JP2008206076A - 再生装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体に記録されている複数のコンテンツについて、複数のコンテンツに跨って、ダイジェスト再生することができる。
【解決手段】例えば1週間で放送された番組の中で視聴率が高かった番組について、視聴率が高かった部分をダイジェスト再生することができる。図4の例では、4個の番組V1乃至V4がHDD19に記録されている場合において、視聴率に基づいてダイジェスト再生を行うと、番組V2の再生区間M1、番組V3の再生区間M2aおよび再生区間M2b、番組V4の再生区間M3が視聴率が高い部分として、図4の下段に示すようにダイジェスト再生される。本発明はビデオレコーダに適用可能である。
【選択図】図4

Description

本発明は、再生装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、例えば、記録媒体に記録されているテレビジョン番組などの映像や音声からなるコンテンツを要約して再生する場合に用いて好適な再生装置および方法、並びにプログラムに関する。
テレビジョン番組などの映像および音声からなるコンテンツをハードディスクドライブなどに記録し、それを再生する装置の機能として、記録したコンテンツの中から例えば重要なシーンを抜き出してつなぎ合わせて再生する、すなわちそのコンテンツの要約を再生する機能(以下、この機能をダイジェスト再生機能と称する)が存在する。
このダイジェスト再生機能による再生(以下、ダイジェスト再生と称する)では、コンテンツの記録時に、当該コンテンツの、例えば、所定の音声処理の結果得られる盛り上がり度や所定の音声の出力値、所定の画像処理の結果得られるテロップの検出値、所定の顔画像の検出値、所定のシーンの検出値等が、特徴量として記録され、その記録された特徴量に基づき、例えばコンテンツの中の重要なシーンとされるシーンが抜き出されて再生される。
コンテンツの画像データを、その特徴量と所定の閾値により分類し、所定の分類の画像データを表示するようにして、ダイジェスト再生を行う技術が存在する(特許文献1)。
特開2002−344852号公報
しかしながら、従来のダイジェスト再生は、1つのコンテンツ(例えば、1つの番組)について要約を行うものであり、複数のコンテンツを跨いで要約を行うものはない。
具体的には、抜き出されるシーンは、例えば、そのコンテンツ内における重要度に基づくものであり、他のコンテンツのシーンとの比較において決定されるものではない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、複数のコンテンツを跨いで要約を行うことができるようにすることを目的とする。
本発明の一側面の再生装置は、記録媒体に記録されているコンテンツの所定の再生区間を再生する再生装置において、前記記録媒体には、2個以上のコンテンツが記録されており、前記コンテンツの所定の特徴量に応じて、前記2個以上のコンテンツの中から再生区間を決定する再生区間決定手段と、前記再生区間決定手段により決定された前記再生区間を再生する再生手段とを備える。
前記記録媒体に記録されている前記コンテンツの種別情報を取得し、所定の種別情報に対応するコンテンツを検出するコンテンツ検出手段をさらに備え、前記再生区間決定手段は、前記所定の特徴量に応じて、前記コンテンツ検出手段により検出された前記2個以上のコンテンツの中から前記再生区間を決定することができる。
前記所定の種別情報を決定する種別情報決定手段をさらに備えることができる。
前記種別情報決定手段は、ユーザの指定、またはコンテンツの再生履歴に基づいて前記所定の種別情報を決定することができる。
前記所定の特徴量を決定する特徴量決定手段をさらに備えることができる。
前記特徴量決定手段は、ユーザの指定、またはコンテンツの再生履歴に基づいて前記所定の特徴量を決定することができる。
前記再生手段は、前記再生区間を、所定の順番で再生することができる。
前記再生手段は、ユーザの嗜好に応じた順番で、前記再生区間を再生することができる。
前記再生手段は、一度再生された再生区間の再生を制限することができる。
前記再生手段により再生されている前記再生区間の指定を受け付ける受け付け手段をさらに備え、前記再生区間決定手段は、前記受け付け手段により前記指定が受け付けられたとき、再生区間を再決定し、前記再生手段は、前記受け付け手段により前記指定が受け付けられた指定された再生区間以降については再決定した再生区間を再生することができる。
前記再生区間決定手段は、前記所定の特徴量が所定の閾値に対応する区間を前記再生区間とし、前記受け付け手段により前記指定が受け付けられたとき、前記所定の特徴量が他の閾値に対応する区間を前記再生区間とするようにして再生区間を再決定することができる。
