JP2008212274A - 画像表示装置、遊技機、画像データ検査方法、画像データ検査プログラム、および記録媒体 - Google Patents
画像表示装置、遊技機、画像データ検査方法、画像データ検査プログラム、および記録媒体 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】画像データの検査時間を短縮できる画像表示装置を提供する。
【解決手段】画像表示装置4は、表示部42と、画像データを格納したCGROM416と、表示部42に画像を表示させるGPU412と、GPU412を制御するCPU411とを備える。GPU412は、CPU411にてデータを読み出し可能に構成されCGROM416から転送されるデータを記憶可能とする中継メモリ4121を備える。CPU411は、CGROM416の画像データのうち所定の情報量のデータを中継メモリ4121の複数の記憶領域のうち一の記憶領域に転送させる転送制御を実施する転送制御部4111と、転送制御部4111にて転送制御が実施されている際、転送制御部4111による従前の転送制御によりデータが転送された記憶領域のデータを読み出してチェックサム値を算出するチェックサム値算出部4112とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】画像表示装置4は、表示部42と、画像データを格納したCGROM416と、表示部42に画像を表示させるGPU412と、GPU412を制御するCPU411とを備える。GPU412は、CPU411にてデータを読み出し可能に構成されCGROM416から転送されるデータを記憶可能とする中継メモリ4121を備える。CPU411は、CGROM416の画像データのうち所定の情報量のデータを中継メモリ4121の複数の記憶領域のうち一の記憶領域に転送させる転送制御を実施する転送制御部4111と、転送制御部4111にて転送制御が実施されている際、転送制御部4111による従前の転送制御によりデータが転送された記憶領域のデータを読み出してチェックサム値を算出するチェックサム値算出部4112とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像表示装置、遊技機、画像データ検査方法、画像データ検査プログラム、および記録媒体に関する。
従来、パチンコ機等の遊技機において、所定の演出パターンの画像を表示する画像表示装置(可変表示装置)を備えた構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の画像表示装置は、画像を表示する表示部と、表示用の画像データを格納した画像データ記憶部(CGROM(Read Only Memory))と、表示部に画像データに基づく画像を表示させる表示制御部(GPU(Graphic Processing Unit))と、表示制御部により画像データに基づく画像が仮想的に描画される描画用記憶部(表示バッファ)と、表示制御部を制御する主制御部(CPU(Central Processing Unit))等を備えている。そして、主制御部と表示制御部とが情報を伝送可能に接続され、表示制御部と画像データ記憶部および描画用記憶部とが情報を伝送可能に接続されている。
特許文献1に記載の画像表示装置は、画像を表示する表示部と、表示用の画像データを格納した画像データ記憶部(CGROM(Read Only Memory))と、表示部に画像データに基づく画像を表示させる表示制御部(GPU(Graphic Processing Unit))と、表示制御部により画像データに基づく画像が仮想的に描画される描画用記憶部(表示バッファ)と、表示制御部を制御する主制御部(CPU(Central Processing Unit))等を備えている。そして、主制御部と表示制御部とが情報を伝送可能に接続され、表示制御部と画像データ記憶部および描画用記憶部とが情報を伝送可能に接続されている。
このような構成の画像表示装置では、主制御部から直接、画像データ記憶部にアクセスできない構成となっている。このため、画像データ記憶部に格納された画像データに誤りがあるか否かを検査する際、通常、以下に示すような画像データ検査方法が採用されている。
先ず、主制御部は、画像データ記憶部に格納された画像データのうち所定の情報量のデータを表示バッファに転送させる。
次に、主制御部は、表示バッファに転送させたデータを、表示制御部内に設けられたメモリ(中継用記憶部)に転送させる。ここで、中継用記憶部にデータが転送されることで、主制御部は、データを読み出し可能な状態となる。
そして、主制御部は、中継用記憶部に記憶されたデータを読み出してチェックサム値の算出を実施する。
主制御部は、画像データ記憶部に格納された全データのチェックサム値を算出するまで、上述した処理を繰り返し実施する。
そして、主制御部は、画像データ記憶部に格納された全データのチェックサム値を算出した後、照合値と全データのチェックサム値とを照合し、一致した場合に誤りがないものと判定し、一致しなかった場合に誤りがあるものと判定する。
先ず、主制御部は、画像データ記憶部に格納された画像データのうち所定の情報量のデータを表示バッファに転送させる。
次に、主制御部は、表示バッファに転送させたデータを、表示制御部内に設けられたメモリ(中継用記憶部)に転送させる。ここで、中継用記憶部にデータが転送されることで、主制御部は、データを読み出し可能な状態となる。
そして、主制御部は、中継用記憶部に記憶されたデータを読み出してチェックサム値の算出を実施する。
主制御部は、画像データ記憶部に格納された全データのチェックサム値を算出するまで、上述した処理を繰り返し実施する。
そして、主制御部は、画像データ記憶部に格納された全データのチェックサム値を算出した後、照合値と全データのチェックサム値とを照合し、一致した場合に誤りがないものと判定し、一致しなかった場合に誤りがあるものと判定する。
上述した画像データ検査方法では、中継用記憶部にデータを転送する処理(表示バッファにデータを転送する処理を含む)と中継用記憶部に記憶されたデータのチェックサム値を算出する処理とを繰り返し実施しているため、画像データの検査時間としては、各処理の累積時間となる。
ここで、画像データの検査時間を短縮するためには、主制御部を高性能なものとし、チェックサム値を算出する処理に掛かる時間を短縮することが考えられる。しかしながら、画像の表示という観点からは、主制御部を高性能なものとするよりも、表示制御部を高性能なものとする方が全体の性能向上への寄与が大きいものである。
このため、主制御部を高性能化することなく、画像データの検査時間を短縮できる技術が要望されている。
ここで、画像データの検査時間を短縮するためには、主制御部を高性能なものとし、チェックサム値を算出する処理に掛かる時間を短縮することが考えられる。しかしながら、画像の表示という観点からは、主制御部を高性能なものとするよりも、表示制御部を高性能なものとする方が全体の性能向上への寄与が大きいものである。
このため、主制御部を高性能化することなく、画像データの検査時間を短縮できる技術が要望されている。
本発明の目的は、画像データの検査時間を短縮できる画像表示装置、遊技機、画像データ検査方法、画像データ検査プログラム、および記録媒体を提供することにある。
本発明の画像表示装置は、画像を表示する表示部と、表示用の画像データを格納した画像データ記憶部と、前記表示部および前記画像データ記憶部と情報を伝送可能に接続し前記表示部に前記画像データに基づく画像を表示させる表示制御部と、前記表示制御部と情報を伝送可能に接続し前記表示制御部を制御する主制御部とを備えた画像表示装置であって、前記表示制御部は、前記主制御部にてデータを読み出し可能に構成され、前記画像データ記憶部から転送されるデータを記憶可能とする中継用記憶部を備え、前記主制御部は、前記画像データ記憶部に格納された画像データのうち所定の情報量のデータを、前記中継用記憶部における区画された複数の記憶領域のうち一の記憶領域に転送させる転送制御を実施する転送制御部と、前記転送制御部にて転送制御が実施されている際、前記中継用記憶部における複数の記憶領域のうち前記転送制御部による従前の転送制御によりデータが転送された記憶領域のデータを読み出してチェックサム値を算出するチェックサム値算出部とを備えていることを特徴とする。
