JP2008211538A - スケジューラ端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】メディアアクセス方式が時分割多重によるネットワーク同士をブリッジで相互接続し、ストリームなどの連続データをブリッジ経由で送信する場合、ブリッジでの中継遅延を短縮する。
【解決手段】ブリッジにおける中継遅延のうち、メディアアクセス制御に要する時間、特に、送信タイムスロットを待つ時間を短縮もしくは零にする。
ブリッジがストリームを受信する受信タイムスロットと、ブリッジが同ストリームを送信する送信タイムスロットが同期するように、各ネットワークのスケジューリングを変更する。
【選択図】図3

Description

複数のネットワークを相互接続するブリッジが、帯域保証されたストリームを中継する際に発生する遅延時間を短縮するスケジューラ端末及びスケジュール方法に関する。特に、ブリッジが相互接続を行うネットワークが、時分割多重において帯域保証を行うIEEE802.11に代表される無線LANや高速電灯線通信などのネットワークである場合における遅延時間を短縮するスケジューラ端末及びスケジュール方法に関する。
近年、無線LANや高速電灯線通信などの普及に伴い、家庭内においてもブリッジを利用して、複数のネットワークを接続してネットワーク網を拡張するようになってきている。このようなブリッジは、複数のネットワークを相互に接続するものであり、各ネットワークで伝送されるフレームを受信し、フレームが受信されたネットワーク以外のネットワークへフレームを送信することで、複数のネットワーク間のフレームの中継を行う。
しかし、このようなブリッジによるネットワーク間のフレーム中継には、遅延が伴う。この遅延には大きく2つの要因ある。一つは、ブリッジが中継処理に要する時間(Ts)であり、もう一つは、ブリッジがメディアアクセス処理に要する時間Twである。
ブリッジが中継処理に要する時間(Ts)は、例えば、受信したフレームをどのネットワークへ中継するかの判定、受信バッファから送信バッファへのメモリ転送、送信のためのフレームフォーマット変換などによるものであり、ブリッジの処理速度や中継方式に依存する。
ブリッジがメディアアクセス処理に要する時間Twは、ブリッジがネットワークにフレームの送信を行う際に、送信するネットワークに属する他の端末との間で送信機会の調停を行うために必要な期間である。
例えばIEEE802.11では、CSMA−CAと呼ばれるメディアアクセス方式が採られている。CSMA−CAは、送信端末がフレームの送信毎にランダムバックオフタイマを乱数に基づいて初期化し、キャリアセンスを行うことによって他の端末が送信中であるかを判定し、ネットワークがアイドルであると判定された場合にタイマの減算を行い、タイマが0になった時点で送信を行うことで他の端末との衝突を避けるという方式である。
メディアアクセス方式としてCSMA−CAを用いた場合、中継遅延Twは、ランダムバックオフタイマの初期値と、タイマが0になるまでの間に他の端末が送信を行う確率に応じて決まる。
また、IEEE802.11eでは他のメディアアクセス方式として、TDMAがある。これはネットワーク内に調停機能を持つ単一の端末(AP)を設け、APがネットワーク内の端末に対し送信許可(TXOP)を与えることで、端末同士の衝突をさけるものである。
メディアアクセス方式としてTDMAを用いたときの、中継遅延Twは、ブリッジが送信を試みてから、APが周期的に割り当てるTXOPが到来するまでの時間によって決まる。
特にブリッジが送信と、受信の双方でメディアアクセス方式にTDMAを使用している場合、中継遅延Twは受信時に使われるTXOPと、送信時に使われるTXOPのタイミングによって決まるため、これらを同期させることにより、中継遅延Twを低減することができると考えられる。
ブリッジが相互接続する2つのネットワークに対して、TDMA周期を同期させる手段として、特許文献1が開示されている。
特許文献1では、TDMA周期のフレーム構造の一部を伸長、または短縮することにより、TDMA周期を動かす(スライドさせる)方法が開示されており、この方法を用いれば中継元のネットワークのTDMA周期と、中継先のネットワークのTDMA周期を同期させることができる。
以下に、特許文献1におけるブリッジの構成を説明する。
図1は、特許文献1におけるネットワークの構成図である。図1のネットワークは、無線LANネットワーク1、PLCネットワーク2、ネットワーク1のアクセスポイントでありネットワーク1と2を相互接続するブリッジ10、ネットワーク2のQoSコントローラ20、ネットワーク1に属する端末11、ネットワーク1に属する端末12、ネットワーク2に接続する端末22から構成される。
図2は、従来技術によるブリッジ10の構成を示すブロック図である。
送信部111、受信部112は、それぞれ無線ネットワーク1に対してフレームの送信及び受信を行う。送信部121、受信部122は、それぞれPLCネットワーク2に対してフレームの送信及び受信を行う。また、送信部111はクラシファイ制御部113を、送信部121はクラシファイ制御部123を内部に持つ。
クラシファイ制御部113、123は、それぞれネットワーク1、2にフレームを送信する際に、どの帯域を使って送信するかを決定する。
クラシファイ制御部は内部に送信ストリーム管理テーブルを持つ。
図4に、送信ストリーム管理テーブルの例を示す。このテーブルは、ストリームの識別情報と帯域の識別情報を対応させて記憶している。送信するフレームがストリームの識別情報と符合する場合、概ストリームと対応付けられた帯域を使って送信を行う。
中継部101は、ネットワーク1側の送信部111及び受信部112と、ネットワーク2側の送信部121及び受信部122との間でフレームの中継処理を行う。中継部101は、受信部112、または122から受けたフレームの宛先から、中継が必要かどうかを判別し、中継が必要な場合は中継先ネットワーク側の送信部へフレームの送信要求を送る。
また、中継部101は、内部にブリッジテーブル102及びフレームバッファ103を持つ。ブリッジテーブル102は、各ネットワークにどの端末が接続しているかを対応付けて管理している。フレームバッファ103は、各ネットワークから受信され、中継処理を行う前のフレーム、及び、各ネットワークへ送信を行うフレームを一時保存している。
スケジューラ130は、無線アクセスポイントとして、各端末にビーコンフレームや帯域割り当てのためのポーリングフレームを送るために、送信部に対し各フレームの送信要求を送る。また、スケジューラ130は、ネットワーク内の端末から帯域予約要求を受け、帯域割り当てを行う。
スケジューラ130は内部にスケジューリングテーブル132を持つ。スケジューリングテーブル132は、確保された帯域を管理するテーブルで、帯域幅や、帯域を使用する端末や、通信の向きなど、帯域のパラメータと、スケジューリング周期の中でいつ帯域の割り当てを行うかの情報を保持する。
