JP2008210728A - 有機el表示装置 - Google Patents

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Kazuhiko Kai
和彦 甲斐
Kaoru Yanagawa
薫 柳川
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永二 松崎
Masahito Ito
雅人 伊藤
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Abstract

【課題】
再現性高く製造できる光取り出し効率の高い有機EL表示装置を提供する。
【解決手段】
第1電極と、第2電極と、前記第1電極と前記第2電極の間に配置された発光層を含む有機層と、前記第1電極と前記第2電極の間に配置された第1絶縁膜と、前記発光層から出射される光を取り出す方向に配置され、前記第1絶縁膜と重なる第2絶縁膜と、前記第2絶縁膜に囲まれた領域に、前記第2絶縁膜と同層に配置された第3絶縁膜と、を備えた有機EL表示装置であって、前記第2絶縁膜と前記第3絶縁膜との屈折率は異なり、前記第3絶縁膜の断面形状が四角形以上の多角形であることを特徴とする有機EL表示装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、有機EL表示装置の光取り出し構造に関する。
有機EL表示装置の光取り出し構造として、特許文献1がある。
特許文献1は、ガラス基板をレンズ形状となる曲面の凹をドライエッチングで加工し、その凹に屈折率の異なる絶縁材料を形成することでレンズを形成することが開示されている。
この構造は側面が曲面となっているか、断面が三角形になっている。
特開2002−260845号公報
従来の技術は、直接曲面をエッチングにより形成しようとするために、このような構造となっている。
しかし、実際にはエッチングのガス流量を厳密に制御する必要があり、光学的な曲面を再現することは難しい。
本発明の目的は、再現性が高く、光取り出し効率が高い有機EL表示装置を提案するものである。
上記目的を達成する発明の一つの態様は、次の通りである。
発光層の光出射方向にファイバ構造を備え、ファイバ構造を構成するコアを囲む絶縁膜の断面形状を四角形以上の矩形にした構造がある。
本発明によれば、光取り出し効率の高い有機EL表示装置を再現性高く製造できる。
以下、発光層の光出射方向にファイバ構造を備え、ファイバ構造を構成するコアを囲む絶縁膜の断面形状を四角形以上の矩形で構成する実施例を説明する。
図1に、本発明を用いた実施例1の断面構造を示す。
ガラス基板の上に、媒体1を囲むように媒体2が形成されている。
これらの媒体1と媒体2の上面を覆うように、ITOで構成された画素電極が形成されている。
さらに、このITOの外縁を覆うように、絶縁膜(例えばSiNや有機絶縁膜)で構成されたバンクが形成され、バンクの上層に発光層を含む有機層と、各画素電極を共通にアルミニウムで覆った共通電極を備えている。
バンクは、図1の下図で示すように、画素電極の外縁を覆うように、有機層/共通電極の積層構造との間に配置されている。
この構造の媒体2は屈折率1.5の二酸化シリコンで構成され、媒体1は屈折率2.0の窒化シリコンで構成されているので、これらの媒体は光ファイバ構造となっている。
光は屈折率の違いから、画素の中央方向に出射方向を変えるので、基板内で閉じ込められる量が減り、光取り出し効率が高まる。
また、後述するが、媒体2が四角形以上の矩形断面を備えているので、再現性高く製造することができる。
ここで、通常のボトムエミッションOLED素子の光取り出し臨界角と実施例1の光ファイバー構造を適応した場合のOLED素子発光部からの光取り出し臨界角を比較する。
図2に、従来のボトムエミッションOLED素子の光取り出し臨界角を示す。
図3に、光ファイバー構造を適応した場合のOLED素子光取り出し臨界角を示す。
本発明の光ファイバ構造を採用すると、絶縁膜への入射角が従来30°までしか取り出せなかったが、56°まで取り出せるようになり、明らかな優位差がみられる。
図4に、実施例2の断面構造図を示す。
図1との違いは、図1の媒体1と図1の媒体2の上に媒体1をさらに形成している点である。