本発明の一側面の再生方法は、記録媒体に記録されているコンテンツの所定の再生区間を再生する再生方法において、前記記録媒体には、2個以上のコンテンツが記録されており、前記コンテンツの所定の特徴量に応じて、前記2個以上のコンテンツの中から再生区間を決定する再生区間決定ステップと、前記再生区間決定ステップの処理で決定された前記再生区間を再生する再生ステップとを含む。
本発明の一側面のプログラムは、記録媒体に記録されているコンテンツの所定の再生区間を再生する再生処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記記録媒体には、2個以上のコンテンツが記録されており、前記コンテンツの所定の特徴量に応じて、前記2個以上のコンテンツの中から再生区間を決定する再生区間決定ステップと、前記再生区間決定ステップの処理で決定された前記再生区間を再生する再生ステップとを含む再生処理をコンピュータに実行させる。
本発明の一側面の再生装置、再生方法、またはプログラムにおいては、記録媒体に記録されているコンテンツの所定の再生区間が再生され、前記記録媒体には、2個以上のコンテンツが記録されており、前記コンテンツの所定の特徴量に応じて、前記2個以上のコンテンツの中から再生区間が決定され、前記再生区間が再生される。
本発明の一側面によれば、コンテンツの所定の特徴量に応じて2個以上のコンテンツの中から決定された再生区間を再生するようにして、例えばコンテンツのダイジェスト再生を行うことができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の再生装置は、
記録媒体に記録されているコンテンツの所定の再生区間を再生する再生装置において、
前記記録媒体(例えば、図2のHDD19)には、2個以上のコンテンツが記録されており、
前記コンテンツの所定の特徴量に応じて、前記2個以上のコンテンツの中から再生区間を決定する再生区間決定手段(例えば、図2の再生リスト生成部53)と、
前記再生区間決定手段により決定された前記再生区間を再生する再生手段(例えば、図2の再生制御部54)と
を備える。
本発明の一側面の再生方法、またはプログラムは、記録媒体に記録されているコンテンツの所定の再生区間を再生する再生方法において、または記録媒体に記録されているコンテンツの所定の再生区間を再生する再生処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
前記記録媒体には、2個以上のコンテンツが記録されており、
前記コンテンツの所定の特徴量に応じて、前記2個以上のコンテンツの中から再生区間を決定する再生区間決定ステップ(例えば、図3のステップS5)と、
前記再生区間決定ステップの処理で決定された前記再生区間を再生する再生ステップ(例えば、図3のステップS6)と
を含む。
図1は、本発明を適用したビデオレコーダ1の構成例を示している。ビデオレコーダ1は、受信したテレビジョン番組を録画し、録画した番組を通常に再生することができるとともに、後述するように複数の番組に跨ってダイジェスト再生することができる。なおここでは、テレビジョン番組についてのダイジェスト再生について説明するが、テレビジョン番組に限らず映像や音声からなるコンテンツ全般について本発明を適用することができる。
チューナ部11は、外部のアンテナにより受信された放送電波の入力を受けて、CPU15からの指示に従って所定の搬送周波数の信号を選択し、選択した受信信号に対してQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)復調および誤り訂正処理を施す。そして、チューナ部11は、処理後のトランスポートストリームからビデオストリームおよびオーディオストリームを分離して、CPU15の指示に従ってエンコーダ/デコーダ12やHDD19などに転送する。また、チューナ部11は、トランスポートストリームからEPG(Electronic Program Guide)などのデータ放送用の付加情報、コピー制御情報、暗号化のための鍵データなどのライセンス情報などを分離して、これらをCPU15に転送する。
エンコーダ/デコーダ12は、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式に従ってビデオおよびオーディオのデータの圧縮符号化および伸張復号化処理を行う。
例えば、チューナ部11やHDD19、光ディスクドライブ20、メモリカードI/F21などから供給されたビデオ,オーディオの各符号化データをデコードし、処理後のビデオ,オーディオのデータをそれぞれグラフィックI/F13やオーディオI/F14に出力する。
グラフィックI/F13は、エンコーダ/デコーダ12でデコード処理されたビデオデータを例えばアナログ信号に変換し、外部のテレビジョン受像機などに出力する。
