもよい。
そして、授乳口覆い部12の外形形状は、例えば図2で示すように、上縁部12cは直線状となっている。そして、その上縁部12cの両端には、右上側固定部14aと左上側固定部14bとを授乳服本体11の両脇付近に設けられるようにするため、その外形形状は、授乳服本体11のアームホールの形状に略沿うようになっている。従って、その授乳口覆い部12の外形形状は、上縁部12cの両端から下方向に少し伸びる略直線状とされている。そして、その後、授乳口覆い部12の外形形状は、下側固定部15に向かって斜め下方向に伸びるようにされる。つまり、授乳口覆い部12は、右上側固定部14aが設けられている位置から仮想中心線CLの近傍に向かって、斜め下に延びる右側授乳口縁部12aと、左上側固定部14bが設けられている位置から仮想中心線CLの近傍に向かって、斜め下に延びる左側授乳口縁部12bとを有し、右側授乳口縁部12aと左側授乳口縁部12bとの伸びた先に、下側固定部15を設けている。そして、この右側授乳口縁部12aは、授乳口覆い部12の内側に膨出するR形状となっている。つまり、右側授乳口縁部12aは、右上側固定部14bの上縁部12cと下の位置A1と下側固定部15の仮想中心線CLから右上側固定部14b側にずれた位置A2である右側授乳口縁部12aの下側固定部15と交わる端部A2とを結ぶ仮想線A1−A2を仮定すると、この仮想線A1−A2より内側に湾曲されており、仮想中心線CLや上縁部12cよりに膨出するR形状とされている。つまり、これは、右側授乳口縁部12aは、使用者の右の乳房の形状または授乳用ブラジャー18のカップ部18bの形状に沿うようにされている。
また、図2で示すように、授乳口覆い部12の左側授乳口縁部12bは、左上側固定部14bから下側固定部15に向かって斜めに延びており、その左上側固定部14bから伸びる際は、授乳口覆い部12の内側に膨出するR形状とされた後、下側固定部15の近傍の仮想中心線CLに向かって、斜め直線状に伸びるようにされている。そして、この仮想中心線CLと左側授乳口縁部12bとが交差した点A4から右側授乳口縁部12aの下側固定部15と交わる点である下側固定部15が仮想中心線CLから右上側固定部14b側にずれた位置A2とを繋ぐようにされている。
つまり、左側授乳口縁部12bは、左上側固定部14bの下側の位置A3と下側固定部15が仮想中心線CLから右上側固定部14b側にずれた位置A2を結ぶ仮想線A2−A3を仮定すると、次のようになっている。左側授乳口縁部12bは、左上側固定部14bの下側の位置A3から伸びる際には、仮想線A2−A3の上側である上縁部12c側に膨出するように湾曲して伸びておりR形状とされている。そして、その後、左側授乳口縁部12bは、仮想線A2−A3と交わる付近から仮想中心線CLに位置する点A4に向かって斜め右下方向に直線的に伸びるようになっている。
左側授乳口縁部12bは、以上のような外形形状をもっている。
従って、左側授乳口縁部12bは、左上側固定部14bの下側の位置A3から伸びるR形状とされている部分は使用者の左の乳房の形状または授乳用ブラジャー18のカップ部18bの形状に沿うようにされており、そして、その後の直線的に伸びる部分は、授乳服本体11の左襟刳り部13bと左前身頃合わせ端部17bとの距離を一定とするように略沿うようにされている。
ここで、図1に戻って、更に、授乳口覆い部12と襟刳り部13との関係を説明する。
右側授乳口縁部12aは、上述したような形状となっており、右上側固定部14aの下側であって右脇下から仮想中心線CLの近傍に設けられた下側固定部15の位置に向かって、湾曲して伸びている。この右側授乳口縁部12aは、右襟刳り端部13aに沿うように徐々に近づき、襟刳り部13の突合せ部13cを超えた当たりから徐々に離間するように湾曲して設けられている。従って、右側授乳口縁部12aは、使用者の乳房の領域において、右襟刳り端部13aの形状に略沿うように形成されるようになっている。つまり、右側授乳口縁部12aは、右襟刳り端部13a側に膨出するR形状とされている。これは、後述するように、使用者の乳房の形状ある授乳用ブラジャー18のカップ部18bの形状に沿うようになっている。
