JP2008206148A - 基体蛍光マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易且つ低コストに文書に情報を埋め込むシステムを提供する。
【解決手段】基体が提供され(510)、背景色が選択される(520)。通常の照明の下で背景色に対して低いコントラストを示し、UV照明の下で背景色に対して高いコントラストを示すように、マスク用にUVマーク色が選択される(530)。UV照明の下で背景色に対して低いコントラストを示し、通常の照明の下で背景色に対して高いコントラストを示すように、ぼかし色が選択される(540)。ぼかしパターンが選択される(550)。しるしが印刷される(560)。
【選択図】図5

Description

本発明は、ステガノグラフィー(電子迷彩技術)により情報を埋め込む方法及びシステムに係り、より詳しくは、文書及び/又は画像に情報を埋め込むために、基体蛍光マスクに多数の色のオーバレイを用いるシステム及び方法に関する。
現行の偽造予防システムは、主にデジタル画像信号や文書に情報(著作権表示、セキュリティコード、識別データなど)を挿入することを可能とする技術である電子透かしの利用に基づいている。このようなデータは、信号又は信号作成者(氏名、場所など)に関する情報を表すビット・グループとすることができる。画像に透かしを入れる最も一般的な方法は、空間的又は周波数領域で機能し、信号に透かしを入れ又は信号から透かしを除去するために各種空間的及び周波数領域法が利用される。
空間的電子透かしを入れる最も簡単な方法は、グレイスケール又は着色画像において選択された画素の最下位ビットを反転させる方法である。この方法は、画像に人間による修正やノイズのある修正が行われない場合にのみ機能する。堅牢性の高い透かしは、紙に透かしを入れる方法と同様の方法によって画像に埋め込むことができる。このような技術では、透かしシンボルを画像領域に重畳させ、画像の様々な画素値に透かし用の固定強度値を追加する。透かし強度値が大きければ可視的、小さければ不可視的な透かしが得られる。
更に、色分解を利用して空間的な透かしを入れることができる。このアプローチでは、透かしは色帯の1つとしてのみ現れる。このタイプの透かしは通常の視認条件下では微かにしか見えず、検出することは難しい。しかし、印刷又はゼログラフィのために画像の色が分解されると、透かしが直ちに現出する。このため、透かしが色帯から除去されない限りは、当該文書をプリンタで使用することはできない。このアプローチは、ジャーナリストが透かしのない写真を買う前に写真素材業者からのデジタル画像を調査するために商業的に利用している。
別のアプローチは、通常の照明の下では不可視的だが、UV照明の下で現出する、透かしを符号化するために、紫外線(UV)インク・レンダリングを用いるものである。貨幣に利用されることの多い従来的なアプローチは、特別の紫外線(UV)蛍光インクで透かしをレンダリング(render)し、その後、標準UVランプを用いて、提出された文書における透かしの存否を識別するものである。しかし、これらのインクは、採用するにはコストが高く、従って一般的にオフセット印刷においてのみ経済的に実現可能であり、従って、長い印刷操業(long print runs)においてのみ真に利用可能である。更に、これらの材料は、コスト、入手可能性又は物理的/化学的特性の面から、固体インクプリンタのような標準の電子写真又は他の非衝撃式印刷システムに取り込むことが困難であることが多い。このため、例えば償還可能なクーポン(redeemable coupons)などの可変のデータ印刷構成においてはあまり使用されてこなかった。
米国特許出願公開第2005/0078851号明細書 米国特許出願公開第2003/0005304号明細書 米国特許第6373965号明細書 米国特許第7127112号明細書