オーディオI/F14は、エンコーダ/デコーダ12でデコード処理されたオーディオデータを例えばアナログ信号に変換して、テレビジョン受像機やオーディオ機器などに出力する。
CPU(Central Processing Unit)15は、ROM(Read Only Memory)16などに格納されたプログラムを実行することにより、ビデオレコーダ1内の各部を統括的に制御する。
例えばCPU15は、番組を録画する際、エンコードされた番組のデジタル符号化データをHDD19に記録させるとともに、番組のタイトル情報と特徴量を検出し、番組毎に、タイトル情報と特徴量のそれぞれのファイルを生成し、HDD19に記録させる。
なおタイトル情報は、例えば、番組のタイトル名、録画日時、ジャンル、および出演者等の番組詳細情報等の情報であって、番組を種別することができる情報であり、EPG等から抽出される。
また特徴量は、番組の、例えば、所定の音声処理の結果得られる盛り上がり度や所定の音声の出力値、所定の画像処理の結果得られるテロップの検出値、所定の顔画像の検出値、およびシーンの切り替わり位置の検出値等の情報である。特徴量を検出するための所定の音声処理や画像処理は、適宜CPU15により実行される。
CPU15は、ダイジェスト再生時において、HDD19に記録されている特徴量に基づいて、記録されているデジタル符号化データの全再生時間の中から再生する所定の再生区間を決定し、HDD19やエンコーダ/デコーダ12等を制御して、決定した再生区間を再生させる。
ROM16には、OS(Operating System)やBIOS(Basic Input/Output System)、アプリケーションプログラム、その他の各種データが予め格納される。
RAM(Random Access Memory)17は、CPU15に実行させるプログラムの少なくとも一部や、このプログラムによる処理に必要な各種データを一時的に記憶する。
不揮発性メモリ18は、例えばEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)などからなり、CPU15に実行させるプログラムや、暗号化や復号などの処理に必要なデータが予め記録される。
HDD19は、長時間のビデオコンテンツのデータを記録することが可能な、例えば100GByteといった比較的大容量の記憶装置であり、CPU15により指定されるコマンドやアドレス情報に基づいてデータの書き込みおよび読み出しの動作を行う。HDD19には、番組のデータや、データ放送用の付加情報などが記録される。また、HDD19には、CPU15により実行されるプログラムや実行に必要なデータなどが記憶されてもよい。
光ディスクドライブ20には、DVDなどの光ディスク20aが装着され、光ディスクドライブ20は、この光ディスク20aを用いてデータの読み取りや書き込みを行う。光ディスク20aには、このビデオレコーダ1、あるいは他の装置において受信された放送コンテンツのデータなどが記録される。
メモリカードI/F21には、フラッシュメモリを内蔵するメモリカード21aが装着され、メモリカードI/F21は、このメモリカード21aを用いてデータの読み取りや書き込みを行う。メモリカード21aには、例えばHDD19などからコピーあるいはムーブされたビデオコンテンツのデータなどが記録される。
入力I/F22は、例えば、図示しないリモートコントローラからの赤外線信号を受信する受信回路や、ユーザが操作するための操作キーなどを具備し、ユーザの入力操作に応じた制御信号をCPU15に対して供給する。
暗号処理回路23は、著作権保護されたビデオコンテンツをムーブする際などに必要となる暗号化,復号の処理を実行する。例えば、HDD19や光ディスク20a、メモリカード21aにビデオコンテンツのデータを記録する際の暗号化処理や、これらからデータを読み出す際の復号処理を実行する。
図2は、ダイジェスト再生処理を実行する場合のCPU15の機能的構成例を示している。
HDD19には、少なくとも2個以上の番組のデータ(図示せず)が記録されているとともに、それらのタイトル情報のファイル(以下、タイトル情報ファイルと称する)19Aと特徴量のファイル(以下、特徴量ファイルと称する)19Bがそれぞれ番組毎に記録されている。
タイトル情報取得部51は、再生リスト生成部53の制御に従って、HDD19に記録されている各番組のタイトル情報ファイル19Aを読み出して、再生リスト生成部53に供給する。
特徴量取得部52は、再生リスト生成部53の制御に従って、HDD19に記録されている特徴量ファイル19Bの中から、所定の番組の特徴量ファイル19Bを取得し、再生リスト生成部53に供給する。
再生リスト生成部53は、タイトル情報取得部51から供給されたタイトル情報ファイル19Aと特徴量取得部52から供給された特徴量ファイル19Bに基づいて、ダイジェスト再生において再生される再生区間を決定し、その再生区間を示す情報からなる再生リストを生成する。再生リスト生成部53は、生成した再生リストを、再生制御部54に供給する。