次に、左側授乳口縁部12bは、上述したような形状となっており、左上側固定部14bの下側であって左脇下から仮想中心線CLの近傍に設けられた下側固定部15の位置に向かって湾曲するように伸びた後、仮想中心線CLに向かうように斜め下に直線的に延びている。つまり、左側授乳口縁部12bは、左襟刳り端部13bに沿うように徐々に近づくように湾曲して伸びた後、その左襟刳り端部13bとの距離を変えないように仮想中心線CLと交わるまで直線的に斜め下に伸びていき、仮想中心線CLより少し右寄りに設けられた下側固定部15とを繋ぐようになっている。つまり、左側授乳口縁部12bは、使用者の乳房の領域において、左襟刳り端部13bの形状に略沿うように形成されるようになっている。
これは、下側固定部15を仮想中心線CLから偏位した位置に設けることで、下側の層である左前身頃17を開く際に、左上側固定部14bと下側固定部15との距離を確保して、授乳用ブラジャー18や乳房を露出し易くするためである。
そして、この授乳口覆い部12の下側固定部15は、授乳服本体11の仮想中心線CLより、偏位した位置に設けられている。ここでは、下側の層である左前身頃17に固定されており、その位置は、仮想中心線CLから若干、右にずれた位置となっている。
これは、授乳服本体11の前身頃が、その仮想中心線CLの領域で重なるようなカシュクール状とされていることによる。
つまり、授乳服本体11は以上のように構成されているので、外側の層である右前身頃16は、その右襟刳り端部13aと右前身頃合わせ端部16aとを乳房の下側の位置までずらし易くなっており、開閉しやすくなっているが、その反面、使用者の動きに伴い、ブラジャー等が露出しやすいようにもなっている。
そして、授乳服本体11は、内側の層である左前身頃17が使用者の身体に沿うようにされている為、左側襟刳り端部13bと左前身頃合わせ端部17bとを乳房の下側に下げた際に、授乳口覆い部12から乳房が露出し難くなる。つまり、これは授乳口覆い部12の左上側固定部14bと仮想中心線CLで固定された下側固定部15との距離が短くなるため、開閉しずらくなってしまうことによる。
従って、授乳口覆い部12の下側固定部15が、上述のように、授乳服本体11の仮想中心線CLから少し偏位した位置である右の乳房寄りであって、内側の層である左前身頃17の左前身頃合わせ端部17bの付近で固定されている。つまり、下側固定部15は、仮想中心線CLより、外側の層の襟刳り部13が設けられている片側の領域に設けられている。その為、外側の層である右前身頃16の開閉し易すくできる。また、さらに、使用者の動きに伴ってずれてブラジャー等が露出してしまうことを防止できる。また、それと共に、内側の層である左前身頃17をずらした際に、授乳口覆い部12からの乳房の露出は妨げないようになっている。
例えば、図3で示すように、この授乳服10の使用状態を示して説明する。
通常、使用者は乳房を保護するためや母乳漏れを防ぐ母乳パッドを装着するために、所謂、授乳用ブラジャー18を着用している。この授乳用ブラジャー18は、授乳し易いように、カップ部18bが開閉し易くなっている。例えば、授乳用ブラジャー18は、カッブ部18bの上部18aにフック等を設けて上部18aで開閉できるようになっていたり、または、左右のカップ部18bの間にフック等を設けて左右で開閉できるようになっている。ここでは、上部18aにフック等を設けた授乳用ブラジャー18を示して説明している。
この授乳服10の授乳口覆い部12の右側授乳口縁部12aは、上述したように、授乳口覆い部12の内側に膨出するR形状となっており、授乳用ブラジャー18のカップ部18bに沿うようになっている。