印刷業界では、特に偽造防止のためにセキュリティマークなどに利用される、蛍光材料インクを紫外線発光源と組み合わせて利用することに関する理解が確立されている。しかし、特にデジタル印刷環境では、一般的な消耗品のみを利用して、簡易且つ低コストで同一の利益を提供する、このような技術に対するアプローチが長い間求められている。
開示される実施形態は、上述の問題について、改善された解決策の例を提供する。これらの例では、光学的増白剤(brightening agent)を含む基体に画像として印刷される、背景色、UVマーク色、及びぼかし(distraction)色を有する基体蛍光マスクの改良された作成方法が示される。該方法は、UVマーク色が、通常の照明の下で背景色に対して低いコントラストを示し、UV照明の下で背景色に対して高いコントラストを示すように、マスク用に1つ以上のUVマーク色を選択することを含む。更に、ぼかし色が、UV照明の下で背景色に対して低いコントラストを示し、通常の照明の下で背景色に対して高いコントラストを示すように、1つ以上のぼかし色が選択される。更に、1つ以上のぼかし色からなるぼかしパターンが選択される。
別の実施形態では、印刷文書に情報を埋め込むために基体上に画像として印刷される基体蛍光マスクを作成するシステムが開示される。基体蛍光マスクは、少なくとも1つの背景色と、少なくとも1つのUVマーク色と、少なくとも1つのぼかし色とを含む。該システムは、光学的増白剤を含む基体に蛍光マスク画像を印刷するためのデジタル印刷装置を含む。1つ以上のUVマーク色は、通常の照明の下で背景色に対して低いコントラストを示し、UV照明の下で背景色に対して高いコントラストを示すように選択される。ぼかし色は、UV照明の下で背景色に対して低いコントラストを示し、通常の照明の下で背景色に対して高いコントラストを示すように選択される。1つ以上のぼかし色からぼかしパターンが形成される。
別の実施形態では、印刷文書に情報を埋め込むために、光学的増白剤を含む基体上に画像として印刷される基体蛍光マスクが開示される。基体蛍光マスクは、少なくとも1つの背景色、少なくとも1つのUVマーク色、及び少なくとも1つのぼかし色を含む。UVマーク色は、通常の照明の下で背景色に対して低いコントラストを示し、UV照明の下で背景色に対して高いコントラストを示すように特定される。ぼかし色は、UV照明の下で背景色に対して低いコントラストを示し、通常の照明の下で背景色に対して高いコントラストを示すように特定される。更に、少なくとも1つのぼかし色から形成されるぼかしパターンが特定される。
更に別の実施形態において、コンピュータ可読プログラムコードが埋め込まれたコンピュータ可読記憶媒体が開示される。該コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムコードがコンピュータにより実行されると、コンピュータに基体蛍光マスクの作成方法ステップを実行させる。基体蛍光マスクは、1つ以上の背景色と、1つ以上のUVマーク色と、1つ以上のぼかし色とを含み、光学的増白剤を含む基体上に画像として印刷される。該方法は、背景色を選択すること、及び、UVマーク色が、通常の照明の下で背景色に対して低いコントラストを示し、UV照明の下で背景色に対して高いコントラストを示すように、マスク用にUVマーク色を選択することを含む。更に、ぼかし色が、UV照明の下で背景色に対して低いコントラストを示し、通常の照明の下で背景色に対して高いコントラストを示すように、1つ以上のぼかし色が選択される。更に、ぼかし色からなる1つ以上のぼかしパターンが選択される。
説明を明確にするため、以下の用語の定義を行う。