本発明では、画像表示装置を構成する主制御部は、転送制御部およびチェックサム算出部を備えているので、以下に示すように、画像データの検査(誤り検出検査)を実施できる。
なお、以下では、説明を簡略化するために、中継用記憶部が第1記憶領域および第2記憶領域の2つの記憶領域を有するものとする。
先ず、転送制御部は、表示制御部に所定の制御指令を出力し、画像データ記憶部に格納された画像データのうち所定の情報量のデータを、中継用記憶部の一の記憶領域(第1記憶領域)に転送させる転送制御を実施する。
次に、転送制御部は、表示制御部に所定の制御指令を出力し、画像データ記憶部に格納された画像データのうち所定の情報量の他のデータを、中継用記憶部の他の記憶領域(従前の転送制御によりデータを転送させた記憶領域(第1記憶領域)とは異なる記憶領域(第2記憶領域))に転送させる転送制御を実施する(転送制御ステップ)。
チェックサム値算出部は、転送制御部にて上記転送制御ステップが実施されている際、中継用記憶部における記憶領域のうち転送制御部による従前の転送制御によりデータが転送された記憶領域(上記転送制御ステップが実施されデータが転送されている記憶領域(第2記憶領域)とは異なる記憶領域(第1記憶領域))のデータを読み出してチェックサム値を算出する(チェックサム値算出ステップ)。
そして、主制御部は、画像データ記憶部に格納された全データのチェックサム値を算出するまで、上述した転送制御ステップおよびチェックサム値算出ステップの並列処理を繰り返し実施する。
なお、以下では、説明を簡略化するために、中継用記憶部が第1記憶領域および第2記憶領域の2つの記憶領域を有するものとする。
先ず、転送制御部は、表示制御部に所定の制御指令を出力し、画像データ記憶部に格納された画像データのうち所定の情報量のデータを、中継用記憶部の一の記憶領域(第1記憶領域)に転送させる転送制御を実施する。
次に、転送制御部は、表示制御部に所定の制御指令を出力し、画像データ記憶部に格納された画像データのうち所定の情報量の他のデータを、中継用記憶部の他の記憶領域(従前の転送制御によりデータを転送させた記憶領域(第1記憶領域)とは異なる記憶領域(第2記憶領域))に転送させる転送制御を実施する(転送制御ステップ)。
チェックサム値算出部は、転送制御部にて上記転送制御ステップが実施されている際、中継用記憶部における記憶領域のうち転送制御部による従前の転送制御によりデータが転送された記憶領域(上記転送制御ステップが実施されデータが転送されている記憶領域(第2記憶領域)とは異なる記憶領域(第1記憶領域))のデータを読み出してチェックサム値を算出する(チェックサム値算出ステップ)。
そして、主制御部は、画像データ記憶部に格納された全データのチェックサム値を算出するまで、上述した転送制御ステップおよびチェックサム値算出ステップの並列処理を繰り返し実施する。
以上のように、主制御部は、中継用記憶部の一の記憶領域にデータを転送させる処理(転送制御ステップ)と、中継用記憶部における従前の転送制御によりデータを転送させた他の記憶領域のデータのチェックサム値を算出する処理(チェックサム値算出ステップ)とを並列的に実施する。このことにより、画像データの検査時間は、転送制御ステップおよびチェックサム値算出ステップの並列処理に掛かる時間に、転送制御ステップおよびチェックサム値算出ステップの並列処理を繰り返し実施した回数を乗算した時間に略一致する。したがって、従来の検査時間(中継用記憶部にデータを転送する処理と中継用記憶部に記憶されたデータのチェックサム値を算出する処理とを繰り返し実施した各処理の累積時間)に対して、検査時間を短縮できる。特に、画像データ記憶部の記憶容量が大きい場合、すなわち、画像データ記憶部に格納された画像データの情報量が大きい場合には、従来の画像データの検査時間に対して、大幅な時間短縮を実現できる。また、このような構成であれば、主制御部を高性能化する必要もない。
本発明の画像表示装置では、前記表示制御部と情報を伝送可能に接続し、前記画像データ記憶部から転送されるデータを記憶可能とする描画用記憶部を備え、前記中継用記憶部は、第1記憶領域および第2記憶領域の2つの記憶領域を有し、前記第1記憶領域および前記第2記憶領域は、それぞれ前領域および後領域の2つの記憶領域にさらに区画され、前記転送制御部は、前記画像データ記憶部に格納された画像データのうち所定の情報量のデータを、前記描画用記憶部に転送させる第1の転送制御と、前記描画用記憶部に転送させた前記所定の情報量のデータを、前記第1記憶領域または前記第2記憶領域に転送させる第2の転送制御とを実施し、前記チェックサム値算出部は、前記転送制御部にて前記第1の転送制御が実施されている際、前記第1記憶領域および前記第2記憶領域のうち前記転送制御部による従前の第2の転送制御によりデータが転送された記憶領域における前記前領域のデータを読み出してチェックサム値を算出し、前記転送制御部にて前記第2の転送制御が実施されている際、前記第1記憶領域および前記第2記憶領域のうち前記転送制御部による従前の第2の転送制御によりデータが転送された記憶領域における前記後領域のデータを読み出してチェックサム値を算出することが好ましい。
また、前記前領域および前記後領域は、それぞれ等分割で区画された構成としてもよいが、必要に応じて前記第1の転送制御と前記第2の転送制御との各実行時間(データの転送開始から転送完了までの転送時間)に合わせて区画された構成とすることが好ましい。
また、前記前領域および前記後領域は、それぞれ等分割で区画された構成としてもよいが、必要に応じて前記第1の転送制御と前記第2の転送制御との各実行時間(データの転送開始から転送完了までの転送時間)に合わせて区画された構成とすることが好ましい。
本発明では、画像表示装置は、上述した構成を有しているので、以下に示すように、画像データの検査を実施できる。
先ず、転送制御部は、表示制御部に所定の制御指令を出力し、画像データ記憶部に格納された画像データのうち所定の情報量のデータを、描画用記憶部に転送させる第1の転送制御を実施する。
次に、転送制御部は、表示制御部に所定の制御指令を出力し、描画用記憶部に転送されたデータを、中継用記憶部の一の記憶領域(第1記憶領域)に転送させる第2の転送制御を実施する。
次に、転送制御部は、表示制御部に所定の制御指令を出力し、画像データ記憶部に格納された画像データのうち所定の情報量の他のデータを、描画用記憶部に転送させる第1の転送制御を実施する(第1の転送制御ステップ)。
チェックサム値算出部は、転送制御部にて上記第1の転送制御ステップが実施されている際、中継用記憶部における記憶領域のうち転送制御部による従前の第2の転送制御によりデータが転送された記憶領域(第1記憶領域)における前領域のデータを読み出してチェックサム値を算出する(第1のチェックサム値算出ステップ)。
次に、転送制御部は、表示制御部に所定の制御指令を出力し、上記第1の転送制御ステップにて描画用記憶部に転送させたデータを、中継用記憶部の他の記憶領域(従前の第2の転送制御によりデータを転送させた記憶領域(第1記憶領域)とは異なる記憶領域(第2記憶領域))に転送させる第2の転送制御を実施する(第2の転送制御ステップ)。
チェックサム値算出部は、転送制御部にて上記第2の転送制御ステップが実施されている際、中継用記憶部における記憶領域のうち従前の第2の転送制御によりデータが転送された記憶領域(第1記憶領域)における後領域のデータを読み出してチェックサム値を算出する(第2のチェックサム値算出ステップ)。