従って、右前身頃16の右襟刳り部13aと右前身頃合わせ端部16aとを引き下げた際に、右側授乳口縁部12aは、授乳用ブラジャー18のカップ部18bが露出しやすくなり、授乳口覆い部12の上縁部12cの上側に露出する授乳用ブラジャー18の上部18aのフック等を容易に外すことができ、を授乳用ブラジャー18のカップ部18bの開閉が易くなっているため、容易に乳房を露出して、授乳することができるようになっている。
そして、左前身頃17の左襟刳り部13bと左前身頃合わせ端部17bとを引き下げた際においては、上述したように、下側固定部15が、仮想中心線CLより偏位した位置であって、右の乳房側に寄った位置であって、内側の層である左前身頃17に固定されているので、左上側固定部14bと下側固定部15との距離は、下側固定部15を仮想中心線CL上の位置A4に設けた場合と比較して長くすることができる。このため、左前身頃17を開く際においても、授乳用ブラジャー18や乳房を露出し易くすることができるようになっている。
そして、上述したように、授乳口覆い部12は、襟刳り部13からその一部が露出されており、襟刳り部13の突合せ部分13bを頂点する略逆三角形上に露出される部分を有する。そして、この突合せ部分13bを頂点として、右襟刳り端部13aと左襟刳り端部13bとで囲まれた領域の成す角Bが、授乳口覆い部12の下側固体部15を頂点とする右上側固定部14aと左上側固定部14bとで囲まれる領域の成す角Aとを比較すると、角Aは角Bより大きくなっている。そして、角Aは角Bより下側に配置されるようになっており、突合せ部13cより下側の領域に位置されている。
このため、使用者の動きに伴う隙間はでき難く、授乳時には乳房を露出することが容易となっている。
また、授乳口覆い部12の形状は、その変形例として、例えば、図4の形状とすることもできる。図4の授乳口覆い部122の形状と図2の授乳口覆い部12の形状との違いは、左側授乳口縁部122bの形状の違いである。
図2の左側授乳口縁部12bは、上述したように、左上側固定部14bの下側であって左脇下から仮想中心線CLの近傍に設けられた下側固定部15の位置に向かって左襟刳り端部13b側に膨出するように湾曲して伸びた後、仮想中心線CLに向かうように斜め下に直線的に延びていたのに対し、図4の左側授乳口縁部122bの形状は、左上側固定部14bの下側であって左脇下から仮想中心線CLの近傍に設けられた下側固定部15の位置に向かって左襟刳り端部13b側に膨出するように湾曲して伸びた後、左襟刳り端部13bと離間する側に膨出するように湾曲して伸びている点である。
授乳口覆い部122の形状が上述のようにされているので、授乳服本体11との関係で説明すると、授乳口覆い部122の左側授乳口縁部122bは、左上側固定部14aに近い方は左襟刳り端部13b側に膨出するように湾曲しており、下側固定部15に近い方は、左襟刳り端部13bと離間する側に膨出するように湾曲している。
従って、授乳服本体11に授乳口覆い部122を設けた授乳服10は、授乳口覆い部122の下側固定部15が授乳服本体11の仮想中心線CLから外側の層である右前身頃16側寄りに設けられている場合において、使用者の動きに際に、下側固定部15に近い方は、左襟刳り端部13bと離間する側に膨出するように湾曲しているので、授乳口覆い部122がずれて授乳用ブラジャー18や乳房が露出し易くなるのを更に低減することが可能となる。
また、本実施形態の授乳口覆い部12(または、乳口覆い部122)は、上側両端固定部である右上側固定部14aと左上側固定部14b及び、下端固定部である下側固定部15は、授乳服本体11に縫いついけて固定されるようにしたり、スナップ、ボタンや面ファスナー等で着脱可能に固定されていても良い。
このように、着脱可能に固定されている場合は、例えば、授乳期を過ぎた場合に、この授乳口覆い部12(または、授乳口覆い部122)を取外して、授乳服本体11のみを活用することができる。そして、例えば、このように授乳口覆い部12(または、授乳口覆い部122)を取外した授乳服本体11は、別の上衣に重ね着して、通常の衣服として活用することもできる。