色は、レッド、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルー、又はパープル(あるいは、連続体の1点)などのような一般的な色名の一つに応じた属性を有して現出するか否かを示す色調、色調の明白さの度合を示す彩度、及びある領域が明るさを示す度合を示す輝度の3つの主な知覚的属性によって固有に表現することができる。見るために対象物を照らす発光源は、一般的にそれぞれの発光スペクトルにより特徴付けられ、また、度合は低いものの、黒体放射体のようなスペクトルを有する発光源の特性に主に関連するそれぞれの色の温度により特徴付けられる。例えば、ハント・アール.ダブリュー.ジー.(Hunt,R.W.G.)の「色の測定(Measuring Colour)」、エリス・ホーウッド(Ellis Horwood)、(1991年)、及び、ビルメイヤー(Billmeyer)及びサルツマン(Saltzman)の「色技術の原理(Principles of Color Technology)」第3版、ロイ・エス.バーンズ(Roy S.Berns)、ジョン・ウィレイ・アンド・サンズ(John Wiley&Sons)(2000年)を参照されたい。
着色剤
材料に色を付与する染料、色素、インク、又はその他の物質。ほとんどの有色トナーなどの着色剤は、2つの主要な物理的現象である吸収と拡散により入射照明から受け取った光の分光分布を変更することにより、色を付与する。色は入射光をスペクトルで選択吸収及び拡散させ、残りの光を透過させることにより生成される。例えば、シアン、マゼンタ及びイエロー着色剤は、スペクトル領域における長波長、中間波長、短波長をそれぞれ選択的に吸収する。ほとんどの有色トナーなどの着色剤は、透過モードで使用可能な染料により色を付与する。他の適切な着色剤は反射モードで使用できる。
蛍光
フォトンの分子吸収により、より長い波長の別のフォトンが放出される光学的現象。通常、吸収されたフォトンは紫外線領域に、発光々は可視範囲にある。
蛍光マーク
通常の光の下では比較的判読が難しく、紫外線光の下では判読可能であるという特性を有する、画像に埋め込まれる透かし。
画像
画像は、2次元フォーマットにマッピングされた画素パターンの配列として表現できる。各画素の画像強度は、画像を表す配列としてストアできる数値に変換される。画像を表す数値の配列は、画像面(image plane)と呼ばれる。単色又は黒白(グレイスケール)画像は、配列内の画素値の位置が画像における画素位置に対応する2次元配列として表される。多色画像は多数の2次元配列により表される。
光源(illuminant)
相対分光分布により特定される入射光エネルギーのソース。
画像面
画像データの2次元的表現。例えば、大文字C、Y、M、Kは、多色画像のシアン、マゼンタ、イエロー及びブラック成分を表す値の2次元配列を示すために用いられる。値の2次元配列は「面」と呼ぶこともできる。例えば、Y面は、画像の全ての位置(画素)におけるイエロー成分を表す値の2次元配列を指す。
複合画像
複数の重層(又は組合せ)着色剤画像面の複合体として形成された画像を表す値の配列である。ソース画像は本願明細書で説明するように符号化でき、得られる画像面を組み合わせて複合画像を形成できる。
画像形成装置
画像の生成、捕捉、レンダリング及び表示を行うことのできる装置。画像データを記憶、転送及び処理する装置を含む。着色画像形成装置は色属性情報を利用することができる。
輝度
特定領域を透過しもしくは特定領域から発せられる、所与の立体角内にある光量を表現する測光基準。輝度は、人間が特定の視認角度から表面を見たときにどの程度光力を知覚するかを示す。従って、輝度は、表面の明るさの現出度合を示す。
セキュリティ文書
偽造又は不正コピーの試みを脆弱化させる、価値を有する紙又は文書。
文書セキュリティを保証するため、透かしを入れる際に蛍光材料インクを紫外線発光源と組み合わせて使用することが知られている。例えば、ベルラー(Berler)の米国特許第3,614,430号、バッハテル(Wachtel)の米国特許第4,186,020号、及びリウ(Liu)の米国特許第5,256,192号を参照されたい。これらの文献の全文の教示を参照によって本願明細書に援用する。しかし、これらの材料はコストが高く、コスト、入手可能性又は物理的/化学的特性の面から、標準の電子写真又は他の非衝撃式印刷システムに取り込むことが困難である。