再生制御部54は、エンコーダ/デコーダ12やHDD19等を制御して、再生リスト生成部53から供給された再生リストに示される再生区間をデコードさせる。
次に図3のフローチャートを参照して、ダイジェスト再生処理を説明する。
ステップS1において、ダイジェスト再生に利用するタイトル情報と特徴量が決定される。
再生リスト生成部53は、例えばダイジェスト再生開始時にユーザの入力I/F22の操作により指定されたタイトル情報や特徴量を、ダイジェスト再生に利用するタイトル情報と特徴量とすることができる。また予め設定されたユーザの嗜好情報や番組の視聴履歴に基づいて、ユーザの嗜好に合ったタイトル情報や特徴量を検出し、それらを、ダイジェスト再生に利用することもできる。
ここでは、所定の1日(例えば、ユーザがダイジェスト再生する日)に放送されたニュース番組について、各ニュース番組のトップニュースをピックアップしてダイジェスト再生するものとし、ニュース番組であることを示すタイトル情報と、映像シーンの切り替わり位置の検出値等の各ニュース番組の放送開始から一定の区間を特定することができる特徴量を、ダイジェスト再生に利用するタイトル情報および特徴量とするものとする。
なおこの例の場合、HDD19には、その日に放送されたニュース番組を含む番組のデータ、およびその番組のタイトル情報ファイル19Aと特徴量ファイル19Bが記録されている。
ステップS2において、再生リスト生成部53は、タイトル情報取得部51を制御して、HDD19に記録されている各番組のタイトル情報ファイル19Aを取得させ、ステップS3において、取得させたタイトル情報ファイル19Aを参照して、ステップS1で決定したタイトル情報を含む番組を検出する。
いまの例の場合、ニュース番組を示すタイトル情報を有する番組(すなわち、ニュース番組)が検出される。
次にステップS4において、再生リスト生成部53は、特徴量取得部52を制御して、HDD19に記録されている特徴量ファイル19Bの中から、ステップS3で検出した番組の特徴量ファイル19Bを取得させる。
いまの例の場合、ニュース番組の特徴量ファイル19Bが取得される。
ステップS5において、再生リスト生成部53は、特徴量取得部52を介して取得した特徴量ファイル19Bの中のステップS1で決定した特徴量に基づいて、ステップS3で検出された各番組から再生区間を決定し、それらの再生区間を示す再生ファイルを生成する。
いまの例の場合、映像シーンの切り替わり位置の検出値等の特徴量に基づいて、各ニュース番組の放送開始から所定の区間が検出され、その区間が再生区間とされ、その再生区間を示す情報が記述された再生リストが生成される。
再生リスト生成部53は、生成した再生リストを再生制御部54に供給する。
ステップS6において、再生制御部54は、HDD19を制御して、再生リストに示される再生区間に対応する番組のデータを読み出させ、エンコーダ/デコーダ12に供給させ、デコードさせる。その結果得られたビデオおよびオーディオデータはそれぞれグラフィックI/F13およびオーディオI/F14に供給され、アナログ信号に変換されて出力される。
以上のようにしてダイジェスト再生が行われる。すなわちいまの例の場合、複数のニュース番組に跨って各ニュース番組のトップニュースがダイジェスト再生される。これによりユーザは、各ニュース番組でのトップニュースを視聴することができるので、例えば、各番組間のトップユースの違いを知ることができる。また重要なニュースは、通常は、各ニュース番組でトップニュースとして取り上げられていることから、ユーザは、重要なニュースを繰り返し視聴することができる。
なお以上においては各ニュース番組のトップニュース部分をダイジェスト再生し、各番組の所定の部分が再生されるようにしたが、例えば各ニュース番組の各再生区間について、再生区間全体における順位付けを行い、上位に位置付けられた再生区間についてのみ再生するダイジェスト再生を行うことができる。この場合、上位に位置付けられたトップニュースのみが再生されるので、各ニュース番組のトップニュースのすべてが再生されるとは限らず、例えばあまり重要でないニュースをトップニュースは再生されない。
また以上においては、所定の日に放送された複数のニュース番組に跨って各ニュース番組のトップニュースをダイジェスト再生する場合を例として説明したが、同様に、録画された、毎週放送された所定のドラマ番組の初回の放送から最終回の放送までの複数の番組に跨って、各番組の導入部分と後半の盛り上がり部分をダイジェスト再生することもできる。