そして、主制御部は、画像データ記憶部に格納された全データのチェックサム値を算出するまで、上述した第1の転送制御ステップおよび第1のチェックサム値算出ステップの並列処理と、第2の転送制御ステップおよび第2のチェックサム値算出ステップの並列処理とを繰り返し実施する。
先ず、転送制御部は、表示制御部に所定の制御指令を出力し、画像データ記憶部に格納された画像データのうち所定の情報量のデータを、描画用記憶部に転送させる第1の転送制御を実施する。
次に、転送制御部は、表示制御部に所定の制御指令を出力し、描画用記憶部に転送されたデータを、中継用記憶部の一の記憶領域(第1記憶領域)に転送させる第2の転送制御を実施する。
次に、転送制御部は、表示制御部に所定の制御指令を出力し、画像データ記憶部に格納された画像データのうち所定の情報量の他のデータを、描画用記憶部に転送させる第1の転送制御を実施する(第1の転送制御ステップ)。
チェックサム値算出部は、転送制御部にて上記第1の転送制御ステップが実施されている際、中継用記憶部における記憶領域のうち転送制御部による従前の第2の転送制御によりデータが転送された記憶領域(第1記憶領域)における前領域のデータを読み出してチェックサム値を算出する(第1のチェックサム値算出ステップ)。
次に、転送制御部は、表示制御部に所定の制御指令を出力し、上記第1の転送制御ステップにて描画用記憶部に転送させたデータを、中継用記憶部の他の記憶領域(従前の第2の転送制御によりデータを転送させた記憶領域(第1記憶領域)とは異なる記憶領域(第2記憶領域))に転送させる第2の転送制御を実施する(第2の転送制御ステップ)。
チェックサム値算出部は、転送制御部にて上記第2の転送制御ステップが実施されている際、中継用記憶部における記憶領域のうち従前の第2の転送制御によりデータが転送された記憶領域(第1記憶領域)における後領域のデータを読み出してチェックサム値を算出する(第2のチェックサム値算出ステップ)。
そして、主制御部は、画像データ記憶部に格納された全データのチェックサム値を算出するまで、上述した第1の転送制御ステップおよび第1のチェックサム値算出ステップの並列処理と、第2の転送制御ステップおよび第2のチェックサム値算出ステップの並列処理とを繰り返し実施する。
以上のように、主制御部は、画像データ記憶部から描画用記憶部にデータを転送する処理(第1の転送制御ステップ)と、中継用記憶部における従前の第2の転送制御によりデータを転送させた記憶領域における前領域のデータのチェックサム値を算出する処理(第1のチェックサム値算出ステップ)とを並列的に実施する。また、主制御部は、描画用記憶部から中継用記憶部の一の記憶領域にデータを転送させる処理(第2の転送制御ステップ)と、中継用記憶部における従前の第2の転送制御によりデータを転送させた記憶領域における後領域のデータのチェックサム値を算出する処理(第2のチェックサム値算出ステップ)とを並列的に実施する。このことにより、描画用記憶部を有する一般的な画像表示装置において、上述した画像データの検査時間を短縮できるという効果を好適に図れる。
本発明の画像表示装置では、前記転送制御部は、従前の転送制御によるデータの転送が完了した場合に、前記転送制御を開始することが好ましい。
ところで、転送制御とチェックサム値の算出とを並列処理する構成において、転送制御の実行時間(データの転送開始から転送完了までの転送時間)の方がチェックサム値の算出時間よりも長い場合、チェックサム値の算出が終了した時点で次の転送制御を開始するとデータの転送内容に不具合が生じる恐れがある。
本発明では、転送制御部は、従前の転送制御によるデータの転送が完了したか否かを認識し、データの転送が完了したと認識した場合に、転送制御を開始する。このことにより、転送制御の実行時間の方がチェックサム値の算出時間よりも長い場合であっても、従前の転送制御によるデータの転送が完了した後に、次の転送制御を開始するので、データの転送内容に不具合が生じる恐れがない。
なお、転送制御の実行時間がチェックサム値の算出時間よりも短いことが明らかな場合には、上述したようなデータの転送が完了したか否かを転送制御部に認識させる必要はない。
ところで、転送制御とチェックサム値の算出とを並列処理する構成において、転送制御の実行時間(データの転送開始から転送完了までの転送時間)の方がチェックサム値の算出時間よりも長い場合、チェックサム値の算出が終了した時点で次の転送制御を開始するとデータの転送内容に不具合が生じる恐れがある。
本発明では、転送制御部は、従前の転送制御によるデータの転送が完了したか否かを認識し、データの転送が完了したと認識した場合に、転送制御を開始する。このことにより、転送制御の実行時間の方がチェックサム値の算出時間よりも長い場合であっても、従前の転送制御によるデータの転送が完了した後に、次の転送制御を開始するので、データの転送内容に不具合が生じる恐れがない。
なお、転送制御の実行時間がチェックサム値の算出時間よりも短いことが明らかな場合には、上述したようなデータの転送が完了したか否かを転送制御部に認識させる必要はない。
本発明の遊技機は、遊技用画像を表示する表示装置を備えた遊技機であって、前記表示装置は、上述した画像表示装置を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、遊技機は、上述した画像表示装置を備えているので、上述した画像表示装置と同様の作用および効果を享受できる。
本発明によれば、遊技機は、上述した画像表示装置を備えているので、上述した画像表示装置と同様の作用および効果を享受できる。
本発明の画像データ検査方法は、画像を表示する表示部と、表示用の画像データを格納した画像データ記憶部と、前記表示部および前記画像データ記憶部と情報を伝送可能に接続し前記表示部に前記画像データに基づく画像を表示させる表示制御部と、前記表示制御部と情報を伝送可能に接続し前記表示制御部を制御する主制御部とを備えた画像表示装置の画像データ検査方法であって、前記表示制御部は、前記主制御部にてデータを読み出し可能に構成され、前記画像データ記憶部から転送されるデータを記憶可能とする中継用記憶部を備え、前記主制御部が、前記画像データ記憶部に格納された画像データのうち所定の情報量のデータを、前記中継用記憶部における区画された複数の記憶領域のうち一の記憶領域に転送させる転送制御ステップと、前記転送制御ステップを実施している際、前記中継用記憶部における複数の記憶領域のうち従前の前記転送制御ステップにてデータを転送させた記憶領域のデータを読み出してチェックサム値を算出するチェックサム値算出ステップとを実行することを特徴とする。
本発明の画像データ検査方法は、上述した画像表示装置によって実施されるものであるので、上述した画像表示装置と同様の作用および効果を享受できる。
本発明の画像データ検査方法は、上述した画像表示装置によって実施されるものであるので、上述した画像表示装置と同様の作用および効果を享受できる。
本発明の画像データ検査プログラムは、画像を表示する表示部と、表示用の画像データを格納した画像データ記憶部と、前記表示部および前記画像データ記憶部と情報を伝送可能に接続し前記表示部に前記画像データに基づく画像を表示させる表示制御部と、前記表示制御部と情報を伝送可能に接続し前記表示制御部を制御する主制御部とを備えた画像表示装置の画像データ検査プログラムであって、上述した画像データ検査方法を前記主制御部に実行させることを特徴とする。
本発明の記録媒体は、上述した画像データ検査プログラムがコンピュータに読取可能に記録されていることを特徴とする。
以上のような構成の画像データ検査プログラムおよび記録媒体は、上述した画像データ検査方法を実施するために利用されるので、上述した画像データ検査方法と同様の作用および効果を享受できる。
また、上述した画像データ検査プログラムを記録媒体に記録させるので、プログラムの取り扱いが容易となる。
また、上述した画像データ検査プログラムを記録媒体に記録させるので、プログラムの取り扱いが容易となる。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