別のアプローチは、標準的な紙基体に見られる蛍光特性を、トナー付与により適切にマスキングし、個別の画像を、紫外線光の下では見ることができるが、通常の光条件の下では容易に見ることができないようにレンダリングする方法である。このアプローチの一例が、本出願と同じ譲受人に譲渡されたバラ(Bala)らの米国特許出願第11/382,897号「印刷文書に情報を埋め込むための基体蛍光マスク(Substrate Fluorescence Mask for Embedding Information in Printed Documents)」及びバラ(Bala)らの米国特許出願第11/382,869号「印刷文書に情報を埋め込むための基体蛍光マスク(Substrate Fluorescence Mask for Embedding Information in Printed Documents)」に記載されている。当該特許出願の全内容を参照によって本願明細書に援用する。当該特許出願に記載があるように、デジタル印刷に使用される一般的な基体は、蛍光を生ずる光学的増白剤を含有すると言われている。標準的な着色剤はUV誘導放出の効果的なブロッカーとして作用しうる。特に興味深いのは、UV誘導放出の強力な抑制剤であり、通常の照明の下で極めて低輝度コントラストを示すイエロー着色剤である。これは、イエローが可視スペクトルのブルー領域において吸収し、ブルーは知覚輝度に著しくは寄与しないという事実による。
米国特許出願第11/382,897号によると、蛍光透かし(「UVマーク」)は標準的なC、M、Y、K着色剤と、デジタルカラー印刷で使用される標準的な基体とによって基体蛍光を選択的にマスキングすることにより印刷文書に埋め込まれる。このアプローチに伴う難点は、通常の照明の下では一致するが、UV光の下では著しいコントラストを示す2つの色を設計することにある。このことを図1に概念的に示す。図1では、図示の簡略化の目的で、パターン色を表現するために輝度成分(「Y」)のある形式が使用されていると仮定している。標準的な場合、2つの色110及び120は通常の光源(例えば、光源A)において一致する必要があり、色130はUV照明の下で別の色140と比べてかなり明るい。
米国特許出願第11/382,869号に記載されているように、ぼかしパターンは、通常の光の下でのUVマークの可視性をぼやけさせるために利用できる。ぼかしパターンは、色を埋め込むことで光源Aの下では情報を読み取れなくするという仮定の下、2つ以上の色から作成することができる。このことを図2に示す。図2において、4つの色210、220、230、及び240は光源Aの下では概ね一致するが、UV照明の下でははっきりと2つのグループに分けられる。この図では、UVの下では色250、260は色270、280よりも明るい。ぼかしパターンは、ホワイトノイズなどの非構成ランダムパターン、又はチェス盤などの構成パターンを含むことができる。このアプローチに伴う難点は、通常の照明の下でUVマークと背景の間に著しいコントラストが存在すると考えられる状況がありうる点である。これは、特に、通常の発光源(例えば日光)にもある程度のUVが含まれることが多く、注意深く制御したり特徴付けたりできないことに起因する。
本願明細書に記載された暗号化アプローチはUVマークの3つの色の最小セット、すなわち背景色Cb、UVマーク色Cuv、及び以下の特性を有して設計されたぼかし(distraction)色Cdを利用する。通常の光の下では、UVマーク色は背景に混ざるが、ぼかしテキストは背景に対して高いコントラストを示し、従って強度に可視的である。UV光の下では状況は逆転する。ぼかし色が背景に混ざり、UVテキストが高いコントラストを示して強度に可視的となる。これについて図3に示す。図3に示すように、通常の光である光源Aの下では、背景色320及びUVマーク色310に対するぼかしパターン330のコントラストは十分に高いため、光源Aの下でのUVマークと背景が一致する状態での不正確性も、高いコントラストノイズによって実質上マスキングされる。UVの下では状況は逆転し、グループが変更され、「ノイズ」色が効果的に信号に変換される。ここで、ぼかしパターン360と背景色350の間のコントラストは著しくなく、UV色340は容易に可視化される。