ビーコン同期部131は、ネットワーク1、ネットワーク2のビーコン間隔を同期させ、さらに、両ネットワークにおける帯域割り当て状況から、ブリッジでのストリーム中継の際に発生する遅延のうち、中継遅延Twが減少するよう、ビーコン送信タイミングを同期させる。
以上のネットワーク構成で端末11から端末22にストリームを送信する場合を例に、ブリッジにおける中継遅延Twを低減させる方法について説明する。
まず、端末11はブリッジ10を経由して端末22との間に、帯域予約フレームの交換を行う。
この帯域予約フレームはエンドトゥエンドの帯域予約を行うためのもので、例えばRSVP(Resource reSerVation Protocol)におけるPATHメッセージと、RESVメッセージの交換などに相当する。
帯域予約フレームには、送信レートなどの帯域を使用するストリームのパラメータと、ストリームの識別情報(例えばストリームの宛先アドレスや送信元アドレス、ストリームが使用するTCP/IPのポート番号など、ストリームの全てのフレームに含まれ、かつ他のストリームと識別を行うために十分な情報)を含んでいる。
経路中の各ノードは、予めこの帯域予約フレームに対応しており、このフレームを送信または受信する際、適切にサブネットワークにおける帯域予約手続きを実行する。
帯域予約手続きを行うノードは、例えば、無線LAN区間であれば、STAがAPに対し帯域予約手続きを行い、PLC区間であればPLC区間でのストリーム送受信端末のうち送信側端末がQoSコントローラに対し帯域予約手続きを行う。
図1のネットワーク構成では、帯域予約フレームの交換シーケンスの中で端末11がネットワーク1における帯域予約手続きを、ブリッジ10がネットワーク2における帯域予約手続きを行うよう定める。
また、各ノードでは、帯域予約手続きと同時に、どのストリームをどの帯域で送信するかの情報を送信ストリーム管理テーブルに保持する。
送信ストリーム管理テーブルは、各ストリームに対してどのブリッジポート(サブネットワーク)で送信を行うか、さらにサブネットワーク上のどの帯域で送信を行うかを参照することができる。
さらに経路上のブリッジでは、帯域保証手続きと同時に、どのストリームをどの帯域で受信するのかを受信ストリーム管理テーブルに保持する。受信ストリーム管理テーブルは、各ストリームに対してどのブリッジポート(サブネットワーク)で受信を行うか、さらにサブネットワーク上のどの帯域で受信を行うかを参照することができる。
例えば、受信ストリーム管理テーブルは、図4に示した送信ストリーム管理テーブルと同一の構成を持つ。
以下に、受信ストリーム管理テーブルの更新例を記す。
端末11はネットワーク1の帯域保証手続きを完了すると、端末11はブリッジ10に対し、確保できた帯域の識別情報(ここでは、端末11のMACアドレスとTSID)とストリームの識別子(ここでは、端末11、22のIPアドレスと、レイヤー3ポート番号)を通知する。
ブリッジはこの通知を受けると、自身の受信ストリーム管理テーブルを更新する。
ブリッジへ帯域の識別子とストリーム識別情報を通知する方法については、例えば、無線LANの場合、帯域要求メッセージのなかにTCLASSと呼ばれる、ストリームの識別情報を設定するフィールドがあるため、これを用いて帯域確保とストリームの識別子の通知を同時に行う。
また、帯域の識別子と、ストリームの識別情報を含むフレームを送信しても良い。
以上の処理により、帯域予約と、ストリーム管理テーブルの設定が完了する。
この状態でストリームの伝送を開始した場合、ネットワーク1とネットワーク2の、ストリームのために予約されたTXOPは未同期であるため、前述したようにブリッジにおいて中継遅延Twが発生する。
そこでブリッジ10のビーコン制御部は、ネットワーク1の帯域とネットワーク2の帯域が同期するよう、ビーコンタイミングの同期を行う。
まず、ブリッジ10のビーコン制御部は、ビーコンタイミングの同期のために、各ネットワークのビーコン周期をどれだけスライドさせればよいかを求める。
このスライドさせる量は、この時点で、
1)ネットワーク1、ネットワーク2のTXOPがどれだけずれてスケジューリングされているか
2)ブリッジがどのネットワークからどのネットワーク向けて中継するか
3)ストリームを中継する際にブリッジ内部で発生する中継遅延Ts
に基づいて決定される。
ブリッジは、各ネットワークで送信される、ビーコン、ポーリングフレームを受信することにより、ネットワーク1、ネットワーク2のTXOPのずれを容易に取得することができる。また、ストリームの中継の向きについても、受信ストリーム管理テーブル、送信ストリーム管理テーブルから取得できる。ここでは、ブリッジ10はネットワーク1のアクセスポイントを兼ねているため、TXOPの開始タイミングは容易に取得可能である。
遅延Tsについては、ブリッジ10の中継部が実際に計測した値を用いることができる。また、遅延Tsの主な要因として、転送先検索のためのアドレステーブルの検索、受信データの転送などがあるが、アドレステーブルに登録されたアドレスの数や、フレームのデータ長によって変化するため、これらを元に計算しても良い。
TXOPのずれ、中継の向き、ストリーム中継のための中継遅延から、ネットワーク1、2のビーコンタイミングをスライドする量が求まり、ブリッジ10のビーコン制御部はこのスライド量に基づき、ネットワーク1、ネットワーク2のいずれか一方または、両方のスケジューラ端末にビーコンタイミング変更要求を送信する。
ここでは、ブリッジ10はネットワーク1のアクセスポイントを兼ねているため、ビーコンタイミング変更要求フレームなどの送信なしに、ブリッジ10は自身のビーコン送信タイミングを変更することができる。
ネットワーク1のTXOPに対し、ネットワーク2のTXOPが開始されるタイミングがどれだけ遅れているかをTdとすると、ストリームの中継向きがネットワーク1からネットワーク2の場合、ブリッジ10のビーコン制御部はネットワーク1のビーコン送信タイミングをTd−Ts遅らせる。
ストリームの中継向きがネットワーク2からネットワーク1の場合、ブリッジ10のビーコン制御部は、ネットワーク1のビーコン送信タイミングをTd+Ts遅らせる。
これにより、ネットワーク1のTXOPとネットワーク2のTXOPは同期することができるため、遅延Twを発生させること無くブリッジは中継を行うことができる。
特開2002−314576号公報
しかしながら、中継するネットワーク1がIEEE802.11の場合、無線APはビーコン送信後、TXOPを開始する前にマルチキャストフレームの送信を行うよう規定されているが、この送信に要する時間は、送信するフレーム数によって変動するため、その後に続くTXOPの開始タイミングが変動するため、スケジューリング周期、およびタイミングの同期を行っても、ネットワーク2のTXOPをこれに同期させることができないため、中継遅延Twが発生する。
