JP2008210580A - 燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】高濃度燃料を使用する燃料電池の出力特性を向上させること。
【解決手段】アノード触媒層と、カソード触媒層と、前記アノード触媒層と前記カソード触媒層との間に配置されるプロトン伝導性膜と、前記アノード触媒層に燃料を供給するための機構とを具備する燃料電池であって、前記アノード触媒層におけるアノード触媒として、25℃水蒸気吸着等温線における相対蒸気圧0.1以上0.2以下での最大の傾きに対する相対蒸気圧0.3以上0.5以下での最大の傾きの比が2以上となるカーボン担体に触媒金属が担持された触媒を用いるもの。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池に係り、特に高濃度燃料を使用するものであって、出力特性に優れた燃料電池に関する。
近年、パーソナルコンピュータ、携帯電話等の各種小型電子機器は半導体技術の発達と共に小型化されており、これらの電源に燃料電池を用いることが試みられている。燃料電池は、燃料と酸化剤とを供給するだけで発電することができ、燃料のみを交換すれば連続して発電できるという利点を有しているため、小型化ができれば小型電子機器の動作に極めて有利なシステムといえる。特に、直接メタノール型燃料電池(DMFC:Direct Methanol Fuel Cell)は、エネルギー密度の高いメタノールを燃料に用い、メタノールから電極触媒上で直接電流を取り出すことができ、改質器も不要なことから、小型電子機器用電源として有望である。
DMFCにおける燃料の供給方式としては、例えば液体燃料を気化させたものをブロア等でDMFC内に送り込む気体供給型、液体燃料をそのままポンプ等でDMFC内に送り込む液体供給型、DMFC内で液体燃料を気化させる内部気化型が知られている。
例えば、内部気化型DMFCとしては、カソード触媒層とアノード触媒層との間にプロトン伝導性膜が配置された膜電極接合体と、液体燃料収容室と、これら膜電極接合体と液体燃料収容室との間に配置され、液体燃料の気化成分のみを透過させる気液分離膜からなる燃料気化層とを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2005/112172号パンフレット
しかしながら、上記内部気化型DMFCを初めとする従来の燃料電池については、濃度が50mol%以上となるような高濃度燃料を使用した場合に、必ずしも出力特性に優れないことがある。例えば、燃料としてメタノールを使用した場合、アノード触媒層では下記反応式(1)に示されるようなメタノールの内部改質反応が進行し、カソード触媒層では下記反応式(2)に示されるような水の発生を伴う反応が進行する。
CHOH+HO → CO+6H+6e …(1)
(3/2)O+6H+6e → 3HO …(2)
ここで、燃料として高濃度のメタノール水溶液あるいは純メタノールを使用した場合、燃料中に含まれる水が少ないか、あるいは全く含まれていないため、内部改質反応に必要な水が不足しやすい。なお、カソード触媒層では水が発生するが、カソード触媒層で発生する水だけでは内部改質反応に必要な水を確保することは困難である。このため、高濃度のメタノール水溶液あるいは純メタノールを使用した場合、内部改質反応における反応抵抗が高くなり、必ずしも出力特性に優れない。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、高濃度燃料を使用する燃料電池の出力特性を向上させることを目的としている。
本発明の燃料電池は、アノード触媒層と、カソード触媒層と、前記アノード触媒層と前記カソード触媒層との間に配置されるプロトン伝導性膜と、前記アノード触媒層に燃料を供給するための機構とを具備する燃料電池であって、前記アノード触媒層におけるアノード触媒として、25℃水蒸気吸着等温線における相対蒸気圧0.1以上0.2以下での最大の傾きに対する相対蒸気圧0.3以上0.5以下での最大の傾きの比が2以上となるカーボン担体に触媒金属が担持された触媒を用いることを特徴としている。