〔パチンコ機の概略構成〕
図1は、本実施形態における遊技機としてのパチンコ機1の概略構成を示すブロック図である。
パチンコ機1は、遊技者の操作により、遊技球を遊技盤上に射出して、当該遊技球が遊技盤に設けられた入賞口等に入賞した場合に、所定数の遊技球を払い出すものである。このパチンコ機1は、図1に示すように、遊技機構2と、主制御装置3と、画像表示装置4等を備える。
〔パチンコ機の概略構成〕
図1は、本実施形態における遊技機としてのパチンコ機1の概略構成を示すブロック図である。
パチンコ機1は、遊技者の操作により、遊技球を遊技盤上に射出して、当該遊技球が遊技盤に設けられた入賞口等に入賞した場合に、所定数の遊技球を払い出すものである。このパチンコ機1は、図1に示すように、遊技機構2と、主制御装置3と、画像表示装置4等を備える。
遊技機構2は、図示しない遊技盤と、球打ち出し機構21と、スタートチャッカー22と、大入賞口(アタッカー)23と、入賞口24と、払出装置25と、ランプ26と、スピーカ27等を備える。
前記遊技盤は、図示は省略するが、表面(遊技面)に遊技球を導く複数の釘および風車等が配設されるとともに、スタートチャッカー22、大入賞口23、入賞口24、および、画像表示装置4を構成する後述する表示部を所定位置にそれぞれ配置する。
球打ち出し機構21は、主制御装置3による制御の下、前記遊技盤の表面側に向けて遊技球を打ち出す。この球打ち出し機構21は、例えば、回動操作可能な発射ハンドルと、前記発射ハンドルの回動角度に応じた力で遊技球を発射させる発射モータ等で構成される。そして、前記発射ハンドルから回動角度に応じた信号を主制御装置3に出力し、主制御装置3により前記発射モータが駆動制御される。
大入賞口23は、画像表示装置4を構成する後述する表示部に表示される表示内容(当たりパターン)に連動して、主制御装置3により開放される。また、大入賞口23は、遊技球が入賞した際に所定の信号を主制御装置3に出力する。
払出装置25は、主制御装置3による制御の下、スタートチャッカー22、大入賞口23および入賞口24に遊技球が入賞した際に、所定数の遊技球を払い出す。
ランプ26は、主制御装置3による制御の下、遊技状態に連動して点灯および/または点滅表示する。
スピーカ27は、主制御装置3による制御の下、遊技状態に連動して各種音声を出力する。
前記遊技盤は、図示は省略するが、表面(遊技面)に遊技球を導く複数の釘および風車等が配設されるとともに、スタートチャッカー22、大入賞口23、入賞口24、および、画像表示装置4を構成する後述する表示部を所定位置にそれぞれ配置する。
球打ち出し機構21は、主制御装置3による制御の下、前記遊技盤の表面側に向けて遊技球を打ち出す。この球打ち出し機構21は、例えば、回動操作可能な発射ハンドルと、前記発射ハンドルの回動角度に応じた力で遊技球を発射させる発射モータ等で構成される。そして、前記発射ハンドルから回動角度に応じた信号を主制御装置3に出力し、主制御装置3により前記発射モータが駆動制御される。
大入賞口23は、画像表示装置4を構成する後述する表示部に表示される表示内容(当たりパターン)に連動して、主制御装置3により開放される。また、大入賞口23は、遊技球が入賞した際に所定の信号を主制御装置3に出力する。
払出装置25は、主制御装置3による制御の下、スタートチャッカー22、大入賞口23および入賞口24に遊技球が入賞した際に、所定数の遊技球を払い出す。
ランプ26は、主制御装置3による制御の下、遊技状態に連動して点灯および/または点滅表示する。
スピーカ27は、主制御装置3による制御の下、遊技状態に連動して各種音声を出力する。
主制御装置3は、CPU31と、ROM32と、RAM(Random Access Memory)33等から構成されている。
ROM32には、CPU31で処理されるパチンコ機1全体の制御プログラムおよび各種制御データが格納されている。
RAM33は、CPU31の動作上必要なデータやプログラムを一時記憶する。
CPU31は、球打ち出し機構21、スタートチャッカー22および入賞口24等からの信号に応じて、ROM32に格納された制御プログラムにしたがって各種の処理を実行する。そして、CPU31は、遊技機構2の動作制御を実施する。また、CPU31は、制御コマンド(例えば、「所定の演出パターンのアニメーションを表示させる」旨を指示する演出開始コマンド等)を画像表示装置4に出力し、画像表示装置4に所定の演出パターンのアニメーション等を表示させる。
ROM32には、CPU31で処理されるパチンコ機1全体の制御プログラムおよび各種制御データが格納されている。
RAM33は、CPU31の動作上必要なデータやプログラムを一時記憶する。
CPU31は、球打ち出し機構21、スタートチャッカー22および入賞口24等からの信号に応じて、ROM32に格納された制御プログラムにしたがって各種の処理を実行する。そして、CPU31は、遊技機構2の動作制御を実施する。また、CPU31は、制御コマンド(例えば、「所定の演出パターンのアニメーションを表示させる」旨を指示する演出開始コマンド等)を画像表示装置4に出力し、画像表示装置4に所定の演出パターンのアニメーション等を表示させる。
画像表示装置4は、主制御装置3からの制御コマンドに応じて、所定の演出パターンのアニメーションを表示する。この画像表示装置4は、図1に示すように、表示装置本体41と、表示部42とを備える。
表示装置本体41は、主制御装置3からの制御コマンドに応じて画像信号を生成し、表示部42に出力して、表示部42に所定の演出パターンのアニメーションを表示させる。この表示装置本体41は、図1に示すように、主制御部としてのCPU411と、表示制御部としてのGPU(Graphic Processing Unit)412と、RAM413と、プログラムROM414と、描画用記憶部としての表示バッファ415と、画像データ記憶部としてのCGROM416とを備える。そして、これら各構成要素411〜416は、図1に示すように、バス417,418により接続され、各構成要素411〜414間、および各構成要素412,415,416間で必要な情報が伝送可能に構成されている。
表示装置本体41は、主制御装置3からの制御コマンドに応じて画像信号を生成し、表示部42に出力して、表示部42に所定の演出パターンのアニメーションを表示させる。この表示装置本体41は、図1に示すように、主制御部としてのCPU411と、表示制御部としてのGPU(Graphic Processing Unit)412と、RAM413と、プログラムROM414と、描画用記憶部としての表示バッファ415と、画像データ記憶部としてのCGROM416とを備える。そして、これら各構成要素411〜416は、図1に示すように、バス417,418により接続され、各構成要素411〜414間、および各構成要素412,415,416間で必要な情報が伝送可能に構成されている。
プログラムROM414には、表示部42に各種演出パターンのアニメーションを表示させるための表示手順等が形成された表示プログラムや、CGROM416に格納された遊技用画像データの誤り検出検査を実施するための画像データ検査プログラムが格納されている。
RAM413は、CPU411の動作上必要なデータやプログラムを一時記憶する。
CGROM416には、図示しない左リール、中央リール、および右リールの3つのリールに表示させる文字や絵柄等のキャラクタ画像や背景画像等に関する複数の遊技用画像データが格納されている。
表示バッファ415は、各種アニメーションを表示させるための画像信号の生成に際してGPU412によって遊技用画像データに基づくアニメーションが仮想的に描画されるメモリである。
RAM413は、CPU411の動作上必要なデータやプログラムを一時記憶する。
CGROM416には、図示しない左リール、中央リール、および右リールの3つのリールに表示させる文字や絵柄等のキャラクタ画像や背景画像等に関する複数の遊技用画像データが格納されている。
