JP2008206380A - 地中配電用機器作業用防雨具 - Google Patents

地中配電用機器作業用防雨具 Download PDF

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Atsushi Shinohara
敦史 篠原
Akiji Kageyama
章治 景山
Akira Sonoyama
亮 園山
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Abstract

【課題】人員に負担をかけることなく、十分な作業領域を確保でき、また水滴の浸入を防止する効果も十分得られる防雨具を提供することを目的とする。
【解決手段】地中配電用機器2に対する作業において降雨等の悪影響を防ぐための地中配電用機器作業用防雨具1であって、非浸水性のシート6と、前記地中配電用機器2に固定され、前記シート6を前記地中配電用機器2の上部又は上部付近から懸架させる懸架手段5と、所定の重量を有し、前記シート6の懸架される部分に固定される押さえ手段7a,7bとを具備する。前記懸架手段5は、前記地中配電用機器2に固定される固定部材10と、前記固定部材10と摺動可能に連結される可動部材11とを有して構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、地中配電線路の切替等を可能にする機器を収納する地中配電用機器に対して行われる保守点検等の作業時において、その作業領域を降雨、降雪等から保護するための防雨具に関するものである。
路上において、地中配電線路の切替等を可能にする機器を収納する様々な形態の地中配電用機器が設置されている(例えば特許文献1参照)。この地中配電用機器に対しては、人員によって保守点検等の作業がなされているが、降雨時等においてこのような作業する際には、機器内への水滴の浸入を防ぐための多大な配慮が必要となっている。
現状における上記のような防雨対策としては、同行した複数の作業員が傘をさしたり、ビニールシートを地中配電用機器と作業中の作業員とを覆うように手で支持したりすることが主に行われている。
特開平11−146510号公報
しかしながら、上記のような現状における防雨対策では、人員に負担がかかるだけでなく、実際に作業を行う者の十分な作業領域を確保することができず、また機器内への水滴の浸入を防止する効果も薄いという問題がある。
そこで、本発明は、人員に負担をかけることなく、十分な作業領域を確保でき、また水滴の浸入を防止する効果も十分得られる防雨具を提供することを目的とする。
上記課題の解決を図る本発明は、地中配電用機器に対する作業において降雨等の悪影響を防ぐための地中配電用機器作業用防雨具であって、非浸水性のシートと、前記地中配電用機器に固定され、前記シートを前記地中配電用機器の上部又は上部付近から懸架する懸架手段と、所定の重量を有し、前記シートの懸架される部分に固定される押さえ手段とを具備することを特徴とするものである(請求項1)。
この構成によれば、先ず懸架手段を地中配電用機器に固定し、この懸架手段にシートを懸架し、シートの一部を押さえ手段により地上に固定することにより、地中配電用機器に対して作業する際の作業領域を、簡便且つ確実にシートで覆うことが可能となり、機器への水滴の浸入の確実な防止と、作業性の向上とを図ることができる。
また、上記請求項1記載の構成において、前記懸架手段は、前記地中配電用機器に固定される固定部材と、前記固定部材と摺動可能に連結される可動部材とを有して構成されることが好ましい(請求項2)。
この構成により、使用時にはシートで覆う範囲を作業領域に合わせて調節することができると共に、収納時にはコンパクトな形状にすることができる。
また、上記請求項1又は2記載の構成において、前記懸架手段は、前記地中配電用機器の上部に既設されたアイボルトを利用して固定されることが好ましい(請求項3)。
これにより、構成部品の削減や形状の簡素化等を図ることができる。
また、上記請求項1〜3のいずれか1つに記載の構成において、前記固定部材は、前記地中配電用機器から作業領域側へ延出する延出部を有し、前記延出部には、照明手段が設けられていることが好ましい(請求項4)。
これにより、夜間等の作業性を向上させることができる。
また、上記請求項1〜4のいずれか1つに記載の構成において、前記押さえ手段は、前記シートの対面する両端部に固定された棒状の部材であることが好ましい(請求項5)。