本発明の燃料電池におけるアノード触媒層には導電性を付与するための導電性付与物質が含まれていることが好ましい。このような導電性付与物質としては、例えばカーボンブラック、気相成長法炭素繊維、カーボンナノファイバーまたはカーボンナノチューブが好適なものとして挙げられる。また、カーボンブラックとしては、特にケッチェンブラックが好適なものとして挙げられる。アノード触媒層における導電性付与物質の含有量は、アノード触媒のカーボン担体と導電性付与物質との合計量中、1重量%以上50重量%以下であることが好ましい。
本発明によれば、アノード触媒層におけるアノード触媒として、25℃水蒸気吸着等温線における相対蒸気圧0.1以上0.2以下での最大の傾きに対する相対蒸気圧0.3以上0.5以下での最大の傾きの比が2以上となるカーボン担体に触媒金属が担持された触媒を用いることで、高濃度燃料を使用する燃料電池の出力特性を向上させることができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
以下、本発明の燃料電池について、内部気化型の直接メタノール型燃料電池を例に挙げて説明する。図1は、本発明の燃料電池1を示す断面図である。膜電極接合体(MEA)2は起電部を構成し、カソード触媒層3およびカソードガス拡散層4からなるカソードと、アノード触媒層5およびアノードガス拡散層6からなるアノードと、これらカソードとアノードとの間に配置されるプロトン伝導性膜7とを備えるものである。
カソードガス拡散層4はカソード触媒層3に積層され、かつアノードガス拡散層6はアノード触媒層5に積層されている。カソードガス拡散層4はカソード触媒層3に酸化剤を均一に供給する役割を果たすと同時に、カソード触媒層3の集電体としての役割も果たしている。また、アノードガス拡散層6はアノード触媒層5に燃料を均一に供給する役割を果たすと同時に、アノード触媒層5の集電体としての役割も果たしている。これらカソードガス拡散層4およびアノードガス拡散層6は、例えばカーボンペーパー等から構成されている。
さらに、カソードガス拡散層4にはカソード導電層8が積層され、アノードガス拡散層6にはアノード導電層9が積層されている。これらカソード導電層8およびアノード導電層9は、例えば金等の金属材料からなる多孔質層(例えばメッシュ)とされている。
プロトン伝導性膜7とカソード導電層8との間であって、カソード触媒層3およびカソードガス拡散層4の周囲には、例えば断面がO字状であり、平面形状が矩形枠状のカソードシール材10が設けられている。また、プロトン伝導性膜7とアノード導電層9との間であって、アノード触媒層5およびアノードガス拡散層6の周囲にも、例えば断面がO字状であり、平面形状が矩形枠状のアノードシール材11が設けられている。これらシール材10、11は、膜電極接合体2からの燃料漏れおよび酸化剤漏れを防止するものであり、例えばゴム等の弾性体から構成されている。
膜電極接合体2のアノード側には、液体燃料収容室12が配置されている。液体燃料収容室12には、液体燃料Fとしてメタノール水溶液あるいは純メタノールが収容されている。液体燃料収容室12の開口端には、燃料気化層13として、例えば液体燃料Fの気化成分のみを透過させて、液体成分は透過させにくい気液分離膜が配置されている。ここで、液体燃料Fの気化成分とは、液体燃料Fとして純メタノールを使用した場合には、メタノールの気化成分を意味し、液体燃料としてメタノール水溶液を使用した場合には、メタノールの気化成分と水の気化成分とからなる混合ガスを意味する。
膜電極接合体2と燃料気化層13との間には、樹脂製のフレーム14が積層されている。フレーム14で囲まれた空間は、燃料気化層13を拡散してきた気化燃料を一時的に収容しておく気化燃料収容室15(いわゆる蒸気だまり)として機能する。この燃料気化層13および気化燃料収容室15の透過燃料量抑制効果により、膜電極接合体2への急激な気化燃料の流入が抑制され、燃料クロスオーバーの発生が抑制される。なおフレーム14は、平面形状が格子状となるもので、膜電極接合体2を押えることで変形を抑え、接触抵抗を低減させる役割も担っている。そのため、その材質としては、例えばPEEKの様な耐薬性や強度に優れるエンジニアリング・プラスチックから構成されている。