また、スケジューリングの周期、およびタイミングを同期させても、ブリッジが中継を行うTXOPが複数存在する場合、ブリッジが中継を行う向きや、PHYレートの差などによって、単純にスケジューリングしただけでは中継遅延Twが発生する。
そこで、本願発明は、上述のような従来技術では発生を回避できない中継遅延Twの発生を抑えることのできるスケジューラ端末及びスケジューリング方法を提供することである。
本発明における第1の発明のスケジューラ端末は、ブリッジ装置を介してそれぞれ相互接続され、スケジューラ端末が帯域制御を行う、サブネットワークにおいて、スケジューラ端末がTXOPを割り当てるタイミングを、ブリッジで中継時の遅延が減少するよう割り当てることで上記課題を解決する。
本発明における第2の発明のスケジューラ端末は、サブネットワークのうち、第一のネットワークから第二のネットワークへブリッジによって中継されるストリームのための帯域割り当てを、それぞれのネットワークのスケジューラ端末が行う際に、スケジューラ端末のうち、第一のネットワークの帯域制御を行うものは、概ストリームのために割り当てられる帯域の始まるタイミングがスケジューラ端末のうち、第二のネットワークの帯域制御を行うものによって、概ストリームのために割り当てられる帯域が始まるタイミングに対して、ブリッジがストリームの中継時に要する時間だけ早く開始されるよう、ビーコン送信タイミングを変更する。
また、第一のネットワークが無線LANの場合、第一のネットワークのビーコン送信タイミングをマルチキャスト送信期間の最大値前倒ししてもよい。
また、第一のネットワークまたは、第二のネットワークが無線LANの場合、ビーコン送信前に予めアクセスポイント内の送信バッファ量と送信レートから、マルチキャスト送信期間を求めておき、ビーコン送信タイミングをマルチキャスト送信期間だけ前倒ししてもよい。
また、第一のネットワークまたは、第二のネットワークが無線LANの場合、予め、マルチキャスト送信期間の最大値を定め、ビーコン送信前に、無線LANアクセスポイント内の送信バッファ量と送信レートからマルチキャスト送信期間を求めておき、マルチキャスト送信期間が最大値より小さい場合に、ビーコン送信タイミングを最大値とマルチキャスト送信期間の差だけ遅らせてもよい。
また、第一のネットワークまたは、第二のネットワークが無線LANの場合、予め、マルチキャスト送信期間の閾値を定め、ビーコン送信前に、アクセスポイント内の送信バッファ量と送信レートから、マルチキャスト送信期間を求めておき、マルチキャスト送信期間がマルチキャスト送信期間の閾値より小さい場合に、ビーコン送信タイミングをマルチキャスト送信期間の閾値とマルチキャスト送信期間の差だけ遅らせ、マルチキャスト送信期間がマルチキャスト送信期間の閾値より大きい場合に、ビーコン送信タイミングをマルチキャスト送信期間の閾値とマルチキャスト送信期間の差だけ早めてもよい。
また、第一のネットワークまたは、第二のネットワークが無線LANの場合、予めマルチキャスト送信期間の最大値を定め、ビーコン送信後、アクセスポイントがバッファするすべてのマルチキャストフレームを送信したとき、マルチキャスト送信期間がマルチキャスト送信期間の最大値に満たない場合に、最大値経過後、帯域割り当てのためのポーリングを開始してもよい。
また、アクセスポイントは、ビーコン毎のマルチキャストフレーム送信期間の平均値を求め、その期間をマルチキャスト送信期間の最大値としてもよい。
また、サブネットワークのうち、第一のネットワークから第二のネットワークへブリッジによって中継されるストリームのための帯域割り当てを、それぞれのネットワークのスケジューラ端末が行う際に、スケジューラ端末のうち、第一のネットワークの帯域制御を行うものが、概ストリームのために割り当てる必要帯域長とスケジューラ端末のうち、第二のネットワークの帯域制御を行うものが、概ストリームのために割り当てる必要帯域長のうち長いものに、ブリッジがストリームの中継時に要する時間だけ加算し、この時間を帯域長として概ストリームに帯域を割り当ててもよい。
また、ブリッジが中継を行うストリームのために、ブリッジが接続する第一のネットワーク、または第二のネットワークで割り当てられた帯域について、第一のネットワークの、どの隣り合う帯域のあいだにも期間Tn=Pos(Dir1×(Ts1+Pos(Dir1×(Txop1’−Txop1)))+Dir2×(Ts2+Pos(Dir2×(Txop2’−Txop2))))より大きい間隔を設けるよう、帯域の割り当てを行ってもよい。ただし、関数Pos(x)は引数xが正の値をとる場合は戻り値x、それ以外の場合は戻り値0をとる関数であり、Dir1は隣り合う帯域のうち前方の帯域を使用するストリームの中継向きにより決まる値であり、概ストリームが第一のネットワークから第二のネットワークへ中継される場合、+1、それ以外の場合は−1となる。同様にDir2は隣り合う帯域のうち後方の帯域を使用するストリームの中継向きにより決まる値であり、概ストリームが第一のネットワークから第二のネットワークへ中継される場合、−1、それ以外の場合は+1となる。Txop1は第一のネットワークにおける隣り合う帯域のうち前方の帯域に割り当てられた時間であり、Txop1’は第二のネットワークにおける隣り合う帯域のうち前方の帯域に割り当てられた時間である。Txop2は第一のネットワークにおける隣り合う帯域のうち後方の帯域に割り当てられた時間であり、Txop2’は第二のネットワークにおける隣り合う帯域のうち後方の帯域に割り当てられた時間である。Ts1は、隣り合う帯域のうち前方の帯域を使用するストリームをブリッジが中継する際に要する処理時間であり、Ts2は、隣り合う帯域のうち後方の帯域を使用するストリームをブリッジが中継する際に要する処理時間である。
また、第一のネットワーク、第二のネットワークにおける、帯域間に挿入されるTnのうち、余剰な期間が減少するよう、割り当てられた帯域の順序を入れ替えてもよい。
以上、説明したように、本発明によるブリッジは、帯域を同期させるネットワークに無線LANなどのマルチキャストフレーム送信期間によってTXOPの周期が変動する可能性があるネットワークが含まれる場合であっても、TXOPの同期を行うことができる。また、本発明によるブリッジは、中継を行うTXOPが複数存在する場合でも、それぞれのTXOPをTwが発生しないよう同期することができる。
従って、本発明によって、中継を行う際にTXOPの到来を待つために発生する遅延時間を短縮し、最良のケースにおいては中継遅延Twをゼロにすることができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図3は、本発明の実施の形態1におけるブリッジ10のブロック図である。図3において、図2と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。また、図5は、本発明の実施の形態1におけるネットワーク2のQoSコントローラ20のブロック図である。