具体的には、全画素電極とバンクの下層に形成している。
媒体2のバリア性が弱い場合、具体的には、二酸化シリコンは吸湿性が媒体1のSiNよりも高いので、媒体1のSiNを図1の媒体1と図1の媒体2の両方を覆うように形成することで水分やガスに対するバリア性を向上させることができる。また、基板からのイオンの進入も抑制できる。
図5に、実施例3の断面構造図を示す。
図1の構造と違う点は光ファイバ構造の先端、媒体1の先端に曲面を設け、マイクロレンズを形成している点であり、この構造によれば、集光するので光取り出し効率が向上する。なお、この構造は、媒体2をエッチングで形成する際に、オーバーエッチングすることにより形成可能である。
図6に、実施例4の断面構造図を示す。
図1の構造と違う点は、媒体2の側面断面形状を基板に対して逆テーパにしている点であり、この構造によれば、反射光を集める効率が向上する。
図7に、実施例5の断面構造図を示す。
図1の構造と違う点は、媒体2の側面断面形状を基板に対して順テーパにしている点であり、この構造によれば、媒体2への入射光を増やすことができる。実施例4と実施例5のいずれの方が光取り出し効率が高いかは媒体1と媒体2の屈折率差による。
図8に、実施例6の断面構造図を示す。
ガラス基板上に、薄膜トランジスタTFTと、薄膜トランジスタTFT上に形成された絶縁膜と、絶縁膜の上に形成されたアルミニウムの画素電極(反射板と透明電極の組合せでも可)と、画素電極の外縁を覆うバンクと、バンクの上に形成された発光層を含む有機層と、有機層の上層に形成された透明な共通電極とを備えている。
つまり、一般的なトップエミッション型のアクティブマトリクス有機EL表示装置である。
また、この有機EL表示装置は、封止ガラスで封止されているが、この封止ガラスの対向面には、媒体2である二酸化シリコン、媒体1である窒化シリコンの積層膜がこの順番で形成されている。
そして、バンクの対向領域に媒体2である二酸化シリコンが四角形以上の矩形断面となるように形成されている。
トップエミッション型でも同様に光取り出し効率が向上する。
図9に、実施例7の断面構造図を示す。
図8の構造と違う点は、媒体2の上にさらに、媒体2が形成されている点で、高いバリア効果を実現している。
図10に、図1の平面レイアウトの変形例を示す。
発光領域の外側に媒体2の枠が一重に形成され、発光領域に媒体2の枠が二重に形成され、さらに、中央にも配置されている構造である。
図1の平面レイアウトと違う点は、三重の矩形枠(最内矩形は枠ではなく、直線状であるが、簡易的に表記している、)を内包している点である。
図11に、図1の平面レイアウトの変形例を示す。
図10の平面レイアウトと違う点は、中央の線状の媒体2を配置していない点である。
図1の平面レイアウトと違う点は、二重の矩形枠を内包している点である。
図12に、図1の平面レイアウトの変形例を示す。
図1の平面レイアウトと違う点は、画素の短手方向に伸びる媒体2を複数備えている点である。
図13に、図1の平面レイアウトの変形例を示す。
図1の平面レイアウトと違う点は、画素の長手方向に伸びる媒体2が複数あり、発光領域の外側の媒体2と接続されている点である。
図14に、図1の平面レイアウトの変形例を示す。
図12の平面レイアウトと違う点は、画素の短手方向に伸びる媒体2が発光領域の外側の枠状の媒体2と接続されている点である。
図15に、図1の平面レイアウトの変形例を示す。
図1の平面レイアウトと違う点は、画素の斜め方向に伸びる媒体2が複数あり、発光領域の外側の媒体2と接続されている点である。
図16に、図1の平面レイアウトの変形例を示す。
図1の平面レイアウトと違う点は、発光領域の外側しか通らない楕円の媒体2が1本あり、発光領域の内側を通る楕円の媒体2が5本ある点である。
図17に、図1の平面レイアウトの変形例を示す。
図16の平面レイアウトと違う点は、発光領域の内側を通る楕円の媒体2が中央の1本分だけ少ない点である。
図18に、図1の平面レイアウトの変形例を示す。
図1の平面レイアウトと違う点は、発光領域の内側にマトリクス状に、円形の媒体2がある点である。
図19に、図1の平面レイアウトの変形例を示す。
図1の平面レイアウトと違う点は、発光領域の内側にマトリクス状に、矩形の媒体2がある点である。
図20に、図1の平面レイアウトの変形例を示す。