一方、膜電極接合体2のカソード導電層8上には保湿板16が積層されている。保湿板16は、カソード触媒層3で生成した水の蒸散を抑制する機能を有すると共に、カソードガス拡散層4に酸化剤を均一に導入し、カソード触媒層3への酸化剤の均一な拡散を促進する補助拡散層としての機能も有している。保湿板16上には、酸化剤である空気を取り入れるための空気導入口17aが複数形成された表面層17が積層されている。表面層17は、膜電極接合体2や保湿板16を加圧し、それらの密着性を高める役割も果たしており、例えばSUS304のような金属から構成されている。
アノード触媒層5は、カーボン担体上に触媒金属が担持されたアノード触媒を含むものである。本発明では、このようなアノード触媒におけるカーボン担体として、25℃水蒸気吸着等温線における相対蒸気圧0.1以上0.2以下での最大の傾きに対する相対蒸気圧0.3以上0.5以下での最大の傾きの比が2以上となるものを用いることを特徴としている。なお、以下では「25℃水蒸気吸着等温線における相対蒸気圧0.1以上0.2以下での最大の傾きに対する相対蒸気圧0.3以上0.5以下での最大の傾きの比」のことを単に「水蒸気吸着等温線の傾きの比」と呼ぶ。このような水蒸気吸着等温線の傾きの比を式で表すと、以下のように示される。
Figure 2008210580
図2は、25℃水蒸気吸着等温線の具体例を示したものである。図2中、水蒸気吸着等温線Aは、傾きの比が2以上となる水蒸気吸着等温線の一例であり、具体的には活性炭(クラレケミカル製、商品名)の水蒸気吸着等温線である。一方、水蒸気吸着等温線Bは、傾きの比が2未満となる水蒸気吸着等温線の一例であり、具体的にはケッチェンブラックであるカーボンECP(ライオン製、商品名)の水蒸気吸着等温線である。なお、図2中、横軸は飽和水蒸気圧に対する水蒸気圧の比率である相対蒸気圧(p/p)であり、縦軸は水蒸気吸着量[cm(STP)/g]である。
水蒸気吸着等温線Aについては、相対蒸気圧0.1以上0.2以下の範囲では、傾きがほぼ一定となっており、最大の傾きは60であり、相対蒸気圧0.3以上0.5以下の範囲では、相対蒸気圧0.4以上0.5以下の範囲で傾きが最大となっており、最大の傾きは1065である。従って、水蒸気吸着等温線Aの傾きの比は、17.8となる。一方、水蒸気吸着等温線Bは、相対蒸気圧に関わらず傾きが一定となっており、相対蒸気圧0.1以上0.2以下での最大の傾きと、相対蒸気圧0.3以上0.5以下での最大の傾きとが同じであることから、傾きの比は1となっている。
なお、水蒸気吸着等温線における最大の傾きを測定する部分は、必ずしも水蒸気吸着等温線の直線部分に限られない。すなわち、水蒸気吸着等温線の曲線部分のある点で接線を引いたときに、この接線の傾きが他の曲線部分の接線あるいは直線部分の傾きよりも大きくなる場合には、この接線の傾きを最大の傾きとすることができる。従って、本発明に用いるカーボン担体としては、相対蒸気圧0.3以上0.5以下の範囲に、相対蒸気圧0.1以上0.2以下の範囲における最大の傾きに対して、傾きが2倍以上となる部分が少なくとも存在するものであればよい。
また、水蒸気吸着等温線の傾きの比が2以上となるのは、具体的には相対蒸気圧が0.2を超え、かつ0.5以下の範囲で毛管凝縮現象が発生し、水蒸気吸着量が急激に増加するためである。従って、本発明に用いられるカーボン担体は、少なくとも相対蒸気圧が0.2を超え、かつ0.5以下の範囲で毛管凝縮現象が発生するものであるといえる。