表示バッファ415は、各種アニメーションを表示させるための画像信号の生成に際してGPU412によって遊技用画像データに基づくアニメーションが仮想的に描画されるメモリである。
GPU412は、CPU411から出力された表示指示信号を認識して、CGROM416に格納された所定の遊技用画像データを、表示バッファ415に仮想的に描画することにより、アニメーションに基づく画像信号を生成して表示部42に出力し、表示部42にアニメーションを表示させる。このGPU412は、図1に示すように、CPU411にてアクセス(読み出し)可能に構成されCGROM416から転送されるデータを記憶可能とする中継用記憶部としての中継メモリ4121を備えている。
この中継メモリ4121は、図1に示すように、格納アドレスにより区画された第1記憶領域4121Aと第2記憶領域4121Bとを有する。
また、第1記憶領域4121Aおよび第2記憶領域4121Bは、それぞれ格納アドレスにより前領域としての前半領域4121A1,4121B1と後領域としての後半領域4121A2,4121B2とにさらに区画されている。なお、前半領域4121A1,4121B1および後半領域4121A2,4121B2は、等分割で区画されている。
この中継メモリ4121は、図1に示すように、格納アドレスにより区画された第1記憶領域4121Aと第2記憶領域4121Bとを有する。
また、第1記憶領域4121Aおよび第2記憶領域4121Bは、それぞれ格納アドレスにより前領域としての前半領域4121A1,4121B1と後領域としての後半領域4121A2,4121B2とにさらに区画されている。なお、前半領域4121A1,4121B1および後半領域4121A2,4121B2は、等分割で区画されている。
CPU411は、主制御装置3から出力される制御コマンドを認識して、プログラムROM414に格納された表示プログラムを読み出し、該表示プログラムにしたがって、GPU412に所定の表示指示信号を出力し、表示部42に所定の演出パターンのアニメーションを表示させる。
また、CPU411は、パチンコ機1外部の検査機100(図1)からの検査開始コマンドを認識して、プログラムROM414に格納された画像データ検査プログラムを読み出し、該画像データ検査プログラムにしたがって、CGROM416に格納された遊技用画像データの誤り検出検査を実施する。
また、CPU411は、パチンコ機1外部の検査機100(図1)からの検査開始コマンドを認識して、プログラムROM414に格納された画像データ検査プログラムを読み出し、該画像データ検査プログラムにしたがって、CGROM416に格納された遊技用画像データの誤り検出検査を実施する。
なお、以下では、CPU411の機能として、誤り検出検査を実施する機能を主に説明し、その他の機能については説明を省略する。このCPU411は、図1に示すように、転送制御部4111と、チェックサム値算出部4112等を備える。
転送制御部4111は、表示制御部412に所定の制御指令を出力し、CGROM416に格納された複数の遊技用画像データのうち所定の情報量のデータを、中継メモリ4121における第1記憶領域4121Aまたは第2記憶領域4121Bに転送させる転送制御を実施する。
より具体的に、転送制御部4111は、CGROM416に格納された複数の遊技用画像データのうち所定の情報量のデータを表示バッファ415に転送させる第1の転送制御と、表示バッファ415に転送されたデータを中継メモリ4121における第1記憶領域4121Aまたは第2記憶領域4121Bに転送させる第2の転送制御とを実施する。
転送制御部4111は、表示制御部412に所定の制御指令を出力し、CGROM416に格納された複数の遊技用画像データのうち所定の情報量のデータを、中継メモリ4121における第1記憶領域4121Aまたは第2記憶領域4121Bに転送させる転送制御を実施する。
より具体的に、転送制御部4111は、CGROM416に格納された複数の遊技用画像データのうち所定の情報量のデータを表示バッファ415に転送させる第1の転送制御と、表示バッファ415に転送されたデータを中継メモリ4121における第1記憶領域4121Aまたは第2記憶領域4121Bに転送させる第2の転送制御とを実施する。
チェックサム値算出部4112は、転送制御部4111にて転送制御が実施されている際、中継メモリ4121における第1記憶領域4121Aおよび第2記憶領域4121Bのうち転送制御部4111による従前の転送制御によりデータが転送された記憶領域のデータを読み出してチェックサム値を算出する。
より具体的に、チェックサム値算出部4112は、転送制御部4111にて第1の転送制御が実施されている際、第1記憶領域4121Aおよび第2記憶領域4121Bのうち転送制御部4111による従前の第2の転送制御によりデータが転送された記憶領域における前半領域のデータを読み出してチェックサム値を算出する。
また、チェックサム値算出部4112は、転送制御部4111にて第2の転送制御が実施されている際、第1記憶領域4121Aおよび第2記憶領域4121Bのうち転送制御部4111による従前の第2の転送制御によりデータが転送された記憶領域における後半領域のデータを読み出してチェックサム値を算出する。
より具体的に、チェックサム値算出部4112は、転送制御部4111にて第1の転送制御が実施されている際、第1記憶領域4121Aおよび第2記憶領域4121Bのうち転送制御部4111による従前の第2の転送制御によりデータが転送された記憶領域における前半領域のデータを読み出してチェックサム値を算出する。
また、チェックサム値算出部4112は、転送制御部4111にて第2の転送制御が実施されている際、第1記憶領域4121Aおよび第2記憶領域4121Bのうち転送制御部4111による従前の第2の転送制御によりデータが転送された記憶領域における後半領域のデータを読み出してチェックサム値を算出する。
表示部42は、液晶パネルおよびバックライトを備えて構成され、GPU412からの画像信号に基づいて、アニメーション等を表示する。なお、表示部42としては、液晶パネルおよびバックライトに限らず、画像を表示可能な構成であればいずれの構成であってもよく、例えば、有機EL(Electro Luminescence)素子等を採用してもよい。
〔画像表示装置の画像データ検査方法〕
次に、上述した画像表示装置4の画像データ検査方法を説明する。
なお、以下では、検査機100と画像表示装置4とが情報を伝送可能に予め接続されているものとする。
図2は、画像表示装置4の画像データ検査方法を説明するためのフローチャートである。なお、図2では、説明の便宜上、ステップS4の後にステップS5が位置しているが、ステップS4,S5は、並列的に実施されるものである。ステップS6,S7、ステップS8,S9、ステップS10,S11も同様である。
図3は、画像データ検査方法を説明するための図である。具体的に、図3では、縦方向に時間軸をとり、本実施形態における画像データ検査方法による検査時間T(図3(A))と、従来の画像データ検査方法による検査時間T´(図3(B))とを比較したものである。
CPU411は、検査機100からの検査開始コマンドを入力したか否かを常時監視する(ステップS1)。
ステップS1において、CPU411は、「Y」と判定した場合、すなわち、検査機100からの検査開始コマンドを入力した場合には、プログラムROM414に格納された画像データ検査プログラムを読み出して、画像データ検査プログラムにしたがって、以下に示すように、CGROM416に格納された複数の遊技用画像データの誤り検出検査を実施する。
次に、上述した画像表示装置4の画像データ検査方法を説明する。
なお、以下では、検査機100と画像表示装置4とが情報を伝送可能に予め接続されているものとする。