この例の場合、ステップS1において、所定のドラマ番組を示すタイトル情報と、映像シーンの切り替わり位置の検出値やコンテンツの途中に挿入されているコマーシャルメッセージの検出値等の番組の導入部分を特定することができる特徴量や、主役の顔画像や音声の検出値等の盛り上がり部分を特定できる特徴量が、ダイジェスト再生に利用するタイトル情報および特徴量とされる。
このようなタイトル情報と特徴量に基づいて上述したステップS2乃至ステップS6の処理を行うことにより、例えば、毎週放送されている所定のドラマ番組の初回から最終回までの複数の番組に跨って、各番組の導入部分と後半の盛り上がり部分をダイジェスト再生することができる。これによりユーザは、例えばシリーズで放送される番組についてのあらすじを把握することができる。
なお録画されたすべての番組(いまの例では初回の放送から最終回の放送までの番組)についてダイジェスト再生するものとしたが、まだ見ていない所定回の放送分についてダイジェスト再生することもできる。すなわちすでに視聴された部分は再生区間として再生リストに登録しないようにし、一度視聴された部分はダイジェスト再生されないようにすることができる。
また各番組の導入部分と後半の盛り上がり部分をダイジェスト再生し、各番組の所定の部分が再生されるようにしたが、例えば各番組の盛り上がり度について順位付けし、上位に位置付けられた再生区間についてのみ再生するダイジェスト再生を行うこともできる。この場合、上位に位置付けられた再生区間のみが再生されるので、例えばあまり盛り上がなかった回の番組については再生されないことになる。
また以上においては、ユーザにより指定されたタイトル情報や特徴量、またはユーザの履歴情報に基づくタイトル情報や特徴量を、ダイジェスト再生に利用するタイトル情報および特徴量とするようにしたが、例えば所定のサーバから提供される番組の視聴率やインターネット上での出現頻度の高い言葉(以下、トレンドワードと称する)等に対応するタイトル情報や特徴量を用いて、ダイジェスト再生することもできる。
例えば1週間の間に録画された番組について、視聴率が高かった部分をダイジェスト再生することもできる。また1週間の間に録画された番組について、トレンドワードが音声で又はテロップ等で出力される部分をダイジェスト再生することができる。さらに視聴率およびトレンドワードの両方を用いてダイジェスト再生することもできる。
すなわち例えば図4の上段に示すような、1週間の間に録画された4個の番組V1乃至V4について、視聴率に基づくダイジェスト再生を行った場合、視聴率が高かった番組V2の区間M1、番組V3の区間M2aおよび区間M2b、番組V4の区間M3が、それぞれ再生区間として決定され、図4の下段に示すように再生される。
なお番組の視聴率やトレンドワードを所定のサーバから取得する場合、ビデオレコーダ1には、そのサーバと通信する通信部(図示せず)が設けられている。
また以上においては、ダイジェスト再生時に決定された再生区間が一律に再生されたが、例えばダイジェスト再生中のユーザの指定により、指定されたシーンからの再生区間を変更して再生することもできる。
例えば図4の下段に示すようなダイジェスト再生が行われる場合、図5の下段における上向きの矢印が示すように、番組V3の再生区間M2bの区間M2b'再生後に、ユーザが所定の操作を行ったとき、再生区間M2bの残りの区間M2b''を再生するとともに、当初の再生区間とされていなかった、再生区間M2bに続く番組V3の区間M2cが再生区間されて再生されるようにすることができる。すなわちユーザはダイジェスト再生中に所定の操作を行うことにより、その番組(図5の例では、番組V3)のより広い区間について視聴できるようになる。
特徴量と所定の閾値とを比較して、閾値以上の特徴量が得られた範囲を再生区間として決定する場合、ダイジェスト再生中に所定の指定操作がなされたとき、指定された位置以降の再生区間の決定について、特徴量と比較する閾値を例えば低い値に変更し、より広い区間が再生区間として決定されるようにして、再生区間の再決定が行われる。再生リスト生成部53は、再決定した再生区間でダイジェスト再生時に生成した再生リストを変更し、再生制御部54は、変更された再生リストに基づいて、エンコーダ/デコーダ12等を制御してダイジェスト再生を継続する。
なお図5の例では、番組V3についてのみ再生区間が変更されるものとしたが、それ以降の番組V4についてもより広い区間が再生されるように再生区間が変更されるようにすることもできる。また再生区間をより狭い区間が再生されるように変更することもできる。
また以上においては、再生区間が、例えば放送時刻の順番に再生されていたが、放送の順番でなく、例えばユーザの嗜好に合った順番等で再生することもできる。またそのように所定の順番で再生する場合、番組の要約(すなわち所定の再生区間)ではなく番組の全部を再生するが、番組をユーザの嗜好に応じて分割し、その分割区間を、ユーザの嗜好に応じた順番で再生することもできる(以下、このような再生を分割再生と称する)。