本発明では、アノード触媒のカーボン担体として水蒸気吸着等温線の傾きの比が2以上となるものを用いることで、特に高濃度燃料を使用する燃料電池1の出力特性を向上させることができる。すなわち、一般に高濃度燃料を使用した場合、燃料中に含まれる水が少ないか、あるいは全く含まれないことから内部改質反応に必要な水が不足しやすい。また、一般にカソード触媒層では水が発生するが、このカソード触媒層で発生した水だけでは必ずしも内部改質反応に必要な水を確保することができない。
本発明では、アノード触媒のカーボン担体として水蒸気吸着等温線の傾きの比が2以上となるものを用いることで、このカーボン担体に従来のものに比べて触媒近傍での水濃度を高くすることができ、多くの水を保持させることができる。この保持された水を内部改質反応に利用することで、燃料電池1の出力特性を向上させることができる。
水蒸気吸着等温線の傾きの比が2以上となるカーボン担体が従来のものに比べて水を多く保持できるのは、具体的には燃料電池内の相対蒸気圧が通常0.5以下となっており、また既に説明したように水蒸気吸着等温線の傾きの比が2以上となるものは相対蒸気圧が0.5以下の範囲で毛管凝縮現象が発生し、水蒸気吸着量が急激に増加するため、燃料電池内の水を保持しやすいためである。
本発明では、アノード触媒におけるカーボン担体に従来よりも水が多く保持されることから、保湿層16の水および酸素透過量を従来より大きくすることが可能となり、カソード酸素還元電位を高く保つことが可能となる。さらに、本発明では、カソード触媒層で発生した水をアノード触媒におけるカーボン担体に保持させることができることから、従来、1000時間程度の運転で気化燃料保持室中に希釈燃料が滞留し、気化燃料の拡散性を阻害していたという問題も解決することができる。
本発明に用いられるカーボン担体は少なくとも水蒸気吸着等温線の傾きの比が2以上となっている必要がある。カーボン担体の水蒸気吸着等温線の傾きの比が2未満の場合、内部改質反応に必要な水を十分に保持できず、またカソード触媒層で過剰に発生した水も保持できないおそれがある。なお、カーボン担体の水蒸気吸着等温線の傾きの比は少なくとも2であればよいが、より一層出力特性に優れたものとする観点から、5以上であることが好ましく、10以上であることがより好ましい。
水蒸気吸着等温線の傾きの比が2以上となるカーボン担体としては、例えば活性炭が代表的なものとして挙げられる。ここで、活性炭とは、Nガス吸着特性でI型の吸着等温曲線を示すものである。また、活性炭以外にも、例えば表面処理等を施すことによって水蒸気吸着等温線の傾きの比を2以上としたカーボンブラック、具体的にはケッチェンブラック等も用いることもできる。
水蒸気吸着等温線の傾きの比が2以上となるカーボン担体としては市販されている製品を用いることもでき、例えばGW(クラレケミカル製、商品名、水蒸気吸着等温線の傾きの比=17.8)等を用いることができる。
このようなカーボン担体に担持させる触媒金属としては特に限定されるものではなく、従来のアノード触媒において担持されている触媒金属、例えばPt、Ru、Ir、Os、Pd等の白金族元素の単体、あるいは白金族元素を含有する合金が挙げられる。これらの中でも、特にメタノールや一酸化炭素に対して強い耐性を有するPt−Ru合金やPt−Mo合金等が好適なものとして挙げられる。
本発明のアノード触媒層5は、少なくとも上記したアノード触媒を含むものであればよいが、水蒸気吸着等温線の傾きの比が2以上となるカーボン担体は一般に電子導電性が低く、高電流密度側での電圧損失が大きくなることから、本発明のアノード触媒層5には上記したアノード触媒に加え、導電性を付与するための導電性付与物質を含有させることが好ましい。
導電性付与物質としては、例えばカーボンブラック、気相成長法炭素繊維(VGCF)、カーボンナノファイバーおよびカーボンナノチューブの中から選択される少なくとも1種が好適なものとして挙げられる。また、カーボンブラックとしては、特にケッチェンブラックが好適なものとして挙げられる。