この構成により、使用時には風等によるシートのはためきを押さえることができると共に、収納時にはこの押さえ手段にシートを巻き付けてコンパクトな状態にすることができる。
以上のように、本発明によれば、地中配電用機器に対して作業する際の作業領域を、簡便且つ確実にシートで覆うことが可能となり、機器への水滴の浸入の確実な防止と、作業性の向上とを図ることができる。また、懸架手段を固定部材と可動部材とにより構成したことにより、使用時にはシートで覆う範囲を作業領域に合わせて調節することができると共に、収納時にはコンパクトな形状にすることができる。更に、懸架手段の固定を、一般的な地中配電用機器に既設されているアイボルトを利用して行うことにより、構成部品の削減や形状の簡素化等を図ることができる。更にまた、懸架手段の延出部に照明手段を設けたことにより、夜間等の作業性を向上させることができる。また、シートの対面する両端部に棒状の押さえ手段を設けたことにより、使用時には風等によるシートのはためきを押さえることができると共に、収納時にはこの押さえ手段にシートを巻き付けてコンパクトな状態にすることができる。
以下、添付した図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1において、本実施例に係る地中配電用機器作業用防雨具(以下、防雨具と略記する)1の使用状態が示されている。この防雨具1は、地中配電用機器2(内部構造は省略されている)に対して整備等の作業をする際の作業領域Sを、上面及び側面側からシート状の部材で囲うことにより、作業員を降雨、降雪等から守るためのものである。
防雨具1は、懸架手段5、シート6、押さえ手段7a,7bを有して構成される。懸架手段5は、地中配電用機器2に固定され、シート6を懸架するための部材である。シート6は、非浸水性の素材からなり、透明のビニール材等が好適に用いられ、懸架手段5に掛けられて固定される。押さえ手段7a,7bは、シート6の両端にそれぞれ固定された棒状の部材であり、シート6を押さえる重りの役割と、不使用時にシート6を巻き付けて収納する役割とを奏するものである。
懸架手段5は、図2に示すように、固定部材10及び可動部材11を有して構成される。固定部材10は、配電用機器2に固定される板状の部材であり、アイボルト用通孔14、切欠き16、LEDライト17、スイッチ18、電池ボックス19が設けられている。固定部材10は、地中配電用機器2に一般的に常設されているアイボルト15をアイボルト用通孔14に挿通させることにより、配電用機器2の天板22(図1参照)に固定される。切欠き16は、固定部材10の略中央部からアイボルト15が配される側とは反対側の端部まで形成されている。LEDライト17は、固定部材10の裏面(設置時に地表を向く面)側に設置され、同様に固定部材10の裏面に設置された電池ボックス19内の電池を電源として、スイッチ18の操作によりON/OFFされる。また、固定部材10は、配電用機器2の天板22と接する天板固定部25と、天板22と接することなく配電用機器2の前面(配電用機器2の扉23)側に延出される延出部26とに区画される。天板固定部25には、2つのアイボルト15が配置され、その長さAは、一般的な配電用機器2の奥行きである450mm程度であることが好ましい。延出部26には、切欠き16、LEDライト17、スイッチ18、電池ボックス19が配置され、その長さBは500mm程度であることが好ましい。
可動部材11は、固定部材10の延出部26と摺動可能に連結する板状の部材であり、切欠き29が形成されている。この可動部材11及び固定部材10の連結は、それぞれの切欠き29,16を共に貫通するように配された固定ピン30等の固定手段により、可動部材11の上面側及び固定部材10の下面側から締め付けられることによりなされている。使用時には、可動部材11を固定部材10の端部31から作業領域S(図1参照)に対応する長さだけ延出させて固定ピン30により固定する。収納時には、可動部材11をリングナット15にできるだけ近づけて固定ピン30により固定する。可動部材11の長さCは、500mm程度であることが好ましい。