また、授乳口覆い部12(または、授乳口覆い部122)は、ここでは、上縁部12cが直線状のものとしているが、例えば、上縁部12cを使用者の首部の近傍に設けるようにしてもよく、例えば丸首状やタートルネック状やハイネック状とされていてもよい。
(第2の実施形態)
図5及び図6は、本発明の第2の実施形態に係る授乳服20及び授乳口覆い部22を示す概略正面図である。
第1の実施形態の授乳服10と同一の符号を付した箇所は共通の構成であるから、詳細な説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
第2の実施形態に係る授乳服20が、第1の実施形態に係る授乳服10と異なる点は、主に、授乳服本体21の前身頃等の外形形状と授乳口覆い部22の外形形状である。
まず、第2の実施形態に係る授乳服20は、その授乳服本体21の形状が授乳服20の仮想中心線CLで左右に開閉が可能とされている点である。
つまり、第1の実施形態に係る授乳服本体10は、上述したように、仮想中心線CLを含む領域において、外側の層である右前身頃16と内側の層である左前身頃17の一部が重なるように構成されたカシュクール状とされていた。
これに対し、第2の実施形態に係る授乳服本体20は、右前身頃26と左前身頃27とで授乳服本体20の前身頃が構成されており、仮想中心線CLの領域において、右前身頃26と左前身頃27の一部が重なるようにされ、その重なった部分にボタンやフック、面ファスナー、ファスナー等の合わせ手段を設けて左右に開閉可能とされている。
そして、襟刳り部13は、使用者の乳房近傍まで開口されており、伸縮性のある材料で形成されている点は、第1の実施形態と同様となっている。また、右襟刳り部13aと左襟刳り部13bとの突合せ部13cは、授乳服20の前身頃の仮想中心線CL上に配置されるようになっている。
そして、第1の実施形態と同様に、実施形態の授乳服20の授乳服本体21の内側には、授乳口覆い部22が設けられている。
この授乳口覆い部22は、図6でその概略外形形状を示すように、略逆三角形状とされている。つまり、授乳口覆い部22は、直線状に伸びる上縁部22cと、上縁部22cの両端には、授乳服本体20の両脇付近で固定される為の上側両端固定部である右上側固定部24aと左上側固定部24bとが設けられている。この右上側固定部24a及び左上側固定部24bは、授乳服本体21の両脇付近で固定できるように、その外形形状は略アームホールに沿った形状となっていてもよい。そして、授乳口覆い部22は、右上側固定部24aと左上側固定部24bから下側固定部25bに向かって、斜め下側方向に直線的に延びる右側授乳口縁部22aと左側授乳口縁部22bを有している。そして、この授乳口覆い部22は、伸縮可能な材料で形成されている点は、第1の実施形態と同様である。
また、右上側固定部24a、左上側固定部24b及び下側固定部25は、それぞれ授乳服本体21と着脱可能に固定されており、例えば、スナップボタンやボタン、面ファスナー等の固定手段により固定されている。この場合は、例えば、授乳口覆い部22の授乳服本体21と接する面の右上側固定部24a、左上側固定部24b及び下側固定部25の位置に、固定手段としてのスナップボタンの雄側や、ボタンホール、面ファスナーの雄側等を設ける。そして、授乳服本体21の内側であって、授乳口覆い部と対面する面において授乳口覆い部22の各固定手段に対応する位置に、各固定手段の受け側としてのスナップボタンの雌側や、ボタン、面ファスナーの雌側等を設けるようにしている。
従って、この授乳口覆い部22は、授乳服本体21に対して着脱可能とされており、授乳に際し、授乳口覆い部22が汚れてしまった場合など、容易に交換が可能である。
そして、この授乳口覆い部22は、襟刳り部13から一部を露出するように配置されている。つまり、襟刳り部13の右襟刳り部13aと左襟刳り部13bの間に授乳口覆い部22の上縁部22cの一部が配置されるようになっており、突合せ部13cを頂点として略逆三角形状に授乳口覆い部22の一部が露出するようになっている。そして、この突合せ部13cを頂点として、右襟刳り部13aと左襟刳り部13bとの成す角度Bは、授乳口覆い部22の下側固定部25を頂点として、右側授乳口縁部22aと左側授乳口縁部22bとの成す角度Aより小さい関係となっている。