アノード触媒層5における導電性付与物質の含有量は、アノード触媒におけるカーボン担体と、導電性付与物質との合計量中、1重量%以上50重量%以下とすることが好ましい。導電性付与物質の含有量が1重量%未満の場合、導電性を向上させる効果が少なく、50重量%を超える場合、水蒸気吸着等温線の傾きの比が2以上となるカーボン担体の含有量が少なくなり、結果として水の保持量が少なくなり好ましくない。
なお、アノード触媒層5には2種以上の導電性付与物質を含有させてもよく、この場合、アノード触媒におけるカーボン担体と、全ての導電性付与物質との合計量中、導電性付与物質の総量が1重量%以上50重量%以下となるようにすることが好ましい。
このようなアノード触媒層5におけるアノード触媒および導電性付与物質は、例えばプロトン伝導性の高分子電解質中に含有された状態となっていることが好ましい。プロトン伝導性の高分子電解質としては、一般にアノード触媒層を構成するものとして用いられているものであれば特に限定されるものではなく、例えばナフィオン(デュポン製、商品名)等のスルホン酸基を有するパーフルオロカーボン重合体、リン酸等の無機酸を炭化水素系高分子化合物にドープさせたもの、一部がプロトン伝導性の官能基で置換された有機/無機ハイブリッドポリマー、高分子マトリックスにリン酸溶液や硫酸溶液を含浸させたプロトン伝導体等の高分子電解質が挙げられる。
膜電極接合体2におけるアノード触媒層5以外のものについては特に限定されるものではなく、従来の燃料電池におけるものと同様なものを用いることができる。すなわち、プロトン伝導性膜7としては、例えばアノード触媒層5に用いられるようなプロトン伝導性の高分子電解質からなる膜が用いられ、具体的にはナフィオン(デュポン製、商品名)、フレミオン(旭硝子製、商品名)に代表されるパーフルオロスルホン酸膜等、一般的に市販されている固体高分子型電解質膜が用いられる
また、カソード触媒層3におけるカソード触媒は、特に限定されるものではなく、従来の燃料電池において用いられているカソード触媒を用いることができる。このようなカソード触媒としては、具体的にはカーボン担体上に触媒金属が担持されたものである。このようなカーボン担体としては、特に限定されるものではないが、例えばケッチェンブラック等のカーボンブラック、気相成長法炭素繊維、カーボンナノファイバーまたはカーボンナノチューブ等が好適なものとして挙げられる。なお、カソード触媒におけるカーボン担体は、アノード触媒におけるカーボン担体のように水蒸気吸着等温線の傾きの比が2以上とされている必要はない。また、このようなカーボン担体に担持される触媒金属としては、例えばPt、Ru、Ir、Os、Pd等の白金族元素の単体、あるいは白金族元素を含有する合金が挙げられる。
さらに、カソード触媒層3におけるカソード触媒は、例えばプロトン伝導性の高分子電解質中に含有されていることが好ましい。プロトン伝導性の高分子電解質としては、一般にカソード触媒層を構成するものとして用いられているものであれば特に限定されるものではなく、例えばナフィオン(デュポン製、商品名)等のスルホン酸基を有するパーフルオロカーボン重合体、リン酸等の無機酸を炭化水素系高分子化合物にドープさせたもの、一部がプロトン伝導性の官能基で置換された有機/無機ハイブリッドポリマー、高分子マトリックスにリン酸溶液や硫酸溶液を含浸させたプロトン伝導体等の高分子電解質が挙げられる。
本発明の燃料電池1に用いられる液体燃料Fとしては、メタノール水溶液または純メタノールが好適なものとして挙げられるが、必ずしもこのようなものに限定されるものではなく、例えばエタノール水溶液や純エタノール等のエタノール燃料、プロパノール水溶液や純プロパノール等のプロパノール燃料、グリコール水溶液や純グリコール等のグリコール燃料、ジメチルエーテル、ギ酸、その他の燃料も用いることもできる。また、液体燃料Fとしては、濃度が50mol%以上となるようなものが好適に用いられるが、必ずしもこのようなものに限られるものではない。