図2は、画像表示装置4の画像データ検査方法を説明するためのフローチャートである。なお、図2では、説明の便宜上、ステップS4の後にステップS5が位置しているが、ステップS4,S5は、並列的に実施されるものである。ステップS6,S7、ステップS8,S9、ステップS10,S11も同様である。
図3は、画像データ検査方法を説明するための図である。具体的に、図3では、縦方向に時間軸をとり、本実施形態における画像データ検査方法による検査時間T(図3(A))と、従来の画像データ検査方法による検査時間T´(図3(B))とを比較したものである。
CPU411は、検査機100からの検査開始コマンドを入力したか否かを常時監視する(ステップS1)。
ステップS1において、CPU411は、「Y」と判定した場合、すなわち、検査機100からの検査開始コマンドを入力した場合には、プログラムROM414に格納された画像データ検査プログラムを読み出して、画像データ検査プログラムにしたがって、以下に示すように、CGROM416に格納された複数の遊技用画像データの誤り検出検査を実施する。
先ず、CPU411の転送制御部4111は、CGROM416に格納された複数の遊技用画像データのうち所定の情報量(本実施形態では、16KB)のデータを表示バッファ415に転送させる第1の転送制御を実施する(ステップS2)。
ステップS2の後、転送制御部4111は、ステップS2において表示バッファ415に転送させたデータをGPU412の中継メモリ4121における第1記憶領域4121Aに転送させる第2の転送制御を実施する(ステップS3)。
ステップS2の後、転送制御部4111は、ステップS2において表示バッファ415に転送させたデータをGPU412の中継メモリ4121における第1記憶領域4121Aに転送させる第2の転送制御を実施する(ステップS3)。
ステップS3の後、転送制御部4111は、上述したステップS2と同様に、CGROM416に格納された複数の遊技用画像データのうち所定の情報量(本実施形態では、16KB)の他のデータを表示バッファ415に転送させる第1の転送制御を実施する(ステップS4:第1の転送制御ステップ)。
ステップS3の後、CPU4111のチェックサム値算出部4112は、第1の転送制御ステップS4が実施されている際、上述したステップS3において第1記憶領域4121Aに転送されたデータのうち前半領域4121A1に記憶された所定の情報量(本実施形態では、8KB)のデータを読み出し、該データのチェックサム値を算出する(ステップS5:第1のチェックサム値算出ステップ)。
ステップS3の後、CPU4111のチェックサム値算出部4112は、第1の転送制御ステップS4が実施されている際、上述したステップS3において第1記憶領域4121Aに転送されたデータのうち前半領域4121A1に記憶された所定の情報量(本実施形態では、8KB)のデータを読み出し、該データのチェックサム値を算出する(ステップS5:第1のチェックサム値算出ステップ)。
ステップS4,S5の並列処理の後、転送制御部4111は、上述したステップS3と同様に、第1の転送制御ステップS4において表示バッファ415に転送されたデータをGPU412の中継メモリ4121における第2記憶領域4121Bに転送させる第2の転送制御を実施する(ステップS6:第2の転送制御ステップ)。
ステップS4,S5の並列処理の後、チェックサム値算出部4112は、第2の転送制御ステップS6が実施されている際、上述したステップS3において第1記憶領域4121Aに転送されたデータのうち後半領域4121A2に記憶された他の情報量(本実施形態では、8KB)のデータを読み出し、該データのチェックサム値を算出する(ステップS7:第2のチェックサム値算出ステップ)。
ステップS4,S5の並列処理の後、チェックサム値算出部4112は、第2の転送制御ステップS6が実施されている際、上述したステップS3において第1記憶領域4121Aに転送されたデータのうち後半領域4121A2に記憶された他の情報量(本実施形態では、8KB)のデータを読み出し、該データのチェックサム値を算出する(ステップS7:第2のチェックサム値算出ステップ)。
ステップS6,S7の並列処理の後、転送制御部4111は、上述したステップS2,S4と同様に、CGROM416に格納された複数の遊技用画像データのうち所定の情報量(本実施形態では、16KB)の他のデータを表示バッファ415に転送させる第1の転送制御を実施する(ステップS8:第1の転送制御ステップ)。
ステップS6,S7の並列処理の後、チェックサム値算出部4112は、第1の転送制御ステップS8が実施されている際、第2の転送制御ステップS6において第2記憶領域4121Bに転送されたデータのうち前半領域4121B1に記憶された所定の情報量(本実施形態では、8KB)のデータを読み出し、該データのチェックサム値を算出する(ステップS9:第1のチェックサム値算出ステップ)。
ステップS6,S7の並列処理の後、チェックサム値算出部4112は、第1の転送制御ステップS8が実施されている際、第2の転送制御ステップS6において第2記憶領域4121Bに転送されたデータのうち前半領域4121B1に記憶された所定の情報量(本実施形態では、8KB)のデータを読み出し、該データのチェックサム値を算出する(ステップS9:第1のチェックサム値算出ステップ)。
ステップS8,S9の並列処理の後、転送制御部4111は、第1の転送制御ステップS8において表示バッファ415に転送させたデータをGPU412の中継メモリ4121における第1記憶領域4121Aに転送させる第2の転送制御を実施する(ステップS10:第2の転送制御ステップ)。
ステップS8,S9の並列処理の後、チェックサム値算出部4112は、第2の転送制御ステップS10が実施されている際、第2の転送制御ステップS6において第2記憶領域4121Bに転送されたデータのうち後半領域4121B2に記憶された他の情報量(本実施形態では、8KB)のデータを読み出し、該データのチェックサム値を算出する(ステップS11:第2のチェックサム値算出ステップ)。
ステップS8,S9の並列処理の後、チェックサム値算出部4112は、第2の転送制御ステップS10が実施されている際、第2の転送制御ステップS6において第2記憶領域4121Bに転送されたデータのうち後半領域4121B2に記憶された他の情報量(本実施形態では、8KB)のデータを読み出し、該データのチェックサム値を算出する(ステップS11:第2のチェックサム値算出ステップ)。
そして、CPU411は、CGROM416に格納された全データのチェックサム値を算出したか否かを判定し(ステップS12)、全データのチェックサム値を算出するまで、上述したステップS4〜S11を繰り返し実施する。
なお、ここでは、データの転送(ステップS4,S6,S8,S10)とチェックサム値の算出(ステップS5,S7,S9,S11)の並列処理を開始する際に、GPU412によるデータの転送開始から転送完了までの転送時間(転送制御の実行時間)の方がCPU411によるチェックサム値の算出時間より短いことを前提にして、直前の転送処理が完了したか否かの検出を行っていない。しかしながら、GPU412による転送時間の方がCPU411による算出時間よりも長い場合には、GPU412による転送処理が完了していないうちに次の転送処理に進んでしまう結果、データの転送内容に不具合が生じてしまう恐れがある。そこで、GPU412による転送時間がCPU411による算出時間より短いことが明らかでない場合には、ステップS4,S6,S8,S10において、転送制御を開始する前に、それぞれステップS10,S4,S6,S8におけるGPU412による転送処理が完了しているか否かを確認し、完了したことを認識した場合に、転送制御を開始するように構成する。