図2のアプローチとは対照的に、最低3つの色を定義すればよい。色マッチングに関する要求は事実上厳格でない。同時に、光源Aの下でのぼかし振幅はUV光の下で効果的に除去され、信号対雑音比がより高くなる。本願明細書中に示される3色オーバレイアプローチの更なる利点は、より積極的なぼかしパターンを利用できる点にある。これは、より積極的なぼかしパターンの方がUV照明の下で消滅するためである。ぼかしパターンは意味的内容を伝えるべく選択されてもよい。意味的ぼかしパターンの一例として、文字記号列又はアイコンが挙げられる。この利点は、ユーザが低レベル画像変化よりも意味的ぼかしパターンに注目し、従って通常の光の下ではUVマークに気付きにくく判読しにくい傾向があるという点にある。これによりUVマークの設計における許容差及び堅牢性が高まる。
この概念は、米国特許出願第11/382,869号に教示されるように、空間的モザイクにおいて設計される色のグループ化により、3つの色Cb、Cuv、Cdが置き換えられるように、一般化されることができる。これは、追加のぼかしノイズを導入し、従って通常の光の下でのUVマークの判読性を抑止する役目を果たす。このことを図6に示す。図6に繰り返しパターン、文字、又は文字様オブジェクトからなるぼかしパターン610〜650の一例を示す。当業者には理解されるように、図6に示されたパターンから別のパターンが生じることがある。パターン660により示されるように、厳密な繰り返しパターンではなく、ランダムノイズパターンの使用も可能である。
図4(A)、(B)を参照すると、多数の色のオーバレイを使用する基体蛍光マスクの例示的実施形態が示されている。この実施形態では、背景色Cb(410)は塗り潰しのイエローである。文字記号列「UVMARKS」の符号化に用いられるUVマーク色Cuv(420)は、通常の光の下ではCbに対して低いコントラストを、UV光の下では高いコントラストを生ずるように選択されたイエロー色調である。ぼかし色Cd(430)は通常の光の下ではCbに対して高いコントラストを、UV光の下ではCbに溶け込むように設計されたグレイ(C=M=Y又は純粋なK)色である。ぼかし色Cdは意味的ぼかしパターン、この実施形態では文字記号列「DISTRACT」を生成すべく使用される。
基体蛍光マスクの設計のために実行される特定の方法は、一連のフローチャートに関して後述される各ステップを含む。フローチャートは、該方法がコンピュータ実行命令からなるコンピュータプログラムを構成する実施形態を示す。フローチャートを参照しながら該方法を説明することにより、当業者はコンピューティングシステムで該方法を実行するための命令を含むソフトウエアプログラムを開発できる。このようなプログラムを書く際に使用される言語は、Fortran(フォートラン)、又はC++などのオブジェクトベースの手続き型言語とすることができる。当業者には、本願明細書の開示範囲から逸脱せずに、これらのステップの変更あるいは組合せを行いうることが理解されよう。
ここで図5を参照すると、フローチャートは、本発明の開示に従ったUVマーク作成工程を示している。ステップ510で、適切な印刷基体が提供される。基体は、基体の「白さ」又は「明るさ」を向上させるために光学的増白剤を含む任意の白色又は有色デジタル印刷基体とすることができる。例えば、ディエルケス(Dierkes)らの米国特許第3,900,608号、ストリックラー(Strickler)の米国特許第5,371,126号又はブルクハルト(Burkhardt)の米国特許第6,773,549号を参照されたい。これらの文献の全文の教示を参照によって本願明細書に援用する。紙は、その光沢を数値で表示して販売されることが多い。80以上の範囲の光沢値についてUVマークを設計することに成功した。一般的に、光沢インジケータが高ければ、得られるUVマークの品質が高い。
ステップ520で背景色Cbが選択される。ある例示的実施形態では、色の選択方法は、ユーザがCbを選択すると、残りの2つの色が自動的にCb選択肢から誘導されるように構成される。背景色Cbに適用される制約は、