このような燃料電池1では、以下のようにして発電が行われる。まず、液体燃料収容室12内の液体燃料Fであるメタノール水溶液あるいは純メタノールの気化成分が燃料気化層13を拡散し、気化燃料収容室15に収容される。気化燃料収容室15に収容された液体燃料Fの気化成分は、徐々にアノード導電層9、アノードガス拡散層6を拡散して、アノード触媒層5へと供給される。そして、アノード触媒層5に供給された液体燃料Fの気化成分は、以下の反応式(1)に示されるメタノールの内部改質反応を生じさせる。
CHOH + HO → CO + 6H + 6e …(1)
ここで、液体燃料Fとして純メタノールを使用した場合、液体燃料Fからの水の供給がなくなるが、この場合にはプロトン伝導性膜7に含まれている水や、アノード触媒層5に含まれている水、具体的にはアノード触媒における水蒸気吸着等温線の傾きの比が2以上となるカーボン担体に保持されている水、あるいはカソード触媒層3で発生する水を利用して内部改質反応が行われる。
内部改質反応によって生成したプロトン(H)はプロトン伝導性膜7を拡散してカソード触媒層3へと到達する。一方、表面層17の空気導入口17aから取り入れられた空気は、保湿板16、カソード導電層8およびカソードガス拡散層4を順に拡散してカソード触媒層3に供給される。カソード触媒層3では、下記反応式(2)に示される反応によって水が生成する。つまり発電反応が生じる。
3/2O + 6H + 6e → 3HO …(2)
発電反応が進行すると、上記反応式(2)で示される反応によってカソード触媒層3で生成した水が保湿板16へと到達する。この保湿板16に到達した水は保湿板16によって蒸散が阻害されることから、結果としてカソード触媒層3の水分貯蔵量が増加する。そして、カソード触媒層3の水分保持量がアノード触媒層5の水分保持量よりも多くなる結果、浸透圧現象によって、カソード触媒層3からアノード触媒層5への水の移動が促進される。これにより、内部改質反応が促進され、出力特性が向上すると共に、その高い出力特性が長期間にわたり維持される。
また、カソード触媒層3からアノード触媒層5に移動してきた水の一部は、アノード触媒における水蒸気吸着等温線の傾きの比が2以上となるカーボン担体に保持され、以降の内部改質反応において使用される。
本発明の燃料電池1は、アノード触媒層におけるカーボン担体として水蒸気吸着等温線の傾きの比が2以上となるものを用いることを除き、公知の燃料電池の製造方法を採用して製造することができる。
まず、アノード触媒は、例えば以下のようにして製造する。すなわち、水蒸気吸着等温線の傾きの比が2以上となるカーボン担体を白金または白金合金を構成する各金属成分の化合物を含む水溶液またはスラリーと接触させ、この金属化合物またはそのイオンをカーボン担体上に吸着又は含浸させる。そして、スラリーを高速で撹拌しながら適当な固定化剤、例えば水酸化ナトリウム、アンモニア、ヒドラジン、ギ酸、クエン酸、ホルマリン、メタノール、エタノール、プロパノール等の希釈溶液をゆっくりと滴下し、金属塩として、または一部還元された金属微粒子としてカーボン担体上に担持させる。さらに、得られたものを乾燥し、還元ガスあるいは不活性ガス雰囲気下で熱処理を行うことにより、アノード触媒を製造する。
そして、得られたアノード触媒は、例えばプロトン伝導性の高分子電解質の懸濁液と混合し、メタノール、エタノール、プロパノール等のアルコール、およびグリセリン、チレングリコール等で粘度調整を行い、アノード触媒層形成用スラリーとする。また、このアノード触媒層形成用スラリーには、アノード触媒と共に、上記したような導電性付与物質、すなわちケッチェンブラック等のカーボンブラック、気相成長法炭素繊維(VGCF)、カーボンナノファイバーおよびカーボンナノチューブから選ばれる少なくとも1種を含有させることが好ましい。
そして、得られたアノード触媒層形成用スラリーを、アノードガス拡散層6となるカーボンペーパーやカーボンクロス等の導電性多孔質基材に吸引濾過法、スプレー法、ロールコータ法等により塗布し、乾燥させて、アノード触媒層5とする。また、必要に応じてアノード触媒層5はプロトン導電性膜7上に直接塗布あるいは熱転写しても良い。なお、このアノードガス拡散層6にアノード触媒層5が形成されたものがアノードである。