図3において、MCフレームカウント部141は、フレームバッファに格納されたバッファのうち、ブリッジが無線LANネットワーク1に送信するマルチキャストフレームの監視を行う。MCフレームカウント部141は、内部にカウンタを持ち、マルチキャストフレームがフレームバッファに追加されたとき、追加されたマルチキャストフレームのデータ長、送信データレートから、送信に要する時間を計算し、その値をカウンタに加算する。また、フレームバッファに格納されているマルチキャストフレームが無線に送信されたとき、送信されたマルチキャストフレームのデータ長、送信データレートから、送信に要する時間を計算し、その値をカウンタから減算する。
またMCフレームカウント部141は、スケジューラに対して上記カウンタの値を通知する。
図3における拡張スケジューラ140は、図2のスケジューラ130の機能に加え、MCフレームカウント部141から通知されるMCフレーム送信時間をもとに、ビーコン送信タイミングを遅延させる機能を有する。
ビーコン送信部は、MCフレーム送信期間の上限(MC_MAX)を予め持ち、本来のビーコン送信タイミングが来たとき、MCカウント部が表示する時間が上記上限を超えない場合は、その差分だけビーコン送信を遅らせる。
上記の構成では、スケジューラ130を拡張スケジューラ140に置き換えフレームバッファ103と拡張スケジューラ140の間に上記動作を行うMCカウント部141を構成することにより、無線LANでマルチキャストフレームの送信レートが変動した場合でも、ストリームのために割り当てられる帯域の開始タイミングが変化することなく、無線LAN、PLC間で同期したTXOPを設定することができる。
以下に、本発明によるブリッジ10を含む図1のようなネットワークにおいて、無線LANにマルチキャスト送信時間が変動した場合、ブリッジ10が、無線LANにおける帯域の開始タイミングを一定に保ち、中継遅延Twを発生させずストリームを中継する動作について説明する。
ここでは、端末11から端末22にストリームAを送信する場合について説明する。
まず、ネットワーク1、ネットワーク2のスケジューリング間隔の同期を行う。ここでネットワーク2はPLCであり、スケジューリング間隔であるビーコン間隔は固定である。
そこで、ネットワーク1のビーコン間隔をネットワーク2のビーコン間隔の整数倍に設定し、さらにネットワーク1のスケジューリング間隔であるポーリング間隔をPLCのビーコン周期と同じ周期にする。
ここで、ネットワーク1とネットワーク2のスケジューリング間隔の間、ネットワーク1におけるTXOPとネットワーク2におけるTXOPを同期させるスケジューリングを行い、以降のスケジューリング間隔の間でも、同一のスケジューリングを繰り返すことで、継続して同期したTXOPを実現できる。
次に、ストリームを送信するための帯域の確保を行う。端末11は端末22宛に、ストリームの送信開始に先立って、帯域予約フレームを送信する。このフレームには要求送信レート、ストリームの識別子(ここでは宛先、送信元IPアドレスとポート番号)が設定されており、端末11は、このフレームの送信時にまず、帯域確保要求を行うため、無線APであるブリッジに対してADD−TSフレームを送信する。このときADD−TSのTCLAS Sフィールドにストリームの識別情報(A)を設定しておく。帯域確保要求がAPによって受理されると、端末11は、送信ストリーム管理テーブルにストリームの識別情報(A)と、確保された帯域の識別子(TID)を関連付けて保持する。端末11は上記帯域確保、テーブル更新が完了すると、この帯域予約フレームをブリッジ10に送信する。
ブリッジ10は、まず端末11からの帯域確保要求に対し、拡張スケジューラ140において、帯域の割り当てを許可すると同時に、スケジューリングテーブル132に、帯域の情報を格納する。また、追加された帯域の通信の向きがアップリンクであることから、ブリッジ10は帯域確保要求のTCLASSに設定されたストリーム識別情報(A)と、帯域の識別子(TID)を受信ストリーム管理テーブルに関連付けて保持する。
次にブリッジ10は、端末11から帯域予約フレームを受信すると、このフレームを端末22が接続するネットワーク2に中継する。ブリッジ10は、ネットワーク2へ帯域予約フレームの送信時に、ネットワーク2のQoSコントローラ20に対し帯域確保要求を行う、ここでQoSコントローラ20のスケジューリング部において、帯域の割り当てを許可すると同時に、スケジューリングテーブルに、帯域の情報を格納する。ブリッジ10は帯域確保に成功すると、送信ストリーム管理テーブルにストリームの識別情報(A)と確保された帯域の識別子を関連付けて保持する。その後、ブリッジ10は、端末22に対して、帯域確保を行ったことを通知する。
通知内容は、確保を行った帯域のIDと、ストリームの識別子(A)を含む。もしここで、端末22がブリッジである場合、受信ストリーム管理テーブルを更新するためにこの通知を使用するが、端末22はエンド端末であるため、ここではこのフレームは何も効果を持たない。もし予め、ブリッジ10が、端末22はブリッジでないことを予め知っていた場合、この通知は省略しても良い。ブリッジ10は帯域確保に成功すると、端末22にフレームを送信する。端末22はフレームを受信すると、端末11〜端末22間の帯域予約が完了したことを通知するため帯域予約フレームを、端末11に折り返す。
ここで、無線、PLCの各ネットワークで帯域確保が完了しており、QoSコントローラ20は、ビーコンにスケジューリング情報を載せて送信を開始し、ブリッジ10は、ポーリングを開始している。
次に、無線LANとPLCのTXOPの同期を行う。
まず、ブリッジ10のスケジューリング同期部は、無線LANにおけるストリームAのためのTXOPの開始タイミング(スケジューリング周期内で、いつTXOPが開始するか)を確認する。ここで、ブリッジ10は無線APをかねているため、スケジューリング部のスケジューリングテーブルを参照することで、TXOP開始タイミングを知ることができる。ここでは、無線LANのTXOPはひとつだけなので、ポーリング周期の先頭にTXOPが割り当てられている。
同様に、PLCにおけるストリームAのためのTXOP開始タイミングを確認する。これは、PLCのQoSコントローラが送信するビーコンのなかに含まれるスケジューリング情報フィールドを見ればよい。ここでは、無線LAN同様TXOPがひとつだけなので、ビーコン周期の先頭にTXOPがある。
なお、ブリッジと無線APが独立した構成の場合、ブリッジは無線LANがTXOPの割り当てを制御するために送信するポーリングフレームをモニタリングしてもよいし、無線LANにTXOPのスケジューリング情報を要求するフレーム交換を行っても良い。ここで、ブリッジ10の拡張スケジューリング部は、無線LAN、PLCの各帯域の長さが等しく、ブリッジ10がストリームの中継を行う向きが無線LANからPLCのため、無線TXOPが、PLCTXOPに対してブリッジにおける中継時間Tsだけ早くスケジューリングされるよう、無線LANのスケジューリングの変更を行う。