つまり、襟刳り部13の突合せ部13cを頂点とする略逆三角形状を有する開口形状より、授乳口覆い部22の下側固定部25から授乳服本体21の両脇に設けられた右上側固定部24a及び左上側固定部24bとを繋いだ下側固定部25を頂点とする略逆三角形状を有する外形形状は広がった形状となっている。
そして、図5に戻って、この授乳口覆い部22と授乳服本体21との関係を説明する。
授乳口覆い部22の右側授乳口部22aは、右脇付近の右上側固定部24aから下側固定部25に向かって斜め下方向に伸びるように形成されており、右襟刳り部13aに略沿うように形成されている。また、左側授乳口縁部22bも同様に、左脇付近の左上側固定部24bから下側固定部25に向かって斜め下方向に伸びるように形成されており、左襟刳り部13bに略沿うように形成されている。
そして、下側固定部15は、授乳服20の仮想中心線CLを含む中央領域に配置されるようになっている。ここでは、授乳服本体21の右前身頃26と左前身頃27とを合わせて上述のように合わせ手段を設けた場合に、下側に配置される左前身頃27と固定されるようになっている。そして、その位置は、授乳服本体の仮想中心線CLの付近に配置されている。そして、この授乳服20の授乳口覆い部22はこの仮想中心線CLで左右の形状を略対称とされている。
この授乳服20は、仮想中心線CLで、左右をほぼ対象の形状とされている。これは、この授乳服本体21の右襟刳り部13aまたは左襟刳り部13bとの広げ易さは、両方の側であまり変わらないようになっている。そして、使用者が授乳する際に、右襟刳り部13aまたは左襟刳り部13bを引張るようにして広げ、授乳用ブラジャー18または乳房を露出するように、授乳用ブラジャー18のアンダーバスト部分または乳房の下側付近まで、この右襟刳り部13aまたは左襟刳り部13bを下げる。そして、この場合、授乳口覆い部22の右側授乳口縁部22aまたは左側授乳口縁部22bとは、それぞれ、授乳服本体21の襟刳り部13のそれぞれの右襟刳り部13aまたは左襟刳り部13bに略沿うように形成されており、使用者のそれぞれの右または左の乳房に対応する領域を有するようになっている。
このため、使用者の動きに際し、襟刳り部13から授乳用ブラジャー18のカップ部18bや乳房が容易に露出しないようになっている。また、襟刳り部13を開いて、授乳用ブラジャー18あるいは乳房を露出しやすいようにもなっている。
また、授乳服本体21が、授乳服20の前身頃側の仮想中心線CLで左右に開閉可能となっている場合は、使用者は、この合わせ手段を開閉することで、襟刳り部13を調整できるようになっている。また、前身頃側で開閉可能となっているので、例えば、授乳している際であっても、容易に着脱することが可能となる。
授乳口覆い部22は、ここでは略逆三角形状のものを例に挙げて説明しているが、例えば、上縁部22cが使用者の首部近傍まで配置されるような丸首状や、ハイネック状、タートル状となるように設けられていてもよい。そして、このような授乳口覆い部22の形状が種々用意されていれば、使用者の好みによって、使用者が容易に交換することができる。
また、授乳服本体21の襟刳り部13の形状は、ここでは、突合せ部13cを頂点とする略逆三角形状の開口とされる所謂V字のネックの形状を例を挙げて説明しているが、例えば、突合せ部13cを曲線状に配置されるような所謂U字のネックの形状とすることもできる。ここで、授乳服本体20は、前身頃の仮想中心線CLで左右に開閉可能となっている。従って、例えば、授乳時においては、U字ネックの突合せ部13cの付近に配置されている合わせ手段である例えば、第一ボタン等を外して、襟刳りを拡げる。すると、拡げられた襟は、略V字の形状となり、授乳口覆い部22の右側授乳口縁部22aと左側授乳口縁部22bとは、この拡げられた襟刳りと略沿うようになる。従って、授乳に際し、授乳用ブラジャー18や乳房等を露出し易くできるようになる。