また、このようにして得られたアノードは、公知の製造方法により膜電極接合体2とすることができる。すなわち、得られたアノードと公知の製造方法によって製造されたカソードとでプロトン伝導膜7を挟み込んだ後、これらをロールまたはプレスによって熱圧着することで膜電極接合体2を製造することができる。さらに、この膜電極接合体2には、カソード導電層8やアノード導電層9を積層する。そして、液体燃料収容室12上に、燃料気化層13、膜電極接合体2、保湿板16、表面層17等を重ね合わせて一体化することで、図1に示されるような燃料電池1を製造することができる。
次に、本発明について実施例を参照してさらに詳細に説明する。
(実施例1)
カーボン担体としての活性炭GW(クラレケミカル製、商品名、水蒸気吸着等温線の傾きの比=17.8)に、触媒金属としてのPt−Ru合金(Ru60at.%)を担持させて、ナトリウムボロハイドライドを用いて液相還元した後に、475℃、不活性雰囲気下で3時間固溶体化処理を行ってアノード触媒を製造した。なお、この活性炭GWの25℃水蒸気吸着等温線は、図2の水蒸気吸着等温線Aで示されるものである。そして、このアノード触媒をパーフルオロカーボン系プロトン導電性バインダの懸濁液と1−プロパノール、2−プロパノール、グリセリンを混合し、アノード触媒層形成用スラリーを調製した。さらに、このアノード触媒層形成用スラリーをアノードガス拡散層となるカーボンペーパーに塗布し、乾燥させ、アノード触媒層を形成しアノードとした。さらに、このアノードを用いて図1に示されるような膜電極接合体を製造した。
なお、プロトン伝導性膜はナフィオンNRE−212(デュポン製、商品名)とした。また、カソード触媒層は、パーフルオロカーボン系プロトン導電性バインダ中に、カーボンECP(ライオン製、商品名)上にPt合金を担持させたカソード触媒を含有させたものとした。さらに、カソードガス拡散層はカーボンペーパーとした。
(実施例2)
アノード触媒層形成用スラリーの調製において、さらに導電性付与物質としてのアセチレンブラックを添加した以外は実施例1と同様にして膜電極接合体の製造を行った。なお、アノード触媒層におけるアセチレンブラックの含有量は、アノード触媒における活性炭と、アセチレンブラックとの合計量中、10重量%となるようにした。
(実施例3)
アノード触媒層形成用スラリーの調製において、さらに導電性付与物質としてのケッチェンブラックとしてカーボンECP(ライオン製、商品名)を添加した以外は実施例1と同様にして膜電極接合体の製造を行った。なお、アノード触媒層におけるケッチェンブラックの含有量は、アノード触媒における活性炭と、ケッチェンブラックとの合計量中、10重量%となるようにした。
(実施例4)
アノード触媒層形成用スラリーの調製において、さらに導電性付与物質としてのカーボンナノファイバーを添加した以外は実施例1と同様にして膜電極接合体の製造を行った。なお、アノード触媒層におけるカーボンナノファイバーの含有量は、アノード触媒における活性炭と、カーボンナノファイバーとの合計量中、10重量%となるようにした。
(実施例5)
アノード触媒層形成用スラリーの調製において、さらに導電性付与物質としてのカーボンナノチューブを添加した以外は実施例1と同様にして膜電極接合体の製造を行った。なお、アノード触媒層におけるカーボンナノチューブの含有量は、アノード触媒における活性炭と、カーボンナノチューブとの合計量中、10重量%となるようにした。
(比較例1)
アノード触媒層形成用スラリーの調製において、アノード触媒としてTEC61E54DM(田中貴金属工業製、商品名)のみを用いた以外は実施例1と同様にして膜電極接合体の製造を行った。なお、上記TEC61E54DMは、カーボンECP(ライオン製、商品名、水蒸気吸着等温線の傾きの比=1)上にPt−Ru合金(Ru60at.%)が担持されたものである。また、上記カーボンECPの25℃水蒸気吸着等温線は、図2の水蒸気吸着等温線Bで示されるものである。