図3において、シート6の裏(設置時に地表を向く側の)面の構造が示されている。このシート6の裏面には、マジックテープ(登録商標)等の固定手段35a,35bが設けられている。一方の固定手段35aは、略S字状に湾曲した形状の帯部材36の一端側37aに設けられ、該帯部材36の他端側37bはシート6の裏面に固定され、一端側37aは自由状態となっている。他方の固定手段35bは、シート6の裏面に固定されている。設置時には、図3中一点鎖線で示す部分を、前記懸架手段5(図2参照)の可動部材11及び固定部材10の延出部26に掛け、これらの部材11,10を帯部材36で巻き付けるようにして両固定手段35a,35bを固着させる。
また、シート6の両端部には、図1に示すように、押さえ手段7a,7bが固定されている。この押さえ手段7a,7bは、円柱形状の部材であり、設置時にシート6が風ではためくのを押さえるために所定の重量が与えられている。一方の押さえ手段7aには、2本のベルト41及びハンドル42が設けられており、各ベルト41の先端部には、マジックテープ(登録商標)等の固定手段43が設けられている。他方の押さえ手段7bには、これらの部材41,42が設けられていない。収納時には、シート6を他方の押さえ手段7bに、一方の押さえ手段7aに接触するまで巻き付けた後、ベルト41により両押さえ手段7a,7bを巻き付けることにより、シート6と押さえ手段7a,7bはコンパクトに収納され、ハンドル42によって運搬しやすい状態となる。
上記構成の防雨具1により、図1に示すように、配電用機器2に対して作業する際の作業領域Sを、シート6で覆うことが可能となり、配電用機器2内への水滴の浸入の確実な防止と、作業性の向上とを図ることができる。本実施例に係る構成によれば、固定部材10の延出部26の長さB及び可動部材11の長さC(図2参照)がそれぞれ500mm程度確保されているので、配電用機器2から最大1m程度の離れた作業領域Sまでカバーすることができる。また、図2に示すように、懸架手段5の延出部26にLEDライト17が設けられていることにより、夜間等の作業性を向上させることができる。更に、懸架手段5を固定部材10と可動部材11とにより構成したことにより、使用時には作業領域Sに合わせた長さにすることができると共に、収納時にはコンパクトにすることができる。更にまた、シート6の両端部に棒状の押さえ手段7a,7bを設けたことにより、使用時には風等によるシート6のはためきを押さえることができると共に、収納時にはこの押さえ手段7a,7bにシート6を巻き付けてコンパクトにすることができる。また、使用時において、シート6に「作業中」等と記載された看板やシール等の標識45を貼付することにより、通行人等に対して注意等を促すことができる。
本実施例に係る地中配電用機器作業用防雨具の使用状態を示す斜視図である。 懸架手段の構造を示す斜視図である。 シートの裏面の構造を示す図である。
符号の説明
1 地中配電用機器作業用防雨具(防雨具)
2 地中配電用機器
5 懸架手段
6 シート
7a,7b 押さえ手段
10 固定部材
11 可動部材
14 アイボルト用通孔
15 アイボルト
17 LEDライト(照明手段)
S 作業領域

Claims (5)

  1. 地中配電用機器に対する作業において降雨等の悪影響を防ぐための地中配電用機器作業用防雨具であって、
    非浸水性のシートと、
    前記地中配電用機器に固定され、前記シートを前記地中配電用機器の上部又は上部付近から懸架させる懸架手段と、
    所定の重量を有し、前記シートの懸架される部分に固定される押さえ手段と、
    を具備することを特徴とする地中配電用機器作業用防雨具。
  2. 前記懸架手段は、
    前記地中配電用機器に固定される固定部材と、
    前記固定部材と摺動可能に連結される可動部材と、
    を有して構成されることを特徴とする請求項1記載の地中配電用機器作業用防雨具。
  3. 前記懸架手段は、前記地中配電用機器の上部に既設されたアイボルトを利用して固定されることを特徴とする請求項1又は2記載の地中配電用機器作業用防雨具。
  4. 前記固定部材は、前記地中配電用機器から作業領域側へ延出する延出部を有し、
    前記延出部には、照明手段が設けられていることを特徴とする請求項2又は3記載の地中配電用機器作業用防雨具。
  5. 前記押さえ手段は、前記シートの対面する両端部に固定された棒状の部材であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の地中配電用機器作業用防雨具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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