まず、ブリッジ10の拡張スケジューリング部は、無線LANのビーコンの送信タイミングを、PLCの送信タイミングより、(ブリッジにおける中継時間Ts)+(MCフレーム送信期間の最大値MC−MAX)だけ早めるようビーコン送信タイミングの変更を行う。更に、ブリッジ10の拡張スケジューリング部は、ビーコン送信タイミングになったとき、MCフレームカウント部が表示するマルチキャスト送信期間(MC_BUFF)を参照し、時間MC_BUFFに応じてビーコンのタイミングを遅延させる。
時間MC_BUFFがMC−MAXより大きい場合、ブリッジ10の拡張スケジューリング部は即座にビーコンを送信し、続けてMCフレームの送信を開始する。そして、MCフレーム送信開始後、時間MC−MAXが経過したとき、MCフレームの送信を停止し、TXOPのポーリングを開始する。もし、MCフレームの送信途中で、MC−MAXになりそうな場合、そこで、MCフレームの送信を停止し、TXOPのポーリングを開始してもよい。
時間MC_BUFFが、MC−MAXより小さい値を表示した場合、ブリッジ10の拡張スケジューリング部は、ビーコンの送信を(MC_MAX−MC_BUFF)だけ遅延させる。ブリッジ10の拡張スケジューリング部は、遅延させたタイミングでビーコン送信後、続けてMCフレームの送信を開始する。MCフレームの送信が完了したらAPはTXOPのポーリングを開始する。もし、メディアがビジーであった場合など、あらかじめ予測した時間内に、MCフレームの送信が完了しなかった場合でも、ビーコン送信後、時間MC_BUFFが経過した時点でTXOPのポーリングを開始する。ここで送信を行えなかったフレームについては次のビーコン周期で送信を行う。
上記処理によって、TXOP(ポーリング周期)が開始されるのは、常にビーコン周期からMC−MAX経過した後になるため、MCフレームの送信レートの変動があったとしても、常に無線LANとPLCのポーリング周期の同期を行うことができる。
なお、ブリッジ10のスケジューリング同期部は、無線LAN、PLCのTXOPの同期が完了するまで、帯域予約フレームの応答フレームを端末11に返すのを待ってもよい。これにより、端末11は帯域の同期が確実に完了した後に、ストリームの送信を開始することができる。
なお、本実施の形態においては、マルチキャスト送信期間の最大値とバッファされたマルチキャストフレームから予測されるマルチキャスト送信期間の差(MC_MAX−MC_BUFF)に応じてビーコン送信タイミングを遅延させたが、MC_BUFFに応じてビーコン送信タイミングを早めてもよい。
なお、本実施の形態において、ビーコンの送信タイミングを中継遅延Tsと、マルチキャスト送信期間の最大値だけずらし、マルチキャストフレームバッファの量に応じてさらに遅延させたが、ブリッジが中継する向きが常に一定で無線LANからPLCの場合、無線LAN側のビーコンの送信タイミングを中継遅延Tsと、マルチキャスト送信期間の最大値だけ前倒しするだけでもよい。このとき、マルチキャストフレームが最大送信量に満たない場合に、その差分だけブリッジで中継遅延Twが発生するが、Twは常に0〜MC_MAX(マルチキャストフレームが最大送信量)の範囲に収束する。
ネットワーク1,2が独立したスケジューリングを行う場合、Twは0〜SHCED_INT(スケジューリング周期)の範囲をとるため、マルチキャストフレームの送信量の変動が少ない場合や、スケジューリング周期が長い場合などに有効である。
なお、本実施の形態において、マルチキャスト送信期間が変動した場合でも、TXOPの開始タイミングを一定周期にするためにビーコン送信期間を調整させたが、マルチキャスト送信後に一定の期間を設けてからTXOPを開始することでTXOPの開始タイミングを一定周期にしてもよい。例えば、ビーコン送信後、APにバッファされたマルチキャストをすべて送信完了したときマルチキャスト送信期間の最大値が経過していない場合、マルチキャスト送信期間の最大値が経過するのを待ってからTXOPのポーリングを開始することで、TXOPの開始タイミングを常に一定周期にすることができる。
なお、この期間をアクセスポイントは、ブリッジが同期を必要としない他のストリームのためにTXOPをアサインしても良い。また、この期間をアクセスポイントは、マルチキャスト送信後に割り当てられるTXOPの開始を前倒ししてもよい(ただし、このとき終了時間は変更しない)。また、マルチキャスト送信期間の平均時間を統計的に求め、この時間をマルチキャスト送信期間の最大値として適用してもよい。
(実施の形態2)
以下に、本発明によるブリッジ10を含む図1のようなネットワークにおいて、異なる向きのストリームが連続する場合の帯域の同期方法について説明する。
ここでは、端末11から端末22宛のストリームAを中継するための帯域をネットワーク1、ネットワーク2においてそれぞれ確保し、さらに端末22から端末11宛のストリームBを中継するための帯域をネットワーク1、ネットワーク2においてそれぞれ確保した場合について説明する。
ストリームAを送信するための帯域予約は、実施の形態1と同様の手順で行い、説明を省略する。以下にストリームBを送信するための帯域予約の手順について説明する。
まず、端末11は端末22宛に、ストリームの受信に先立って、帯域予約フレームを送信する。このフレームには要求データレート、ストリームの識別子(ここでは宛先、送信元IPアドレスとポート番号)が設定されており、端末11は、このフレームの送信時に、帯域確保要求を行うために、無線APであるブリッジ10に対してADD−TSフレームを送信する。このときADD−TSのTCLASSフィールドにストリームの識別情報(B)を設定しておく。(このとき、帯域はDOWNLINKとして要求される。)帯域確保要求がAPによって受理されると、端末11は、この帯域予約フレームをブリッジ10に送信する。ブリッジ10は、まず端末11からの帯域確保要求に対し、拡張スケジューラ140において、帯域の割り当てを許可すると同時に、スケジューリングテーブル132に、帯域の情報を格納する。
また、追加された帯域の通信の向きがダウンリンクであることから、ブリッジ10は帯域確保要求のTCLASSに設定されたストリーム識別情報(B)と、帯域の識別子(TID)を送信ストリーム管理テーブルに関連付けて保持する。
次にブリッジ10は、端末11から帯域予約フレームを受信すると、このフレームを端末22が接続するネットワーク2に中継する。端末22は帯域予約フレームを受信すると、ネットワーク2のQoSコントローラ20に対し帯域確保要求を行う。ここでQoSコントローラ20のスケジューリング部において、帯域の割り当てを許可すると同時に、スケジューリングテーブルに、帯域の情報を格納する。