次に、このようにして製造された実施例および比較例の膜電極接合体を用いて、図1に示されるような燃料電池を製造し、液体燃料収容室内に液体燃料として純メタノールを入れ、実際に発電を行わせて電流−電圧特性を測定した。結果を図3に示す。
図3から明らかなように、アノード触媒のカーボン担体として水蒸気吸着等温線の傾きの比が2以上となるものを用いた実施例1〜5の燃料電池については、カーボン担体として水蒸気吸着等温線の傾きの比が2未満となるものを用いた比較例1の燃料電池に比べ、出力特性に優れていることが認められた。また、特に導電性付与物質として、ケッチェンブラック、カーボンナノファイバーまたはカーボンナノチューブを含有させた実施例3、4、5の燃料電池については特に出力特性に優れていることが認められた。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、上記した説明では、燃料電池の構成として膜電極接合体(MEA)の下部に燃料収容室を有する構造で説明したが、燃料収容部からMEAへの燃料の供給は流路を配して接続された構造であってもよい。また、燃料電池本体の構成としてパッシブ型の燃料電池を例に挙げて説明したが、アクティブ型の燃料電池、さらには燃料供給など一部にポンプ等を用いたセミパッシブ型の燃料電池に対しても本発明を適用することができる。これら構成であっても、上記した説明と同様の作用効果が得られる。MEAへ供給される液体燃料の蒸気においても、全て液体燃料の蒸気を供給してもよいが、一部が液体状態で供給される場合であっても本発明を適用することができる。
本発明の燃料電池の一例を示す断面図。 アノード触媒に用いられるカーボン担体の25℃水蒸気吸着等温線の具体例を示す図。 実施例および比較例に係る燃料電池の電流−電圧特性を示す図。
符号の説明
1…燃料電池、2…膜電極接合体、3…カソード触媒層、4…カソードガス拡散層、5…アノード触媒層、6…アノードガス拡散層、7…プロトン伝導性膜、8…カソード導電層、9…アノード導電層、12…液体燃料収容室、13…燃料気化層、15…気化燃料収容室、A…傾きの比が2以上となる水蒸気吸着等温線、B…傾きの比が2未満となる水蒸気吸着等温線

Claims (6)

  1. アノード触媒層と、カソード触媒層と、前記アノード触媒層と前記カソード触媒層との間に配置されるプロトン伝導性膜と、前記アノード触媒層に燃料を供給するための機構とを具備する燃料電池であって、
    前記アノード触媒層におけるアノード触媒として、25℃水蒸気吸着等温線における相対蒸気圧0.1以上0.2以下での最大の傾きに対する相対蒸気圧0.3以上0.5以下での最大の傾きの比が2以上となるカーボン担体に触媒金属が担持された触媒を用いることを特徴とする燃料電池。
  2. 前記アノード触媒層はカーボンブラックを含み、かつ、前記カーボンブラックの含有量が、前記アノード触媒のカーボン担体と前記カーボンブラックとの合計量中、1重量%以上50重量%以下であることを特徴とする請求項1記載の燃料電池。
  3. 前記カーボンブラックは、ケッチェンブラックであることを特徴とする請求項2記載の燃料電池。
  4. 前記アノード触媒層は気相成長法炭素繊維を含み、かつ、前記気相成長法炭素繊維の含有量が、前記アノード触媒のカーボン担体と前記気相成長法炭素繊維との合計量中、1重量%以上50重量%以下であることを特徴とする請求項1記載の燃料電池。
  5. 前記アノード触媒層はカーボンナノファイバーを含み、かつ、前記カーボンナノファイバーの含有量が、前記アノード触媒のカーボン担体と前記カーボンナノファイバーとの合計量中、1重量%以上50重量%以下であることを特徴とする請求項1記載の燃料電池。
  6. 前記アノード触媒層はカーボンナノチューブを含み、かつ、前記カーボンナノチューブの含有量が、前記アノード触媒のカーボン担体と前記カーボンナノチューブとの合計量中、1重量%以上50重量%以下であることを特徴とする請求項1記載の燃料電池。
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