例えば図6の上段に示したように、バラエティ番組である番組V11、ニュース番組である番組V12、および英会話の番組である番組V13について分割再生する場合、番組V11は、番組のコーナによって区間M11a,M11b,M11cに分割され、番組V12は、トップニュースの部分である区間M12a、特集の部分の区間M12b、スポーツの部分の区間M12c、そして結びの部分の区間M12dに分割され、番組V13は、その全体を区間M13とするものとする。
そして番組V11の区間M11b、番組V12の区間M12c、番組V12の区間M12a、番組V13の区間M13、番組V11の区間M11a、番組V11の区間M11c、番組V12の区間M12b、そして番組V12の区間M12dの順番で、ユーザの嗜好に合っているものとすると、この例の場合、図6の下段に示すように、その順番で再生される。
図6の例のように分割再生することにより、ユーザの嗜好に合わせてタイトルだけでなくシーンもソートして再生することができる。
従って図6の例では、例えばユーザが23時頃家に帰って来てダイジェスト再生を実行すると、まず好きなバラエティ番組V11のコーナ(区間M11b)を視聴することができ、そしてご飯を食べるころにニュース番組V12のスポーツニュース(区間M12c)、食後の休憩中あたりでニュース番組V12のトップニュース(区間M12a)を視聴することができる。その後、英会話番組V13が再生されるので英会話を勉強することができる。
あとの後の部分はユーザはそれほど興味がないので、例えばテレビはつけっぱなしにしたまま、お風呂に入ったり、電話したり、適当な時間になったらテレビを消して寝るというにすることができる。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図7は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するパーソナルコンピュータの構成の例を示すブロック図である。CPU(Central Processing Unit)201は、ROM(Read Only Memory)202、または記憶部208に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM(Random Access Memory)203には、CPU201が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU201、ROM202、およびRAM203は、バス204により相互に接続されている。
CPU201にはまた、バス204を介して入出力インタフェース205が接続されている。入出力インタフェース205には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部206、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部207が接続されている。CPU201は、入力部206から入力される指令に対応して各種の処理を実行する。そして、CPU201は、処理の結果を出力部207に出力する。
入出力インタフェース205に接続されている記憶部208は、例えばハードディスクからなり、CPU201が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。通信部209は、インターネットやローカルエリアネットワークなどのネットワークを介して外部の装置と通信する。
また、通信部209を介してプログラムを取得し、記憶部208に記憶してもよい。
入出力インタフェース205に接続されているドライブ210は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア211が装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記憶部208に転送され、記憶される。
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム記録媒体は、図7に示すように、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア211、または、プログラムが一時的もしくは永続的に格納されるROM202や、記憶部208を構成するハードディスクなどにより構成される。プログラム記録媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースである通信部209を介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
なお、本明細書において、プログラム記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