端末22は帯域確保に成功すると、送信ストリーム管理テーブルにストリームの識別情報(B)と確保された帯域の識別子を関連付けて保持する。その後、端末22は、ブリッジ10に対して、帯域確保を行ったことを通知する。通知内容は、確保を行った帯域のIDと、ストリームの識別子Bである。ここで、ブリッジ10は、この通知を受信すると、受信ストリーム管理テーブルを更新する。
端末22は、端末11〜端末22間の帯域予約が完了したことを通知するため帯域予約フレームを、端末11に折り返す。ここで、無線、PLCの各ネットワークで帯域確保が完了しており、QoSコントローラ20は、ビーコンにスケジューリング情報を載せて送信を開始し、ブリッジ10は、ポーリングを開始している。このとき従来例1で説明したように、ストリームAの帯域についてはネットワーク1、ネットワーク2で時間同期している。ただし、ストリームBについてはネットワーク1、2で単純にスケジューリングされただけで時間同期していないためこれを同期させる必要がある。
以下にストリームBについて時間同期させる方法について説明する。
ここでは、例として、ネットワーク1、ネットワーク2で、ストリームAにそれぞれ割り当てられたTXOP時間、TxopA、TxopA’はそれぞれ等しい。
同様に、ネットワーク1、ネットワーク2で、ストリームBにそれぞれ割り当てられたTXOP時間、TxopB、TxopB’もそれぞれ等しい場合について説明する。
ブリッジ10のスケジューリング同期部142は、ネットワーク1、ネットワーク2の各TXOPを同期させるために、ブリッジが送信または、受信を行うTXOPについて、すべての隣り合うTXOP間に間隔Tnを設ける。
ここで、Tnは
Tn=Pos(Dir1×(Ts1+Pos(Dir1×(Txop1’−Txop1))+Dir2×(Ts2+Pos(Dir2×(Txop2’−Txop2)))))
で求まる期間である。
ただし、ここで、関数Pos(x)は引数xが正の値をとる場合は戻り値x、それ以外の場合は戻り値0をとる関数であり、Dir1は隣り合う帯域のうち前方の帯域を使用するストリームの中継向きにより決まる値であり、概ストリームが第一のネットワークから第二のネットワークへ中継される場合、+1、それ以外の場合は−1となる。同様にDir2は隣り合う帯域のうち後方の帯域を使用するストリームの中継向きにより決まる値であり、概ストリームが第一のネットワークから第二のネットワークへ中継される場合、−1、それ以外の場合は+1となる。Txop1は第一のネットワークにおける隣り合う帯域のうち前方の帯域に割り当てられた時間であり、Txop1’は第二のネットワークにおける隣り合う帯域のうち前方の帯域に割り当てられた時間である。Txop2は第一のネットワークにおける隣り合う帯域のうち後方の帯域に割り当てられた時間であり、Txop2’は第二のネットワークにおける隣り合う帯域のうち後方の帯域に割り当てられた時間である。Ts1は、隣り合う帯域のうち前方の帯域を使用するストリームをブリッジが中継する際に要する処理時間であり、Ts2は、隣り合う帯域のうち後方の帯域を使用するストリームをブリッジが中継する際に要する処理時間である。
ネットワーク1のストリームAとストリームBのために割り当てられた帯域と帯域の間に設定する間隔は、中継の向きから、Dir1=Dir2=+1、TxopA=TxopA’、TxopB=TxopB’よりTn(ストリームA,ストリームB)=Ts1+Ts2として与えられる。
ブリッジのスケジューリング同期部は、スケジューリング処理部に対しネットワーク1におけるストリームAの帯域とストリームBの帯域の間に、間隔Ts1+Ts2を設けるようスケジューリング変更要求を行う。
ネットワーク2のストリームAとストリームBのために割り当てられた帯域と帯域の間に設定する間隔は、中継の向きから、Dir1=Dir2=−1、TxopA=TxopA’、TxopB=TxopB’よりTn=0として与えられる。なお、一方のネットワークでTnが正の値をとる場合、他方のネットワークにおけるTnは常に0になることを利用しても良い。
ブリッジ10は、無線LANのスケジューリングについて、ストリームAのポーリングを行ってから、期間TxopAだけストリームAに帯域を割り当て、そこから更に時間Tn=Ts1+Ts2だけ経過してからストリームBのポーリングを行う。なお、この期間Tnはブリッジが関係しない他の帯域のために使用しても良いし、ストリームA、またはBのための帯域に対し余剰帯域として割り当てても良い。
(実施の形態3)
以下に、本発明によるブリッジ10を含む図1のようなネットワークにおいて、同じストリームに対し、ネットワーク1とネットワーク2において割り当てられたTXOP期間が異なる場合の帯域の同期方法、さらに、帯域間に設定する期間Tnを、TXOPの順序を入れ替えることにより短縮する方法について説明する。
ここでは、例えば、端末11から端末22宛のストリームAを中継するための帯域をネットワーク1、ネットワーク2においてそれぞれ確保し、端末22から端末11宛のストリームBを中継するための帯域をネットワーク1、ネットワーク2においてそれぞれ確保する。さらに端末12から端末22宛のストリームCを中継するための帯域をネットワーク1、ネットワーク2においてそれぞれ確保した場合について説明する。
ストリームA、Bを送信するための帯域予約は実施の形態1、2と同様の手順で行い説明を省略する。以下に、ストリームCを送信するための帯域予約の手順について説明する。
まず、端末22は端末12宛に、ストリームの受信に先立って、帯域予約フレームを送信する。このフレームには要求データレート、ストリームの識別子(ここでは宛先、送信元IPアドレスとポート番号)が設定されており、端末22はこのフレームをブリッジ10に送信する。ブリッジ10は、端末22から帯域予約フレームを受信すると、ネットワーク2のQoSコントローラ20に対し帯域確保要求を行う。ここで、QoSコントローラ20のスケジューリング部において、帯域の割り当てを許可すると同時に、スケジューリングテーブルに、帯域の情報を格納する。さらに、ブリッジ10は帯域確保に成功すると、送信ストリーム管理テーブルにストリームの識別情報(C)と確保された帯域の識別子を関連付けて保持する。ブリッジ10は、帯域予約が完了すると帯域予約フレームを端末12に送信する。
端末12は帯域予約フレームを受信すると、帯域確保要求を行うため、無線APであるブリッジ10に対してADD−TSフレームを送信する。このときADD−TSのTCLASSフィールドにストリームの識別情報(C)を設定しておく。このとき、帯域はUPLINKとして要求される。帯域確保要求がAPによって受理されると、端末12は、送信ストリーム管理テーブルにストリームの識別情報(C)と、確保された帯域の識別子(TID)を関連付けて保持する。ブリッジ10は、端末12からの帯域確保要求に対し、スケジューリング部において、帯域の割り当てを許可すると同時に、スケジューリングテーブルに、帯域の情報を格納する。