例えば、CPU411は、CGROM416に格納された全データのチェックサム値を算出したと判定した場合には、検査機100から照合値を取得し、該照合値と全データのチェックサム値を比較する。そして、CPU411は、比較した結果、照合値と全データのチェックサム値とが一致しない場合にはCGROM416に格納されたデータに誤りがあると判定し、表示制御部412に所定の制御指令を出力して、表示部42に所定の画像を表示させる。また、CPU411は、比較した結果、照合値と全データのチェックサム値とが一致した場合にはCGROM416に格納されたデータに誤りがないと判定し、表示制御部412に所定の制御指令を出力して、表示部42に所定の画像を表示させる。
上述した実施形態によれば、以下の効果がある。
本実施形態では、CPU411は、CGROM416から表示バッファ415にデータを転送する処理(第1の転送制御ステップS4,S8)と、中継メモリ4121における従前の第2の転送制御によりデータを転送させた記憶領域における前半領域のデータのチェックサム値を算出する処理(第1のチェックサム値算出ステップS5,S9)とを並列的に実施する。また、CPU411は、表示バッファ415から中継メモリ4121の一の記憶領域にデータを転送させる処理(第2の転送制御ステップS6,S10)と、中継メモリ4121における従前の第2の転送制御によりデータを転送させた記憶領域における後半領域のデータのチェックサム値を算出する処理(第2のチェックサム値算出ステップS7,S11)とを並列的に実施する。このため、CGROM416に格納された全データの検査時間Tは、図3(A)に示すように、ステップS2,S3に掛かる時間T1と、並列処理に掛かる時間T2に並列処理を繰り返し実施した回数を乗算した時間とを加えた時間となる。
本実施形態では、CPU411は、CGROM416から表示バッファ415にデータを転送する処理(第1の転送制御ステップS4,S8)と、中継メモリ4121における従前の第2の転送制御によりデータを転送させた記憶領域における前半領域のデータのチェックサム値を算出する処理(第1のチェックサム値算出ステップS5,S9)とを並列的に実施する。また、CPU411は、表示バッファ415から中継メモリ4121の一の記憶領域にデータを転送させる処理(第2の転送制御ステップS6,S10)と、中継メモリ4121における従前の第2の転送制御によりデータを転送させた記憶領域における後半領域のデータのチェックサム値を算出する処理(第2のチェックサム値算出ステップS7,S11)とを並列的に実施する。このため、CGROM416に格納された全データの検査時間Tは、図3(A)に示すように、ステップS2,S3に掛かる時間T1と、並列処理に掛かる時間T2に並列処理を繰り返し実施した回数を乗算した時間とを加えた時間となる。
一方、従来の画像データ検査方法では、中継メモリにデータを転送する処理と中継メモリに記憶されたデータのチェックサム値を算出する処理とを繰り返し実施するため、CGROM416に格納された全データの検査時間T´は、図3(B)に示すように、データを転送する処理時間T1´およびデータのチェックサム値を算出する処理時間T2´に上記各処理を繰り返し実施した回数を乗算した時間となる。
したがって、本実施形態の画像データ検査方法によれば、従来の画像データ検査方法に対して、検査時間を短縮できる。特に、CGROM416の記憶容量が大きい場合、すなわち、CGROM416に格納された複数の遊技用画像データの情報量が大きい場合には、従来の検査時間T´に対して、大幅な時間短縮を実現できる。また、このような構成であれば、CPU411を高性能化する必要もない。
したがって、本実施形態の画像データ検査方法によれば、従来の画像データ検査方法に対して、検査時間を短縮できる。特に、CGROM416の記憶容量が大きい場合、すなわち、CGROM416に格納された複数の遊技用画像データの情報量が大きい場合には、従来の検査時間T´に対して、大幅な時間短縮を実現できる。また、このような構成であれば、CPU411を高性能化する必要もない。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、中継メモリ4121は、第1記憶領域4121Aおよび第2記憶領域4121Bがそれぞれ前半領域4121A1,4121B1および後半領域4121A2,4121B2の2つにさらに区画されていたが、これに限らない。例えば、画像表示装置4として、表示バッファ415が省略され、表示制御部412がCGROM416に格納されたデータを直接、中継メモリ4121に転送可能な構成であれば、前半領域および後半領域の2つにさらに区画する必要がない。すなわち、CGROM416から中継メモリ4121に転送されるステップ数に応じて、第1記憶領域4121Aおよび第2記憶領域4121Bをそれぞれ区画すればよい。
前記実施形態では、中継メモリ4121は、第1記憶領域4121Aおよび第2記憶領域4121Bがそれぞれ前半領域4121A1,4121B1および後半領域4121A2,4121B2の2つにさらに区画されていたが、これに限らない。例えば、画像表示装置4として、表示バッファ415が省略され、表示制御部412がCGROM416に格納されたデータを直接、中継メモリ4121に転送可能な構成であれば、前半領域および後半領域の2つにさらに区画する必要がない。すなわち、CGROM416から中継メモリ4121に転送されるステップ数に応じて、第1記憶領域4121Aおよび第2記憶領域4121Bをそれぞれ区画すればよい。
前記実施形態では、中継メモリ4121は、第1記憶領域4121Aおよび第2記憶領域4121Bがそれぞれ前半領域4121A1,4121B1および後半領域4121A2,4121B2の2つに等分割で区画されていたが、以下に示すような前領域および後領域に区画された構成としても構わない。
第1の転送制御(ステップS4,S8)と前半領域4121A1,4121B1のチェックサム値算出(ステップS5,S9)、第2の転送制御(ステップS6,S10)と後半領域4121A2,4121B2のチェックサム値算出(ステップS7,S11)の組み合わせで並列処理を行うので、第1の転送制御と第2の転送制御のそれぞれの実行時間と同じ比率となるように前領域および後領域に区画された構成とする。
例えば、第1の転送制御の実行時間が第2の転送制御の実行時間に比べて長く、等分割にした場合のチェックサム値の算出時間を超えてしまう場合、第1の転送制御が終わるまで第2の転送制御を開始することができない。その場合には、前領域を後領域よりも大きく設定して前領域のチェックサム値の算出時間を延長する。前領域のチェックサム値の算出時間は延長されるが、後領域はその分小さく区画された結果、チェックサム値の算出時間は短縮され、合計のチェックサム値の算出時間は変化しない。
第1の転送制御(ステップS4,S8)と前半領域4121A1,4121B1のチェックサム値算出(ステップS5,S9)、第2の転送制御(ステップS6,S10)と後半領域4121A2,4121B2のチェックサム値算出(ステップS7,S11)の組み合わせで並列処理を行うので、第1の転送制御と第2の転送制御のそれぞれの実行時間と同じ比率となるように前領域および後領域に区画された構成とする。
例えば、第1の転送制御の実行時間が第2の転送制御の実行時間に比べて長く、等分割にした場合のチェックサム値の算出時間を超えてしまう場合、第1の転送制御が終わるまで第2の転送制御を開始することができない。その場合には、前領域を後領域よりも大きく設定して前領域のチェックサム値の算出時間を延長する。前領域のチェックサム値の算出時間は延長されるが、後領域はその分小さく区画された結果、チェックサム値の算出時間は短縮され、合計のチェックサム値の算出時間は変化しない。
前記実施形態では、画像表示装置4をパチンコ機1に搭載した構成を説明したが、これに限らず、パチスロ機や他の遊技機に搭載した構成を採用してもよい。
前記実施形態では、画像データ検査プログラムは、プログラムROM414に格納された構成を説明したが、これに限らず、画像表示装置4に接続可能に構成され、画像表示装置4の表示装置本体41にて読み込み可能な記録媒体に格納された構成であってもよい。このように構成した場合には、画像データ検査プログラムの配布を容易に実施することができる。また、インターネット等に接続して、画像データ検査プログラムを配布するような構成としても、同様である。