図11の平面レイアウトと違う点は、矩形の媒体2の角を丸くした点である。
図21に、図1の平面レイアウトの変形例を示す。
図12の平面レイアウトと違う点は、矩形の媒体2の角を丸くした点である。
図22に、図1の平面レイアウトの変形例を示す。
図18の平面レイアウトと違う点は、発光領域の外側の外枠の媒体2をなくし、画素に関係なく円形の媒体2を配置した点である。
図23に、図1の平面レイアウトの変形例を示す。
図19の平面レイアウトと違う点は、発光領域の外側の外枠の媒体2をなくし、画素に関係なく矩形の媒体2を配置した点である。
図24に、図1の平面レイアウトの変形例を示す。
図22の平面レイアウトと違う点は、媒体2が行毎に半ピッチずらした点である。
図25に実施例1から実施例22まで共通する媒体1と媒体2に製造フロー図を示す。
まず、基板上に媒体2として二酸化シリコンをプラズマCVDで成膜する。
次に、フォトプロセスでレジストをパターニングする。
次に、レジストパターンを用いて二酸化シリコンをドライエッチングし、媒体2を所定パターンにする。この時、オーバーエッチングすることで、凹部の先端をレンズ曲面とすることも可能である。
次に、媒体1として窒化シリコンをプラズマCVDで成膜する。
次に、CMPを用いて平坦に研磨する。このとき、媒体2の上面を露出させなければ、バリア性の高い構造となる、
本発明を用いた実施例1の断面構造図である。 従来のボトムエミッションOLED素子の光取り出し臨界角を示す図である。 本発明の光ファイバー構造を適応した場合のOLED素子光取り出し臨界角を示す図である。 実施例2の断面構造図である。 実施例3の断面構造図である。 実施例4の断面構造図である。 実施例5の断面構造図である。 実施例6の断面構造図である。 実施例7の断面構造図である。 図1の平面レイアウトの変形例を示す図である。 図1の平面レイアウトの変形例を示す図である。 図1の平面レイアウトの変形例を示す図である。 図1の平面レイアウトの変形例を示す図である。 図1の平面レイアウトの変形例を示す図である。 図1の平面レイアウトの変形例を示す図である。 図1の平面レイアウトの変形例を示す図である。 図1の平面レイアウトの変形例を示す図である。 図1の平面レイアウトの変形例を示す図である。 図1の平面レイアウトの変形例を示す図である。 図1の平面レイアウトの変形例を示す図である。 図1の平面レイアウトの変形例を示す図である。 図1の平面レイアウトの変形例を示す図である。 図1の平面レイアウトの変形例を示す図である。 図1の平面レイアウトの変形例を示す図である。 図25は、媒体1と媒体2の製造フロー図である。
符号の説明
ITO・・・画素電極、媒体1・・・屈折率が媒体2よりも高い絶縁膜、媒体2・・・屈折率が媒体1よりも低い絶縁膜、ガラス・・・ガラス基板、アルミ・・・共通電極。

Claims (3)

  1. 第1電極と、
    第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極の間に配置された発光層を含む有機層と、
    前記第1電極と前記第2電極の間に配置された第1絶縁膜と、
    前記発光層から出射される光を取り出す方向に配置され、前記第1絶縁膜と重なる第2絶縁膜と、
    前記第2絶縁膜に囲まれた領域に、前記第2絶縁膜と同層に配置された第3絶縁膜と、
    を備えた有機EL表示装置であって、
    前記第2絶縁膜と前記第3絶縁膜との屈折率は異なり、
    前記第2絶縁膜の断面形状が四角形以上の多角形であることを特徴とする有機EL表示装置。
  2. 請求項1において、
    第1基板と第2基板とを備え、
    前記第1基板は、
    前記第1電極と、前記第2電極と、前記有機層と、前記第1絶縁膜とを備え、
    前記第2基板は、
    前記第2絶縁膜と、前記第3絶縁膜とを備えていることを特徴とする有機EL表示装置。
  3. 請求項1において、
    第1基板と第2基板とを備え、
    前記第1基板は、
    前記第1電極と、前記第2電極と、前記有機層と、前記第1絶縁膜と、前記第2絶縁膜と、前記第3絶縁膜とを備えていることを特徴とする有機EL表示装置。
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