である。式中、Yはイエロー、Cはシアン、Mはマゼンタ、Kはブラックである。第一の制約は、UVライトの下で、ぼかしテキスト中の所与のレベルのKと一致する十分なイエローが、背景に存在することを保証する。第二の制約は、通常の光の下で、背景が、ブラック(K)テキストに対する視覚的に著しいコントラストを示すに足る明るさを有することを保証する。例えば、図4における背景色は、Y=100%、C+M=0%の極値を使用する。別の実験では、中間の色調混合の他に、様々なグリーン、イエロー及びレッドの色調を示す1セットの21のランダム背景色をアルゴリズムにより生成するために、Threshold1=100%及びThreshold2=70%が利用された。一般に、閾値と背景色は、所与のプリンタ、着色剤及び紙基体の特性についての演繹的な知識に発見的に基づいて選択される。
次いで、ステップ530でUVマーク色が選択される。UVマーク色Cuvは、通常の光の下では背景色Cbに対して低いコントラストを示し、UV光の下では背景色Cbに対して高いコントラストを示す。あるアプローチは、Cbから一定量のイエロー(「ΔY」)を減ずることでCuvを得る。ΔYの大きさは、通常の光の下におけるUVマークの可視度とUV光の下におけるUVマークの可視度との間のトレードオフを決定する。実験では、所与のプリンタ、着色剤及び紙基体に関する適切なトレードオフを生じるのはΔY=25%であると決定された。この量がCbから減算され、Cuvを得る。あるいは、通常の光の下における色差を最小化し、UV輝度差又はコントラストを最大化するCbとCuvの対を得るべく4つの着色剤全てを調整する、より正式な最適化技術を利用できる。ある例示的方法では、選択された背景色Cbから開始し、UVの下におけるCuvとCbの間の輝度差が所定の閾値よりも高いことを条件に、通常の光の下でCuvとCbの色差を最小化する色Cuvを求める。
あるいは、最適化問題により、通常の光の下で色差が所定の閾値を下回ることを条件に、UVの下でCbとの輝度差が最大となる色Cuvを求めるべく公式化できる。最適化問題は、通常の光とUV光の両方の下で測定される場合に得られる印刷色への入力CMYKに関連するプリンタの色特性又はモデルを必要とする。これらのモデルがあるとき、問題は、当該技術で知られているような連続的二次プログラミング又は勾配降下方法などの標準の最適化技術を用いて解決できる。
ステップ540で選択されるぼかし色Cdは、通常の光の下で色味が強い背景Cbに対し強度に際立つようにダークグレイ又はブラックとなるように選択される。また、ぼかしパターンがUV光の下では背景に混ざるため、UV光の下でCdとCbの輝度が一致するようにグレイレベルが選択される。輝度の一致はUV光の下におけるプリンタの輝度反応の特性を通じて得られる。このような特徴付けは、測定ベースの技術、モデルベースの技術、あるいは視覚的な技術によって引き出すことが可能である。ぼかし色Cdは純粋なK、処理着色剤(C=M=Y)、又はこれらの組合せで生成されてもよい。あるいは、ぼかし色は非中性なCMYKの組合せであってもよい。別の実施形態では、米国特許出願第11/382,869号に教示があり、本願明細書において図6を参照しながら議論したように、色Cuv、Cd、及びCbのうち1つ以上は多数の着色剤の組合せを含む空間的モザイクパターンにより置き換えられる。
ステップ550でぼかしパターンが選択される。上記例示的実施形態の3色のシステムは、特別に設計されたフォント(例えば、ぼかしテキストとUVマークテキストをインターリーブするフォント)を用いて実施可能な意味的ぼかしパターンの使用を可能とする。従って、十分な可変データパスはUVマークとぼかしパターンの両方について可能とされる。次いで、選択されたしるしは、ステップ560で画像形成装置によって蛍光基体上に印刷される。