また、追加された帯域の通信の向きがアップリンクであることから、クラシファイ制御部は帯域確保要求のTCLASSに設定されたストリーム識別子Cと、帯域の識別子(TID)を受信ストリーム管理テーブルに関連付けて保持する。帯域確保要求がAPによって受理されると、端末12は、端末12〜端末22間の帯域予約が完了したことを通知するため帯域予約フレームを端末22に折り返す。ここで、無線、PLCの各ネットワークで帯域確保が完了しており、QoSコントローラ20は、ビーコンに更新されたスケジューリング情報を載せて送信を開始し、ブリッジ10は、更新されたスケジューリングに基づいてポーリングを開始している。
ここで、各ネットワークにおけるTXOP期間が変化した場合について説明する。TXOPの長さはPHYレートに応じて変化する。TXOPの長さは概してPHYレートに反比例する。ただし、TXOPには、フレーム間間隔など、PHYレートとは独立した時間も含まれるため、1フレームあたりのデータボディ長などによって、PHYレートの影響は異なる。また、PHYレートは通信を行う端末の組み合わせによっても異なる。例えば、無線LANの場合、電波状態は端末間の遮蔽物の影響によって異なるため端末の設置位置によって、適用されるPHYレートも異なる。
ここでは、ブリッジ10と端末11の間のPHYレートがPLCのブリッジ10と端末22間のPHYレートより高速で、ブリッジ10と端末12の間のPHYレートがPLCのブリッジ10と端末22間のPHYレートより低速である場合について説明する。
ここでは、PHYレートの変更に伴いストリームAの無線におけるTxopA=4ms、PLCにおけるTxopA’=7ms、ストリームBの無線におけるTxopB=3ms、PLCにおけるTxopB’=6ms、ストリームCの無線におけるTxopC=5ms、PLCにおけるTxopC’=3msまた中継遅延Tsはすべて0.5msの場合を例に説明する。
このとき、ネットワーク1におけるTnはこのときTn(A,B)=6ms、Tn(B,C)=0msとなり、ネットワーク2におけるTnはこのときTn(A’,B’)=0ms、Tn(B’,C’)=3msとなり、ネットワーク1、2の各帯域間にこれらの間隔を設定することで、中継遅延Twを無くすことができる。
なお、ここで、PHYレートの変更に伴うTXOPの更新は、送信端末がブリッジ10またはQoSコントローラに変更要求を行っても良いし、ブリッジまたはQoSコントローラが自動的にTXOPを更新しても良い。ただし、このときネットワーク1、2で余剰帯域として計9ms消費する。以下に、TXOPの順序を入れ替えることでこの余剰帯域を低減させる手順について説明する。
例えば、ここでスケジューリングを変更し、B⇒A⇒Cに変更した場合のTnを求めると、ネットワーク1におけるTnはこのときTn(B,A)=1ms、Tn(A,C)=0msとなり、ネットワーク2におけるTnはこのときTn(B’,A’)=0ms、Tn(A’,C’)=0msとなり余剰帯域は1msに短縮される。従ってブリッジは帯域順序を変更することによって、各ネットワークのメディアの利用効率を改善することが可能である。ここで、帯域順序の選択方法については、すべてのスケジューリングの順番に対して余剰帯域となるTnを求め、そのうちTnが最小になる順序を選択する方法などが考えられる。
本発明によるブリッジ10は、自身のスケジューリング処理部のスケジューリングテーブルを変更することで無線LANネットワーク1のスケジューリング順序をA⇒B⇒CからB⇒A⇒Cに変更し、さらに、PLCネットワーク2のQoSコントローラ20に対し、ネットワーク2のスケジューリング順序をA⇒B⇒CからB⇒A⇒Cに変更するようスケジューリング変更要求フレームを送る。
PLCのQoSコントローラのスケジューリング変更要求処理部は、受信したフレームに基づきPLCのスケジューリングを変更する。
なお、ここでは、余剰期間Tnの短縮のために帯域の順序を入れ替えているが、ブリッジの中継に関係しない帯域を、期間Tnに挿入してもよい。たとえば、帯域の順序がA⇒B⇒Cの場合ネットワーク1でストリームAとBの間に6ms、ネットワーク2でストリームBとCの間に3msの余剰帯域が発生しているが、ここに各ネットワークにおけるブリッジが関係しないストリームの帯域として割り当てても良い。
なお、ここで、帯域の長さはネットワーク1,2のスケジューラ端末の指定する長さのままで、帯域のタイミングをTsずらしているが、ネットワーク1、2の帯域のうち短いほうの帯域の長さを、長いほうの帯域の長さに変更し、さらにネットワーク1、2の帯域の長さに中継時間Tsを加えて、ネットワーク1、2の帯域のタイミングを全く同一にしても良い。
この方法だと、実施の形態のように、余剰帯域の発生を抑制することはできないが、簡易な実装で遅延の発生を抑制することができるため、帯域に余裕がある場合や、ネットワーク1、2の帯域の長さが常にほぼ同一で、Tsの時間が十分に短い場合などには、この方法が有効である。
本発明にかかるスケジューリング同期方法は、送受信端末間に複数のブリッジが存在する場合であっても、これらを本発明によるブリッジを適用することで、ブリッジが一つのときと同じ効果が得られることは同業者にとって容易に類推可能である。
従って、宅内ネットワークや、拠点間の中継においても応用可能である
従来のブリッジによるネットワークの構成図 従来のブリッジの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態におけるブリッジの構成を示すブロック図 ブリッジの送信ストリーム管理テーブル構成例を示す図 本発明の実施の形態におけるPLCネットワークのQoSコントローラのブロック図
符号の説明
1 無線LANネットワーク
2 PLCネットワーク
10 無線LANのアクセスポイント(ブリッジ)
11,12 無線LAN端末
20 PLCのQoSコントローラ
22 PLC端末
101 従来技術によるブリッジの中継部
102 従来技術によるブリッジのブリッジテーブル
103 従来技術によるブリッジのフレームバッファ
111 従来技術によるブリッジの無線LAN送信部
112 従来技術によるブリッジの無線LAN受信部
113 従来技術によるブリッジの無線LANクラシファイ制御部
121 従来技術によるブリッジのPLC送信部
122 従来技術によるブリッジのPLC受信部
123 従来技術によるブリッジのPLCクラシファイ制御部
130 従来技術によるブリッジのスケジューラ
131 従来技術によるブリッジのビーコン同期部
132 従来技術によるブリッジのスケジュール管理テーブル
140 本発明の実施の形態におけるブリッジの拡張スケジューラ
141 本発明の実施の形態におけるブリッジのMCフレームカウント部
142 本発明の実施の形態におけるブリッジのスケジューリング同期部