本発明を適用したビデオレコーダ1の構成例を示すブロック図である。 ダイジェスト再生を行う場合のCPU15の機能的構成例を示すブロック図である。 ダイジェスト再生処理を説明するフローチャートである。 ダイジェスト再生処理の具体例を示す図である。 ダイジェスト再生処理の他の具体例を示す図である。 分割再生処理の具体例を示す図である。 コンピュータの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
11 チューナ部, 12 エンコーダ/デコーダ, 13 グラフィックI/F, 14 オーディオI/F, 15 CPU, 16 ROM, 17 RAM, 51 タイトル情報取得部, 52 特徴量取得部, 53 再生リスト生成部, 54 再生制御部

Claims (13)

  1. 記録媒体に記録されているコンテンツの所定の再生区間を再生する再生装置において、
    前記記録媒体には、2個以上のコンテンツが記録されており、
    前記コンテンツの所定の特徴量に応じて、前記2個以上のコンテンツの中から再生区間を決定する再生区間決定手段と、
    前記再生区間決定手段により決定された前記再生区間を再生する再生手段と
    を備える再生装置。
  2. 前記記録媒体に記録されている前記コンテンツの種別情報を取得し、所定の種別情報に対応するコンテンツを検出するコンテンツ検出手段をさらに備え、
    前記再生区間決定手段は、前記所定の特徴量に応じて、前記コンテンツ検出手段により検出された前記2個以上のコンテンツの中から前記再生区間を決定する
    請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記所定の種別情報を決定する種別情報決定手段
    をさらに備える請求項2に記載の再生装置。
  4. 前記種別情報決定手段は、ユーザの指定、またはコンテンツの再生履歴に基づいて前記所定の種別情報を決定する
    請求項3に記載の再生装置。
  5. 前記所定の特徴量を決定する特徴量決定手段
    をさらに備える請求項1に記載の再生装置。
  6. 前記特徴量決定手段は、ユーザの指定、またはコンテンツの再生履歴に基づいて前記所定の特徴量を決定する
    請求項5に記載の再生装置。
  7. 前記再生手段は、前記再生区間を、所定の順番で再生する
    請求項1に記載の再生装置。
  8. 前記再生手段は、ユーザの嗜好に応じた順番で、前記再生区間を再生する
    請求項7に記載の再生装置。
  9. 前記再生手段は、一度再生された再生区間の再生を制限する
    請求項1に記載の再生装置。
  10. 前記再生手段により再生されている前記再生区間の指定を受け付ける受け付け手段をさらに備え、
    前記再生区間決定手段は、前記受け付け手段により前記指定が受け付けられたとき、再生区間を再決定し、
    前記再生手段は、前記受け付け手段により前記指定が受け付けられた再生区間以降については再決定した再生区間を再生する
    請求項1に記載の再生装置。
  11. 前記再生区間決定手段は、前記所定の特徴量が所定の閾値に対応する区間を前記再生区間とし、
    前記受け付け手段により前記指定が受け付けられたとき、前記所定の特徴量が他の閾値に対応する区間を前記再生区間とするようにして再生区間を再決定する
    請求項10に記載の再生装置。
  12. 記録媒体に記録されているコンテンツの所定の再生区間を再生する再生方法において、
    前記記録媒体には、2個以上のコンテンツが記録されており、
    前記コンテンツの所定の特徴量に応じて、前記2個以上のコンテンツの中から再生区間を決定する再生区間決定ステップと、
    前記再生区間決定ステップの処理で決定された前記再生区間を再生する再生ステップと
    を含む再生方法。
  13. 記録媒体に記録されているコンテンツの所定の再生区間を再生する再生処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記記録媒体には、2個以上のコンテンツが記録されており、
    前記コンテンツの所定の特徴量に応じて、前記2個以上のコンテンツの中から再生区間を決定する再生区間決定ステップと、
    前記再生区間決定ステップの処理で決定された前記再生区間を再生する再生ステップと
    を含む再生処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012019305A (ja) * 2010-07-07 2012-01-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 映像要約装置,映像要約方法および映像要約プログラム

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