本発明を特定の実施形態を参照しながら説明したが、当業者は更なる変更や改良に気付くであろう。例えば、3色又は色グループは標準的なC、M、Y、Kに加えて他の特別な着色剤を用いても生成できる。このような着色剤の例として、低負荷着色剤(一般的にシアン及びマゼンタ)、オレンジ、グリーン、バイオレットなどが挙げられる。また、OBAを含む有色媒体も利用できる。
従来技術による基体蛍光マスクに関する教示の一実施形態を示す図である。 従来技術による基体蛍光マスクに関する教示の別の実施形態を示す図である。 多色基体蛍光マスクに関する教示を示す図である。 (A)、(B)は、多色基体蛍光マスクの一実施形態を示す図である。 多色基体蛍光マスクを用いて情報を埋め込む方法の一例示的実施形態の概略を示すフローチャートである。 別の例示的ぼかしパターンの例示的実施形態を示す図である。

Claims (4)

  1. 印刷文書に情報を埋め込むために基体上に画像として印刷される基体蛍光マスクを作成するシステムであって、前記基体蛍光マスクは、少なくとも1つの背景色と、少なくとも1つのUVマーク色と、少なくとも1つのぼかし色とを含み、前記システムは、
    デジタル印刷装置と、
    光学的増白剤を含む基体と、
    前記基体蛍光マスク用の少なくとも1つの背景色と、
    通常の照明の下で前記少なくとも1つの背景色に対して低いコントラストを示し、UV照明の下で前記少なくとも1つの背景色に対して高いコントラストを示す、前記基体蛍光マスク用の少なくとも1つのUVマーク色と、
    UV照明の下で前記少なくとも1つの背景色に対して低いコントラストを示し、通常の照明の下で前記少なくとも1つの背景色に対して高いコントラストを示す、少なくとも1つのぼかし色と、
    前記少なくとも1つのぼかし色から形成される、少なくとも1つのぼかしパターンと、
    を含むシステム。
  2. 印刷文書に情報を埋め込むために基体上に画像として印刷される基体蛍光マスクであって、前記基体蛍光マスクは、少なくとも1つの背景色と、少なくとも1つのUVマーク色と、少なくとも1つのぼかし色とを含み、前記基体蛍光マスクは、
    光学的増白剤を含む基体と、
    前記基体蛍光マスク用の少なくとも1つの背景色と、
    通常の照明の下で前記少なくとも1つの背景色に対して低いコントラストを示し、UV照明の下で前記少なくとも1つの背景色に対して高いコントラストを示す、前記基体蛍光マスク用の少なくとも1つのUVマーク色と、
    UV照明の下で前記少なくとも1つの背景色に対して低いコントラストを示し、通常の照明の下で前記少なくとも1つの背景色に対して高いコントラストを示す、少なくとも1つのぼかし色と、
    前記少なくとも1つのぼかし色から形成される、少なくとも1つのぼかしパターンと、
    を含む基体蛍光マスク。
  3. 前記少なくとも1つの背景色、前記少なくとも1つのUVマーク色、及び前記少なくとも1つのぼかし色は、CMYK着色剤、低負荷着色剤、オレンジ、グリーン、及びバイオレットからなる群より選択される少なくとも1つの部材より形成される、請求項2記載の基体蛍光マスク。
  4. CMYK着色剤が付与された前記少なくとも1つの背景色を選択することは、
    前記少なくとも1つの背景色のイエロー成分が、UV照明の下で前記少なくとも1つのぼかし色における特定レベルのブラック又はグレイと一致するように、前記少なくとも1つの背景色に十分なイエローが含まれるように設定される特定の第一の閾値以上であることを要求する第一の制約を適用し、
    前記少なくとも1つの背景色のシアン成分とマゼンタ成分の和が、前記少なくとも1つの背景色が、通常の照明の下でブラック又はグレイのぼかし色に対し視覚的に著しいコントラストを示すに足る明るさを有するように設定される特定の第二の閾値以下となることを要求する第二の制約を適用し、
    前記少なくとも1つの背景色からブラックの存在を排除する第三の制約を適用する、
    ことを含む請求項2記載の基体蛍光マスク。
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