前記実施形態では、画像データ検査プログラムは、プログラムROM414に格納された構成を説明したが、これに限らず、画像表示装置4に接続可能に構成され、画像表示装置4の表示装置本体41にて読み込み可能な記録媒体に格納された構成であってもよい。このように構成した場合には、画像データ検査プログラムの配布を容易に実施することができる。また、インターネット等に接続して、画像データ検査プログラムを配布するような構成としても、同様である。
本発明の画像表示装置は、画像データの検査時間を短縮できるため、パチンコ機等の遊技機に搭載される画像表示装置として利用できる。
1・・・パチンコ機(遊技機)、4・・・画像表示装置、42・・・表示部、411・・・CPU(主制御部)、412・・・GPU(表示制御部)、415・・・表示バッファ(描画用記憶部)、416・・・CGROM(画像データ記憶部)、4111・・・転送制御部、4112・・・チェックサム算出部、4121・・・中継メモリ(中継用記憶部)、4121A・・・第1記憶領域、4121A1,4121B1・・・前半領域(前領域)、4121A2,4121B2・・・後半領域(後領域)、4121B・・・第2記憶領域、S4,S6,S8,S10・・・転送制御ステップ、S5,S7,S9,S11・・・チェックサム値算出ステップ。
Claims (8)
- 画像を表示する表示部と、表示用の画像データを格納した画像データ記憶部と、前記表示部および前記画像データ記憶部と情報を伝送可能に接続し前記表示部に前記画像データに基づく画像を表示させる表示制御部と、前記表示制御部と情報を伝送可能に接続し前記表示制御部を制御する主制御部とを備えた画像表示装置であって、
前記表示制御部は、
前記主制御部にてデータを読み出し可能に構成され、前記画像データ記憶部から転送されるデータを記憶可能とする中継用記憶部を備え、
前記主制御部は、
前記画像データ記憶部に格納された画像データのうち所定の情報量のデータを、前記中継用記憶部における区画された複数の記憶領域のうち一の記憶領域に転送させる転送制御を実施する転送制御部と、
前記転送制御部にて転送制御が実施されている際、前記中継用記憶部における複数の記憶領域のうち前記転送制御部による従前の転送制御によりデータが転送された記憶領域のデータを読み出してチェックサム値を算出するチェックサム値算出部とを備えている
ことを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置において、
前記表示制御部と情報を伝送可能に接続し、前記画像データ記憶部から転送されるデータを記憶可能とする描画用記憶部を備え、
前記中継用記憶部は、第1記憶領域および第2記憶領域の2つの記憶領域を有し、
前記第1記憶領域および前記第2記憶領域は、それぞれ前領域および後領域の2つの記憶領域にさらに区画され、
前記転送制御部は、
前記画像データ記憶部に格納された画像データのうち所定の情報量のデータを、前記描画用記憶部に転送させる第1の転送制御と、
前記描画用記憶部に転送させた前記所定の情報量のデータを、前記第1記憶領域または前記第2記憶領域に転送させる第2の転送制御とを実施し、
前記チェックサム値算出部は、
前記転送制御部にて前記第1の転送制御が実施されている際、前記第1記憶領域および前記第2記憶領域のうち前記転送制御部による従前の第2の転送制御によりデータが転送された記憶領域における前記前領域のデータを読み出してチェックサム値を算出し、
前記転送制御部にて前記第2の転送制御が実施されている際、前記第1記憶領域および前記第2記憶領域のうち前記転送制御部による従前の第2の転送制御によりデータが転送された記憶領域における前記後領域のデータを読み出してチェックサム値を算出する
ことを特徴とする画像表示装置。 - 請求項2に記載の画像表示装置において、
前記前領域および前記後領域は、前記第1の転送制御と前記第2の転送制御との各実行時間に合わせて区画されている
ことを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像表示装置において、
前記転送制御部は、従前の転送制御によるデータの転送が完了した場合に、前記転送制御を開始する
ことを特徴とする画像表示装置。 - 遊技用画像を表示する表示装置を備えた遊技機であって、
前記表示装置は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像表示装置を備えている
ことを特徴とする遊技機。 - 画像を表示する表示部と、表示用の画像データを格納した画像データ記憶部と、前記表示部および前記画像データ記憶部と情報を伝送可能に接続し前記表示部に前記画像データに基づく画像を表示させる表示制御部と、前記表示制御部と情報を伝送可能に接続し前記表示制御部を制御する主制御部とを備えた画像表示装置の画像データ検査方法であって、
前記表示制御部は、
前記主制御部にてデータを読み出し可能に構成され、前記画像データ記憶部から転送されるデータを記憶可能とする中継用記憶部を備え、
前記主制御部が、
前記画像データ記憶部に格納された画像データのうち所定の情報量のデータを、前記中継用記憶部における区画された複数の記憶領域のうち一の記憶領域に転送させる転送制御ステップと、
前記転送制御ステップを実施している際、前記中継用記憶部における複数の記憶領域のうち従前の前記転送制御ステップにてデータを転送させた記憶領域のデータを読み出してチェックサム値を算出するチェックサム値算出ステップとを実行する
ことを特徴とする画像データ検査方法。 - 画像を表示する表示部と、表示用の画像データを格納した画像データ記憶部と、前記表示部および前記画像データ記憶部と情報を伝送可能に接続し前記表示部に前記画像データに基づく画像を表示させる表示制御部と、前記表示制御部と情報を伝送可能に接続し前記表示制御部を制御する主制御部とを備えた画像表示装置の画像データ検査プログラムであって、
請求項6に記載の画像データ検査方法を前記主制御部に実行させることを特徴とする画像データ検査プログラム。 - 請求項7に記載の画像データ検査プログラムがコンピュータに読取可能に記録されていることを特徴とする画像データ検査プログラムを記録した記録媒体。
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---|---|---|---|
JP2007051311A JP2008212274A (ja) | 2007-03-01 | 2007-03-01 | 画像表示装置、遊技機、画像データ検査方法、画像データ検査プログラム、および記録媒体 |
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JP2007051311A JP2008212274A (ja) | 2007-03-01 | 2007-03-01 | 画像表示装置、遊技機、画像データ検査方法、画像データ検査プログラム、および記録媒体 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10878772B2 (en) | 2016-09-16 | 2020-12-29 | Mitsubishi Electric Corporation | Apparatus and method for testing for abnormal control by a display control apparatus |
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2007
- 2007-03-01 JP JP2007051311A patent/JP2008212274A/ja not_active Withdrawn
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