221 本発明の実施の形態におけるQoSコントローラのPLC送信部
222 本発明の実施の形態におけるQoSコントローラのPLC受信部
230 本発明の実施の形態におけるQoSコントローラのスケジューラ
240 本発明の実施の形態におけるQoSコントローラのスケジューリング変更要求処理部

Claims (11)

  1. ブリッジ装置を介してそれぞれ相互接続され、
    少なくとも一つのスケジューラ端末によって、帯域制御が行われる、サブネットワークにおいて、
    前記スケジューラ端末がTXOPを割り当てるタイミングを、ブリッジで中継時の遅延が減少するよう割り当てることを特徴とするスケジューラ端末。
  2. 前記サブネットワークのうち、第一のネットワークから第二のネットワークへブリッジによって中継されるストリームのための帯域割り当てを、それぞれのネットワークのスケジューラ端末が行う際に、
    前記スケジューラ端末のうち、第一のネットワークの帯域制御を行うものは、概ストリームのために割り当てられる帯域の始まるタイミングが
    前記スケジューラ端末のうち、第二のネットワークの帯域制御を行うものによって、概ストリームのために割り当てられる帯域が始まるタイミングに対して、
    前記ブリッジがストリームの中継時に要する時間だけ早く開始されるよう、ビーコン送信タイミングを変更することを特徴とする請求項1記載のスケジューラ端末。
  3. 前記第一のネットワークが無線LANの場合、前記第一のネットワークのビーコン送信タイミングをマルチキャスト送信期間の最大値前倒しすることを特徴とする請求項2記載のスケジューラ端末。
  4. 前記第一のネットワークまたは、前記第二のネットワークが無線LANの場合、
    ビーコン送信前に予めアクセスポイント内の送信バッファ量と送信レートから、マルチキャスト送信期間を求めておき、ビーコン送信タイミングを前記マルチキャスト送信期間だけ前倒しすることを特徴とする請求項2記載のスケジューラ端末。
  5. 前記第一のネットワークまたは、前記第二のネットワークが無線LANの場合、
    予め、マルチキャスト送信期間の最大値を定め、
    ビーコン送信前に、無線LANアクセスポイント内の送信バッファ量と送信レートからマルチキャスト送信期間を求めておき、前記マルチキャスト送信期間が前記最大値より小さい場合に、ビーコン送信タイミングを前記最大値とマルチキャスト送信期間の差だけ遅らせることを特徴とする請求項2記載のスケジューラ端末。
  6. 前記第一のネットワークまたは、前記第二のネットワークが無線LANの場合、
    予め、マルチキャスト送信期間の閾値を定め、
    ビーコン送信前に、アクセスポイント内の送信バッファ量と送信レートから、マルチキャスト送信期間を求めておき、
    マルチキャスト送信期間がマルチキャスト送信期間の閾値より小さい場合に、ビーコン送信タイミングをマルチキャスト送信期間の閾値とマルチキャスト送信期間の差だけ遅らせ、
    マルチキャスト送信期間がマルチキャスト送信期間の閾値より大きい場合に、ビーコン送信タイミングをマルチキャスト送信期間の閾値とマルチキャスト送信期間の差だけ早めることを特徴とする請求項2記載のスケジューラ端末。
  7. 前記第一のネットワークまたは、前記第二のネットワークが無線LANの場合、
    予めマルチキャスト送信期間の最大値を定め、
    ビーコン送信後、アクセスポイントがバッファするすべてのマルチキャストフレームを送信したとき、マルチキャスト送信期間が前記マルチキャスト送信期間の最大値に満たない場合に、最大値経過後、帯域割り当てのためのポーリングを開始することを特徴とする請求項2記載のスケジューラ端末。
  8. 前記アクセスポイントは、ビーコン毎のマルチキャストフレーム送信期間の平均値を求め、その期間を前記マルチキャスト送信期間の最大値として定めることを特徴とする請求項7記載のスケジューラ端末。
  9. 前記サブネットワークのうち、第一のネットワークから第二のネットワークへブリッジによって中継されるストリームのための帯域割り当てを、それぞれのネットワークのスケジューラ端末が行う際に、
    前記スケジューラ端末のうち、第一のネットワークの帯域制御を行うものが、概ストリームのために割り当てる必要帯域長と、
    前記スケジューラ端末のうち、第二のネットワークの帯域制御を行うものが、概ストリームのために割り当てる必要帯域長のうち、
    長いものに、前記ブリッジがストリームの中継時に要する時間だけ加算した時間を帯域長として概ストリームに帯域を割り当てることを特徴とする、請求項2記載のネットワークのスケジューラ端末。
  10. 関数Pos(x)は引数xが正の値をとる場合は戻り値x、それ以外の場合は戻り値0をとる関数であり、
    Dir1は隣り合う帯域のうち前方の帯域を使用するストリームの中継向きにより決まる値であり、概ストリームが第一のネットワークから第二のネットワークへ中継される場合、+1、それ以外の場合は−1となり、
    Dir2は隣り合う帯域のうち後方の帯域を使用するストリームの中継向きにより決まる値であり、概ストリームが第一のネットワークから第二のネットワークへ中継される場合、−1、それ以外の場合は+1となり、
    Txop1は第一のネットワークにおける隣り合う帯域のうち前方の帯域に割り当てられた時間であり、
    Txop1’は第二のネットワークにおける隣り合う帯域のうち前方の帯域に割り当てられた時間であり、
    Txop2は第一のネットワークにおける隣り合う帯域のうち後方の帯域に割り当てられた時間であり、
    Txop2’は第二のネットワークにおける隣り合う帯域のうち後方の帯域に割り当てられた時間であり、
    Ts1は、隣り合う帯域のうち前方の帯域を使用するストリームをブリッジが中継する際に要する処理時間であり、
    Ts2は、隣り合う帯域のうち後方の帯域を使用するストリームをブリッジが中継する際に要する処理時間であるとした場合に、
    ブリッジが中継を行うストリームのために、ブリッジが接続する第一のネットワーク、または第二のネットワークで割り当てられた帯域について、第一のネットワークの、どの隣り合う帯域のあいだにも期間Tn=Pos(Dir1×(Ts1+Pos(Dir1×(Txop1’−Txop1)))+Dir2×(Ts2+Pos(Dir2×(Txop2’−Txop2))))より大きい間隔を設けるよう、帯域の割り当てを行うことを特徴とする、請求項2記載のネットワークスケジューラ端末。
  11. 第一のネットワーク、第二のネットワークにおける、帯域間に挿入される前記Tnのうち、余剰な期間が減少するよう、割り当てられた帯域の順序を入れ替えることを特徴とする請求項10記載のスケジューラ端末。
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