ところで、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。例えば、授乳服の授乳服本体の前身頃が、右前身頃と左前身頃とから構成されたものを示しているが、例えば、右前身頃と左前身頃を合わせて1つのものであってもよい。この場合は、襟刳り部は使用者の胸部付近である乳房の付近まで開口されるように形成されていれば良い。また、上述の第2の実施形態と同様な形状の授乳口覆い部22を用いて、その授乳服本体の前身頃の内側である使用者側に配置するようにすればよい。そして、授乳口覆い部22の一部がその襟刳り部から露出するように配置されるようになっていればよい。そして、授乳服本体の両脇付近で授乳口覆い部22の上縁部を固定する上側両端固定部を形成し、両方の乳房の間付近に位置される襟刳り部の下側付近であって、授乳服の略中心領域に下側固定部を設けるように構成することもできる。また、上記実施形態の各構成は、その一部を省略し、あるいは上記と異なるように任意に組み合わせることもできる。
本発明の第1の実施形態に係る授乳服の概略正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る授乳服の授乳口覆い部の概略正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る授乳服を着用して授乳する際の使用状態を説明するための概略説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る授乳服の授乳口覆い部の変形例を示す概略正面図である。 本発明の第2の実施形態に係る授乳服の概略正面図である。 本発明の第2の実施形態に係る授乳服の授乳口覆い部の概略正面図である。
符号の説明
10,20・・・授乳服、11,21・・・授乳服本体、12,22,122・・・授乳口覆い部、12a,22a・・・右側授乳口縁部、12b,22b,122b・・・左側授乳口縁部、12c,22c・・・上縁部、13・・・襟刳り部、13a・・・右襟刳り部、13b・・・左襟刳り部、13c・・・突合せ部、14a,24a・・・右上側固定部、14b,24b・・・左上側固定部、15,25・・・下側固定部、16,26・・・右前身頃、16a・・・右前身頃合わせ端部、17・・・左前身頃、17b・・・左前身頃合わせ端部、18・・・授乳用ブラジャー、18a・・・上部、18b・・・カップ部

Claims (2)

  1. 授乳を行う使用者が着用する伸縮性を有する授乳服であって、
    着用時に前記使用者の身体上部に配置され、前記使用者の胸部付近まで開口するようにした襟刳り部を有する授乳服本体と、
    前記授乳服本体の内側であって、前記襟刳り部から一部を露出するようにして前記使用者の胸部付近を隠す授乳口覆い部と、
    を備え、
    前記授乳口覆い部は、前記授乳服本体の前記襟刳り部より両脇側に固定される上側両端固定部と、前記襟刳り部の下側であって、前記使用者の前面を左右に二分する仮想の中心線を含む中央領域に固定される下端固定部と、を有しており、
    前記上側両端固定部と前記下端固定部を繋ぐ縁部は前記使用者の乳房に対応する領域が、前記襟刳り部の形状と略沿うように形成されていること
    を特徴とする授乳服。
  2. 前記授乳服本体は、前記使用者の前記身体側に配置される内側の層と、その内側の層より外側に配置される外側の層とから構成され、前記中央領域で前記内側の層の一部と前記外側の層の一部とが重ね合わせられるように配置されるカシュクール状とされており、
    前記下端固定部は、前記仮想の前記中心線から左右のいずれか一方側に偏位するように前記内側の層に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の授乳服。
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